JPH0642906Y2 - 車両構造 - Google Patents
車両構造Info
- Publication number
- JPH0642906Y2 JPH0642906Y2 JP1988101725U JP10172588U JPH0642906Y2 JP H0642906 Y2 JPH0642906 Y2 JP H0642906Y2 JP 1988101725 U JP1988101725 U JP 1988101725U JP 10172588 U JP10172588 U JP 10172588U JP H0642906 Y2 JPH0642906 Y2 JP H0642906Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- back door
- extension
- pull
- luggage carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、荷物を積載可能な荷台部を有する車両構造
に関するものである。
に関するものである。
(従来技術及びその課題) 従来、例えば第7図に示すような荷台52を備えた車両51
において、荷台52の後端部に、チェーン方式等により昇
降可能なリフター53が備えられているものがあり、この
ような形式の車両51においては、荷物を積み降ろしする
時にリフター53に荷物を載置し、リフター53を駆動させ
て荷物を荷台52へ持ち上げが可能であるが、このような
従来構造においては、リフター53の幅長等は大きくする
ことができないため、自ずとリフター53上に載せる荷物
の大きさには制限があり、余り大きい物をリフター53に
載せると、荷物がリフター53からはみだして不安定とな
り、落下等の危険性があるという問題点があり、又、リ
フター53りリフト能力にも限界があった。さらにリフタ
ー53で持ち上げた重量物等は、人力により荷台52の前方
側へ移動させる必要があり、荷物の積み降ろしが困難で
あるという問題点があった。
において、荷台52の後端部に、チェーン方式等により昇
降可能なリフター53が備えられているものがあり、この
ような形式の車両51においては、荷物を積み降ろしする
時にリフター53に荷物を載置し、リフター53を駆動させ
て荷物を荷台52へ持ち上げが可能であるが、このような
従来構造においては、リフター53の幅長等は大きくする
ことができないため、自ずとリフター53上に載せる荷物
の大きさには制限があり、余り大きい物をリフター53に
載せると、荷物がリフター53からはみだして不安定とな
り、落下等の危険性があるという問題点があり、又、リ
フター53りリフト能力にも限界があった。さらにリフタ
ー53で持ち上げた重量物等は、人力により荷台52の前方
側へ移動させる必要があり、荷物の積み降ろしが困難で
あるという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、荷台への荷物の積み降ろしを容易に行なうことがで
き、荷物の積み降ろし作業を簡略化し得る車両構造を提
供せんことを目的とし、その要旨は、開閉可能なバック
ドアを有する荷台部を備えた車両において、前記荷台部
と前方の運転席間には、車体の側面側に前後方向にスラ
イドして開閉可能なスライドドアを有する客席を備える
とともに、前記荷台上には、後方側へ引き出し可能な引
き出しレールを内装したレール外枠を固設し、前記引き
出しレールの後端部に前記バックドアをヒンジ等を介し
開閉可能に取り付け、前記荷台部に対し前記バックドア
を後方側へ引き出し可能に構成するととともに、前記バ
ックドアの内面側には、前記引き出しレールの延長線と
平行状に凹んだレール溝を形成し、該レール溝に嵌合可
能な開閉レールを前記引き出しレールの後端に回動可能
に連結するとともに、前記レール溝内には後方側へ出没
可能に延長レールを配設し、前記バックドアを開放しか
つ前記延長レールを引き出して該延長レールの端部を地
面等に当接させた時に、地面等から前記荷台部に通じる
軌道が形成されるように構成し、しかも前記荷台部に
は、前記軌道に沿って台車等を該荷台部へ引き上げ可能
にウインチを配設したことにある。
て、荷台への荷物の積み降ろしを容易に行なうことがで
き、荷物の積み降ろし作業を簡略化し得る車両構造を提
供せんことを目的とし、その要旨は、開閉可能なバック
