JPS6375394A - ポンプの軸封装置 - Google Patents

ポンプの軸封装置

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Publication number
JPS6375394A
JPS6375394A JP21953786A JP21953786A JPS6375394A JP S6375394 A JPS6375394 A JP S6375394A JP 21953786 A JP21953786 A JP 21953786A JP 21953786 A JP21953786 A JP 21953786A JP S6375394 A JPS6375394 A JP S6375394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
seal ring
box
shaft
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21953786A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenobu Nagasawa
長沢 重信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP21953786A priority Critical patent/JPS6375394A/ja
Publication of JPS6375394A publication Critical patent/JPS6375394A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポンプの軸封装置に係り、特に支軸ポンプの
軸封装置として好適なものである。
〔従来の技術〕
この種の装置■こ関連する従来技術として特開昭57−
167564号公報や特開昭59−73668号公報に
記載されたものなどがある。
従来技術の代表的構造は、グランドパツキンによる軸封
構造であり、その縦断面図を第3図に示す。本構造では
軸封水はスタフイングボックス2に入れ、図の■室にて
グランドパツキン1の封水・冷却用と軸受潤滑水側とに
分枝されるが、機能上給水管7による冷却が絶対条件と
なる。
なお、第3図において、3は室軸ポンプの軸、4はグラ
ンドスリーブ、5はグランド押え、6はケーシングであ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のポンプの軸封装置としては、(1)グランドパツ
キンによる軸封、(2)メカニカルシールによる軸封、
(3)ラビリンスシールによる洩れ制限型軸封、が主で
あり、いずれも他給水を必要としたり、またポンプ内が
負圧になるシールとしては使用できないという欠点があ
った。
本発明の目的は、ポンプ内が正圧の場合には。
ポンプ場液を外に洩らさず、負圧の場合には空気の吸込
みをなくシ、ポンプのサイフオン破壊を防止でき、かつ
軸封部の摺動発生熱を他給水によらず自己液により冷却
することのできるポンプの軸封装置を得ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、ポンプ軸まわりに設
けたシールリングの外周部に潤滑剤を封入したハウジン
グボックス構造とし、前記潤滑剤を供給・排出する通路
を軸封装置に設け、かつ前゛記ハウジングボックスを熱
伝導性材で形成し、このハウジングボックスをポンプ流
路の揚水中に設けると共に、ハウジングボックス周囲に
空気溜りが生じるのを防止する空気抜き手段を設けたこ
とにある。
〔作用〕
シールリングをグリースだまりのあるハウジングボック
ス内に配置して、グリースの劣化による潤滑不良を防止
し、さらにポンプ内からの砂等の浸入を排除できるよう
給油管・排油管を設置しているので、シールリングのシ
ート面の潤滑を良好にできる。
個々の部品から構成されるシールリングボックスは、熱
伝導性の良い銅系金属により構成し、シールリングボッ
クスをポンプ揚液側にせり出させる構造としているので
、シールリングボックス周囲をポンプ揚液により冷却す
ることができる。また、シールリングボックス周囲に空
気溜りが生じても、空気抜き手段を設けたことにより、
冷却効果が妨げられない。
〔実施例〕
他給水を不要とし自己液による軸封を行うため以下の点
を考慮した。
(1)潤滑性とシール 回転部と固定部との間には1回転側にシールリングを配
置し、シールリングの摩耗を少なく潤滑性をよくするた
めグリースを封水するとともに、グリースの供給もでき
、古いグリースも排出できる構造とした。
(2)冷却 シールリングの摺動熱を除去するため、ハウジングは銅
系等の熱伝導材を用い、ハウジングをポンプ揚液にて冷
却するようポンプ揚液側にせり出させる構造とした。本
構造では、空気溜まりができて、空気が冷却効果を妨げ
るので、空気抜き管を設け、ハウジング周囲に空気溜り
がないようにした。
(3)寿命 砂が多い場合で、ポンプ内が正圧の場合はシールリング
部に砂が入り寿命を低下させるので、グリースと共に砂
も排除できるようにした。
以下、本発明の具体的実施例を第1図〜第3図により説
明する。
本発明の軸封装置の縦断面図を第1図に示す。
この軸封装置は第2図に示す室軸ポンプ上部の縦断面構
造図の軸封装置1の部分のものである。
第1図により全体構造、機能を説明する。ケーシング6
の一部を切り欠き、熱伝導性の良い材料数個で構成され
るシールリングボックス8を設ける。シールリングボッ
クス8内に位置し回転側の@3、スリーブ9を介してシ
ールリング10を取付け、軸封はシールリング10の側
面とシールリングボックス8を構成しているピース8a
側面にて行なう、シールの潤滑を良くするため、シール
