JPH0113638Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0113638Y2 JPH0113638Y2 JP1982200337U JP20033782U JPH0113638Y2 JP H0113638 Y2 JPH0113638 Y2 JP H0113638Y2 JP 1982200337 U JP1982200337 U JP 1982200337U JP 20033782 U JP20033782 U JP 20033782U JP H0113638 Y2 JPH0113638 Y2 JP H0113638Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear seat
- luggage
- seat bag
- board
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はリアシートバツクにラツゲージボード
を取り付けて荷室内の荷物の積み降しを容易にし
た自動車のリアシートバツクに関する。
を取り付けて荷室内の荷物の積み降しを容易にし
た自動車のリアシートバツクに関する。
ワゴンタイプ、ハツチバツクタイプ、バンタイ
プ等の自動車は車体の後部に形成された荷室を幅
広く利用するため、リアシートバツクをリアシー
トクツシヨン上に折り畳み可能に形成してあり、
使用者は第１図に示すように、リアシートクツシ
ヨン１上に倒したリアシートバツク２の背面にも
荷物Ａを載置して、リアシートバツクをラツゲー
ジフロアとして利用している。しかしながら、リ
アシートバツク等のような荷室の奥深い場所に積
まれた荷物を降ろすには、車体の後部に開閉可能
に取り付けられたバツクドア３から車内に乗り込
んで荷物を持ち上げなければならず不便であつ
た。特に重量が大きく、嵩ばつた荷物の場合に
は、荷室が狭いことから、なおのこと積み降ろし
作業が面倒となつていた。
プ等の自動車は車体の後部に形成された荷室を幅
広く利用するため、リアシートバツクをリアシー
トクツシヨン上に折り畳み可能に形成してあり、
使用者は第１図に示すように、リアシートクツシ
ヨン１上に倒したリアシートバツク２の背面にも
荷物Ａを載置して、リアシートバツクをラツゲー
ジフロアとして利用している。しかしながら、リ
アシートバツク等のような荷室の奥深い場所に積
まれた荷物を降ろすには、車体の後部に開閉可能
に取り付けられたバツクドア３から車内に乗り込
んで荷物を持ち上げなければならず不便であつ
た。特に重量が大きく、嵩ばつた荷物の場合に
は、荷室が狭いことから、なおのこと積み降ろし
作業が面倒となつていた。
本考案はこのようなワゴンタイプ等の自動車の
リアシートバツク上に積まれた荷物を小労力で容
易に降ろすことができる自動車のリアシートバツ
クを提供するものであり、リアシートクツシヨン
上に折り畳み可能なリアシートバツクの背面にシ
ートバツクを倒したとき前後方向にスライド可能
なラツゲージボードを取り付けると共に、このラ
ツゲージボードが折り畳み状態のシートバツクの
背面から車体床面上に引き出し可能に構成されて
いることを特徴としている。
リアシートバツク上に積まれた荷物を小労力で容
易に降ろすことができる自動車のリアシートバツ
クを提供するものであり、リアシートクツシヨン
上に折り畳み可能なリアシートバツクの背面にシ
ートバツクを倒したとき前後方向にスライド可能
なラツゲージボードを取り付けると共に、このラ
ツゲージボードが折り畳み状態のシートバツクの
背面から車体床面上に引き出し可能に構成されて
いることを特徴としている。
以下、本考案の一実施例を第２図ないし第４図
参照して具体的に説明する。
参照して具体的に説明する。
第２図において、リアシートクツシヨン１上に
折り畳み可能に取り付けられたリアシートバツク
２のフレームのサイドにはレール４が形成されて
いる。このレール４はリアシートバツク２のフレ
ームに別途取り付けて形成してもよく、又、リア
シートバツク２のサイド側フレームに長孔を穿設
して形成してもよい。このように形成されたフレ
ーム上には、レール４上を転動可能なローラ５が
載設されており、リアシートバツク２の背面上に
取り付けられたラツゲージボード６のフレームの
サイド部分がヒンジピン１１によつてローラ５と
連結され、ローラ５の転動により前記ラツゲージ
ボード６がリアシートバツク２上を前後にスライ
ド可能となつている。このラツゲージボード６の
後端部にはキヤスター７及びワイヤ８が取着さ
れ、荷物の積み降ろし作業員がワイヤ８の先端を
引つ張ることで、ラツゲージボードの前記スライ
ド移動をキヤスター７が補助するようになつてい
る。この場合、リアシートバツク２が立設されて
もキヤスター７が車体の床面１０に突き当らない
のが好ましく、このため、キヤスター７はそのブ
ラケツト７ａが取付棒６ａに対して回動可能に形
成される。
折り畳み可能に取り付けられたリアシートバツク
２のフレームのサイドにはレール４が形成されて
いる。このレール４はリアシートバツク２のフレ
ームに別途取り付けて形成してもよく、又、リア
シートバツク２のサイド側フレームに長孔を穿設
して形成してもよい。このように形成されたフレ
ーム上には、レール４上を転動可能なローラ５が
載設されており、リアシートバツク２の背面上に
取り付けられたラツゲージボード６のフレームの
サイド部分がヒンジピン１１によつてローラ５と
連結され、ローラ５の転動により前記ラツゲージ
ボード６がリアシートバツク２上を前後にスライ
ド可能となつている。このラツゲージボード６の
後端部にはキヤスター７及びワイヤ８が取着さ
れ、荷物の積み降ろし作業員がワイヤ８の先端を
引つ張ることで、ラツゲージボードの前記スライ
ド移動をキヤスター７が補助するようになつてい
る。この場合、リアシートバツク２が立設されて
もキヤスター７が車体の床面１０に突き当らない
のが好ましく、このため、キヤスター７はそのブ
ラケツト７ａが取付棒６ａに対して回動可能に形
成される。
第２図中、１２はラツゲージボード６のフレー
ムに穿設された長孔のガイド孔であり、このガイ
ド孔１２にリアシートバツク２のフレームに取り
付けられたガイドピン９が挿入して係合すること
でラツゲージボード６がスライド時に左右に揺動
しないようになつている。又、６ｂはラツゲージ
