JPH0114599Y2 - - Google Patents

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JPH0114599Y2
JPH0114599Y2 JP4129981U JP4129981U JPH0114599Y2 JP H0114599 Y2 JPH0114599 Y2 JP H0114599Y2 JP 4129981 U JP4129981 U JP 4129981U JP 4129981 U JP4129981 U JP 4129981U JP H0114599 Y2 JPH0114599 Y2 JP H0114599Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 この考案は、例えば、銀行業務で使用される自
動預金機、自動預金支払機、自動支払機等に対し
て、入金紙幣を収納箱に収納、または、収納した
出金紙弊を放出する収納箱のような紙葉類取扱装
置に関し、さらに詳しくは、上述の紙葉類を収納
する収納箱が装置本体に対してセツトされている
か否かの確認が行ない得る機能を持つたところの
紙葉類取扱装置に関する。
(ロ) 考案の背景 前述の紙葉類には、紙幣の他に、カード、各種
証券、定形用紙等も含まれるが、前述例の自動預
金機における収納箱について述べると、入金紙幣
を受入れる収納箱が、装置本体側にセツトされて
いない状態で装置を稼動させると、受入れた入金
紙幣を装置本体内部に落下させてしまうので、収
納箱のセツトを確認の上で装置を稼動させなけれ
ばならない。
上述の収納箱のセツト状態を確認する一手段と
して、収納箱が所定の位置にセツトされたとき、
このセツトでスイツチがON操作されるセツト検
知器を設ける手段が考えられるが、装置本体には
各種の検知器が設けられており、前述のようにセ
ツト検知器を設けることは、検知器の数を増やす
ことになり、内部配線や入力回路も必要となつて
複雑にする一方である。
従来、上述の収納箱に収納された紙幣の残少お
よび紙幣切れを検知する検知器を備えた装置が、
例えば実公昭52−33276号公報に開示されている。
この従来装置の場合、紙幣残少を検知する検知
器と、紙幣切れを検知する検知器とを備えている
が、これにさらに収納箱のセツトを検知する検知
器を設けると、検知器数や配線が増加すること
で、収納箱をセツトする位置の収納箱周囲が複雑
な構造となる問題点を有する。
一方、上述の従来装置が有する2個の検知器、
あるいは、入金紙幣を受入れる収納箱の場合は、
紙幣の満杯予告の検知器、紙幣の満杯を検知する
検知器を利用し、検知器を増加しないで収納箱の
セツト状態が確認できれば、構成が簡単化でき
る。
(ハ) 考案の目的 この考案は、上述の二種類の検知器を利用し、
これらの検知器の本来の検知機能の他に、収納箱
がセツトされているか否かを確認することのでき
る機能を持つた紙葉類取扱装置の提供を目的とす
る。
(ニ) 考案の構成 この考案は、装置本体にセツトされる収納箱に
は、これに収納される紙葉類の増減に対応して可
動する可動杆を設け、装置本体側には、収納箱が
セツトされたとき、前記可動杆と係合して連動
し、かつ収納箱が取込み用では該収納箱内の紙葉
類の満杯予告または収納箱が繰出し用では該収納
箱の紙葉類の残少などの第1の状態から、収納箱
が取込み用では紙葉類の満杯または収納箱が繰出
し用では紙葉類の切れなどの第2の状態に対応す
る可動範囲に規制された検知杆を設け、この検知
杆の可動位置であつて、検知杆の長さより短い範
囲で、前記第1の状態を検知する設定位置に該検
知杆を検知する第1検知器と、前記第2の状態を
検知する設定位置に該検知杆を検知する第2検知
器とを配設し、これら2個の検知器の出力信号に
基づいて、第1、第2検知器が共に検知杆を検知
しているとき前記第1の状態と読取り、第1検知
器が検知杆を検知していなくて第2検知器が検知
杆を検知しているとき前記第2の状態と読取り、
第1検知器が検知杆を検知していて第2検知器が
検知杆を検知していないとき収納箱のセツト状態
と読取り、第1、第2検知器が共に検知杆を検知
していないとき収納箱のセツトなし状態と読取る
検知回路を設けた紙葉類取扱装置であることを特
徴とする。
(ホ) 考案の作用 この考案は、装置本体に収納箱をセツトする
