JPH01131108A - 粉体化粧料製造用スプレーガン及び粉体化粧料製造用噴霧装置 - Google Patents

粉体化粧料製造用スプレーガン及び粉体化粧料製造用噴霧装置

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JPH01131108A
JPH01131108A JP28863787A JP28863787A JPH01131108A JP H01131108 A JPH01131108 A JP H01131108A JP 28863787 A JP28863787 A JP 28863787A JP 28863787 A JP28863787 A JP 28863787A JP H01131108 A JPH01131108 A JP H01131108A
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JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
spray gun
base material
cosmetic base
powder cosmetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP28863787A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kootani
古尾谷 仁
Kenji Takahashi
憲二 高橋
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Kobayashi Kose Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Kose Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は空気送入によりニードル弁を後退させてノズ
ルの噴霧口を開口させ、ノズル内の内容液を噴霧するス
プレーガンに関し、内容物として粉体化粧料基材と揮発
性溶剤とを混合したスラリ−状粉体化粧料基材を用いた
スプレーガンに関するものである。また、このようなス
ラリー状粉体化粧料基材を噴霧する装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
ファンデーション、白粉、頬紅、アイシャドウ等の化粧
品として用いられる固型粉体化粧料の製造手段の1つと
して、油剤含有量が比較的少ない場合(&llll生物
中5〜25%は、容器や中皿等に内容物を一定量充填後
、圧縮プレスして固型化させるプレス成形法が知られる
一方、油剤含有量が多い場合(組成物中50%以上)に
は、充填内容物を加熱溶融し、容器や中皿等に流し込ん
で充填し、固型化させる流し込み溶融充填成形法が知ら
れ、−殻内に行われてきた。さらに、油剤含有量が概し
て少ない固型粉体化粧料の製造には、化粧料基材を揮発
性溶剤(低沸点有機溶剤等)に混合、分散してスラリー
状となし、これを容器や中皿等に充填した後、溶剤を乾
燥或いは吸収除去して固型化させる溶剤法が知られてい
る。そして近年、持ち運びに便利な薄型化粧料の製造方
法として或いは試供品や展示品等を製造する場合に溶剤
法の利用が試みられてきている。
〔解決しようとする問題点〕
薄型化粧料、試供品、展示品等、所謂薄型偏平状の固型
粉体化粧料をプレス成型法により製造する場合、不均一
充填になり易く、製品化されたものの強度保証の面等で
も問題があった。
また、溶剤法を基にこの種化粧料の製造も提案されてい
るが、具体的手段について開示されているものはなく、
一般公知のスプレーガンを用いた場合にはノズル詰まり
の発生が認められ、連続生産が不可となるといった問題
があった。
そこで、薄型化粧料等を容易に製造でき製品の強度保証
等の品質面でも満足できる薄型偏平状の固型粉体化粧料
を製造するためのスプレーガンを提供するとともに、化
粧料保持体に粉体化粧料基材を噴霧して塗布させるため
の粉体化粧料製造用噴霧装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、第1の発明では内容物とし
て粉体化粧料基材と揮発性溶剤とを混合したスラリー状
粉体化粧料基材を噴霧させるスプレーガンのノズルにス
プレーガンへスラリー状粉体化粧料基材を流入させる流
入口とスプレーガンから外部へ流出させる流出口とを設
けてスラリー状粉体化粧料基材を循環させるように構成
した。
また第2の発明は、空気送入によりニードル弁を後退さ
せてノズルの噴霧口を開口させ、ノズル内の粉体化粧料
基材と揮発性溶剤とを混合したスラリー状粉体化粧料基
材を噴霧するスプレーガンを備えた粉体化粧料製造用噴
霧装置であって、スプレーガンのノズルに設けられたス
ラリー状粉体化粧料基材流入口に一端がスラリー状粉体
