JPH01134301A - 光記録媒体用基体 - Google Patents

光記録媒体用基体

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JPH01134301A
JPH01134301A JP62293639A JP29363987A JPH01134301A JP H01134301 A JPH01134301 A JP H01134301A JP 62293639 A JP62293639 A JP 62293639A JP 29363987 A JP29363987 A JP 29363987A JP H01134301 A JPH01134301 A JP H01134301A
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JP
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tables
formula
formulas
mathematical
substrate
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Pending
Application number
JP62293639A
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English (en)
Inventor
Shigeru Sasaki
繁 佐々木
Shiro Osada
長田 司郎
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複屈折が極めて低く、光透過性に優れかつ吸水
による反り、変形の非常に少ない、機械的特性および耐
熱性の良好な光記録媒体用基体に関する。
〔従来の技術〕
デジタルオーディオディスクやレーザービジョン等のい
わゆる光ディスクはその高密度大容量記録・非接触再生
に基づく長寿命等の利点のtめ急速に広まりつつある。
近年は追記型や消去可能型等のユーザーが情報を記録で
きるものも登場し、記録方式の発展に伴い基体材料の緒
特性に対する要求のレベルも高くなってきている。特に
低吸水性(低吸水反り性)・低複屈折性・高耐熱性の3
項目は重要な特性である。現在基体材料として用いられ
ているものには主としてガラスおよびプラスチック材料
があるが、ガラスは敬意性が低くコストがかかる、重い
、割れやすいといった短所があり、プラスチック材料の
方が主流である。
光記録媒体用基体として現在特に用いられているプラス
チック材料はポリメチルメタクリレート(PMMA)と
ポリカーボネー)(PC)であるが、PMMAは複屈折
は極めて低いものの吸水(吸湿)性が高く吸水によって
反ゆや変形が生じ、光学特性の低下を招きやすいという
欠aを有している0特にデジタルオーディオディスクの
ような1枚の基体からなる光記録媒体に用い九場合、情
報の忠実な再生が困難となることがある。ま念、耐熱性
も今−歩の向上が望まれている〇一方PCは吸水性は低
く吸水反りもほとんどなく耐熱性も問題ないが、複1折
が大きいという雑煮がある0デジタルオーデイオデイス
クのような比較的径の小さいものでは成形条f!Fを高
精度に制御することにより複屈折を要求レベル以下に抑
えることが可能であるが、30cIR径のレーザービジ
ョンや、光磁気記録媒体のような極めて高い光学特性が
要求されるものへの対応は不可能に近い。
PMMAやPCを共重合やブレンド等により改質し光記
録媒体用基体として用いる際の欠点を解消しようとする
賦与が従来種々性なわれている。
例えばPMMAの吸水反り(変形)を改善する方法とし
ては、シクロヘキシルメタクリレート等を共重合するも
の(特開昭58−127754 )やボルニルメタクリ
レート金共重合するもの(特開昭58−162651 
)が知られているが、こnらはいずれも吸水反り(変形
)は改善されるものの耐熱性は向上しない、あるいは未
反応モノマーが残存し緒特性に悪影響を与えることがあ
る、といつ之欠点を有しており実用的ではない。ま念、
ベンジルメタクリレートを共重合するもの(特開昭58
−11515 )においては、吸水反りを低下させる九
めにベンジルメタクリレートの共重合比を高くすると複
唱折が増大すると同時に耐熱性が低下し好ましくない。
PCの複屈折を低下させる方法としては、共重合やブレ
