JPH01131119A - 二本鎖rnaを含んで成る非経口投与剤 - Google Patents

二本鎖rnaを含んで成る非経口投与剤

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JPH01131119A
JPH01131119A JP63200250A JP20025088A JPH01131119A JP H01131119 A JPH01131119 A JP H01131119A JP 63200250 A JP63200250 A JP 63200250A JP 20025088 A JP20025088 A JP 20025088A JP H01131119 A JPH01131119 A JP H01131119A
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dsrna
disease
double
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stranded rna
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William A Carter
ウイリアム エー.カーター
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 涙、膣分泌物、及び男性射出物(精子が濃縮されたもの
)を包含する生物学的流体は、種々の懸念される疾患を
惹起しそして伝播する種々の微生物(真菌、細菌、ウィ
ルス)を含有する場合がある。治療に対して自己を比較
的接近しがたくする微生物の隠遁性のためにその限定さ
れた価値にもかかわらず、局所的又は直接的抗−微生物
処置(泡剤、スプレー等)がしばしば用いられる。それ
らが惹起する局所的刺激及びアレルギー反応を惹起する
それらの高められた能力のため局所適用も制限される。
発明者はこの明細書中で、性交中に規則的に交換される
流体を含′む種々の生物学的流体中への宿主防御介在物
質の予想外の放出をもたらす二本鎖RNA (dsRN
A)の非経口的投与経路を記載する。従って本発明者は
、性病症、ヘルペス及びヒト免疫不全ウィルス等により
惹起される疾患を包含する種々の疾患に関連する生物を
含む種々の生物の感染及び伝播を減少せしめる新規な技
法を記載する。
(発明の背景) 感染及び癌の除去において必須の役割を演する新しい生
成物はいわゆる免疫調節物質(immuno−modu
lators) 、例えばインターフェロン(IFN)
、インターロイキン(I L)及び腫瘍壊死因子(T 
N F )である。これらは、体の自然の疾患防御努力
を強化し又は開始させる蛋白質性薬物である。しかしな
がら、これらの蛋白質含有物は血液系に吸収される前に
胃において破壊されるため、これらを液体又は錠剤の形
で与えることは一般にできない。さらに、これらの非経
口的(静豚内、筋肉内又は皮下)投与はまた、特に高い
薬物濃度又は非常に長い治療期間の場合に、やっかいな
副作用をもたらすことがある。従って、皮膚又は眼に使
用するため、そして特に種々の性病と闘うための局所活
性調製物中薬物を開発することを研究者は試みてきた。
例えば、Rapp及び讐rpos(Anti−micr
obial Agents and Chemothe
rapy+ Vo128.449頁、1985)は、抗
ウィルス剤(IFN)を非イオン性界面活性剤(その主
たる目的は性交中に一方又は両者をヘルペスウィルスの
伝播から保護ためである)と組み合わせた避妊泡剤又は
クリームを記載した。この様な局所適用調製物の相対的
な有効性は説明されていないが、しかしながら、局所的
に適用される抗ウイルス調製物を前もって使用すること
は限定された成功を伴うに過ぎない。この様な方法の制
限には幾つかのウィルス粒子の隠遁性(医薬に接近でき
ない)、及びなんらの持続的な療法応答も生じさせそう
にない体の感染した領域の局所免疫活性の低下が含まれ
る。
IFNに感受性のウィルスにより感染された組織、例え
ば皮膚、眼及び粘膜のウィルス(例えば単純ヘルペス)
感染は、Field等の米国特許隘4.283,398
中に記載されている徐放性制剤中dsRNA、通常はp
oly 1.Cであるインターフェロン誘導物質の局所
用組成物により治療される。特許文献はまた、単純ヘル
ペスに対する不活性化剤とてし局所適用抗ウィルス剤、
例えば非イオン性界面活性剤を、例えば米国特許許Na
4,020,183 (Asculai等)において単
独について、又は米国特許1に4,507.281(A
sculai等)においてインターフェロンとの組み合
わせについて、記載している。
本発明者は従来の方法及び材料に内在するこれらの限界
を驚くべき新しい一部の観察により克服する。ここで本
発明者は、dsRNAの非経口投与が、脳血液関門を容
易に通過しそして唾液、涙、脩液、景液滲出物等を包含
する区画された(compartmen−talize
d)流体に入る生物活性dsRNA断片放出を惹起する
ことを示す。これらの疾患に対抗する調節物質は、流体
それ自体中に無傷の検出可能なdsRNAが存在しなく
ても、種々の生物学的流体中に入る。
この明細書において使用する場合、“区画された体流体
゛なる語は全身的血液循環の外にある局在化された体流
体を意味する。これらの区画された体流体には、漿膜表
面、粘膜表面、滑脱、尿道表面、頚骨面上の流体、脳脊
髄液、及び眼内液が含まれる。
本発明者は特に、性器−尿管系内でウィルスを直接攻撃
しそして同時に局部免疫系を武装する調節物質(med
 ia tor)の苦心の作を示す。本発明の実施によ
り、本発明者は、彼自身に又は彼の性交渉の相手に種々
の懸念される疾患を生じさせるかも知れないウィルス(
HIV、ヘルペスウィルス及びサイトメガロウィルスを
含む)の本質的に高いレベルを本質的に減少せしめ又は
男性射出物からおそらく根絶することを劇的に例示する
。本発明は滲出液、又は漏出液(関節)及び脳脊髄液中
の疾患を抑制する調節物質の生産にも直接関連する。
従って本発明は、種々の疾患、例えば種々の関節炎及び
中枢神経系疾患に直接関連する。
