JPH0113937B2 - - Google Patents
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- JPH0113937B2 JPH0113937B2 JP7435183A JP7435183A JPH0113937B2 JP H0113937 B2 JPH0113937 B2 JP H0113937B2 JP 7435183 A JP7435183 A JP 7435183A JP 7435183 A JP7435183 A JP 7435183A JP H0113937 B2 JPH0113937 B2 JP H0113937B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F13/00—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing
- F28F13/18—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by applying coatings, e.g. radiation-absorbing, radiation-reflecting; by surface treatment, e.g. polishing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C37/00—Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
- B21C37/06—Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of tubes or metal hoses; Combined procedures for making tubes, e.g. for making multi-wall tubes
- B21C37/15—Making tubes of special shape; Making tube fittings
- B21C37/20—Making helical or similar guides in or on tubes without removing material, e.g. by drawing same over mandrels, by pushing same through dies ; Making tubes with angled walls, ribbed tubes and tubes with decorated walls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P15/00—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
- B23P15/26—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass heat exchangers or the like
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は極めて高い沸騰熱伝達率を有する経済
的な沸騰伝熱管を容易に製造することのできる製
造方法に関するものである。
的な沸騰伝熱管を容易に製造することのできる製
造方法に関するものである。
管の表面からこれと接触する液体例えば液体窒
素、液体酸素、アルコール、水等へ有効に熱を伝
達させこれらの液体を沸騰させるための伝熱管、
いわゆる沸騰伝熱管についてその伝熱効率を高め
る為には、特に低温度差における沸騰伝熱特性を
向上させる必要がある。従つて沸騰伝熱管の製造
に際しては第1図(伝熱管の縦断面要部略図)に
示す様に、一般に管表面に外部と連通する末広が
りな多数の微細な開口(あるいは間隙)aと、そ
れらを管の周方向に互いに連結する空洞(あるい
はトンネル)bが夫々最終的に形成されるように
行なわれる。尚図中cは離脱した気泡、dはとり
残された気泡を表わしている。具体的な方法とし
ては従来下記〜の方法が知られている。
素、液体酸素、アルコール、水等へ有効に熱を伝
達させこれらの液体を沸騰させるための伝熱管、
いわゆる沸騰伝熱管についてその伝熱効率を高め
る為には、特に低温度差における沸騰伝熱特性を
向上させる必要がある。従つて沸騰伝熱管の製造
に際しては第1図(伝熱管の縦断面要部略図)に
示す様に、一般に管表面に外部と連通する末広が
りな多数の微細な開口(あるいは間隙)aと、そ
れらを管の周方向に互いに連結する空洞(あるい
はトンネル)bが夫々最終的に形成されるように
行なわれる。尚図中cは離脱した気泡、dはとり
残された気泡を表わしている。具体的な方法とし
ては従来下記〜の方法が知られている。
管表面に微細な金属粒子を焼結して多孔質層
を形成することにより行なう方法。
を形成することにより行なう方法。
のこ歯状らせんフインを切削工具ですき起こ
して管外面に形成させた後、ワイヤブラシでフ
インを管軸方向に倒し、開口部を有するトンネ
ル状空洞を形成させて行なう方法。
して管外面に形成させた後、ワイヤブラシでフ