ンドにより溶融時の流動性を高めて成形物の残留応力に
基づく複屈折を減少させよりというもの(特開昭60−
166321,6O−215051)や、特定のビスフ
ェノール誘導体を用いるもの(特開昭60−16632
2.6l−55117)、ボリヱステルカーボネートと
するもの(特開昭6l−23625)があるが、いずn
もPMMA(7)J:うな低いレベルにまで低下させる
ことは極めて雌しいO PMMA−?PC以外の樹脂の適用もt念検討されてい
るが、例えばスチレン系樹脂(特開昭58−83009
 )では複屈折が高くまた表面硬度が非常に低く傷が付
きやすいという問題点がある0ま念、ポリエステル果樹
@(特開昭58−150147)では特に複屈折に関し
て難点がある。
〔発明の解決しようとする問題点〕
上述し念ように、PMMAやPCは光記録媒体用基体と
して用いt場合に問題点を有しており、それらを改善す
るための種々の公知の手法においては完全には解決され
ないかもしくは解決されたとしてもその犠牲として他の
特性の低下を余儀なくされ、結局光記録媒体用基体とし
て適切なものは得られない。また、新規素材を用いるに
しても何等かの問題点があるというのが現状である。本
発明の目的は、光記録媒体用基体として使用する際に要
求される唸ての特性において優れ次、すなわち複屈折が
極めて小さく、光透過性に優れ、かつ吸水反り(K形)
の極めて少ない、機械的特性および耐熱性の良好な光記
録媒体用基体を提供することにある。
〔問題点を解決する定めの手段〕
本発明者らは上記の目的に鑑み鋭意検討した結果、特定
のポリエステル樹脂においては複屈折が極めて小さく、
光透過性に優れ、吸水時の反りが非常に少なく、かつ耐
熱性および機械的強度が良好であることを見出し本発明
に至った。すなわち本発明は繰り返し単位が下記一般式
(I)で表わされるポリエステル又はポリカーボネート
拉抑1旨からなることを特徴とする光記録媒体用基体で
ある。
上記一般式(1)においてXが0でyが100の場合、
ポリエステル樹脂を示し、一方Xが100でyがOの場
合はポリカーボネート樹脂を示す。
また、X\0、y\0の場合はポリエステルとポリカー
ボネートとの共重合体を示す。
前記一般式(I)において2価の基 としては、下記式(IIL)で示さnる低級アルキル基
で置換されてもよいシクロブタン環を有する2価の基及
び/又は下記式(Ib)で示されるモノ又はジシクロ環
を有する2価の基であることが好ましい。該特定のシク
ロ環を有するポリエステル又はポリカーボネート樹脂は
純度が高い京料の入手が容易であり、1色が少なく光透
過率の高い基板を得やすいという特長を有する。
(Rs、 RIG、R11及びRuは水素原子又は炭素
数4以下の低級アルキル基である) (lは0.1ま念は2、几だしl=0のときは()ft
表わす) 式(1)において、 Rt〜R4を含む部分すなわちを
ジオール成分と呼ぶとすると、ジカルボン酸成分として
好ましい構造は具体的には以下の通りである。
一方、ジオール成分として好ましい構造は具体的には以
下の通りである。
本発明において用いられるポリエステル樹脂の構造は上
記に示したようなジカルボン酸成分とジオール成分の任
意の組み合わせであってよいが、特に好ましい組み合わ
せは以下に示す一般式(II)〜(IV)で表わされる
ポリエステル樹脂である。
に同じ。
上記ポリエステルに該当する具体例は以下の通りである
本発明において用いられるポリカーボネート樹脂の構造
は上記に示したようなジオール成分を主体とするポリカ
ーボネート樹脂であり、特に好ましいものは下記一般式
(V)又は(V[)で表わされるものである。
本発明において用いられるポリエステル又はポリカーボ
ネート樹脂としては、前記一般式(I)においてxsO
s ’!Soの場合におけるコポリ(エステルカーボネ
ート)であってもよい。該コポリ(エステルカーボネー
ト)においても同様に好ましい樹脂は下記一般式(■)
〜(X)で表わされるものである。
[m、 p 、 q 、 Ra 〜R12は上記に同じ
。]本発明において用いられるポリエステル又はポリカ
ーボネート樹脂において、ジカルボン酸成分及び/又は
ジオール成分は1種類であってもよいし、2種以上含ま
れていてもよい。2f’1以上が含まれる場合には共重
合体であっても組成物であってもよい。また少割合で池
の任意の構造を有していてもよい。
