JPH01146092A - 自動貸金庫システム - Google Patents

自動貸金庫システム

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JPH01146092A
JPH01146092A JP63270532A JP27053288A JPH01146092A JP H01146092 A JPH01146092 A JP H01146092A JP 63270532 A JP63270532 A JP 63270532A JP 27053288 A JP27053288 A JP 27053288A JP H01146092 A JPH01146092 A JP H01146092A
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JP63270532A
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Junji Hashimoto
橋本 淳二
Harumi Murata
村田 春美
Hiroshi Nishio
西尾 寛志
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Itoki Kosakusho Co Ltd
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Itoki Kosakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は貸金庫システムに関するもので、特に複数の顧
客が、人の手を経ないで、自己の契約した保管箱を人手
しかつ用済後先の金庫室の棚に自動的に収納できるよう
にした自動貸金庫システムに関するものである。
保管箱を契約者である顧客の手元に自動的に取出し、用
済後口動的に棚へ戻すようにした自動貸金庫システムを
考えるとき、例えば、米国特許第3.526.326号
明細書を初めとする多くの特許や文献に示された、いわ
ゆる、自動格納庫を金庫室に配置し、顧客(ある場合に
は作業員としての係j4)′が操作盤上のキーを操作す
ることによって、自己の保管箱を自動的に入手できるよ
うにすることが考えられる。この場合、操作盤のランダ
ムなキー操作で、他人の保管箱が取出されないように、
契約者に認識コードを付したいわゆるIDカードを付与
し、操作盤にIDカードのコード読取装置を設けるとと
もに、IDカードの認識コードとこれに対応するキーボ
ードで入力すべき、例えば、保管箱番号あるいは認識番
号(以下暗唱番号と呼ぶ)の組を記憶する記憶装置を設
け、この記憶内容と、現実に読取られた認識コードと入
力された暗唱番号との組とを比較して、両者が一致した
とき、当該契約者の保管箱の取出し動作が開始されるよ
うにすれば良い。このような自動貸金庫システムの一例
が、特開昭50−108695号公報に開示されている
しかしながら、この様な貸金庫システムでは、自動取出
し格納ユニットの取出し返却口(上記特開昭公報では、
金庫室の壁に設けた開口部)で自己の本保管箱を入手し
た人は、その箱を持って別の場所に移動しなければなら
ない。その場で保管箱の蓋を開けることは個人機密を公
開することになってしまう。また、−人の人が取出し返
却口を占拠することは、他の顧客の利用を妨げてしまう
本発明は、このような欠点を解決するために、顧客が、
他人に見られることなく自己の保管箱の取出し、取扱い
、返却を個室で行うことができるようにした安全な自動
貸金庫システムを提供することを目的とする。
更に、本発明の目的は、顧客が個室にて自己の保管箱を
入手、取出し扱い、返却する間、特に待時間に悪戯をで
きないようにした貸金庫システムを提供することをであ
る。
上記目的を達成するたるめ、本発明の貸金庫システムは
、金庫室の棚に貸金庫用の保管箱を配列収納しておき、
該棚から顧客の保管箱を選択して当該顧客の手元へ搬出
し、用済後棚中へ戻すようにした自動貸金庫システムに
おいて、上記保管箱の収納場所をマトリックス状に配列
した上記棚と、該棚の一端に設けられた保管箱取出し返
却口と、該棚に前面に沿って前後左右に移動可能で各保