インを管軸方向に倒し、開口部を有するトンネ
ル状空洞を形成させて行なう方法。
従来のフイン加工においてフイン上部を塑性
変形により分断すると共に各フイン上部におけ
る肩部を圧縮変形して横方向への張り出し部を
夫々設けることにより開口を有するトンネル状
空洞部となし、その後更にフインを部分的に圧
縮変形させて広い開口と狭い開口を有する空洞
とする方法。
変形により分断すると共に各フイン上部におけ
る肩部を圧縮変形して横方向への張り出し部を
夫々設けることにより開口を有するトンネル状
空洞部となし、その後更にフインを部分的に圧
縮変形させて広い開口と狭い開口を有する空洞
とする方法。
ところでの方法で形成されるものでは、細孔
が3次元的に分布しているので多数の気泡発生核
が形成され、又細孔が互いに縦横に連通している
ので、沸騰が活発に起つている細孔への液の供給
は、沸騰が不活発な細孔から連通口を通して連続
的に行なわれるので沸騰伝熱が促進されるという
利点を有するものの、製造工程中に焼結操作が含
まれるため、生産性が悪く、コストが高くつく。
又均一な粒子径を確保することが難かしいことに
起因して均一な細孔径を得ることが困難である。
が3次元的に分布しているので多数の気泡発生核
が形成され、又細孔が互いに縦横に連通している
ので、沸騰が活発に起つている細孔への液の供給
は、沸騰が不活発な細孔から連通口を通して連続
的に行なわれるので沸騰伝熱が促進されるという
利点を有するものの、製造工程中に焼結操作が含
まれるため、生産性が悪く、コストが高くつく。
又均一な粒子径を確保することが難かしいことに
起因して均一な細孔径を得ることが困難である。
又及びの手法で得られるものでは、いずれ
も開口が円周方向のらせん空洞で連通されている
ので、1次元的であり、沸騰が活発化したときに
は液の供給が不足するようになる。そのため沸騰
伝熱の促進効果に限界があり、加えての方法に
おいては、フイン成形を切削工具(例えばバイ
ト)によるすき起こしによつて行なうので生産性
が悪く、しかもすき起こし時に発生した微細亀裂
の進行によつて管が破裂する恐れがある。更に
の方法においては、圧縮変形操作を、フインが座
屈しない範囲で行なう必要があり、そのような操
作を良好に行なうことは極めて難かしく、又製造
装置は勢い複雑で高価とならざるを得ない。
も開口が円周方向のらせん空洞で連通されている
ので、1次元的であり、沸騰が活発化したときに
は液の供給が不足するようになる。そのため沸騰
伝熱の促進効果に限界があり、加えての方法に
おいては、フイン成形を切削工具(例えばバイ
ト)によるすき起こしによつて行なうので生産性
が悪く、しかもすき起こし時に発生した微細亀裂
の進行によつて管が破裂する恐れがある。更に
の方法においては、圧縮変形操作を、フインが座
屈しない範囲で行なう必要があり、そのような操
作を良好に行なうことは極めて難かしく、又製造
装置は勢い複雑で高価とならざるを得ない。
本発明者はこうした事情を憂慮し、極めて優れ
た沸騰熱伝達率を有する高性能沸騰伝熱管を連続
的且つ安定してしかも経済的に製造することので
きる方法を提供すべく種々研究を行なつた末、突
起フインの先端に円周方向の切り込みを入れた
後、該突起フインの先端を管軸方向に割り開くと
共に押し広げて隣接するフイン同士を当接させる
ことにより、開口部により開放された円周方向空
洞を有する沸騰伝熱管を製造する方法の開発に成
功し、先に特許出願を行なつた(特願昭57−
136494号)。
た沸騰熱伝達率を有する高性能沸騰伝熱管を連続
的且つ安定してしかも経済的に製造することので
きる方法を提供すべく種々研究を行なつた末、突
起フインの先端に円周方向の切り込みを入れた
後、該突起フインの先端を管軸方向に割り開くと
共に押し広げて隣接するフイン同士を当接させる
ことにより、開口部により開放された円周方向空
洞を有する沸騰伝熱管を製造する方法の開発に成
功し、先に特許出願を行なつた(特願昭57−
136494号)。
しかしその新規な方法においてもなお若干の問
題が存在することが分かつた。それは隣接するフ
イン先端の切込み位相を周方向に亘つて同一にす
ることが困難なために、開口部の大きさが変化す
るという問題である。即ち特願昭57−136494号に
係る方法では、全てのフインに切込みを入れるた
め、切欠き同士が(イ)向い合つて当接される場合(ロ)
少しずれて当接される場合(ハ)完全に外れて当接さ
れる場合が生じることになり、形成される開口部
の大きさ及び形状は一定でない。従つて単に沸騰
伝熱管の性能にばらつきが生じるだけでなく、各
種被沸騰液体の物性(表面張力、粘度、密度等)
に応じて夫々に適合する最適な均一開口部を正し
く形成させることが困難なため、各種沸騰型熱交
換器の多様な要求仕様を十分満足し得るとは必ず
しも言えなかつた。
題が存在することが分かつた。それは隣接するフ
イン先端の切込み位相を周方向に亘つて同一にす
ることが困難なために、開口部の大きさが変化す
るという問題である。即ち特願昭57−136494号に
係る方法では、全てのフインに切込みを入れるた
め、切欠き同士が(イ)向い合つて当接される場合(ロ)
少しずれて当接される場合(ハ)完全に外れて当接さ
れる場合が生じることになり、形成される開口部