と、収納箱の可動杆が本体側の検知杆と接続され
るので、収納箱に収納された紙葉類の増減によつ
て可動杆が可動し、この可動は検知杆に伝わりこ
の検知杆の動きに基づいて、第1、第2の検知器
は作動する。
この検知器の作動において、第1、第2検知器
が共に検知杆を検知しているとき、収納箱が取込
み用では該収納箱内の紙葉類の満杯予告、または
収納箱が繰出し用では該収納箱の紙葉類の残少な
どの第1の状態と検知回路が読取り、 第1検知器が検知杆を検知せず、第2検知器が
検知杆を検知したとき収納箱が取込み用では紙葉
類の満杯または収納箱が繰出し用では紙葉類の切
れなどの第2の状態と検知回路が読取り、 第1検知器が検知杆を検知し、第2検知器が検
知杆を検知していないときは、収納箱のセツト状
態と検知回路が読取り、 第1、第2検知器が共に検知杆を検知していな
いときは、収納箱のセツトなし状態と検知回路は
読取る。
(ヘ) 考案の効果 この考案によれば、上述の二種の検知器の出力
信号に基づいて、検知回路は収納箱が取込み用で
あれば紙葉類の満杯予告、または収納箱が繰出し
用であれば紙葉類の残少の第1の状態、さらに収
納箱が取込み用であれば紙葉類の満杯、または収
納箱が繰出し用であれば紙葉類の切れの第2の状
態の他に、収納箱のセツト状態、セツトなし状態
の、計4つの状態を読取ることができるので、収
納箱のセツトを検知するためのセツト検知器を設
ける必要がなくなり、その結果、検知器の数を減
じ、内部配線や入力回路も減じることができる効
果がある。
(ト) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は紙葉類取扱装置の例として銀行業務にお
ける紙幣取扱装置を示し、この装置は預金のため
に入金された紙幣を収納箱に取込み収納し、ま
た、収納箱は装置本体に対して着脱し得るカート
リツジタイプに構成されている。
装置本体1には紙幣収納箱2をセツトするため
の底板3を有し、収納箱2は底板3上を後方から
差込むようにしてセツトされる。
上述の収納箱2の前面には紙幣挿入口4を形成
しており、その内部には上下位置にガイド板5,
5が設けられ、紙幣6はこの上下のガイド板5,
5間に立姿で収納される。
上述のガイド板5,5の紙幣挿入口4側であつ
て、相互に対向する内側には突出片7,7が連設
され、これら突出片7,7間の間隔は収納される
紙幣6の幅よりも狭く形成され、収納された紙幣
6が前方に倒伏しないように突出片7,7で紙幣
6の上下縁を支持する。
前述のガイド板5,5の後方側には支持板8が
立姿で前後方向に移動できるように適宜のガイド
手段を介して設けられ、しかもスプリング9によ
つて紙幣挿入口4側に付勢されている。
そのために、収納された紙幣6は前述の突出片
7,7と上述の支持板8とによつて、挟持されて
収納姿勢を維持する。
前述の紙幣挿入口4と対向する装置本体1側に
は開口部10が形成され、この開口部10も紙幣
6の幅よりも狭く形成されている。
また、上述の開口部10の外側には取込み板1
1が設けられ、この押込み板11は開口部10の
外側位置から収納箱2内部の突出片7,7の内側
まで移動し、この移動機構は適宜のクランク機構
により行なわれる。
そして、収納する紙幣6は押込み板11と開口
部10との間に、適宜の搬送ベルトにより搬送さ
れ、その後押込み板11が紙幣6を収納箱2内に
収納する。
収納箱2内の上方のガイド板5の上面側には、
このガイド板5をガイドとして紙幣6の収納方向
と同一方向に摺動する可動杆12が設けられ、こ
の可動杆12の後端下部には、前述の支持板8の
後面側と係合する係合片13が連設され、そし
て、この可動杆12はスプリング14によつて、
紙幣挿入口4側に付勢されている。
そのために、可動杆12は支持板8と連動する
ことになり、収納箱2に収納される紙幣6の増加
に対応して可動することになる。
そして、可動杆12の前端上部にはその上端が
収納箱2の上面より上方に突出する係合片15が
連設され、後述する検知杆と係合する。なお、1
6は可動杆12のストツパである。
前述の装置本体1であつて、収納箱2をセツト
する位置の上面側には検知杆17が位置し、この
検知杆17は上面板18と仕切板19との間に介
装され、これらをガイドとして収納箱2の可動杆
12の摺動方向と同一方向に摺動可能に設けら
れ、また、スプリング20によつて後方向側に付
