JPH0113941B2 - - Google Patents
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- JPH0113941B2 JPH0113941B2 JP50252380A JP50252380A JPH0113941B2 JP H0113941 B2 JPH0113941 B2 JP H0113941B2 JP 50252380 A JP50252380 A JP 50252380A JP 50252380 A JP50252380 A JP 50252380A JP H0113941 B2 JPH0113941 B2 JP H0113941B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segments
- sand core
- ring
- sand
- segment
- Prior art date
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 19
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 19
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 18
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 11
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C7/00—Patterns; Manufacture thereof so far as not provided for in other classes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/22—Moulds for peculiarly-shaped castings
- B22C9/28—Moulds for peculiarly-shaped castings for wheels, rolls, or rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
請求の範囲
1 インナリング12と、アウタリング13と、
該リング12,13の間に間隔を置いて外方に延
びる複数個の傾斜したブレード14とを有する一
体の鋳物ホイール10の砂型を形成する反復して
再使用可能なサンドコア型11であつて、 前記リング12,13の側面の1部を形成する
一端18と前記ブレード14の輪郭を形成する他
端21とを有する複数個のセグメント15と、 該セグメント15を環状の列22に組立て一体
のサンドコア型に形成保持する支持装置25と、 前記セグメント15と同軸で前記一体に形成さ
れたサンドコア型の外周上に装着される取外し可
能なリング26とから成り、 前記セグメント15は前記支持装着25を取外
したとき半径方向に選択的に引抜き可能であるこ
とを特徴とするサンドコア型。
該リング12,13の間に間隔を置いて外方に延
びる複数個の傾斜したブレード14とを有する一
体の鋳物ホイール10の砂型を形成する反復して
再使用可能なサンドコア型11であつて、 前記リング12,13の側面の1部を形成する
一端18と前記ブレード14の輪郭を形成する他
端21とを有する複数個のセグメント15と、 該セグメント15を環状の列22に組立て一体
のサンドコア型に形成保持する支持装置25と、 前記セグメント15と同軸で前記一体に形成さ
れたサンドコア型の外周上に装着される取外し可
能なリング26とから成り、 前記セグメント15は前記支持装着25を取外
したとき半径方向に選択的に引抜き可能であるこ
とを特徴とするサンドコア型。
2 請求の範囲第1項のサンドコア型において、
前記各セグメントの軸方向の両側面は半径方向に
おいて反対の向きに傾斜する側面を有するサンド
コア型。
前記各セグメントの軸方向の両側面は半径方向に
おいて反対の向きに傾斜する側面を有するサンド
コア型。
3 請求の範囲第1項のサンドコア型において、
前記セグメントの一端はテーパを有するサンドコ
ア型。
前記セグメントの一端はテーパを有するサンドコ
ア型。
4 請求の範囲第1項のサンドコア型において、
前記セグメントの中1部のセグメントの一端は半
径方向に拡大され前記支持装置を取外したのち半
径方向に向つて取外し可能なサンドコア型。
前記セグメントの中1部のセグメントの一端は半
径方向に拡大され前記支持装置を取外したのち半
径方向に向つて取外し可能なサンドコア型。
5 請求の範囲第1項のサンドコア型において、
