JP3631747B1 - インクカートリッジ及びこれに用いるインクパッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】インクの残量を目視で判断でき、インクの有効利用ができ、インクパッケージの入れ替えが可能で、かつ大容量化が可能なインクカートリッジ及びこれに用いるインクパッケージを提供する。
【解決手段】インクパッケージ(20)は、インクを収納するボディー(21)とインクを供給するためのインク供給口(22)とを備え、ボディー(21)の一方の側面部には平板プレート(23)が貼り付けられ、インクパッケージ(20)をインクカートリッジ(10)に装着する際には少なくとも立てた状態において上面は開放され、平板プレート(23)と対向するインクカートリッジの側面内側に、平板プレート(23)を挿入するためのスライド用部材(8)を備え、インクパッケージ(20)の装着時に、平板プレート(23)がスライド用部材(8)に沿って挿入され、インクカートリッジ(10)に脱着可能に装着される。
【選択図】図4

Description

本発明は、インクジェット印刷装置にインクを供給するためのインクカートリッジ及びこれに用いるインクパッケージに関する。
従来から、インクチューブを介してインクジェット印刷装置の記録ヘッドにインクを供給するためにはインクカートリッジが一般的に使用されている。また、近年、環境保護の立場から、プラスチック製品等のリサイクルが重要になってきているが、インクカートリッジについても重要な問題である。また、大容量のインクパッケージを使用した場合に、使用途中で吐出不能になるのを防止し、インク残量に応じて正確に自動停止するように、インクを有効に利用することも重要である。従来のインクカートリッジとしては、下記特許文献1〜5などにおいて、インクパッケージを装着したインクカートリッジが提案されている。
特許第3024260号明細書 特許第3141894号明細書 特開2004-25900号公報 特開昭61-148460号公報 特開2004-42615号公報
前記特許文献1には、ケース部材と蓋部材とが取り外し可能に勘合された例が記載されている。しかし、実際に、再利用するとなれば、封止部材を剥がし、蓋を取り外すのに結構手間がかかり、力も必要なため、ケース又は蓋が破損される可能性もある。また、前記特許文献2では、インク袋がケースの一つの面に固定され、検出突起を備えたインク検出板がインク袋に固定された例が記載されている。この場合には、インク袋がケースに固着されているため再利用するには、さらにインク袋を剥がすという手間がかかる。この問題を解決する事を目的として、前記特許文献3では、インクカートリッジの上面を開放し、インクパッケージの装着及び交換が容易に行える構成にしたインクカートリッジが提案されている。しかし、大容量のインクパッケージを使用した場合に、インクの減少に伴い長方形状のインク袋が途中で閉塞状態になり、ドット抜けなどのトラブルが発生するという問題があった。この問題はインク袋のボディーの一側面部に、平板プレートを貼り付けることである程度は改善されるが、片方の面に皺が発生することもあり問題は残る。また、インクの減少に伴って平板プレートが移動したり傾いたりすることがあるため、前記特許文献2のように、検出突起を備えたインクエンド検出板を貼り付けて、インクが無くなった時に自動的に停止するような構成にした場合、平板プレートが移動したり傾いたりするとインクエンドの検出に誤差が生じ、正確に自動停止できないという問題があった。前記特許文献4では、インク袋に固着した平板をインクカートリッジケースに固定することが記載されているが、インク取出口の結合部材及びキャップを使用し、キャップを螺嵌することによりケースに固定している。しかし、この方法では、平板をケースに固定する方法が複雑であり、前記特許文献3のような構成のインクカートリッジには、インク取出口の位置等構成が異なるため適用できない。また、前記特許文献5では、インク袋の一方の平面領域にバック材を固定し、ケース本体にバック材を接着又は係止部材等に押し込んで固定することが記載されている。しかし、前記特許文献3のように上面のみが開放されたインクカートリッジに適用しようとすれば、接着する場合は正確な位置合わせが困難であり、押し込んで固定するにもカートリッジ側面とインク袋の間のスペースが少ないため困難であり、袋を破損する恐れもある。また、固定されたとしても交換時に取り外すのが容易ではない。