ドアを有する荷台部を備えた車両において、前記荷台部
と前方の運転席間には、車体の側面側に前後方向にスラ
イドして開閉可能なスライドドアを有する客席を備える
とともに、前記荷台上には、後方側へ引き出し可能な引
き出しレールを内装したレール外枠を固設し、前記引き
出しレールの後端部に前記バックドアをヒンジ等を介し
開閉可能に取り付け、前記荷台部に対し前記バックドア
を後方側へ引き出し可能に構成するととともに、前記バ
ックドアの内面側には、前記引き出しレールの延長線と
平行状に凹んだレール溝を形成し、該レール溝に嵌合可
能な開閉レールを前記引き出しレールの後端に回動可能
に連結するとともに、前記レール溝内には後方側へ出没
可能に延長レールを配設し、前記バックドアを開放しか
つ前記延長レールを引き出して該延長レールの端部を地
面等に当接させた時に、地面等から前記荷台部に通じる
軌道が形成されるように構成し、しかも前記荷台部に
は、前記軌道に沿って台車等を該荷台部へ引き上げ可能
にウインチを配設したことにある。
(作用) 荷台部に対しバックドアが後方側へ引き出し可能である
とともに、延長レールの端部を地面等に当接させてバッ
クドアを開放させた時に、延長レールと荷台のレールに
て地面から荷台部に通じる軌道が形成され、さらに荷台
部にはウインチが配設されているため、ウインチを作動
させて荷物を積んだ台車等を軌道に沿って荷台部へ引き
上げることができ、大型の荷物等の荷台部への積み上げ
作業を良好に行ない得る。又、運転席の後部に客席が備
えられ、客席には、スライドドアを前後方向に開閉して
乗り降りすることができ、ワンボックスカーのようにリ
ラックスした居住空間を得ることができる。
とともに、延長レールの端部を地面等に当接させてバッ
クドアを開放させた時に、延長レールと荷台のレールに
て地面から荷台部に通じる軌道が形成され、さらに荷台
部にはウインチが配設されているため、ウインチを作動
させて荷物を積んだ台車等を軌道に沿って荷台部へ引き
上げることができ、大型の荷物等の荷台部への積み上げ
作業を良好に行ない得る。又、運転席の後部に客席が備
えられ、客席には、スライドドアを前後方向に開閉して
乗り降りすることができ、ワンボックスカーのようにリ
ラックスした居住空間を得ることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図には本例車両の側面図を示し、第2図にはその平
面図を、第3図には後方側からの斜視構成図を示す。
面図を、第3図には後方側からの斜視構成図を示す。
図において、車両1の前部には運転席S1が形成されてお
り、この運転席S1へは、側方側の運転席ドア2を開閉す
ることにより乗り降りが可能となっている。
り、この運転席S1へは、側方側の運転席ドア2を開閉す
ることにより乗り降りが可能となっている。
又、この運転席S1の後方側には一体状に客席S2が形成さ
れており、この客席S2へは、車両1の側面側に配設され
ているスライドドア3を前後方向に開閉することにより
乗り降りが可能となっている。即ち、スライドドア3は
車両1の前後方向に配設されているスライドレール6に
沿って前後方向にスライドさせることができるものであ
る。
れており、この客席S2へは、車両1の側面側に配設され
ているスライドドア3を前後方向に開閉することにより
乗り降りが可能となっている。即ち、スライドドア3は
車両1の前後方向に配設されているスライドレール6に
沿って前後方向にスライドさせることができるものであ
る。
又、客席S2の後部には一体状に上方側が開放された荷台
部4が形成されており、この荷台部4内に荷物を積み込
むことができる構造となっている。
部4が形成されており、この荷台部4内に荷物を積み込
むことができる構造となっている。
荷台部4の後端部には開閉可能にバックドア5が配設さ
れており、本例においては荷台部4の底面に前後方向に
第4図に示すような固定台7が固設されており、この固
定台7には前後方向に所定間隔をおいて一対のレール外
枠8,8が一体化されている。このレール外枠8,8内には引
き出しレール9,9がそれぞれ内装されており、レール外
枠8,8に対し引き出しレール9,9を後方側に引き出し可能
となっている。例えば、この引き出しレール9,9は15cm
程度引き出すことが可能となっており、それ以上は引き
出せないように適宜図示しないストッパー手段等により
