JPH0113302B2 - - Google Patents

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JPH0113302B2
JPH0113302B2 JP56212415A JP21241581A JPH0113302B2 JP H0113302 B2 JPH0113302 B2 JP H0113302B2 JP 56212415 A JP56212415 A JP 56212415A JP 21241581 A JP21241581 A JP 21241581A JP H0113302 B2 JPH0113302 B2 JP H0113302B2
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JP
Japan
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circuit
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JP56212415A
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JPS58116016A (ja
Inventor
Masaji Usui
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to EP85102628A priority patent/EP0161407B1/en
Priority to DE8585102567T priority patent/DE3277670D1/de
Priority to DE8282112011T priority patent/DE3270515D1/de
Priority to EP85102567A priority patent/EP0161403B1/en
Priority to EP82112011A priority patent/EP0083097B1/en
Priority to DE8585102628T priority patent/DE3279527D1/de
Priority to AU91866/82A priority patent/AU557935B2/en
Priority to US06/454,066 priority patent/US4513344A/en
Priority to CA000418671A priority patent/CA1193707A/en
Publication of JPS58116016A publication Critical patent/JPS58116016A/ja
Publication of JPH0113302B2 publication Critical patent/JPH0113302B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、変圧器付勢時等の励磁突入電流を
発生する機器を保護する差動継電器に関するもの
である。
従来この種の差動継電器として第1図に示すも
のがあつた。図において、1は抑制電流の入力端
子、2は差動電流の入力端子、3は差動電流が抑
制電流に対して所定比より増加するとロジツク出
力をする比率差動継電器要素、4は重事故の場合
に高速度動作でロジツク出力をする高整定な過電
流継電器要素、5は最小検出レベルの決定のため
に動作方向にバイアス電圧が印加されていて、差
動電流に含まれる第2高調波が基本波に対して所
定比より増加すると、ロジツク出力をする第2高
調波含有率検出要素、6は最小検出レベルの決定
のために不動作方向にバイアス電圧が印加されて
いて、差動電流に含まれる第2高調波が基本波に
対して所定比より増加すると、ロジツク出力をす
る第2高調波含有率検出要素、7は第2高調波含
有率検出要素5のロジツク出力の反転出力を比率
差動継電器3のロジツク出力の抑制力として入力
する論理積回路、8は論理積回路7と過電流継電
器要素4の出力を入力とする論理和回路である。
なお、上記第2高調波含有率検出要素5,6は
ともに差動電流に含まれる第2高調波成分I2
検出するものであるが、上記のようにバイアス設
定値が異なり、同一のハードウエアとすることが
できない。
すなわち、第2高調波含有率検出要素6から出
力される信号は、他のリレー例えば変圧器中性点
についている過電流リレー、後備保護用過電流リ
レーなどのロツクのために使用するので、第2高
調波含有率検出要素5のように、常時信号を出力
