JPH01145537A - 温度測定用熱電対 - Google Patents
温度測定用熱電対Info
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- JPH01145537A JPH01145537A JP62303304A JP30330487A JPH01145537A JP H01145537 A JPH01145537 A JP H01145537A JP 62303304 A JP62303304 A JP 62303304A JP 30330487 A JP30330487 A JP 30330487A JP H01145537 A JPH01145537 A JP H01145537A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、被測温体の表面温度を検出するための熱電対
に関する。
に関する。
従来、被測温体表面の温度を長期間測定するための熱電
対としては、第５図に示すように、金属被覆熱電対ａを
金属製伝熱板ｂ、例えば、３〜５鶴程度の肉厚の金属板
に埋め込んで温接点を形成し、これを被測温体表面に電
気又はガス溶接により装着していた。
対としては、第５図に示すように、金属被覆熱電対ａを
金属製伝熱板ｂ、例えば、３〜５鶴程度の肉厚の金属板
に埋め込んで温接点を形成し、これを被測温体表面に電
気又はガス溶接により装着していた。
上記の従来の熱電対にあっては、次の欠点があった。
（１）被測温体が充分な強度をもち、溶接に耐え得る金
属や、その装置が溶接可能な状態にある時のみ、この熱
電対の使用及び装着が実施されていたが、そうでない場
合は使用できなかった。
属や、その装置が溶接可能な状態にある時のみ、この熱
電対の使用及び装着が実施されていたが、そうでない場
合は使用できなかった。
（２）熱電対を取り付ける場合、被測温体に対し高温度
となる電気、又はガス溶接を行なうため、例えば内部に
水、油、薬品等がある場合には装着できない。
となる電気、又はガス溶接を行なうため、例えば内部に
水、油、薬品等がある場合には装着できない。
（３）熱電対も含めて感温部の体積が大きく、従って熱
容量も大きいため、時間遅れが発生し、被測温体の温度
が変動する場合には、正確な温度が測定できない。
容量も大きいため、時間遅れが発生し、被測温体の温度
が変動する場合には、正確な温度が測定できない。
（４）被測温体が平坦でない場合には、予め熱電対の感
温部の形状を合致させないと、空隙により時間遅れ及び
測定誤差が発生する。
温部の形状を合致させないと、空隙により時間遅れ及び
測定誤差が発生する。
本発明は上記の従来の問題点を解決するために熱電対を
被測温体に取付ける場合、高温の溶接作業を必要とせず
、その内部に水、油、薬品等が存在しても簡単に取付は
可能で、且つ熱的影響も殆ど与えず、熱歪みや急激な温
度勾配による疲労を与えることがないような熱電対を提
供することを目的とするものである。
被測温体に取付ける場合、高温の溶接作業を必要とせず
、その内部に水、油、薬品等が存在しても簡単に取付は
可能で、且つ熱的影響も殆ど与えず、熱歪みや急激な温
度勾配による疲労を与えることがないような熱電対を提
供することを目的とするものである。
また、本発明は感温部の熱容量が小さく、且つ、被測温
部よりの熱の伝導性を良く応答が速く、被測温体の温度
が短時間で変動していても、これに追従することができ
る熱電対を提供することを目的とするものである。
部よりの熱の伝導性を良く応答が速く、被測温体の温度
が短時間で変動していても、これに追従することができ
る熱電対を提供することを目的とするものである。
本発明の温度測定用熱電対は、異種金属からなる２本の
熱電対素線を金属製小容器内に電気絶縁剤を介して固定
し、同金属小容器を金属薄板に固着した。
熱電対素線を金属製小容器内に電気絶縁剤を介して固定
し、同金属小容器を金属薄板に固着した。
本発明は、上記のように異種金属からなる２本の熱電対
素線を金属製小容器内に電気絶縁剤を介在して固定し、
更にこの小容器を金属薄板に固着している。このために
金属薄板を被測温体である金属板容器又は管体などの表
面にスポット溶接等の方法で取付けることができる。ま
た、このような方法が採用できない場合、他の部材で結
束したり、又は接着剤などで接着して取付けることも可
能である。
素線を金属製小容器内に電気絶縁剤を介在して固定し、
更にこの小容器を金属薄板に固着している。このために
金属薄板を被測温体である金属板容器又は管体などの表
面にスポット溶接等の方法で取付けることができる。ま
た、このような方法が採用できない場合、他の部材で結
束したり、又は接着剤などで接着して取付けることも可
能である。
本発明の熱電対は上記のようにして被測温体に取付けら
れるため、作業は簡単であり、且つ熱電対は感温部の熱
