JPH01139848A - ループ形成編み機のラッチ針 - Google Patents
ループ形成編み機のラッチ針Info
- Publication number
- JPH01139848A JPH01139848A JP63110326A JP11032688A JPH01139848A JP H01139848 A JPH01139848 A JP H01139848A JP 63110326 A JP63110326 A JP 63110326A JP 11032688 A JP11032688 A JP 11032688A JP H01139848 A JPH01139848 A JP H01139848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- needle
- knitting machine
- shank
- loop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009940 knitting Methods 0.000 title claims description 17
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 claims abstract description 4
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims abstract 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 16
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 16
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 12
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 abstract description 5
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 abstract description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 abstract description 3
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 abstract description 3
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 abstract description 3
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 abstract description 3
- 229920001519 homopolymer Polymers 0.000 abstract 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 3
- 229910000906 Bronze Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 229910052790 beryllium Inorganic materials 0.000 description 2
- ATBAMAFKBVZNFJ-UHFFFAOYSA-N beryllium atom Chemical compound [Be] ATBAMAFKBVZNFJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010974 bronze Substances 0.000 description 2
- KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N copper tin Chemical compound [Cu].[Sn] KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- -1 for example Polymers 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 239000012784 inorganic fiber Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229910052755 nonmetal Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B35/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
- D04B35/02—Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
- D04B35/04—Latch needles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明はループ形成編機のラッチ針に関する。
[従来の技術]
一般にこのような針は、鋼製のニードルシャンクを備え
、このニードルシャンクの一端部にはにはニードルフッ
クが設けられ、またこのニードルシャンクには縫いスロ
ットが形成されている。また、この針には、上記の縫い
スロットの部分に枢着されたラッチを備えており、この
ラッチは延長軸を横断する方向に回動するように構成さ
れている。
、このニードルシャンクの一端部にはにはニードルフッ
クが設けられ、またこのニードルシャンクには縫いスロ
ットが形成されている。また、この針には、上記の縫い
スロットの部分に枢着されたラッチを備えており、この
ラッチは延長軸を横断する方向に回動するように構成さ
れている。
このラッチは開位置と閉位置の間を回動するように構成
されている。そして、閉位置”では、ノーキャット(ラ
ッチスプーンとも称される)がニードルフックに当接し
、また全開の位置では、このラッチの背面がニードルシ
ャンクの上縁の部分に当゛接するように構成されている
。
されている。そして、閉位置”では、ノーキャット(ラ
ッチスプーンとも称される)がニードルフックに当接し
、また全開の位置では、このラッチの背面がニードルシ
ャンクの上縁の部分に当゛接するように構成されている
。
環状のニット編み機のような高速のループ形成編み機で
は、このラッチ針のラッチは高い応力を受ける。すなわ
ち、このようなラッチ針はその閉位置と全開位置との間
を60Hz以上の高速で振動するので、このラッチには
高い加速力および減速力が作用する。これらの力は、ラ
ッチの曲げ応力として作用するばかりでなく、このラッ
チとニードルシャンクとの接触圧力としても作用し、ノ
ーキャットがフックに当たる場合またはラッチの背部が
シャンクの当たる場合の衝撃エネルギを吸収する。この
エネルギは、上記のシャンクまたはラックの湾曲および
摩擦によって吸収される。このような針に作用する高い
応力によって、ノーキャットおよびフックが損傷を受け
るばかりでなく、ラッチが折損したり、ラッチの軸受や
ニードルシャンクが損傷したりする。
は、このラッチ針のラッチは高い応力を受ける。すなわ
ち、このようなラッチ針はその閉位置と全開位置との間
を60Hz以上の高速で振動するので、このラッチには
高い加速力および減速力が作用する。これらの力は、ラ
ッチの曲げ応力として作用するばかりでなく、このラッ
チとニードルシャンクとの接触圧力としても作用し、ノ
ーキャットがフックに当たる場合またはラッチの背部が
シャンクの当たる場合の衝撃エネルギを吸収する。この
エネルギは、上記のシャンクまたはラックの湾曲および
摩擦によって吸収される。このような針に作用する高い
応力によって、ノーキャットおよびフックが損傷を受け
るばかりでなく、ラッチが折損したり、ラッチの軸受や
ニードルシャンクが損傷したりする。
上述したような損傷を防止するために、従来から各種の
提案がなされている。たとえば、ドイツ国特許 No.