本発明におい′C用いられるポリエステル又はポリカー
ボネート樹脂は、前記一般式(1)で茂わされるSり返
し単位が、全繰りaし単位に対して少なくとも70モル
チ、より好ましくは80モル優あればよく、他のポリエ
ステル単位又はポリカーボネート単位が30モル鴫より
少なく、好ましくは20モルチより少なく含まれていて
もよい。このような他のポリエステル単位又はポリカー
ボネート単位を構成するジオール又はジカルボン酸成分
としては、光記録媒体用基体に適し之ポリエステル又は
ポリカーボネートに使用されるジオール又はジカルボン
酸成分であればよく、一種又は二種以上の混合物として
使用できる。かかるジオール成分としては、@肪族グリ
コール、上記以外の指環族グリコール、エーテルグリコ
ール、芳香族ジオール等が好ましく例示される。具体的
には工チレングリコール、 7’ a k”レンゲリコ
ール、1,4−フタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ヘキサメチレングリコール、ノナンジオール等の炭
素数2〜10のアルキレ/グリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール等のホリ(アルキレン
グリコール)、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル
)プロパ7、 2.2−ヒx(4−ヒドロキシジフェニ
ル)エーテル、4.4’−ジヒドロキシジフェニルスル
フィド、4.4−ジヒドロキシシフエールスルホン、4
.4’−ジヒドロキシベンゾフェノン、テトラブロモビ
スフェノール、4.4’−ジヒドロキシビフェニル等の
芳香族ジオールが挙げられる。これらのうち好ましいの
は炭素数が2〜20の芳香族又は脂肪族ジオールである
。他のジカルボン酸成分としては、脂肪族ジカルボン酸
、芳香族ジカルボン酸等が好ましく例示される。
具体的には、コハク酸、アジピン酸、セパチン酸、ドデ
カンニ酸等の脂肪族ジカルボン酸、テレフタル酸、イン
フタル酸、ジフェニルジカルボン酸、ナフタリンジカル
ボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸等の芳香族カ
ルボン酸が挙げられる。
これらのうち好ましいのは炭素数が8〜20の芳香族ジ
カルボン酸である。ま九ヒドロキシカルボ/酸単位を含
ませることも自由である。
本発明において用いられるポリエステル樹脂は公知のポ
リエステル樹脂の合成法に準じて製造することができる
。即ち、ジカルボン酸又はそのエステル形成性誘導体、
(例えばジカルボン酸メチルエステル等の低級アルキル
エステル、ジカルボや ン酸ジフェニルエステル等のアリルエステル、ジカルボ
ン酸ジクロライド等の酸塩化物、酸無水物等)及びグリ
コール又はそのエステル形成性誘導体(例えば酢酸エス
テル等の低級脂肪酸エステル、アルカリ金属塩等)より
、脱水反応、脱アルコール反応、脱ハロゲン化水素反応
、脱アルカリ金属塩化物反応等の反3を必要に応じて適
当な触媒の存在下或いは非存在下で行なわせることによ
り合成することができる。反応の形態は反応方法に応じ
て溶融法や溶液法等の手法を採用できる。また固相で行
なうこともできる。共重合体を得ようとする場合には反
応開始時に複数種のジカルボン酸もしくはその誘導体お
よび/もしくは複数種のジオールもしくはその誘導体を
仕込めばよい。
本発明において用いられるポリカーボネート樹脂も公知
の合成法に準じて製造することができる。
すなわち例えばホスゲンとジオールからの脱塩化水素反
応、炭酸ジメチルとジオールからの脱メタノール反応、
炭酸ジフェニルとジオールからの脱フェノール反♂、ホ
スゲンとジオールのアルカリ金属塩からの脱アルカリ金
属塩化物反応等の反応を必要に応じて適当な触媒の存在
下で行なわせることにより合成することができる。反応
の形態は反応方法に応じて溶融法や溶液法等の手法を採
用できる。共重合体を得ようとする場合には反応開始時
に複数種のジオールもしくはその誘導体を仕込めばよい
本発明において用いられるポリエステルカーボネート樹
脂は、公知のポリエステル樹脂もしくはポリカーボネー
ト樹脂の合成法に準じて製造することができる。すなわ
ち例えば炭酸ジフェニルとジカルボン酸のジフェニルエ
ステルおよびジオールの混合物からの脱フェノール反応
、炭酸ジアルキルエステルとジカルボン酸のジアルキル