1987年3月11日に公開された”Modulati
on ofVirus−Related Events
 by Double−5tranded RNA5”
と題するヨーロッパ出願公開NIO213921におい
て、本発明者は、dsRNAによる、特にプロトタイプ
dsRN^としてアンプリゲンを用いるヒト細胞培養物
中でのHIVの阻害を記載している。
予防のために疾患に暴露される前に又は治療のために疾
患に接触した後に個体の免疫系を武装しそして天然抗ウ
イルス経路を活性化するための方法が記載される。この
活性化の目的は、後に説明するように局在化された体区
画(body compartment)中の生物学的
流体を包含する種々の生物学的流体中に疾患抑制調節物
質(mediator)を放出するように患者の体を誘
導することである。後でより詳しく説明するように、d
sRNA、好ましくはミスマツチdsRNAの非経口投
与は、流体それ自体中に検出可能な無傷のdsRNAが
存在しない場合でさえ、生物学的流体中に、時として疾
患抑制調節物質(disease−fighting 
mediator)と称される生物活性dsRNA断片
の放出を惹起する。これらの生物活性dsRNA断片は
脳血管関門を容易に通過し、そして組織により一般血液
循環から分離されておりそして所望の流体中に位置する
他の体区画に入る。
生物学的流体中の不活性な宿主/患者防御調節物質を測
定し、そしてもし不十分であれば、1又は複数の病原体
の量を減少せしめそして/又は疾患過程を低下せしめそ
して必要なdsRNA又はその生物活性断片を回復する
ために十分な時間及び■においてdsRNAを投与し、
これによって被験流体中の防御調節物質の生化学的パラ
メーターを改良する診断試験方法も記載される。
この発明の方法により治療され、そして/又は診断され
る疾患はウィルス性のもの、例えばサイトメガロウィル
スを包含するヘルペス科のウィルスの疾患、HIVを包
含するレトロウィルス科のウィルスの疾患、関節不全の
ごとく炎症性疾患、感受性細菌種の疾患、又は真菌もし
くは原生動物性の疾患であることができる。
血液流の外で生物学的流体中に潜在的に隠遁している広
範囲の種類の病原体が存在する。これらの区画された生
物学的流体(血液を除く)は通常、全身的に投与された
薬物巨大分子(蛋白質、核酸等)に接近することができ
ない。この明細書において用いられそして医学分野にお
いて理解されるように、“非経口的投与”とは例えば静
脈内注入により直接血液中に入れること、又は血液に容
易に接近し得る区画に入れられること、例えば最初の筋
肉内又は皮下投与(注射)により薬剤巨大分子を投与す
ることを意味する。さらに、この様な高分子量の巨大分
子は、もし適切に封入されており、腸内コートされてお
り又は保護されており、あるいは上部胃腸管中で遭遇さ
れるpH及び酵素のごとき破壊力に比較的耐性にされて
いれば、経口投与することができる。この様な投与態様
のすべてが、最終的には血流中にわずかに検出可能なレ
ベルの巨大分子をもたらすであろうが、他の生物学的流
体(漿液性の)中では必ずしもそうではなく、少なくと
も高度に生物活性の形態又は配置では検出されないであ
ろう。
この様な遠位の区画化された流体への到達が不可能なこ
とは、体の1つの区画から他の区画へ病原体が容易に移
行すること(すなわち、病原体の拡散)から種々の体区
画(G −tJ管、関節、口腔、CNS等)を保護する
ために役立つ物理的障壁(膜、細胞等)に大きく起因す
る。従って、この様な物理的障壁は疾患を局在化しそし
てウィルスのごとき微生物の拡散を低下せしめる点にお
いてヒトのために自明の価値を有するが、この様な障壁
は(a)巨大分子であり(常にそうとは限らないが)、
そして(b)細胞/膜勾配を含む“障壁”を容易に通過
することができない傾向を有する免疫調節物質(imm
unomodulator)のごとき疾患を抑制する物
質の容易な拡散に対する有意な障害として機能する。従
って、多くの研究者がタンポン、コンドームのごとき生
理的に許容されるキャリヤーを介して局在する体区画に
直接、免疫調節物質/抗ウィルス剤/抗癌化合物を供給
する方法を探索している。今日まで、この様な方法は限
られた成功を修めているに過ぎない。
驚くべき広範囲の種類の病原微生物が人体へ・の最初の
入口部分としての漿液区画に隠遁している。
性器伝染(性交関連の)は明らかに特に、クラミジア(
腰部炎症疾患に関連する)及び種々のウィルスに関して
警告的である。例えば、性器ヘルペス及び口内ヘルペス
、サイトメガロウィルス、性器症及びレトロウィルス(
特にHIV)は驚くべき速度で伝染し、そしてインター
フェロンを基礎とする局所調製物又はインターフェロン
誘導物質の局所調製物のごとき方法が決定的な治療又は
予防法であることを示す証拠は現在存在しない。
従って本発明の目的は、患者の体全体にわたる種々の漿
液中に疾患抑制調節物質を効果的に生産する治療方法を
考案することである。この治療は単独で使用され、又は
局所治療と組み合わせて使用される。本発明の追加の価
値は、インターフェロン惑受性疾患に対する局所的保護
のさらなる段階が望まれる場合、インターフェロンで含
浸されたタンポンのごとき伝統的な方法と共に実施する
ことができることである。
本発明者は、癌及びウィルス性疾患の両者に対する体防
御機構に関連する鍵となる酵素(RNアーゼし)が促進
された且つ見かけ上制御されない態様で機能する、今ま
で検出されなかった生化学的異状を観察した。これらの
及び他の観察が、1987年7月17日に出願された”
Double−5trandedRNA Correc
tion of Aberrant Metaboli
c Pathways八5sociaへed  wit
h  Uncontrolled  Tumor  C
e1l  andVirus Grouth Cycl
es”と題する本発明者の係属中の米国特許出願11h
074,649に記載されている。別個の実験において
、本発明者はウィルスの攻撃に対抗するこれら2種類の
異る細胞(異状なRNNアーゼを有する細胞)の能力を
比較した。本発明者はの観察によれば、子孫レトロウィ
ルスの力価(収量)が、非常に急速にNCRを生じさせ