本発明は前記従来の問題を解決するため、インクパッケージのみを単独で使用者に供給し、現場でインクパッケージの入れ替えが可能で、使用勝手が良く、かつ大容量化が可能なインクカートリッジ及びこれに用いるインクパッケージを提供する。
本発明のインクカートリッジは、内部にインクパッケージを収納する空間を有し、インクジェット印刷装置にインクを供給するためのインクカートリッジであって、前記インクパッケージは、インクを収納するボディーとインクを供給するためのインク供給口と備え、前記インクパッケージのボディーの一側面部には平板プレートが貼り付けられ、前記インクパッケージを前記インクカートリッジに装着する際には少なくとも、前記インクカートリッジの前面に存在する前記インク供給口を装着する面を立てた状態において、前記インクカートリッジの上面は開放され、前記平板プレートと対向する前記インクカートリッジの側面内側に、前記平板プレートの少なくとも一側端部を挿入するためのスライド用部材を備え、前記インクパッケージの装着時に、前記平板プレートが前記スライド用部材に沿って挿入され、前記インクカートリッジに脱着可能に装着されることを特徴とする。
本発明の別のインクカートリッジは、内部にインクパッケージを収納する空間を有し、インクジェット印刷装置にインクを供給するためのインクカートリッジであって、
前記インクパッケージは、インクを収納するボディーとインクを供給するためのインク供給口と備え、前記インクパッケージのボディーの一側面部には平板プレートが貼り付けられ、前記インクパッケージを前記インクカートリッジに装着する際には少なくとも、前記インクカートリッジの前面に存在する前記インク供給口を装着する面を立てた状態において、前記インクカートリッジの上面は開放され、下向きに少なくとも2つの溝部を有し、前記溝部の一方は前記平板プレートの側面上端部と前記インクカートリッジの一方の側面上端部に係合させ、前記溝部の他方は前記インクパッケージを挟んだ状態で前記インクカートリッジの他方の側面上端部に係合させることができ、かつ取り外し及び/又はスライド移動可能なキャップ部材と、前記インクカートリッジの底面に、前記平板プレートが挿入可能な溝を備え、前記底面の溝に前記平板プレートを挿入し、前記キャップ部材を上部から係合させることにより、前記平板プレートを前記インクカートリッジの一側面に押し付けて脱着可能に装着することを特徴とする。
本発明のインクパッケージは、前記本発明のインクカートリッジに用いるインクパッケージであって、インクを収納するボディーとインクを供給するためのインク供給口とを備え、前記ボディーの一方の側面部には、平板プレートが貼り付けられ、前記ボディーと前記インク供給口は融着により一体化されており、前記インク供給口の略中央部にはインク供給針を挿入するための供給管を備え、前記供給管の出口部分には弾性封止部材を備え、前記インク供給口の外側には突起部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、インクパッケージのみを単独で使用者に供給し、現場でインクパッケージの入れ替えが可能である。また使用勝手が良く、インクが実質的になくなるまで使用することが可能で、かつ大容量化が可能なインクカートリッジ及びこれに用いるインクパッケージを提供できる。さらに好ましい構成によれば、インクの残量を目視で判断でき、検出器を使用する場合も誤作動がなく、インクの有効利用ができる。
本発明においては、インクパッケージのボディーの一側面部には平板プレートが貼り付けられている。この平板プレートは、インクカートリッジの側面内側に設けられたスライド用部材に沿って挿入するか、又は下部をインクカートリッジの底面の溝に挿入し上部はキャップ部材によってインクカートリッジの一側面に押し付けて脱着可能に装着するために設ける。前記において、スライド用部材とキャップ部材を片方使っても良いし、両方使うこともできる。
インクパッケージをインクカートリッジに装着する際には少なくとも、インクカートリッジを立てた状態において上面は開放されている。インクパッケージの上面からインクカートリッジを内部に装着するためである。装着後は開放したままでも良いし閉じても良い。
スライド用部材は、2つ設けても良いし1つでも良い。スライド用部材を1つとし、平板プレートの一側端部をスライド用部材に挿入することもできる。この場合は、平板プレートの他端部又は中央部はキャップ部材で固定するのが好ましい。