引き出し距離が規制されている。
れており、本例においては荷台部4の底面に前後方向に
第4図に示すような固定台7が固設されており、この固
定台7には前後方向に所定間隔をおいて一対のレール外
枠8,8が一体化されている。このレール外枠8,8内には引
き出しレール9,9がそれぞれ内装されており、レール外
枠8,8に対し引き出しレール9,9を後方側に引き出し可能
となっている。例えば、この引き出しレール9,9は15cm
程度引き出すことが可能となっており、それ以上は引き
出せないように適宜図示しないストッパー手段等により
引き出し距離が規制されている。
第5図に示すように、この引き出しレール9の後端部に
はドア用ヒンジ13が設けられ、このドア用ヒンジ13に回
動可能にバックドア5の下端部が連結されている。従っ
て、バックドア5は荷台部4に固設されたレール外枠8,
8より引き出しレール9,9を引き出すことにより、荷台部
4に対し後方側に引き出しが可能であり、その状態で地
面方向に開放させることができるものである。
はドア用ヒンジ13が設けられ、このドア用ヒンジ13に回
動可能にバックドア5の下端部が連結されている。従っ
て、バックドア5は荷台部4に固設されたレール外枠8,
8より引き出しレール9,9を引き出すことにより、荷台部
4に対し後方側に引き出しが可能であり、その状態で地
面方向に開放させることができるものである。
又、引き出しレール9の後端部には更にレール用ヒンジ
12が設けられており、このレール用ヒンジ12には回動可
能に一対の開閉レール11が連結されている。従って、こ
のレール用ヒンジ12を支点として開閉レール11をバック
ドア5と同様に開閉することができる。
12が設けられており、このレール用ヒンジ12には回動可
能に一対の開閉レール11が連結されている。従って、こ
のレール用ヒンジ12を支点として開閉レール11をバック
ドア5と同様に開閉することができる。
さらにバックドアの内面側には前記引き出しレール9,9
の内側延長線と平行状に凹んだレール溝5a,5aが形成さ
れており、このレール溝5a,5a内に前記開閉レール11,11
の先端部を嵌合し得るものとなっている。さらにこのレ
ール溝5a,5a内には後方側に出没可能に延長レール10,10
が配設されており、レール溝5a,5aに沿って延長レール1
0,10をバックドア5より引き出したり収納させたりする
ことができる構造となっている。
の内側延長線と平行状に凹んだレール溝5a,5aが形成さ
れており、このレール溝5a,5a内に前記開閉レール11,11
の先端部を嵌合し得るものとなっている。さらにこのレ
ール溝5a,5a内には後方側に出没可能に延長レール10,10
が配設されており、レール溝5a,5aに沿って延長レール1
0,10をバックドア5より引き出したり収納させたりする
ことができる構造となっている。
又、荷台部4とバックドア5はチェーン14,14を介し適
宜開閉角度に連結することができるものとなっている。
宜開閉角度に連結することができるものとなっている。
又、第6図に示すように荷台部4の前部部位にはウイン
チWが配設されており、バッテリ等にてこのウインチW
のワイヤーを巻き上げ作動し得るものとなっている。
チWが配設されており、バッテリ等にてこのウインチW
のワイヤーを巻き上げ作動し得るものとなっている。
このような構造において、第3図,第4図,第5図に示
すように、先ずレール外枠8,8から引き出しレール9,9を
後方側に引き出すと、車両の後部のリヤバンパー等に当
接することのない位置にバックドア5を引き出すことが
でき、この状態でバックドア5を地面方向に開放させ、
さらにこの時にバックドア5より延長レール10,10を適
宜引き出して延長レール10,10の先端部を地面等に当接
させると、バックドア5は適宜傾斜角度に係止されて、
この状態でチェーン14を荷台とバックドア5に連結さ
せ、バックドア5の傾斜角度を固定させることができ
る。さらにバックドア5のレール溝5a,5a内に開閉レー
ル11,11の先端部を嵌合させると、開閉レール11,11と延
長レール10,10によりバックドア5の内面側に地面から
荷台部4に通じる軌道が形成されることとなり、しかも
この軌道は延長レール10,10引き出し距離により適宜任
意の傾斜角度に設定することができるものであるため、
積み込む荷物等の重量等に応じ軌道の傾斜角度は変更が
