JPH01142812A - 力制御機能を有する制御装置 - Google Patents

力制御機能を有する制御装置

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JPH01142812A
JPH01142812A JP29999387A JP29999387A JPH01142812A JP H01142812 A JPH01142812 A JP H01142812A JP 29999387 A JP29999387 A JP 29999387A JP 29999387 A JP29999387 A JP 29999387A JP H01142812 A JPH01142812 A JP H01142812A
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Takabumi Tetsuya
鉄矢 高文
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はロボット等の先端の力を制御する力制御機能を
有する制御装置に関するものである。
従来の技術 近年、力制御機能を有する制御装置は、色々研究されて
いるが、制御系の安定性の問題や複雑な計算を必要とす
るためなかなか実用化されていないのが現状である。
以下図面を参照しながら、上述した従来の力制御機能を
有する制御装置の一例について説明する。
第4図は従来の力制御機能を有する制御装置の構成図で
ある。第4図において、11は力指令値Fcを第一の入
力とし力帰還値Ffを第二の入力とする減算手段、12
は減算手段11の出力ΔFを位置指令△Pに変換する力
・位置変換手段、13は力・位置変換手段12の出力△
Pを入力とする位置決め制御部、14は位置決め制御部
13の出力を入力とするモータ駆動部、15はモータ駆
動部14により駆動されるモータ、16はモータ151
:よって駆動されるロボットアーム、17はロボットア
ーム16の先端の位置Xが環境の位置Xeと接触して力
を発生するモデル、18は環境の剛性Ke、19は発生
した力Fを検出する力検出手段である。
以上のように構成された力制御機能を有する制御装置に
ついて、以下その動作について説明する。
力Fはロボットアーム16の先端の位置Xが環境の位置
Xeと接触した場合、即ちロボットアームの先端の位置
Xと環境の位置Xeとの誤差△Xが正の場合のみ発生す
る。
F;Ke・(X−Xe)・・・X≧Xe  (1)=O
・・・X<Xe ング時間T・と、位置決め制御部へで決まる制御系のゲ
インGeとはすでに決っているものとして考え一定とす
る。よって制御系の安定性はコンブ力指令値ΔFを(2
)式に従って位置指令値△Pに変換する。
八P=Kf・ΔF        (2)コンプライア
ンス定数Kfと環境の剛性Keとの関係は次のようにな
る。環境の剛性Keが大きければ即ちロボットの接触す
る環境が非常に硬いものである場合、制御系が安定にな
るためにはコンプライアンス定数Kfは小さ(なければ
ならない。環境の剛性Keが小さい場合には即ちロボッ
トの接触する環境が非常に柔らかいものである場合、制
御系の安定領域はコンプライアンス定数Kfが大きいと
ころまでとることができる。よって制御系の安定性はロ
ボットが接触する環境によって決められることになる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、ロボットが環境と
接触する場合、ロボットは前もってその環境が分からな
いためにコンプライアンス定数Kfを一定の値に決めて
おいた時、環境の剛性が小さいときのみ制御系は安定に
なり、環境の剛性が大きくなった場合制御系は不安定に
なるという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、ロボットの先端を力制御す
る場合にロボットの接触する環境が分からない時でも制
御系に最適なコンプライアンス定数を自動的に決めるこ
とにより安定な力制御機能を有する制御装置を提供する
ものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の力制御機能を有す
る制御装置は、力指令値を第一の入力とし力帰還値を第
二の入力とする減算手段と、前記減算手段の出力を位置
指令に変換する力・位置変換手段と、前記力・位置変換
手段の出力を入力とする位置決め制御部と、前記位置決
め制御部の出力を入力とするモータ駆動部と、前記モー
タ駆動部により駆動されるモータと、前記モータによっ
て駆動されるロボットアームと、前記ロボットアームが
環境と接触して発生する力を検出して力帰還値として出
力する力検出手段とを備えた力制御機能を有する制御装
置において、力帰還値を用いて、環境の剛性を推測する
ことにより力・位置変換手段を最適に設定する力・位置
変換補正手段を設けたものである。
作   用 本発明は上記した構成によって、力・位置変換補正手段
にて力検出手段の出力である力帰還値を用いて環境の剛
性を推測し、力・位置変換手段を最適に設定することが
でき、従来の力制御機能を有する制御装置が持っていた
環境の剛性により制御系が不安定になるという問題点を
解決できるものである。
実施例 以下本発明の一実施例の力制御機能を有する制御装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の実施例における力制御機能を有する制
御装置の構成図を示すものである。第1図において、1
は力指令値Fcを第一の入力とし力帰還値Ffを第二の
入力とする減算手段、2は減算手段1の出力ΔFを位置
指令△Pに変換する力・位置変換手段、3は力・位置変
換手段2の出力△Pを入力とする位置決め制御部、4は
位置決め制御部3の出力を入力とするモータ駆動部、5
はモータ駆動部4により駆動されるモータ、6はモータ