の大きさ及び形状は一定でない。従つて単に沸騰
伝熱管の性能にばらつきが生じるだけでなく、各
種被沸騰液体の物性(表面張力、粘度、密度等)
に応じて夫々に適合する最適な均一開口部を正し
く形成させることが困難なため、各種沸騰型熱交
換器の多様な要求仕様を十分満足し得るとは必ず
しも言えなかつた。
本発明はこうした不都合を解消するためになさ
れたもので、管表面に形状及び大きさの一定な開
口部を形成できるようにして沸騰伝熱管の付加価
値(品質の安定、性能調節による最適設計の実
現)を高めることができる様な製造方法を提供す
るものである。
れたもので、管表面に形状及び大きさの一定な開
口部を形成できるようにして沸騰伝熱管の付加価
値(品質の安定、性能調節による最適設計の実
現)を高めることができる様な製造方法を提供す
るものである。
しかしてこの様な目的を達成し得た本発明の製
造方法とは、周方向に規則正しく並ぶ開口部によ
つて開放された円周方向空洞を形成せしめてなる
沸騰伝熱管を製造する方法であつて、 管の外面に溝成形用転造デイスクを押圧転動
させて、偶数条の突起フイン(2条、4条、6
条…等)を螺旋状に形成する工程、 前記偶数条の突起フインの半数のフインの先
端に歯車部材を押圧転動させて該先端を円周方
向に沿つて切り開きかつ切り開かれたフインと
該切開加工を受けていないフインとの管長手方
向に亘つて交互に形成される様にする工程、 前記の工程を経由したフインと同工程を経
由しないフインの先端中央部に割り開き用転造
デイスクを押圧転動させて、フイン先端中央部
を管軸両方向に割り開く工程、 割り開かれたフイン上面に押圧ローラーを転
動させて、隣り合う割り開かれたフイン先端部
同士を管軸方向に当接させる工程、 を順次行なう所に要旨が存在する。
造方法とは、周方向に規則正しく並ぶ開口部によ
つて開放された円周方向空洞を形成せしめてなる
沸騰伝熱管を製造する方法であつて、 管の外面に溝成形用転造デイスクを押圧転動
させて、偶数条の突起フイン(2条、4条、6
条…等)を螺旋状に形成する工程、 前記偶数条の突起フインの半数のフインの先
端に歯車部材を押圧転動させて該先端を円周方
向に沿つて切り開きかつ切り開かれたフインと
該切開加工を受けていないフインとの管長手方
向に亘つて交互に形成される様にする工程、 前記の工程を経由したフインと同工程を経
由しないフインの先端中央部に割り開き用転造
デイスクを押圧転動させて、フイン先端中央部
を管軸両方向に割り開く工程、 割り開かれたフイン上面に押圧ローラーを転
動させて、隣り合う割り開かれたフイン先端部
同士を管軸方向に当接させる工程、 を順次行なう所に要旨が存在する。
以下実施例を示す図面に基づいて本発明方法の
構成及び作用効果を説明するが、下記はあくまで
も代表例であつて本発明を限定する性質のもので
はなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で、溝
成形用転造デイスク、歯車部材、割り開き用転造
デイスク、押圧ローラ等の形状や配列等を適宜変
更することはすべて本発明の範囲に含まれる。
構成及び作用効果を説明するが、下記はあくまで
も代表例であつて本発明を限定する性質のもので
はなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で、溝
成形用転造デイスク、歯車部材、割り開き用転造
デイスク、押圧ローラ等の形状や配列等を適宜変
更することはすべて本発明の範囲に含まれる。
第2図は本発明方法による沸騰伝熱管1′の成
形状況を例示する背面説明図(第3図の左側から
見た図)、第3,4及び5図は要部断面説明図、
第7,8及び10図は転造加工の経緯を説明する
ためのもので、夫々第3図の−線、−、
−線断面相当図である。3はCuやAl(合金を
含む)等の金属材料からなる素管、4は内面側を
規制する為のマンドレルである。又5は転造工具
本体であつて3個の転造工具群(5−1,5−
2,5−3)を1組として構成される。転造工具
群5−2は第3図に示す様に溝成形用転造デイス
ク群5a−2、歯車部材5b、割り開き用転造デ
イスク群5c及び押圧ローラ5dで構成され、こ
れらは支軸6に対して夫々遊転可能(即ち夫々独
立して別々の周速で回転できる様)に且つ定位置
で全体的に矢印C方向(第1図)へ旋回できる様
に設けられている。
形状況を例示する背面説明図(第3図の左側から
見た図)、第3,4及び5図は要部断面説明図、
第7,8及び10図は転造加工の経緯を説明する
ためのもので、夫々第3図の−線、−、
−線断面相当図である。3はCuやAl(合金を
含む)等の金属材料からなる素管、4は内面側を
規制する為のマンドレルである。又5は転造工具
本体であつて3個の転造工具群(5−1,5−
2,5−3)を1組として構成される。転造工具
群5−2は第3図に示す様に溝成形用転造デイス
ク群5a−2、歯車部材5b、割り開き用転造デ
イスク群5c及び押圧ローラ5dで構成され、こ
れらは支軸6に対して夫々遊転可能(即ち夫々独
立して別々の周速で回転できる様)に且つ定位置
で全体的に矢印C方向(第1図)へ旋回できる様
に設けられている。
又転造工具群5−3は第4図に示す様に、溝成
形用転造デイスク群5a−3、割り開き用転造デ
