JP2002174401A - ボイラ火炉壁のメンブレンパネル構造 - Google Patents

ボイラ火炉壁のメンブレンパネル構造

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JP2002174401A
JP2002174401A JP2000374735A JP2000374735A JP2002174401A JP 2002174401 A JP2002174401 A JP 2002174401A JP 2000374735 A JP2000374735 A JP 2000374735A JP 2000374735 A JP2000374735 A JP 2000374735A JP 2002174401 A JP2002174401 A JP 2002174401A
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membrane bar
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Masamitsu Hashimoto
昌光 橋本
Shinichi Mikamo
伸一 三鴨
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火炉壁の伝熱管とメンブレンバーの結合部な
どに存在するメンブレンバーの止端部、特に伝熱管側に
おける亀裂の発生を防止し、信頼性の高い或いはメンテ
ナンスの必要性の無いボイラ火炉壁構造を提供するこ
と。 【解決手段】 メンブレンバー3の肉厚部側に接続する
伝熱管1aの内径t、肉薄部側に接続する伝熱管1bの
内径tにt>tの関係があると、厚さが同じメンブ
レンバー2に比較して伝熱管1aとメンブレンバー3の
接続部の発生応力が低くなり、メンブレンバー3の応力
分布は全体的に比較的均一になり、この部位の信頼性が
向上する。更に、メンブレンバー3の端面の肉厚を適当
に設定することにより、最大応力発生部位はメンブレン
バー3の端面側から中央部に移動する。このため、従来
技術のように伝熱管1とメンブレンバー2の境界部16
に亀裂が発生しなくなるとともに、定期検査時にはメン
ブレンバー3の中央部付近のみの検査を行えばよいの
で、部材の損傷評価が極めて容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の伝熱管とメン
ブレンバーで構成されるボイラ炉壁のメンブレンパネル
構造に係り、特に伝熱管とメンブレンバーとの溶接部に
おける亀裂発生及び発生した亀裂が大きくなることを防
止できるボイラ火炉壁のメンブレンパネル構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2に発電所用ボイラの燃焼室及び火炉
全体の外観構造を示す。この種のボイラにおいては、内
部に水、水・蒸気混合物又は蒸気が流れる伝熱管が複数
設置されている。図9には図2に示す燃焼室及び火炉全
体の外観構造の伝熱管とメンブレンバーで構成されるボ
イラ炉壁のメンブレンパネル構造を示す。
【0003】隣接する2つの伝熱管1、1の間に配され
るメンブレンバー2の端部を溶接で接合したメンブレン
パネルで図2に示すボイラの前壁4、側壁12、ケージ
壁5、ケージ底部壁6及び天井壁7などの壁面ができて
おり、これらの壁面で気密性の高い箱形の燃焼室及び火
炉が構成されている。
【0004】図3に側壁12とケージ壁5の接続部付近
の詳細図を示す。複数の水壁管9、ケージ側壁管10お
よびケージ底部管13の両側に、それぞれ伝熱効果を上
げるためメンブレンバー2と呼ばれる板又は平網を配
し、管9、10及び13とメンブレンバー2の軸方向の
接続部分を溶接によって結合し、機密性を有する一体の
燃焼室を形成している。なお、ケージ側壁管10の下端
部にはケージ側管寄せ14が設けられている。
【0005】図2に示す円で囲まれた領域は3種類の管
