JPH01131814A - メンブレン壁構造体 - Google Patents
メンブレン壁構造体Info
- Publication number
- JPH01131814A JPH01131814A JP28910187A JP28910187A JPH01131814A JP H01131814 A JPH01131814 A JP H01131814A JP 28910187 A JP28910187 A JP 28910187A JP 28910187 A JP28910187 A JP 28910187A JP H01131814 A JPH01131814 A JP H01131814A
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- JP
- Japan
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- membrane
- stress
- wall
- concentration
- piece
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ボイラ等のメンブレン壁構造体に係り、特に
氷壁、ケージ壁を構成するメンブレン壁のメンブレン端
部における熱応力集中を低減するのに好適なメンブレン
壁構造体に関する。
氷壁、ケージ壁を構成するメンブレン壁のメンブレン端
部における熱応力集中を低減するのに好適なメンブレン
壁構造体に関する。
第2図はボイラの構造概略図である。この装置は、ボイ
ラ本体の外殻を形成する水壁1およびケージ壁2と本体
に内蔵される節炭器3、過熱器4、再熱器5で構成され
、これらは鉄骨6を保持した本体サポート7によって吊
下げられる構造となっている。
ラ本体の外殻を形成する水壁1およびケージ壁2と本体
に内蔵される節炭器3、過熱器4、再熱器5で構成され
、これらは鉄骨6を保持した本体サポート7によって吊
下げられる構造となっている。
水壁1およびケージ壁2は、輻射熱を有効に吸収して燃
焼ガスをシールするために、メンブレン構造が採用され
ている。第2A図は、側水壁のメンブレン構造を示す図
、第2B図は、第2A図のX−X矢視断面図である。水
壁1はその上下に氷壁入口管寄12と氷壁出口管寄13
を有したパネルで構成され、連絡管(図示せず)により
連絡される。氷壁管15の間にはメンブレンバー14が
溶接16にて接続されている。
焼ガスをシールするために、メンブレン構造が採用され
ている。第2A図は、側水壁のメンブレン構造を示す図
、第2B図は、第2A図のX−X矢視断面図である。水
壁1はその上下に氷壁入口管寄12と氷壁出口管寄13
を有したパネルで構成され、連絡管(図示せず)により
連絡される。氷壁管15の間にはメンブレンバー14が
溶接16にて接続されている。
ボイラ本体は、熱膨張を拘束しない構造であるが、容管
、各パネル間に温度差があると熱応力が発生する。メン
ブレン14の端部は、形状が不連続であるため、応力が
集中し、ボイラ起動停止、負荷変化等による温度差の繰
返しにより、水壁管15やメンブレンバー14にクラッ
クが発生し、氷壁管リーク等の事故に到ることがある。
、各パネル間に温度差があると熱応力が発生する。メン
ブレン14の端部は、形状が不連続であるため、応力が
集中し、ボイラ起動停止、負荷変化等による温度差の繰
返しにより、水壁管15やメンブレンバー14にクラッ
クが発生し、氷壁管リーク等の事故に到ることがある。
この応力集中を低減させるためメンブレン端部は第3図
に示すように、スミ肉溶接16を実施し、グラインダで
曲線部Rを施してノツチ部(切欠部)を形成し、応力集
中を低下させる構造としている。
に示すように、スミ肉溶接16を実施し、グラインダで
曲線部Rを施してノツチ部(切欠部)を形成し、応力集
中を低下させる構造としている。
第3図において管a、bにT℃の温度差がある場合、メ
ンブレンバー14には熱応力δ(kg/mn?)が発生
する。
ンブレンバー14には熱応力δ(kg/mn?)が発生
する。
δ=α・E−T−に/2 (1−v)
ただし、αは線膨張係数(1/’Ill:) 、Eは縦
弾性係数(kg/mm> 、Tは温度差(℃)、Kは応
力集中係数、■はポアソン比を表す。
弾性係数(kg/mm> 、Tは温度差(℃)、Kは応
力集中係数、■はポアソン比を表す。
メンブレン端部のアール加工(曲線部Rを形成すること
)と、応力集中係数との関係は第4図のようになり、曲
線部Rの曲率半径rが10mm以上では応力集中係数が
1に近づくが、仕上げ半径rが小さくなるほど応力集中
係数は大きくなる。すなわち半径3鶴の場合の応力集中
係数には2.2、半径Oでノツチ部がない場合は3.5
となる。
)と、応力集中係数との関係は第4図のようになり、曲
線部Rの曲率半径rが10mm以上では応力集中係数が
1に近づくが、仕上げ半径rが小さくなるほど応力集中
係数は大きくなる。すなわち半径3鶴の場合の応力集中
係数には2.2、半径Oでノツチ部がない場合は3.5
となる。
管ピッチPは、熱負荷、熱吸収効率、経済性から決定さ
れ、熱負荷の高い氷壁においては、メンブレン幅Wが小
さく、仕上げの半径rは通常3R程度にしか仕上げがで
きないので、応力集中係数が2以上となっていた。また
