JPH01139667A - 樹脂付着防止剤 - Google Patents

樹脂付着防止剤

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JPH01139667A
JPH01139667A JP62297649A JP29764987A JPH01139667A JP H01139667 A JPH01139667 A JP H01139667A JP 62297649 A JP62297649 A JP 62297649A JP 29764987 A JP29764987 A JP 29764987A JP H01139667 A JPH01139667 A JP H01139667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
copolymer
monomers
adhesion
adhesion agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP62297649A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Otoshi
大歳 幸男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分身] 本発明はパーフルオロアルキル基を含有する特定の共重
合体からなる樹脂付着防止剤に関するものである。
[従来の技術] 従来から、コンデンサー等の保護コーティング剤として
エポキシ樹脂が使用されておりこのエポキシ樹脂がコン
デンサーのリードに付着することを防止する方法として
含フツ素樹脂の被膜をリードに形成しておくことは知ら
れている。(特開昭55−目5782号公報、特開昭5
6−53116号公報)エポキシ樹脂の付着防止効果は
ポリマーのフッ素含有量に依存しており含有量の高い方
が付着防止効果も高い。従って、含フツ素樹脂としては
5パーフルオロアルキル基含有モノマーの単独重合体等
を用いることが知られている。
[発明の解決しようとする問題点] コンデンサーのリードは最終的に半田により基板に固定
されるため、リードに形成された含フツ素樹脂の被膜は
半田の付着を阻害することがあってはならない。本発明
者の研究によれば、半田の付着を阻害しない含フツ素樹
脂としてはそのTgを200℃以下にする必要があり、
一方、Tgが60℃以下になると粘着性のためエポキシ
樹脂の付着防止効果が低下してしまうことがわかった。
さらに、リード上に付着するエポキシ樹脂は硬化の際1
00〜150℃程度の高温となったり、あるいはエポキ
シ樹脂を粉体塗装方法で保護コーティングする際にも 
+(10〜150℃程度の高温となるため、Tgの低い
含フッ素。
樹脂では、付着を防止しきれない場合があることがわか
った。このように、含フツ素樹脂のTgを最適なものと
することは重要であるが、従来の例えばパーフルオロア
ルキル基含有モノマー1種類からなる単独重合体ではT
gを変化させて最適なものとすることは困難であり、高
温での付性防止性能が悪い等の欠点をカバーすることが
できなかった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点を解決すべくなされたものであ
り、含フツ素樹脂からなる樹脂付着防止剤のTgを制御
できるために、使用条件に応じて最適な性能を付与でき
るようになった樹脂付着防止剤を提供するものである。
すなわち本発明はパーフルオロアルキル基を含有する共
重合可能なモノマーの2種以上を構成単位とする共重合
体よりなることを特徴とする樹脂付着防止剤に関するも
のである。
本発明のパーフルオロアルキル基を含有する共重合可能
なモノマーとしては下記のものなどが使用可能であり、
これらを2種以上組み合わせて共重合体とすることによ
り、最適なTgを自由に選定することができる。
R,C,H,OCCCl2C11,、R,C,11,0
COC(CHI)−CHIRrCJ40CONHCII
IICHx、 RrCtH40CONHC(C)lsl
 ICHiRfNIICOOC21140COCH−C
I(1,RfNHCOOCイH40COC(CHs) 
−CHx。
RrCONl(CsHJCOCll−CIl*、 Rr
CONHC*1140COC(CLI −CHm。
RrCFlICHC11JIICJ40COCH−C)
1.。
RrcF=IclIc)liNIlcJ40cOc (
C)Is) 1lCH*R,:C,〜C□の直鎖状又は
分枝状パーフルオロアルキル基 R:水素又はアルキル基 又はC5FyO(CsFsO)t+ 、’  nは0〜
6の整数R’ r :ヘキサフルオロプロピレンオリゴ
マー 本発明において、パーフルオロアルキル基とは前述のR
f基及びR′、基をともに意味するものである。パーフ
ルオロアルキル基を含有する共m合可能なモノマーの種
類としては、前述の具体例の他、パーフルオロアルキル
基の炭素数が異なるだけのモノマーも別の種類として扱
うものである。大きなTgの変化が得られることから、
パーフルオロアルキル基の炭素数が異なるだけのモノマ
ーの組み合わせよりは、前述の具体例の種類の組み合わ
せが好ましい。
樹脂付着防止性能上は、パーフルオロアルキル基を含有
する共重合可能なモノマーの2種以上だけからなる共重
合体が好ましいが、樹脂付着防止剤処理液への溶解性や
、樹脂付着防止剤の付着を防止すべき基材への密着性等
を改善するために、パーフルオロアルキル基を含まない
共重合可能なモノマーを少量構成単位として共重合させ
ることができる。
例えば、エチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、弗化ビニ
ル、ハロゲン化ビニリデン、スチレン、a−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン、アクリル酸とそのアルキル
エステル、メタクリル酸とそのアルキルエステル、ポリ
(オキシアルキレン)アクリレート、ポリ(オキシアル
キレン)メタクリレート、アクリルアミド。
メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、メチロ
ール化ジアセトンアクリルアミド。
N−メチロールアクリルアミド、ビニルアルキルエーテ
ル、ハロゲン化アルキルビニルエーテル、ビニルアルキ