群(水壁管9、ケージ側壁管10及びケージ底部管1
3)が3次元的に合体した結合部8であり、この結合部
8は複雑な構造をしていることから、構造物としては強
度的に最も注意しなければならない形状不連続部を形成
する。
【0006】このようなボイラの燃焼室及び火炉におい
ては、前壁4、側壁12に設けられる水壁管9、ケージ
側壁5に設けられるケージ側壁管10及びケージ底部壁
6に設けられるケージ底部管13の温度差から熱変形が
生じ、側壁12とケージ側壁5の結合部8及びケージ側
壁5とケージ底部壁6の結合部8を含む領域に亀裂が発
生する場合がある。
【0007】検査時に発見されたメンブレンパネルの亀
裂は、その都度補修され、更に適宜補強も施されている
が、補修及び補強後も定期検査を行うたびに、同一個所
のケージ側壁5とケージ底部壁6の結合部8等に新たな
亀裂が発見され、亀裂の削除と補修に多大の時間と費用
を要しているのが現状である。
【0008】ケージ側壁5とケージ底部壁6の結合部8
は形状が不連続なことから応力が集中しやすい形状をし
ており、ボイラ運転時と運転停止時の伸び差から前記結
合部8を広げようとする力とケージ側壁5とケージ底部
壁6の温度差による伸び差から生じる前記結合部8にせ
ん断力とが複雑に関係して働き、結合部8に亀裂が発生
する。
【0009】更に、ケージ底部壁6は一般的に傾斜が付
いていることからケージ側壁5を構成するメンブレンバ
ー2の下端部は、図3に示すように階段状に長さが異な
っている。このように隣接するメンブレンバー2の長さ
が異なると、メンブレンバー2の端部には隣のメンブレ
ンバー2の長い側のみに応力が集中する。この発生応力
はメンブレンバー2の長さが一定の場合に発生している
応力よりも極めて大きくなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図9に従来のメンブレ
ンパネルの側面図(図9(a))と断面図(図9
(b))を示すが、伝熱管1とメンブレンバー2の接続
部においては、メンブレンバー2の止端部16に応力集
中を緩和させる目的でアール加工が施されているが、そ
の応力緩和の効果は十分でなく、伝熱管1とメンブレン
バー2の止端部16に亀裂15が発生し、伝熱管1やメ
ンブレンバー2に向かって進展していた。
【0011】上述のように、伝熱管1とメンブレンバー
2の止端部16に亀裂15が発生し、特に伝熱管1に向
かって亀裂15が伝播して伝熱管1の内表面まで達する
と、伝熱管1の内部流体である蒸気の漏れが生じ、ボイ
ラの運転停止を余儀なくされることになる。従って、特
に起動と停止の繰り返し頻度が高いボイラプラントでは
運用上の問題点となっている。
【0012】本発明の課題は、火炉壁の伝熱管とメンブ
レンバーの接続部などに存在するメンブレンバーの止端
部での亀裂の発生、特に伝熱管側における亀裂の発生を
防止し、信頼性の高い、メンテナンスの必要性の無いボ
イラ火炉壁のメンブレンパネル構造を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、ボ
イラ火炉壁に複数の伝熱管を併設し、隣接する二つの伝
熱管の間にメンブレンバーを接続して得られるボイラ火
炉壁のメンブレンパネル構造において、隣接する二つの
伝熱管の間に配されるメンブレンバーの両端部の一方の
端部の肉厚(板厚と言うこともある)を他方の端部の肉
厚に比べて厚くしたボイラ火炉壁のメンブレンパネル構
造により解決される。
【0014】また、上記本発明のメンブレンパネル構造
において隣接するメンブレンバーの長さが異なる部位に
おいて、短い方に位置するメンブレンバーの両端部の一
方の端部の肉厚を他方の端部の肉厚よりも厚くする構成
にしても良い。
【0015】
【作用】図4には本発明と従来技術の隣接する2つの伝
熱管1、1の間にメンブレンバー2を溶接で接合したメ
ンブレンパネルを示し、図4(a)、(b)には本発明
の一実施の形態の示し、図4(c)、(d)には従来技
術を示す。図4(a)は本発明の一実施の形態のメンブ