イスク群5c及び押圧ローラ5dで構成され、更
に転造工具群5−1は第5図に示す様に、溝成形
用転造デイスク群5a−1で構成されている。そ
して素管3をマンドレル4によつて規制しながら
矢印A方向に直進させ、他方個々の転造工具群5
−1,5−2及び5−3を矢印B(第1図)方向
へ且つ工具5全体を一群として矢印C方向へ回転
させながら、複数条のらせん状フイン2を形成せ
しめると共に該フイン2の半数に周方向の切込み
を入れ、次いで軸方向に2分割して押し広げて開
口部7及び空洞部8を形成して行く。
形用転造デイスク群5a−3、割り開き用転造デ
イスク群5c及び押圧ローラ5dで構成され、更
に転造工具群5−1は第5図に示す様に、溝成形
用転造デイスク群5a−1で構成されている。そ
して素管3をマンドレル4によつて規制しながら
矢印A方向に直進させ、他方個々の転造工具群5
−1,5−2及び5−3を矢印B(第1図)方向
へ且つ工具5全体を一群として矢印C方向へ回転
させながら、複数条のらせん状フイン2を形成せ
しめると共に該フイン2の半数に周方向の切込み
を入れ、次いで軸方向に2分割して押し広げて開
口部7及び空洞部8を形成して行く。
この様に1つの転造工具本体5によつて上記の
如き4つの加工が連続的に行なわれるが、以下各
加工段階毎に転造加工の内容を順を追つて詳細に
説明する。
如き4つの加工が連続的に行なわれるが、以下各
加工段階毎に転造加工の内容を順を追つて詳細に
説明する。
上記説明は2条フインの場合を述べたものであ
るが、条数が増加した場合でも基本的な構成に変
わりはない。
るが、条数が増加した場合でも基本的な構成に変
わりはない。
溝成形用転造デイスク群5a−1,5a−
2,5a−3による第1段階の加工:溝成形用
転造デイスク群5a−1,5a−2,5a−3
は、第3図〜第5図にも示す如く右側へ行くに
従つて徐々に大径となる様に構成されており、
各デイスクを素管3の外面へ順次深く押込んで
いくことによつて、素管3外面にらせん溝9を
形成すると共にフイン2を形成して行く(第7
図、第8図)。
2,5a−3による第1段階の加工:溝成形用
転造デイスク群5a−1,5a−2,5a−3
は、第3図〜第5図にも示す如く右側へ行くに
従つて徐々に大径となる様に構成されており、
各デイスクを素管3の外面へ順次深く押込んで
いくことによつて、素管3外面にらせん溝9を
形成すると共にフイン2を形成して行く(第7
図、第8図)。
このように2条フインの転造に当つては、3
組のフイン転造工具群5a−1,5a−2,5
a−3を使用するので、基準とする工具群に対
して残りの工具群をフインの進行方向(矢印A
方向)に一定距離だけずらして、2本の溝軌跡
に合うように各工具群の配置を調節すればよ
い。具体例として2条フインを1インチ当り30
フイン(総フイン数)形成する場合の調節の仕
方について説明すれば次の通りである。
組のフイン転造工具群5a−1,5a−2,5
a−3を使用するので、基準とする工具群に対
して残りの工具群をフインの進行方向(矢印A
方向)に一定距離だけずらして、2本の溝軌跡
に合うように各工具群の配置を調節すればよ
い。具体例として2条フインを1インチ当り30
フイン(総フイン数)形成する場合の調節の仕
方について説明すれば次の通りである。
第6図はフインが転造された管を長手方向に
切り開いた展開図である。30フイン/インチで
あるから、P(ピツチ)=25.4mm/30=0.847mm
となる。従つて第6図のイの位置に5a−1の
工具群を配置すれば、イの位置から2/3P(=
0.564mm)進んだロの位置に5a−2の工具群
を配置し、更にイの位置から7/3P(=1.976mm)
進んだハの位置に5a−3の工具群を配置すれ
ば良い。この様にすれば、第6図で分る通り5
a−1,5a−2はフインを形成し、5a−
3はフインを形成するので、2条のフインチ
ユーブが転造される。
切り開いた展開図である。30フイン/インチで
あるから、P(ピツチ)=25.4mm/30=0.847mm
となる。従つて第6図のイの位置に5a−1の
工具群を配置すれば、イの位置から2/3P(=
0.564mm)進んだロの位置に5a−2の工具群
を配置し、更にイの位置から7/3P(=1.976mm)
進んだハの位置に5a−3の工具群を配置すれ
ば良い。この様にすれば、第6図で分る通り5
a−1,5a−2はフインを形成し、5a−
3はフインを形成するので、2条のフインチ
ユーブが転造される。
尚各工具群の位置のずらし方は上述の方法に
限定されないことは勿論であり、要は2組の工
具群で1本のフインを転造し、残り1組の工具
群で他の1本のフインを転造できる方法であれ
ばよい。この様にして形成されたフインは、次
の第2段階の加工を受ける。
限定されないことは勿論であり、要は2組の工
具群で1本のフインを転造し、残り1組の工具
群で他の1本のフインを転造できる方法であれ
ばよい。この様にして形成されたフインは、次
の第2段階の加工を受ける。
歯車部材5bによる第2段階の加工:第9図
に示す様な歯車部材5bの歯を、成形の完了し
たフイン2に押し付けて、該フイン2を円周方
向に一定のピツチで切り欠き10を形成する
が、この時2本あるフインの軌跡のうち、1本
にだけ、該歯車部材5bを押し付けることによ
