JPH01129585A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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JPH01129585A
JPH01129585A JP62287310A JP28731087A JPH01129585A JP H01129585 A JPH01129585 A JP H01129585A JP 62287310 A JP62287310 A JP 62287310A JP 28731087 A JP28731087 A JP 28731087A JP H01129585 A JPH01129585 A JP H01129585A
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circuit
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video signal
recording
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Hiroaki Takahashi
宏明 高橋
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降旗 隆
Masakazu Hamaguchi
濱口 昌和
Kyoichi Hosokawa
恭一 細川
Kazutaka Naka
中 一隆
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は映像信号の一垂直走査期間を複数個に分割して
磁気テープに記録する映像信号記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、例えば高品位TV信号などの映像信号の一垂
直走査期間(1フイールド)を複数個に分割して、それ
ぞれ異なるトラックに記録する方法が試みられている。
上記方式は一般にセグメン1〜記録方式と称されている
が、その具体例としては、アイ・イー・イー・イー、ト
ランザクションオンシーイー32.2.1986−5 
(IEEETrans・on CE−32,No、 2
. May 1986)におけるア・ハイーデフィニシ
ョン・ミューズ・ブイシーアール・ウィズ・アナログ・
セグメン1〜・レコーディング・メソッド” (A H
IGH−DEFINITIONMUSE  VCRWI
THANALOG  SEGMENT  RECORD
丁NGNETHOD)がある。この例では、入力映像信
号として帯域圧縮された高品位TV(ハイビジョン)信
号、即ち、いわゆるMUSE (ミューズ)信号を用い
ており、上記MUSE信号の1フイールドを4つのセグ
メントに分割し、回転ヘッドを通常の4倍回転させて、
1フイールドの信号を4本のトラックに分割して記録し
ている。このとき、各トラックから再生された信号のつ
なぎ目で生じる不連続部については、記録時にあらかじ
め、対接する2つのヘッドのオーバーラツプ部分におい
て冗長期間を設け、再生時には上記冗長期間内でヘッド
切換を行なうことにより、映像信号中には全く不連続を
生ずることなく再生信号を得ることができる構成となっ
ている。
ところで、上記セグメント分割記録方式においては、1
フイールドを構成する4つのセグメントのうちいずれの
セグメントが1フイールドの先頭のセグメントであるか
を示す必要があり、再生時にはその結果に基づいた処理
を行なう。この目的を達成するために、上記VTRにお
いては1フイールドの先頭のセグメントの最初の複数水
平走査期間にわたり負極性の垂直同期信号を記録し、再
生時には上記垂直同期信号を低域濾波器により検出(積
分検出)し、再生時の信号処理の基準信号として用いて
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、再生時の信号処理の基準信号として
1フイールドに1回だけ記録されている垂直同期信号が
用いられでいる。したがって、再生時の信号処理も、1
フイールドもしくは1フレームを単位として行なわれる
。その結果、ドロップアウト等に対する同期信号の保護
も1フイールドもしくは1フレームが処理単位となり、
例えば同期保護しきれない様な再生信号の欠損が生じる
と、再生画への影響も1フイールドあるいは1フレーム
の期間に及び画質を大きく損なうという問題がある。さ
らに、上記従来技術では、1フイールI<を構成する4
つのセグメントのうち、1フイールドの先頭に相当する
セグメントだけに、複数の水平走査期間にわたって垂直
同期信号が記録されている。その結果、上記先頭のセグ
メントだけが実際の映像信号が記録できる有効なライン
