JPH01143085A - 磁気デイスク装置 - Google Patents

磁気デイスク装置

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JPH01143085A
JPH01143085A JP30199987A JP30199987A JPH01143085A JP H01143085 A JPH01143085 A JP H01143085A JP 30199987 A JP30199987 A JP 30199987A JP 30199987 A JP30199987 A JP 30199987A JP H01143085 A JPH01143085 A JP H01143085A
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track
head
tracks
disk
signal
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宇野 永敏
Akira Takeda
章 武田
Sumio Wada
澄夫 和田
Kazuhiko Yasuda
安田 一彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録媒体磁気ディスクを使用して信号の記録
及び/又は再生を行うための磁気ディスク装置に関し、
更に詳細には、目的トラックのシーク(検索)を容易に
行うことができる磁気ディスク装置に関する。
[従来の技術とその問題点] 固定磁気ディスク装置でヘッドを所望トラック上に位置
決めする代表的な方式として、サーボ面サーボ方式と、
エンコーダ方式と、ステップモータによってステップパ
ルス数だけヘッドを送る方式との3つがある。
ところで、上記の第1番目のサーボ面サーボ方式は、デ
ィスクの一面をサーボ専用に使用するために、ディスク
の利用効率が悪いという欠点及びサーボ面の記録を形成
する装置が高価であるという欠点を有する。第2番目の
エンコーダ方式は、エンコーダが複雑な構造のなめに必
然的に装置が高価になるという欠点を有する。第3番目
のステップパルスの方式は高速シークが困難であるとい
う欠点を有する。
一方、目的トラックをシークする時に、トラックに予め
書き込まれたアドレスをヘッドで読み取ってヘッドを目
的トラックに位置決めすることがある。しかし、トラッ
ク数が多くなると必然的にアドレス信号のビット数も多
くなり、ヘッドをディスクの半径方向に送りながらアド
レス信号を迅速に読み取ることが困難になる。
そこで、本発明の目的は、シークを迅速且つ容易に行う
ことができる磁気ディスク装置を提供することにある。
「問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決し、上記目的を達成するための本発明
は、記録媒体磁気ディスクと、前記ディスクの回転手段
と、前記ディスクに関係して信号を変換するヘッドと、
前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動させるため
のヘッド移動手段とを有する磁気ディスク装置において
、前記ディスクは複数のトラック群を有し、各トラック
群内のトラックを識別するためのトラック認識コードが
各トラック群のトラックに記録されていることを特徴と
する磁気ディスク装置に係わるものである。
[作 用] 上記発明においては、ディスクの多数のトラックが群に
分割され、群内のトラックを識別するようにコードが決
定されている。従って、トラック認識コードはディスク
全体のトラックを識別するものである必要はなく、群内
の数の少ないトラックを識別する値の小さいものでよい
、従って、トラック認識コードの長さ又はビット数を短
くすることが可能になり、トラック認識コードの迅速且
つ容易な読み取りが可能になる。なお、トラック群の判
別はトラック群の周期性又は群コードによって行うこと
ができる。
[実施例] 次に、第1図〜第9図によって本発明の実施例に係わる
固定磁気ディスク装置を説明する。第1図において、剛
性の大きい記録媒体磁気ディスク1はハブ2に固定され
、ハブ2はディスクモータ3に結合されている。モータ
3は創#駆動回路4にて駆動され、ディスク1を高速回
転させる。
磁気ヘッド5はアーム6に支持され、アーム6はボイス
コイルモータ7に結合されている。ボイスコイルモータ
7は、磁石とコイルとから成る公知のものであり、コイ
ルに流す電流によってアーム6を円弧状に運動させ、ア