エステルおよびジオールの混合物からの脱アルコール反
応、ホスゲンとジカルボン酸塩化物およびジオールから
の脱塩化水素反応、ホスゲンとジカルボン酸塩化物およ
びジオールのアルカリ金属塩の混合物からの脱アルカリ
金属塩化物反応等の反応を必要に応じて適当な触媒の存
在下で行なわすることKより合成することができる。反
応の形態は反応方法に応じて溶融法や溶液法等の手法を
採用できる。反応の際には炭酸成分とジカルボン酸成分
との仕込みモル比によって式(1)のXとyの比を制御
することができる。
本発明の樹脂の分子量については、成形品として使用出
来る範囲であれば特に限定はさnないがゲルパーミエイ
ションクロマトグラ7 イー(GPC)による数平均分
子量(ポリスチレン換、4)が3.000以上100,
000以下であることが好ましい。
分子量が3,000以下であるとガラス転移点が低下し
几り機械的強度が低くなる等の問題点が生じることがあ
り好ましくない。一方分子量が100,000を超える
と合成が困難となり実用的ではない。
本発明の樹脂は相互に相溶性が良いので、例えばポリエ
ステル樹脂とポリカーボネート樹脂をブレンドして用い
ることもできる。またポリエステル樹脂またはポリカー
ボネート樹脂をポリ(エステルカーボネート)雪脂とブ
レンドして用いることもできる。
この際ブレンド操作は公知の任意の方法に準じて実施可
能である。例えばテトラヒドロフラン等の両者の共通良
溶媒に溶解混合させ、メタノール等の共通の貧溶媒に注
ぐことにより再沈回収する方法や、ロール、スクリュー
、バンバリーミキサ−、ニーダ−、プレンダー、ミル等
の各種混練機を用いて所定の温度下で溶融混練する方法
等を採用することができる。溶融混練の際は樹脂温度は
通常160〜300℃の間に設定される。ポリカーボネ
ートとポリエステルのブレンド比については特に好まし
い範囲はなく、実質的に組成物とみなせる重量比5/9
5〜9515の範囲内であnばよい0本発明の樹脂を光
記録媒体用基体として用いる場合には、公知の任意の方
法例えば押出成形、射出成形、圧縮成形、射出圧縮成形
等の方法により成形を実施することができる。この際樹
脂温は通常200〜400℃に、金型温度は40〜20
0℃の範囲に設定される。成形の際必要に応じて公知の
添加剤例えば熱安定剤、光安定剤、帯電防止剤、潤滑剤
、無機もしくは有機の充填剤、染料、顔料等を加えても
よい。t7を他の樹脂をブレンドすることもできる。
本発明の光記録媒体用基体は、−旦平板等の簡単な形状
に成形した後に無機または有機の材料と積層する、接着
あるいは融着により貼り合わせる、表面にエンボス加工
を施す、といった高次加工を行なうことも可能である。
例えば読み出し専用光記録媒体用基体として本発明の樹
@を用いる・祭には、必要に応じてグループや信号等を
記録した金型を用いて射出成形停により該基体を得る。
これにアルミニウム等の金属を真空蒸着等の方法により
情報面上に成膜し、次いで保護ポリマー層を形成するか
もしくは2枚貼り合わせる。情報記録層は本発明の底形
材料を用いた平坦な基体の上に光硬化性の樹脂音用いて
いわゆる2P法によって設けてもよい。また、その他公
知の任意の方式によって情報記録部を構成することがで
きる。例えば成形し九基体の表面に酸化テルルやテルビ
ウム−鉄−コバルト系合金等の無機物あるいはシアニン
系色素等の有機物の薄膜を設ける等である。なお、ここ
で光記録媒体用基体とは、具体的には光デイスク基体、
光カード基体等の、基体内部を通過するレーザ光によっ
て情報の記録および/もしくは読み出しを物理的もしく
は化学的に行なう九めの媒体に用いられる基体を指す。
teその形状はシート状、フィルム状、ディスク状、カ
ード状等任意である。
〔実施例〕
以下実施例により本発明を(に祥細に説明する。
なお、物性値は下記の方法に従って測定した。
■ 数平均分子量および分子量分布: GPC(ポリス
チレン換算)により求め友。
■ ガラス転移点:示差熱分析法(窒素中、昇温速度1
0℃/m1n)Kより測定した0■ 光透過率:熱プレ
スにより2II1m厚に成形した試料の波長7gQnm
の光の透過率を分光光度計により測定した。
■ aJl(リターデーション):直径40簡、厚さ6
mK成形し之試料を熱プレスにより1m厚に圧延し、中
心から30瓢の点について光源にヘリウム−ネオンレー
ザ(波長633 nm )を用い偏光顕微境の原理を応