管箱収納場所と上記保管箱取出し返却口との間を移動し
て保管箱の搬送を行う搬送台と、該搬送台上と上記棚の
保管箱収納場所との間で保管箱の受渡しを行うための保
管箱把持手段とを有する保管箱の自動取出し格納ユニッ
ト;該保管箱の自動取出し格納ユニットとは離れた位置
に配置された顧客用の個室;該個室内に設けられ顧客が
自己の保管箱を入手するために必要な情報を含む取出し
指令を入力するとともに用済後格納指令を入力する顧客
用入力装置;上記保管箱取出し返却口と上記個室との間
で保管箱の搬送を行う搬送装置二上紀入力装置からの入
力に応じて、上記自動取出し格納ユニットの保管箱取出
しおよび格納動作と上記搬送装置の動作を制御する制御
系;上記搬送装置で搬送された保管箱の上記個室への通
過口に設けられ常時は該通過口を閉鎖している扉;およ
び上記搬送装置により搬送された上記保管箱が該通過口
に接近したことを検出し接部を開くための扉制御手段、
を有し、上記個室内で顧客が上記顧客用入力装置を操作
するのみで、当該顧客の借りた保管箱を上記棚から該個
室に搬出しかつ該個室から該棚へ格納するようにしたこ
とを特徴としている。
以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。
第1図および第2図を参照して、図示の装置は例えば耐
火壁のような壁1(その一部のみを示す)によって囲ま
れた金庫室2内の各保管箱収納場所へ、外部の顧客用例
室3(ここでは、3a、 3bの二箇所が設けられてい
る。)から、壁1に設けた例えば耐火扉のような扉4を
自動的に開閉して顧客から要求された保管箱を当該顧客
の個室へ自動的に搬出し、用済後臼動的に格納する装置
である。
金庫室2内には、保管箱の棚からの取出しおよび棚への
格納を自動的に行う保管箱自動取出し格納ユニット5が
設置されている。このような自動取出し格納ユニットと
しては、例えば、米国特許節3.526,326号明細
書に開示されているものを初めとする従来良く知られて
た自動格納庫が用いられる。即ち、この格納ユニットは
、収納場所をマトリックス状に配列した格納棚6と、棚
6の前面に沿って移動し、保管箱を格納棚の各収納場所
7と格納棚の一端に設けた取出し返却口(ここでは、台
8を備えるものとして示されている)との間を搬送する
搬送台9と、この搬送台9上と収納場所7あるいは取出
し返却台8との間での保管箱の移し換えを行うための物
品把持手段10と、制御回路(図示せず)とを有する(
なお、ここでは、棚を向かい合せて二台設置しその間を
搬送台9が移動するようになっている)。目的とする保
管箱の収納場所を示すコードと取出し指令の情報入力に
よって、制御回路の制御の下に、搬送台9が目的の収納
場所まで移動し、物品把持手段10が動作し、保管箱を
搬送台9上へ引出し、その後搬送台9は取出し返却台8
へ移動し、そこで物品把持手段10が動作して、保管箱
を取出し返却台8へ移し換える。返却格納の場合には、
返却すべき保管箱の収納場所コードと返却指令の情報の
入力によって、制御回路の制御の下に、搬送台9が取出
し返却台8へ移動し、保管箱を物品把持手段10によっ
て搬送台9上へ移し、その後、搬送台9は目的の収納場
所へ移動し、そこで物品把持手段10が動作して、収納
場所へ保管箱を格納する。
格納ユニットの細部の構成や動作については、前述した
ように公知であるので、ここではこれ以上の図示説明は
省略する。
金庫室2内には、取出し返却台8と扉4で閉じられた金
庫室2の出入口11とを連結する内部搬送袋Wt12を
有している。ここでは、搬送装置は床上に水平に設置さ
れた水平コンベヤ12aと、取出し返却台8からこの水
平コンベヤ12aの一端部とを垂直に接続するエレベー
タ−12b1取出し返却台8からエレベータ−12b内
へ物品を送込む取出し返却台8コンベヤ部12cとから
なっている。
個室3a、3bは、それぞれ内部に取扱台13と、保管
箱のナンバーあるいは収納場所コード、搬出および搬入
指示等の情報入力用のキーボードとIDカードのコード
読取装置、表示器等を含む操作盤14が設けられている
。個室3a、3bの各々の背壁には物品通過口15が設
けられ、この物品通過口15を介して、金庫室2の出入