キャップ部材は、下向きに少なくとも2つの溝部を備え、溝部の一方は前記平板プレートの側面上端部と一方のインクカートリッジの側面上端部に係合させ、溝部の他方は前記インクパッケージを挟んだ状態でインクカートリッジの他方の側面上端部に係合させる。キャップ部材は、取り外し及び/又はスライド移動可能である。また、インクカートリッジの底面には、平板プレートが挿入可能な溝を設け、この底面の溝に平板プレートを挿入して下部を位置決めし、キャップ部材を上部から係合させることにより、平板プレートをインクカートリッジの一側面に押し付けて位置決めできる。
本発明のインクカートリッジは、さらに前方正面略中央部にはインク供給口受け口を備え、インクパッケージの装着及び脱着が可能で、かつ前記インクパッケージのインク供給口の外側に形成された突起部に合致して、前記インク供給口の移動が可能なスライド溝を前方上面開放端からインク供給口受け口まで形成し、インクパッケージの装着時に、インク供給口が前記インクカートリッジのインク供給口受け口に固定されるのが好ましい。このようにすると、使用者がインクパッケージの交換を容易にできる。
平板プレートの下端に、延長された複数の平板突起を備えてもよい。
ボディーの他方の側面部には、補強用の移動平板プレートを貼り付けるのが好ましい。これにより、インクパッケージが使用途中で折れ曲がるのを防ぐことができ、インクの効率よい使用ができる。
移動平板プレートの下端に、平板プレート側に折れ曲がっている検出突起を備え、インクカートリッジの側面下部には検出突起用の開口部が形成されていることが好ましい。これにより、インクがなくなったときにインクジェットプリンターを自動停止できる。
移動平板プレートの貼り付け面とは反対側の面には、補強のために肉厚部が形成されていてもよい。
インクパッケージのインク供給口の外側には溝部及び突起部が形成され、これに合致して前記インク供給口の挿入が可能なスライド突起及びスライド溝が形成されていることが好ましい。これにより、使用者はインクパッケージの交換を容易にできる。
インクカートリッジの上面開放端から前記インク供給口受け口まで形成されている両スライド溝間の空間を埋めるスライド部材をさらに備えてもよい。
インクパッケージのインク供給口の外側に形成された突起部を、インクカートリッジのスライド溝に沿って挿入し、インクパッケージを装着するようにしてもよい。
本発明のインクパッケージは、平板プレートの上端に下向きの凹部を形成し、前記凹部がインクカートリッジ側面上端部に嵌合するように構成しても良い。これにより、平板プレートは容易に脱着可能に装着される。
本発明の好適な例によれば、インク残量の確認や連続して無人で印刷する場合に、前もってインク残量を確かめた後、残量が少ない場合には、作業者自身がインクパッケージを新しいものに交換しておくことが可能になる。また、インクパッケージの交換が容易に行え、大容量のインクパッケージを使用した場合にも、使用途中で吐出不能になるのを防止できるので、インクを有効に利用することができる。さらに、インク残量が一定量になれば自動停止することができるので、夜間等の運転中にインクが無くなっても不良品の発生を防止できる。
以下図面を用いて説明する。
(実施形態1)
実施形態1はインクパッケージについて説明する。図1A−B及び図2は、本発明のインクパッケージ20の一実施例品の平面図及び側面図である。このインクパッケージ20はインクを収納するボディー21とインクを供給するためのインク供給口22とを備え、ボディー21は、例えば樹脂・アルミ・樹脂の3層構造の金属ラミネートパックで形成されている。ボディー21とインク供給口22は熱融着等により一体化されている。ボディー21の少なくとも一方の側面部には平板プレート23が貼り付けられ、他方の側面部には、外部の検出手段を作動させる検出突起27を下端に略垂直向きに備えた移動平板プレート26が貼り付けられている。さらに移動平板プレート26には補強のために肉厚部28を形成している。このようにすると、移動平板プレート26が湾曲したりするのを避けられるので好ましい。
次に図2を説明する。図2は説明の都合上、上下を逆に示している。すなわち、平板突起29a,29bがインクカートリッジ装着時には下側になる。平板プレート26の大きさ、形及び位置は任意に選択できるが、図2のように平板プレートの下端に、延長された複数の平板突起29a,29bを有しているのが好ましい。平板プレートの面積を少なくすることができるため、コスト的にメリットがある。また、平板プレート又は平板突起29a,29bはインクパッケージの下端より少し長くしておくのが好ましい。インクカートリッジに装着したときにインクパッケージが底面に接触する面積を低減するので、検出突起がスムーズに移動できる。同様に平板プレートの前方上端部分の平板突起29cを形成しても良い。さらに、平板プレートの後方上端部分の平板突起(長手部)29dはインクカートリッジの上端から上に出るように少し長く形成されている。このようにしておくとインクパッケージの脱着時に平板突起29dを持って作業することができ、よりスムーズに脱着を行えるので好ましい。