5によって駆動されるロボットアーム、7はロボットア
ーム6の先端の位置Xが環境の位置Xeと接触して力を
発生するモデル、8は環境の剛性Ke、9は発生した力
Fを検出する力検出手段、10は力・位置変換補正手段
である。
以上のように構成された力制御機能を有する制御装置に
おいて、以下その動作について説明する。
第1図において、従来例と違う所は力・位置変換補正手
段10が追加されている点である。この力・位置変換補
正手段10について説明する。
力・位置変換補正手段においては力帰還値Ffを用いて
環境の剛性Keを推測する。そのために前もって力指令
値Fc=Foでコンプライアンス定数Kf=Kfoの時
の環境の剛性Keと、ロボットが環境に接触してからt
1時間後の力帰還量Ffの微分値Dt、との関係を求め
る必要がある。第2図(a)にその関係を示す。又、第
2図(b)に力指令値Fc=Foの場合の環境の剛性K
eとコンプライアンス定数Kfとの安定領域の限界線を
示す。
尚第3図(a)、(b)に力・位置変換補正手段が無い
場合と有る場合について力指令値Fcと力帰還値Ffと
の波形例を示す。
力制御を行う場合、コンプライアンス定数Kfは初期値
をKfoとする。第3図において力・位置変換補正手段
は、tlにおいて力帰還値Ffの微分値Dt、を求める
。次に(3)式を使って力指令値がFCの場合のFfの
微分値Dt、を力指令値がFoの場合のFfの微分値D
ot−二なるように補正する。
Dot、−Dt、・Fo/  Fc         
(3)第2図(a)を使ってFf=Dot1の場合の環
境の剛性Keを求める。これがロボットが現在接触して
いる環境の剛性である。次に第2図(b)を用いて制御
系が安定な領域のコンプライアンス定数Kfを求める。
そして力・位置変換手段の中でのコンプライアンス定数
をKfとする。これによって第3図(a)に示すように
力・位置変換補正手段がない場合に不安定になっていた
力制御系は第3図(b)に示すように力・位置変換手段
が有る場合には14時点で上記に示したように不安定な
コンプライアンス定数Kf、から制御系が安定になるコ
ンプライアンス定数Kf2に変わるために力帰還値Ff
は安定な波形となる。
以上のように本実施例によれば、従来の力制御機能を有
する制御装置に力・位置変換補正手段を設けることによ
り環境の変化に対して制御系が安定になるコンプライア
ンス定数を自動的に決めることができる。
なお、実施例において、環境の剛性を求めるために力帰
還量Ffの1.における微分値を使ったが、力帰還値F
fが一定の値に成るまでの時間を使用してもよい。さら
に、環境の剛性と何等かの一定の関係があるものであれ
ば何を使ってもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、力指令値を第一の入力とし力帰
還値を第二の入力とする減算手段と、減算手段の出力を
位置指令に変換する力・位置変換手段と、力・位置変換
手段の出力を入力とする位置決め制御部と、位置決め制
御部の出力を入力とするモータ駆動部と、モータ駆動部
により駆動されるモータと、モータによって駆動される
ロボットアームと、ロボットアームが環境と接触して発
生する力を検出する力検出手段とを備えた制御装置にお
いて、力・位置変換補正手段により力検出手段の出力で
ある力帰還値を用いて環境の剛性を推測して力・位置変
換手段を最適に設定できるので、ロボットが接触する環
境の変化に対して安定な制御装置を提供することができ
、その効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における力制御機能を有する制
御装置の構成図、第2図(a)は力帰還値の微分値と環
境の剛性との関係図、第2図(b)は環境の剛性とコン
プライアンス定数との関係図、第3図(a)及び(b)
はそれぞれ力・位置変換補正手段が無い場合と有る場合
の力指令値と力帰還値の波形図、第4図は従来例におけ
る力制御機能を有する制御装置の構成図、である。〜1
・・・・・・減算手段、2・・・・・・力・位置変換手
段、3・・・・・・位置決め制御部、4・・・・・・モ
ータ駆動部、5・・・・・・モータ、6・・・・・・ロ
ボットアーム、8・・・・・・環境の剛性、9・・・・
・・力検出手段、10・旧・・力・位置変換補正手段。 贅許出願人  工業技術院長  飯 塚 幸 三乗2図 (6)  Kf−Kfo  Fc=F。 Dt+ 力帰埋イ五/l春浚分像 (b)  FC=F。 吋71’主     Ke 943図 fI−4立I完4費柚゛正千没すし くb) カー)立Xt擢す蕾正す役あソ 区          U 匡 大; ヒ二

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 力指令値を第一の入力とし力帰還値を第二の入力とする
    減算手段と、前記減算手段の出力を位置指令に変換する
    力・位置変換手段と、前記力・位置変換手段の出力を入
    力とする位置決め制御部と、前記位置決め制御部の出力
    を入力とするモータ駆動部と、前記モータ駆動部により
    駆動されるモータと、前記モータによって駆動されるロ
    ボットアームと、前記ロボットアームが環境と接触して
    発生する力を検出して力帰還値として出力する力検出手
    段とを備えた力制御機能を有する制御装置において、前
    記力検出手段の出力である力帰還値を用いて環境の剛性
    を推測することにより力・位置変換手段を最適に設定す
    る力・位置変換補正手段を設けたことを特徴とする力制
    御機能を有する制御装置。
JP62299993A 1987-11-30 1987-11-30 力制御機能を有する制御装置 Expired - Lifetime JP2569405B2 (ja)

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