ーム6の先端のヘッド5をディスク1の半径方向に移動
するものである。
ところで、ディスク1は同心円状に多数のトラック(シ
リンダ)8を有し、各トラック8には所定のトラックフ
ォーマットでデータが記録されている。トラックフォー
マットは多数(この例では16個)のデータセクタと第
1図で斜線を付して示す多数(この例では16)のサー
ボセクタ10を有する。なお、各トラック8のサーボセ
クタ10はディスク1の放射線状に延びる角度位置に配
置されている。
第2図はサーボセクタを説明するためのトラック8の展
開図である。各トラック8のサーボセクタは、データセ
クタの相互間に配置され、同期信号領域とトラック認識
コード領域と位置決めサーボ信号領域とガード(保護)
領域とを有する。同期信号領域は磁化パターン記録領域
と直流消去領域とから成る。サーボ信号はトラック8の
中心線の一方の側に片寄って配置されたサーボバースト
Aと他方の側に片寄って配置されたサーボバーストBと
から成る。
第3図は第2図の同期信号領域に記録された同期信号及
びトラック認識コード領域に記録されたトラック認識コ
ードのパターンを示す、同期信号は各トラック8の同一
角度位置に配置され且つ相互に分離された4つの磁化領
域10と、同期位置を決定する直流消去領域10aとか
ら成る。ディスク1のトラック8は多数のトラック群に
分割され、各トラック群毎に同一のトラック認識コード
が記録されている。即ち、第3図に示すトラックTOか
らトラックT 151での第1のトラック群のトラック
認識コードのパターンとトラックT16からT31tで
の第2のトラック群のトラック認識コードのパターンは
同一である。
また、同一のトラック群の中が更に2つに分割されてい
る。今、第1のトラック群を例にとって説明すると、ト
ラックTO〜T15が前半分トラックTO〜T7と後半
分トラックT8〜T15との2つに分けられている。前
半分と後半分とを区別するためのフラグを得る目的で前
半分トラックTO〜T7のディスク1の回転角度位置θ
0に対応する位置に磁化領域11が設けられ、後半分ト
ラックT8〜T15の同一角度位置θ0には磁化領域が
設けられていない、トラックTOにはトラック認識コー
ドとして磁化領域11が設けられているのみであり、ト
ラックT15には何らの磁化領域も設けられていない、
トラックT1〜T14は隣接トラックと識別するための
第1〜第7の磁化領域12〜18を有する。なお、各磁
化領域10〜18を複数トラックにまたがるように形成
せずに、各トラック8の境界領域で分断されるように形
成してもよい、第1図のヘッド5を使用して各磁化領域
10〜18を設ける場合には必然的に各トラックの境界
領域で各磁化領域10〜18の分断が生じる。
第1及び第14のトラックTI 、T14は第1の磁化
領域12のみを第1の角度位置θ1に有している。
第2及び第13のトラックT1、T13は第1の角度位
置θ1の第1の磁化領域12の他に、第2の角度位置θ
2に第2の磁化領域13を有している。
第3及び第12のトラックT3 、T12は第1及び第
2の角度位置θ1、θ2に第1及び第2の磁化領域12
.13を有している他に、第3の角度位置θ3に第3の
磁化領域14を有している。
第4及び第11のトラックT4 、Ti1は第1〜第3
の角度位置01〜θ3の他に、第4の角度位置θ4に第
4の磁化領域15を有している。
第5及び第10のトラックT5 、 T10は第1〜第
4の角度位置01〜θ4の他に、第5の角度位置θ5に
第5の磁化領域16を有している。
第6及び第9のトラックT6 、T9は第1〜第5の角
度位置θ1〜θ5の他に、第6の角度位置θ6に第6の
磁化領域17を有している。
第7及び第8のトラックT7 、T8は第1〜第6の角
度位置01〜θ6の他に第7の角度位置θ7に第76磁
化領域18を有している。
なお、トラック716〜T31の次の群においてもトラ
ックTO〜T15の群と全く同じパターンに磁化領域1
0〜18が繰返して形成されている。
トラックTO〜T15にトラック認識コードとして磁化
領域11〜18を第3図に示すパターンに設ければ、ト
ラックTO〜Ti5を完全に区別することができる。
なお、トラック認識コード領域には第3図に示す如くト
ラックTo()ラック零)位置を検出するための位置検
出信号Z1 、Z2が記録されている。
トラック零TOにはzl、と22との両方が記録され、
その他のトラックは一方が記録されている。
再び第1図を説明すると、ヘッド5にはライト回路19
及びリード増幅器20が接続されている。