レンパネルの側面図、図4(b)は図4(a)のメンブ
レンパネルのA−A線断面図であり、図4(c)は従来
のメンブレンパネルの側面図、図4(d)は図4(c)
のメンブレンパネルのB−B線断面図である。
【0016】従来、各伝熱管1の熱伸び差から、図4
(c)に示すような均一肉厚のメンブレンバー2の止端
部16には応力集中によって大きな応力が発生してい
た。しかし本発明では図4(a)に示すようにメンブレ
ンバー3の大きな応力が発生する部分に肉厚部3aを設
け、応力集中が生じる伝熱管1側に、メンブレンバー3
の肉厚部3aを溶接接続し、他方の伝熱管1側の溶接接
続部は従来と同じ肉厚にする。
【0017】こうして肉厚部3a側のメンブレンバー3
の止端部16の剛性を強くすることで、従来伝熱管1と
メンブレンバー2の止端部(境界部)にあった最大応力
発生部位の応力を低下させることができる。
【0018】なお、本発明のメンブレンパネルでも応力
集中によって大きな応力が発生するおそれのない伝熱管
1、1の間には従来通りの均一肉厚のメンブレンバー2
を溶接接続する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態であるボイラ
火炉壁に用いられるメンブレンパネルについて図面と共
に説明する。図1(a)にはメンブレンパネルの側面図
を示し、図1(b)には図1(a)のA−A線断面図を
示す。図1に示すメンブレンパネルは隣接する伝熱管
1、1の間に均一肉厚(板厚)のメンブレンバー2を溶
接11により接続したものと肉厚部があるメンブレンバ
ー3を接続したものを組み合わせものである。
【0020】伝熱管1の材質は1Cr−0.5Mo鋼、
寸法は直径(φ)50.8mm×厚さ(t)10.8m
mとした。均一板厚のメンブレンバー2の材質は1Cr
−0.5Mo鋼、寸法は幅50mm×厚さ10mmとし
た。メンブレンバー2、3は伝熱管1に溶接11で接合
している。片方を肉厚にしたメンブレンバー3の材質は
1Cr−0.5Mo鋼、寸法は幅50mm×長さ100
mmで、厚い方の肉厚が20mm、薄い方の肉厚が10
mmとしている。
【0021】図5には本発明の隣接する2つの伝熱管1
a、1bの間に不均一な肉厚のメンブレンバー3を溶接
で接合したメンブレンパネル(図5(a))と従来技術
の隣接する2つの伝熱管1a、1bの間に均一な肉厚の
メンブレンバー2をそれぞれ溶接で接合したメンブレン
パネルの断面図(図5(b))を示し、本発明と従来技
術のメンブレンバー3、2の全幅Bに対する一方の伝熱
管1の接続部からの距離X位置(X≦B)におけるメン
ブレンバー3、2上の発生応力の関係を図5(c)に示
す。
【0022】本発明では伝熱管1aに接続する肉厚部側
のメンブレンバー3の肉厚をtとし伝熱管1bに接続す
る肉薄部側のメンブレンバー3の肉厚をtとし、前記
肉厚比(板厚比)t/to=2.0、t/to=1.5
の場合のデータを示す。なお、従来技術の伝熱管1a、
1bに接続するメンブレンバー2の肉厚はtとする。
【0023】図5(c)から分かるように、従来技術に
おいては伝熱管1aとメンブレンバー2の接続部の発生
応力が高く、メンブレンバー2の前記接続部から離れる
につれて応力は低くなっているが、本発明のメンブレン
パネル構造では、メンブレンバー3の応力分布は全体的
に比較的均一になり、この部位の信頼性が向上する。
【0024】更に、本発明ではメンブレンバー3の両端
部の肉厚を適当な値に設定することにより、最大応力発
生部位はメンブレンバー3の伝熱管1aに接続する肉厚
部側から中央部に移動する。このため、従来技術のよう
に伝熱管1とメンブレンバー2の境界部16に亀裂15
(図9)が発生しなくなるとともに、定期検査時にはメ
ンブレンバー3の中央部付近のみの検査を行えばよいの
で、部材の損傷評価が極めて容易になる。
【0025】なお、図5(b)に示す従来技術では、伝
熱管1a、1bとメンブレンバー2の境界部の発生応力
が高くなる範囲は、メンブレンバー2の伝熱管1a、1