口11と取扱台13とを接続する外部搬送装置16が設
けられている。この外部搬送装置16は、扉4が閉じて
いるときは、出入口11から離れ、扉4が閉じていると
きは、出入口11へ移動して、内部搬送装置12の水平
コンベヤ12aと連結するようにされた移動可能なコン
ベヤ部16a1この移動可能コンベヤ部16aに連結さ
れた主コンベヤー16b、およびこの主コンベヤ16b
から分岐された各物品通過口15を通って取扱台13へ
延在する副コンベヤ16c、16dから成っている。
移動可能コンベヤ16aは、ここでは主コンベヤー16
bの一端に、上下に回転可能に支持され、モータ(図示
せず)によって上下に回転移動されるようにしたはね上
げ式になっている。
次に、第3図を参照して、制御系統について説明する。
同図において、各個室3a、3bの操作盤14は、主制
御装置17へ接続されている。主制御装置17は、操作
盤14からの入力情報に応じて自動取出し格納ユニット
5、扉4、内部搬送装置12、外部搬送装置16の動作
を制御する制御信号を発生する。主制御装置17に、自
動取出し格納ユニット5の制御回路18、扉4の制御回
路19、および内外搬送装置12.16の制御回路20
が接続されている。
なお、主制御装置17は、記憶装置21を備えており、
この記憶装置21には、前述した契約者のIDカードの
認識コード、暗唱番号、および保管箱の収納番地が記憶
されている。
また、主制御装置17には、業務入力装置22と記録装
置23が接続されており、両者は管理テーブル24に置
かれている。業務入力装置22は、記憶装置21への前
述したIDカード認識コードや暗唱番号の書込みや書替
え、−日の業務開始と終了の際のシステムの初期状態の
設定や停止等を指令するものである。記録装置23は、
システムの作業記録を行うもので、年月日時間、保管箱
の搬入搬出の6無を記録する。
貸金庫業務の開始は、業務入力装置22からあらがじめ
定められた項目例えば日付、時間、操作担当者コードを
入力する。続いて操作担当者に割付けられている認識番
号を入力する。これらの情報が、主制御装置17に送ら
れ、記憶装置21の内容と比較され異常がなければ、主
制御装置17は、自動取出し格納ユニット5、扉4およ
び内外搬送装置12.16の制御回路18,19.20
へ初期状態設定の指令信号を送出する。
格納ユニット制御回路18は、初期状態設定信号と収納
場所コードを受信すると、搬送台9および物品把持手段
10のそれぞれの駆動部(25で代表して示す)を制御
して、これらを芋め定められた初期位置へ移動し、初期
状態設定終了信号を主制御装置17へ送出する。
一方、扉制御回路1つは、初期状態設定信号を受信する
と、扉開閉用の例えば駆動モータ26を動作させ、扉4
を開放する。扉4が開かれると、扉制御回路19は、扉
の開かれたことを示す信号(開扉完了信号)を主制御装
置17へ送出する。
主制御装置17は、開扉完了信号を受信すると搬送装置
制御回路20へ移動可能コンベヤ16aを物品出入口1
1へ移動させる信号(連結信号)を初期状態設定信号と
して送出し、これによりモータ27が動作して、移動ロ
■能コンベヤ16a物品出入口11へ移動して、内外の
水iv−コンベヤ12aおよび主コンベヤー16bを連
結する。この作業が終了すると、連結完了の信号が搬送
装置制御回路20から主制御装置17へ送出される。
主制御装置17は、この連結完了信号と前述の格納ユニ
ット制御回路18からの初期状態設定終了信号を受信す
ると、業務入力装置22上の表示器へ初期状態設定終了
の表示を行わせるとともに記録装置23に所定のフォー
マットで記録させ、一方保管箱取出動作の待機状態に入
る。
業務開始後、訪れた貸金庫利用者は、複数箇所に設定さ
れている個室3a、3bのうち、空いている個室に入る
。今、個室3aの操作盤14において、顧客がまず自己
りIDカードをコード読取装置28へ挿入し、表示器2
9を見ながらキーボード30を操作して暗唱番号を入力
させる。このコード読取装置28からの読取出力とキー
ボード30からのキーイン出力とを受けて、主制御装置
17は、この組合わせを記憶装置21の内容と比較し、
両組合わせがないときは表示器29へ無効表示を一定時
間行わせて以後の動作を停止する。