リード増幅器20に接続されたリードデータ形成回路2
1はトラック8のデータ領域のリード出力を波形整形し
てリードデータ(リードパルス)を形成する回路である
ヘッド5による第2図のサーボバーストA及びBの読み
取りに基づいてトラック8の中心に対するヘッド5の位
置情報を得るための位置信号形成回路22がリード増幅
器20に接続されている。
リード増幅器20には更に、第3図に示した同期信号領
域及びトラック認識コードの磁化領域10〜18を読み
取るためのコンパレータ23が接続されている。このコ
ンパレータ23の出力にはタイミング信号発生器24と
、フラグ検知ラッチ回路25と、カウンタ26とが接続
されている。
タイミング信号発生器24は、第3図のサーボセクタに
記録されている同期信号領域を検出し、ライン28によ
ってCPU即ちマイクロコンピュータ27に知らせる。
タイミング信号発生器24は、更に、トラック認識コー
ドの第3図に示す磁化領域11の有無を検出するために
第6図(B)に示すフラグ抽出タイミング信号を発生し
、これをライン29によってフラグ検知ラッチ回路25
に送り、且つ第3図の磁化領域12〜18の対応信号を
抽出するために第6図(C)に示すカウンタ制御信号を
ライン30によってカウンタ26に送り、且つ第2図に
示すサーボバーストA及びBを抽出するためのタイミン
グ信号をライン31.32によって位置信号形成回路2
2に送る。
フラグ検知ラッチ回路25は、第6図(B)に示すフラ
グ抽出タイミング信号が高レベルの期間にのみ第611
K (A)のコンパレータ23の出力パルスに応答する
。即ち、磁化領域11に対応するコンパレータの出力パ
ルスllaに応答して第6図(D)に示す如く高レベル
のラッチ出力即ちフラグを発生し、これをライン33で
マイクロコンピュータ27に送る。
カウンタ26は第6図(C)に示すカウンタ制御信号が
高レベルの期間のみ第6図(A)のコンパレータ23の
出力パルスに応答する。即ち、第3図のトラック認識コ
ードの磁化領域12〜18に対応する第6図(A)のコ
ンパレータ出力パルス12a〜18aを計数して3ビツ
トライン34に第6図(E)に示す計数出力を発生する
。なお、タイミング信号発生器24はカウンタ26及び
フラグ検知ラッチ回路25に第2図及び第3図に示す同
期信号領域の検出信号に応答してリセット信号を供給す
る。従って、カウンタ26はサーボセクタ毎にトラック
認識コード(磁化領域12〜18)を計数する。第6図
のt1時点よりも前の期間では7個の磁化領域12〜1
8に対応して7個のコンパレータ出力パルス12a〜1
8aが発生しているので、カウンタ26°の出力は2進
数の[111]になり、t1時点よりも後では3個の磁
化領域12.13.14の検出に基づいて3個のパルス
12a、13a、14aが発生しているので、カウンタ
26の出力は2進数の[011]になる。今、第3図の
トラックTO〜T7に注目すると、カウンタ26はトラ
ックTO〜T7に対応して[000コ [0011[0
10コ [011][100] [101] [110
] [1111の出力を発生し、8個のトラックTO〜
T7を完全に区別することができる。8個のトラックT
O〜T7を区別するために、一般には3ビツトの2進数
をディスク1に記録する。しかし、本実施例のディスク
1では2進数でトラック8の判別信号(アドレス)が記
録されずに、第3図に示す如く磁化領域12〜18の数
を変えることによってトラックを区別している。従って
、8個のトラックTO〜T7を区別するために7個の磁
化領域12〜18が必要になる。磁化領域12〜18は
漸増及び漸減するように配置されているので、誤りの少
ないトラック認識コード検出が可能になる。即ち、磁化
領域12〜18が漸増及び漸減しているので、カウンタ
26で磁化領域12〜18の個数を計数する時に大幅な
誤差が生じ難い。
トラックTO〜T7の前半分グループとトラックT8〜
T15の後半分グループとの区別は磁化領域11の有無
によって達成する。マイクロコンピュータ27は内蔵す
るソフトによって次の変換を行う。磁化領域11が有る
ことに対応してフラグ検知ラッチ回路25の出力ライン
33のフラグが論理の[1]の場合には、カウンタ26
の出力をそのママトラック識別データとする。即ち、ト
ラックTO〜T7においては、第6図(E)に示すカウ
ンタ26による磁化領域12〜18の読み取り出力がそ
のままトラック識別データとなる。−方、磁化領域11
が無いためにフラグが論理の[0コである場合には、1
0進数における15−カウンタ出力値に対応する演算が