2,714,607 (米国特許No. 4, 2
9 4, 0 8 6に対応)には、ラッチが全開位
置にある場合または立位置にある場合における衝撃を弾
性的に吸収するための特殊な形態の二ードル縫いスロッ
トが開示されている。
提案がなされている。たとえば、ドイツ国特許 No.
2,714,607 (米国特許No. 4, 2
9 4, 0 8 6に対応)には、ラッチが全開位
置にある場合または立位置にある場合における衝撃を弾
性的に吸収するための特殊な形態の二ードル縫いスロッ
トが開示されている。
しかし、このものはラッチの背部がシャンクに当接する
際の衝撃を吸収するには効果的であるが、ニードルフッ
クのラッチノーキャットの衝撃を減少させるのには効果
がない。
際の衝撃を吸収するには効果的であるが、ニードルフッ
クのラッチノーキャットの衝撃を減少させるのには効果
がない。
また、ドイツ国特許 No.3,331,031(米国
特許 No.4,601,180に対応)には、軸受孔
とノーキャットとの間の部分に少なくとも1個の連続し
た凹部が形成されたラッチを備えたラッチ針が開示され
ている。このものは、質量が軽減され、ラッチが枢動す
る際の加速力および減速力を軽減することができる。ま
た、このものは、ニードルフック上のノーキャットの衝
撃エネルギを減少させるとともに、ラッチの背部がニー
ドルシャンクの接触面に当接する際の衝撃エネルギを減
少させるように構成されている。しかし、これらラッチ
や針の寸法はきわめて小さいので、上記のような凹部を
形成するのはコスト高になる不具合がある。
特許 No.4,601,180に対応)には、軸受孔
とノーキャットとの間の部分に少なくとも1個の連続し
た凹部が形成されたラッチを備えたラッチ針が開示され
ている。このものは、質量が軽減され、ラッチが枢動す
る際の加速力および減速力を軽減することができる。ま
た、このものは、ニードルフック上のノーキャットの衝
撃エネルギを減少させるとともに、ラッチの背部がニー
ドルシャンクの接触面に当接する際の衝撃エネルギを減
少させるように構成されている。しかし、これらラッチ
や針の寸法はきわめて小さいので、上記のような凹部を
形成するのはコスト高になる不具合がある。
また、ドイツ国特許 No.1.046,819には、
ホーム(手)編みニット機に適するラッチ針が開示され
ている。このラッチは、ベリリウム青銅、合成圧縮材等
の非磁性材料で形成されている。このようなものは、針
の頭部特にラッチを非磁性材料で形成することにより、
この部分が磁化されるのを防止し、フックが拘束される
のを防止する。このような磁化によるラッチとフックの
拘束は、ホーム編み機においてラッチ針全体が鋼で形成
されている場合に生じやすい。しかし、このような問題
は工業用編み機のラッチ針には生じない。さらに、この
ラッチをベリリウム青銅や圧縮材で形成した場合には、
長期間の応力に耐え、高速の環状の編み機に使用するこ
とができる。
ホーム(手)編みニット機に適するラッチ針が開示され
ている。このラッチは、ベリリウム青銅、合成圧縮材等
の非磁性材料で形成されている。このようなものは、針
の頭部特にラッチを非磁性材料で形成することにより、
この部分が磁化されるのを防止し、フックが拘束される
のを防止する。このような磁化によるラッチとフックの
拘束は、ホーム編み機においてラッチ針全体が鋼で形成
されている場合に生じやすい。しかし、このような問題
は工業用編み機のラッチ針には生じない。さらに、この
ラッチをベリリウム青銅や圧縮材で形成した場合には、
長期間の応力に耐え、高速の環状の編み機に使用するこ
とができる。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、高速の
編み機において、ノーキャットがフックに当接する際お
よびラッチの背部がニードルシャンクの接触面に当たる
際の衝撃による応力を吸収して損傷を防止し、これらフ
ックやニードルシャンクの損傷を防止することができる
ラッチ針を提供することにある。
編み機において、ノーキャットがフックに当接する際お
よびラッチの背部がニードルシャンクの接触面に当たる
際の衝撃による応力を吸収して損傷を防止し、これらフ
ックやニードルシャンクの損傷を防止することができる
ラッチ針を提供することにある。
[課題を解決するための手段とその作用]本発明は、以
上の問題を解決するために、強化繊維を含有した熱可塑
性の単重合体または共重合体の合成樹脂でニードルラッ
チを形成したものである。この合成樹脂としては、たと
えばポリウレタンまたはポリアミドが使用される。
上の問題を解決するために、強化繊維を含有した熱可塑
性の単重合体または共重合体の合成樹脂でニードルラッ
チを形成したものである。この合成樹脂としては、たと
えばポリウレタンまたはポリアミドが使用される。
本発明のものは、鋼製、非金属製、圧縮材のものと比較
して、衝撃の吸収性に勝れている。また、このような合
成樹脂は、弾性的な特性に勝れている。また、強化繊維
によって補強されているので、この合成樹脂の曲げ強度
が向上し、機械的な応力に耐え、また長い期間の使用に
も耐えることができるものである。また、鋼製のものと