勢されている。
なお、このスプリング20は収納箱2の可動杆
12のスプリング14の作用力より弱く設定され
ている。
前述の上面板18には収納箱2がセツトされた
とき、可動杆12の係合片15が上面板18と仕
切板19の内部に入れるための長溝21が形成さ
れ、この長溝21を介して可動杆12の係合片1
5は検知杆17の後面側と係合する。
そして、上述の検知杆17は可動杆12の可動
と連動することになる。
前述の仕切板19の上面側には、下部の検知杆
17の移動位置を検知する本考案の第1、第2の
検知器の例として2個のスイツチ22,23とが
設けられ、本考案の第1検知器はスイツチ22に
対応し、第2検知器はスイツチ23に対応し、こ
れらスイツチ22,23の位置は検知杆17の長
さより短い範囲で、次のように設定されている。
すなわち、両スイツチ22,23が検知杆17
を同時に検知したとき、収納箱2内の収納紙幣が
が満杯に近い状態、すなわち、満杯予告の状態
(本考案の第1の状態に対応)であり、スイツチ
23のみが検知杆17を検知したときは、収納箱
2の収納紙幣が満杯の状態(本考案の第2の状態
に対応)である位置に設定する。
そして、スイツチ22のみが検知杆17を検知
したときは、収納箱2が装置本体1に正常にセツ
トされたことを示し、また、両スイツチ22,2
3が検知杆17を検知しないときは、収納箱2が
セツト不良、またはセツトされていないときを示
す。
第2図は上述の両スイツチ22,23の検知状
態を示し、 aは、収納箱2の正常にセツトされたことを確
認するためのセツト状態。
bは、収納紙幣の満杯予告の状態。
(本考案の第1の状態に対応) cは、収納紙幣の満杯の状態。
(本考案の第2の状態に対応) dは、収納箱2のセツト不良状態、または、セ
ツトなしの状態をそれぞれ検知することになる。
第1図において、装置本体1の後面側パネル2
4には、上述の4つの状態を表示する表示器25
が設けられている。
第3図は上述の4つの検知状態をスイツチ2
2,23の出力信号に基づいて読取る検出回路を
示し、デコーダ26は4つのアンドゲート27〜
30によつて構成されている。
スイツチ22はアンドゲート27,28に接続
され、さらに、ノツト回路を介してアンドゲート
29,30に接続され、また、スイツチ23はア
ンドゲート28,29に接続され、ノツト回路を
介してアンドゲート27,30に接続されてい
る。
そのために、スイツチ22が収納箱2の正常な
セツト状態を検知したとき、アンドゲート27か
ら信号を得、 スイツチ22,23が収納紙幣の満杯予告を検
知したとき、アンドゲート28から信号を得、 スイツチ23が収納紙幣の満杯を検知したと
き、アンドゲート29から信号を得、 スイツチ22,23が何も検知しないとき、ア
ンドゲート30から信号を得る。
各アンドゲート27〜30はドライバ回路31
…を介して表示器25を構成する発光ダイオード
32,33,34,35に接続され、各アンドゲ
ート27〜30から前述の信号が出力されるとそ
れに対応する発光ダイオード32〜35が点灯さ
れる。
そして、各アンドゲート27〜30の信号はリ
モートモニタに接続され、モニタにも表示され
る。
このように構成された紙幣取扱装置に対する紙
幣収納箱2のセツト状態を第2図、第5図を参照
して説明する。
第5図に示すように、紙幣収納箱2が装置本体
1にセツトされていないときは、スイツチ22,
23が動作されないので、表示器25の発光ダイ
オード35が点灯し、収納箱2のセツトなしを表
示している(第2図a参照)。
収納箱2が装置本体1にセツトされるときは、
収納箱2の内部は空であり、そのため可動杆12
はストツパ16の位置で停止されている。
第5図bに示すように、収納箱2が装置本体1
の底板3に差込まれてセツトされると、可動杆1
2の係合片15が検知杆17と係合すると共に、
これを奥側に取込み、収納箱2がセツト位置に至
ることによつて、検知杆17はスイツチ22を動
作する。
この動作によつて、表示器25の発光ダイオー
ド32が点灯し、収納箱2のセツトが正常である
ことを表示する(第2図a参照)。
しかし、収納箱2のセツトが不良であつて、検
知杆17が両スイツチ22,23を動作しない場
合、表示器25は発光ダイオード35を点灯した
ままとなり、セツト不良と判定される(第2図d
参照)。