容量が小さく被測温体に熱的影響を殆ど与えないため、
管体などの内部に水、油、薬品等があっても取付けが可
能である。
れるため、作業は簡単であり、且つ熱電対は感温部の熱
容量が小さく被測温体に熱的影響を殆ど与えないため、
管体などの内部に水、油、薬品等があっても取付けが可
能である。
また、本発明では被測温体に金属薄板を介して熱電対素
線等が取付けられるために、被測温体表面が平坦な場合
は勿呻平坦でない場合でも金属薄板が変形して被測温体
表面に密着して接触面積を広げるために、時間遅れ及び
測定誤差を減少させる。
線等が取付けられるために、被測温体表面が平坦な場合
は勿呻平坦でない場合でも金属薄板が変形して被測温体
表面に密着して接触面積を広げるために、時間遅れ及び
測定誤差を減少させる。
更に、本発明では熱電対素線の温接点は金属薄板の厚さ
に相当する小間隙をおいて被測温体の表面付近に位置し
ているために、応答性が良好で、特に被測温体の温度が
変動する場合でも、時間的後れがなく正確な温度の測定
が可能である。、 〔実施例〕 本発明の一実施例を第１図ないし第４図によって説明す
る。本実施例の熱電対は図示のように、例えば０．６
ｗφ異種金属からなる２本の熱電対素線３．３を厚さ０
．５ ｍ、直径３．２頭φの金属性鞘管１に電気絶縁剤
４（例えばＭｇＯ１ＡＩ２０３等を介在して固定してあ
り、又この鞘管１は被測温体に密着させるなどのため、
例えば、カマボコ型などに整型されている。熱電対の温
接点５は被測温体側の鞘管１の下部の管壁に溶接して形
成されており、更にこの鞘管を２枚の厚さ０．１ｍｍの
薄いニッケル板２．２で挟んだ上溶接して取付ける。
に相当する小間隙をおいて被測温体の表面付近に位置し
ているために、応答性が良好で、特に被測温体の温度が
変動する場合でも、時間的後れがなく正確な温度の測定
が可能である。、 〔実施例〕 本発明の一実施例を第１図ないし第４図によって説明す
る。本実施例の熱電対は図示のように、例えば０．６
ｗφ異種金属からなる２本の熱電対素線３．３を厚さ０
．５ ｍ、直径３．２頭φの金属性鞘管１に電気絶縁剤
４（例えばＭｇＯ１ＡＩ２０３等を介在して固定してあ
り、又この鞘管１は被測温体に密着させるなどのため、
例えば、カマボコ型などに整型されている。熱電対の温
接点５は被測温体側の鞘管１の下部の管壁に溶接して形
成されており、更にこの鞘管を２枚の厚さ０．１ｍｍの
薄いニッケル板２．２で挟んだ上溶接して取付ける。
本実施例は以上のように構成されているので、第４図に
示すように、例えば内部に水が存在するボイラチューブ
７の表面にニッケル薄板２をスポット溶接６等によっ、
て取付ゆることにより・、この薄板２は、ボイラチュー
ブ７の曲面に沿って密着する。また、鞘管１も熱容量が
小さく、ニッケル薄板２の被測温体であるボイラチュー
ブ７との接触面積が広く、且つ、温接点５がニッケル薄
板２の厚さだけの小間隔をおいて被測温体側壁面の近く
に位置している）喘り鷲が良く、特に被測温体の温度が
変動する場合でも時間遅れがなく、正確な温度が測定で
きる。また、本実施例は、小形で熱容量が小さく、これ
を取付けても、ボイラチューブ５等の被測温体に熱的影
響を与えることがない。更に、必要とする場合には、溶
接以外の他の取付手段で薄板２をボイラチューブ７に固
着することにより、取付時の熱的な悪影響を避けること
もできる。
示すように、例えば内部に水が存在するボイラチューブ
７の表面にニッケル薄板２をスポット溶接６等によっ、
て取付ゆることにより・、この薄板２は、ボイラチュー
ブ７の曲面に沿って密着する。また、鞘管１も熱容量が
小さく、ニッケル薄板２の被測温体であるボイラチュー
ブ７との接触面積が広く、且つ、温接点５がニッケル薄
板２の厚さだけの小間隔をおいて被測温体側壁面の近く
に位置している）喘り鷲が良く、特に被測温体の温度が
変動する場合でも時間遅れがなく、正確な温度が測定で
きる。また、本実施例は、小形で熱容量が小さく、これ
を取付けても、ボイラチューブ５等の被測温体に熱的影
響を与えることがない。更に、必要とする場合には、溶
接以外の他の取付手段で薄板２をボイラチューブ７に固
着することにより、取付時の熱的な悪影響を避けること
もできる。
第６図に本実施例による熱電対と従来型との応答特性の
比較を示すが、この結果より本実施例が優れた性能を有
することが確認できた。
比較を示すが、この結果より本実施例が優れた性能を有
することが確認できた。
なお、本実施例においては、薄板２にはニッケル製を用
いているが、使用場所及び目的に応じて各種の金属材料
が使用可能で、又、その厚さも適宜調整することができ
る。但し、この薄板２は鞘管１及び被測温体（第４図に
示す場合はボイラチューブ７）との溶接性等も考慮して
選定される。
いているが、使用場所及び目的に応じて各種の金属材料
が使用可能で、又、その厚さも適宜調整することができ