比較して重量が約65%軽減され、慣性が小さくなる。
して、衝撃の吸収性に勝れている。また、このような合
成樹脂は、弾性的な特性に勝れている。また、強化繊維
によって補強されているので、この合成樹脂の曲げ強度
が向上し、機械的な応力に耐え、また長い期間の使用に
も耐えることができるものである。また、鋼製のものと
比較して重量が約65%軽減され、慣性が小さくなる。
よってこのラッチがフックや接触面に接触する場合の衝
撃が小さくなる。
撃が小さくなる。
このラッチは、精密な射出成形によって製造することが
できる。これによって、このラッチの質量の配分のバラ
ンスを容易に向−ヒさせることができる。
できる。これによって、このラッチの質量の配分のバラ
ンスを容易に向−ヒさせることができる。
また、このラッチの取付けを容易にするために、このラ
ッチの軸受孔からこのラッチ外面に通じる軸挿入スロッ
トが形成されている。この挿入スロットは、ラッチの一
部を横方向に分割し、弾性域に変形可能な部分を形成し
ている。これによって、このラッチを装着する前にニー
ドルシャンクに軸を取付けることができる。そして、こ
の軸を取付けたのちに、このラッチを簡単にこの軸に弾
性的に取付けることができる。
ッチの軸受孔からこのラッチ外面に通じる軸挿入スロッ
トが形成されている。この挿入スロットは、ラッチの一
部を横方向に分割し、弾性域に変形可能な部分を形成し
ている。これによって、このラッチを装着する前にニー
ドルシャンクに軸を取付けることができる。そして、こ
の軸を取付けたのちに、このラッチを簡単にこの軸に弾
性的に取付けることができる。
また、このラッチの上記スロットが形成されている縁面
に凹部を形成してもよい。このような凹部を形成するこ
とによって、このラッチの軸への取付けが一層容易にな
る。しかし、このラッチの一部がその弾性限界を越える
ような危険のある場合には、このラッチには少なくとも
1個の応力逃がしスロットが形成され、このスロットは
軸受孔から始まってこのラッチの弾性変形する部分にわ
たって延長されている。このスロットは、長いラッチに
特に有効である。さらに、この応力逃がしスロットはラ
ッチブレードに形成された開口に達するように形成して
もよく、このようにすれば、不所望な引裂きすなわちノ
ツチ効果が防止できるこの開口は円形の孔であることが
好ましい。
に凹部を形成してもよい。このような凹部を形成するこ
とによって、このラッチの軸への取付けが一層容易にな
る。しかし、このラッチの一部がその弾性限界を越える
ような危険のある場合には、このラッチには少なくとも
1個の応力逃がしスロットが形成され、このスロットは
軸受孔から始まってこのラッチの弾性変形する部分にわ
たって延長されている。このスロットは、長いラッチに
特に有効である。さらに、この応力逃がしスロットはラ
ッチブレードに形成された開口に達するように形成して
もよく、このようにすれば、不所望な引裂きすなわちノ
ツチ効果が防止できるこの開口は円形の孔であることが
好ましい。
さらに、この挿入スロットは上記ノーキャットと反対側
のラッ°チの中央面近傍に形成することができる。しか
し、これ以外の部分にこの挿入スロットを形成してもよ
い。たとえば、この挿入スロットはラッチの前面または
後面の端部に形成してもよい。
のラッ°チの中央面近傍に形成することができる。しか
し、これ以外の部分にこの挿入スロットを形成してもよ
い。たとえば、この挿入スロットはラッチの前面または
後面の端部に形成してもよい。
このようなラッチは精密な射出成形で形成することがで
きるので、上記の軸受孔を精密に形成できるばかりでな
く、機械加工やプレス成形では加工が困難な形状のもの
も容易に製造できる。よって、非円形の軸受孔の手段に
よって、このシャンクに支承された軸やピンにこのラッ
チを確実に取付けることもできる。
きるので、上記の軸受孔を精密に形成できるばかりでな
く、機械加工やプレス成形では加工が困難な形状のもの
も容易に製造できる。よって、非円形の軸受孔の手段に
よって、このシャンクに支承された軸やピンにこのラッ
チを確実に取付けることもできる。
[実施例コ
以下、図を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図および第2図には、ラッチ針を示し、このものに
はニードルシャンク1が形成され、その−端部にはニー
ドルフック2が形成され、また縫いスロット3が形成さ
れている。この縫いスロット3は、ニードルシャンク1
の縦方向の中心線に対して対称に形成されている。また
、このニードルシャンク1の顎部には、円筒形のピンま
たは軸4が横断方向に設けられこの軸は縫いスロット3
の幅より長く形成されている。この軸4は、1個または
2個の部材から構成され、この縫いスロット3を形成す
る顎部の孔内に挿入され、これら顎部によって弾性的に
保持されている。
はニードルシャンク1が形成され、その−端部にはニー
ドルフック2が形成され、また縫いスロット3が形成さ
れている。この縫いスロット3は、ニードルシャンク1
の縦方向の中心線に対して対称に形成されている。また
、このニードルシャンク1の顎部には、円筒形のピンま