していると、上記他のリレーを不要にロツクする
ことになり、第2高調波含有率検出要素5とは別
個に第2高調波含有率検出要素6を必要とする。
第2高調波含有率検出要素6は励磁突入電流が
発生したときに他の継電器をロツクするものであ
り、この第2高調波含有率検出要素6以外の第1
図の点線で囲まれた他の回路は変圧器等の機器を
保護する継電要素11を構成している。
又、第2図は第1図の回路の動作特性図であ
る。横軸は差動電流の基本波成分I1、縦軸はI2
を差動電流の第2高調波成分とすると、第2高調
波の検出感度I2/I1を示している。尚、図中
a,b,cは第1図に示す回路の各構成要素、つ
まり、論理積回路7、過電流継電器要素4、第2
高調波含有率検出要素6の動作域を示している。
次に動作について説明する。変圧器付勢時等に
発生する励磁突入電流で継電器が誤動作すると変
圧器等は系統に入れられなくなる。もし、継電器
が動作した場合には、真の変圧器事故か否かを見
きわめるために点検、試験をしなければならな
い。それには相当の時間がかかる。
そこで、励磁突入電流には多くの高調波成分が
含まれ通常の変圧器では、例えば第2高調波は少
なくとも基本波の23%以上含まれていて、一方、
事故時に流れる短絡電流は基本波と直流分である
ことに着目すれば、差動電流が増加して比率差動
継電器要素3が動作しロジツク出力“1”(正論
理2進符号)を出力したときに、第2高調波含有
率検出要素5は差動電流が内部事故によるものか
励磁突入電流によるものかを判断して、励磁突入
電流によるものと判定すればロジツク出力“1”
を出力し、このロジツク出力が論理積回路7に反
転して入力され、誤動作した比率差動継電器要素
3のロジツク出力を禁止する。
一方、重事故等により差動電流が増大した場合
には、過電流継電器要素4のロジツク出力“1”
が論理和回路8により最優先される。
今、バイアス電圧をVb(≧0)とすれば、第2
高調波含有率検出要素5の検出感度は動作方向に
バイアス電圧が印加されて、I2+Vb>kI1(kは
所定比)、即ちI2+Vb/I1>kとなりaの動作
域となる。
これは、一般に第2高調波含有率検出要素5は
比率差動継電器要素3に比べてQ(尖鋭度あるい
は選択度)の高い回路を使用するので、励磁突入
電流の同時入力に対し検出するのに時間を要して
Vb=0(I2/I1>k)であれば抑制が遅れ、比
率差動継電器要素3の検出速度いかんによつては
継電器が誤動作する可能性があるためである。
第2高調波含有率検出要素6の検出感度は不動
作方向にバイアス電圧が印加されて、I2−Vb
kI1、即ちI2−Vb/I1>kとなりcの動作域と
なる。
上記の第2高調波含有率検出要素6は外部継電
器への抑制用であるので、外部継電器の誤動作す
る恐れのない励磁突入電流の低入力域では第2高
調波含有率が非常に高いことから、通常は出力し
ない方が良いためである。過電流継電器要素4の
検出感度は差動電流が所定値以上になれば無条件
に動作して動作域bとなる。
ところが、回路が飽和するような差動電流の大
入力時には、第2高調波含有率検出要素の特性が
定まらず、動作域aは動作域bにカバーされるが
動作域cは歯止めがなく、第2高調波含有率検出
要素6の個有特性により、動作したり不動作とな
つたりすることがあつた。
又、本来同一の差動電流より第2高調波を検出
しているのだから、論理的には動作域a,cは所
定比kに減衰するはずであるが、各第2高調波含
有率検出要素の個有特性により動作域がずれると
いう現象があつた。
これら不具合の打開策として第3図に示す差動
継電器がこの発明に至る前段階として考えられて
いた。第3図において、9は過電流継電器要素4
のロジツク出力の反転出力を第2高調波含有率検
出要素6のロジツク出力の抑制力として入力する
論理積回路である。
第4図は第3図の回路の動作特性である。動作
については、第1図の回路と概略同様であるが、
第2高調波含有率検出要素6のロジツク出力に論
理積回路9でゲートを設けることにより、動作域
cも動作域a同様に、差動電流の大入力時には動
作域bでカバーされることになる。
第3図の変圧器等保護の差動継電器は以上のよ
うに構成されているので、差動電流の大入力時に
おける第2高調波含有率検出要素6の不安定動作
は過電流継電器要素4で押えることができるが、
同一の第2高調波検出感度を得ることはできず、
互いの動作域に矛盾動作域が発生する欠点があつ
た。これは必然的現象であり実機能上は問題とな
らないが、全体のリレー特性としては好ましくな
く、シーケンス処理が必要であつた。
