JP6127413B2 - 液体収容容器及び液体噴射装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係るプリンター1の構成を示す概略斜視図である。図2は、プリンター1において前面カバー13を開いた構成を示す概略斜視図である。図1及び図2では、方向を特定するために、互いに直交するXYZ軸が図示されている。なお、以降の図についても、必要に応じて互いに直交するXYZ軸が図示されている。本実施形態に係るプリンター1は、インク噴射ヘッドから媒体としての用紙に液体としてのインクを噴射して画像等を印刷するインクジェットプリンターである。
次に、カートリッジホルダー30の構成について説明する。
図3は、カートリッジホルダー30を斜め上方から見た斜視図である。なお、図3では、カートリッジホルダー30を構成するホルダー本体300のみを図示し、カートリッジホルダー30を構成する一部の壁部材等については図示を省略している。図3に示すように、ホルダー本体300は、樹脂材料又は金属材料で平面視矩形状をなすように成形された基板311と、基板311の後方(−Y方向)の上面に取り付けられた壁体312とを備えている。
次に、インクカートリッジ50の構成について説明する。
図5は、インクカートリッジ50の後端面Sr側を斜め上方から見た斜視図である。図6は、インクカートリッジ50の先端面Sf側を斜め上方から見た斜視図である。図7は、インクカートリッジ50の後端面Sr側を斜め下方から見た斜視図である。図5〜図7に示すように、インクカートリッジ50は、略直方体の形状を有しており、先端面Sfと、後端面Srと、天井面Stと、底面Sbと、2つの側面Sc,Sdとを有している。また、天井面Stと底面Sbには多くの肉盗みが施されており、これらの肉盗みが施されている箇所には、天井面Stの場合は複数のリブStr、底面Sbの場合は複数のリブSbrが形成されている。なお、先端面Sf、後端面Srは、インクカートリッジ50をカートリッジホルダー30に装着する際に、それぞれが挿入(装着)方向(−Y方向)の先端、後端となる面である。また、インクカートリッジ50は、天井面Stが上側、底面Sbが下側となるように、カートリッジホルダー30に装着される。
図5及び図6に示すように、インクカートリッジ50の天井面Stには、回路基板512が設けられている。回路基板512は、後端面Srよりも先端面Sfに近い位置、特に、先端面Sfと隣接するような位置に設けられている。回路基板512の表面には、複数の端子512aが配設されている。回路基板512の裏面には、インク残量やインクカートリッジの使用履歴等の情報を記録するための図示しないメモリー素子が搭載されている。インクカートリッジ50がカートリッジホルダー30に装着されたとき、回路基板512の端子512aとカートリッジホルダー30の装置側端子340bとが接触して電気的に導通する。このとき、回路基板512が先端面Sfの近傍に設けられ、位置決め精度を保つ上側の位置決め穴511bが天井面Stの近傍に設けられていることで、回路基板512の端子512aとカートリッジホルダー30の装置側端子340bとが精度良く位置決めされる。
なお、本実施形態のカートリッジホルダー30には、4つの装置側端子340a,340b,340c,340dが設けられている(図3参照)。しかし、実際に使用する装置側端子340は、左から2番目の装置側端子340bのみであり、その他の装置側端子340a,340c,340dについては使用しない。これは、前述したベースカートリッジホルダーの装置側端子の構成をそのまま残したことによる。
図5〜図7に示すように、インクカートリッジ50の底面Sb及び天井面Stには、底面Sbと天井面Stとで互いに対向する位置にある凹部522b,522bと、凹部522c,522cと、凹部522d,522dとが前後方向(Y軸方向)に沿って延びるように列設されている。底面Sbに設けられた凹部522bは、頂角を上方向に形成した略三角形状の凹部である。一方、天井面Stに設けられた凹部522bは、頂角を下方向に形成した略三角形状の凹部である。その他の凹部522c,522cと、凹部522d,522dについては、それぞれが四角形状の凹部である。
図9は、インクカートリッジ50に対しての支持について説明するための図である。図9(a)は、インクカートリッジ50の底面Sbの後端面Sr側部分の拡大図である。図9(b)は、インクカートリッジ50の後端面Srの下側部分の拡大図である。図9(c)は、カートリッジホルダー30を上方から見たときの前方側(+Y方向側)部分の拡大図である。前述したように、図9(a),(b)に示す凹部522bには図9(c)に示す案内突起321b、凹部522cには案内突起321c、凹部522dには案内突起321dがそれぞれ挿入される。
次に、インクカートリッジ50の内部構成について説明する。
図11は、インクカートリッジ50の分解斜視図である。図11に示すように、インクカートリッジ50は、第1のケース51と、第2のケース52と、インクパック53と、回路基板512とを備えている。インクカートリッジ50の製造時には、回路基板512が、第2のケース52の天井面Stにおける先端面Sfと隣接する位置(図5,図6参照)に取り付けられる。また、インクパック53が第2のケース52に収納された後に、第1のケース51が第2のケース52に嵌合される。ラベルSrlは、第1のケース51と第2のケース52とが嵌合された後、第1のケース51と第2のケース52との両方に架かる後端面Srの所定位置に貼付される。なお、図11において、インクカートリッジ50は、+Z方向にある天井面Stを上側に、−Z方向にある底面Sbを下側にした状態で、カートリッジホルダー30に対して−Y方向に挿入されることによって装着される。
