JPH01142566A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH01142566A
JPH01142566A JP62301318A JP30131887A JPH01142566A JP H01142566 A JPH01142566 A JP H01142566A JP 62301318 A JP62301318 A JP 62301318A JP 30131887 A JP30131887 A JP 30131887A JP H01142566 A JPH01142566 A JP H01142566A
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JP
Japan
Prior art keywords
scanning
speed
paper
copy
load level
Prior art date
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Pending
Application number
JP62301318A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Kawaguchi
俊和 川口
Norizo Nagata
永田 憲蔵
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/274,506 priority patent/US4952985A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、複写機に関し、詳しくは、原稿の走査速度の
異常に伴う、作像不良を防止しようとするものである。
[従来の技術] 電子写真式模写機において、静電潜像の形成は原稿に対
応する光像を帯電した感光体上に投影することにより行
なわれる。
この光像を投影するために、例えば、固定された光源に
対して原稿を1lE2Fする原稿台を一定方向に所定速
度で移動させ、原稿からのスリット状の反射光を、回転
する感光体ドラム上に投射する。
又、例えば上記原稿台を駆動するモータ回転軸にロータ
リーエンコーダ等を取り付けることによって、原稿台等
の移動速度を検出することが行なわれている(特開昭6
1−63831号公報)。
[発明が解決しようとする問題点] ところで原稿の光源に対する移動速度が走査の際、変動
すると、これに対応して投影される光像も歪み、不良作
像の原因となる。
特に、上記原稿台移動型の複写機では、原稿を載置する
原稿台が複写機上部に位置するため、外部から原稿台の
移動が妨げられる場合が多い。例えば、重くて厚い本な
どを複写する場合、ユーザーは本を手で原稿台に強い圧
力で押しつけることが多い。
そこで、原稿台駆動用のモータが所定の回転数で回わら
なかったり、たとえ回っても回転ムラが大きくなったり
して不良作像の原因となる場合がある。しかし、このよ
うな事態は、例えば手で押しつけている圧力を緩めたり
すれば、解消する場合が多い。
本発明は、上記事実に鑑みて案出されたものであり、光
源及び原稿間の相対的な移動速度が異常となった場合、
この異常に伴う作像不良を防止するとともに、良質の複
写画像の供給を可能とするものである。
[問題点を解決するための技術的手段]本発明に係る複
写機は、原稿及び該原稿に光を照射する光源のいずれか
一方を他方に対し所定速度で相対移動させて、原稿を走
査することにより、原meからのスリット状の反射光を
帯電した感光体上に投射する走査手段と、 前記反射光によって得られた静電潜像をトナー現像した
トナー画像を転写するために、用紙を感光体に対し送出
する送出手段と、 前記原稿と光源との相対的移動速度を直接又は間接に検
出する速度検出手段と、 を有する複写機において、 前記走査手段が原稿の走査を開始してから、前記送出手
段が用紙を送出するまでに、前記速度検出手段が検出し
た移動速度が許容範囲外となったときは、前記送出手段
による用紙の送出を中止させるとともに、前記走査手段
による原稿の走査を新たに行なわせる制御手段と、 を有することを特徴とする複写機である。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を添附図面を参照しつつ説明す
る。
C実施例複写機の概略説明) 第1図は実施例に係る原稿台移動型複写機10の構成を
概略的に示す断面図であり、この図によって複写機10
の構成を簡単に説明する。
複写機10の本体の略中央部には反時計方向に回転駆動
可能な感光体ドラム11が配置され、その周囲には回転
方向順にメインイレーサランプ12、サブ帯電チャージ
ャ13.サプイレーサランプ14.メイン帯電チャージ
ャ15.像間イレーザ41.現像装置16.転写チャー
ジャ17.複写機の分離チャージャ18.ブレード方式
のクリーニング装置1if19が順次配置されている。
感光体ドラム11は表面に感光体層を設けたものでこの
感光体は前記イレーザランプ12.14及び帯電チャー
ジャ13.15を通過することにより均一帯電され、走
査光学系20から画像露光を受ける。
更に像間イレーサ41によって不要部分を露光し、除電
する。
走査光学系20は移動可能な原稿ガラス26と。
固定された光源27と、ミラー23.25.レンズ24
とから構成されている。
原稿ガラス26は、原稿台を構成し、感光体ドラム11
の周速度V(等倍、変倍に拘らず一定)に対してv、’
m(但し、m:複写倍率)の速度で右方に走査移動する
ように直流モータM1で駆動される。
一方、複写機本体の左側には、それぞれ給紙ローラ31
,33を備えた給紙カセット30.32が着脱可能に設
置され、複写機の搬送路はローラ対34,35.タイミ
ングローラ対36.搬送ベルト37.定着装置38.排
出ローラ対39にて構成されている。
以上の構成において、感光体ドラム11.搬送ローラ3
4,35.搬送ベルト37及び定着装置38等を含む主
駆動系はメインモータMによって駆動され、このメイン
モータMには交流電源の周波数に依存して一定速度で回
転する同期モータが用いられている。
また、走査光学系20は速度i制御可能な直流モータM
1によって移動され、前記主駆動系とは機構的に独立し
て構成されている。尚、本実施例では、原稿を載置する
原稿ガラス26が固定された光源に対し、移動可能な構
成とされているが、本発明は原稿台移動方式に限らず、
例えば、原稿のみを、対ローラに挟持させて光源に対し
移動させる場合や静止している原稿の下面から光源等を
移動させる場合にも適用される。
(原稿及び光源の相対移動速度検出手段)第2図におい
て、1は原稿を載置する原稿ガラスを含む走査系、Ml