bとの接続部近傍のみであるので、本発明においてメン
ブレンバー3の肉厚を厚くするのは、伝熱管1aとの接
合部近傍のみで十分である。従って、メンブレンバー3
の伝熱管1aとの接合部から十分離れた部位は従来技術
のような一定厚さにしても良い。
【0026】従来技術では伝熱管1aとメンブレンバー
2の止端部16に発生していた高い応力が本発明ではメ
ンブレンバー3の板厚を厚くすることによって低減され
ており、全体的に均一な応力分布になっていることが図
5(c)から分かる。更に本実施の形態の場合ではメン
ブレンバー3の中央部分の発生応力が最も大きくなって
いる。メンブレンバー3の中央部分の発生応力が両端の
発生応力よりも大きくなるのは、図5(c)に示すよう
に、メンブレンバー3の板厚比t/toが1.5以上の
場合であった。
【0027】このように、適当なメンブレンバー3の板
厚を適切な値に設定することにより、最大応力発生部位
が伝熱管1とメンブレンバー3の止端部16ではなくな
り、伝熱管1に亀裂15(図9)が発生・進展すること
が無くなり、伝熱管1からの蒸気の漏洩などが防げる。
これによって、信頼性の高い或いはメンテナンスの必要
性の少ないボイラ火炉壁構造を提供することが可能にな
る。
【0028】本発明において、メンブレンバー3の伝熱
管1a、1bとの接続部(両端部)の板厚比t/toは
伝熱管1a、1bとメンブレンバー3の接続部の発生応
力に大きく影響する。この板厚比t/toが小さすぎる
と、その効果は十分でなく、逆に大きすぎても反対側
(薄い側)の伝熱管1とメンブレンバー3の結合部(境
界部)の発生応力が大きくなってくるので注意が必要で
ある。
【0029】板厚比t/toに対する伝熱管1a、1b
とメンブレンバー3の接続部(境界部)の発生応力変化
を図6に示す。
【0030】図6(a)には隣接する2つの伝熱管1
a、1bの間にメンブレンバー3を溶接で接合したメン
ブレンパネルの断面図を、伝熱管1a、1bとの接続部
でのメンブレンバー3の板厚比t/toを変化させたと
きの各接続部A点とB点での発生応力の変化を図6
(b))に示す。
【0031】図6から分かるようにメンブレンバー3の
板厚比t/toが大きくなるにつれてA点の発生応力は
低下しており、B点の発生応力は逆に上昇している。ま
た、A点の発生応力は肉厚(板厚)変化の初期で大きく
低減されていることが分かる。更に、板厚比t/toが
3.0を超えると、A点よりもB点の発生応力の方が大
きくなっている。このことから、メンブレンバー3の板
厚比t/toは3.0以下に抑えることが望ましいと言
える。なお、図5と図6のグラフは有限要素法の解析結
果である。
【0032】本発明の他の実施の形態を図7に示す。図
7(a)は伝熱管1、1a、1bの間にメンブレンバー
2、3を溶接で接合したメンブレンパネルの側面図であ
り、図7(b)は図7(a)のA−A線矢視図、図7
(c)は図7(a)のB−B線矢視図である。
【0033】図7に示す実施の形態は、応力発生部位の
メンブレンバー3を、その一方の端部側を肉厚にし、応
力発生が比較的少ない部位のメンブレンバー2を従来と
同様に均一肉厚のものを用いる。また。肉厚を厚くする
メンブレンバー3のパネル片面だけを厚くさせた例であ
る。本実施の形態においても、上述の図1、図5、図6
などに示す実施の形態の場合と同様に、伝熱管1a、1
bとメンブレンバー3の止端部(境界部)16に位置す
る応力発生部位の発生応力は、板厚が一定な従来技術の
メンブレンバー2の場合に比べて低下した。
【0034】更に、図7に示す実施の形態のようにメン
ブレンバー3の高応力発生側の肉厚を片側だけ厚くした
場合においても、肉厚を適当に設定することで亀裂が発
生する部位が伝熱管1とメンブレンバー2の止端部16
からメンブレンバー3の中央部に移動する。前記肉厚を
適当に設定する方法は有限要素法によって行う。
【0035】従って、定期検査時等にはメンブレンバー
3の中央部分のみの検査を行えば良く、メンブレンバー