る異状なRNアーゼし活性を有する細胞中で有意に高か
った。
上に記載した1987年7月17日の本発明者の米国特
許出願に報告されているように、二本鎖RNA、特にミ
スマツチdsRNAはRNNアーゼの動態及び分解生成
物の正常さを回復する。さらに、二本鎖RNAによる正
常への回復速度をリンホカインへの事前暴露により促進
することができる。
二本BiRNA(dsRNA)は二本鎖合成ポリヌクレ
オチド複合体である。
“ミスマツチdsRNA”とは、相対する鎖間の水素結
合(塩基重層)が比較的無傷であり、すなわち29個の
連続する塩基残基中平均1未満の塩基によって中断され
ているものを意味する。“ミスマツチ”は、リボヌクレ
アーゼによる消化に対するdsRNAの弱点を提供する
鎖の内側のふくらみ(in−pouching)又は外
側のふくらみ(out−pouching)によるRN
A二重らせんの正常な幾何学配置の中断である。従って
“ミスマツチdsRNA″は理解されるべきである。
dsRNAは、例えば5塩基中1塩基〜30塩基中1塩
基のウラシル塩基又はグアニジン塩基を含有するポリイ
ノシン酸とポリシチジル酸との複合体(poly l 
poly(C4−zq X>O又はG))であることが
できる。
dsRNAは一般式、1..(C11−14,U)、、
、又はrln’(C+□、U)。で表わされるものであ
ることができる。
nの値は4〜29である。dsRNAの他の適当な例を
後に記載する。
この発明における使用のために好ましいミスマツチミス
マツチdsRNAはpoly(C,、G) (式中nは
4〜29の値の整数である)から選択されたコポリヌク
レオチドに基礎を置き、そしてrI、、・rC,lを変
形してポリリボシチジル酸L Cn)鎖にそって不対合
塩基(ウラシル又はグアニジンを導入することによって
形成されたポリリボイノシン酸とポリリボシチジル酸と
の複合体のミスマツチ類似体である。あるいは、pol
y(1) ・poly(C)dsRNAから、例えば2
’−0−メチルリボシル残基を含めることによってポリ
リボイノシン酸(r 1 n)のリボシル主鎖を変形す
ることにより透導することができる。これらのin・r
 Cnのミスマツチ妻旧以体は、その好ましい1つが一
般式r[7,(Cz−+a、U)−及び−[−、r(C
29,G)、、で表わされ、Carter及びTs’。
の米国特許魚4,130,641及び阻4,024,2
22に記載されている。これらの特許明細書中に記載さ
れているdsRNAは一般に本発明に従って使用するた
めに好ましい。
・好ましいミスマツチdsRNA (、l−6(C+z
、U)−)において、6〜12塩基対の中断されない連
続からなる領域、すなわちRNAらせんの0.5〜1回
転、はリンホカインの放出を惹起する生物的引金(bi
o−Lriger)として及び自然の抗ウイルス経路を
構成する酵素の義務的な細胞内コファクターとして機能
する。ウラシル残基から成るミスマツチ領域は、dsR
NAの加水分解を促進しそして毒性を防止するためにポ
リピリミジン鎖中に周期的に挿入される。
本発明において使用されるミスマツチdsRN^の他の
例は次の通りである。
poly(1) ・poly(Ca、II)poly(
T) ・poly(C7,U)poly(1) ・po
ly(C++、U)poly(1) ・poly(Cz
z、U)poly(1) Hpoly(Czo、G)p
oly(1) ・poly(Czq、G)及びpoly
(1) ・poly(C,)  23 Gapこの明細
書中で検討する様に、リンホカインはインターフェロン
、好ましくはインターフェロン−α、インターロイキン
、特にインターロイキン−2及び組み換えインターロイ
キン(,4L−2)、並びに腫瘍壊死因子(TNF)を
包含することができる。さらに、リンホカインへの暴露
に応答して動物中で形成されるリンホカインで活性化さ
れたキラー(LAK)細胞も含まれる。逆転写酵素の阻
害剤、例えば3′−アジド−3′−デオキシチミジン(
AZT)をリンホカインに加えて、又はその代りに製剤
に含めることができる。
リンホカインとしてインターフェロン(α)が使用され
る場合、患者の体液ml当り0.01−100,000
IRUO量が与えられる。リンホカインがIL−2、好
ましくは、IL−2である場合、投与される量は患者の
体重kg当り約10”1L−2ユニ、ト〜その患者にお
ける許容されないレベルの毒性に達する値までであり、
この上昇は106IL−2ユニツトと高いことができる
。しかしながら、最も効果的な、毒性反応が抑制できる
値は体重当り約103〜約10’1L−2の範囲である
投与されるdsRNAの通常の量は患者の体液−当り0
.1〜1,000μgのdsRNAレベルを与える。体
液なる語は、生物体内を循環しそして組織を浸漬する、
血清、塩、ビタミン等を含む溶液を意味する。
患者の体液の体積は人手可能な表によって決定される。
この表は受容者の体重と体液体積とを関連付けるもので
ありこの体液体積は患者の体液体積と、必要量のdsR
NAとの平衡に用いられる体液体積との合計である。両
方の薬物(dsRNA、並びにリンホカイン及び/又は
逆転写酵素の阻害剤)が投与される場合、これらは通常
混合物として投与されるが、しかしながら別々にしかし
同時に、又は順次に投与することもできる。
dsRNA及びリンホカインの“組み合わせ”投与は、
両方の薬物を療法混合物として一緒に投与する方法、及
び二つの薬物を別々にしかし同時に、すなわち同じ個体
に別々の静脈を通して投与する方法を含む。“組み合わ
せ”投与はさらに、薬物の一方を最初に投与し短時間の
後に他方を投与する分離投与を含む。
本発明の医薬はまた、離れた生物学的流体中の濾過性病
原体、例えば脳脊髄液のごとき生物学的流体中に見出さ
れる濾過性病原体、特にアルツハイマー(Alzhei
mer)病、及び他の徐々に進行する疾患に関連するも
の又は進行する精神的低下を生じさせる“緩慢(slo
w)ウィルス”の病原性を最少にするためにも有効であ
る。
貫−玉 本発明者はミスマツチdsRNA  (アンプリゲン(
八MPLIGEN(IIEM Re5earch In
c、ロックビル、 MDの商標)、式、1.、、(C+