は直流モータであり、走査系1はこの直流モータM1に
て往復駆動、即ち矢印へ方向に往動(以下スキャンと称
す)、逆方向に復動(以下リターンと称する)可能とさ
れている。
2はホール素子及びマグネットを主体として構成された
エンコーダである。エンコーダ2は直流モータM1の回
転軸に設置され、この回転数に比例したパルス信号を発
生するもので、パルス数で走査系1の移動距離を、パル
ス間隔で走査系1の速度を検出することが可能である。
5W−Hはホームスイッチで、走査系1がホーム位置(
スキャン開始位置)にあるか否かを検出するもので、ホ
ーム位置にあるときにオン信号を発し、それ以外はオフ
信号を発する。
5W−Rはタイミングスイッチで、走査系1に対し、以
下に説明する制御のための基準位置を検出するもので、
走査系1が所定位置に達したときオン信号を発し、それ
以外はオフ信号を発する。
(操作パネル) 第3図は本実施例に係る複写機の操作パネル100を示
す平面図である。この操作パネル100は、複写機の上
部正面に配設されており、第3図図示の如く、操作パネ
ル100上には、左から速度変動検出スイッチ5W80
、負荷レベル検出スインチ5W81、マルチ中断検出ス
イッチ5W82、ローテーションで各種モードをセレク
トするモードセレクトスイッチ5W83、リトライ表示
用LED92a、白紙排出表示用LED92b、マルチ
中断表示用LED92C,第1負荷レベルLED92d
、第2負荷レベル表示用LED90a、アップキー84
、ダウンキー85、プリントスイッチ86等が配設され
ている。
ここで、リトライ表示用LED92aは速度変動などの
発生により、再度複写動作をやり直すために走査系1が
リターンを行なうことを表示するものである。
白紙排出表示用LED92bは、排出されてくる複写紙
が、速度変動などのために画像が乱れているので転写さ
れず白紙のままであることを表示するものである。
マルチ中断表示用LED92cは、所定回数複写動作を
やり直しても、速度変動などが収まらないのは、機構的
な不具合が存在するためと判断して、以後のコピー動作
を停止する旨を表示するものである。
第1負荷レベル表示用LED92dは、走査系1の現時
点での負荷レベル状態が、第1負荷レベルを越えている
ことを表示するものである。
第2fi荷レベル表示用LED90aは、走査系1の現
時点での負荷レベル状態が、第2負荷レベルを越えてい
ることを表示するものである。
(上記複写機の制御回路) 第4図は、複写機を制御するマイクロコンピュータ(以
下CPUと称す)の構成を示す。
201は制御の中心となるCPUで、制御のためのデー
タを記憶するための読取り、書込み可能なランダムアク
セスメモリ、制御プログラムを記憶するリードオンリメ
モリ、8ピツト及び16ビツトの内部カウンタ入出力ボ
ート等から構成されている。
上記CPU201の入力部には操作パネル100上のキ
ースイッチ及び複写機内部に配設される各種センサ等に
より構成されるスイッチマトリックス204.4桁の数
値表示部74がデコーダ207を介して接続される。こ
のデコーダ207は、CPU201からの信号に応じて
、入力または表示する部分を選択する信号を発する。一
方、上記CPU201の出力部はメインモータ、タイミ
ングクラッチ、給紙クラッチ、帯電チャージャ、転写チ
ャージャと接続され、これらに制御信号を出力する。
208は、直流モータM1のlli制御回路で、前記エ
ンコーダ2のパルス信号を方形波に変換し、その立上が
り(または立下がり)の信号が制御回路208からCP
U201の外部割込み端子(INT)に入力される。ま
た、直流モータM1のtill 1111回路は、CP
U201からの信号により、直流モータM1への印加電
圧を1.II fill bでいる。この印加電圧の制
御は、一定電圧を微小時間単位でオン・オフ(チョッピ
ング)することにより行なわれ、速度制御はそのオン時
間を調整することにより行なわれる。さらに、CPU2
01は、タイミングスイッチ5W−R,ホームスイッチ
5W−Hと接続され、これらのスイッチの信号を入力す
る。
メインルーチン 第5図は、上記CPU201のメインルーチンを示すフ
ローチャートである。
複写機10に電源が投入されると、ステップ5401で
、CPL1201等の初期設定がされる。
ステップ$402では、内部タイマがセットされ、以下
の処理を行なう1ルーチンの時間が設定される。
ステップ8403では、本体各部(例えば、上記操作パ
ネル100上)に配置されたスイッチ。
センサー等からの信号を入力する。
ステップ5404では、入力された信号を処理する入力
データ処理ルーチンが実行される。このルーチンは後に
詳述する。
次に、ステップ5405では、入力データに基づいてコ
ピー可能な状態か否かを判断し、JAM・トラブル等の
ような不可状態であれば、rNOJと判定され、ステッ
プ5407に進んで異常時の処理をした後、ステップ8
408に進む。プリントスイッチ86がオンされた場合
などは、rYES」と判定され、ステップ8406に進
み、コピー動作が実行される。この動作は後述する。
ステップ8408では、複写機の状態(JAM・トラブ
ル等)を検出し、ステップ8409では、必要データを
セットする。このセット方法についても後述する。
次いで、ステップ5410では、操作パネル上で表示用
LED等の点灯をflilJ mlシ、ステップ541
1では、その他の処理、例えば、定着装W138の温度
調節などを行なう。
filに、ステップ5412では、前記ステップ540
2でセットした内部タイマが終了したか否かを判断し、
rNOJなら終了するまで待機し、rYEsJならば再
びステップ5403に戻る。
■   −一夕処 第6図、第7図に入力データ処理のサブルーチン(ステ
ップ8404)で実行されるプログラムのフローチャー
トを示す。このサブルーチンにおいて、ブロックエでは
、速度変動検出スイッチ5W80が押された際に、速度
変動検出フラグの内容が反転されるようになっている。
ブロック■では、負荷レベル検出スイッチSW81が押
された際に、ブロックエにおける処理と同様の処理が行
なわれ、ブロック■では、マルチ中断スイッチ5W82
が押された際に、ブロックエにおける処理と同様の処理
が行なわれる。ブロックtVでは、セレクトスイッチ5
W83が押される毎に、セレクト番号を小さい順からロ
ーティシミンさせて行き、ブロックVでは、セレクト番
号に応じて、検出レベルなどの値を変更していくような
処理が行なわれるようになっている。
即ち、ステップ8601では、速度変動検出スイッチs
waoが押されたか否かを判定し、スイッチ5W80が
押されてONエツジが検出されると、ステップ5602
に進んで速度変動検出フラグの内容を反転させる処理を