る。但し、この薄板２は鞘管１及び被測温体（第４図に
示す場合はボイラチューブ７）との溶接性等も考慮して
選定される。
なお、本実施例においては、２枚の薄板によって金属小
容器としての鞘管を挟んだ上で同者を固定しているが、
１枚の薄板の上に金属小容器を載置して、両者を溶接等
の手段で固着するようにしてもよい。また、金属小容器
としても必ずしも本実施例のように管状をなす鞘管を用
いる必要はなく、適宜の形状のものを採用することがで
きる。
容器としての鞘管を挟んだ上で同者を固定しているが、
１枚の薄板の上に金属小容器を載置して、両者を溶接等
の手段で固着するようにしてもよい。また、金属小容器
としても必ずしも本実施例のように管状をなす鞘管を用
いる必要はなく、適宜の形状のものを採用することがで
きる。
本発明は次の効果を挙げることができる。
（１）金属薄板を被測温体表面に取付けるために、被測
温体表面が平坦でなくても同金属薄板が被測温体表面に
沿って密着して接触面積が広くなり、被測温体の温度が
速かに熱電対素線の温接点に伝達される。
温体表面が平坦でなくても同金属薄板が被測温体表面に
沿って密着して接触面積が広くなり、被測温体の温度が
速かに熱電対素線の温接点に伝達される。
（２）熱電対は、熱容量が小さく、被測温体に殆ど熱的
影響を与えない。
影響を与えない。
（３）熱電対素線の温接点は、金属薄板の厚さに相当す
る小間隙をおいて被測温体表面の近くに位置しているた
めに、応答性が良好であり、被測温体の温度が変動する
場合でも時間的遅れがな（正確な測定が可能である。
る小間隙をおいて被測温体表面の近くに位置しているた
めに、応答性が良好であり、被測温体の温度が変動する
場合でも時間的遅れがな（正確な測定が可能である。
（４）熱電対の被測温体への装置は極めて簡単であり、
取付は時の熱的影響をほぼ完全に除去することができ、
かつ、内部に水、油、薬品等が存在する被測温体にも容
易に取付けることができる。
取付は時の熱的影響をほぼ完全に除去することができ、
かつ、内部に水、油、薬品等が存在する被測温体にも容
易に取付けることができる。
第１図は本発明の一実施”例の平面図、第２図は第１図
の縦断面図、 第３図は第１図の側断面図、 第４図は上記実施例をボイラチューブに装置した場合の
説明図、 第５図は従来の熱電対の説明図、 第６図は本発明の上記実施例と従来の熱電対の応答性能
を示す線図である。 １・・・金属製鞘管、 ２・・・金属薄板、３・・・熱
電対素線、 ４・・・電気絶縁剤５・・・温接点、 ７
・・・ボイラチューブ代理人 弁理士 坂 間 暁
外２６躬３図 ４１
の縦断面図、 第３図は第１図の側断面図、 第４図は上記実施例をボイラチューブに装置した場合の
説明図、 第５図は従来の熱電対の説明図、 第６図は本発明の上記実施例と従来の熱電対の応答性能
を示す線図である。 １・・・金属製鞘管、 ２・・・金属薄板、３・・・熱
電対素線、 ４・・・電気絶縁剤５・・・温接点、 ７
・・・ボイラチューブ代理人 弁理士 坂 間 暁
外２６躬３図 ４１
Claims (3)
- （１）異種金属からなる２本の熱電対素線を金属製小容
器内に電気絶縁剤を介して固定し、同金属小容器を金属
薄板に固着したことを特徴とする壁温度測定用熱電対。 - （２）異種金属からなる２本の熱電対素線はＭｇＯ又は
Ａｌ＿２Ｏ＿３を介して金属製鞘管内に固定されている
特許請求の範囲（１）項記載の温度測定用熱電対。 - （３）金属薄板はニッケル製である特許請求の範囲（１
）項記載の温度測定用熱電対。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62303304A JPH01145537A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 温度測定用熱電対 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62303304A JPH01145537A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 温度測定用熱電対 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01145537A true JPH01145537A (ja) | 1989-06-07 |
Family
ID=17919345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62303304A Pending JPH01145537A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 温度測定用熱電対 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01145537A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2008100081A (ja) * | 2004-04-28 | 2008-05-01 | Imura Chikaki | 無線周波識別で制御される加熱可能物体 |