前記複数個のセグメントの当接面は内方および外
方に向つて交互にテーパを有するサンドコア型。
前記複数個のセグメントの当接面は内方および外
方に向つて交互にテーパを有するサンドコア型。
6 請求の範囲第1項のサンドコア型において、
前記取外し可能なリングは分割リングであるサン
ドコア型。
前記取外し可能なリングは分割リングであるサン
ドコア型。
7 請求の範囲第1項のサンドコア型において、
該サンドコア型は、前記支持装置を取付ける間前
記セグメントを保持するリングを有するサンドコ
ア型。
該サンドコア型は、前記支持装置を取付ける間前
記セグメントを保持するリングを有するサンドコ
ア型。
8 請求の範囲第1項のサンドコア型において、
前記セグメントの一端は外方に向つてテーパを有
し前記取外し可能なリングは半径方向外方に動く
のを防止する選択的にロツク可能な分割リングで
あるサンドコア型。
前記セグメントの一端は外方に向つてテーパを有
し前記取外し可能なリングは半径方向外方に動く
のを防止する選択的にロツク可能な分割リングで
あるサンドコア型。
9 請求の範囲第1項のサンドコア型において、
前記セグメントの軸方向両端面は組立てたとき同
一平面を形成するサンドコア型。
前記セグメントの軸方向両端面は組立てたとき同
一平面を形成するサンドコア型。
10 請求の範囲第1項のサンドコア型におい
て、前記支持装置は前記セグメントを当接して組
立てる分割マンドレルであるサンドコア型。
て、前記支持装置は前記セグメントを当接して組
立てる分割マンドレルであるサンドコア型。
11 請求の範囲第1項のサンドコア型におい
て、前記セグメントの中の1つは半径方向の当接
面における角度のみを異にするサンドコア型。
て、前記セグメントの中の1つは半径方向の当接
面における角度のみを異にするサンドコア型。
12 インナリングと、アウタリングと、該リン
グの間に配列された複数個のブレードとを有する
一体構造のホイールのサンドコア型の砂型を成形
する方法において、 一端が前記インナリングの側面の1部をを形成
し他端が前記ブレードの輪郭を形成する複数個の
セグメントを形成し、 該複数個のセグメントを環状に連結した状態で
保持し、 該環状に連結した複数個のセグメントと同心に
前記アウタリングの外周を取外し可能なリングで
固定し、 該取外し可能なリングと前記セグメントとの間
に鋳砂を詰め、 前記保持した状態を解放し、 前記取外し可能なリングを取外し、 前記セグメントを内方に向つて取外す手順から
成るサンドコア型の砂型成形方法。
グの間に配列された複数個のブレードとを有する
一体構造のホイールのサンドコア型の砂型を成形
する方法において、 一端が前記インナリングの側面の1部をを形成
し他端が前記ブレードの輪郭を形成する複数個の
セグメントを形成し、 該複数個のセグメントを環状に連結した状態で
保持し、 該環状に連結した複数個のセグメントと同心に
前記アウタリングの外周を取外し可能なリングで
固定し、 該取外し可能なリングと前記セグメントとの間
に鋳砂を詰め、 前記保持した状態を解放し、 前記取外し可能なリングを取外し、 前記セグメントを内方に向つて取外す手順から
成るサンドコア型の砂型成形方法。
13 請求の範囲第12項の成形方法において、
前記セグメントを保持する手順は該セグメントを
組立てるための同心の固定リングを含む成形方
法。
前記セグメントを保持する手順は該セグメントを
組立てるための同心の固定リングを含む成形方
法。
14 請求の範囲第12項の成形方法において、
前記セグメントを保持する手順はマンドレルと該
マンドレルの周囲に前記セグメントを組立て相互
に固定する手順を含む成形方法。
前記セグメントを保持する手順はマンドレルと該
マンドレルの周囲に前記セグメントを組立て相互
に固定する手順を含む成形方法。
15 請求の範囲第12項の成形方法において、
前記複数個のセグメントを取外す前に半径方向内
方に拡げ取外しを容易にする手順を含む成形方
法。
前記複数個のセグメントを取外す前に半径方向内
方に拡げ取外しを容易にする手順を含む成形方
法。
16 請求の範囲第12項の成形方法において、
前記複数個のセグメントの各軸方向両端面は相互
に組立時に同一平面を形成し、軸心から半径方向
に収歛する当接面を有し軸方向内方に向つて取外
し可能である成形方法。
前記複数個のセグメントの各軸方向両端面は相互
に組立時に同一平面を形成し、軸心から半径方向
に収歛する当接面を有し軸方向内方に向つて取外
し可能である成形方法。
17 請求の範囲第12項の成形方法において、
前記セグメントは個々に数値制御により機械加工
する手順を含む成形方法。
前記セグメントは個々に数値制御により機械加工