たは軸4が横断方向に設けられこの軸は縫いスロット3
の幅より長く形成されている。この軸4は、1個または
2個の部材から構成され、この縫いスロット3を形成す
る顎部の孔内に挿入され、これら顎部によって弾性的に
保持されている。
また、縫いスロット3内の軸4には、ラッチ5が枢着さ
れている。そして、その閉位置では、そのノーキャット
6がニードルフック2に当接し、また開位置ではシャン
クの背部がニードルシャンクの上縁の接触面に当接する
。このラッチ5は、強化繊維で強化された単重合体また
は共重合体の合成樹脂で形成されている。これらの合成
樹脂としては、たとえばポリウレタンおよびポリアミド
が使用される。また、この強化繊維としては、ガラス繊
維や炭素繊維等の有機または無機繊維が使用される。ま
た、種類の異なる複数の繊維を混合して使用してもよく
、またこの繊維の方向も例えばこのラッチ5の軸方向に
配列することができる。
れている。そして、その閉位置では、そのノーキャット
6がニードルフック2に当接し、また開位置ではシャン
クの背部がニードルシャンクの上縁の接触面に当接する
。このラッチ5は、強化繊維で強化された単重合体また
は共重合体の合成樹脂で形成されている。これらの合成
樹脂としては、たとえばポリウレタンおよびポリアミド
が使用される。また、この強化繊維としては、ガラス繊
維や炭素繊維等の有機または無機繊維が使用される。ま
た、種類の異なる複数の繊維を混合して使用してもよく
、またこの繊維の方向も例えばこのラッチ5の軸方向に
配列することができる。
このラッチ5は、このましくは精密な射出成形によって
製造される。
製造される。
また、このノーキャット6の反対側のラッチ5の端部に
は、軸受孔7が横方向に形成されており、第1図および
第2図に示す如く、この軸受孔は円筒状をなし、上記の
軸4に嵌合して枢動するように構成されている。また、
このラッチ5には挿入スロット8が形成され、このスロ
ットは上記の軸受孔7からこのラッチの外面にまで達し
ている。
は、軸受孔7が横方向に形成されており、第1図および
第2図に示す如く、この軸受孔は円筒状をなし、上記の
軸4に嵌合して枢動するように構成されている。また、
このラッチ5には挿入スロット8が形成され、このスロ
ットは上記の軸受孔7からこのラッチの外面にまで達し
ている。
そして、この挿入スロット8によってこのラッチの一部
が分割され、この分割された部分9は弾性的に変形する
ように構成されている。この挿入スロット8はラッチ5
の外面の縁間部10に達している。この縁間部10は、
上記のノーキャット6と反対側のラッチの外面の中心部
に形成され、この縁間部によってこのラッチの取付けが
容易となるように構成されている。
が分割され、この分割された部分9は弾性的に変形する
ように構成されている。この挿入スロット8はラッチ5
の外面の縁間部10に達している。この縁間部10は、
上記のノーキャット6と反対側のラッチの外面の中心部
に形成され、この縁間部によってこのラッチの取付けが
容易となるように構成されている。
また、第2図に示す実施例では、この挿入スロット8は
軸受孔7を越えてその反対側まで延長されて応力逃げス
ロット11が形成され、この弾性変形する部分の長さが
長くなるように構成されている。この応力逃げスロット
11の端部には、ラッチブレード13の部分にこれを貫
通して形成された円形の孔の開口が形成されている。
軸受孔7を越えてその反対側まで延長されて応力逃げス
ロット11が形成され、この弾性変形する部分の長さが
長くなるように構成されている。この応力逃げスロット
11の端部には、ラッチブレード13の部分にこれを貫
通して形成された円形の孔の開口が形成されている。
このようなラッチ針を製造する場合には、まず最初にこ
のニードルシャンク1に軸4を挿入する、そして、ラッ
チ5の縁間部10をこの軸4に当て、このラッチ5に力
を加え、弾性変形する部分を変形させて広げ、この挿入
スロット8を介してこの軸4を軸受孔7に嵌合させる。
のニードルシャンク1に軸4を挿入する、そして、ラッ
チ5の縁間部10をこの軸4に当て、このラッチ5に力
を加え、弾性変形する部分を変形させて広げ、この挿入
スロット8を介してこの軸4を軸受孔7に嵌合させる。
この軸4がこの軸受孔7に嵌合すれば、この部分9は弾
性力によって復帰し、このラッチ5がこの軸4に枢着さ
れる。
性力によって復帰し、このラッチ5がこの軸4に枢着さ
れる。
上記第1図に示す実施例のものは、弾性変形する部分9
が軸受孔7の位置までしかないので、軸の径が細い小形
のニードルに適する。
が軸受孔7の位置までしかないので、軸の径が細い小形
のニードルに適する。
第2図にに示す実施例のものは、比較的大形のニードル
に適する。このものは、軸4の径が太い場合等、このラ
ッチを装着する場合の弾性変形する部分9の長さが大き
く、また応力逃げスロットによってこの部分が永久変形
したりするのを防止する。
に適する。このものは、軸4の径が太い場合等、このラ
ッチを装着する場合の弾性変形する部分9の長さが大き
く、また応力逃げスロットによってこの部分が永久変形
したりするのを防止する。
また、第3図および第4図にはこのラッチ5の変形例を