化粧料基材を攪拌する攪拌槽に接続された送入管の他端
を接続し、攪拌槽とノズルの流入口との間の送入管の途
中に撹拌槽内のスラリー状粉体化粧料基材をノズルへ送
る循環用加圧器を設け、スプレーガンのノズルに設けら
れたスラリー状粉体化粧料基材流出口に一端が撹拌槽に
接続された送出管の他端を接続したものである。
〔作用〕
内容物が流出する流出口を有さない従来のスプレーガン
を用いてスラリー状粉体化粧料基材を噴霧した場合には
粉体成分と揮発性溶剤が分離し、粉体が沈降して凝固し
たり、液溜まり部に付着したり、さらにはニードル先端
で揮発性溶剤が揮散したり、或いは粉体乾燥が生じ、僅
かな停止であっても噴霧が不可能となり、放置後再度使
用できないといった状態になることがあったが、この発
明ではノズルに流出口を設け、スラリー状粉体化粧料基
材を循環させることにより、スプレーガンを停止した後
に再度使用するときも噴霧可能であり、連続的に化粧料
保持体に粉体化粧料基材をスプレー塗布可能となる。
〔実施例〕
以下にこの発明の好適な実施例を図面を参照にして説明
する。
第1図はこの発明に係る粉体化粧料製造用スプレーガン
を示し、シリンダ本体1に空気送入口2を形成するとと
もに、ノズル3にスプレーガンヘスラリー状粉体化粧料
基材を流入させる流入口4とスプレーガンから外部へ流
出させる流出口5とをそれぞれ設けである。またノズル
3の噴霧口3Aを開閉するニードル弁6が設けられ、こ
のニードル弁6はスプリング7により噴霧口3Aを常に
閉じる方向へ付勢されている。ノズル3の外周には空気
通路8が形成してあり、シリンダ本体1の一端側には液
量調節器9を設けである。空気送入口2がら空気を送入
すると、空圧によりニードル弁6のピストン6Aが液量
調節器9の先端に当たるまで後退させられ、ニードル弁
6の先端が噴霧口3Aを開口させる(第2図参照)。噴
霧口3Aからは送入された空気の圧力によりスラリー状
粉体化粧料基材が噴霧される。噴霧口3Aの周りから噴
出する空気は粉体化粧料基材をノズル外へ吸い出すと同
時に霧状に微粒化する。シリンダ1の内部へ空気の送入
が続く間は噴霧が続く。このようなスプレーガンで噴霧
されるスラリー状粉体化粧料基材は、粉体化粧料基材と
揮発性溶剤とを混合したものである。また、ノズル3の
噴霧口3Aの近傍の液溜まり部内面3Bを曲面形状に形
成し、全体が略球面状態としである。液溜まり部内面3
Bを曲面形状に形成することにより、粉体の沈積。
ノズル詰まりを防止できることが明らかになった。
この液溜まり部内面3の形状は、第3図に示す如き曲面
形状とした。従来のテーパ面を有するものでは、流出口
5を設けた場合でも、水平方向と垂直方向の両方向で噴
霧を続けたときに角部に粉体が少しづつ沈積する現象が
観察された。また、この液溜まり部内面3Bを曲面形状
にしたノズル3を用いて水平方向に噴霧した場合には、
より一層粉体の沈積やノズル詰まりの防止が図られるこ
とも判明した。
使用される粉体化粧料基材としては、例えばアイシャド
ウを次の組成から構成した。
上述の粉体化粧料基材の各成分を混合、均一分散し、次
いでこれに揮発性溶剤であるエタノールを混合してスラ
リー状物を得た。
なお、粉体化粧料基材は、粉体化粧料に使用可能な成分
から選択して構成され、また揮発性溶剤としては、水、
低級アルコール(エタノール、IPA等)、低沸点炭化
水素(低沸点イソパラフィン、ヘキサン等)、低沸点鎖
状・環状シリコン油。
フロン類等の使用が可能である。そして、粉体化粧料基
材と揮発性溶剤との混合割合は、粉体化粧料基材を構成
する成分組成によっても異なり、限定的でないが粉体化
粧料基材100部に対して、揮発性溶剤80〜200部
の範囲で混合して行えば十分である。
次に、第1図ないし第3図に示すスプレーガンを用いた
粉体化粧料製造用噴霧装置について第4図を参照して説
明すると、スプレーガンのノズル3に設けられたスラリ
ー状粉体化粧料基材流人口4に一端がスラリー状粉体化
粧料基材を攪拌する攪拌!!10に接続された送入管1
1の他端を接続しである。そして、この送入管11の管
路の途中に攪拌槽10内のスラリー状粉体化粧料基材を
ノズル3に送る循環用加圧器12、例えばダイヤフラム
型ポンプを設けである。このポンプの吐出能力は、0〜
217分のものを用い、送入管11の内径を611とし
、スラリー状粉体化粧料基材の流速を毎秒900〜18
0Qaaとし、流量を約250〜500cc/minと
した。またスプレーガンのノズル3に設けられたスラリ
ー状粉体化粧料基材流出口5に一端が攪拌槽10に接続
された送出管13の他端を接続しである。さらに空気送
入口2は空気送入器14に配管15を介して接続しであ
る。スプレーガンの噴霧口3Aに対向して台紙や不織布
等の化粧料保持体16をセットする。第3図に示す装置
を作動させると、すなわち空気送入器14及び循環用加
圧器12.さらに攪拌器10をそれぞれ作動させると、