用して測定し友(高分子学会高分子実噴学編集委員会編
「高分子実験学」第17巻、P、26(1984)共立
出版、参照)。
■ 光弾性係数:熱プレスにより2 cm X 10 
cm x2電暉に成形した板についてヘリウム−ネオン
レーザを光源として副島らの方法(高分子学会高分子実
験学編集委員会編「高分子実験学」第10巻、P、29
6(1983)共立出版)に準拠して求めた。
■ ヤング率:引張試験機および歪みゲージを用い、試
料に印加しt張力と生じた伸びとの関係から求め念。
■ 表面硬度:鉛筆硬度試験(JIS K−5400)
によった。
■ 吸水率: ASTM D570に準拠して求め友。
(9)吸水反り: 2 cm X 10 an X 2
 mm厚の板状試料の片面にアルミニウムt−100O
A厚に真空蒸着し、これを23℃の蒸留水に浸漬して発
生した反り(中央部の浮き)の最大値を吸水反りとしt
0ポリエステルの合成 実施例1 trans −1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ジ
フェニル32.40F (0,1モル)、2,2,4.
4−テトラメチル−1,3−7クロプタンジオール14
.42f(0,1モル)、水素化リチウム1,6〜(0
,2ミリモル)を、メカニカルスターラ、窒素ガス流入
口および留出してくるフェノールを凝固させる之めのリ
ービッヒ冷却器を付した100d三つロフラスコに入れ
、窒素気流中にてオイルパスで200℃に加部して4時
間攪拌し念。次いでアスピレータで30分間吸引し、更
に油回転ポンプを用いて0.15■々の真空とし、26
0℃ に昇温して1時間攪拌して淡黄色透明のポリマー
22fを得念。このポリマーの数平均分子量は12,0
00であつ几〇実施例2〜7、比較例1〜2 ジカルボン酸成分とジオール取分を変える以外は実施例
1と同様にして各種のポリエステルを合成した。得られ
次ポリマーの構造と数平均分子量およびガラス転移点を
表1に示す。な訃、水素化リチウムの代わりに比較例1
においては酢酸岨鉛8η(0,36ミリモル)と酸化ア
ンチモン8■(0,28ミリモル)、比較例2において
はテトライソプロピルオルソチタネートを2119 (
7マイクロモル)それぞれ用いた。
以下余白 ポリカーボネートの合成 実施例8 炭酸ジフェニル21.4F(0,1モル) ; 2,2
,4,4−ナトラメナル−1,3−シクロブタンジオー
ル14.4 r (0,1モル)%水素化リチウムl、
 6 wq(0,2ミリモル)をメカニカルスターラ、
窒素ガス流入口および留出してくるフェノールを凝固さ
せるためのリービッヒ冷却器を付した100d三つロフ
ラスコに入れ、窒素気流中オイルバスで200℃に加熱
して4時間攪拌した。次いでアスピレータで30分間吸
引し、更に油回転ポンプを用いて0.15 mHHの真
空とし、260℃に昇温して1時間攪拌して淡黄色透明
のポリマー16.Ofを得た。このポリマーの数平均分
子量は16,000であった。
実施例9〜12.比較例5 ジオール成分を変える以外は実施例8と同様にして各種
のポリカーボネートを合成した。得られたポリマーの構
造と数平均分子量およびガラス転移点を表2に示す。
表   2 コポリ(エステルカーボネート)の合成実施例13 trans−1,4−7クロヘキサンジカルボン酸ジフ
エニル16.20f(0,05モル)、炭酸ジフェニル
lO,7F(0,05モル)、2.2.4.4−テトラ
メチル−1,3−シクロブタンジオール14.40 f
(0,10モル)、水素化リチウム1.6N9(0,2
ミリモル)を、メカニカルヌターラ、窒素ガス流入口お
よび留出してくるフェノールを凝固させるためのり−ビ
ツヒ冷却器を付した100m/三つロフラスコに入れ、
窒素気流中にてオイルパスで200℃に加熱して4時間
攪拌した。次いでアスピレータで20分間吸引し、更に
油回転ポンプを用いて0.20■I1gの真空とし、2
60℃に昇温して1時間攪拌して淡黄色透明のポリマー
192を得た。
このポリマーの数平均分子量は16,000であった。
実施例14〜20、比較例6 フカルギン縁成分とジオール成分を代える以外は実施例
13と同様にして各種のコポリ(エステルカーボネート
)を合成した。得られたポリマーの構造と数平均分子量
およびガラス転移点を表3に示す。なお、比較例1 においてはテトライングロビルオルソチタネート2Ni
(7マイクロモル)をそれぞれ用いた。