する手順を含む成形方法。
技術分野
この発明はインナリングとアウタリングとの間
に傾斜して配列された複数個のブレードを有する
一体構造の鋳物のサンドコア型と砂型成形方法に
関する。
に傾斜して配列された複数個のブレードを有する
一体構造の鋳物のサンドコア型と砂型成形方法に
関する。
背景技術
トルクコンバータのデフレクタ、コンプレツサ
のような放射状に配列されたブレードは一体構造
で製作することは困難であるが、今迄種々な製造
方法が採用されている。従来の製造方法において
はステータのブレードは個々に分割して機械加工
されたのち組立られた。又、他の製造方法では砂
型を作る前にリングをブレードに押し込んでい
た。これらの方法における問題点は型に発生する
ブレードの間隔と外周の輪郭が一様にならず、又
ステータをトルクコンバータに組み込んだとき均
一な空気の流れが得られないという点であつた。
のような放射状に配列されたブレードは一体構造
で製作することは困難であるが、今迄種々な製造
方法が採用されている。従来の製造方法において
はステータのブレードは個々に分割して機械加工
されたのち組立られた。又、他の製造方法では砂
型を作る前にリングをブレードに押し込んでい
た。これらの方法における問題点は型に発生する
ブレードの間隔と外周の輪郭が一様にならず、又
ステータをトルクコンバータに組み込んだとき均
一な空気の流れが得られないという点であつた。
発明の開示
本発明のサンドコア型はインナリングとアウタ
リングとの間に傾斜して配列された複数個のブレ
ードを有する一体構造の反復して再使用可能な鋳
物用サンドコア型であつて一端が一方のリングの
輪郭の1部を形成すると共に他端がブレードの輪
郭を形成する複数個のセグメントと、これらセグ
メントを環状に連結した状態で保持する保持装置
と、セグメントと同心でアウタリングの外周を保
持する取外し可能なリングとから成つている。
リングとの間に傾斜して配列された複数個のブレ
ードを有する一体構造の反復して再使用可能な鋳
物用サンドコア型であつて一端が一方のリングの
輪郭の1部を形成すると共に他端がブレードの輪
郭を形成する複数個のセグメントと、これらセグ
メントを環状に連結した状態で保持する保持装置
と、セグメントと同心でアウタリングの外周を保
持する取外し可能なリングとから成つている。
図示の実施例はデフレクタ用の一体構造の鋳物
ホイールを作るための改良されたサンドコア型を
示す。ホイールはインナリングと、これに同軸の
アウタリングとこれらリングの間に間隔を置いて
傾斜し所定の方向に空気が流れるようにした複数
個のブレードとを有している。
ホイールを作るための改良されたサンドコア型を
示す。ホイールはインナリングと、これに同軸の
アウタリングとこれらリングの間に間隔を置いて
傾斜し所定の方向に空気が流れるようにした複数
個のブレードとを有している。
又セグメントは夫々の半径方向側面が内方およ
び外方に向つて交互にテーパを有しているので上
記保持装置を取外したのち半径方向内方に取外す
ことができる。又個々のセグメントの軸方向両端
面は組立てたとき同一平面を形成するように構成
されている。
び外方に向つて交互にテーパを有しているので上
記保持装置を取外したのち半径方向内方に取外す
ことができる。又個々のセグメントの軸方向両端
面は組立てたとき同一平面を形成するように構成
されている。
取外し可能なリングは砂型を成形したのち半径
方向外方に向つて取外せるように分割リングから
成つており、鋳造後の鋳肌を所定の形状に仕上げ
られるように選定されている。
方向外方に向つて取外せるように分割リングから
成つており、鋳造後の鋳肌を所定の形状に仕上げ
られるように選定されている。
サンドコア型はセグメントの支持装置を取外す
とセグメント相互の当接面がテーパを有している
のですべて内方に向つて取外すことができる。
とセグメント相互の当接面がテーパを有している
のですべて内方に向つて取外すことができる。
又、砂型を成形するときセグメントは円筒形マ
ンドレルのまわりに環状に装着されマンドレルを
取外すと取外した後の空間内にセグメントを順次
取出すことができる。取外し可能なリングは砂型
成形を完了したのち半径方向外方へ取出すことが
できる。なお、図示の実施例ではセグメントの側
面のテーパのなす角度は約60゜である。
ンドレルのまわりに環状に装着されマンドレルを
取外すと取外した後の空間内にセグメントを順次
取出すことができる。取外し可能なリングは砂型
成形を完了したのち半径方向外方へ取出すことが
できる。なお、図示の実施例ではセグメントの側
面のテーパのなす角度は約60゜である。
このように隣接するセグメントの側面は交互に