両組合わせがあるときは、表示器29へ搬出動作の表示
を行わせるとともに、当該契約者の保管箱収納場所を示
すコードと取出し指令を格納ユニット制御回路18へ送
出する。
格納ユニット制御回路18は、取出し指令信号と収納場
所コードを与えられると、搬送台9および物品把持手段
10のそれぞれの駆動部25を制御して、前述した保管
箱の取出し動作を開始し、目的の保管箱が取出し返却台
8上へ取出される。このとき、これを表示する信号(取
出し完了信号)が主制御装置17へ送出される。
主制御装置17は、この取出し完了信号を受信すると、
搬送装置制御回路20へ搬出動作指令信号を発生する。
これにより、搬送装置制御回路20は、内外搬送装置1
2.16の動作を開始させ、その制御を行う。即ち、取
出し返却台コンベヤ駆動モータ31を動作させ、エレベ
ータ−12bへ保管箱を送込み、次にエレベータ−駆動
モータ32を動作させて水平コンベヤ12a上に保管箱
を下ろし、その後水平コンベヤ12a1移動可能コンベ
ヤ16a主コンベヤー16b、副コンベヤ−16c各々
の駆動モータ(33で代表して示す)を動作させて、保
管箱を、個室3aの取扱台13へ送込む。この動作が終
了すると搬出終了信号が主制御装置17へ送出される。
主制御装置17は、これにより、他の個室から要求され
ている保管箱の搬出作業あるいは、返却作業(後述する
)を行う。
なお、個室は複数個(この実施例では2つ)設けられて
いるので、保管箱搬出の場合、搬出要求のあった個室の
副コンベヤ−16cあるいは16dへ物品を移し換える
ために、主コンベヤー16bと、各副コンベヤ−16c
、16dとの交点に、上ド動n1能なストッパープレー
ト、物品検出手段、物品移動手段を設ける。即ち、第1
図において、主コンベヤー16bと副コンベヤ−16c
との交点に示したように、主コンベヤー16bの流れの
方向に物品が搬送するのを停止するため、主コンベヤー
16bから上方へ突出する状態に上昇されるストッパー
プレート34と、主コンベヤー16bのコンベヤーロー
ラ35の長さ方向に延在するとともに、それらの間を通
ってコンベヤーローラの状面より高いレベるまで下方か
ら上昇させられるベルトコンベヤ36と、主コンベヤー
16bと副コンベヤ−16dの交点部分に示したように
、交点上に物品が存在することを検出する検出器37(
例えばマイクロスイッチや光電スイッチ等)とが各交点
に設けられる。なお、これらは個室3aに対応する副コ
ンベヤ−16cの交点にあるものにサフィックス°a”
を個室3bに対応するものにサフィックス”b”を付し
て示す。
ストッパープレート34上下動、ベルトコンベヤ36の
上下動と搬送動作は、主制御装置17の制御の下に行わ
れる。このとき、検出器37の出力も主制御装置17へ
接続されてベルトコンベヤ36の制御に利用される。即
ち、第3図を参照して、例えば個室3aから搬出要求が
あったとき、前述した搬出動作に加えて、該当する個室
3aの副コンベヤ−16cと主コンベヤー16bとの交
点におけるストッパープレート34aの駆動モータ38
aを駆動してストッパープレート34aを上昇させる。
その後、検出器37aからの検出出力があると、ベルト
コンベヤ36aの上下動モータおよび搬送駆動モータ(
両者を39aで示す)を駆動し、ベルトコンベヤ36a
を上昇させるとともに搬送動作を行わせる。従って、交
点にある物品は、主コンベヤー16bから、副コンベヤ
−16cへ移し換えられ、副コンベヤ−16cによって
、要求のあった個室3a中の取扱台13へ搬送される。
その後、搬出完了時に、モータ38a、39aが逆転さ
れて、ストッパープレート34aおよびベルトコンベヤ
36aは、下降される。個室3bからの搬出指令のとき
は、同様に、対応する副コンベヤ−16dとの交点にお
けるストッパープレート34b1ベルトコンベヤ(図示
せず)を動作させる。これらの駆動モータを第3図で、
38b、39bとして示した。
保管箱を格納するときは、例えば、個室3aで、キーボ
ード30を操作して、(必要なら格納すべき収納場所コ
ードと一緒に)搬入指令信号を入力することによって格
納動作が開始される。
操作盤14から、コードと搬入指令信号を受信すると、
主制御装置17は搬送装置制御回路20へ、搬入動作指