行なう。速度変動検出フラグが「0」であれば、ステッ
プ5603にて「1Jにし、rIJであれば、ステップ
5604でrOJへと反転させる。また、ステップ56
01で、速度変動検出スイッチswaoのON工ッジが
検出されなかった場合は、フラグの内容を変化させない
ので、ステップ8602〜5604をスキップし、直接
ブロック■の最初のステップにいく。
ステップ8605では、負荷レベル検出スイッチSW8
1が押されたか否かを判定し、スイッチSW81が押さ
れてONエツジを検出すれば、ステップ8606に進ん
で、ブロック■と同様に、負荷レベル検出フラグの内容
を反転させる(ステップ$606〜8608)。また、
ステップ5605で、スイッチ5W81のONエツジが
検出できない場合は、直接ブロック■の最初のステップ
にスキップしていく。
ステップ8609〜5612においても、マルチ中断ス
イッチSW82のONエツジ検出毎にマルチ中断機能フ
ラグを反転させていく。
次に、ステップ$613では、モードセレクトスイッチ
5W83が押されたか否かを判定し、スイッチ5W83
が押されてONエツジを検出すれば、ステップ5614
に進んで、セレクト番号をインクリメントする。その後
、ステップ5615でセレクト番号が所定の最大値に達
したか否かを判定し、達している場合には、セレクト番
号を  ・rOJに戻す(ステップ8616)。これに
より、セレクト番号はセレクトスイッチ5W83が押さ
れる毎にrOJ→rIJ→「2」→・・・・・・→r6
J→rOJ→「1」と小さい方から順々にローティジョ
ンしていくことになる(最大値−7とした時)。ステッ
プ$615でセレクト番号が所定の最大値に達していな
い場合はrOJに戻す必要がないので、ステップ861
6をスキップする。また、ステップ5613でセレクト
スイッチ5W83が押されていないと判断された場合は
、セレクト番号を変化させる必要がないので、ステップ
8614〜8616の処理をスキップして、直接ブロッ
クVの最初のステップにいく。
ステップ5617では、セレクト番号に応じてステップ
8618〜5623のいずれかのステップを選択し、各
ステップにおける検出レベルの値を変更していく。
セレクト番号がrOJの場合は、通常モードであるとし
て、全ての検出レベルの値を変更させることなく、直接
メインルーチンへと戻る。セレクト番号が「0」以外の
場合は、変更モードであるので、セレクト番号に対応し
た検出レベルの値を変更するサブルーチン(ステップ8
618〜5623)を実行する。
セレクト番号と変更される検出レベルは下表のようにな
っている。
表 ここで、 速度変動幅上限値(TU)・・・走査系の移動速度に対
応するモータパルス間隔と目標速度のそれとの差の上限
値。
(移動速度の方が目標速度より速い場合問題となる) 速度変動幅下限値(TD)・・・上記の差の下限値(移
動速度の方が目標速度より遅い場合問題となる) 第1負荷レベル・・・画像性能上は問題ないが、機械寿
命を短くするおそれのある軽いストレス状態に相当する
負荷トルクのレベル 第2負荷レベル・・・画像性能上問題が発生し、機械寿
命を著しく短くする重いストレス状態に相当する負荷ト
ルクのレベル 平均化回数・・・速度変動や負荷レベルを検出する際に
検出精度が過敏になることを防ぐために速度変動や負荷
レベルの平均をとる。そのためのサンプリング回数 リトライ回数・・・平均化された速度変動が上記の上限
値(Tu)や下限値(Td)を越えた時や負荷レベルが
第2負荷レベルを越えた場合に、接写動作を中断し再度
複写動作を行なうようになっている時のやり直す最大回
数。
各検出レベルのきざみ値・・・ 検出精度を敏感にしたり、またはその逆にしたい場合な
どユーザーの好みや機械状態に合わ才て検出感度、精度
を調整するためのもの。
第8図〜第13図は、上記検出レベルの値を変更するサ
ブルーチン(°ステップ8618〜8623)で実行さ
れるプログラムのフローチャートである。
第8図において、ステップ8701にて、レジスタAに
速度変動幅上限値TUの現在の値を、レジスタBには、
あらかじめ決められたきざみ幅の値に1がセットされる
。次のステップ5702では、第14図に示すような変
更サブルーチンが実行され、アップキー84またはダウ
ンキー85が押される毎に、レジスタAの値が変化して
いく。
即ち、ステップ5720でアップキー84が押されたか
否かを判定し、アップキー84が押されてONエツジが
検出されると、ステップ5721に進んでレジスタAに
レジスタB(きざみ幅)を加える処理をする。アップキ
ー84が押されていない場合は、ステップ5722に進
み、ダウンキー85の状態をチエツクする。
ステップ5722にて、ダウンキー85が押されてON
エツジが検出されれば、ステップ5723に進んでレジ
スタAからレジスタB(きざみ幅)を引く処理を行なう
ステップ5722でダウンキー85が押されていないと
判断された場合は、アップキー84.ダウンキー85の
両方とも押されていないのでレジスタAの値を変えない
ためにステップ5723をスキップする。
以上のように、変更サブルーチン(ステップ$702)
で、アップキー84.ダウンキー85の状態に応じてレ
ジスタAの値が変更された後、ステップ8703にて速
度変更幅上限値TUにレジスタAの内容が転送されるの
で、速度変動幅上限値TUも変更される。
第9図〜第13図でも、第8図で行なわれた処理と同様
に検出レベルの値を変更する処理が行なわれる。これに
よって゛、セレクト番号に応じて、検出レベルの値がア
ップキー84.ダウンキー85を操作すること変更でき
る。
このような処理が終了すれば、メインルーチンへと戻っ
ていく。
■ コピー  サブルー ン 第15図〜第24図は、コピー制御サブルーチン(ステ
ップ8406)の詳細を示す。
まず、ステップ8800では、コピーステートの内容を
チエツクし、コピーステートの値に応じてステップ88
10−8890のいずれかのサブルーチンヘジャンプす
る処理を行なう。
(コピーステート「O」) コピーステートの内容がrOJの場合は、ステップ58
10へ進み、コピー開始の処理を行なう。
このステップ8810では、第16図に示すフローチャ
ートの処理が実行される。
まず、ステップ5811では複写を開始するか否かを示
すコピーフラグをチエツクする。コピーフラグが「1」
であればステップ5812に進む。
ステップ5812では、メインモータMが駆動され、感
光体ドラム11が回転し、給紙ローラ等容ローラが駆動
可能状態となる。また、帯電チャージャ13及び転写1
分離チャージャ17.18がオンされ感光体ドラム11
への帯電が開始される。
更に、メインイレーザ12.像間イレーサ41もオンさ
れ、感光体ドラム11上の不要な画像領域部分の電荷を