(実施形態2)
実施形態2はインクカートリッジ10の1方の内壁面にスライド部材を形成した例を説明する。
図3Aは本発明の一実施形態のインクカートリッジ10の上方向から見た平面図、図3Bは同インクカートリッジ10のX方向から見た側面図である。平板プレートを挿入するためのスライド用部材8が2箇所形成されており、平板プレートを容易に脱着可能に装着できる。そして、インク袋の閉塞や平板プレートの移動を防止できるので、ドット抜けなどのトラブルが発生するのを防止でき、検出突起の誤作動も防止できる。また、上端部は開放されているので、インクの残量を目視で判断することもできる。スライド用部材の形状及び位置等には特に制限がないが、平板プレートが傾いたりしないように設定しておく。また、スライド用部材は少なくとも1つは前方側に形成しておき、図3Aのように平板プレートを挟み込むように両側に形成しておくのが好ましい。図3Aではスライド用部材8は上端から下端まで形成されているが、任意の長さでよい。また、底面には、平板プレート又は平板突起の下端が挿入可能な溝9が形成されている。平板プレートの下部を保持できるので、検出突起の誤作動をより確実に防止でき好ましい。また、溝に一部穴を開けておくこともできる。この場合には平板プレート又は平板突起には穴部に挿入可能にさらに小さい突起を設けておくのが好ましい。また、平板プレートを挿入するためのスライド用部材を後方側に形成しない場合は、平板プレートの少なくとも一部が挿入できるように、これら溝又は穴を後面部に形成してもよい。図3Bに示すように、側面下部に検出突起用の開口部14が形成されている。
図4A−Cはインクパッケージ20を装着した本発明の一実施形態であり、インクの容量が多いときから(図4A)インクの残量が少なくなったとき(図4B→C)までの平面断面図である。図4Bに示すように、平板プレート23はスライド用部材23によってインクカートリッジ10の一方の内壁面に装着されており、ボディー21内のインクが少なくなると、移動平板プレート26が平板プレート23と平行状態を保ったまま平板プレート23側に近づいてくる。そして、インク残量がさらに少なくなると、図4Cに示すように、移動平板プレート26は平板プレート23に貼り合わされた状態となり、同時に移動平板プレート26の下端に略垂直向きに形成されている検出突起27が、インクパッケージ20の下部に開けられた開口部14から外に突出して外部に設けられている検出手段を作動させる。
以上のように、平板プレート23は傾いたり移動したりしないため、上面後部から目視にて途中のインク残量を確認することができる。また、インクパッケージ20は途中で閉塞することなく、インクを有効に利用でき、吐出不良を防止できる。また、インク残量が所定量まで減少すると、検出突起27がインクエンド検出手段を作動させ自動的にプリンターを停止することができる。
また、移動平板プレート26は、インクパッケージ20の片面に皺ができるのを防止する作用・効果も発揮でき、インクパッケージの長辺方向に長く形成するのが好ましい。
(実施形態3)
実施形態3はインクカートリッジの上部にキャップ部材を取り付ける例を説明する。
図5A−Bに示すようにキャップ部材12を用意する。図5A−Bは説明の都合上、インクパッケージを省略している。キャップ部材12は下向きに2つの溝部30a,30bが形成されている。広い幅の溝部30aにインクカートリッジ10の一方の側面上端部と平板プレート23の側面上端部を一緒に係合させ、狭いほうの溝部30bはインクカートリッジ10の他方の側面上端部に係合させる。このキャップ部材は、取り外し及び/又はスライド移動可能に形成できる。
平板プレート23の上端の一部又は全部は、インクカートリッジ10の側面上端部と同一になるように形成する。また、平板プレート23の下部は、図3Aに示すように溝9の中に挿入する。このようにすると、平板プレート23はインクカートリッジ10の一側面の内壁面に押し付けられる。このようにすると、図4A−Cと同様にインクパッケージを良好に使用できる。
図5A−Bにおいて、2はインク供給口受け口、3は供給針を挿入するための貫通孔、11はスライド部材であり、詳細は後に説明する。