すなわち、第4図の2重斜線域dでは、論理和
回路8から変圧器等の機器を保護する継電要素1
1の動作信号が出力される一方、論理積回路9か
らも他の継電器へ抑制出力が出力されることにな
る。
しかし、継電要素11が、「差動電流が変圧器
等の内部事故によるものであつて励磁突入電流に
よるものではないから変圧器等を保護すべきであ
る」と判断して動作しているにもかかわらず、論
理積回路9から「この差動電流は励磁突入電流に
よるものであるから他の継電器が動作しないよう
ロツクすべきである」との出力信号が出力される
のは矛盾である。
このように第3図の装置は第1図の従来装置の
欠点の一部を解決したものにすぎず、矛盾動作域
の問題は解決できなかつた。
この発明は、第1図に示す従来装置のもつ欠点
をすべて解決するためになされたもので、差動電
流が大なるとき、第2高調波含有率検出要素6の
特性が一定しなくても一定の結果が得られ、且つ
矛盾動作域のない差動継電器を提案することを目
的とするものである。
この目的を達成するため、変圧器等の機器を保
護する継電要素が動作したときは、第2高調波含
有率検出要素の出力を禁止するようにしたもので
ある。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第5図において、10は論理和回路8の出力
即ち、継電要素11の出力を第2高調波含有率検
出要素6のロジツク出力の抑制力として入力する
論理積回路である。
第6図は第5図の回路の動作特性である。次に
動作について説明する。概略において従来装置と
同様であるが、第2高調波含有率検出要素6のロ
ジツク出力の抑制力として、従来、過電流継電器
要素4が出力したときとしていたのを、過電流継
電器要素4または論理積回路7が出力したときと
することにより、動作域aとcの矛盾動作域dを
動作域aでカバーすることができる。
尚、上記実施例では第2高調波含有率検出要素
6は同5に対して異なる動作方向のバイアス電圧
を与えて、動作特性を逆のものとしているが、同
特性で最小検出レベルが異なるものであつてもよ
い。
以上のように、この発明によれば、差動電流が
一定値以上あるとき動作する継電要素の動作出力
で高調波含有率検出要素の出力を禁止するように
構成したので、差動電流が大であるときでも高調
波含有率検出要素の出力を一定にすることおよび
動作の矛盾領域をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の差動継電器の回路図、第2図は
第1図の回路の動作特性図、第3図は改良した従
来装置の回路図、第4図は第3図の回路の動作特
性図、第5図はこの発明の一実施例による差動継
電器の回路図、第6図は第5図の回路の動作特性
図である。 図において、1は抑制電流の入力端子、2は差
動電流の入力端子、3は比率差動継電器要素、4
は過電流継電器要素、5は第1の第2高調波含有
率検出要素、6は第2の第2高調波含有率検出要
素、7は反転入力付論理積回路、8は論理和回
路、10は反転入力付論理積回路、11は継電要
素である。又、a,b,cは回路の各構成要素の
動作域を示す。尚、図中同一符号は同一又は相当
部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 差動電流が抑制電流に対して所定比より増加
    すると動作する比率差動継電器要素と、前記差動
    電流を入力し重事故の場合に動作する過電流継電
    器要素と、動作方向にバイアス電圧が印加され前
    記差動電流に含まれる第2高調波が基本波に対し
    て所定比より増加すると動作する第1の第2高調
    波含有率検出要素と、不動作方向にバイアス電圧
    が印加され前記差動電流に含まれる第2高調波が
    基本波に対して所定比より増加すると動作する第
    2の第2高調波含有率検出要素と、前記第1の第
    2高調波含有率検出要素の出力の反転出力を前記
    比率差動継電器の出力の抑制力として入力する第
    1の論理積回路と、前記第1の論理積回路と前記
    過電流継電器要素の出力を入力とする論理和回路
    と、前記論理和回路の出力を前記第2の第2高調
    波含有率検出要素の出力の抑制力として入力する
    第2の論理積回路とを備えた差動継電器。
JP56212415A 1981-12-29 1981-12-29 差動継電器 Granted JPS58116016A (ja)

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