、作業性が悪く、検査も難しいことから充分な応力集中
低減を図ることができない問題があった。
れ、熱負荷の高い氷壁においては、メンブレン幅Wが小
さく、仕上げの半径rは通常3R程度にしか仕上げがで
きないので、応力集中係数が2以上となっていた。また
、作業性が悪く、検査も難しいことから充分な応力集中
低減を図ることができない問題があった。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、メン
ブレンの管ピッチおよび本体構造を変えることなく、応
力集中の低減を図ることができるメンブレン壁構造体を
提供することにある。
ブレンの管ピッチおよび本体構造を変えることなく、応
力集中の低減を図ることができるメンブレン壁構造体を
提供することにある。
本発明は、管と管をメンブレンバーで壁状に接続したメ
ンブレン壁構造体において、前記メンブレンバーの端部
に、ゆるやかな曲面加工を施したメンブレン端部ピース
を溶接によって一体的に接続し、該メンブレン端部ピー
スの先端部に6mm以上の曲率半径を有するアール状の
切欠部を設けたことを特徴とするメンブレン壁構造体に
関する。
ンブレン壁構造体において、前記メンブレンバーの端部
に、ゆるやかな曲面加工を施したメンブレン端部ピース
を溶接によって一体的に接続し、該メンブレン端部ピー
スの先端部に6mm以上の曲率半径を有するアール状の
切欠部を設けたことを特徴とするメンブレン壁構造体に
関する。
以下、本発明を実施例により説明する。
第1図は、本発明におけるメンブレン端部の構造概略図
、第1A図、第1B図、第1C図、第1D図は、第1図
のそれぞれA−ASB−B、C−CおよびD−D矢視断
面図である。
、第1A図、第1B図、第1C図、第1D図は、第1図
のそれぞれA−ASB−B、C−CおよびD−D矢視断
面図である。
第1図において、メンブレンバー14の端部には、ゆる
やかに形状を変化させ、その末端に6m以上、好ましく
は10鶴以上の曲線仕上げを施したメンブレン端部ピー
ス17が取付けられている。
やかに形状を変化させ、その末端に6m以上、好ましく
は10鶴以上の曲線仕上げを施したメンブレン端部ピー
ス17が取付けられている。
このようにメンブレン端部ピース17に6鶴以上の曲線
加工18を施すことによって、応力集中係数は1に近づ
き、メンブレン端部の安全性が増し、応力集中によるメ
ンブレン端部のクランク、リーク事故等を防止できる。
加工18を施すことによって、応力集中係数は1に近づ
き、メンブレン端部の安全性が増し、応力集中によるメ
ンブレン端部のクランク、リーク事故等を防止できる。
また、水管15.15の間に平板状のメンブレンバー1
4を溶接した既納のメンブレンウオールの端部にアール
加工されていない新しいメンブレン端部ピース17を取
付け、その後、該端部に6鶴以上のアール加工1日を施
すことによっても、既納のメンブレンウオールの応力集
中を少なくすることができ、メンブレン端部ピース17
を取付けるのみの簡単な改造工事により、メンブレン端
部のクランクやリーク事故を防止できる。第1D図a部
の溶接、グラインダ仕上げ、検査は、曲線仕上げ部を利
用して炉外側から実施することができる。
4を溶接した既納のメンブレンウオールの端部にアール
加工されていない新しいメンブレン端部ピース17を取
付け、その後、該端部に6鶴以上のアール加工1日を施
すことによっても、既納のメンブレンウオールの応力集
中を少なくすることができ、メンブレン端部ピース17
を取付けるのみの簡単な改造工事により、メンブレン端
部のクランクやリーク事故を防止できる。第1D図a部
の溶接、グラインダ仕上げ、検査は、曲線仕上げ部を利
用して炉外側から実施することができる。
本発明の構造により、ゆるやかな形状変化(第1A図、
第1B図、第1C図および第1D図参照)を保ちながら
、その末端に6m以上、好ましくは10m以上の曲線仕
上げを施せるため、第3図のグラフに示すように、応力
集中係数を1に近づけることができる。このことは、特
に火力発電用ボイラにおいて、今後中間負荷運用による
DSS運転で起動停止回数増加に対する、耐力向上の面
で有利な要因となる。
第1B図、第1C図および第1D図参照)を保ちながら
、その末端に6m以上、好ましくは10m以上の曲線仕
上げを施せるため、第3図のグラフに示すように、応力
集中係数を1に近づけることができる。このことは、特
に火力発電用ボイラにおいて、今後中間負荷運用による
DSS運転で起動停止回数増加に対する、耐力向上の面
で有利な要因となる。
ボイラの測水壁下部について説明したが、この構造は、
氷壁ミキシング部、氷壁上部、ケージ壁、天井壁にも採
用できる。特にパネルの継ぎ部、氷壁とケージの継ぎ部
等、発生応力の大きい部分への採用が効果が大きい。
氷壁ミキシング部、氷壁上部、ケージ壁、天井壁にも採
用できる。特にパネルの継ぎ部、氷壁とケージの継ぎ部
等、発生応力の大きい部分への採用が効果が大きい。
本発明によれば、管ピッチ、本体構造などを変えること
なくメンブレン端部の応力集中の低減を図ることができ
るので、氷壁、ケージ壁のクラック、リーク事故防止に
効果がある。
なくメンブレン端部の応力集中の低減を図ることができ
るので、氷壁、ケージ壁のクラック、リーク事故防止に
効果がある。
第1図は、本発明になるメンブレン端部構造を示す図、