示す。このものは、軸受孔7に対応した挿入スロット8
が形成されていない点で前記第1図および第2図のもの
と相違する。このものは、このラッチ5の軸受孔7の部
分を縫いスロット3に挿入してから軸4を挿入する。
示す。このものは、軸受孔7に対応した挿入スロット8
が形成されていない点で前記第1図および第2図のもの
と相違する。このものは、このラッチ5の軸受孔7の部
分を縫いスロット3に挿入してから軸4を挿入する。
この軸受孔7は第1図および第2図に示すような円形の
ものでもよい。この場合には、シャンク1の縫いスロッ
ト3によって形成される顎部に対して回転不能であるよ
うに軸4を取付ける。また、第4図に示すように、この
ラッチ5の軸受孔7には面15が形成され、この軸受孔
は非円形をなしている。そして、このラッチ5は、この
軸受孔の形状の対応した形状の軸4に回転不能に取付け
られる。そして、この場合にはこの軸4はシャンク1の
顎部に回転自在に装着される。
ものでもよい。この場合には、シャンク1の縫いスロッ
ト3によって形成される顎部に対して回転不能であるよ
うに軸4を取付ける。また、第4図に示すように、この
ラッチ5の軸受孔7には面15が形成され、この軸受孔
は非円形をなしている。そして、このラッチ5は、この
軸受孔の形状の対応した形状の軸4に回転不能に取付け
られる。そして、この場合にはこの軸4はシャンク1の
顎部に回転自在に装着される。
本明細書は、1987年5月7日に出願したドイツ国特
許出願 No、 G 87 06 529. 0に関連
している。
許出願 No、 G 87 06 529. 0に関連
している。
なお、本発明は上記の実施例には限定されず、各種の変
更が可能である。
更が可能である。
図は本発明の実施例を示し、第1図はラッチを備えたラ
ッチ針の一実施例の側面図、第2図はラッチを備えたラ
ッチ針の別の実施例の側面図、第3図はラッチの変形例
を示す一部を断面で示す底面図、第4図は第3図に示す
ラッチの側面図である。 l・・・ニードルシャンク、2・・・ニードルフック、
3・・・縫いスロット、4・・・軸、5・・・ラッチ、
8・・・挿入スロット 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
ッチ針の一実施例の側面図、第2図はラッチを備えたラ
ッチ針の別の実施例の側面図、第3図はラッチの変形例
を示す一部を断面で示す底面図、第4図は第3図に示す
ラッチの側面図である。 l・・・ニードルシャンク、2・・・ニードルフック、
3・・・縫いスロット、4・・・軸、5・・・ラッチ、
8・・・挿入スロット 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (8)
- (1)上縁および下縁を有するとともに、縫いスロット
および端部にニードルフックが形成された鋼製のニード
ルシャンクと; 上記縫いスロットを横断方向に貫通するとともに上記ニ
ードルシャンクに支承された軸と;上記の軸に取付けら
れた非金属製のラッチとを備え、このラッチの一端部に
はノーキャットが形成され、またこのラッチは開位置と
閉位置との間を回動し、閉位置においては上記のノーキ
ャットは上記のニードルフックに当接し、また開位置に
おいては上記のラッチの背面は上記のニードルシャンク
の接触部に当接するものにおいて; 上記ラッチは、強化繊維で強化された単重合体または共
重合体の合成樹脂材料で形成されていることを特徴とす
るループ形成編み機のラッチ針。 - (2)前記ラッチには軸受孔が形成され、またこの軸受
孔とこのラッチの外面との間に挿入スロットが形成され
、この挿入スロットはラッチの一部を横方向に分割して
弾性的に変形可能な部分を形成することを特徴とする前
記特許請求の範囲第1項記載のループ形成編み機のラッ
チ針。 - (3)前記ラッチの外面には凹部が形成され、前記挿入
スロットはこの凹部と前記軸受孔との間にわたって形成
されていることを特徴とする前記特許請求の範囲第2項
記載のループ形成編み機のラッチ針。 - (4)前記ラッチには少なくとも1個の応力逃げスロッ
トが形成され、この応力逃げスロットは前記軸受孔から
始まって前記挿入スロットに連続するように延長され、
このラッチの前記弾性的に変形可能な部分の長さを長く
するように形成されていることを特徴とする前記特許請
求の範囲第2項記載のループ形成編み機のラッチ針。 - (5)前記ラッチには開口が形成され、前記応力逃げス
ロットはこの開口と前記軸受孔との間にわたって形成さ
れていることを特徴とする前記特許請求の範囲第4項記
載のループ形成編み機のラッチ針。 - (6)前記開口は円形の孔であることを特徴とする前記
特許請求の範囲第5項記載のループ形成編み機のラッチ
針。 - (7)前記応力逃げスロットは、前記ノーキャットと反
対側のラッチの端部の中央部に形成されていることを特
徴とする前記特許請求の範囲第2項記載のループ形成編
み機のラッチ針。 - (8)前記軸は前記ニードルシャンクに回動自在に支承
され、また前記軸受孔には非円形の部分が形成されて前
記軸と回動不能に嵌合し、前記ラッチは上記軸によって
回動自在に支承されていることを特徴とする前記特許請