z、u)、のミスマツチdsRNA )を週当り20〜
1000 gの量で40〜70kgの体重の個体群に投
与し、そしてそれらの脩液、特に膣液及び男性射出物を
、dsRNAにより誘導される宿主防御調節物質の存在
について評価した。仲間の9n床試験において、本発明
者は、過程の特異性を決定するためインターフェロン又
はインターロイキンが注入された個体における類似のパ
ラメーターを研究した。光学顕微鏡下において、処置さ
れた患者からj#離された流体は単核細胞、扁平上皮(
女性性器サンプル)及び精子(男性射出物)を包含する
種々の細胞並びに不定形細胞“破片”を含有した。
この様な3人の患者をdsRNAにより種々の期間にわ
たり処置した場合の観察を次の表に要約する。
■上表 区画化された生物学的流体中の回収可能なウィルスのレ
ベルに対する全身的dsRNA処置の効果患者A及びB
は、末梢血単核細胞について最近報告された方法1  
(Carter等、Lancet Voll、 19B
?年6月6日、1287頁)を用いる同時培養により2
.0〜4.0 ccの射出物を測定した場合、射出物か
ら回収可能な高力価のHIV−11[を有していた。要
約すれば、本発明者は、2〜4日間PHAにより刺激さ
れた正常提供者からの血液単核細胞を暴露し、28時間
培養を続け、そして次にエンザイムーリンクド・イムノ
ソルベント・アッセイ(ELIS^)により細胞内ウィ
ルスを測定した。同時培養力価を、負対照値(0,1未
満)を差引いた後のELISAアッセイの平均光学濃度
(490wnにおけるOD)として定義した。患者Cは
膣分泌物中に肛門小胞に関連する慢性H3発現を有して
いた。単純ヘルペスは35m■プレート中に増殖したコ
ンフルエントHEL細胞を用いるRappの方法(Ra
pp等、^nti−microb、 A ants &
 chemoth、、 Vo128.449頁、198
5)により培養した。
第1図及び第2図は、dsRNA rln・r(CIz
+U)+s単独及びリンホカインとの組み合わせの全身
投与の前及び後の患者の液体のHLPC評価の結果を示
している。第1図において、すべてのサンプルは第2図
のカラム4及び5のサンプルと同様TC人及びアセトン
沈澱により調製し;第2図カラム6は下に説明するよう
に標準化された換算を達成するために使用された。図は
次の様に配置される:第1図カラム3は処置前の患者A
であり;カラム2は処置の4週間後であり;そしてカラ
ム1は処置の12週間後であり;第2図においてカラム
5は処置前の患者であり、そしてカラム4は処置中であ
り、カラム6は標準曲線である。第1図及び第2図は前
記の第1表と比較されるべきである。
dsRNAの全身投与後の高圧液体クロマトグラフィー
(HPLC)による患者サンプルの評価は宿主防御調節
物質の増強を示す。患者の膣液(11kL3 )及び射
出液(Ilhl及び2)を、本発明者が最近末梢血単球
細胞について記載したような(Carter等、Lan
cet、前に引用;さらににariko等、Bioch
em。
Bio h s、Res、comm、+ Vol、12
8. 695頁、1985 ;及び5uhadolni
k等、Biochemistr 、 Vol、22.4
153頁、1983)天然(2’−5’オリゴA/RN
アーゼL)抗ウイルス経路の種々の成分について評価し
た。
結果を第1図A、B及びCにグラフとして示す。
本発明者は特に、dsRNA投与前のすべての系成分の
かろうじて検出し得る活性を見出した。しかしながら、
dsRNAの全身投与の間、本発明者は第1図及び第2
図に示すようにこれらの漿液中の調節物質の特異的富化
を観察した。これはこれらの同じ部位(第1表)中及び
検出可能な巨大分子dsRNAの完全な不存在下でのウ
ィルス発現の減少と動的に連動した。これらの値は、本
発明者が前に報告した(Brodsky等、J、Bio
l、Res onse Mod土fieres。
Vol、4.669頁、1985)迅速プロッティング
及び液体シンチレーション分光法により測定した。゛過
程の特異性を評価するため、本発明者はまた、種々のイ
ンターフェロン及びインターロイキンの高投与量(< 
l 0m1l IRU(d))により処置された類似の
個体(又は動物)を研究したが、しかしこれらの区画さ
れた流体中での疾患を抑制する調節物質の増強を示すこ
とに失敗した。しかしながら、本発明者が全身的に注射
されたリンホカインをミスマツチdsRNAと組合わせ
た場合、これらの区画された流体中の調節物質の検出速
度が顕著に加速された。ラジオパインディングアソセイ
、ラジオイミューンアッセイ及びrRNA開裂アッセイ
と組み合わされたIIPLcは、疾患の保護を生じさせ
るに十分な型で体に適用されたdsRNAの結果として
新たな2’−5’オリゴアデニレートの特異的生成を確
認した。後者は第1表に明瞭に示される。
TCA及びアセトン沈澱によるサンプルの調製の後、H
PLCによる同定(Lee及び5uhadolnik、
 Bio−堕明n江LVo1.24.551頁、198
5)を行った。
リン酸アンモニウム1刈行iン夜(50n+M)(pH
7、0)中メタノール及び水のグラジェントを展開する
ことによりウォーターズC1aミクロンボンダパック分
析用カラムを使用した。#6 (第2図)と称するHP
LCの操作は、酵素的に合成された(Layley等、
Euro 、J、Biochem、、Vol143+ 
165頁、1984及びそれに引用された文献)真正p
3A3及び、3A4を用いた標準を示す。臨床単離物は
この特定のIIPLcにおいて6.8分と7.0分の間
、又は約12分に現われるIIPLcピークである。な
ぜなら、これらのピークは最も生物活性の強い調節物質
を示し、すなわちこれらは、それぞれ2’−5’連結さ
れたオリゴアデニレート調節物質のトリマー及びテトラ
マーである真正な2.A、及び、3A4に対応するもの
であるからである。なお、第1表の患者A〔その射精物
が処置後(第1図中カラム3)及び処置後(4週間後は
カラム2.12週間後はカラムl))は、標準的RNア
ーゼし開裂アッセイを用いる場合生物活性2’−5’レ
ベルの漸増、及びHPLCにより決定される場合構造的
に真正な2’−5’A分子の増加レベルを示す。患者A
