JPH01142818A - 画面制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画面制御システムに関し、特にディスプレイに
表示された図形または文字を加工する画面制御システム
に関する。

〔従来の技術〕

従来のコンピュータシステムの情報入力に際して、入力
に先立ってあらかじめディスプレイに表示された画面を
、訂正または加工して入力情報とする場合が多い。その
ためまず、ディスプレイの画面にカーソルやアイコンな
どでその訂正や加工の操作できる箇所を表示した後１、
操作点をキーボード・マウス・トラックボール・デジタ
イザ・タッチパネル・ライトベン等の入力装置により制
御用のパルスや操作点の座標データを入力し、それによ
って、画面の制御を行ってきた。

従って、キーボード・マウス・トラックボール・デジタ
イザ等の画面と制御部とが離れた場所にあり、タッチパ
ネル・ライトベンを用いた場合は、幾つかのメニューの
選択による方法が採られていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の画面制御システムは、図形または文字を
表示する画面と訂正や加工の操作をする場所が離れてい
たり、タッチパネルやライトベンを使う場合のように幾
つかのメニューの選択による限られたものだけしたでき
なかった。従って、画面のスクロールやカーソルの移動
などに関しては、使用者の操作内容と画面表示の変化と
が間接的にしか対応しておらず、人間の直感的な感覚が
働きにくいため、操作が難しいという欠点がある。

よって本発明の目的は、上記欠点を解決した画面制御シ
ステムを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の画面制御システムは、図形または文字を入力し
その相互位置の変更加除を行いその結果を出力する画面
制御システムにおいて、ディスプレイの前面に配設され
たタッチパネルから前記ディスプレイに表示された加工
対象図形または文字を透視して図形加工情報を入力する
図形文字加工手段を備えて構成される。

〔実施例〕

次に本発明について実施例を示す図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は本発明を適用するハードウェアの構成の一例を示
すブロック図、第３〜６図は本実施例の画面の変化の一
例を示す説明図、第７〜１０図は第３〜６図で表した動
作を示すフローチャートである。

まず、本発明の一実施例の構成について説明する。

第１図を見るに本実施例は、図形入力手段１１と、文字
入力手段１２と、図形文字加工手段１３と、出力手段１
４と、制御信号入力手段１５とを備えて構成される。ま
た、図形文字加工手段１３は図形などの加工の内容によ
って移動手段１３Ａと回転手段１３Ｂと中間削除手段１
３Ｃと一部移動手段１３Ｄとを含んでいる。

次に、第２図を見るに本発明を適用するハードウェアは
、ディスプレイ２１と、これを制御するディスプレイ制
御部２２と、タッチパネル２３とこれに制御されるタッ
チパネル２４と、中央処理装置２５とメモリ２６と、キ
ーボード２７と、ディスクメモリ２８と、プリンタ２９
とで構成され、データバス１００を通して互いに直接ま
たは間接に接続されている。

ここで実施例の概要を示す。あらかじめディスクメモリ
２８やタッチパネル２３又は外付したタブレットデジタ
イザなどから入力された図形、または、キーボード２７
などから入力された文字に対して、タッチパネル２３を
通してディスプレイ２１に表示された図形または文字を
見つつ、タッチパネル２３上の指先によるタッチ点の移
動量だけ画面の一部または全部がスクロールしたり部分
的に消去するようにしたものである。

第３図〜第６図は本発明の画面制御システムの実施例を
用いた時の画面の変化の関係例を示すものである。第３
図はタッチパネル２３に接した指先３２を指先３４まで
移動させることにより、画面表示も同じ方向に平行移動
している様子を示す。

第４図は、タッチパネル２３に接した片方の指先４２Ａ
を固定し、片方の指先４２Ｂを指先４４Ｂまで移動する
ことにより、画面表示が回転することを示す。第５図は
タッチパネル２３に接した片方の指先５２Ｂを固定し、
片方の指先５２Ａを指先５４Ａまで移動させ、中間部の
表示を消去している様子を示す。第６図は全画像上の一
つの部分（この図では三角形６２）だけを別の方法で指
定して、タッチパネル２３に接した指先６３から指先６
５まで移動させている様子を示す。