以下余白 ブレンド操作 実施例21〜26 上記で合成した種々のポリマーをプラベンダー社製PL
3000型プラストグラフを用いて種々の混合比で26
0℃で10分間亀練してブレンドを行なった。得られた
ブレンド物はいずれも透明で光学顕微鏡によっては相分
離構造は認められなかった。得られたブレンド物のガラ
ス転移点を表4に示した。
以下余白 表   4 成形品の物性 上述のポリマーよりi々の試験片を成形し、物性を測定
した。比較のためにポリメタクリル酸メチル(PMMA
)及びビスフェノールAポリカーボネート(PC)の物
性も測定し、結果を併せて表1がわかる。
以下余白 光記録媒体としての特性 本発明の成形材料を用い、テクノプラス社製SIM−4
749A射出成形機により外径13cIn4内径1.5
 crs 、厚さ1.21EIIに射出成形した基体を
得た。
これを用いて記録部層として酸化テルルを真空蒸着法に
より表面に成膜した光ディスクの1キ込み/読み出し/
消去特性を評価した結果、基1本にPMMAを用いた場
合と全く同等の性能を示した。
また、PMMAを用いたものは、40℃、相対湿度95
%の条件下で120時間放置すると吸湿によシ反シが生
じ記録媒体としての使用が不能になったのに対し、本発
明の成形材料を用いたものは同条件下では吸湿反りは発
生せず、吸湿に基づく特性の経時的低下は認められなか
った。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明の樹脂を用いることによ
り光記録媒体用基体として優れた、すな以上と高い。
■ 複屈折が少なく光弾性係数の絶対値が25×10 
 ct4 / dyne以下と非常に小さい。
■ ガラス転移点が110℃以上と良好な耐熱性を示す
■ 吸水による反り・変形がP M M Aよりもはる
かに少なくPCと同根にのレベルである。
(リ 異面硬度が2H以上と高い。
特許出願人 株式会社 り ラ し

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繰り返し単位が下記一般式( I )で表わされる
    ポリエステル又はポリカーボネート樹脂からなる光記録
    媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔R_1、R_2、R_5、R_6は結合もしくは炭素
    数8以下のアルキレン基、アルキリデン基またはシクロ
    アルキレン基であり、R_1とR_2の間およびR_5
    とR_6の間には結合もしくは炭素数6以下のアルキレ
    ン基、アルキリデン基による橋かけ構造があつてもよい
    。また、R_1とR_2およびR_5とR_6はそれぞ
    れの組合せにおいて同時に結合であることはない。R_
    3、B_4、R_7、R_8は水素または炭素数2以下
    のアルキル基である。x、yは共重合比を示す数字であ
    り、x:y=100:0〜0:100(モル比)の範囲
    である。〕
  2. (2)前記一般式において、2価の基 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ の少なくとも一方が下記式( I a)又は( I b)▲数
    式、化学式、表等があります▼( I a)(R_9、R
    _1_0、R_1_1及びR_1_2は水素原子又は炭
    素数4以下の低級アルキル基である) ▲数式、化学式、表等があります▼ (lは0、1または2。ただしl=0のときは▲数式、
    化学式、表等があります▼を表わす) である特許請求の範囲第1項記載の光記録媒体用基体。
  3. (3)前記式( I a)が ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ である特許請求の範囲第2項記載の光記録媒体用基体。
  4. (4)前記式( I b)が ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります
    ▼ である特許請求の範囲第2項記載の光記録媒体用基体。
  5. (5)繰り返し単位が下記一般式( I 1)で表わされ
    るポリエステルからなる特許請求の範囲第1項記載の光
    記録媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I 1) 〔R_1、R_2、R_5、R_6は結合もしくは炭素