、!:類似する結果が患者Bについて見られる(結果は
示していない)。
第2表は、全身的dsRN^療法の前(第2図中カラム
5)及びその間(カラム4)の患者Cの膣分泌物につい
て得られた結果を示す。なお、患者Cにおいて、第1表
を第2図と比較することにより、生物活性及び真正な化
学構造の両者として測定された調節物質のレベルが上昇
するに従って、ヘルペスウィルス感染のレベルは1!+
1的に低下する。
特定の理論及び装作方法に依存することを望まないが、
局在下された体区画においてこれらの効果を本発明者が
達成した機構は、少なくとも部分的にはシグナル変換過
程が関与し、これによってdsRNAが血管壁を囲んで
いるか又はその近傍に存在する細胞に作用し、そしてこ
の過程が局在化された区画それ自体中での調節物質の形
成を開始する波状過程を生じさせる、ということの様で
ある。
旌−り 本発明者は、本発明の実施のためにミスマツチdsRN
Aのユニークな構造が最も好都合な態様であることを決
定した。これは、dsRNAのミスマツチが、そうでな
ければ比較的安定なdsRNA?、3J合体中にもろい
領域をもたらし、その結果、d s RN A /Is
さい生物活性断片が、より一層移動しやすく、特定され
た体区画に接近することができ、ここでそれらが局在化
された、高度に特異的な、免疫調節性のそして抗ウイル
ス性の効果を生じさせるためである。そうでなければ分
離されている区画への接近は、本発明者の経験によれば
ほとんどの外的に適用されたdsRNAの性質ではない
この現象を証明するために使用された他の実験の中で、
本発明者は、S1ヌクレアーゼ(dsRNAに対する分
解酵素)に完全に塩基対合したdsRNA(poly 
1. poly C)のアリコートを暴露することによ
り生物分解の生体内条件を刺激し、そしてその結果をミ
スマツチdsRNA(poly 1 ・poly C+
z、11) −のアリコートと比較した。2つの分解曲
線のプロフィールは完全に異り、そして本発明者はこの
差異が非常に異る療法的性質に基くと信する。poly
I−poly C分解曲線は単一特異的であり、そして
単に小さな非生物活性の残留核酸物質を導(。・これに
対して、ミスマツチdsRNAの分解曲線は二相的であ
り、分解曲線の最初の相(第土則)において小さな生物
活性断片が生成し、親分子は約11.0〜15.OSの
沈降値(Sz。1.)(分析的超遠心)に対応する約1
,000塩基対の長さであり、娘生成物(部分的加水分
解生成物)はわずかに50〜100塩基対の長さである
。驚くべきことに、本発明者が見出したところによれば
、ヒトの必須の2′−5’A天然防御系経路の成分部分
の細胞内触媒として高い生物活性をなお発現した。類似
の条件下でSlヌクレアーゼのごときdsRNA分解酵
素の匹敵する量に暴露されたpoly 1.Cのバイア
ルをサンプリングした場合、これらの断片は検出可能に
存在しなかった。
本発明者のミスマツチdsRNA分解曲線の第二朋にお
いて、50未満の塩基対のdsRNAの断片が回収され
た。本発明者は、これらの後者の断片を“ヌクレアーゼ
耐性コアー”と称し、そして本発明者はこの様な残留断
片をpoly 1. poly Cから生じたものと区
別することができなかった。従って、本発明汗は次の様
に結論する。dsRNA (すなわち、ミスマツチds
RNA)のある種の配置の生物分解の間、dsRNAの
生物断片の特定のクラスが生成し、そしてこれらの断片
は、特定のそして予想外の性質、例えば全身循環又は血
液供給外が特定の体液(区画)を効果的に貫通させる能
力を有する。これらの区画は、限定的ではないが、種々
の湘液及び/又は粘質表面、例えば滑表面、尿意表面、
頚骨表面、並びに脳脊髄、及び眼液区画を包含する。
例−」ユ 次に、生物分解過程の間に生ずるdsRNAの新たな分
子種が種々の生物学的(体)流体中の天然防御系(例え
ば、2’−5’A系)の調節物質の予想外に高いレベル
に等与するという予想を評価するため、生体内/生体外
で実験を行った。
ヌクレアーゼによる加水分解に対する二本鎖RNA(d
sRNAの感受性を放射性poly I ・poly 
C1及びミスマツチdsRNAを用いて検討した。(8
−14C)−ポリイノシン酸(比活性3.6μCi−μ
モル)をP−Lバイオケミカルスから購入した。このラ
ベルされたpoly Iは> tooo塩基の長さを有
していた。
(8−”C) poly Iを非ラベル化poly 1
. poly C又はミスマツチdsRNAと混合し、
そしてこの混合物を熱変性し、そしてアニールして放射
性dsRNAを得た。
最初の研究はS1ヌクレアーゼ(E、C,3,1,30
,1)による消化を測定した。S、ヌクレアーゼは単鎖
核酸を消化して二本鎖領域を無傷のまま残す。S1ヌク
レアーゼによるpoly r、 poly Cの消化は
、1分当りdsRNAの1.4%をTCA可溶性にする
速度の一相速度を示した。熱変性の後、加水分解速度は
1.8%/分に上昇した。
ラベルされたミスマツチdsRNAを用いる類似の実験
は、消化の動態が二相的であることを示した。
もとのミスマツチdsRNAの消化は最初の早い消化(
3,2%/分)とそれに続く緩慢な消化(0,5%/分
)から成った。変性されたミスマツチdsRNAは比較
的迅速な分解(4,5%/分)を示した。
もとのpoly 1. poly C及びミスマツチd
sRNAの45分間にわたる全分解は類似していた。前
に報告した様に(Carter等、J、Mo1.Bio
l、、 70 : 567゜1972) 、ミスマツチ
dsRNAの加水分解速度は最初はpoly 1.po
ly Cのそれよりも大であった。しかしながら、ミス
マツチdsRNA分解の二相動態はこの物質及び正しく
そろった(十分に塩基対合したpoly 1. pol
y C分子間の見かけ上の物理的差異を示す。これらの
結果は、これらのdsRNA間のヌクレアーゼ感受性の
差異をもたらす二次構造及び三次構造の有意な差異並、
びにこの明細書に開示される予想外の結果を示唆する。
さらに、ある種のdsRNAの二相部分間の加水分解速
度の有意な6倍の低下及び遅い部分の比較的低い加水分
解は、このクラスのdsRNA中に、poly 1. 