テーパを有しているために組立後外周をリングで
固定したとき各セグメントは相互に連結され砂型
を成形するときサンドコア型が確実に保持、固定
される。各セグメントは組立てたときにブレード
が均等な配置となるように個々に機械加工する。
又、インナリングの側面も上記のようなテーパを
有するように個々に機械加工する。従つて鋳造ホ
イールは完全に均等にガスが流れるような形状に
作られる。
テーパを有しているために組立後外周をリングで
固定したとき各セグメントは相互に連結され砂型
を成形するときサンドコア型が確実に保持、固定
される。各セグメントは組立てたときにブレード
が均等な配置となるように個々に機械加工する。
又、インナリングの側面も上記のようなテーパを
有するように個々に機械加工する。従つて鋳造ホ
イールは完全に均等にガスが流れるような形状に
作られる。
本発明のサンドコア型と砂型成形方法によれば
極めて簡単でかつ経済的であると共に著しく改良
された鋳造ホイールを得ることができる。
極めて簡単でかつ経済的であると共に著しく改良
された鋳造ホイールを得ることができる。
第1図は本発明によつて製造される鋳造ホイー
ルの斜視図、第2図は第1図のホイールの平面
図、第3図は第2図の3−3線に沿う断面図、第
4図はサンドコア型の斜視図、第5図はセグメン
トを連結した状態を示す平面図、第6図は第4図
のセグメント中一対の隣接するセグメントの側部
平面図、第7図はサンドコア型のまわりに砂を詰
めた状態を示す断面図である。
ルの斜視図、第2図は第1図のホイールの平面
図、第3図は第2図の3−3線に沿う断面図、第
4図はサンドコア型の斜視図、第5図はセグメン
トを連結した状態を示す平面図、第6図は第4図
のセグメント中一対の隣接するセグメントの側部
平面図、第7図はサンドコア型のまわりに砂を詰
めた状態を示す断面図である。
発明を実施するための最良の形態
第1図、第3図に本発明により製作された鋳物
ホイール10を示す。ホイール10はインナリン
グ12とアウタリング13とこれらリングの間に
放射状に一定の間隔を置いて配設された傾斜を有
する複数個のブレード14とから成つている。ブ
レード14は形状が複雑である上に完全に平衡し
た状態でホイールに位置決めされねばならない。
本発明によれば個々のブレード14はサンドコア
型11を構成するセグメント15によつて正確に
位置させることができる。
ホイール10を示す。ホイール10はインナリン
グ12とアウタリング13とこれらリングの間に
放射状に一定の間隔を置いて配設された傾斜を有
する複数個のブレード14とから成つている。ブ
レード14は形状が複雑である上に完全に平衡し
た状態でホイールに位置決めされねばならない。
本発明によれば個々のブレード14はサンドコア
型11を構成するセグメント15によつて正確に
位置させることができる。
第4,5図に本発明によるサンドコア型11を
示す。サンドコア型11は、リング12,13の
側面の1部を形成する一端18と、ブレード14
の輪郭を形成する他端21とを有する複数個のセ
グメント15と、このセグメント15を環状の列
22に組立て一体のサンドコア型に形成保持する
支持装置25と、セグメント15と同軸で上記一
体に形成されたサンドコア型の外周上に装着され
る取外し可能なリング26とから成つている。セ
グメントは上記支持装置を取外したとき半径方向
に選択的に引抜き可能である。
示す。サンドコア型11は、リング12,13の
側面の1部を形成する一端18と、ブレード14
の輪郭を形成する他端21とを有する複数個のセ
グメント15と、このセグメント15を環状の列
22に組立て一体のサンドコア型に形成保持する
支持装置25と、セグメント15と同軸で上記一
体に形成されたサンドコア型の外周上に装着され
る取外し可能なリング26とから成つている。セ
グメントは上記支持装置を取外したとき半径方向
に選択的に引抜き可能である。
第4および5図において、全体を符号22で示
すセグメントはセグメント15a,15b,15
cから成り奇数個のセグメントで完全な環状に形
成される。セグメント15aは中心から周辺に向
つて収歛する平坦な側面16a,17aを有し、
セグメント15bは隣接するセグメント15aの
側面16a,17aに当接すると共に中心に向つ
て収歛する側面16b,17bを有する。即ち各
セグメントの軸方向の両端面は半径方向において
反対の向きに傾斜する側面を有する。図示の実施
例では面16a,17aおよび16b,17bの
なす角度は約60゜で軸心19から離れた位置で交
差する。セグメント15aは第6図に示すように
内側端部20aを有しセグメント15bも同様な
内側端部を有している。セグメント15cはセグ