攪拌槽10内のスラリー状粉体化粧料基材を送入管11
からスプレーガン内へ流入させ、スプレーガン内へ流入
されたスラリー状粉体化粧料基材はエアー送入口2から
の圧縮空気により噴霧口3Aから化粧料保持体16ヘス
プレー塗布される。
スラリー状物に混合された粉体化粧料基材を紙製台紙(
化粧料保持体16)に水平にスプレー塗布することで試
供品サンプル(直径1. 5cm、厚さ0.2mm)の
作成を行ったところ、最も良好な結果となり、連続生産
可能であった。
〔効果〕
以上説明したように、ノズルに流入口と流出口とを設け
てスラリー状粉体化粧料基材を循環させるようにしたス
プレーガンでは、スラリー状粉体化粧料基材が循環する
ためにノズル詰まりや粉体の沈積が生ずることなく効率
良く粉体化粧料を噴霧することができる。また、このよ
うなスプレーガンを用いた粉体化粧料製造用噴霧装置で
は、粉体が効率良(循環するために、連続スプレー塗布
が可能となり、所望の厚さや形状を有する任意の薄型化
粧料や試供品、展示見本品等が容易かつ効率良く製造で
きるとともに、大幅なコストダウンを図ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図はスプレーガンの不使用状態を示す断面図、第2
図はスプレーガンの使用状態を示す断面図、第3図はス
プレーガンの液溜まり部内面の曲面形状を示す図、第4
図は噴霧装置の全体を示す概略図である。 l・・・シリンダ本体、 2・・・空気送入口、 3・・・ノズル、 3A・・・噴霧口、 3B・・・液溜まり部内面、 4・・・流入口、 5・・・流出口、 6・・・ニードル弁、 10・・・攪拌装置、 11・・・送入管、 12・・・循環用加圧器、 13・・・送出管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、空気送入によりニードル弁を後退させてノズルの噴
    霧口を開口させ、ノズル内の内容物を噴霧するスプレー
    ガンにおいて、 内容物として粉体化粧料基材と揮発性溶剤とを混合した
    スラリー状粉体化粧料基材を用い、ノズルにスプレーガ
    ンへスラリー状粉体化粧料基材を流入させる流入口とス
    プレーガンから外部へ流出させる流出口とを設けてスラ
    リー状粉体化粧料基材を循環させるように構成したこと
    を特徴とする粉体化粧料製造用スプレーガン。 2、前記ノズル先端の液溜まり部内面を曲面形状に形成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の粉
    体化粧料製造用スプレーガン。 3、空気送入によりニードル弁を後退させてノズルの噴
    霧口を開口させ、ノズル内の粉体化粧料基材と揮発性溶
    剤とを混合したスラリー状粉体化粧料基材を噴霧するス
    プレーガンを備えた粉体化粧料製造用噴霧装置であって
    、 スプレーガンのノズルに設けられたスラリー状粉体化粧
    料基材流入口に一端がスラリー状粉体化粧料基材を撹拌
    する撹拌槽に接続された送入管の他端を接続し、 攪拌槽とノズルの流入口との間の送入管の途中に攪拌槽
    内のスラリー状粉体化粧料基材をノズルへ送る循環用加
    圧器を設け、 スプレーガンのノズルに設けられたスラリー状粉体化粧
    料基材流出口に一端が攪拌槽に接続された送出管の他端
    を接続したことを特徴とする粉体化粧料製造用噴霧装置
JP28863787A 1987-11-16 1987-11-16 粉体化粧料製造用スプレーガン及び粉体化粧料製造用噴霧装置 Pending JPH01131108A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186437A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Key Tranding Co Ltd 打型化粧料およびその製法、並びにそれに用いる装置
US8813137B2 (en) 1998-05-08 2014-08-19 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for decoding digital image and audio signals

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US8813137B2 (en) 1998-05-08 2014-08-19 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for decoding digital image and audio signals
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