poly C中にはないと思われる相対的にヌクレアー
ゼに対して耐性を有するコアーの存在を示している。
ミスマツチdsRNAのヌクレアーゼ分解はまた、10
%の熱失活ウシ胎児血清又はヒト血清が補充された標準
的′lJi織培養培地(RPMl 1640)を用いて
行われた。この血清はりボヌクレアーゼ源である。
この培地によるミスマツチdsRN^の分解は急速であ
り、このdsRNAの約40%が3分間以内にT’CA
可溶性となった。2時間までのさらなる消化は有意な量
の追加の分解物を生じさせなかった。この培地の逐次的
稀釈及びその後のミスマツチdsRNAの存在下での3
分間のインキュベーションは、1/16稀釈における約
50%の分解を示し、これはさらに濃厚な血清によって
増加しなかった。TCA沈澱性物質の量は長時間及びか
なりの範囲の稀釈にわたって比較的一定のままであるか
ら、TCA沈澱物の長時間の安定性はおそら<TCA可
溶性物質の優先的な分解のためではないであろう。
これらの結果は再びミスマツチdsRN^分子中のヌク
レアーゼ耐性コアーの存在を示唆する。
沈降係数の決定により分子量を測定した。未処理のds
RNAサンプル゛をベックマツ・モデルE超遠心機中で
48.000Rr’M、20°Cにて処理した。沈降系
数をを計算するために8分間融で5時点を用いた。ds
RN^サンプル 0、01Mリン酸ナトリウム、0.001M MgC 
I! 2+  pH7、2)中に0.63のOD2.。
まで(希釈した。S,ヌクレアーゼ処理されたdsRN
Aサンプルを緩衝液A中で0.65のODzhoにて、
52. OOORRMで20℃にて処理した。沈降係数
はhalf−he4ght法及びsecondmome
n を法により計算した。これらの方法により決定され
たdsRNAの沈降係数はそれぞれ12.74及び13
、29であった。S1ヌクレアーゼによる加水分解の後
、half−heigt法によるdsRNAの沈降係数
は6、18に低下し、そしてsecond momen
t法により測定した場合7.21に低下した。これらの
データーは、S1ヌクレアーゼによる処理がミスマツチ
二本鎖RNAを低分子量断片に分解することを示してい
る。
C,  dsRNAのヌクレアーゼ  コアー〇生 ゞ
ヌクレアーゼで消化されたdsRN^の生物活性を、標
準的組織培養腫瘍増殖阻害アッセイにより試験した。d
sRNAを120分間までインキュベートし、そして次
にヒト繊維肉腫細胞系HT1080 C14の増殖を阻
害するために使用した。50Mg/rn!のSlヌクレ
アーゼ消化ミスマツチdsRNAによる処理の72時間
後に見られる未処理対象細胞増殖の%、未処理dsRN
Aは細胞増殖を約50%阻害した。S1ヌクレアーゼ処
理の程度には関係なく、S,ヌクレアーゼで処理された
ミスマツチdsRNAを用いて類似の阻害が見られた。
Slヌクレアーゼ処理と組み合わされた熱変性がミスマ
ツチdsRN^の抗増殖効果を廃止した。
これらの結果は、ミスマツチdsRNAの抗増殖活性が
長時間のヌクレアーゼ処理の後においても維持されるこ
とを示している。ヌクレアーゼ耐性コアーはこの系にお
ける消化の最初の15〜20分間以内に生ずるらしいか
ら、後の時点における増殖阻害は、dsRNAの抗増殖
活性はヌクレアーゼが耐性コアー中に存在し、そしてこ
れは今度は種々の体区画中での生物学的に活性な調節物
質の驚くべき高い収量を説明することができることを示
唆する。
ヌクレアーゼ耐性コアーの生物学的活性をさらに探索す
るため、dsRNAを31ヌクレアーゼにより60分間
消化した。次にこの物質のアリコートエタノール沈澱せ
しめ、この方法によって沈澱しない小さい分解生成物を
潜在的に除去した。生物学的活性の測定として、ヒト−
グリオーマ細胞系A1235を200u/−のもとのd
sRNA % S 1 ヌクレアーゼで消化されたアン
プリゲン、及び消化されエタノール沈澱したdsRNA
で処理した。72時間の培養の後、^1235細胞は了
ンプリゲンにより99.8%、S1ヌクレアーゼ処理ア
ンプリゲンにより78.4%、そしてS1ヌクレアーゼ
処理されエタノール沈澱したアンプリゲンにより84.
4%阻害された。従って、dsRNAの抗増殖活性はこ
れらの異る処理の間維持された。
これらのAl235細胞中で2−5Aシンセターゼ(A
TP:2’−5’−オリゴ(A)アデニリルトランスフ
エラーゼ(EC2,7,7,19) )を誘導するこれ
らの調製物の能力も測定した。細胞ペレットをPBSで
洗浄し、5dの細胞溶解緩衝液(20mM Tris、
  pH7,5、0,1mM EDTA、  0.25
Mシュークロース、50mM  MCI!、  2mM
 Mg(Jz及び1mMDTT)中に再懸濁し、そして
水中に5分間保持した。
PBSで2回洗浄した後、細胞ペレットを0.1 mZ
の緩衝液B (20mM HEPES、 pH7,5,
5mM MgC422゜120mM DTT及び10%
グリセロール)(0,5%のノニデソトーP40を含有
する)中に再)懸濁し、そして氷上に10分間装いて細
胞を溶解せしめた。6分間8000 gにて遠心分離す
ることにより細胞質抽出物を得、そして−70℃にて5
0p!のアリコート中に貯蔵した。
2−5Aシンセターゼを記載されているようにして(S
uhadoln ik等、Biochemistr  
22:4153,1983)測定した。解凍した細胞抽
出物(25μgの蛋白質に相当する)を30μlのバッ
クされたpoly(、I)・polyLc)−アガロー
スと混合し、そして25°Cにて20分間インキュベー
トした。0.4 mZの緩衝液Bで2回洗浄することに
より未結合の蛋白質を除去した。2.5 mM (” 
P ) ATP(0,12Ci/mmole) 。
2、5mM DTT、 3ユニツト/rn!クレアセン
ホスホキナーゼ及び10mMタレアチンホスフエートを
含有する10mの緩衝液Bを添加することにより2′−
5′−オリゴアデニレート(2−5A)の酵素的合成を
開始した。30℃にて20時間のインキュベーションの
後、遠心骨i?1l(3分間、8’OOOg 。
25℃)によりアガロースをペレット化した。上清中の
2−5への混合物を、Doc tsch等、Natur
e291 : 35B、 1981 、により記載され
ているようにしてDEAE−セルロースカラムクロマト