端部検査の時間短縮や省力化が図れる。
【0036】本発明の別の実施の形態を図8に示す。図
8(a)は伝熱管1、1a、1bの間にメンブレンバー
2、3を溶接で接合したメンブレンパネルの側面図であ
り、図8(b)は図8(a)のA−A線矢視図、図8
(c)は図8(a)のB−B線矢視図である。
【0037】図8に示す実施の形態は、メンブレンバー
3の端面(伝熱管1との接続部)の肉厚を厚くする場
合、伝熱管1a付近の止端部16付近のみを厚くした例
である。本実施の形態においても、上述の実施の形態の
場合と同様に、伝熱管1aとメンブレンバー3の肉厚側
の止端部16での発生応力は、他の部位に設けられる肉
厚が一定なメンブレンバー2の場合に比べて低下してい
た。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、伝熱管とメンブレンバ
ーの接続部などに存在するメンブレンバーの止端部での
亀裂の発生、特に伝熱管側における亀裂の発生を防止
し、信頼性の高い、メンテナンスの必要性の無いボイラ
燃焼室及び火炉壁構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のメンブレンバー構造の
メンブレンパネルの側面図(図1(a))と図1(a)
のA−A線断面図(図1(b))である。
【図2】 発電所用ボイラの燃焼室及び火炉全体の外観
構造図である。
【図3】 発電所用ボイラの燃焼室及び火炉の管壁結合
部の詳細図である。
【図4】 本発明の実施の形態のメンブレンバー構造の
メンブレンパネルの側面図(図4(a))と図4(a)
のA−A線断面図(図4(b))と従来技術のメンブレ
ンパネルの側面図(図4(c))と図4(c)のB−B
線断面図(図4(d))である。
【図5】 本発明の実施の形態のメンブレンパネルの断
面図(図5(a))と従来技術のメンブレンパネルの断
面図(図5(b))と本発明と従来技術のメンブレンバ
ーの発生応力分布図(図5(c))である。
【図6】 本発明の実施の形態のメンブレンパネルの断
面図(図6(a))とメンブレンバーの両端部の発生応
力分布図(図6(b))である。
【図7】 本発明の実施の形態のメンブレンバー構造の
メンブレンパネルの側面図(図7(a))と図7(a)
のA−A線断面図(図7(b))と図7(a)のB−B
線断面図(図7(c))である。
【図8】 本発明の実施の形態のメンブレンバー構造の
メンブレンパネルの側面図(図8(a))と図8(a)
のA−A線断面図(図8(b))と図8(a)のB−B
線断面図(図8(c))である。
【図9】 従来技術のメンブレンパネルの側面図(図9
(a))と断面図(図9(b))である。
【符号の説明】
1 伝熱管 2 メンブレンバー 3 メンブレンバー(異形) 3a メンブレンバー肉厚部 4 前壁 5 ケージ側壁 6 ケージ底部壁 7 天井壁 8 応力が集中する領
域 9 水壁管 10 ケージ側壁管 11 溶接部 12 側壁 13 ケージ底部管 14 ケージ側壁管寄
せ 11 亀裂 16 止端部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラ火炉壁に複数の伝熱管を併設し、
    隣接する二つの伝熱管の間にメンブレンバーを接続して
    得られるボイラ火炉壁のメンブレンパネル構造におい
    て、 隣接する二つの伝熱管の間に配されるメンブレンバーの
    両端部の一方の端部の肉厚を他方の端部の肉厚に比べて
    厚くしたことを特徴とするボイラ火炉壁のメンブレンパ
    ネル構造。
  2. 【請求項2】 隣接するメンブレンバーの長さが異なる
    部位において、短い方に位置するメンブレンバーの両端
    部の一方の端部の肉厚を他方の端部の肉厚よりも厚くし
    たことを特徴とする請求項1記載のボイラ火炉壁のメン
    ブレンパネル構造。
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