なお、キャップ部材12は、実施形態2で併用しても良い。この場合、平板プレート23の上端の全部をインクカートリッジ10の側面上端部と同一になるように形成するか、又は中央部分をインクカートリッジ10の側面上端部と同一になるように形成する。このようにしてキャップ部材12を上部に取付けると、平板プレート23の剛性が弱い場合であっても中央部分が内部に撓むのを防止できる。
(実施形態4)
実施形態4はインクカートリッジのその他の部分を説明する。
図6は本発明の一実施形態におけるインクカートリッジ10の部分斜視図である。内部にはインクパッケージを収納する空間を有する。このインクカートリッジ10を立てた状態においては、上面1が開放されている。上面を開放しておくことにより、この部分からインクパッケージを装着及び脱着し、入れ替えを行うことができる。また、インクパッケージ装着時においてインクパッケージ内のインクの減り具合を目視により観察できる。
前方略中央部にはインク供給口受け口2が形成され、前記受け口2の中央部にはインク供給針(図示せず)を挿入するための貫通孔3が形成されている。インク供給針は、インクジェット印刷装置側に設けられている。したがって、前記受け口2をインクジェット印刷装置に設けられているインクカートリッジ挿入口に向けて挿入し、セットする。別の態様として、図7、図8のように前記受け口2の前面が開放されていてもよく、この場合には貫通孔3は不要である。
図6に戻り、インクカートリッジ10には、後に説明するインクパッケージのインク供給口の外側に形成された突起部に合致して移動が可能なスライド溝4,4'が、上面開放端からインク供給口受け口2まで形成されている。インクパッケージの装着及び脱着が可能となり、かつインクパッケージのインク供給口をインク供給口受け口2に固定できる。インク供給口の強度を上げ、より確実に固定する点から前記インク供給口の外側には溝部及び突起部が形成されているのが好ましい。この場合には、スライド突起及びスライド溝をインク供給口の溝部及び突起部に合致するように形成しておく。インク供給口受け口2は、インクパッケージのインク供給口の外径に合わせて断面半円形などの形状とすることができる。
なお、図6において、切り欠き部5,6,7は、インクジェット印刷装置のインクカートリッジ挿入口に設けられている位置合わせの突起物が入るように形成されている。したがって、それぞれのインクジェット印刷装置に合わせて任意に変更することができる。
本実施形態においては、インクカートリッジ10の上面開放端からインク供給口受け口2まで形成されている両スライド溝4,4'間の空間を埋めるスライド部材11をさらに備えたことが好ましい。これにより、インクパッケージのインク供給口をインク供給口受け口2にさらに安定して固定できる。また、インクカートリッジ10全体の強度も高くなる。図9はインクカートリッジ10にスライド部材11を挿入した状態を示している。
さらに、図10A−Cに示すように、スライド部材11の底部の前方部分13は、インクパッケージのインク供給口の溝部に嵌合するように少し長くしておくのがより好ましい。また、インクパッケージのインク供給口の突起部を挟み込むように後方部分も少し長くしてもよい。図10A−Cにおいて、21はインクパッケージのボディー、22はインク供給口である。インク供給口22の略中央部にはインク供給針を挿入するための供給管24を備え、供給管24の出口部分には弾性封止部材25を備え、インク供給口22の円周方向の外側には溝部及び突起部が形成されている。一例として、2つの突起とその間の溝を形成するインク供給口を挙げる。後方ボディー側の突起を図1に示す両スライド溝4,4'に合わせてスライド移動させ、前方突起をインク供給口受け口2に固定させるためである。この場合に溝部を形成しないで、スライド溝に合致するように1つの突起部のみを形成してもよい。
また、インクジェット印刷装置のインクカートリッジ挿入口に設けられている位置合わせの溝に入るように、図11A−Bのようにスライド部材の上部には突起部31を形成することも出来る。
以下実施例を用いてさらに具体的に説明する。
(実施例1)
図3Aの側面図から見て、横400mm、高さ100mm、図3Bの平面断面図から見て幅25mm、左端のスライド溝の部分の壁面厚み7mm、その他の壁面厚み2mmのポリプロピレン樹脂製インクカートリッジ10を射出成形により形成した。図6におけるインク供給口受け口2は、直径12mm、厚み2mmのインクパッケージのインク供給口が挿入でき固定できる半円凹状に形成した。インク供給針を挿入するための貫通孔3の直径は4mmとした。図3A−Bにおける平板プレートを挿入するためのスライド用部材8は、平板プレートと対向する側面の内側に97mmの長さで前後に一対形成した。