可能である。
すように、先ずレール外枠8,8から引き出しレール9,9を
後方側に引き出すと、車両の後部のリヤバンパー等に当
接することのない位置にバックドア5を引き出すことが
でき、この状態でバックドア5を地面方向に開放させ、
さらにこの時にバックドア5より延長レール10,10を適
宜引き出して延長レール10,10の先端部を地面等に当接
させると、バックドア5は適宜傾斜角度に係止されて、
この状態でチェーン14を荷台とバックドア5に連結さ
せ、バックドア5の傾斜角度を固定させることができ
る。さらにバックドア5のレール溝5a,5a内に開閉レー
ル11,11の先端部を嵌合させると、開閉レール11,11と延
長レール10,10によりバックドア5の内面側に地面から
荷台部4に通じる軌道が形成されることとなり、しかも
この軌道は延長レール10,10引き出し距離により適宜任
意の傾斜角度に設定することができるものであるため、
積み込む荷物等の重量等に応じ軌道の傾斜角度は変更が
可能である。
例えば第6図に示すような組立式ボート16を荷台4上に
積み込む時には、組立式ボート16を載せた搬送用台車15
にウインチWのワイヤーを掛止し、ウインチWを作動さ
せることにより、組立式ボート16を載せた搬送用台車15
の車輪15a,15aが前記延長レール10,10に沿って徐々に引
き上げられ、さらに車輪15aは開閉レール11,11を通り良
好に荷台部4上に引き上げられ、さらにウインチWを巻
き上げることにより荷台部4の前部位置へ搬送用台車15
ごと組立式ボート16を積み込むことができる。
積み込む時には、組立式ボート16を載せた搬送用台車15
にウインチWのワイヤーを掛止し、ウインチWを作動さ
せることにより、組立式ボート16を載せた搬送用台車15
の車輪15a,15aが前記延長レール10,10に沿って徐々に引
き上げられ、さらに車輪15aは開閉レール11,11を通り良
好に荷台部4上に引き上げられ、さらにウインチWを巻
き上げることにより荷台部4の前部位置へ搬送用台車15
ごと組立式ボート16を積み込むことができる。
尚、図中16aは組立式ボート16に取り付けられた船外機
であり、又、図中17は搬送用台車15の側面側に固設され
た釣り用のイケス又は小物入れである。
であり、又、図中17は搬送用台車15の側面側に固設され
た釣り用のイケス又は小物入れである。
このように本例においては、大型の荷物である組立式ボ
ート16等をウインチWを作動させて容易に荷台4上に引
き上げて積み込むことができ、しかもその時に延長レー
ル10,10と開閉レール11,11により台車の通る良好な傾斜
角度の軌道が形成され、安定した状態で積み込みを行な
うことができる。又、積み降ろす際にも同様に開閉レー
ル11,11と延長レール10,10により形成される軌道上に移
動させて安定して荷物を地面等に降ろすことができ、延
長レール10,10の引き出し距離により適宜傾斜角度が変
更可能であるため地面等への衝突がなく、荷物を安定し
た状態で徐々に積み降ろしすることができるものであ
る。
ート16等をウインチWを作動させて容易に荷台4上に引
き上げて積み込むことができ、しかもその時に延長レー
ル10,10と開閉レール11,11により台車の通る良好な傾斜
角度の軌道が形成され、安定した状態で積み込みを行な
うことができる。又、積み降ろす際にも同様に開閉レー
ル11,11と延長レール10,10により形成される軌道上に移
動させて安定して荷物を地面等に降ろすことができ、延
長レール10,10の引き出し距離により適宜傾斜角度が変
更可能であるため地面等への衝突がなく、荷物を安定し
た状態で徐々に積み降ろしすることができるものであ
る。
尚、前記レール外枠8及び引き出しレール9の寸法等を
変更し、引き出しレール9の支持力を強固に確保するこ
とができる。
変更し、引き出しレール9の支持力を強固に確保するこ
とができる。
このように本例の車両においては、運転席S1と客席S2に
よりワンボックスカーと同様な居住空間を得ることがで
きるとともに、荷台部4に大型の荷物を良好に積み込ん
でレジャー用等に供することができ、車両機能が極めて
向上させるものである。
よりワンボックスカーと同様な居住空間を得ることがで
きるとともに、荷台部4に大型の荷物を良好に積み込ん
でレジャー用等に供することができ、車両機能が極めて
向上させるものである。