行われる。即ちトラックT8に対応して1ラー7=8、
トラックT9に対応して15−6=9、トラックT10
に対応して15−5=10、トラックT11に対応して
15−4=11、トラックT12に対応して15−3=
12、トラックTI3に対応して15−2=13、トラ
ックT14に対応して15−1=14、トラックT15
に対応して1ラー〇=15と等価な演算が2進数で行わ
れる。この結果、15個のトラックTO〜T15を8個
の磁化領域11〜18で完全に区別することが可能にな
る。
あるトラック群から別のトラック群の目的トラックにヘ
ッド5を移動させるシーク動作は後で述べる。
第1図の位置信号形成回路22は、ヘッド5が目的トラ
ック8の中心に一致するように位置決めされているか否
かを示す位置信号を形成する回路である。この位置信号
形成口#I22は、第5図に示す如く第1及び第2のピ
ークホールド回路36.37と、2つの差動増幅器38
.39と、切換スイッチ40とから成る。第1のピーク
ホールド回路36はリード増幅器20から得られる第2
図に示すサーボバーストAの読み取り信号のピークをラ
イン31のタイミング信号によって抽出し、これをホー
ルドして出力する。第2のピークホールド回路37はリ
ード増幅器2oから得られる第2図に示すサーボバース
トBの読み取り信号のピークをライン32のタイミング
信号によって抽出し、これをホールドして出力する。一
対の差動増幅器38.39は共に第1及び第2のピーク
ホールド回路36.37の出力の差を求めるものである
が、互いに反対極性となるように第1及び第2のピーク
ホールド回路36.37に接続されている。これは、第
2図に示す如くサーボバーストA、Bが2つのトラック
で共用するように書き込まれているなめに、サーボバー
ストA、Hのトラック中心に対する片寄りの方向が1ト
ラツク毎に変化することを補正するためである。トラッ
クが奇数であるか偶数であるかを示す信号がマイクロコ
ンピュータ27からライン41によって位置信号形成回
路22の切換スイッチ40に与えられる。偶数トラック
にヘッド5が位置している時には第1の差動増幅器38
の出力即ち第2のピークホールド回路37の出力から第
1のピークホールド回路36の出力を減算した信号がス
イッチ40を介して送出され、奇数トラックにヘッド5
が位置している時には第2の差動増幅器39の出力即ち
第1のピークホールド回836の出力から第2のピーク
ホールド回路37の出力を減算した信号がスイッチ40
を介して送出される。差動増幅器38.39の出力は第
7図に示す如く、トラック8の中心とヘッド5の中心が
一致している時に零になり、トラックずれが生じると、
このずれに対応しな値になる。位置信号形成回路22は
位置サーボのなめにライン42によって第1図の制御回
路43に接続されている。
トラック零検出回路60はコンパレータ23の出力から
トラック零検出信号Z1、Z2を検出し、トラック零で
あるか否かを示す信号をライン61によってマイクロコ
ンピュータ27に送る。なお、トラック零検出信号の抽
出のタイミングを決定するために、トラック零検出回路
60はライン62でタイミング信号発生回路24に接続
されている。
マイクロコンピュータ27はライン44によって与えら
れるトラック指令信号で指定された目的トラックにヘッ
ド5を位置決めするためのIl[Iを司る。このため、
マイクロコンピュータ27は8ビツトのシークデータラ
イン4うとD/A変換器46とライン47とを介してl
[#I回路43に接続され、且つシータ方向信号ライン
48及びモード指示信号ライン49によっても制御回路
43に接続されている。ライン45のシークデータはボ
イスコイルモータ7によってヘッド5を目的トラックに
移動させるために必要なヘッド移動量に対応した8とッ
トデータであり、シーク速度情報を含むものである。な
お、D/A変換器46はシークデータをヘッド5の移動
速度に対応したアナログ信号に変換して制御回路43に
送るものである。
なお、シークが完了した後の位置決めモード時には、D
/A変換器46から位置指示基準信号(例えば零ボルト
)が発生する。
ライン48のシーク方向信号はヘッド5をディスク1の
内側に移動させるか外側に移動させるかを区別するため
のものである。
ライン49のモード指示信号はシークモードか位置決め
(トラッキング)モードがを区別する信号である。
速度センサ50はボイスコイルモータ7のコイルと共に
磁界中を移動し、ヘッド5の移動速度及び移動方向に対
応する電圧を発生する速度検出コイルから成り、速度信