メント15a,15bと形状が異なり隣接するセ
グメント15aの側面17cとセグメント15b
の側面16cとに夫々当接すると共にセグメント
15a,15bの内側端部と連接する内側端部1
8cを有している。
すセグメントはセグメント15a,15b,15
cから成り奇数個のセグメントで完全な環状に形
成される。セグメント15aは中心から周辺に向
つて収歛する平坦な側面16a,17aを有し、
セグメント15bは隣接するセグメント15aの
側面16a,17aに当接すると共に中心に向つ
て収歛する側面16b,17bを有する。即ち各
セグメントの軸方向の両端面は半径方向において
反対の向きに傾斜する側面を有する。図示の実施
例では面16a,17aおよび16b,17bの
なす角度は約60゜で軸心19から離れた位置で交
差する。セグメント15aは第6図に示すように
内側端部20aを有しセグメント15bも同様な
内側端部を有している。セグメント15cはセグ
メント15a,15bと形状が異なり隣接するセ
グメント15aの側面17cとセグメント15b
の側面16cとに夫々当接すると共にセグメント
15a,15bの内側端部と連接する内側端部1
8cを有している。
なお、各セグメント共にブレードの基部21を
有しブレードの型23において均等な角度をなす
ように形成される。
有しブレードの型23において均等な角度をなす
ように形成される。
次に、サンドコア型の組立に使用する支持装置
25(マンドレル)は分割可能で第7図に示され
るように外周が弧状になつており、これにセグメ
ント15の内周を順次当接して組立て、セグメン
トの内側18に設けられた溝25bに固定リング
25aを嵌合して組立てたセグメントを保持す
る。続いて第4図に示されるようにブレードの尖
端24をリング26で包囲しコアボツクス28内
に固定する。(第4図ではセグメントの配置を示
す便宜上マンドレルは省略してある)このために
リング26は固定装置27を設け分割リングとす
るのがよい。
25(マンドレル)は分割可能で第7図に示され
るように外周が弧状になつており、これにセグメ
ント15の内周を順次当接して組立て、セグメン
トの内側18に設けられた溝25bに固定リング
25aを嵌合して組立てたセグメントを保持す
る。続いて第4図に示されるようにブレードの尖
端24をリング26で包囲しコアボツクス28内
に固定する。(第4図ではセグメントの配置を示
す便宜上マンドレルは省略してある)このために
リング26は固定装置27を設け分割リングとす
るのがよい。
このようにしてコアボツクス内でサンドコア型
を組立てたのち、鋳砂29をサンドコア型のまわ
りに詰め込み硬化して砂型Mを作る。次にマンド
レル25を取出すとセグメント15は順次取出す
ことができる。即ち、セグメント15aは中心に
向つて拡大するテーパがついているので容易に内
方に取出すことができ次いで15b,15c、引
続いて隣接するセグメントも順次取出されて鋳込
みの準備を完了する。
を組立てたのち、鋳砂29をサンドコア型のまわ
りに詰め込み硬化して砂型Mを作る。次にマンド
レル25を取出すとセグメント15は順次取出す
ことができる。即ち、セグメント15aは中心に
向つて拡大するテーパがついているので容易に内
方に取出すことができ次いで15b,15c、引
続いて隣接するセグメントも順次取出されて鋳込
みの準備を完了する。
前述のように各セグメントの軸方向両端面18
は第4図、第5図のように環状に組立てたとき同
一平面を形成するので砂型も第1図に示すような
連続した環状リングを形成する。さらにセグメン
トのブレード基部21も環状22に組立てられた
とき正確に配列されているので鋳造されたブレー
ド14も同様に正確に配列されたものとなる。な
お、第3図に示されている分割リングの形状はア
ウタリング13の最終形状に正確に対応しなくて
もよい。従つて鋳物の外周は例えば矩形断面のリ
ングであつてもよく、最終的に所定寸法に機械加
工される。又、インナリング12の両端部30,
31は第3図に示すように機械加工することもで
きる。
は第4図、第5図のように環状に組立てたとき同
一平面を形成するので砂型も第1図に示すような
連続した環状リングを形成する。さらにセグメン
トのブレード基部21も環状22に組立てられた
とき正確に配列されているので鋳造されたブレー
ド14も同様に正確に配列されたものとなる。な
お、第3図に示されている分割リングの形状はア
ウタリング13の最終形状に正確に対応しなくて
もよい。従つて鋳物の外周は例えば矩形断面のリ
ングであつてもよく、最終的に所定寸法に機械加
工される。又、インナリング12の両端部30,
31は第3図に示すように機械加工することもで
きる。
産業上の利用可能性