グラフィーにより分析した。生成物の形成は、0.35
M  KGβ緩衝液によりDEAE−セルロースカラム
から除去される放射能の量を全放射能で除すことにより
決定した。
dsRNAヌクレアーゼ処理dsRNAの無細胞抽出物
との酵素インキュベーション中2−5Aの合成、及び沈
澱後のヌクレアーゼ処理dsRNAはATPの2−5A
への転換に対する時間の効果を示す。幾つかの顕著な結
果が存在する。第一に、無細胞抽出液と未処理ミスマツ
チdsRNAとの18時間のインキュベーションの後、
2−5Aシンセターゼの比活性は41.5であった。第
二に、S、ヌクレアーゼ処理の後、ATPの2−5Aへ
の転換の顕著な増加が存在した。例えば、18時間のイ
ンキュベーションの後、比活性は284であり、これは
未処理ミスマツチdsRNAにおいて観察されたそれに
比べて約7倍大であった。第三に、SIヌクレアーゼに
より処理されたdsRNAは沈澱の後、12時間のイン
キュベーションの後に最大の2−5A合成を示した。こ
れらのデーターは、ミスマツチdsRNAのSlヌクレ
アーゼ処理の後に2−5Aのトリマー、テトラマー及び
高級オリコマ−の酵素的合成が有意に増加することを示
している。酵素活性の上界とdsRNAOサイズの減少
との間の正の関係は、アロステリック変性物質、すなわ
ち部分的に分解されたミスマツチdsRNA との相互
作用が存在し、未処理のdsRNAより良好に2−5A
シンセターゼに結合しそれを活性化することができるこ
との証拠である。これに対して、SIヌクレアーゼ処理
ミスマツチdsRNAの低分子■分解生成物が沈澱によ
り除去された場合、12時間のインキュベーション後の
2−5Aの最大合成が存在した。沈澱後の81ヌクレア
ーゼ消化dsRNAのこの最大2−5Aシンセターゼ活
性は、ヌクレアーゼ耐性コアーが、18時間のインキュ
ベーション後のS、ヌクレアーゼ処理ミスマツチdsR
NAによる活性化と同様な方法で2−5A合成を活性化
することができることを示唆している。
これらのデーターはミスマツチdsRNAの生物学的に
活性な断片の存在をrlI!認し、そして生物学的流体
中でのこれらの断片の療法活性の物理的基礎を説明する
。これらのデーターはまた、生物学的に活性な断片が鋭
化合物より活性であることを示している。
貫−玉 この発明をいかに実施することができるかを示す他の例
はサイトメガロウィルス又はCM V (N、Y。
Times、  1988年7月14日、86頁、を参
照のこと、これは性関連疾患の急激な増加を記載してい
る)のごとき性的に伝染する疾患の予防による。サイト
メガロウィルス(ヘルペスウィルス科の構成員)は米国
のみで100万人に影響を及ぼしており、そして不完全
な免疫系を有するヒトは胃腸管の問題を起こし又は盲目
になるかもしれない(いずれもウィルスに感染される様
になる漿液表面、及び多くの全身的に投与された抗ウィ
ルス剤により容易に通過されない区画を有する)。CM
Vは性的に伝染する。長時間にわたって活物活性断片を
生じさせることにより、例えばミスマツチdsRNA 
(アンプリゲン)を投設することにより、非常に高レベ
ルの阻害を達成することができる。例えば、第3図はア
ンプリゲン断片に24時間暴露された場合のCMVの1
00%の阻害を示す。生物活性物質のこの様な制御され
た放出は、相対的に非毒性のdsRNAを使用する場合
、局所的膏薬等によっては容易には達成することができ
ない。
長時間にわたるdsRNAの生物活性断片の生成は、サ
イトメガロウィルスを用いて行われる組織培養研究にお
いて例示され、このウィルスは時として巨大細胞封入体
病とも呼ばれ、これは該ウィルスに感染された拡張され
た細胞中に見出される核内封入体を意味する。ヒトサイ
トメガロウィルスは、ヘルペスウィルス群に関連するか
又はこれに属するウィルスの亜群である。
いたるところに存在するが、性的に伝染されるCMVの
頻度は1988年米国において100万人を超えると最
近報告された。染色は通常は無症状であるが、しかし不
全な免疫系を有するヒトは胃腸の問題又は失明を生じさ
せるかもしれない。新生児は特に感受性であり、そして
CMVは流産、死産又は産後死を惹起するかも知れない
。The MerckManual 14版(1982
) 205〜206頁はこの疾患に対する特定の療法を
与えていない。
この実験において次の方法及び材料を使用した。
ヒト包皮繊維芽細胞(HFF)を新生児から単離し、そ
して10%0%ウシ胎清、2mM  L−グルタミン、
1mMピルビン酸ナトリウム、20Il1M11EPE
s緩衝液、及び抗生物質を補充されたBarle塩を含
む最少必須培地中で低継代(<20)で維持した。細胞
がコンフルエンシーに達した後、これらを上記の様にし
て、但し5%ウシ胎児血清を除去して維持しり。毎週の
細胞アッセイは、細菌及びマイコプラズマ感染について
陰性であった。
研究を通じてヒト−サイトメガロウィルス(CMV。
ATCC#VR−538,AD169株)のストック調
製物を使用した。これはHFFを通しての第二世代から
成り、宿主細胞の75%が細胞変性効果を受けた時に収
穫した。無細胞ストックウィルスを貯蔵チューブから取
り出し、そして−120℃にて維持した。
細菌及びマイコプラズマ無菌試験は陰性であった。
CMVストック調製物の感染力価をHFF細胞上で決定
し、そして4X10’蛍光形成封入体/ml(下記)で
あった。
凍結乾燥した臨床銘柄のアンプリゲン(ミスマツチds
RNA  ; poly I、 poly C+21U
 ; tlem Re5earch社、ロックビル、メ
リーランド、 usA)を使用した。
製造者の指示に従って、アンプリゲンを再溶解し、小分
けし、そして−120℃に貯蔵した。各実験のため、5
0℃の水浴中で渦動しながら新鮮なアリコートを解凍し
た。次に、上記の組織培養培地中に所望の濃度で稀釈し
た。
薬物をHFF細胞と共に種々の条件下でインキエベート
した。これらの変数には、(1)アンプリゲンの濃度、
(2)ウィルス取り込みに関するアンプリゲン暴露の順
、及び(3)HFFがアンプリゲンに暴露される時間の
長さ、が含まれる。
トリバンブルー排除により決定する場合、アンプリゲン
で処理されたHFFの生存性は未処理HFFのそれと同
じくすなわち、〉99%)であった。
コンフルエントHF Fを1ドラム(容量3.7 ml