号をライン51を介して制御回路43に与える。
制御回路43は第4図に原理的に示す如く、位置制御用
誤差増幅器52と速度制御用誤差増幅器53とを含む6
位置制御用誤差増幅器52の一方の入力端子はスイッチ
54を介して位置信号ライン42に接続され、他方の入
力端子はスイッチ55の接点aを介して又は反転回路5
6とスイッチ55の接点すを介して第1図のD/A変換
器46の出力ライン47に接続されている。速度制御用
誤差増幅器53の一方の入力端子は速度信号ライン51
に接続され、他方の入力端子は前段の誤差増幅器52の
出力端子に接続され、出力端子は第1図の駆動回路57
を介してボイスコイルモータ7に接続されている。
スイッチ55はライン48のシーク方向信号によってf
!yIllされるものであり、シータ方向信号がディス
ク1の内周から外周にヘッド5を移動することを示す状
態(例えば高レベル)の時には接点すがオンになり、外
周から内周にヘッド5を移動することを示す状態(例え
ば低レベル)の時には接点aがオンになる。
スイッチ54はライン49のモード指示信号で制御され
る。モード指示信号がシークモード即ち速度制御モード
を示す状態(例えば高レベル)の時にはスイッチ54が
オフになり、モード指示信号が位置制御(トラッキング
制御)を示す状態(例えば低レベル)の時にはスイッチ
54がオンになる。
第1図のボイスコイルモータ7はストッパ58を有して
いる。このストッパ58はヘッド5がディスク1の最外
周のトラック零よりも大幅に外側に移動することを制限
する。
[動 作] このディスク装置におけるシークはディスク1の最外周
のトラック零を基準にして行われる。このため、電源投
入又はキャリブレーション指令に応答してディスク1が
回転され、ヘッド5はトラック零に位置決めされる。即
ち、電源投入に同期してヘッド5をディスク1の外周方
向に移動させる指令がマイクロコンピュータ27で作成
され、ヘッド5がトラック零に向うようにボイスコイル
モータ7が制御される。ヘッド5がトラック零に向かっ
て移動すると、ストッパ58によってヘッド5がトラッ
ク零よりも外周に移動することが制限される。しかる後
、トラック零検出信号Z1、z2が得られるようにヘッ
ド5が移動され、これによりトラック零が検出回路60
からトラック零を示す信号がライン61でマイクロコン
ピュータ27に送られ、マイクロコンピュータ27はヘ
ッド5の移動制御を停止する。その後サーボバーストA
、Bの検出による位置信号に基づいてヘッド5をトラッ
クTOの中心に位置決めする。そして、マイクロコンピ
ュータ27に内蔵されているトラックアドレスカウンタ
をリセットする。このアドレスカウンタはトラックTO
を基準にしてヘラドラのディスク1上の位置に対応した
値を出力する。
ところで、ディスク1の外周から内側に向って配置され
ているトラックTOからトラックTnまで全トラックを
トラック認識コードを順次に正確に読み取ったと仮定す
れば、フラグ検知ラッチ回路25の出力とカウンタ26
の出力とに基づいてマイクロコンピュータ27内で第9
図に示すように10進数の0〜15に対応する変換コー
ド出力を周期的に得ることができる。なお、変換コード
出力は前述した15−カウンタ値である。しかし、実際
の高速シーク時にはヘッド5を第8図に示す如くトラッ
ク8を斜めに横切るように移動させ、且つサーボセクタ
は飛び飛びに配置されているので、各トラックからトラ
ック認識コードを読み取ることは不可能である。しかし
、16トラツクから成るトラック群内で少なくとも1回
(好ましくは2回以上)の確率でトラック認識コードの
読み取りができるようにヘッド5の最大移動速度が設定
されている。この結果、トラック群の切り換わりをマイ
クロコンピュータ27で判定することが可能になる。目
的トラックにヘッド5を移動する際に、通過したトラッ
ク群の数と目的トラックが属する群内での目的トラック
のコードとを知ることができれば、ヘッド5を完全に目
的トラックに位置決めすることができる。
次に、第9図を参照してトラックToからトラックT4
6にヘッド5を移動させる時の動作を原理的に説明する
。目的トラックT46がマイクロコンピュータ27に与
えられると、マイクロコンピュータ27はヘッド5の現
在位置を判定する。ヘッド5の現在位置はトラックTO
であると仮定しているので、マイクロコンピュータ27
は目的トラック746と現在トラックTOとの差T46
−To =46を求める。これにより、ヘッド5の移動
トラック数が46であることが分る。マイクロコンピュ