り、当該軌跡に対してのみ切り欠き10を形成
することが大切である。
に示す様な歯車部材5bの歯を、成形の完了し
たフイン2に押し付けて、該フイン2を円周方
向に一定のピツチで切り欠き10を形成する
が、この時2本あるフインの軌跡のうち、1本
にだけ、該歯車部材5bを押し付けることによ
り、当該軌跡に対してのみ切り欠き10を形成
することが大切である。
この為には例えば転造の工具群5−2にの
み、歯車工具5bを組み込み、フインにのみ
(あるいはフインのみに)押し付けることに
よりこの目的は達せられる。この様にして切り
欠きの形成された状態の管は、第11図(外観
図)に示す様に、切り欠きが形成されたフイン
と切り欠きが形成されていないフインが、管の
長手方向に交互に配設されるようになつてい
る。又例えば4条のフインであれば○
み、歯車工具5bを組み込み、フインにのみ
(あるいはフインのみに)押し付けることに
よりこの目的は達せられる。この様にして切り
欠きの形成された状態の管は、第11図(外観
図)に示す様に、切り欠きが形成されたフイン
と切り欠きが形成されていないフインが、管の
長手方向に交互に配設されるようになつてい
る。又例えば4条のフインであれば○
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 周方向に規則正しく並ぶ開口部によつて開放
された円周方向空洞を管外部に形成せしめてなる
沸騰伝熱管を製造する方法であつて、 管の外面に溝成形用転造デイスクを押圧転動
させて偶数条の突起フインを螺旋状に形成する
工程、 前記偶数条の突起フインの半数のフインの先
端に歯車部材を押圧転動させて該先端を円周方
向に沿つて切り開きかつ、切り開かれたフイン
と、該切開加工を受けていないフインとが、管
長手方向に亘つて交互に形成される様にする工
程、 前記の工程を経由したフインと同工程を経
由しないフインの先端中央部に割り開き用転造
デイスクを押圧転動させて、フイン先端中央部
を管軸両方向に割り開く工程、 割り開かれたフイン上面に押圧ローラを転動
させて、隣りあう割り開かれたフイン先端部同
士を管軸方向に当接させる工程、 を含むことを特徴とする沸騰伝熱管の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7435183A JPS59199137A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 沸騰伝熱管の製造方法 |
US06/577,504 US4577381A (en) | 1983-04-01 | 1984-02-06 | Boiling heat transfer pipes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7435183A JPS59199137A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 沸騰伝熱管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59199137A JPS59199137A (ja) | 1984-11-12 |
JPH0113937B2 true JPH0113937B2 (ja) | 1989-03-08 |
Family
ID=13544613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7435183A Granted JPS59199137A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-26 | 沸騰伝熱管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59199137A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2183519B (en) * | 1985-12-02 | 1989-10-04 | Carrier Corp | Method and apparatus for producing helically finned tubes |
JPS63172892A (ja) * | 1987-01-12 | 1988-07-16 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 蒸発用伝熱管およびその製造方法 |
DE10101589C1 (de) * | 2001-01-16 | 2002-08-08 | Wieland Werke Ag | Wärmeaustauscherrohr und Verfahren zu dessen Herstellung |
-
1983
- 1983-04-26 JP JP7435183A patent/JPS59199137A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59199137A (ja) | 1984-11-12 |
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