(考案の効果) 本考案の車両構造は、荷台部と前方の運転席間には、車
体の側面側に前後方向にスライドして開閉可能なスライ
ドドアを有する客席を備えるとともに、前記荷台部上に
は、後方側へ引き出し可能な引き出しレールを内装した
レール外枠を固設し、前記引き出しレールの後端部にバ
ックドアをヒンジ等を介し開閉可能に取り付け、前記荷
台部に対し前記バックドアを後方側へ引き出し可能に構
成するとともに、前記バックドアの内面側には、前記引
き出しレールの延長線と平行状に凹んだレール溝を形成
し、該レール溝に嵌合可能な開閉レールを前記引き出し
レールの後端に回動可能に連結するとともに、前記レー
ル溝内には後方側へ出没可能に延長レールを配設し、前
記バックドアを開放しかつ前記延長レールを引き出して
該延長レールの端部を地面等に当接させた時に、地面等
から前記荷台部に通じる軌道が形成されるように構成
し、しかも前記荷台部には、前記軌道に沿って台車等を
該荷台部へ引き上げ可能にウインチを配設したことによ
り、バックドアを開放し延長レールを引き出すことで荷
台部と地面間に適度の傾斜角度の軌道が形成され、この
軌道に沿ってウインチにより良好に荷台部に荷物が積み
上げ可能で、安定した状態で荷物の積み降ろしが可能と
なり、積み降ろし作業を極めて容易に行なえる効果を有
する。
体の側面側に前後方向にスライドして開閉可能なスライ
ドドアを有する客席を備えるとともに、前記荷台部上に
は、後方側へ引き出し可能な引き出しレールを内装した
レール外枠を固設し、前記引き出しレールの後端部にバ
ックドアをヒンジ等を介し開閉可能に取り付け、前記荷
台部に対し前記バックドアを後方側へ引き出し可能に構
成するとともに、前記バックドアの内面側には、前記引
き出しレールの延長線と平行状に凹んだレール溝を形成
し、該レール溝に嵌合可能な開閉レールを前記引き出し
レールの後端に回動可能に連結するとともに、前記レー
ル溝内には後方側へ出没可能に延長レールを配設し、前
記バックドアを開放しかつ前記延長レールを引き出して
該延長レールの端部を地面等に当接させた時に、地面等
から前記荷台部に通じる軌道が形成されるように構成
し、しかも前記荷台部には、前記軌道に沿って台車等を
該荷台部へ引き上げ可能にウインチを配設したことによ
り、バックドアを開放し延長レールを引き出すことで荷
台部と地面間に適度の傾斜角度の軌道が形成され、この
軌道に沿ってウインチにより良好に荷台部に荷物が積み
上げ可能で、安定した状態で荷物の積み降ろしが可能と
なり、積み降ろし作業を極めて容易に行なえる効果を有
する。
さらに、運転席の後部に、車体の側面側に前後方向にス
ライドして開閉可能なスライドドアを有する客席を備え
たため、ワンボックスカーと同様な良好な居住空間を得
ることができ、車両の機能が極めて向上される効果を有
する。
ライドして開閉可能なスライドドアを有する客席を備え
たため、ワンボックスカーと同様な良好な居住空間を得
ることができ、車両の機能が極めて向上される効果を有
する。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は本例車両の側面
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図の後方側
からの斜視構成図、第4図は荷台部に設置されたレール
等の作動説明図、第5図はバックドア及び開閉レールの
取付状態の側面図、第6図は車両の荷台部に組立式ボー
トを積み込んだ状態の後方側からの斜視図である。又、
第7図は従来のリフターを備えた車両の斜視図である。 1…車両、3…スライドドア 4…荷台部、5…バックドア 5a…レール溝、8…レール外枠 9…引き出しレール、10…延長レール 11…開閉レール、12…レール用ヒンジ 13…ドア用ヒンジ、W…ウインチ 15…搬送用台車、S1…運転席 S2…客席
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図の後方側
からの斜視構成図、第4図は荷台部に設置されたレール
等の作動説明図、第5図はバックドア及び開閉レールの
取付状態の側面図、第6図は車両の荷台部に組立式ボー
トを積み込んだ状態の後方側からの斜視図である。又、