| JP2009262015A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Toray Eng Co Ltd | 温度センサ付流路形成体 |
| JP2012088171A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Yamari Sangyo Kk | 温度測定用熱電対及びその製造方法 |
| WO2014170602A1 (fr) * | 2013-04-18 | 2014-10-23 | Seb S.A. | Recipient de cuisson comportant un capteur de temperature muni d'un element de fixation |
| JP6223645B1 (ja) * | 2016-09-09 | 2017-11-01 | 株式会社岡崎製作所 | パッド付き熱電対 |
| WO2018047375A1 (ja) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | 株式会社岡崎製作所 | パッド付き熱電対、及びこれに用いるシース熱電対の製造方法 |
| CN109115355A (zh) * | 2018-06-29 | 2019-01-01 | 清华大学 | 一种测量锅炉受热面金属壁温的方法 |
| KR20190073602A (ko) | 2017-02-28 | 2019-06-26 | 야마리산교오 가부시기가이샤 | 시스 열전대의 부착구조, 그 부착구조에 사용하는 패드 및 시스 열전대의 부착방법 |
| US11198935B2 (en) | 2015-10-16 | 2021-12-14 | Kokusai Electric Corporation | Heating part, substrate processing apparatus, and method of manufacturing semiconductor device |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5561080A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-08 | Mtu Muenchen Gmbh | Method of manufacturing measuring head enclosed by capsule on coated thermocouple |
| JPS61296229A (ja) * | 1985-06-25 | 1986-12-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 熱電対及びその装着方法 |
-
1987
- 1987-12-02 JP JP62303304A patent/JPH01145537A/ja active Pending
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| CN105142473A (zh) * | 2013-04-18 | 2015-12-09 | Seb公司 | 包括配备有固定元件的温度传感器的烹饪容器 |
| FR3004631A1 (fr) * | 2013-04-18 | 2014-10-24 | Seb Sa | Recipient de cuisson comportant un capteur de temperature muni d'un element de fixation |
| WO2014170602A1 (fr) * | 2013-04-18 | 2014-10-23 | Seb S.A. | Recipient de cuisson comportant un capteur de temperature muni d'un element de fixation |
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| WO2018047375A1 (ja) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | 株式会社岡崎製作所 | パッド付き熱電対、及びこれに用いるシース熱電対の製造方法 |
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