数が少なくなり、セグメント間にライン数のアンバラン
スが生じ、信号処理がセグメント毎に変則的となるとい
う問題があった。
本発明の目的はかかる問題点に鑑み、セグメント分割記
録方式において、従来、各フィール1−の先頭のセグメ
ントを検出するために挿入されていた垂直同期信号を用
いずに、再生時の信号処理をセグメント単位で完結でき
る構成となし、セグメント分割記録方式における再生時
信号処理の信頼性を向上させた映像信号記録再生装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、各セグメントを構成する先頭部分に位置す
る1乃至複数の水平走査期間に、セグメントの先頭を示
す同一形式の負極性信号を記録時に挿入し、再生時には
、上記負極性信号を積分検出により安定に検出し、その
時点でのヘッド切換信号及びサーボ位相制御用の基準信
号等の極性より、再生中のセグメントを識別することに
より達成される。
〔作用〕
上記の方式によると、各セグメントの先頭位置は、各セ
グメントに挿入された負極性信号を用いて検出すること
が可能であり、また、セグメントの番号(即ち、1フイ
ールドもしくは1フレーム内で何番目のセグメントに相
当するかを示す番号)を識別することも可能である。そ
の結果、各セグメントの信号配置はほぼ同一となり、再
生時の信号処理をセグメント毎に完結させて行なうこと
が可能となり、ドロップアウト等の外乱に対しても安定
な、信頼性の高い信号処理を実現することが可能となる
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
第1図は2ヘツド形ヘリ力ルスキヤン式VTRに本発明
を適用した場合の映像信号の記録装置の一実施例を示す
ブロック図、第2図はその動作説明用の波形図、第3図
はこれにより得られるトラックのパターンを示す図であ
る。
第1図において、磁気テープ1はキャプスタンモータ2
0により走行され、キャプスタンモータ20はキャプス
タンサーボ回路21により一定速で回転制御される。磁
気ヘッド4σ、4bは互いにアジマス角が異なり、ディ
スク2の上に互いに180°の角度で取付けられてディ
スクモータ6によりディスク2と共に回転される。テー
プ1はディスク2に180°より多口に巻付けられ、こ
のためヘッド4σと4bがテープ1上を同時に対接する
部分、即ちトラック上で第3図のQ□lQ2に示すいわ
ゆるオーバラップ部が形成される。ディスク2には二つ
のマグネッ1−3σ、3bが互いに180 ’の角度で
取付けられており、これをタックヘッド5で検出して、
ヘッド4a、4bの回転に同期したタックパルス(第2
図のC)をタンクヘッド5より得る。このタックヘッド
5からのタックパルスは位相調整回路7によりヘッド4
a、4bとテープ1が所定の相対位置関係になるように
位相調整されてのち、具体的には、第2図Cに示すよう
に時間で。遅延されてのち、その出力はパルス形成回路
8に供給される。このパルス形成回路8からはヘッド4
(2,4bの回転に同期したデユーティ比50%のパル
ス(第2図のd、以下これをヘッド切換信号と称する。
)が出力される。
140は同期情報出力回路であり、端子200からの入
力映像信号(第2図のa)よりそれに含まれる垂直同期
情報に基づく信号(例えば第2図σの垂直ブランキング
期間τ8に含まれる斜線部に示す信号)VSと、水平同
期信号あるいはバースト信号などの水平同期情報に基づ
く信号HSを出力する。
該回線140からの垂直同期情報VS (第2図のb)
はディスクサーボ回路9に記録時のサーボ基準信号とし
て供給される。このディスクサーボ回路9において、上
記回路140からの垂直同期情報vSと上記回路8から
のヘッド切換信号とが位相比較され両者の位相差に応じ
た誤差信号が出力されディスクモータ6に供給される。
その結果、上記垂直同期情報vSとヘッド切換信号の両
者が互いに位相同期するように、更に具体的には、第2
図に示すように、垂直同期情報■S(第2図のb)とヘ
ッド切換信号(第2図のd)との位相差時間がτ1とな
るように、ディスクモータ6が回転制御される。
ここで、一般にnセグメント記録を行う場合、すなわち
、映像信号の1フイールドをn分割してn個のトラック
に分けて記録する場合に、映像信号のフィールド周波数
をf。とすると、上記第1図に示した2ヘツド形VTR
におけるディスクモータ6の回転数Mは、次式を満たす
ようにディスクサーボ回路9にて定められる。
f。
M= −Xn  (rps)   ・・・・・・(1)
この第1図の実施例において、上記従来例に記載の高品
位TV信号に本発明を適用した場合につき、f o= 
60 Hz 、 n = 4 、従って、上記(1)式
よりM=120rpsとする4セグメント記録の場合に