また、インク供給部55は、インク検出部550と、2つの中継端子553と、図示しないインク排出流路とを備えている。インク検出部550は、インクパック53に収容されているインクの残量を検出するために用いられる。各中継端子553は、回路基板512と接続するために用いられる。インク排出流路は、インクパック53のインクをプリンター1側に排出させるために用いられる。なお、インク収容部54及びインク供給部55の詳細については後述する。
次に、インク供給部55の構成を説明する。
図13は、インク供給部55の分解斜視図である。図14は、インク供給部55を説明するための説明図である。図14(a)は、インク供給部55を−X方向側から見た図であり、図14(b)は、インク供給部55を+Z方向側から見た図である。なお、図13及び図14において、インクパック53がインクカートリッジ50に収容された状態では、+Z方向がインクカートリッジ50の天井面Stの方向、+X方向がインクカートリッジ50の側面Sdの方向、+Y方向がインクカートリッジ50の後端面Srの方向となる。また、図14においては、図示の便宜上、後述するフィルム552とフィルム1500の図示は省略している。
図15は、図14(b)のA−A断面を示す図である。図16は、図14(a)のB−B断面を示す図である。なお、図16では、図示の便宜上、シールユニット1200(図13参照)の図示は省略している。また、図中に記載の矢印の向きは、インクIKをプリンター1側に供給する際のインクの流れの向きを示している。
次に、インク収容部54へのインク充填について説明する。
インク収容部54にインクを充填する際には、最初に、図13に示す第1本体部1302の外表面(溝1302aが形成されている面)において、第2の開口部1306より開放孔551側(−Y方向側)の部分に対してインク収容部54を溶着する。次に、開放孔551からインク排出流路1320へインクを注入する。すると、インク排出流路1320と連通する第2の開口部1306からインクが流れ出し、インク収容部54にインクが充填される。次に、第1本体部1302の外表面において、第2の開口部1306を含む部分に対してインク収容部54を溶着する。これにより、第2の開口部1306はインク収容部54により塞がれる。こうすることで、インク排出流路1320にインク逆流抑制のための逆止弁1232を設けているにも関わらず、インクをインク収容部54に充填することができる。
図17は、インク収容部54の溶着について説明するための図である。図11及び図17に示すように、インク収容部54は、一方の側面部となる側面フィルム541と、他方の側面部となる側面フィルム542と、底面部となる底面フィルム543とを貼り合わせることによって作成される。図17において斜線の部分は、側面フィルム541,542及び底面フィルム543のそれぞれの側縁部を互いに溶着することによって張り合わされたシート部549c,549d,549f,549r1,549r2を示している。
Claims (6)
- 液体収容容器を支持するレールが前記液体収容容器を装着する装着方向に延設され、前記レールにおける前記装着方向の反対側の端部に前記レールの鉛直上方向の高さを増加する端部部材が設けられる液体噴射装置のホルダー、に装着可能な液体収容容器であって、
前記液体収容容器は、
液体を収容可能な液体収容部と、
一端が前記液体収容部に接続され、前記液体収容部から前記液体噴射装置に液体を流通させる液体供給部とを備え、
前記液体収容容器の底面には、鉛直下方向に延伸するリブが形成され、
前記液体収容容器が前記ホルダーに装着される際、
前記液体収容部は、前記液体収容部の短辺が鉛直方向に向いている横姿勢で前記液体収容容器に収容され、
前記底面において前記装着方向の反対側の端部に位置する前記リブは、前記端部部材と当接することを特徴とする液体収容容器。 - 前記液体供給部は、
前記液体収容部に収容されている液体の量を検出するセンサー部と、
前記センサー部を通過することなく前記液体収容部の液体を前記液体噴射装置へ流通させる第1の流路と、
前記センサー部を通過して前記液体収容部の液体を前記第1の流路へ流通させる第2の流路とを有し、
前記センサー部は、前記第2の流路における前記センサー部の下流側の流路よりも、鉛直方向下方に位置することを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。 - 前記液体収容容器は、前記ホルダーへの装着方向の先端面に、前記液体収容部の液体を前記液体噴射装置に供給するための液体供給口を有し、
前記液体供給口は、前記先端面において、前記装着方向に沿ういずれか一方の前記液体収容容器の側面に近い位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体収容容器。 - 前記底面において、前記端部部材と、前記装着方向における複数の前記リブとが当接し、前記装着方向における前記リブの相互の間隔は、前記端部部材の前記装着方向の長さよりも短いことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液体収容容器。
- 前記装着方向の反対側の端部に位置する前記リブは、2つの前記レールに設けた前記端部部材のそれぞれと当接し、前記端部部材と当接する前記リブは、前記端部部材と当接しない前記リブよりも鉛直下方向に長いことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の液体収容容器。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載の液体収容容器が装着可能なホルダーを備える液体噴射装置。
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