リング外周部はグリース留りのある構造としている。グ
リースの劣化による潤滑不良を防止するため、シールリ
ングボックス内は給油管11を介しグリースが供給され
、シールリング10はゴム等の弾性材を用いているので
、側面のシール効果を失なうことなくシールリングの側
面を通し下部のシールリング側にグリースは供給される
。最下部のシールリング下部は、揚液側から入ってくる
砂等をグリースとともに排出できる排油管12が接続さ
れている。本構造により■室が正圧の場合には揚液の■
室側への洩れを防ぎ、■室が負圧の場合には■室からの
ポンプ内空気混入を防ぐ軸封が可能となる。シールリン
グ側面に位置するシールリングボックスピース8aは、
銅系材であり、耐摩耗性を向上させるためにはセラミッ
クコーティング等の耐摩耗処理をしておく、第1図は、
シールリングが2個の場合の配列例であるが。
寿命を高めるためには、ピース8aを増やすだけで、3
,4個いずれも可能である。
シールリングボックス8は、ケーシング6の揚液側にせ
り出してあり、■室の液により発生熱を取り除ける。シ
ールリングボックスが揚液側にせり出すため、0部に空
気留りが生じ冷却効果をさまたげることがあり、この為
シールリングボックス8とケーシング6を連通する空気
抜管13を配置し、空気を排除する。
シールリング10、及びシールリングボックス8内の摺
動ピース8aはいずれも消耗品でありシールリングボッ
クス8と内部部品は2分割にてポンプを分解することな
く交換できる構造として、保守性をよくしている。
本実施例によれば、イニシアルコストも安く、省エネル
ギー効果の大きなポンプの軸封装置が得られる。
(1)イニシアルコストに関して 他給水が不要であり、給水コントロール装置も省略でき
、ポンプ全体の約3%のコストダウンが可能である。
(2)省エネルギー効果に関して グランド封水として清水(水道水)を使用した場合、年
間の運転時間を3000時間とみると年間約800kg
程度の水が節約できる。
(3)その他 自動運転機器が不要となり、機器のトラブルがなくなり
揚場の信頼性が向上する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ポンプ内が正圧の場合にはポンプ揚液
を外に洩らさず、負圧の場合には空気の吸込みをなくシ
、ポンプのサイフオン破壊を防止することができると共
に、軸封部の摺動発生熱を他給水によらず自己液により
冷却が可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す断面図、第2図は
支軸ポンプ上部の縦断面図、第3図は従来装置を示すも
ので、グランドパツキン構造の支軸ポンプの軸封装置を
示す縦断面図である。 3・・・軸、6・・・ケーシング、8・・・シールリン
グボックス、9・・・スリーブ、10・・・シールリン
グ、11・・・給油管、12・・・排油管、13・・・
空気抜き管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、シールリングの外周に潤滑剤を封入したハウジング
    ボックス構造の軸封装置とし、該軸封装置に潤滑剤の補
    給・排出をする通路を設け、軸封部の摺動発熱をポンプ
    の自己液で冷却するように前記ハウジングボックスを熱
    伝導材により構成し、このハウジングボックスをポンプ
    の流路中に設け、かつハウジングボックス部の空気溜り
    をなくすように空気抜き手段を配置したことを特徴とす
    るポンプの軸封装置。
JP21953786A 1986-09-19 1986-09-19 ポンプの軸封装置 Pending JPS6375394A (ja)

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JP21953786A JPS6375394A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 ポンプの軸封装置

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JP21953786A JPS6375394A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 ポンプの軸封装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6375394A true JPS6375394A (ja) 1988-04-05

Family

ID=16737039

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21953786A Pending JPS6375394A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 ポンプの軸封装置

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JP (1) JPS6375394A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020129940A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 株式会社酉島製作所 耐水モータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020129940A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 株式会社酉島製作所 耐水モータ

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