ついて、以下にその動作を説明する。
なお、この場合にトラック長手方向の180°の期間(
第2図及び第3図のTに示す期間)に記録し得る映像信
号の水平走査線(ライン)数Xは、映像信号の1−フィ
ールド当りのライン数をNとすると、次式で与えられ、 X=−・・・・・・(2) 水平走査線数がフィールド当り562.5本(フレーム
当り1125本)の高品位TV信号の場合には、Xは次
式で与えられる。
X = 140.625   ・・・・・・(3)本発
明においては、後述するように、各トラック長手方向の
180°の期間Tに、(X)(Xを越えない最大の整数
で、上記(3)式の場合、〔X)=140)ライン以下
の映像信号を記録するように成すものである。
上記第1図に示す実施例では、上記期間Tに記録するラ
イン数N1を、 〔X〕≧N□=137   ・・・・・・(4)とし、
さらに第3図に示すように期間Tに記録する各トラック
の初めの2ラインに負極性の信号(以下、■信号)を挿
入した場合を示している。
即ち、本実施例においては、1トラツクに記録されるラ
イン数は、映像ラインがN□=137ライン。
及び■信号2ラインの合計139ラインとなる。
なお、上記第2図、第3図に示す添数字1〜548は、
テープ上に記録される映像信号のライン番号を示す。
次に、第1図の一点破線に示すブロック100aは、本
発明に係わる記録時の時間軸変換装置を示す。同図で、
200は映像信号の入力端子、300は時間軸変換装置
100θで時間軸変換された記録すべき映像信号の出力
端子である。101は端子200からの映像信号をディ
ジタル信号に変換するA/D変換回路、102はRAM
などで構成されるメモリ、103はD/A変換回路、1
04はブランキング信号挿入回路、110は書込みクロ
ック生成回路、111は書込みアドレス制御回路、12
0は読取りクロック生成回路、121は読取リアドレス
制御回路、122は基準スタートパルス生成回路、13
0はブランキング信号生成回路である。
書込みクロック生成回路110は、上記回路140から
の水平同期情報HSに同期した書込みクロックCP、を
生成し出力する。この書込みクロックCP□は書込みア
ドレス制御回路111とA/D変換回路101に供給さ
れる。書込みアドレス制御回路11]はカウンタなどで
構成されており、上記回路140からの水平同期情報H
3によって計数開始され、上記回路110からの書込み
クロックCP□を計数して、その計数値に対応するアド
レス信号が出力されて、メモリ102の書込みアドレス
信号として供給される。このアドレス信号は上記水平同
期情報H8によって水平走査周期毎に逐次更新されて行
く。従って、端子200からの入力映像信号(第2図の
a)は、上記回路1】0から出力された書込みクロック
CP1と同期して、A/D変換回路101で逐次ディジ
タル信号に変換され、その出力は上記回路111からの
アドレスに応じて水平走査周期単位でメモリ102に逐
次書込まれて行く。
次に、読取りクロック生成回路120は、上記回路11
0からの書込みクロックCP、に同期した読取りクロッ
クCP2を生成し出力する。この読取りクロック生成回
路120の一実施例を第4図に示す。
第4図において、310は上記回路】10からの書込み
クロックCP□の入力端子、320は読取りクロックC
P2の出力端子である。端子310からの書込みタロツ
クcp□は分周回路301にて適宜1/4  (Aは1
以上の整数)に分周され、その出力は位相比較回路30
2の一方に供給される。位相比較回路302の他方の入
力には、電圧制御発振回路304からの出力を分周回路
305にて適宜1.7m(mは1以上の整数)に分周し
た出力が供給される。この−位相比較回路302にて上
記回路301と305からの出力が位相比較され両者の
位相差に応じた位相誤差信号が該回路302より出力さ
れる。この回路302からの出力は位相補償回路303
を介して電圧制御発振回路304の制御電圧として供給
される。該回路304からの出力は読取りクロックCP
2として端子320に出力される。以上の回路によりP
LL回路が構成され、上記回路304からの読取りクロ
ックCP2は、端子310からの書込みクロックCP工
に位相同期結合される。以上で構成される読取りクロッ
ク生成回路120からの読取りクロックCP2の周波数
f2は、上記回路110からの書込みクロックCP工の
周波数をflとすると、次式で与えられる。
以上の読取りクロック生成回路120からの読取りクロ
ックCP2は、読取リアドレス制御回路121とD/A
変換回路103に供給される。
11は遅延回路であり、上記回路8からの出力(第2図
のd)の立上り及び立下りの両エツジでトリガされて、
所定時間幅τ2のパルス(第2図のe)を出力する。こ