収納箱2が正常にセツトされて、装置本体1が
稼動すれば、紙幣6が収納箱2内に取込まれ収納
される。
第5図cに示すように、上述の紙幣6の取込み
収納が順次行なわれ、紙幣6の収納が満杯予告の
近くになると、可動杆12は支持板8と連動す
る。
そして、第5図dに示すように、支持板8が満
杯予告の位置に至ると、これに連動した検知杆1
7は両スイツチ22,23を動作することにな
り、表示器25は発光ダイオード33を点灯し
て、収納紙幣の満杯予告を表示する(第2図b参
照)。
さらに、第5図eに示すように、紙幣の取込み
収納がさらに続けられて、支持板8が満杯の位置
に至ると、検知杆17はスイツチ22より離れ
て、他方のスイツチ23のみを動作することにな
り、表示器25は発光ダイオード34を点灯し
て、収納紙幣の満杯を表示する(第2図c参照)。
そして、前述の満杯予告および満杯はモニタに
よつて係員に通報されるため、その後は係員に処
理される。
上述のように、スイツチ22,23は取込んだ
収納紙幣の満杯予告および満杯の検知の他に、収
納箱2のセツト正常状態およびセツトなし、また
は不良の状態を検知することができるため、収納
箱2のセツト状態を独立して検知するセツト検知
器は不要となる。
第4図は他の実施例を示し、この実施例の場
合、収納箱2が底板3上に差込まれて、所定のセ
ツト位置にセツトされた時点で、セツト正常を検
知するように構成されている。
すなわち、検知杆17は支持フレーム36上に
支持され、そして、この支持フレーム36は上下
方向の摺動杆37,37によつて、上下方向に摺
動するように設けられ、さらに、スプリング3
8,38によつて、下方の定位置に付勢されてい
る。
支持フレーム36が下方の定位置にあるとき
は、検知杆17はスイツチ22,23を動作しな
いように設定されている。
そして、支持フレーム36の前後両端には、そ
の下面側に左右方向に位置をずらせた突起39,
40が連設されている。
一方、収納箱2の上面位置には、この収納箱2
が装置本体1の正常なセツト位置に差込まれたと
き、前述の支持フレーム36の突起39,40と
対向する突起41,42が形成され、これらの突
起41,42は上述の突起39,40と対向し、
これを押上げることによつて、支持フレーム36
を持上げることができる。
なお、先端側の突起42が突起39の位置を通
過するときは、相互が左右に位置がずらされてい
るため、これを持上げることがない。
そして、支持フレーム36が上動したとき、検
知杆17はスイツチ22,23を動作し得る位置
関係に設定されている。
このように構成した場合、収納箱2は所定のセ
ツト位置にセツトされるまで、スイツチ22,2
3を動作させることがないので、正常なセツト状
態およびセツト不良の状態の正確な信号が得られ
る。
なお、上述の実施例では、入金紙幣を取込み収
納する取込み用の収納箱について説明したが、紙
幣を取扱う例としては出金紙幣を予め収納してお
いて、この出金紙幣を1枚ずつ繰出す繰出し用の
収納箱にも適用することができる。
この場合、繰出し用収納箱に対するスイツチの
検知内容は、収納紙幣の残少が本考案の第1の状
態に、また紙幣切れが本考案の第2の状態にそれ
ぞれ対応するが、前述の実施例と同様の原理で、
収納箱のセツト状態およびセツト不良またはセツ
トなしの状態を合せて検知することができる。
第6図a〜eは上述の繰出し用の紙幣収納箱5
0に対する検出状態を示す。
第6図aにおいて、上述の紙幣収納箱50は収
納した紙幣6をスプリング51の付勢力により押
圧板52で繰出し側に押圧しており、繰出し側の
フイードローラ53,53が繰出し方向に回転制
御されることで、紙幣6の1枚ずつが繰出し口5
4より繰出され、装置本体1側の搬送ローラ5
5,55で受け継がれて次段に搬送されるように
構成している。なお、このような繰出し機構は一
般的な構成である。
前述の押圧板52の上面側には、可動杆12a
が繰出し方向に摺動可能に支持して、反繰出し方
向側にスプリング14aにより付勢し、前端側の
下方に突出した係合片13aは、押圧板52の上
端と係合して、該押圧板52の繰出し方向への移
動と連動する。
前述の可動杆12aの後端側の上方に突出した
係合片15aは紙幣収納箱50の上面より上方に
開口部を介して突出し、開口縁のストツパ16a
で位置規制している。