第1A図、第1B図、第1C図および第1D図は、それ
ぞれ第1図のA−A、B−B、C−CおよびD−D矢視
断面図、第2図は、ボイラの構造を示す図、第2A図は
、測水壁とメンブレン壁の構造図、第2B図は、第2A
図のX−X矢視断面図、第3図は、従来のメンブレン端
部構造図、第4図は、メンブレン端部の曲線部Rの仕上
げ半径rと応力集中係数の関係を示す図である。 14・・・メンブレンバー、15・・・W、16・・・
溶接部、17・・・メンブレン端部ピース、18・・・
曲線加工。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第2A図 第28図
第1A図、第1B図、第1C図および第1D図は、それ
ぞれ第1図のA−A、B−B、C−CおよびD−D矢視
断面図、第2図は、ボイラの構造を示す図、第2A図は
、測水壁とメンブレン壁の構造図、第2B図は、第2A
図のX−X矢視断面図、第3図は、従来のメンブレン端
部構造図、第4図は、メンブレン端部の曲線部Rの仕上
げ半径rと応力集中係数の関係を示す図である。 14・・・メンブレンバー、15・・・W、16・・・
溶接部、17・・・メンブレン端部ピース、18・・・
曲線加工。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第2A図 第28図
Claims (1)
- (1)管と管をメンブレンバーで壁状に接続したメンブ
レン壁構造体において、前記メンブレンバーの端部に、
ゆるやかな曲面加工を施したメンブレン端部ピースを溶
接によって一体的に接続し、該メンブレン端部ピースの
先端部に6mm以上の曲率半径を有するアール状の切欠
部を設けたことを特徴とするメンブレン壁構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28910187A JPH01131814A (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | メンブレン壁構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28910187A JPH01131814A (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | メンブレン壁構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01131814A true JPH01131814A (ja) | 1989-05-24 |
Family
ID=17738806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28910187A Pending JPH01131814A (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | メンブレン壁構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01131814A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012127604A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ボイラ側壁の製造方法及びボイラ側壁用フィン |
CN105026523A (zh) * | 2013-03-07 | 2015-11-04 | 斗山重工业株式会社 | 膜式水冷壁制造方法,用于制造输送导管的弯管装置及利用其的输送导管制造方法 |
JP2020118353A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ボイラ |
JP2023140935A (ja) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | 富士岐工産株式会社 | 水冷壁及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-11-16 JP JP28910187A patent/JPH01131814A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012127604A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ボイラ側壁の製造方法及びボイラ側壁用フィン |
CN105026523A (zh) * | 2013-03-07 | 2015-11-04 | 斗山重工业株式会社 | 膜式水冷壁制造方法,用于制造输送导管的弯管装置及利用其的输送导管制造方法 |
JP2020118353A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ボイラ |
JP2023140935A (ja) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | 富士岐工産株式会社 | 水冷壁及びその製造方法 |
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