    数8以下のアルキレン基、アルキリデン基またはシクロ
    アルキレン基であり、R_1とR_2の間およびR_5
    とR_6の間には結合もしくは炭素数6以下のアルキレ
    ン基、アルキリデン基による橋かけ構造があつてもよい
    。また、R_1とR_2およびR_5とR_6はそれぞ
    れの組合せにおいて同時に結合であることはない。R_
    3、R_4、R_7、R_8は水素もしくは炭素数4以
    下のアルキル基である。〕
  6. (6)繰り返し単位が下記一般式(II)で表わされるポ
    リエステル樹脂からなる特許請求の範囲第1項記載の光
    記録媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔mは0、1または2。ただしm=0のときは▲数式、
    化学式、表等があります▼を表わす。R_5、R_6、
    R_7、R_8は上記に同じ。〕
  7. (7)繰り返し単位が下記一般式(III)で表わされる
    ポリエステル樹脂からなる特許請求の範囲第1項記載の
    光記録媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔R_1、R_2、R_3、R_4は上記に同じ、R_
    9、R_1_0、R_1_1、R_1_2は水素または
    炭素数4以下のアルキル基である。〕
  8. (8)繰り返し単位が下記一般式(IV)で表わされるポ
    リエステル樹脂からなる特許請求の範囲第1項記載の光
    記録媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔nは0、1または2。ただしn=0のときは▲数式、
    化学式、表等があります▼を表わす。R_1、R_2、
    R_3、R_4は上記に同じ。〕
  9. (9)繰り返し単位が下記一般式( I 2)で表わされ
    るポリカーボネート樹脂からなる特許請求の範囲第1項
    記載の光記録媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I 2) 〔R_5、R_6は結合もしくは炭素数8以下のアルキ
    レン基またはアルキリデン基、シクロアルキレン基であ
    り、R_5の炭素とR_6の炭素との間には結合もしく
    は炭素数6以下のアルキレン基、アルキリデン基による
    橋かけ構造があつてもよい。また、R_5とR_6は同
    時に結合であることはない。R_7、R_8は水素また
    は炭素数4以下のアルキル基である。〕
  10. (10)繰り返し単位が下記一般式(V)で表わされる
    ポリカーボネート樹脂からなる特許請求の範囲第1項記
    載の光記録媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 〔R_9、R_1_0、R_1_1、R_1_2は水素
    または炭素数4以下のアルキル基である。〕
  11. (11)繰り返し単位が下記式(VI)で表わされるポリ
    カーボネート樹脂からなる特許請求の範囲第1項記載の
    光記録媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 〔nは0、1または2である。ただしn=0のときは▲
    数式、化学式、表等があります▼を表わす。〕
  12. (12)繰り返し単位が下記一般式( I 3)で表わさ
    れるポリエステル又はポリカーボネート樹脂からな特許
    請求の範囲第1項記載の光記録媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I 3) 〔R_1、R_2、R_5、R_6は結合もしくは炭素
    数8以下のアルキレン基、アルキリデン基またはシクロ
    アルキレン基であり、R_1とR_2の間およびR_5
    とR_6の間には結合もしくは炭素数6以下のアルキレ
    ン基、アルキリデン基による橋かけ構造があつてもよい
    。また、R_1とR_2およびR_5とR_6はそれぞ
    れの組合せにおいて同時に結合であることはない。R_
    3、R_4、R_7、R_8は水素または炭素数4以下