令信号を送出し、これによって搬入動作が開始される。
即ち、搬送装置制御回路20は、エレベータ−駆動モー
タ26を動作させてエレベータ−12bを下降させ、−
万態コンベヤ16C1主コンベヤ16b1移動可能コン
ベヤ16 a s水平コンベヤ12aのそれぞれの駆動
モータ33を搬入方向へ回転させ、取扱台13から、保
管箱をエレベータ−12bへ搬送し、下降したエレベー
タ−12b内へ送込む。次に、エレベータ−駆動モータ
32が動作され、エレベータ−12bが上昇される。エ
レベータ−12bが取出し返却口のの位置に来ると、取
出し返却台コンベヤ12cの駆動モータ31が動作され
、保管箱がエレベータ−12b内から取出し返却台8上
へ移される。このとき、搬送装置制御回路20は搬送完
了信号を主制御装置17へ送出する。これにより、主制
御装置17は、記憶装置21から読み出された(あるい
は操作盤14で入力された)収納場所コードと格納指令
、信号とを格納ユニット制御回路18へ伝達する。格納
ユニット制御回路18は、これにより、駆動モータ25
等を動作させ、搬送台9および物品把持手段10に格納
動作を行わせて、取出し返却台8上の保管箱をコードで
指定された棚の収納場所へ収納させる。格納動作が終了
すると、格納ユニット制御回路18から主制御装置17
へ格納終了15号が送出される。これにより、主制御装
置17は、次の個室からの要求動作を実行する。
一日の業務終了の際には、担当省が業務開始時と同様に
業務終了に必要な情報を業務入力装置22から入力する
。主制御装置17では、入力された情報に異常がなけれ
ば、搬送装置制御回路20へ復旧信号を送出する。搬送
装置制御回路20は、これにより、モータ24を逆方向
に回転させ、この動作が終了すると、主制御装置17ヘ
コンベヤ移動終了信号が送出される。これにより、主制
御装置17は、扉制御回路19はモータ26を逆方向へ
回転させて扉4を閉じる。扉4が閉じると、閉l柊了信
号が主制御装置17へ送出され、システムは停止状態に
入る。
第4図はこのシステムのレイアウトの概略を斜視図で示
すすとともに、保管箱40の流れを太い実線矢印で、信
号の流れを点線で示した。上述の動作説明は、第4図を
2照すればより良く理解されよう。
さて、上述の実施例において、各個室の保管箱通過口1
5は開いたままとなっていたが、ここに例えば鉄Iのよ
うな耐火扉(第4図に41で示す)を上下にスライドす
るように設け、物品通過の際のみ開くようにすると良い
。例えば扉開閉用のモータを設け、保萱箱搬出時には、
保管箱が該当する個室例えば3aに対応する副コンベヤ
−16cに移送されたことを検出する例えばマイクロス
イッチ等の検知器を設け、この検知出力でモータを駆動
して扉41を開き、保管箱40が取扱台13へ移送され
たとき、前述の搬出完了信号でモータが逆転されて扉4
1を閉じるようになす。一方、保管箱40の搬入時には
、搬入指令の入力に応じてモータを駆動させて扉41を
開き、保管箱40が取扱台13から副コンベヤ−16c
へ移されたとき、前述の検知出力によってモータを逆駆
動して、扉41を閉じるようにすれば良い。この扉41
の開閉制御も全て主制御装置17から行うようにすると
良い。
なお、複数の個室からの入力が重なったときは、いずれ
か早い方の入力に対応する動作を行い、主制御装置17
は後の方の入力を先の方の入力に応じた動作が終了する
まで保持する。ただし、搬入指令に対しては、主制御装
置17は、副コンベヤー16c、16d等までの移送は
、他の個室の入力と関係なく行わせ、先行する入力によ
る動作が終了するまで副コンベヤー16c、16d上で
保管箱40を待機させるように制御する。これによって
、顧客は保管箱40が個室から排出されるまで長時間個
室にとどまるという不愉快な事態の発生を防止できる。
上記の実施例では、個室を金庫室外に設けたが、ある場
合には金庫室内に設けても良い。この場合には、扉4の
開閉、従ってまた移動可能コンベヤは、不要となり、取
出し返却口から副コンベヤまで連続した一本のコンベヤ
で構成されることになり、制御も簡単となる。
もちろん、搬送装置としては、実施例に示されたコンベ
ヤ式のものに限定されるものではなく、他の公知の搬送