の遅延回路11からの出力は基準スタートパルス生成回
路122に供給され、この回路122にて上記回路11
からの出力の立下りよりパルス(第2図のf)が生成さ
れ出力される。この回路122からの出力パルスは、上
記タックヘッド5からのタックパルス(第2図のC)に
同期しており、従って上記ヘッド4a、4bの回転に同
期しており、ヘッド4a及び4bの走査周期(第2図の
Tに示す周期)ごとに、記録信号を生成する際の各種信
号処理の開始を指令する基準スタートパルスR8として
読取リアドレス制御回路121に供給される。
読取リアドレス制御回路121はカウンタ等で構成され
、上記回路122からの基準スタートパルスR8によっ
てその動作が開始される。
この読取リアドレス制御回路121の一実施例を第5図
に示す。
第5図において、420は上記回路120からの読取り
クロックCP2の入力端子、421は」―配回路122
からの基準スタートパルスR8の入力端子、422は読
取リアドレス信号の出力端子である。端子421からの
基準スタートパルスR8は、ラッチ回路401にて端子
420からの読取りクロックCP、に同期化される。該
回路401からの出力は、ORゲート402を介してカ
ウンタ404のリセット人力Rに入力され、これにより
カウンタ404はリセットされる。また、カウンタ40
4のクロック入力CKには、端子420からの読取りク
ロックCP2がANDゲーh403を介して供給される
。408はR/Sフリップフロップ回路であり、上記回
路401からの出力によりセットされ、その出力Q(第
2図のL)は高レベル“H”となる。これにより、AN
Dケート403が開いて、端子420からのクロックC
P。
がカウンタ404に供給されて計数開始する。405は
カウンタ404の計数値をデコードするデコーダであり
、上記カウンタ404の計数値がNo (この実施例で
は、映像信号(第2図のσ)の−水平走査期間内の上記
書込みクロックCP□のクロック数に等しくなるように
NOの値が設定される。)になったときにパルスを出力
する。このデコーダ405からの出力パルス(第2図の
訃)は、ORゲート402を介してカウンタ404のリ
セット人力Rに供給され、これによりカウンタ404は
再びリセットされて計数が再開始される。以上の動作が
デコーダ405からの出力パルスに基づいて繰り返され
る。
次に上記デコーダ405からの出力はカウンタ406の
クロック入力CKに入力される。また、該カウンタ40
6のリセット入力Rには、上記回路401からの出力が
供給され、これによりカウンタ406はリセッ1〜され
て、デコーダ405からの出力パルスを計数開始する。
デコーダ407は、カウンタ406の計数値をデコード
し、本実施例においてはN1□=2+N、となったとき
、より具体的にはN□は先に述べたように1トラックに
記録すべき映像信号の有効ライン数であり、N 1= 
137、また、1トラツクの先頭に記録すべき■信号の
2ライン分を合計し、N□□=139となったときにパ
ルスを出力する。
このとき、実際に映像信号をメモリから読み出して記録
するのは、上記のように1トラツクに記録される全13
9ラインのうち、初めの2ラインを除<137ラインで
ある。上記した2つのカウンタ即ち、カウンタ404及
び406のうち、カウンタ404はメモリ102に書込
まれている映像信号を読出すに際し、1ライン内部のア
ドレスを生成し、一方カウンタ406は、ライン単位の
アドレスを生成する役割りを果たす。しかしながら、上
記の如く、基準スタートパルスR8以降の最初の2ライ
ンは■信号を生成する必要があり、実際に上記カウンタ
の出力をアドレス信号として供給するのは、3ライン目
以降とする必要がある。そこで、第5図の実施例では、
カウンタ406の出力信号から、各1−ラックの最初の
2ラインに相当する期間、即ち、■信号生成期間を2ラ
イン検出回路425で検出し〜さらに、上記カウンタ4
04及び406の出力を禁止するためのゲート回路42
6を設けることによって、上記V信号生成期間において
は、メモリに対して読取リアドレスを出力しない構成と
している。
一方、上記■信号は、上記回路425からの2ライン検
出信号に応答して■信号生成回路427にて生成され、
端子428を介して、上記信号挿入回路170に供給さ
れ、上記V信号生成期間においてはこの■信号が挿入さ
れる。
また、上記フリップフロップ回路408はデコーダ40
7からの出力によりリセットされ、その出力Q(第2図
のL)は低レベルrrL”となる。これにより、AND
ゲート403は閉じ、従って上記カウンタ404及び4
06の計数は一時的に停止される。
以上の動作が端子421からの基準スタートパルスR8
の周期Tで繰返し行なわれる。したがって、端子422
から出力される読取リアドレス信号によってメモリ10