)シェルバイアル中円形オーバースリップ上で培養した
。シェルバイアルを0.25m1の適当な稀釈のCMV
と共にインキュベートすることによりウィルス感染を開
始した。HFFをCMVに37℃にて1時間700Xg
で暴露してウィルスの取り込みを可能にした。バイアル
を2〜3回洗浄して細胞外ウィルスを除去した。バイア
ルに1mlのm織培養培地を再供給しそして通常18〜
24時間37℃にて72時間インキュベートした。
CMVの複製を次の様にして定量した。100%アセト
ン中でHF Fを固定することによりウィルスの複製を
停止した。付着したHF′Fを含有するカバースリップ
をすすぎ、そして72キロダルトン直接初31Jl(i
mmediate early)蛋白質に対して特異的
な抗−CMVマウスモノクローナル抗体(デュポン)と
共にインキュベートした。FITC−ラベル化抗マウス
I、GF (−b) z (シグマ)の添加により、結
合した抗体を検出した。エビフルオレッセント(epi
fluorescent)顕微鏡を用いて250倍の倍
率で観察した場合、ウィルスが感染した細胞は明るいア
ップルグリーンの核蛍光を示した。CMVが感染した細
胞(すなわち、蛍光核封入体を示すもの)の数を顕微鏡
で計数した。陽性ストック調製物を稀釈して、アンブリ
ゲンの非存在下で24時間のインキュベーションの後カ
バースリップ当り200〜1200個のCMV惑染感染
を生成する様にした。
これは0.04の多重感染度(MOりにより達成された
2枚のカバースリップからのCMV封大体の平均数を決
定し、そしてアンプリゲンを受理しなかった陽性対照の
それと比較した。アンブリゲン又はCMVに暴露されな
かった負対照を平行して評価した。アンプリゲンの抗ウ
ィルス活性を次の式に従って表現した。
CMV封人偉人体害(%)= サイトメガロウィルスによるヒト包皮繊維芽細胞の感染
に対するアンプリゲン前処理の長さの効果を第3図に示
す。ヒト包皮繊維芽細胞の2枚のモルレーヤーを(1)
10μtr/mlのアンプリゲンで前処理する(中空柱
)か、又は(2)100μg/mlで前処理する(斜線
柱)。これはCMVの取り込みに先立って表に示された
間行う。CMV感染の程度を記載されているIFA法に
よりウィルス取り込みの後24時間にわたり決定した。
アンプリゲン処理された培養物についてのカバースリッ
プ当りCMV封人偉人体均数を薬物不合対照のそれと比
較した。この結果は、アンプリゲン前処理の長さはCM
V感染の阻害の程度と直接比例することを示している。
HFFがアンプリゲンにより24時間前処理された場合
に最大CMV阻害が達成される。
この研究は、時間と共に上昇するCMVに対する抗ウイ
ルス効果を発揮するミスマツチdsRNAの能力及び使
用される濃度に関係なく、ミスマツチdsRNAへのC
MV−感受性、並びに相対的に非毒性のdsRNAの局
所投与によっては達成されない持続放出レベルを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、例1の、患者AについてdsRNA投与の前
及び後における天然(2’−5’オリゴA/RNアーゼ
L)抗ウイルス径路の種々の成分について患者の生物学
的流体を測定する高圧クロマトグラフィー(IIPLC
)のグラフである。 第2図は、例1の患者BからのIIPLc分析の結果(
レーン4及び5)並びに標準換算(レーン6)を示すグ
ラフである。 第3図は、例4に記載するように、dsRNAにより処
理された細胞のサイトメガロウィルス感染に対するds
RN^阻害の効果を未処理細胞と比較して示す。 手続補正書(方式) 昭和63年12月1千日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、 事件の表示 昭和63年特許願第200250号 2、発明の名称 二本鎖RNAを含んで成る非経口投与剤3、 補正をす
る者 事件との関係   特許出願人 名称 エイチイーエム リサーチ。 インコーホレイティド 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号5、
補正命令の日付 6、補正の対象 (1)願書の「出願人の代表者」の欄 (2)委任状 (3)明細書 (4)図面(F;)・す 7、補正の内容 (1)(2)  別紙の通り (3)明細書の浄書(内容に変更なし)(4)  図面
の浄書(内容に変更なし)8、添附書類の目録

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、天然抗ウィルス経路を活性化しそして免疫系を防衛
    することによりヒト又は動物の局在化された体区画中の
    疾患を治療するための、二本鎖RNAを含んで成る医薬
    。 2、前記疾患がウィルス性である、請求項1に記載の医
    薬。 3、前記ウィルスがヘルペス科の構成員である請求項2
    に記載のdsRNA。 4、前記ウィルスがサイトメガロウイルスである請求項
    3に記載の医薬。 5、前記ウィルスがレトロウイルス科の構成員である請
    求項2に記載の医薬。 6、前記レトロウイルスがHIVである請求項5に記載
    の医薬。 7、前記二本鎖RNAが、5個に1個〜30個に1個の
    ウラシル又はグアニジン塩基を含有するポリイノシン酸
    とポリシチジル酸との複合体であるミスマッチ二本鎖R
    NAである請求項1〜6のいずれか1項に記載の医薬。 8、前記ミスマッチRNAがI_n_・_r(C_1_
    2_−_1_4、U)_n、又は_rI_n_・_r(
    C_2_0、G)_nで表わされるものである、請求項
    7に記載の医薬。 9、前記局在化された体区画が人体の区画流体、唾液、
    涙、漿液性滲出物、漿液性漏出液及び/又は脳脊髄流体
    である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の医薬。 10、アルツハイマー(Alzheimer)病の治療
    のための請求項1に記載の医薬。
JP63200250A 1987-08-12 1988-08-12 二本鎖rnaを含んで成る非経口投与剤 Pending JPH01131119A (ja)

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