消去し、無駄な珊像剤の消費を減らす。
そして、コピーフラグと、リトライカウンタを「0」に
リセットした後、選択された給紙カセットが具備する給
紙O−ラの回転時間を制御するタイマT−Aと、露光ラ
ンプ27の点灯タイミングをυ+WするタイマT−8を
セットする。次いで、ステップ5813でコピーステー
トを11」にセツトしてメインルーチンへと戻っていく
。一方、ステップ5811でコピーフラグがrOJと判
断された場合はコピー動作を開始する必要がないので、
ステップ$812〜5813をスキップしてメインルー
チンへ戻っていく。
〔コピーステート「1J) コピーステートの内容が11」の場合は、ステップ58
20へ進み、給紙と露光の処理を行なう。
このステップ5820では、第17図に示すようなプロ
グラムが実行される。
まず、ステップ5821では、給紙ローラ制御用タイマ
T−Aによって規定される時間が経過したか否かを判定
する。経過していない場合は、以下の処理をスキップし
てメインルーチンに戻る。
給紙ローラ制御用タイマT−Aによって規定される時間
が経過したと判断されると、ステップ5822において
それまで作動されていた給紙ローラ31.33をオフし
、複写紙をタイミングローラ対36の手前に停止させる
。次に、ステップ5823に進み、露光の開始を行なう
タイマT−Bが終了したか否かを判定する。終了してい
ないと判断される場合は、以下のステップ8824.8
825をスキップしてメインルーチンに戻る。終了した
と判断されると、ステップ5824に進んで露光ランプ
27を点灯し、ステップ5825でコピーステートをr
2Jにした後、メインルーチンへ戻っていく。
(コピーステート「2」) コピーステートの内容が「2」の場合は、ステップ58
30へ進み、走査系1のスキャン動作を開始させるため
の処理を行なう。このステップ5830では、第18図
に示すような70−チャートの処理が実行される。
まず、ステップ5831では、スキャンするのに必要な
パラメータ、例えば、目標走査速度に対応したエンコー
ダパルス間隔TSIなどを計算する。そして、ステップ
5832で各種検出機能に必要なデータ(エンコーダパ
ルス間隔やモータへの通電時間)の測定を開始させるタ
イミングを制御するタイマT−Cや感光体ドラム11上
に記録された画像の先端部が像間イレーザ41の位置に
来るタイミングを示すタイマT−Dをセットする。
次いで、ステップ5833では、検出に必要な各種フラ
グやモードを初期化している。ステップ5834におい
て、走査系1の駆動を開始するために直流モータM1を
スタートさせるためのサブルーチン(第25図、26図
において詳述する)を実行した後、ステップ5835に
てコピーステートを「3」に更新し、メインルーチンへ
戻っていく。
第25.26図は、ステップ5834における直流モー
タM1をスタートさせるサブルーチンのフローチャート
である。
ステップ5900で速度変動や負荷レベルを検出するの
に必要な測定データをまず初期化する。
即ち、ステップ5904にてデータの個数を示すカウン
タjをrOJにセットし、ステップ8905にてカウン
タjが平均化回数Nと一致したか否かを判定し、一致し
なければステップ8906へ進んで、負荷レベルを検出
するためにモータへの通電時間の測定データをメモリす
るレジスタPI−j (jは、カウンタjの値と一致す
る)に平均通電時間POを、またエンコーダパルスの時
間間隔の測定データをメ宅りするレジスタTI−J(j
は、カウンタjの値と一致する)に目標走査速度に対応
するエンコーダパルスの時間間隔TSIをそれぞれセッ
トする。そして、ステップ5907でカウンタjをイン
クリメントした後ステップ5905へ戻る。
ステップ8905でデータの個数を示すカウンタjが、
平均化回数Nに一致したと判断されると、ステップ89
08に進み、平均値のレジスタを初期化する。即ち、エ
ンコーダパルス間隔の平均値TIをストアするレジスタ
に目標走査速度に対応するパルス閤FliiTS 1を
セットし、平均モータ通電時間PIをストアするレジス
タに平均通電時間POをセットする。これによって、カ
ウンタjがrOJ〜「N」に対応する速度変動と負荷レ
ベルの検出用測定データと平均値の初期化が行なわれる
ことになる。
次に、ステップ5901において、直流モータM1のエ
ンコーダパルスと割込み処理の同期をとるために、モー
タへの通電時間を制御し始めるまでのエンコーダパルス
数を、レジスタ5YNCにセットする。ステップ590
2では、直流モータM1は始めは停止しているので起動
のための通電時1mPMAXをモータへ出力し、ステッ
プ8903にて割込みを許可する処理を行なう。これに
より、以後の直流モータM1の速度制御はエンコーダパ
ルスが発生する毎に、後述する割込み処理ルーチンで行
なわれることになる。
(コピーステート「3」) 第15図でコピーステートの内容がr3Jの場合は、ス
テップ5840へ進み、検出用データの測定開始のため
の処理を行なう。このステップ5840では、第19図
に示すようなフローチャートの処理が実行される。
まず、ステップ5841では、各種検出機能に必要なデ
ータの測定を開始させるタイミングを制御するタイマT
−Cが終了したか否かを判定している。タイマ丁−Cが
終了していないと¥11断された場合は、以下の処理を
スキップしてメインルーチンへ戻っていく。タイマT−
Cが終了していれば、ステップ5842において、各種
検出機能に必要なデータの測定を開始させるために、測
定フラグを「11にセットする。これにより、後述する
割込み処理ルーチンにおいて、測定データの採取が行な
われることになる(ステップ1007参照)。
次に、ステップ5843に進んで、タイマT−Dが終了
したか否かを判定している。タイマT−りが終了してい
なければ、ステップ8844〜8846の処理をスキッ
プしてメインルーチンへ戻っていく。タイマT−Dが終
了している場合は、感光体ドラム11上に記録された有
効画像領域の先端部が、像間イレーザ41の位置に達し
たとしてステップ5844で像間イレーザをオフする。
そして、ステップ5845で検出結果を判定するタイミ
ングを示すタイマT−Eをセットした後、ステップ88
46にてコピーステートを「4」に更新してメインルー
チンに戻る。
(コピーステート「4」) 第15図でコピーステートの内容がr4Jの場合は、ス
テップ5850へ進み、検出結果の判定処理を行なう。
このステップ3850では、第20図に示すようなフロ
ーチャートの処理が実行される。
まず、ステップ5851では検出結果を判定するタイミ
ングか否かを示すタイマT−Eが終了したか否かを判定
している。タイマT−Eが終了していない場合は、検出
結果を判定するタイミングではないとして、以下の処理