ボード６の先端部に形成されたストツパであり、
ラツゲージボード６上の荷物がフロントシート方
向へスライドして落下しないように規制してい
る。
ムに穿設された長孔のガイド孔であり、このガイ
ド孔１２にリアシートバツク２のフレームに取り
付けられたガイドピン９が挿入して係合すること
でラツゲージボード６がスライド時に左右に揺動
しないようになつている。又、６ｂはラツゲージ
ボード６の先端部に形成されたストツパであり、
ラツゲージボード６上の荷物がフロントシート方
向へスライドして落下しないように規制してい
る。
このように形成された本実施例により、リアシ
ートバツク２の背面上に荷物を積載するには、第
４図イの矢印で示すように、リアシートバツク２
をリアシートクツシヨン１上に折り畳めばよく、
これにより、荷室を幅広く利用して数多くの荷物
を積載することが可能となる。又、このようにリ
アシートバツク２上に積載された荷物Ａを降ろす
には、同図ロのようにバツクドア３を開けて、前
記ワイヤ８を引けばよく、これにより、ラツゲー
ジボード６はリアシートバツク２上を後方にスラ
イドして、同図ハに示すようにその上に積載され
た荷物Ａを荷室の後方側に移動せしめ、作業者が
荷室内に乗り込むことなく、荷物Ａを降ろすこと
ができる。
ートバツク２の背面上に荷物を積載するには、第
４図イの矢印で示すように、リアシートバツク２
をリアシートクツシヨン１上に折り畳めばよく、
これにより、荷室を幅広く利用して数多くの荷物
を積載することが可能となる。又、このようにリ
アシートバツク２上に積載された荷物Ａを降ろす
には、同図ロのようにバツクドア３を開けて、前
記ワイヤ８を引けばよく、これにより、ラツゲー
ジボード６はリアシートバツク２上を後方にスラ
イドして、同図ハに示すようにその上に積載され
た荷物Ａを荷室の後方側に移動せしめ、作業者が
荷室内に乗り込むことなく、荷物Ａを降ろすこと
ができる。
このように本実施例によると、荷室のリアシー
トバツク上に積載した荷物を引き出し、容易に降
ろすことが可能となる。
トバツク上に積載した荷物を引き出し、容易に降
ろすことが可能となる。
なお、本考案は上記実施例に限らず、種々の変
更が可能であり、例えば、ラツゲージボードのス
ライドにローラを用いず、ラツゲージボードのフ
レームに固定したピンをレール上に形合せしめて
もよく、又、上記キヤスター及びワイヤー等も支
障がない範囲で除去せしめてもよい。
更が可能であり、例えば、ラツゲージボードのス
ライドにローラを用いず、ラツゲージボードのフ
レームに固定したピンをレール上に形合せしめて
もよく、又、上記キヤスター及びワイヤー等も支
障がない範囲で除去せしめてもよい。
以上、詳細に説明したように、本考案によれば
荷室を広く利用でき、又、車体の奥のラツゲージ
ボード上に積まれた荷物をラツゲージボードごと
車体床面上に引き出して作業者側へ引き寄せるこ
とによつて荷物を容易に降ろすことができる自動
車のリアシートバツクを提供することができる。
荷室を広く利用でき、又、車体の奥のラツゲージ
ボード上に積まれた荷物をラツゲージボードごと
車体床面上に引き出して作業者側へ引き寄せるこ
とによつて荷物を容易に降ろすことができる自動
車のリアシートバツクを提供することができる。
第１図は従来のリアシートを示す側面図、第２
図は本考案の一実施例の斜視図、第３図はその側
面図、第４図イないしハは使用状態の側面図であ
る。 １……リアシートクツシヨン、２……リアシー
トバツク、５……ローラ、６……ラツゲージボー
ド。
図は本考案の一実施例の斜視図、第３図はその側
面図、第４図イないしハは使用状態の側面図であ
る。 １……リアシートクツシヨン、２……リアシー
トバツク、５……ローラ、６……ラツゲージボー
ド。
Claims (1)
- リアシートクツシヨン上に折り畳み可能なリア
シートバツクの背面にスライド可能なラツゲージ
ボードを取り付けると共に、このラツゲージボー
ドが折り畳み状態のシートバツクの背面から車体
床面上に引き出し可能に構成されていることを特
徴とする自動車のリアシートバツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982200337U JPS59104837U (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 自動車のリアシ−トバツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982200337U JPS59104837U (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 自動車のリアシ−トバツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59104837U JPS59104837U (ja) | 1984-07-14 |
| JPH0113638Y2 true JPH0113638Y2 (ja) | 1989-04-21 |
Family
ID=30425871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982200337U Granted JPS59104837U (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 自動車のリアシ−トバツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59104837U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5516754Y2 (ja) * | 1976-04-07 | 1980-04-18 | ||
| JPS5629237Y2 (ja) * | 1977-11-25 | 1981-07-11 |
-
1982
- 1982-12-30 JP JP1982200337U patent/JPS59104837U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59104837U (ja) | 1984-07-14 |
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