    のアルキル基である。p、qは共重合比を示す数字であ
    り、p:q=95:5〜5:95(モル比)の範囲であ
    る。〕
  13. (13)繰り返し単位が下記式(VII)で表わされるコ
    ポリ(エステルカーボネート)樹脂からなる特許請求の
    範囲第1項記載の光記録媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) 〔mは0、1または2。ただしm=0のときは▲数式、
    化学式、表等があります▼を表わす。p、q、R_5〜
    R_8は上記に同じ。〕
  14. (14)繰り返し単位が下記式(VIII)で表わされるコ
    ポリ(エステルカーボネート)樹脂からなる特許請求の
    範囲第1項記載の光記録媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) 〔R_9〜R_1_2は水素または炭素数4以下のアル
    キル基である。p、q、R_1〜R_4は上記に同じ。 〕
  15. (15)繰り返し単位が下記式(IX)で表わされるコポ
    リ(エステルカーボネート)樹脂からなる特許請求の範
    囲第1項記載の光記録媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) 〔nは0、1または2。ただしn=0のときは▲数式、
    化学式、表等があります▼を表わす。p、q、R_1〜
    R_4は上記に同じ。〕
  16. (16)繰り返し単位が下記式(X)で表わされるコポ
    リ(エステルカーボネート)樹脂からなる特許請求の範
    囲第1項記載の光記録媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼(X) 〔m、p、q、R_9〜R_1_2は上記に同じ。〕(
    17)繰り返し単位が下記一般式( I 1)で表わされ
    るポリエステル樹脂、下記一般式( I 2)で表わされ
    るポリカーボネート樹脂及び下記一般式( I 3)で表
    わされるコポリ(エステルカーボネート)樹脂の群より
    選ばれた少なくとも2種以上の樹脂の組成物からなる特
    許請求の範囲第1項記載の光記録媒体用基体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I 1) ▲数式、化学式、表等があります▼( I 2) ▲数式、化学式、表等があります▼( I 3) 〔R_1、R_2、R_5、R_6は結合もしくは炭素
    数8以下のアルキレン基、アルキリデン基またはシクロ
    アルキレン基であり、R_1とR_2の間およびR_5
    とR_6の間には結合もしくは炭素数6以下のアルキレ
    ン基、アルキリデン基による橋かけ構造があつてもよい
    。また、R_1とR_2およびR_5とR_6はそれぞ
    れの組合せにおいて同時に結合であることはない。R_
    3、R_4、R_7、R_8は水素または炭素数4以下
    のアルキル基である。p、qは共重合比を示す数字であ
    り、p:q=95:5〜5:95(モル比)の範囲であ
    る。〕
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0585710A2 (en) * 1992-08-19 1994-03-09 Diafoil Hoechst Co., Ltd Multilayered polyester base film for optical tape

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0585710A2 (en) * 1992-08-19 1994-03-09 Diafoil Hoechst Co., Ltd Multilayered polyester base film for optical tape
EP0585710A3 (en) * 1992-08-19 1994-10-05 Diafoil Hoechst Co Ltd Multi-layer polyester substrate film for optical tapes.

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