JPH0114472Y2 - - Google Patents

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JPH0114472Y2
JPH0114472Y2 JP1982041580U JP4158082U JPH0114472Y2 JP H0114472 Y2 JPH0114472 Y2 JP H0114472Y2 JP 1982041580 U JP1982041580 U JP 1982041580U JP 4158082 U JP4158082 U JP 4158082U JP H0114472 Y2 JPH0114472 Y2 JP H0114472Y2
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JP1982041580U
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自在平行定規におけるヘツド部浮上支
持装置に関し、スケール操作用のヘツド部の浮上
位置で浮上支持部材がカーソル側の係合部に係合
してヘツド部を浮上支持する一方、所定以上の荷
重をヘツド部に加えると浮上支持部材が下動し、
その下動限界位置でヘツド部を支持し、スケール
の密着状態を維持するように構成した装置を提供
しようとするものである。
以下図示する実施例により本考案装置を詳細に
説明すると、1はレールタイプの自在平行定規の
縦レールで、その案内レール面に沿つて走行ロー
ラ2を案内することによつてカーソル板3をその
下面に沿つて移動自在に案内している。4は固定
ネジ4aによりカーソル板3に一体に取付けたカ
ーソル側支持部である。5はヘツド部支持体で、
固定ネジ5aによりスケール操作用のヘツド部6
を一体に取付けてある。カーソル側支持部4とヘ
ツド部支持体5は、その上部を相互に平行な枢軸
7,8を以つて上部連結部材9に連結されている
と共に、第2図に示すようにその下部を前記枢軸
7,8と平行四辺形の角部をなす関係で配置され
た枢軸10,11によつて下部連結部材12に回
動自在に連結され、これら連結部材9,12によ
つてヘツド部支持体5はカーソル側支持部4に対
して平行に上下移動し得るように構成してある。
尚、このヘツド部の上下平行運動機構は上記実施
例の構成に限らず従来公知の種々の装置を用いる
ことができる。
ここで本考案装置においては、カーソル側支持
部4の枠片13に支軸14を中心に下動位置と上
動位置との間で揺動自在に浮上支持部材15が設
けてある。浮上支持部材15の先端部には、ヘツ
ド部支持体5の下面に取付けた押上片16に当接
するように押当コロ17が設けてある一方、後端
部には上部連結部材9に植立したストツパピン1
8に当接して下動限界を規制するフツク状のスト
ツパ部19が設けてある。また、20は支軸14
に巻掛けたばね部材で、一端部20aを浮上支持
部材15に引掛け、他端部20bをカーソル板3
に当接することにより、浮上支持部材15に下動
方向へのばね弾力を付勢している。上記ばね部材
20は、支軸14の軸方向に沿つて偏位可能に移
動する浮上支持部材15を定位置に押圧する弾性
力を付勢するばね部材をも兼ねている。実施例の
場合、浮上支持部材15の側面が枠片13に当接
する位置が定位置となつている。ここで、浮上支
持部材15には、枠片13と接する側面に引掛部
21が突設してある。引掛部21は下端が段部を
以つて突出し、上端は滑らかにテーパ状になつて
いる。第4図、第5a図に示すように、引掛部2
1は浮上支持部材15の上動位置において枠片1
3の先端部に位置する係合部22の上面に係合す
るように構成してあり、第5b図のように側方に
偏位しなければ係合部22から引掛部21が離脱
し得ないように構成してある。他方、引掛部21
が係合部22から離脱するように偏位させる支持
解除手段として、浮上位置において浮上支持部材
の上面15aに当接するように上部連結部材9の
下面にテーパ部材23が突設してある。テーパ部
材23は浮上支持部材の上面15aに当接する位
置に、引掛部21が係合部22から離脱する方向
に押圧力が作用するようにテーパ面が設けてあ
る。実施例の場合、テーパ部材23には、二個所
にテーパ角度の異なるテーパ面24a,24bが
設けてあり、図板面が水平に近いためヘツド部の
荷重が増大するときテーパ角度の小さいテーパ面
24aを当接せしめ、図板面が垂直方向に起立し
てヘツド部の荷重が減少するときテーパ角度の大
きいテーパ面24bを当接せしめるように構成し
てある。尚、ヘツド部の自重をWとすると、図板
面に加わるヘツド部の荷重は、図板面の水平に対
する角度θによつてWcosθで変化する。テーパ部
材23の上部は上部連結部材9に穿設した案内孔
25aに移動自在に嵌合するスライド部材25に
固定ネジ26により一体に取付けてあり、スライ
ド部材25によつて、テーパ面24a,24bを
選択的に浮上支持部材15の上面15aに当接す
るようにテーパ部材23を移動することができる
ように構成してある。
また、前記ストツパピン18はL型材からなる
支持片27に取付けてあり、支持片27は上部連
結部材9のネジ孔に螺合する調整ネジ28によつ
て上部連結部材9に高さ調整自在に取付けてあ
る。
上記の実施例により本考案装置の作動態様を説
明すると、第1図の状態からヘツド部6を持上げ
るとヘツド部支持体5はカーソル側支持部4に対
して平行に上昇し、底部の押上片16が浮上支持
部材15の押当コロ17に当接して、浮上支持部
材15を支軸14を中心にばね部材20のばね弾
力に抗して上動させ、浮上支持部材15の引掛部
21が枠片13の係合部22の上方まで上動した
ところでヘツド部6から手を放すと、引掛部21
が第4図示の如く係合部22に係合し、浮上支持
部材15は浮上位置に維持されると共に、浮上支
持部材15の上面15aに上部連結部材9に突設
したテーパ部材23が当接し、ヘツド部6はヘツ
ド部支持体5と共に第3図示の如く浮上状態に維
持されることとなる。ここで、ヘツド部6を持つ
て下動方向の力を加えると、テーパ部材23のテ
ーパ面24aの水平分力によつて、浮上支持部材
15は第5b図に示す如く、ばね部材20のばね
弾力に抗して支軸14の軸方向に偏位し、引掛部
21が係合部22から離脱し、浮上支持部材15
は第4図破線で示す如く下動可能となり、ヘツド
部6及びヘツド部支持体5は第1図の下動位置に
移動する。このとき、浮上支持部材15のストツ
パ部19はストツパピン18に当接し、浮上支持
部材15に下動方向に働くばね部材20のばね弾