をスキップしてメインルーチンへ戻っていく。タイマT
−Eが終了している場合、ステップ5852に進んで測
定を開始してからこの時点までの間に走査系1の移動速
度の変動が許容範囲外になったか否かを示す速度変動許
容外フラグをチエツクする。
ステップ5852にて速度変動許容外フラグがrIJと
判断される場合は、ステップ5854へ進み、走査系1
の異常時処理を行なう。速度変動許容外フラグ(ステッ
プ51011参照)がrOJと判断された場合は、ステ
ップ5853に進み、走査系1の負荷レベルチエツク処
理をする。この負荷レベルのチエツクは、後述するよう
に(ステップ51016)、画像性能上の問題が生ずる
か否かの観点から行なう。
ステップ$853にて、第2負荷レベルメモリフラグを
判定し、「0」と判断される場合は、速度変動も許容範
囲内であり、走査系1の負荷レベルも画像に支障を与え
る程ではないとして、正常コピーとして以後の処理を行
なうためにステップ8854〜858の異常時処理の部
分をスキップする。
一方、ステップ5852で速度変動が許容範囲外である
と判断された場合やステップ5853で走査系1の負荷
レベルに画像性能上の問題があると判断された場合には
、下記にのべる5854〜5856において感光体ドラ
ム11上に記録された画像が乱れているとして、再度コ
ピー動作をやり直すようにする。ただし、所定回数やり
直しても速rg、変動が許容範囲内に収まらなかったり
負荷レベルが重過ぎる場合には、複写紙を白紙のまま排
出するような処理を行なう。
即ち、ステップ5854にて、コピー動作のやり直し回
数を示すリトライカウンタがリトライ所定回数NRに一
致したか否かを判定する。一致していない場合には、再
度コピー動作をやり直すために、ステップ8856に進
み、リトライフラグを「1」にレットすると共に、処理
モードを「2」にセットする。一致した場合には、所定
回数コピー動作を繰り返しても、画像に影響を及ぼすと
思われるような走査系1の状態が解除されなかったとし
て複写機10内に給紙されている複写紙を白紙のままで
排出するために、ステップ5855にて、白紙フラグを
「1」に、処理モードをrIJにそれぞれセットする。
次に、所定回数コピー動作を繰り返しても、走査系1の
異常状態が解除できない時、マルチコピーによる次の複
写動作時にも同様の現象が発生する可能性が高い。この
ため、マルチコピーを中断するような処理をする。ステ
ップ5857において、複写tl110がこのような状
態になった場合、以後のマルチコピーを中断する機能を
作動させるか否かを示すマルチ中断機能フラグをチエツ
クし、このフラグがTljの場合、マルチコピーを中断
させるためにステップ8858にてマルチ中断フラグを
セットする。最後に、ステップ885つにてコピーステ
ートを「5」に更新してメインルーチンに戻る。
(コピーステート「5」) 第15図でコピーステートの内容がr5Jの場合は、ス
テップ8860へ進み、レジストの11.+1Illl
を行なう。このステップ8860では、第21図に示す
ようなフ、CI−チレートの処理が実行される。
まず、ステップ8861では、タイミング信号がrIJ
になったか否か、即ち走査系1がタイミングスイッチS
W (SW−R)の位置まで移動してタイミングスイッ
チSW (SW−R)を押圧したか否かが判定され、タ
イミング信号が「1」でないと判断されると、ステップ
8862〜3867の処理をスキップしてメインルーチ
ンへ戻る。
タイミング信号がfilである場合には、ステップ88
62に進み、処理モードに応じて処理の内容を選択して
いく。
処理モードがrOJの場合は、正常コピーモードである
のでステラ、ブ5863に進んで、即座にタイミングロ
ーラ対36をオンし、複写紙を感光体ドラム11に向け
て給送すると共に、タイミングローラ対36の駆動時間
をυJlllするタイマT−Fをセットする。そして、
ステップ8867に進んでコピーステー1・をr6Jに
更新する。
処理モードが「1」の場合は、白紙排出モードであるの
で、ステップ8864に進んで、像間イレーザ41をオ
ンして、以後の感光体ドラム11上の電荷を全面にわた
って消去する。ここで像間イレーザ41をオンするのは
、既に感光体ドラム11上に形成された静電潜像を現像
器16でトナー現像することにより無駄に消費される現
像剤の量を少なくすると共に、白紙排出に要する時間の
短縮を図るためである。
次に、ステップ8865において、既に像間イレーザ4
1により電荷を消去することができる位置をすぎてしま
った感光体ドラム11上の有効画像領域が転写位置をす
ぎるために要する時間が経過したか否かを判定する。即
ち、第33図に示すように、白紙を排出することを決定
した時点で有効画像領域であるとして今まで感光体ドラ
ム11上に記録されてきた領域の先頭は、すでに点D′
に達しているため、像間イレーザ41により電荷を消去
することができる位置B点から点D′間に記録された画
像は現像される。このため、本来、有効画像領域の先端
と対応するタイミング信号が「1」にになった時点から
、少なくとも上記点8〜点り一に相当する距離分は感光
体ドラム11を回転させた侵、複写紙をタイミングロー
ラ対36から給送してやらないとトナー画像が転写され
、白紙で排出できない。従って、ステップ8865にて
、所定時間経過したことを検出すると、ステップ$86
6に進み、タイミングローラ対36をオンさせる。そし
て、タイミングローラ対36の駆動FR間を制御するタ
イマT−Fも同時にセットし、ステップ8867に進む
。所定時間経過していない場合は、ステップ8866な
どをスキップしてメインルーチンに戻る。
処理モードがr2Jの場合は、リトライ動作モードであ
るのでステップ8868へ進み、像間イレーザ41をオ
ンして、以後の感光体ドラム11上の電荷を消去し、無
駄に消費される現像剤の量を減らす。そして、リターン
を開始するタイミングを示すタイマをT−Fとしてセッ
トし、ステップ8867に進む。これによりタイミング
ローラ対36はオンされないので、複写紙は複写機10
内のタイミングローラ対36の手前で待機し続けること
になる。
【コピーステートr6」) 第15図でコピーステートの内容が「6」の場合は、ス
テップ$870へ進み、スキャン終了とリターン動作開
始のための処理を行なう。このステップ5870では、
第22図に示すようなフローチャートの処理が実行され
る。
まず、ステップ5871でタイマT−Fが終了したか否
かを判定し、タイマT−Fが終了していなければ、以下
の処理をスキップしてメインルーチンへ戻っていく。タ
イマT−Fが終了したと判断された場合には、スキャン
動作を終了させるために、ステップ5872にて直流モ
ータM1の駆動を停止する。第27図はステップ587
