JPH01133749A - インクカートリッジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクカートリッジに関し、詳しくは可撓性フ
ィルムを主体とするインク袋と、インク袋を収納保持す
るカートリッジケースとからなるインクカートリッジに
関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種のインクカートリッジにおいては、落した
りあるいは落さなくとも振動があるとカートリッジケー
ス内てインク袋が揺れ動き、ケースに収納された可撓性
の袋が損傷してインク洩れが生じるので種々な提案がな
されてぎた。

これらのうち、第７図は特開昭６０−３１９７４号公報
に開示されたもので、ここで１はそのインクカートリッ
ジであり、インクカートリッジ１は剛体のカートリッジ
ケース２と、カートリッジケース２に収納保持された袋
体３とで構成される。また、袋体３の方は可撓性のフィ
ルム袋４とフィルム袋４の一端に取付けられたインク供
給用のチューブ５と、チューブ５が固定され、同時にカ
ートリッシケース２の保持部２八によって保持される弾
性部イＡ６とによって構成さね、フィルム袋４の中にイ
ンク７か充填されている。

更にまた、第８Ａ図および第８Ｂ図は特開昭６０−３２
［ｉ７１号公報に開示された例である。本例６Ｊ袋体３
かカー１−リッジケース内で踊るのを防止するために、
フィルム袋４の周囲部４八を熱溶融等て溶着したもので
、溶着された周囲部４八に固定孔８を穿設し、この固定
孔８を介して、不図示のカー１〜リツジケースに袋体３
か固定されるようにしである。

第９八図〜第９Ｃ図は更に他の従来例を示す。本例は先
に述へた第７図の例に類似するものであるが、沢なると
ころはインクの取出口部側９が熱可塑性樹脂等によって
剛体として構成されており、その取出口部オイ９の先端
部に不図示のチューブに接続された６］の差込みか可能
な弾性体の栓ｌＯか封入されている。また、９Δは取出
口部側９に設りられたつば部てあって、このつば部９八
を第９Ｃ図に示すようにカートリッジケース２の保持部
２Ａに差込むようにして固定することかできる。

しかしなから、第７図の例の場合、インクカーＩ・リッ
ジ１自体の損傷は少ないものの、弾性部旧６の保持部２
Ａに保持される状態に緩みか生したり著しくはすれてし
まったりして、’Ｊ　’Ｐ１部月部材周りからインク洩
れが生し易い。また、第８八図および第８Ｂ図の例では
やはり袋体３の形成フィルムを余り厚くする訳にいかず
、落下か繰返されると、カー１〜リツジケース２に固定
される部分に損傷か生し洩れを発生ずる。更にまた、第
９八図〜９ｃ図に示す例の場合は、インク取出口部材９
自体をケース２に直接固定する形態のために、固定部分
か振動や落下衝撃によって破損すると直ちにインク洩ね
か生してしまい、更には袋体３の固定手段かない点て袋
体３の左右上下の暴れによって接合部か損傷したり、と
きには可撓性フィルム袋４の取出口部オΔ９への溶着部
か損傷してインク洩れを生しる。

〔発明か解決しようとする問題点３ 以上に述へたように、従来のインクカートリッジて一振
動や落下等の衝撃に対して十分満足な損傷％Ｗかとられ
ているとは云えず、ためにインク洩れの発生ずる虞か多
分にあり、信頼性に欠りるどころかあった。

そこで、本発明の目的は、上述従来の欠点を除去し、１
１１１単な構成てしかも落下や振動によって各部に損傷
か発生しないような信頼性の高いインクカートリッジを
提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

かかる目的を達成するために、本発明は、可撓性フィル
ムで形成されたインク収納袋と、インク収納袋を収容す
るカートリッジケースとを有し、インク収納袋に設りら
れたインク取出口から記録用インクを取出すようにした
記録装置用のインクカートリッジにおいて、インク取出
口を保持する剛性部オＡをインク収納袋に接合し、剛性
部材から固定部旧を延在さゼで、固定部旧をカートリッ
ジケースに固着可能に構成したことを特徴とするもので
ある。

〔作用〕

本発明によれは、可撓性フィルム袋（インク収納袋）の
インク取出口の周囲に設りだ剛性部月に、取出口とは別
個に夕（部に向りて突設した固定部オＡを、カートリッ
ジケースの固定部に固定するようにしたことによって、
インク収納袋をカートリッジケースに確実に固定するこ
とかてぎると共に、インク取出口か剛性部詞を介し、上
記固定部材から独立した状態て保持されるため、振動や
落下等の衝撃に刻してインク取出口を含む袋体全体か剛
性部旧を介して緩衝され、以て損傷から十分に守ること
ができるようになった。

〔実施例〕

以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。

第１Ａ図および第１Ｂ図は本発明の一実施例を示す。

第１Ａ図は袋体の構成を示ずものて、ここて１３は袋体
であり、本例の袋体１３は可撓性フィルムのインク収納
袋４とインク収納袋４が熱ｍ着可能な剛性部材１４とを
有している。剛性部材１＋は熱可塑性合成樹脂の射出成
形等によって形成されるのか好適であるか金属であって
もよい。また、インク収納袋４の方は例えはアルミ薄膜
層を高分子フィルムで積層したもの等が使用されている
。

しかして、本例では剛性部イΔ１４の中央部に弾性部材
６を取（−１０だインク取出用のデユープ５か貫通した
状態で取イ」けられており、その両側に剛性部材１４と
は一体に成形されたアーム状の取付用固定部月１５か突
部材れている。１６はこれらの固定部材１５先端部に穿
設した位置決めを兼ねた固定用の孔、また、１７は剛性
部材］４の本体からインク収納袋４内に突設した袋のつ
ぶれ防止部材である。すなわち、このようなつぶれ防止
部材１７をチューブ５の両側に配置づ゛ることによって
、インク収納袋４内のインクが少なくなったときに、袋
自体によってデユープ先端か塞かれないようにしている
。