また図6におけるスライド部材11は、スライド溝に入らない部分は高さ42mm、幅10mm、厚み7mmとし、スライド溝に入る部分は幅1.5mm、厚み3mm、スライド溝に入る部分と入らない部分との角度90°で射出成形により形成した。
次にインクパッケージ20は、図4に示す横方向390mm、高さ90mmのアルミラミネート樹脂フィルム(気体不透過フィルム)で形成した。インク供給口は直径12mm、長さ11mm、先端から2mmの部分に幅2mmの円周溝を形成し、その下に幅2mmの円周突起を形成した。次に、インクパッケージ20の一方の胴体部に厚さ1.5mmの平板プレート23を感圧接着剤により貼り付けた。
以上のようにして得られたインクカートリッジ10にインクパッケージ20を図4A及び図10Bに示すように取り付け、図10Cに示すようにスライド部材11を挿入し、インクジェット印刷装置(ピエゾ方式インクジェット印刷装置)にセットして印刷をしたところ、図4Bに示すように、平板プレートが傾いたり移動したりしないため、上面後部から目視にて途中のインク残量を確認することができた。また、インクパッケージが途中で閉塞することなく、インクを有効に利用でき、吐出不良も起こさなかった。さらに、インクパッケージの入れ替えも容易に適宜行え、インクパッケージをインクカートリッジに確実にセットすることができた。
(実施例2)
検出突起27を下端に(略垂直向きに)備えた厚さ1.5mmの移動平板プレート26を、インクパッケージ20の他方の面に感圧接着剤により貼り付けた以外は、実施例1と同様にインクカートリッジをセットして印刷したところ、図4Bに示すように、平板プレートが傾いたり移動したりしないため、上面後部から目視にて途中のインク残量を確認することができた。また、平板プレート及び移動平板プレートでインクパッケージを挟んでいるので、インクパッケージが途中で閉塞することなく、インクを有効に利用でき、吐出不良も起こさなかった。また、インク残量が所定量まで減少すると、検出突起がインクエンド検出手段を作動させ自動的にプリンターが停止した。さらに、インクパッケージの入れ替えも容易に適宜行え、インクカートリッジに確実にセットすることが出来た。
(実施例3)
実施例1において、インクカートリッジ10にはスライド用部材8を形成せず、底面に深さ2mmの溝9(図3A)を形成した以外は実施例1と同様にし、また実施例2と同様に検出突起27を下端に略垂直向きに備えた厚さ1.5mmの移動平板プレート26をインクパッケージ20の他方の面に感圧接着剤により貼り付けた。
またキャップ部材は2つ用い、一つは図5Bに示すようにインクパッケージ20の中央部分に取り付け、もう一つは後方部分に取り付けた。
このようにして、実施例1と同様にインクカートリッジをセットして印刷したところ、平板プレートが傾いたり移動したりしないため、上面後部から目視にて途中のインク残量を確認することができた。また、平板プレート及び移動平板プレートでインクパッケージを挟んでいるので、インクパッケージが途中で閉塞することなく、インクを有効に利用でき、吐出不良も起こさなかった。また、インク残量が所定量まで減少すると、検出突起がインクエンド検出手段を作動させ自動的にプリンターが停止した。さらに、インクパッケージの入れ替えも容易に適宜行え、インクカートリッジに確実にセットすることが出来た。
(実施例4)
実施例1において、インクカートリッジ10にはインクパッケージ20の前方部分(図3A〜Bに向かって右側)のスライド用部材8のみ形成し、後方部分(図3A〜Bに向かって左側)は形成せず、底面に深さ2mmの溝9(図3A)を形成した以外は実施例1と同様にし、また実施例2と同様に検出突起27を下端に略垂直向きに備えた厚さ1.5mmの移動平板プレート26をインクパッケージ20の他方の面に感圧接着剤により貼り付けた。
またキャップ部材は2つ用い、一つは図5Bに示すようにインクパッケージ20の中央部分に取り付け、もう一つは後方部分に取り付けた。
このようにして、実施例1と同様にインクカートリッジをセットして印刷したところ、平板プレートが傾いたり移動したりしないため、上面後部から目視にて途中のインク残量を確認することができた。また、平板プレート及び移動平板プレートでインクパッケージを挟んでいるので、インクパッケージが途中で閉塞することなく、インクを有効に利用でき、吐出不良も起こさなかった。また、インク残量が所定量まで減少すると、検出突起がインクエンド検出手段を作動させ自動的にプリンターが停止した。さらに、インクパッケージの入れ替えも容易に適宜行え、インクカートリッジに確実にセットすることが出来た。