2における直流モータM1の駆動を停止させるサブルー
チンのフローチャートである。ステップ5909にて、
割込みを禁止し、割込み処理ルーチンが実行されないよ
うにした後、ステップ5910にて直流モータM1への
通電を停止する。
次ぐステップ5873では、処理モードに応じて、感光
体ドラム11の周辺装置などに対する処理を選択してい
く。
処理モードがrOJの場合は、正常コピーモードである
ので、ステップ5874に進み、画像の写し込みIII
 litも終了させる。即ちタイミングローラ対36を
オフし、複写紙の給送を終了する。そして、帯電チャー
ジャ13.15がオフされ、露光ランプ27もオフされ
る。更に、像間イレーザ41をオンし、感光体ドラム1
1上の電荷を消去させる。走査系1もスキャン動作を終
了したので、速度変動などの各種検出に必要だったデー
タも測定しなくてもよいので、測定フラグを「OJにリ
セットする。その後ステップ5875へ進む。
処理モードがrIJの場合は、白紙排出モードであるが
、複写紙を排出するという点では一致するため、処理モ
ードrOJと同じステップ8874を実行する。
処理モードが「2」の場合は、リトライ動作モードであ
るので、再度複写動作をやり直すため、感光体ドラム1
1の周辺装置の状態はそのまま維持される。従って、ス
テップ5874をスキップしてステップ5875に進み
、リターン動作に移る。ステップ5875では、リター
ン動作に必要な種々のパラメータを計算し、ステップ8
876で、直流モータM1を駆動させ、走査系1をリタ
ーンさせた後、ステップ5877にて、コピーステート
を「7」に更新してメインルーチンへ戻る。
(コピーステート「7」) 第15図でコピーステートの内容が17」の場合は、ス
テップ8880へ進み、走査系1がスキャン開始位置に
戻ってきた際の処理を行なう。このステップ8880で
は、第23図に示すようなフローチャートの処理が実行
される。
まず、ステップ8881にて、走査系1がホーム位置に
戻ってきたか否かを判定する。戻っていないと判断され
た場合は、以下の処理をスキップしてメインルーチンに
戻っていく。ステップ8881にて、走査系1がホーム
位置に戻ってきたと判断された場合は、ステップ888
2に進み、第27図に示すストップルーチンを実行する
。即ち、直流モータM1の駆動を停止させ走査系1のリ
ターン動作を終了させる。
次に、ステップ8883では、処理モードに応じて、処
理の内容を選択していく。
処理モードがrOJの場合は、正常コピーモードなので
、ステップ8884にてトータルカウンタをインクリメ
ントした後、ステップ8885へ進む。ステップ888
5〜ステツプ8887では、複写枚数が残っていれば、
前述のようなコピー動作を再度開示し、複写枚数分が澗
めば、機械を停止させるようにしたものである。即ち、
ステップ8885にて複写枚数分が終了したか否かを判
定し、終了していなければステップ8886に進み、コ
ピーフラグをrIJにセットし、コピーステートを「0
」に戻して、再度複写を開始させる。−方、終了してい
ればステップ8887に進み、メインモータを停止させ
るためのタイマT−Gをセットすると共にコピーステー
トを「8」に更新する。
処理モードが11」の場合は、白紙排出モードであるた
め、ステップ5884のようなトータルカウンタのイン
クリメント処理は行なわずに、ステップ$888へ進む
。これはトータルカウンタの値は、ユーザーが払う料金
額と対応するため、白紙排出であるにもかかわらず、料
金が加算されることは不適切だからである。ステップ8
888では、マルチコピーを中断させるか否かを示すマ
ルチ中断フラグをヂエツクする。マルチ中断フラグが「
1」と判断された場合は、複写残り枚数に関係なく、マ
ルチコピーを中断させるために、ステップ8887に進
んで、停止動作に入る。ステップ8888にてマルチ中
断フラグが「0」と判断されれば、ステップ8885に
進み、複写残り枚数に応じた制御を行なうようにさせる
処理モードが「2」の場合は、リトライ動作モードであ
るので、走査系1が再度コピー動作に人ようにするため
ステップ8889でコピーステートを12」に更新する
。これは感光体ドラム11の周辺装置が、コピー継続の
状態になっているので、即座にスキャンを開始できるか
らである。
又、リトライカウンタをインクリメントする。
(コピーステート「8」) コピーステートの内容がr8Jの場合は、ステップ58
90へ進み、メインモータ等の停止の処理を行なう。こ
のステップ5890では、第24図に示すようなフロー
チャートの処理が実行される。
まず、ステップ5891にて、メインモータを停止させ
るタイマT−Gが終了しているか否かを判定し、終了し
ていなければ、以下の処理をスキップしてメインルーチ
ンへ戻っていく。ステップ5891でタイマT−Gが終
了されていると判断された場合はステップ5892に進
み、像間イレーサ41など感光体ドラム11の周辺装置
をオフした後、メインモータMの駆動も停止させる。ス
テップ5893でコピーステートを10」に戻し、初期
化しておく。
V  ゛み処理ルーチン 第28図、第29図に、エンコーダパルスによる外部割
込み処理ルーチンのフローチャートを示す。
直流モータM1よりエンコーダパルスが、CPU201
の外部割込み端子iNT>に入力されたときに起動され
る。
割込み処理ルーチンが起動されると、まず、今回のエン
コーダパルスの発生時刻TCを得る。次に、ステップ8
1001でカウンタ5YNCの(直を判定し、「0」以
外であれば、ステップ51002に進み、カウンタ値か
ら「1」を減じる。このカウンタ5YNCは、エンコー
ダパルスと割込みルーチンの同期をとるためのものであ
り(ステップ5901参照)、エンコーダパルスのパル
ス間隔を得るためには、最低2パルスを必要とするので
、その間パルス間隔の計算結果を無効にする目的で設定
されるものである。そして、ステップ81006へ進む
一方、ステップ81001でカウンタ5YNCの値が「
01と判定された場合は、上記同期が完了しているとし
て、ステップ81003へ進み、エンコーダのパルス間
隔を計算する。この計算は、今回のエンコーダパルスの
発生時刻TCから前回のエンコーダパルスの発生時刻T
Pを減じることで行なわれる。次のステップ51004
では、モータへの単位時間当りの通電時間Pを次式にて
算出する。
P−K (T I −TS I ) +P。
即ち、目標速度に対応してあらかじめ設定された通電時
間POに、測定されたエンコーダパルス間隔TIと目標
速度に対応する基準エンコーダパルス間隔TSIとの差
に係数Kを乗じた値を加算したものを単位時間当りの通
電時間とする。そして、ステップ81005にて上記8
時間に対応してモータ通電を行なう。