ータ27はこの移動トラック数46に適合するシークデ
ータ(シーク速度データ)とシータ方向信号とを作成す
る。即ち、ヘッド5を46トラツク分高速移動させるた
めに必要なボイスコイルモータ7の電流値の情報を有す
るシークデータ(シーク速度データ)を8ビツトライン
45に送る。
D/A変換器46からはこのシークデータに対応するア
ナログ信号が得られ、ボイスコイルモータ7はこのアナ
ログ信号に対応した制御状態になる。
速度センサ50による速度IlNm回路が設けられてい
るので、シークデータで指定された速度と速度センサ5
0で検出された速度とが等しくなるような速度制御が行
われる。なお、前述したようにトラック群内で少なくと
も1回はトラック認識コードを読み取ることができるよ
うにヘッド5の最高移動速度を制限する。
目的トラックT46にヘッド5を移動させるシークデー
タ(速度データ)が決定し、ヘッド5の移動が開始する
と、ディスク1は回転中であるので、ディスク1に渦巻
状のヘッド走査軌跡が生じ、ヘッド5は第8図において
矢印59で示すようにトラック8を斜めに横切る。トラ
ック8をヘッド5が横切る場所がサーボセクタであると
は限らない。
第9図は、トラックT6 、T12、T19、T27、
T36、T42、T45、T46をヘッド5が積切った
時にサーボセクタのトラック認識コードの読み取りが可
能であり、その他のトラックをヘッド5が横切った時に
はトラック認識コードの読み取りが不可能であったこと
を示す。
トラックT6をヘッド5が横切ることによって第3図に
示す磁化領域11.12.13.14.15.16.1
7に対応するフラグ及びカウンタ出力がライン33.3
4からマイクロコンピュータ27に与えられると、マイ
クロコンピュータはトラックT6であることを認識し、
残りのヘッド移動量T46−76 =40を求め、更に
この移動量40に適合する新しいシークデータ(シーク
速度データ)を形成し、ライン45に出力する。これに
より、常にfk3!!速度でヘッド5は移動する。トラ
ックT12、T19、T27、T36、T42、T45
をヘッド5が横切ってトラック認識コードが読み取られ
た場合にも同様に新しいシークデータ(シーク速度デー
タ)が形成される。ヘッド5の移動速度はTO〜Ti5
の第1のトラック群、T16〜T31の第2のトラック
群、732〜T47の第3のトラック群の中で少なくと
も1回はトラック認識コードが得られるように決定され
ているので、検出されたトラック認識コードの値の変化
によってトラック群の移り変りを知ることができる。即
ち、マイクロコンピュータ27は、フラグとカウンタ出
力に基づく第9図の変換コード出力が大きい値から小さ
い値に変化しな時にトラック群の移り変りがあったと仮
定する0例えば、トラックT12に対応する変換コード
出力(15−3=12>が得られた後にトラックT19
に対応する変換コード出力3が得られた時には変換コー
ド出力の12から3への減少によりトラック群が変化し
たことを知る。トラックTO〜T15から成る第1のト
ラック群の隣りの第2のトラック群において変換コード
出力が3になるトラックはT19のみであるから、マイ
クロコンピュータ27は直ちにヘッド5がトラックT1
9を横切ったことを知ることができる。
この様にして目的トラックT46の近くのトラックT4
2においてトラック認識コードが得られ、残りのヘッド
移動量が746−T42=4であることをマイクロコン
ピュータ27が判定すると、ヘラドラを低速移動させる
シークデータ45が発生し、同一トラック群内でのヘッ
ド5のトラック認識コードの読み取り回数が多くなり、
目的トラックT46のトラック認識コードの検出も可能
になる。ヘッド5が目的トラック746を行き過ぎた時
には勿論シータ方向を反転させてヘッド5を目的トラッ
クT46に戻す。
今、スタートトラックがTO1目的トラックがT46の
場合について述べたが、スタートトラック及び目的トラ
ックが任意トラックの場合にも全く同様の動作になる。
本実施例は次の利点を有する。
(1) 第3図のトラックTO〜T7の範囲に示すよう
に磁化領域12〜18が規則的に配置されているので、
磁化領域(磁化反転)の読み取り誤差が発生し難い、ま
た、磁化領域(磁化反転)の読み取り誤差が生じても、
誤差を小さな値(例えば1トラツク内)に抑えることが
出来る。
(2) トラック群に分けたので、トラック認識コード
の長さ(ビット数)を短くすることができ、高速読み取
りが可能になる。即ち、第8図に示すような斜め走査に
よる読み取りも可能になる。