Aは本発明の一実施形態におけるインクパッケージの上方から見た平面図、Bは同側面図。 同、インクパッケージの裏面から見た側面図。 Aは同、インクカートリッジの上方から見た平面図、Bは同側面図。 Aは同、インクパッケージのインクの容量が多いとき、Bはインクの容量が約半分のとき、Cはインクの残量が少なくなったときの平面断面図。 A−Bは同インクカートリッジにキャップ部材を取り付けた部分拡大斜視図。 本発明の一実施形態におけるインクカートリッジの部分斜視図。 本発明の一実施形態におけるインクカートリッジの部分斜視図。 本発明の一実施形態におけるインクカートリッジの部分斜視図。 同インクカートリッジにスライド部材を挿入した状態の斜視図。 A−Cは、同インクカートリッジにインクパッケージのインク供給口を取り付け、スライド部材を挿入した状態の部分拡大斜視図。 A−Bは本発明の一実施形態におけるスライド部材の一例。
符号の説明
1 インクカートリッジの上部開口部
2 インク供給口受け口
3 インク供給針を挿入するための貫通孔
4,4' スライド溝
5,6,7 切り欠き部
8 平板プレートスライド用部材
9 インクカートリッジ底面の溝
10 インクカートリッジ
11 スライド部材
12 キャップ部材
13 スライド部材下端突出部
14 開口部
20 インクパッケージ
21 ボディー
22 インク供給口
23 平板プレート
24 供給管
25 弾性封止部材
26 移動平板プレート
27 検出突起
28 肉厚部
29a,29b,29c 平板プレートに形成された平板突起
29d 平板プレートに形成された平板突起(長手部)
30a,30b キャップ部材の下向きに形成された溝部
31 突起部

Claims (19)

  1. 内部にインクパッケージを収納する空間を有し、インクジェット印刷装置にインクを供給するためのインクカートリッジであって、
    前記インクパッケージは、インクを収納するボディーとインクを供給するためのインク供給口と備え、
    前記インクパッケージのボディーの一側面部には平板プレートが貼り付けられ、
    前記インクパッケージを前記インクカートリッジに装着する際には少なくとも、前記インクカートリッジの前面に存在する前記インク供給口を装着する面を立てた状態において、前記インクカートリッジの上面は開放され、
    前記平板プレートと対向する前記インクカートリッジの側面内側に、前記平板プレートの少なくとも一側端部を挿入するためのスライド用部材を備え、前記インクパッケージの装着時に、前記平板プレートが前記スライド用部材に沿って挿入され、前記インクカートリッジに脱着可能に装着されることを特徴とするインクカートリッジ。
  2. 下向きに少なくとも2つの溝部を有するキャップ部材をさらに備え、
    前記溝部の一方は前記インクカートリッジの開放面に存在する前記平板プレートの側面上端部と前記インクカートリッジの一方の側面上端部に係合させ、前記溝部の他方は前記インクパッケージを挟んだ状態で前記インクカートリッジ開放面の他方の側面上端部に係合させることができ、かつ前記キャップ部材は取り外し及び/又はスライド移動可能であり、
    前記キャップ部材を前記インクカートリッジ開放面の上部から係合させることにより、前記平板プレートを前記インクカートリッジの一側面に押し付ける請求項1に記載のインクカートリッジ。
  3. 前記インク供給口を装着する面を立てた状態において、前記インクカートリッジの底面に、前記平板プレートが挿入可能な溝をさらに備え、
    前記底面の溝に前記平板プレートを挿入することにより、前記平板プレートを前記インクカートリッジの一側面に押し付ける請求項1又は2に記載のインクカートリッジ。
  4. 内部にインクパッケージを収納する空間を有し、インクジェット印刷装置にインクを供給するためのインクカートリッジであって、
    前記インクパッケージは、インクを収納するボディーとインクを供給するためのインク供給口と備え、
    前記インクパッケージのボディーの一側面部には平板プレートが貼り付けられ、
    前記インクパッケージを前記インクカートリッジに装着する際には少なくとも、前記インクカートリッジの前面に存在する前記インク供給口を装着する面を立てた状態において、前記インクカートリッジの上面は開放され、