ステップ81006では、今回のエンコーダパルス発生
時刻下CをTPを保持するレジスタに転送することで前
回のパルス時刻は更新される。
ステップ51007では、測定フラグをチエツクする。
この測定フラグは速度変動や負荷レベルの検出に必要な
データを測定するか否かを示すものでステップ5842
でたてられるものである。
測定フラグが「1」でないと判断された場合は、データ
を測定しなくてもよいので、以下の処理をスキップして
割込み処理を終了する。
測定フラグがrlJと判断された場合は、ブロック■に
進んで、速度変動の検出を行ない、走査系1が許容範囲
以上に速度変動が生°じた時には、速度変動許容外フラ
グをセットする処理を行なう。
即ち、ステップ81008にて、まず、速度変動を検出
するか否かを判定するために、速度変動検出フラグをチ
エツクする。速度変動検出フラグが「1」の場合は、ス
テップ81009に進んで、第30図に示す速度変動測
定データの更新と平均化処理を行って平均エンコーダパ
ルス間隔Tlを検出する。
第30図は、上記速度変動測定データの更新と平均化処
理を示すフローチャートを示す。ステップ5110oで
は、走査系1のエンコーダパルス間隔の平均値TIを平
均化回数をNとして次式により求めている。
TI=r丁1 (N+1)−TI−〜 +TI)÷(N
+1) 尚、速度変動検出用の測定データはカウンタjの値に対
応するレジスタTI−j (j=0.1゜2、・・・N
)に格納されている。又、TI−〜 はエンコーダパル
ス<N+ 1 ) IIU過去のデータであることを示
している。
上記式に示すように従前の平均値百に平均化面11Nで
表わせるデータ個数(N+1)を乗じた値から最も古い
測定データTI−N を除き、代わりに最新の測定デー
タTIを加えた値を再度データ個数(N+1)で割るこ
とで平均値TIを更新している。
次にステップ51101〜51104にて、測定データ
も更新するために、1つずつ過去を示すレジスタに移し
ている。即ち、ステップ81101にて、測定データの
個数を示すカウンタjの値をNとしてカウンタjがOに
なるまで、順次レジスタTr−jにレジスタTI−(j
−1)のデータを転送する(ステップ1103〜110
4)。
ステップ81010では、前記のようにして得られた平
均エンコーダパルス間隔TIと、目標速度に対応するエ
ンコーダパルス間隔TSrとの差が速度変動幅上限値T
Uより大きいか否かを判定している。ステップ8101
0で、小さいと判定された場合は、ステップ81012
に進み前記パルスの差が速度変動幅下限値TDより小さ
いか否かを判定して小さければ、ステップ81011を
スキップしてブロック■へ進む。一方、ステップ510
11で、平均エンコーダパルス間隔TIと目標速度に対
応するエンコーダパルス間隔子31の差が、速度変動幅
上限値TUより大きい場合(走査系1の移動速度が遅く
なりすぎたことに相当)やステップ51012で速度変
動幅下限値TDより小さくない場合(走査系1の移動速
度が速くなり過ぎたことに相当)は、ステップ5101
1に進んでくるので速度変動許容外フラグを「1」にセ
ットする。
ステップ81008において、速度変動検出フラグが1
0」と判断された場合は、以上のような処理(ステップ
81009〜51012)をスキップしてブロック■の
最初のステップに進む。
ブロック■では、負荷レベルの検出を行なうために、ブ
ロック■の速度変動検出用の測定データの更新と平均化
の処理(ステップ81009)と同様の処理を負荷レベ
ル検出用の測定データについても実行した後、測定結果
に応じて、負荷レベルの状態を決定していく。即ち、ス
テップ81013において、負荷レベルを検出するか否
かを判定するために、負荷レベル検出フラグをチエツク
する。負荷レベル検出フラグが「0」と判断された場合
は、負荷レベルの検出をする必要が無いので、ステップ
81014〜81019をスキップして割込み処理ルー
チンを終了していく。
ステップ81013で、負荷レベル検出フラグが「1」
であると判断されるとステップ51014に進み、負荷
レベル検出用の測定データの更新と平均化の処理を行な
う。第31図にフローチャートを示すが、これは第30
図のTl→P1.TI−j→PI−j、TI−(j−1
)→Pl−(j−1)にしたもので、速度変動検出用測
定データを負荷レベル検出用測定データに代えたもので
ある。ステップ51009の同様の処理がステップ51
014で実行された後、ステップ51015で、測定結
果に応じて負荷レベルを決めていく。まず、ステップ5
1015にて、平均モータ通電時間Plが第2負荷レベ
ルに対応する値より大きいか否かをチエツクする。これ
は、一般に直流モータの発生するトルク(−負荷トルク
)は、消費されるTi流に比例するという特性を利用し
たものである。ステップ51015で、大きいと判断さ
れると、ステップ81016に進み、第2負荷レベルフ
ラグと第2負荷レベルメモリフラグを「1jにセットし
、第1負荷レベルフラグを「0」にリセットして、割込
み処理ルーチンを終了する。
一方、ステップ51015で小さいと判断されると、次
にステップ81017で第1負荷レベルに対応する値よ
り大きいか否かをチエツクする。
ここでいう第1負荷レベルとは、画像性能上は問題ない
が、機械寿命を短くするおそれのある軽いストレス状態
のことで部品強度などであらかじめ実験的に求められた
値を初期値としているものである。
又、第2負荷レベルとは、画像性能上も問題が生じると
共に、機械寿命を著しく短くする重いストレス状態のこ
とで、この値もあらかじめ実験的に求められている。
ステップ81017にて、平均モータ通電時間PIが、
第1負荷レベルに対応する値より大きいと判断されると
、ステップ81018に進み第1負荷レベルフラグを「
1」にセットし、第2負荷レベルフラグを10」にリセ
ットした後、割込み処理ルーチンを終了する。ステップ
81017で小さいと判断された場合は、ステップ81
019に進み第1負荷レベルフラグを「0」にリセット
した後、割込み処理ルーチンを終了していく。
V −示一一タセットザブルーチン 第32図に示すフローチャートにおいて、ブロックAで
は、速度変動が著しく生じたなどの原因によって、走査
系1がリターンして再度複写動作を行なう際に、操作パ
ネル100に再度複写動作を行なう旨を表示する。ブロ
ックBでは、今回排出されてくる複写紙が白紙のまま排
出されてくる際に、ブロックAと同様に表示処理を行う
。ブロックCでは、速度変動などが所定回数繰り返して
も、許容範囲内に収まらなかった場合、以後のマルチコ
ピー動作を停止させる際に、ブロックAの処理と同様に
表示処理を行なう。更に、ブロックDにおいても、走査
系1の負荷レベル状態が、第1負荷レベルを越えた際に