求の範囲第2項記載のループ形成編み機のラッチ針。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE8706529U DE8706529U1 (de) | 1987-05-07 | 1987-05-07 | Zungennadel für maschenbildende Textilmaschinen |
DE8706529.0 | 1987-05-07 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01139848A true JPH01139848A (ja) | 1989-06-01 |
Family
ID=6807741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63110326A Pending JPH01139848A (ja) | 1987-05-07 | 1988-05-06 | ループ形成編み機のラッチ針 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4817398A (ja) |
EP (1) | EP0291687B1 (ja) |
JP (1) | JPH01139848A (ja) |
CA (1) | CA1315561C (ja) |
DE (2) | DE8706529U1 (ja) |
ES (1) | ES2022511B3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010196240A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Groz Beckert Kg | 回転スイベルピンを有するラッチニードル |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5183063A (en) * | 1991-06-10 | 1993-02-02 | Larry Lee Ringle | Dental floss and pre-threaded leader |
EP1584722B1 (de) | 2004-04-06 | 2007-04-18 | Groz-Beckert KG | Zungennadel für maschenbildende Textilmaschine |
EP1870502B1 (de) * | 2006-06-21 | 2009-07-29 | Groz-Beckert KG | Zungennadel für maschenbildende Textilmaschine |
ES2890929T3 (es) * | 2018-10-25 | 2022-01-25 | Karl Mayer Stoll R&D Gmbh | Aguja de corredera de una máquina de género de punto por urdimbre |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB191206800A (en) * | 1912-03-19 | 1912-08-01 | Augustus Korndoerfer | Improvements in and relating to Latch Knitting Needles. |
GB229204A (en) * | 1924-08-12 | 1925-02-19 | Christian Speidel | Latch needle with interchangeable latch for knitting machines and the like |
DE1046819B (de) * | 1955-08-04 | 1958-12-18 | Luchsinger S Handelsgesellscha | Zungennadel fuer Strickmaschinen, insbesondere fuer Handstrickapparate |
DE1026914B (de) * | 1956-03-03 | 1958-03-27 | Alfred Schubert | Zungennadel oder Doppelzungennadel, insbesondere fuer Rund- und Flachstrickmaschinen |
DE2714607C3 (de) * | 1977-04-01 | 1983-12-08 | Theodor Groz & Söhne & Ernst Beckert Nadelfabrik KG, 7470 Albstadt | Zungennadel für Maschinen zur Herstellung von Maschenware |
DE3331031C2 (de) * | 1983-08-27 | 1985-07-11 | Theodor Groz & Söhne & Ernst Beckert Nadelfabrik KG, 7470 Albstadt | Zungennadel für maschenbildende Textilmaschinen |