力はヘツド部支持体5には加わらず、ヘツド部6
は自重により図板面に密着することとなる。
ここで、調整ネジ28を回転させて支持片27
と共にストツパピン18の高さを調整することに
よつて、浮上支持部材15のストツパ部19とス
トツパピン18との係合するときの上部連結部材
9の高さを調整することができるから、結果とし
てヘツド部6の図板面に密着する位置を下動限界
位置として規制することができる。従つて、例え
ばヘツド部6が図板面の縁端から外れてスケール
のみが図板面上に残されるような状態でも、ヘツ
ド部6の下降は阻止され、スケールの密着状態は
維持されることとなる。
また、図板面の傾斜角度が大きく、ヘツド部の
図板面方向への荷重が減少するときには、スライ
ド部材25を操作して、テーパ角度の大きいテー
パ面24bが浮上支持部材15の上面15aに当
接するようにすれば、ヘツド部6に加える荷重を
小さくしてもテーパ面の水平分力を増大させて浮
上支持部材15を軽く偏位させることができる。
以上の通り、本考案に係る自在平行定規のヘツ
ド部浮上支持装置の構成によれば、スケール操作
用のヘツド部を、スケールの移動又は図板面上で
の図面の交換、清掃時に、浮上位置に持ち上げる
と、浮上支持部材15の引掛部21がカーソル側
支持部4の係合部22に係合して浮上状態に維持
することができる一方、ヘツド部に下動方向の力
を加えると、テーパ部材23がそのテーパ面によ
つて浮上支持部材15を変位させて、所定以上の
荷重によつて引掛部21を係合部22から離脱
し、ヘツド部を下降することができると共に、ヘ
ツド部の下動限界位置において浮上支持部材15
の他端部がストツパピン18に当接して、ヘツド
部の下降を阻止し、たとえ、ヘツド部が図板面か
ら外れる位置に移動したとしてもスケールの密着
状態は維持されることとなり、製図作業を円滑に
する効果があり、実用に際して益するところ多大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例における要部の
縦断正面図、第2図はその底面図、第3図は第2
図の−線に沿つて一部を縦断して示す正面
図、第4図はその要部の背面図、第5a図及び第
5b図は第4図の−線に沿つてその要部の作
動態様を示す概略縦断側面図である。 1……縦レール、3……カーソル板、4……カ
ーソル側支持部、5……ヘツド部支持体、9……
上部連結部材、12……下部連結部材、14……
支軸、15……浮上支持部材、16……押上片、
17……押当コロ、18……ストツパピン、20
……ばね部材、21……引掛部、22……係合
部、23……テーパ部材、24a,24b……テ
ーパ面、25……スライド部材、28……調整ネ
ジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カーソル板3に取付けたカーソル側支持部4に
    対して、スケール操作用のヘツド部支持体5を、
    上部連結部材9を介してスケールが図板面にほぼ
    平行に上下動するように連結し、ヘツド部支持体
    5の上下動に対応して浮上支持部材15をカーソ
    ル側支持部5に支軸14を中心に上下回動自在に
    設ける一方、浮上位置で相互に係合して浮上支持
    部材15の下降を阻止する、引掛部21を浮上支
    持部材15に設けると共に、係合部22をカーソ
    ル側支持部4に設けた自在平行定規におけるヘツ
    ド部浮上支持装置において、浮上位置で浮上支持
    部材15を支軸14を中心に前記引掛部21が係
    合部22から離脱する方向に傾斜自在に、且つバ
    ネ弾力により復帰自在に設ける一方、浮上位置で
    浮上支持部材15一端部に当接して該浮上支持部
    材15を傾斜させる方向にテーパ面を有するテー
    パ部材23を前記上部連結部材9に設けると共
    に、更に下降位置で浮上支持部材15の他端部に
    当接して該浮上支持部材15を下動限界位置で停
    止させるストツパピン18を前記上部連結部材9
    に設けたことを特徴とする自在平行定規における
    ヘツド部浮上支持装置。
JP4158082U 1982-03-24 1982-03-24 自在平行定規におけるヘツド部浮上支持装置 Granted JPS58143294U (ja)

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JP4158082U JPS58143294U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 自在平行定規におけるヘツド部浮上支持装置

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JPS58143294U JPS58143294U (ja) 1983-09-27
JPH0114472Y2 true JPH0114472Y2 (ja) 1989-04-27

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JP4158082U Granted JPS58143294U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 自在平行定規におけるヘツド部浮上支持装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410025A (en) * 1977-06-22 1979-01-25 Mutoh Ind Ltd Support apparatus for raising and lowering head portion in rail type universal paralell square and like

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410025A (en) * 1977-06-22 1979-01-25 Mutoh Ind Ltd Support apparatus for raising and lowering head portion in rail type universal paralell square and like

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JPS58143294U (ja) 1983-09-27

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