本発明によれば低価格で正確且つ均一なブレー
ドが要求されるトルクコンバータのステータのよ
うな産業上の用途に広い範囲に適合する鋳造ホイ
ールの製造が可能になる。サンドコア型は機械加
工された、反復して使用可能なセグメントから作
られるのでサンドコア型の精度が高く従つて鋳物
も高精度のものが得られる。
ドが要求されるトルクコンバータのステータのよ
うな産業上の用途に広い範囲に適合する鋳造ホイ
ールの製造が可能になる。サンドコア型は機械加
工された、反復して使用可能なセグメントから作
られるのでサンドコア型の精度が高く従つて鋳物
も高精度のものが得られる。
上述のサンドコア型と砂型成形方法においては
セグメントの数は奇数でも偶数でも差支えない。
偶数個のセグメントで構成する場合はセグメント
15cを使用せず、代りに15aと15bとの組
合わせで所定の寸法に連結すればよい。
セグメントの数は奇数でも偶数でも差支えない。
偶数個のセグメントで構成する場合はセグメント
15cを使用せず、代りに15aと15bとの組
合わせで所定の寸法に連結すればよい。
本発明は個々のセグメントを作るとき数値制御
の機械加工手順によりホイール10のような比較
的複雑な形状の鋳物用サンドコア型の製作が可能
である。
の機械加工手順によりホイール10のような比較
的複雑な形状の鋳物用サンドコア型の製作が可能
である。
隣接するセグメントの側面は交互にテーパを有
しているので、支持装置を取外したのち半径方向
に向つて引抜くことができ、反復して再使用可能
であるのでサンドコア型の精度が高くサンドコア
型に砂を詰めるときブレードの位置を正確に保つ
ことができ、でき上つた鋳造ホイールのブレード
の配列も正確を期することができる。従つてこの
ホイールをトルクコンバータのステータとして適
用する場合極めて望ましい均一なガスの流れを得
ることができる。
しているので、支持装置を取外したのち半径方向
に向つて引抜くことができ、反復して再使用可能
であるのでサンドコア型の精度が高くサンドコア
型に砂を詰めるときブレードの位置を正確に保つ
ことができ、でき上つた鋳造ホイールのブレード
の配列も正確を期することができる。従つてこの
ホイールをトルクコンバータのステータとして適
用する場合極めて望ましい均一なガスの流れを得
ることができる。
以上は本発明が第1図に示されたステータに対
して開示したが当業者にとつて明かなごとくこの
新規なサンドコア型と砂型成形方法は他の種々な
環状鋳物にも適用することができる。
して開示したが当業者にとつて明かなごとくこの
新規なサンドコア型と砂型成形方法は他の種々な
環状鋳物にも適用することができる。
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---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57500421A JPS57500421A (ja) | 1982-03-11 |
JPH0113941B2 true JPH0113941B2 (ja) | 1989-03-08 |
Family
ID=22154237
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP50252380A Expired JPH0113941B2 (ja) | 1980-03-13 | 1980-03-13 |
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---|---|
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WO (1) | WO1981002536A1 (ja) |
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DE10064268A1 (de) * | 2000-12-22 | 2002-07-04 | Alstom Switzerland Ltd | Werkzeug und Verfahren zum Giessen eines Formteils für die Herstellung einer Turbinenschaufel |
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CN105290336B (zh) * | 2015-11-18 | 2018-01-09 | 江苏中联铝业有限公司 | 具有定位和排气功能的中空型车轮砂芯 |
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