装置が利用できることは言うまでもない。
上記したように、本発明によれば、顧客が個室において
操作盤を操作するのみで、自己の保管箱を人手できると
ともにその場で他人から見られることなく保管箱を取扱
うことができ、しかも、用済後、再び操作盤を操作する
のみで自己の保管箱を金庫室に格納できる極めて安全な
貸金庫システムを提供できる。
また、実施例のように、個室を複数個設けるときは、複
数の顧客が重なった時でも、顧客は待時間なく個室を使
用することが可能となる。また、自動取出し格納ユニッ
トから個室まで単線の搬送ラインとして搬入搬出に対応
した往復動作を行わせており、しかも複数の個室に対し
て副コンベヤを除いて共用しているので、搬送装置のた
めの場所や設備を大幅に節約できる。
さらに、本発明の貸金庫システムでは、個室の保管箱通
過口に常時閉鎖され、保管箱が通過口近傍まで搬送され
てきたときに開かれる扉が設けられているので、この通
過口を通して、システムに悪戯を加えられることもなく
、かつ顧客にとっても安全なシステムが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例の構成を示す概略
斜視図で、第1図は装置の背後から見た図で、第2図は
正面側から見た回出ある。第3図は、制御系統図を示す
。第4図は、システムのレイアウトの一例をしめす図で
ある。 1・中・耐火壁、2・・・金庫室、3a、3b・・・個
室、4・・・耐火扉、5・・・自動取出し格納ユニット
、11・・・物品出入口、12a・・・水平コンベヤ、
12b・・・エレベータ−112c・・・取出し返却台
コンベヤ、13・・・物品取扱台、14・・・操作盤、
16a・・・移動可能コンベヤ、16b・・・主コンベ
ヤ、16c、16d・・・副コンベヤ、17・・命主制
御装置、21・・・記憶装置、22・・・業務入力装置
、28・・・コード読取装置、30・・・キーボード、
34 a、34 bφ・φストッパープレート、35・
・・コンベヤーローラ、36a・・・ベルトコンベヤ、
37a、37b・・・検出器、40・・・保管箱、41
・・・扉。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、金庫室の棚に貸金庫用の保管箱を配列収納しておき
    、該棚から顧客の保管箱を選択して当該顧客の手元へ搬
    出し、用済後棚中へ戻すようにした自動貸金庫システム
    において、上記保管箱の収納場所をマトリックス状に配
    列した上記棚と、該棚の一端に設けられた保管箱取出し
    返却口と、該棚に前面に沿って前後左右に移動可能で各
    保管箱収納場所と上記保管箱取出し返却口との間を移動
    して保管箱の搬送を行う搬送台と、該搬送台上と上記棚
    の保管箱収納場所との間で保管箱の受渡しを行うための
    保管箱把持手段とを有する保管箱の自動取出し格納ユニ
    ット;該保管箱の自動取出し格納ユニットとは離れた位
    置に配置された顧客用の個室;該個室内に設けられ顧客
    が自己の保管箱を人手するために必要な情報を含む取出
    し指令を入力するとともに用済後格納指令を入力する顧
    客用入力装置;上記保管箱取出し返却口と上記個室との
    間で保管箱の搬送を行う搬送装置;上記入力装置からの
    入力に応じて、上記自動取出し格納ユニットの保管箱取
    出しおよび格納動作と上記搬送装置の動作を制御する制
    御系;上記搬送装置で搬送された保管箱の上記個室への
    通過口に設けられ常時は該通過口を閉鎖している扉;お
    よび上記搬送装置により搬送された上記保管箱が該通過
    口に接近したことを検出し該扉を開くための扉制御手段
    を有し、前記個室内で顧客が上記顧客用入力装置を操作
    するのみで、当該顧客の借りた保管箱を上記棚から該個
    室に搬出しかつ該個室から該棚へ格納するようにした自
    動貸金庫システム。
JP63270532A 1988-10-26 1988-10-26 自動貸金庫システム Granted JPH01146092A (ja)

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