(3)  To〜T15のトラック群をTO〜T7の前
半分とT8〜T15の後半分とに分け、これを区別する
ための磁化領域11を設けなので、16トラツクを8個
の磁化領域11〜18で区別することができる。又、1
6トラツクをフラグ1ビツトとカウンタ26の出力3ビ
ツトとの合計4ビツトで区別することができる。
(4) 変換コード出力を第9図に示すように得ること
ができるので、トラック群の識別を容易◆こ達成するこ
とができる。
(5) シーク時に、トラック認識コードが検出される
毎に新しいシークデータ(シーク速度データ)を形成す
るので、ヘッド5を最適速度で目的トラックに移動させ
ることができる。
(6) エンコーダ方式に比較し、高価なエンコーダが
不要であるので、コストの低減ができる。
(7) サーボ面サーボ方式に比較し、専用のサーボ面
が不要になるので、ディスクの使用効率が良くなる。又
、高価なサーボ面の形成装置(記録装りが不要になる。
(8) ステップモータを使用する方式に比較し、シー
ク時間の短棒が可能になる。
[変形例コ 本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば
次の変形が可能なものである。
(1) フラグを得るための磁化領域11を省き、トラ
ック群の中の全トラック異なるコードを記録するように
してもよい。
(2)  トラフ、り認識コードを2進数番こしてもよ
い。
(3) 単数又は複数のディスクの内の一面全部をトラ
ック認識コードの記録に使用してもよい。
この様に構成すればシーク時にトラック認識コードを検
出できる確率が高くなるのでシーク速度を高めることが
可能になる。
(4) ボイスコイルモータ7の代りに直流モータを使
用してもよい。
(5) 各トラック群に群を区別するためのコードを書
き込み、このコードをヘッド5で検出して群を識別して
もよい。
(6) トラック零検出信号z1、Z2を書き込む代り
に、ストッパ58にトラック零検出スイッチを設け、こ
れに基いてトラック零TOを検出してもよい。
[発明の効果] 上述から明らかな如く本発明によれば、ディスクのトラ
ックを複数のトラック群に分割し、各トラック群にトラ
ック認識コードを記録するので、トラック認識コードを
簡略化することができ、迅速な検出が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わる磁気ディスク装置を示
すブロック図、 第2図は第1図のディスクのトラックの一部を展開して
示す図、 第3図は第2図のサーボセクタの一部を示す図、第4図
は第1図の制御回路を示すブロック図、第5図は第1図
の位置信号形成回路を示すブロック図、 第6図は第1図の各部の状態を示す波形図、第7図はヘ
ッド位置の変化と位置信号との関係を示す波形図、 第8図はシーク時のヘッドの軌跡を示す図、第9図はト
ラックと変換コード出力との関係を示す図である。 1・・・ディスク、5・・・ヘッド、7・・・ボイスコ
イルモータ、8・・・トラック、9・・・サーボセクタ
、11.12.13.14.15.16.17.18・
・・磁化領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]記録媒体磁気ディスクと、 前記ディスクの回転手段と、 前記ディスクに関係して信号を変換するヘッドと、 前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動させるため
    のヘッド移動手段と を有する磁気ディスク装置において、 前記ディスクは複数のトラック群を有し、 各トラック群内のトラックを識別するためのトラック認
    識コードが各トラック群のトラックに記録されているこ
    とを特徴とする磁気ディスク装置。 [2]前記複数のトラック群に同一の前記トラック認識
    コードが記録されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の磁気ディスク装置。 [3]前記トラック認識コードは複数のトラックの配列
    順番に従つて値が規則正しく増大及び/又は減少するも
    のである特許請求の範囲第2項記載の磁気ディスク装置
    。 [4]前記トラック認識コードは、磁化領域の数の相違
    によってトラックを識別するものである特許請求の範囲
    第1項又は第2項又は第3項記載の磁気ディスク装置。
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