第7図は従来のリフターを備えた車両の斜視図である。 1…車両、3…スライドドア 4…荷台部、5…バックドア 5a…レール溝、8…レール外枠 9…引き出しレール、10…延長レール 11…開閉レール、12…レール用ヒンジ 13…ドア用ヒンジ、W…ウインチ 15…搬送用台車、S1…運転席 S2…客席
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−13073(JP,U) 実開 昭59−64373(JP,U) 実開 昭62−121134(JP,U) 実公 昭61−27906(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】開閉可能なバックドアを有する荷台部を備
えた車両において、前記荷台部4と前方の運転席S1間に
は、車体の側面側に前後方向にスライドして開閉可能な
スライドドア3を有する客席S2を備えるとともに、前記
荷台部4上には、後方側へ引き出し可能な引き出しレー
ル9を内装したレール外枠8を固設し、前記引き出しレ
ール9の後端部に前記バックドア5をヒンジ13等を介し
開閉可能に取り付け、前記荷台部4に対し前記バックド
ア5を後方側へ引き出し可能に構成するとともに、前記
バックドア5の内面側には、前記引き出しレール9の延
長線と平行状に凹んだレール溝5aを形成し、該レール溝
5aに嵌合可能な開閉レール11を前記引き出しレール9の
後端に回動可能に連結するとともに、前記レール溝5a内
には後方側へ出没可能に延長レール10を配設し、前記バ
ックドア5を開放しかつ前記延長レール10を引き出して
該延長レール10の端部を地面等に当接させた時に、地面
等から前記荷台部4に通じる軌道が形成されるように構
成し、しかも前記荷台部4には、前記軌道に沿って台車
等を該荷台部4へ引き上げ可能にウインチWを配設した
ことを特徴とする車両構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988101725U JPH0642906Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 車両構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988101725U JPH0642906Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 車両構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0239932U JPH0239932U (ja) | 1990-03-19 |
JPH0642906Y2 true JPH0642906Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31330981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988101725U Expired - Lifetime JPH0642906Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 車両構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642906Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5613073U (ja) * | 1979-07-11 | 1981-02-04 | ||
JPS5964373U (ja) * | 1982-10-25 | 1984-04-27 | 株式会社大井製作所 | トラツクの荷台ゲ−ト装置 |
JPS6127906U (ja) * | 1984-07-24 | 1986-02-19 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の直接駆動型動弁系の構造 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP1988101725U patent/JPH0642906Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0239932U (ja) | 1990-03-19 |
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