    下向きに少なくとも2つの溝部を有し、前記溝部の一方は前記平板プレートの側面上端部と前記インクカートリッジの一方の側面上端部に係合させ、前記溝部の他方は前記インクパッケージを挟んだ状態で前記インクカートリッジの他方の側面上端部に係合させることができ、かつ取り外し及び/又はスライド移動可能なキャップ部材と、
    前記インクカートリッジの底面に、前記平板プレートが挿入可能な溝を備え、
    前記底面の溝に前記平板プレートを挿入し、前記キャップ部材を上部から係合させることにより、前記平板プレートを前記インクカートリッジの一側面に押し付けて脱着可能に装着することを特徴とするインクカートリッジ。
  5. 前記インク供給口を装着する面を立てた状態において、前記インクカートリッジは、さらに前方正面略中央部にはインク供給口受け口を備え、前記インクパッケージの装着及び脱着が可能で、かつ前記インクパッケージのインク供給口の外側に形成された突起部に合致して、前記インク供給口の移動が可能なスライド溝を前方上面開放端から前記インク供給口受け口まで形成し、前記インクパッケージの装着時に、前記インク供給口が前記インクカートリッジのインク供給口受け口に固定される請求項1〜4のいずれかに記載のインクカートリッジ。
  6. 前記インク供給口を装着する面を立てた状態において、前記平板プレートの下端に、延長された複数の平板突起を備えた請求項1〜5のいずれかに記載のインクカートリッジ。
  7. 前記ボディーの他方の側面部には、補強用の移動平板プレートが貼り付けられている請求項1〜6のいずれかに記載のインクカートリッジ。
  8. 前記インク供給口を装着する面を立てた状態において、前記移動平板プレートの下端に、前記平板プレート側に折れ曲がっている検出突起を備え、前記インクカートリッジの側面下部には前記検出突起用の開口部が形成されている請求項7に記載のインクカートリッジ。
  9. 前記移動平板プレートの貼り付け面とは反対側の面には、補強のために肉厚部が形成されている請求項7又は8に記載のインクカートリッジ。
  10. 前記インクパッケージのインク供給口の外側には溝部及び突起部が形成され、これに合致して前記インク供給口の挿入が可能なスライド突起及びスライド溝が形成されている請求項1〜9のいずれかに記載のインクカートリッジ。
  11. 前記上面開放端から前記インク供給口受け口まで形成されている両スライド溝間の空間を埋めるスライド部材をさらに備えた請求項〜10のいずれかに記載のインクカートリッジ。
  12. 前記インクパッケージのインク供給口の外側に形成された突起部を、前記インクカートリッジのスライド溝に沿って挿入し、前記インクパッケージを装着した請求項1〜11のいずれかに記載のインクカートリッジ。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載のインクカートリッジに用いるインクパッケージであって、
    インクを収納するボディーとインクを供給するためのインク供給口とを備え、
    前記ボディーの一方の側面部には、平板プレートが貼り付けられ、
    前記ボディーと前記インク供給口は融着により一体化されており、前記インク供給口の略中央部にはインク供給針を挿入するための供給管を備え、前記供給管の出口部分には弾性封止部材を備え、前記インク供給口の外側には突起部が形成されていることを特徴とするインクパッケージ。
  14. 前記インクパッケージのインク供給口の外側には溝部及び突起部が形成されている請求項13に記載のインクパッケージ。
  15. 前記インクパッケージのボディー側面部を立てたとき、前記平板プレートの上端に下向きの凹部を形成し、前記凹部がインクカートリッジ側面上端部に嵌合することにより前記平板プレートが脱着可能に装着される請求項13又は14に記載のインクパッケージ。
  16. 前記インクパッケージのボディー側面部を立てたとき、前記平板プレートの下端に、水平に延長された複数の平板突起を有している請求項12〜15のいずれかに記載のインクパッケージ。
  17. 前記ボディーの他方の側面部には、補強用の移動平板プレートが貼り付けられた請求項13〜16のいずれかに記載のインクパッケージ。
  18. 前記インクパッケージのボディー側面部を立てたとき、前記移動平板プレートの下端に検出突起を備えた請求項17に記載のインクパッケージ。
  19. 前記移動平板プレートの貼り付け面とは反対側の面には、補強のために肉厚部が形成されている請求項17又は18に記載のインクパッケージ。
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