一方、装置本体1側には、前述の第1実施例
(第1図参照)と同様に、前述の可動杆12aの
上部係合片15aと係合し、該係合方向にスプリ
ング20で付勢された検知杆17および2つのス
イツチ22,23を備えている。
次に上述した繰出し用紙幣収納箱50のセツト
状態を第7図を参照して説明する。
第6図aに示すように、紙幣収納箱50が装置
本体1にセツトされていないときは、スイツチ2
2,23が動作されない(第7図d参照)。
紙幣6を満杯収納した紙幣収納箱50が装置本
体1にセツトされると、第6図bに示すように、
可動杆12aは検知杆17と係合して、これを摺
動させスイツチ23を動作する(第7図a参照)。
しかし、紙幣収納箱50のセツトが不良であつ
て、スイツチ23を動作させることができないと
きは、セツト不良と判定される(第7図d参照)。
第6図cに示すように、紙幣6の繰出しが順次
行なわれて、紙幣6が残少近くになると、可動杆
12aは押圧板52と連動する。
そして、第6図dに示すように、押圧板52が
紙幣残少の位置に至ると、これに連動する検知杆
17は両スイツチ22,23を動作することにな
り、紙幣残少を検知したことになる(第7図b参
照)。
さらに、第6図eに示すように、紙幣6の繰出
しが続けられて、押圧板52が紙幣の切れをの位
置に至ると、検知杆17はスイツチ23より離れ
て、他方のスイツチ22のみ動作し、紙幣切れを
検知したことになる(第7図c参照)。
上述のように、スイツチ22,23は収納紙幣
の残少および切れの検出の他に、紙幣収納箱50
のセツト正常状態およびセツトなし、またはセツ
ト不良の状態を検知することができる。
さらに、前述の実施例は本考案の第1検知器お
よび第2検知器をスイツチ22,23によるマイ
クロスイツチで構成した例を示したが、他のスイ
ツチや光電センサによつて構成することもでき、
実施例は検知器の一手段を示したに過ぎない。
また、実施例では、紙幣の取扱装置として示し
たが、他の紙葉類の取扱にも適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は紙
幣取扱装置の断面側面図、第2図は検知杆の検知
状態を示す説明図、第3図は検知回路のブロツク
回路図、第4図は他の例を示す部分断面側面図、
第5図a〜eは取込み用紙幣収納箱のスイツチ検
知状態を示す作用説明図、第6図a〜eは繰出し
用紙幣収納箱のスイツチ検知状態を示す作用説明
図、第7図はスイツチ検知状態の説明図である。 1……装置本体、2,50……紙幣収納箱、6
……紙幣、12,12a……可動杆、17……検
知杆、22,23……スイツチ、25……表示
器、26……デコーダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 装置本体にセツトされる収納箱には、これに収
    納される紙葉類の増減に対応して可動する可動杆
    を設け、 装置本体側には、収納箱がセツトされたとき、
    前記可動杆と係合して連動し、かつ収納箱が取込
    み用では該収納箱内の紙葉類の満杯予告または収
    納箱が繰出し用では該収納箱の紙葉類の残少など
    の第1の状態から、収納箱が取込み用では紙葉類
    の満杯または収納箱が繰出し用では紙葉類の切れ
    などの第2の状態に対応する可動範囲に規制され
    た検知杆を設け、 この検知杆の可動位置であつて、検知杆の長さ
    より短い範囲で、前記第1の状態を検知する設定
    位置に該検知杆を検知する第1検知器と、前記第
    2の状態を検知する設定位置に該検知杆を検知す
    る第2検知器とを配設し、 これら2個の検知器の出力信号に基づいて、第
    1、第2検知器が共に検知杆を検知しているとき
    前記第1の状態と読取り、第1検知器が検知杆を
    検知していなくて第2検知器が検知杆を検知して
    いるとき前記第2の状態と読取り、第1検知器が
    検知杆を検知していて第2検知器が検知杆を検知
    していないとき収納箱のセツト状態と読取り、第
    1、第2検知器が共に検知杆を検知していないと
    き収納箱のセツトなし状態と読取る検知回路を設
    けた 紙葉類取扱装置。
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