ルケトン、ブタジェン、イソプレン、クロロブレン、グ
リシジルアクリレート、ベンジルメタクリレート、ベン
ジルアクリレート、シクロへキシルアクリレート、2−
エチルへキシルメタクリレート又はアクリレート、無水
マレイン酸、アジリジニルアクリレート又はメタクリレ
ート、ポリシロキサンを有するメタクリレート又はアク
リレート、N−ビニルカルバゾールのごときバーフルオ
ルアルキル基を含まない重合し得る化合物の一種又は二
種以上を、共重合させることができる。
本発明の共重合体を得るためには、原料のモノマーを適
当な有機溶媒に溶かし、重合開始源の作用により、溶液
重合させる方法が通常採用され得る。溶液重合に好適な
溶剤は、トルエン、酢酸エチル、イソプロパツール、 
1.1.2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエ
タン、テトラクロロジフルオロエタン、メチルクロロホ
ルム等である。得られる共重合体は、ランダム共重合、
ブロック共重合、グラフト共重合等の任意の形態を取る
ことができる。
本発明の樹脂付着防止剤は、水性分散液、有機溶液ある
いは有機分散液として使用し得るが、有機溶液が付着防
止性能上好ましい。使用可能な有機溶媒としては、アセ
トン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸メチル、
酢酸エチル、イソアミル等のエステル類、ベンゼン。
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶剤、ジエチ
ルエーテル、ジオキサン等のエーテル類、メチルクロロ
ホルム、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、
テトラクロロジフルオロエタン、 1.1.2−トリク
ロロ−1,2,2−トリフルオロエタン、テトラクロロ
−1,1−ジフルオロエタン、m−キシレンへキサフル
オリド等のハロゲン化炭化水素類の1種又は2種以上の
混合物である。
本発明の樹脂付着防止剤溶液を、樹脂の付着を望まない
箇所ヘスブレーするか、刷毛やロールコータ−で塗布し
、又は溶液中へ浸漬する等した後、風乾又は加熱により
溶媒を蒸発させることにより樹脂付着防止剤の被膜を形
成し得る。溶液中の樹脂付着防止剤の濃度はO,S〜1
0重量%、好ましくは1〜5重量%程度であり、余りに
高濃度の場合には、その性能に比して不経済である。
本発明の樹脂付着防止剤は、前述のようにコンデンサー
のリードに適用できるのをはじめ、例えば塗料の付着を
防止するマスキング剤としても使用することができる。
付着を防止できる樹脂あるいは塗料の種類は何ら限定す
ることなく例示可能である。
例えばエポキシ樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、
尿素樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
フラン樹脂、アルキッド樹脂、アリル樹脂等の熱硬化性
樹脂、又はポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート
、ポリスルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリ
フェニレンオキサイド、ポリアセタール、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル。
セルロース樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、スチ
ロール樹脂等の熱可塑性樹脂、その他、フッ素樹脂やポ
リウレタン樹脂等を挙げることができる。塗料としては
、ラッカー、ビニル樹脂塗料等の溶液型塗料、あるいは
アミノアルキド樹脂塗料、フェノール樹脂塗料、アルキ
ド樹脂塗料、不飽和ポリエステル樹脂塗料、エポキシ樹
脂塗料、ポリウレタン樹脂塗料等の橋かけ型塗料等であ
る。
[実施例] 下記第1表に示す各種重合体のl、 l、 2−トリタ
ロロー1.2.2− トリフルオロエタン2重量%溶液
中に、それぞれコンデンサー用リード線を浸漬し風乾さ
せることで、重合体の被膜をリード線に形成させた。こ
れらのリード線について半田の濡れ性及び耐摩耗性を評
価した。又、リード線に20℃及び60℃のエポキシ樹
脂を塗布しエポキシ樹脂付着防止能を評価した。結果を
第1表判定基準 樹脂付着防止能 0リード線にエポキシ樹脂が全く付着しない。
○リード線の樹脂付着防止剤塗布表面積の1〜20%程
度付着。
Δ     〃 21〜80%  〃 。
×            〃 81〜100%  〃 。
半田濡れ性 05秒以内に半田との接触角が20°以下となる。
05〜10秒で      〃 610〜20秒で      〃 ×20秒以上で     〃 耐摩耗性 0リード線上の樹脂防止剤被膜をツメでかいてもとれな
い。
も大部分はがれる。
[発明の効果] 本発明の樹脂付着防止剤は、パーフルオロアルキル基を
含有する共重合可能なモノマーの2種以上を構成単位と
する共重合体よりなるため、共重合体のTgを最適なも
のとする操作が可能である。従って、常温下は勿論、高
温下での樹脂付着防止性能を維持したまま、樹脂付着防
止剤被膜の半田濡れ性や耐摩耗性(前記被膜に物が接触
しても、被膜がはがれないために必要な物性。)をとも
に満足するものとすることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パーフルオロアルキル基を含有する共重合可能な
    モノマーの2種以上を構成単位とする共重合体よりなる
    ことを特徴とする樹脂付着防止剤。
JP62297649A 1987-11-27 1987-11-27 樹脂付着防止剤 Pending JPH01139667A (ja)

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JP62297649A JPH01139667A (ja) 1987-11-27 1987-11-27 樹脂付着防止剤

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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