JPH01130043A - エンジンのヘッドカバーガスケット保護装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はエンジンのヘッドカバーに保持されたラバー製
ガスケットの保護に関するものである。

〈従来の技術〉 ヘッドカバーに保持されたラバー製のガスケットでシリ
ンダヘッドとヘッドカバーとの接合面をシールするよう
にしたものが多用されている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、このようにヘッドカバーに保持されたラバー
製のガスケットでシリンダヘッドとヘッドカバーとの接
触面をシールするようにした場合は、シリンダヘッドの
エキゾーストボート上面が高温となるために、ヘッドガ
スケットを耐熱性のラバーで構成しているにも拘らずヘ
ッドガスケットが早期に劣化するという問題点があった
。

本発明は上記従来の問題点を解消するためになされたも
のであり、ヘッドガスケットの劣化を効果的に抑制する
ことができるエンジンのヘッドカバーガスケット保護装
置を提供することを目的としている。

〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するために本発明では、シリンダヘッド
とヘッドカバーとの接合面を該ヘッドカバーに保持させ
たラバー製のガスケットでシールするようにしたエンジ
ンにおいて、前記ガスケットの保持溝に沿う冷却通路を
設ける一方、オイルポンプから吐出されたオイルを前記
冷却通路に強制循環させる給油路及び排油路をシリンダ
ヘッドに設けたことを特徴としている。

〈作用〉 このようにガスケットの保持溝に沿う冷却通路を設けて
いるためにエンジンの運転中は該冷却通路にオイルが強
制循環されて冷却作用を行なう。

従って、少なくともエンジンの運転中にヘッドガスケッ
トが過熱状態に陥ることがなく、その劣化が抑制される
。

〈実施例〉 以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

図において、１はシリンダヘッド、２はヘッドカバーで
あり、前記シリンダヘッド１とへラドカバ−２との接触
面３を、ヘッドカバー２の保持溝５に保持させたラバー
製のガスケット４でシールしている。

又、前記ヘッドカバー２にはガスケット４．の保持溝５
に沿う冷却通路６を設けている。

そして、図示しないオイルポンプの吐出口と前記冷却通
路６とを接続する給油路７及び前記冷却通路６をオイル
パンに開放する排油路８をシリンダヘッドｌに設けるこ
とにより、エンジンの運転中はオイルを冷却通路６に強
制循環させるようにしている。９ａ、　９ｂは冷却水通
路、１０はエキゾーストボートである。

斯る構成において、エンジンが運転されているときは図
示しないオイルポンプから吐出されたオイルが給油路７
を経て冷却通路６に導かれ、その後排油路８を通って図
示しないオイルパンに排出される。

又、このようにオイルが強制循環される冷却通路６をガ
スケット４の保持溝５に沿わせているために、少なくと
もエンジンが運転されている間は保持溝５（ガスケット
４）がオイルで冷却されるために過熱が予防される。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、ガスケットの保持
溝に沿う冷却通路を設け、オイルポンプでこの冷却通路
にオイルを強制循環させてガスゲットの過熱を予防する
ように構成しているために、ガスケットの劣化を効果的
に抑制することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す概略断面図である。 １・・・シリンダヘッド　　２・・・ヘッドカバー４・
・・ガスケット　　　　５・・・保持溝６・・・冷却通
路　　　　　７・・・給油路８・・・排油路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シリンダヘッドとヘッドカバーとの接合面を該ヘッドカ
   バーに保持させたラバー製のガスケットでシールするよ
   うにしたエンジンにおいて、前記ガスケットの保持溝に
   沿う冷却通路を設けると共に、オイルポンプから吐出さ
   れたオイルを前記冷却通路に強制循環させる給油路及び
   排油路をシリンダヘッドに設けたことを特徴とするエン
   ジンのヘッドカバーガスケット保護装置。