なお、剛性部材１４とインク収納袋４とは熱溶着等によ
って接着されるか、このように構成した袋体１３は第１
Ｂ図に示すようにしてカートリッジケース１２の固定部
１２八に固定される。すなわち、本例ではカー１〜リツ
ジケースの下側の部分しか示されてないか、その固定部
１２八には剛性部材１４、固定部材１５およびインク取
出部に対応した形状の四部１２Ｂか設りられていて、更
に固定部材１５の固定用孔１６に対応する四部１２Ｂに
は孔１６に貫入可能なピン１２ｃが突設しである。そこ
で、これらの凹部１２Ｂおよびピン１２Ｃに袋体１３側
の対応した各部を合わせるようにして取イ」りた後、不
図示の上側カートリッジケースを覆蓋さ仕るようになし
て、超音波溶着等により上下のケースを溶着する。

このように構成したインクカートリッジにおいては、袋
体１３に強固に取イ」けられた剛体部材１４をその固定
部材１５を介してカートリッジケース１２の取付部１２
Ａに固定するのて、インク取出口部分は、袋体１３の支
持には直接関係せず、また、振動やその他の衝撃も、剛
性部材１４を介して緩衝され、フィルム袋４自体の損傷
や、その剛性部材１４との溶着部に損傷を与えるのを十
分に緩和することかてきる。

第２図〜第４図はそれぞれ本発明の他の実施例としての
袋体の一部を示し、第２図はその剛性部材１４に設ける
固定部材１５の形状をかき平型となして、その一部を固
定用の切欠ぎ孔１６としたもの、第３図は同じく固定部
材１５の形状を１字型状として固定孔を廃止したもの、
第４図は固定部材１５の側にピン２０を突設したもので
ある。更にまた、第５八図および第５Ｂ図は本発明の更
に他の実施例としての袋体の一部を示し、本例はその固
定部材１５の先端部に有限深さの固定孔３０を設けたも
のであって、第２図〜第４図および第５八図、第５Ｂ図
に示す例にあっては、そのカートリッジケース側には図
示しないがそれぞれの固定部材１５や固定孔１６．３０
等に対応した形状の凹部が形成されるものである。

第６図もまた本発明の更に他の実施例を示すものて、本
例は、一方の固定部材１５に固定孔１６を、また他方の
固定部材１５に突設ピン２０を設けたものであって、こ
の場合も袋体１３が固定されるカートリッジケース１２
例の固定部１２八においては、固定部材１５、固定孔１
６、ピン２０およびインク取出口部や剛性部材１４に対
応した形状の凹部１２Ｂ　、ピン１２Ｃおよび固定孔４
０か設けられる。

第６図のように構成した場合は、袋体４に裏表が設定さ
れているようなとき、カートリッジ１２にその裏表を誤
って取イ」けられてしまうようなことか防止できる。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、本発明によれば、可撓性フィ
ルムのインク収納袋に設けられたインク取出口を保持し
、かつ前記のインク収納袋に接合される剛性部材と、そ
の剛性部材から延在され、剛性部材自体をカートリッジ
ケースに固定可能な固定部月とを設けたので、振動や落
下の衝撃に対して剛性部材がそのエネルギーを吸収して
緩衝的な役割を果すためインク取出口やそのインク収納
袋との接合部あるいは゛インク収納袋自体が破損したり
する従来の欠点を除去することかてぎ、部品点数も少な
くして廉価で得られる信頼性の高いインクカートリッジ
を提供することか可能になった。

【図面の簡単な説明】

第１八図は本発明にかかる袋体の構成の一例を示す模式
図、 第１Ｂ図は第１Ａ図に示す袋体をカートリッジケースに
収納する状態を示す斜視図、 第２図、第３図、第４図は本発明の他の実施例による各
種袋体のそれぞれ斜視図、 第５八図は本発明の更に他の実施例による袋体の側面図
、 第５Ｂ図は第５八図の八−へ線断面図、第６図は本発明
の更に他の実施例として、その袋体をカートリッジケー
スに収納する状態を示す斜視図、 第７図は従来のインクカートリッジの構成の一例を示す
断面図、 第８Δ図および第８Ｂ図は従来のインクカートリッジの
袋体の他の構成の一例を示す上面図および側面図、 第９Δ図および第９Ｂ図は従来の更に他のインクカート
リッジの袋体の構成例を示すそれぞれ上面図および正面
図、 第９Ｃ図は第９Ａ図、第９Ｂ図に示した袋体をそのカー
トリッジケースに収納する状態を示す斜視図である。 ４・・・可撓性フィルム袋（インク収納袋）、５・・・
デユープ、 ６・・・弾性部材、 １２・・・カートリッジケース、 １２Ａ・・・取付部、 １２Ｂ・・・四部、 １２Ｃ，２０・・・ビン、 １３・・・袋体、 １４・・・剛性部材、 １５・・・固定部材、 １６、３０．４０・・・固定孔、 １７・・・つぶれ防止部材。 第４図 第５Ａ図　　　　第５Ｂ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 可撓性フィルムで形成されたインク収納袋と、該インク
   収納袋を収容するカートリッジケースとを有し、前記イ
   ンク収納袋に設けられたインク取出口から記録用インク
   を取出すようにした記録装置用のインクカートリッジに
   おいて、 前記インク取出口を保持する剛性部材を前記インク収納
   袋に接合し、前記剛性部材から固定部材を延在させて、
   当該固定部材を前記カートリッジケースに固着可能に構
   成したことを特徴とするインクカートリッジ。