US4781040A (en) * | 1986-07-04 | 1988-11-01 | Loyal Kogyo Kabushiki Kaisha | Latch needle for knitting machine |
-
1987
- 1987-05-07 DE DE8706529U patent/DE8706529U1/de not_active Expired
-
1988
- 1988-04-12 EP EP88105786A patent/EP0291687B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-04-12 ES ES88105786T patent/ES2022511B3/es not_active Expired - Lifetime
- 1988-04-12 DE DE8888105786T patent/DE3863125D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-05-06 JP JP63110326A patent/JPH01139848A/ja active Pending
- 1988-05-06 CA CA000566136A patent/CA1315561C/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-05-06 US US07/191,031 patent/US4817398A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010196240A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Groz Beckert Kg | 回転スイベルピンを有するラッチニードル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0291687B1 (de) | 1991-06-05 |
DE8706529U1 (de) | 1987-06-19 |
DE3863125D1 (de) | 1991-07-11 |
EP0291687A1 (de) | 1988-11-23 |
US4817398A (en) | 1989-04-04 |
CA1315561C (en) | 1993-04-06 |
ES2022511B3 (es) | 1991-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2913372B2 (ja) | 係止片取付機用中空針 | |
CN103889511B (zh) | 自收回救生绳 | |
GB2121295A (en) | Golf club head of carbon fiber reinforced plastic | |
JPH01139848A (ja) | ループ形成編み機のラッチ針 | |
JP4283846B2 (ja) | ゴルフクラブ用シャフト及びゴルフクラブ | |
US6045457A (en) | Golf club shaft with an inner member | |
CA1073693A (en) | Latch needle for knitting machines | |
JPS63227848A (ja) | 繊維機械用打抜編具 | |
US4512164A (en) | Pivoted latch needle | |
IE890827L (en) | Writing Instrument Assembly And Assembly Method | |
KR20100014703A (ko) | 압핀 고정 장치 및 물체에 구멍을 내지 않는 고정 방법 | |
US5956976A (en) | Latch needle for loop-forming textile machines | |
US6564424B1 (en) | Door-stop device for vehicles | |
CN211483864U (zh) | 被子固定器 | |
CN100473768C (zh) | 用于线圈成形纺织机器的舌针 | |
DE19543745A1 (de) | Magnetisches Lager | |
CN210237907U (zh) | 一种具有防尘罩的整经机 | |
JPS6071751A (ja) | 編機用べら針 | |
US6049951A (en) | Sewable tensionlock retainer | |
CN220298222U (zh) | 减振轮及具有该减振轮的箱包结构 | |
US2468102A (en) | Picker for looms | |
JPH0638140Y2 (ja) | 目移し用針 | |
CN214882206U (zh) | 一种用于缝纫机的剪线曲柄结构 | |
CN214084539U (zh) | 一种电瓶车驱动闸锁结构 | |
CN212373639U (zh) | 飞机滑梯锁 |