次に第３〜６図に示す表示例について、その作動を第７
〜１０図のフローチャートに従って説明する。

まず、第３図に示すように表示画面をスクロールする場
合について説明する。第７図を見るに、加工を必要とす
る画面をディスクメモリ２８・キーボード２７などから
入力すると、ディスプレイ２１には入力された画面が引
継いて表示される（ステップ７１）。ここで、入力され
た画面または表示されている画面とは異った画面の図形
文字加工の制御命令が、例えばキーボードなどからあっ
たときは、別の画面を取扱う次のルーチンに移行し、上
述の制御命令のないときはステップ７３に移行する（ス
テップ７２〉。タッチパネル２３上に指先３２の移動が
あれば、ステップ７４に移行し、指先の移動のないとき
は始めに戻る（ステップ７３）。続いてタッチパネル２
３上の指先の移動に従って画面がそのままスクロールす
る（ステップ７４）。

次に第４図に示すように表示画面が回転する場合につい
て説明する。第８図を見るに、ステップ８１・８２の作
動は第７図のステップ７１・７２と同一であるため記述
を省略する。ここでタッチパネル２３上に２個の指先４
２Ａ・４２Ｂがあり、そのうち少なくとも一方が移動す
ればステップ８４に移行し、指先の移動のないときは始
めに戻る（ステップ８３）。続いてタッチパネル２３上
の指先の移動に従って画面がそのまま回転する（ステッ
プ８４）。ここでは何れか一方の指先が移動しなければ
これを軸に両方の指先とも移動していれば何れか一方の
動きの少ない指先を中心に回転し動きの少ない指先の動
きは画面のスクロールに使われる。

さらに第５図に示すように表示画面の一部が消去される
場合について説明する。第９図を見るに、ステップ９１
・９２の作動は第７図のステップ７１・７２と同一であ
るため記述を省略する。ここでタッチパネル２３上に２
個の指先５２Ａ・５２Ｂがあり、その両者または一方の
指先が指先距離を短縮する方向に移動すればステップ９
４に移行し、指先の移動のないときは始めに戻る（ステ
ップ９３）。続いてタッチパネル２３上の指先の移動量
に従って指先の間にある画面が消去される（ステップ９
４）。一般には指先が移動した量だけ、他の指先に近い
処から消去される。

また、第６図に示すように表示画面のうちの一部の画面
のみを移動する場合について説明する。

なお、第１０図を見るに、ステップ１０１・１０２の作
動は第７図のステップ７１・７２と同一であるため記述
を省略する。ここで、図形中一部のみ移動させる指示を
、タッチパネル２３の指定された部分から入力したとき
はステップ１０４に移行し、入力しないときは始めに戻
る（ステップ１０３）。次にタッチパネル２３上で移動
すべき図形６２の指定を指先などで行ったときはステッ
プ１０５に移行し、移動すべき図形の指定をしなかった
ときは始めに戻る（ステップ１０４）。ここでタッチパ
ネル２３上に指先６３を図形６２に重ねて必要な方向へ
移動すればステップ１０６に移行し、指先の移動のない
ときは始めに戻る（ステップ１０５）。続いてタッチパ
ネル２３上の指先の移動量だけ、図形６２は移動する（
ステップ１０６）。

以上のようにして、画面上の図形また文字の移動・削除
などが可能となる。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように本発明の画面制御システムは
、被加工画面を表示するディスプレイと透視できるタッ
チパネルとを重ねて配設したことにより、表示された画
面が加工操作を行うタッチパネルを通して透視でき画面
の加工内容と加工結果とが直接対応するので、操作方法
が理解しやすく表示が実在物があるかのように容易に操
作ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は本発明を適用するハードウェアの構成の一例を示
すブロック図、第３〜６図は本実施例の画面の変化の一
例を示す説明図、第７〜１０図は第３〜６図で表わした
動作を示すフローチャート。 １１・・・図形入力手段、１２・・・文字入力手段、１
３・・・図形文字加工手段、１４・・・出力手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 図形または文字を入力しその相互位置の変更加除を行い
   その結果を出力する画面制御システムにおいて、ディス
   プレイの前面に配設されたタッチパネルから前記ディス
   プレイに表示された加工対象図形または文字を透視して
   図形加工情報を入力する図形文字加工手段を備えて成る
   ことを特徴とする画面制御システム。