、その旨を操作パネル100に表示し、ブロックEでは
走査系1の負荷レベル状態が、より重たくなって第2負
荷レベルを越えた際にブロックDの処理と同様の処理を
行なう。最後にその他の表示、例えば、複写枚数や倍率
などの表示データをセットする処理を行なう。
即ち、ステップ81300では、リトライフラグが「1
」か否かを判定し、「1」と判断された場合は、速度変
動などが発生したので、再度複写動作をやり直すため走
査系1がリターンを行なうとしてリトライ表示用LED
92aを点灯する(ステップ51301)。ステップ8
1300で「0」と判断された場合は、複写動作のやり
直しは行なわないので、ステップ81302に進んでリ
トライ表示用LED92aを消灯する。
次に、ステップ81303では、白紙フラグをチエツク
し、白紙フラグが「1」である場合には、ステップ51
304に進み、排出されてくる複写紙は、速度変動など
のために画像が乱れているので転写されず白紙のままで
あることを知らせるために白紙排出表示用LED92b
を点灯する。
rOJと判断された場合は、白紙排出表示用LED92
bを消灯する処理(ステップ81305)を行なう。
ステップ81306では、マルチ中断フラグをチエツク
し、マルチ中断フラグが「1」である場合には、ステッ
プ81307に進み、所定回数複写動作をやり直しても
、速度変動などが収まらなかったとして機構的な不具合
が存在するためと判断して、以後のコピー動作を停止す
る旨を表示するマルチ中断表示用LED92Cを点灯す
る。
rOJと判断された場合は、マルチ中断表示用LED9
2cをステップ81308にて消灯する。
ステップ81309では、第1負荷レベルフラグをチエ
ツクし、第1負荷レベルフラグが11」である場合には
、ステップ81310に進み、走査系1の現時点での負
荷レベル状態が、第1負荷レベルを越えているので、第
1負荷レベル表示用LED92dを点灯する。rOJと
判断された場合は、ステップ81311に進んで、第1
負荷レベル表示用LED92dを消灯する。
ステップ81312では、第2負荷レベルフラグをチエ
ツクし゛、第2負荷レベルフラグが「1」である場合に
は、ステップ51313に進み、走査系1の現時点での
負荷レベル状態が、第2負荷レベルを越えているので、
第2負荷レベル表示用LED90aを点灯する。「0」
と判断された場合は、ステップ81314に進み、第2
負荷レベル表示用LED90aを消灯する。
そして最後に、ステップ81315において、その他の
表示、例えば複写枚数や倍率などの表示データをセット
する処理が実行されてメインルーチンへ戻っていく。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、走査手段が走査を
開始してから、送出手段が用紙を感光体に対し送出する
までに、速度検出手段が走査手段による原稿と光源の相
対的な移動速度が許容範囲外になったことを検出すれば
、用紙はそのまま送出せずに留めた状態に保持して、新
たに走査をやり直ずものである。このため特に、原稿台
移動型の複写機においては、ユーザーが手で押しつけた
こと等に伴う不良作像を防止できる。又、例えば、手で
押しつけている圧力を緩めれば、再度の走査により、良
質の複写画像を形成しろる。
又、例えば、実施例にも述べたように原稿台をリターン
させ再度複写露光走査をやり直すためにリターン中その
旨を表示すると、原稿台の速度変動の要因のユーザーに
よる除去又は緩和を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る複写機の構成を示す
概略断面図、第2図は、原稿台の移動機構を示す説明図
、第3図は、上記複写機の操作パネル100を示す平面
図、第4図は、上記複写機を制御するCPU201の構
成を示す構成図、第5図は、CPU201のメインルー
チンを示すフローチャート、第6、第7図は入力データ
処理のサブルーチンを示すフローチャート、第8図〜第
13図は、検出レベルの値を変更するサブルーチンを示
すフローチャート、第1呑図〜第24図は、コピー制御
のサブルーチンを示すフローチャート、第25.26図
は、ステップ5834.8876の詳細を示すフローチ
ャート、第27図は、ステップ5872.8882の詳
細を示すフローチャートである。第28.29図は、エ
ンコーダパルスによる外部割込み処理ルーチンの詳細を
示すフローチャート、第30図は、速度変動測定データ
の更新と平均化処理を示すフローチャート、第31図は
、負荷レベル検出データの更新と平均化処理を示すフロ
ーチャート、第32図は、表示データセット処理ルーチ
ンの詳細を示すフローチャート、第33図は、ステップ
5865の所定時間を説明する説明図である。 2・・・ロータリエンコーダ 17・・・転写チャージャ 26・・・原稿ガラス 41・・・像間イレーサ 第8図     第9図 第16図       第17図 第18図      第19図 第24図       第25図 第26図 第30図       第31図 第33図 A:露光ma B:イレース位置 C:転写償1 ラム1仕 2R ラム8速 Vp CD−CD’

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿及び該原稿に光を照射する光源のいずれか一
    方を他方に対し所定速度で相対移動させて、原稿を走査
    することにより、原稿像からスリット状の反射光を帯電
    した感光体上に投射する走査手段と、 前記反射光によつて得られた静電潜像をトナー現像した
    トナー画像を転写するために、用紙を感光体に対し送出
    する送出手段と、 前記原稿と光源との相対的移動速度を直接又は間接に検
    出する速度検出手段と、 を有する複写機において、 前記走査手段が原稿の走査を開始してから、前記送出手
    段が用紙を送出するまでに、前記速度検出手段が検出し
    た移動速度が許容範囲外となったときは、前記送出手段
    による用紙の送出を中止させるとともに、前記走査手段
    による原稿の走査を新たに行なわせる制御手段と、 を有することを特徴とする複写機。
  2. (2)前記送出手段が用紙の送出を中止してから、前記
    走査手段が新たな原稿の走査を行うまでの間、警告表示
    を行う警告手段を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の複写機。
JP62301318A 1987-11-27 1987-11-27 複写機 Pending JPH01142566A (ja)

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