2から逐次読取られ、上記回路170を介してD/A変
換回路103にてアナログ信号に変換されて出力される
映像信号は、第2図のhに示すような形態となる。
すなわち、各セグメン1への先頭2ラインでは■信号が
出力され、その後の137ラインでは映像信号が出力さ
れる。その結果、4つのセグメン1へより成り立つ一垂
直走査期間では総剖8ラインのV信号と548ラインの
映像信号が出力される。第2図のhに示される出力形態
は次の垂直走査期間においてもまったく同様であり、フ
ィールド周期で繰返されて同様の形態で出力される。
一方、上記N、の値は前記(4)式を満たすように定め
られているから、第2図のhに示すように、上記各ヘッ
ドの走査の変わり目で映像信号の出力されない(ないし
は出力されても再生時においてはそれを特に必要としな
い)冗長の期間τを生ぜしぬることができる。この冗長
期間では、原映像信号(第2図のa)の水平走査周期T
I(と、前記(3)、(4)、(5)式を用いて、次式
でダ、えられる。
C:(X−N、−2)XTHX−=1.625XTHX
72.  ゛(6)/ε ここで、m4 は前記第4図に示した分周回路301及
び305の分周値(凡、m)の比に相当する。
これより明らかなように、上記冗長期間τを一般に大き
くすることが可能となる。具体的には、ば、冗長期間τ
をTHより大きくできる。
ところで、本実施例においては、上記冗長期間τは、再
生時のヘッド切換をこの期間内で行わせる為に設けられ
たものであり、これを実現するために、上記冗長期間τ
は必ずテープのオーバラップ領域に記録する必要がある
。一方、前述の信号Vは、映像信号以外の信号が記録さ
れているので、冗長期間に含まれる信号であるが、必ず
しもオーバラップ領域に記録する必要はない。そこで、
上記の冗長期間τは今後、冗長期間の前半τ、もしくは
単に冗長期間τと称し、信号Vはこれに引続き生成・記
録される信号であるので、必要に応じて冗長期間の後半
、もしくは単に信号Vと称することとする。
なお、本発明においては、上記m及びkの値は任意に定
めることができるものであり、特にm=の場合、即ち、
書込みクロックCP□の周波数(f□)と読取りクロッ
クCP2の周波数(f2)が同じであっても良く、この
場合には、上記読取りクロック生成回路120は特には
必要とせず、上記回路110からの書込みクロックCP
、を直接上記回路121と回路103に供給すれば良く
、本発明の主旨にそうものである。
第5図に示す読取リアドレス制御回路121の回路40
8からは、第2図のLに示すように、上記の冗長期間τ
に対応した(具体的には、冗長期間τで“L I+とな
り、それ以外で1H′″となる)出力が得られる。この
回路408からの出力は端子423を介して第1図に示
すブランキング信号生成回路130に供給される。該回
路130にて上記冗長期間τで適宜所定のブランキング
信号(例えば、上記D/A変換回路103から出力され
る映像信号の黒レベルあるいはグレイレベルなどの一定
レベルに相当する信号(第2図jの81)、ないしはそ
の−定レベルにこの冗長期間τの所在を指針する同期情
報などの任意の信号を付加した信号(第2図5jの52
))が生成されて出力される。ブランキング信号挿入回
路104にて、上記D/A変換回路103から出力され
る映像信号の上記冗長期間τで上記回路130からのブ
ランキング信号が挿入される。
かくして、該回路104から出力される映像信号(第2
図のj)は出力端子300を介して記録映像処理回路3
0aに供給され、該回路30(7で適宜記録処理されて
のち、その出力は上記ヘッド4a及び4bに供給されて
テープ1に逐次記録される。
なお以上の第5図に示した読取リアドレス制御回路12
1において、上記カウンタ406の計数出力を水平走査
単位の読取リアドレス信号として兼用させた場合を示し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、同図の
破線経路で示すように、上記デコーダ405からの出力
パルスを計数するカウンタ409を別途設け、上記カウ
ンタ406がらの計数出力の代わりに、該カウンタ40
9の計数出力を上記水平走査単位の読取リアドレス信号
として端子422に出力しても良い。この場合に、上記
メモリ102のフィールド周期の読取り開始の動作を確
実に行わせるために(具体的には、前記したようにメモ
リ102の第18のメモリM、に書込まれたライン番号
1の映像信号から読取りを開始させるために)、上記回
路140からの垂直同期情報■Sを端子424を介して
リセットパルス選択回路4】0に供給し、該回路410
にて上記回路401からの出力パルスより原映像信号の
垂直ブランキング期間τB内に含まれる(第2図fのP
ilP2+・・・に示す)パルスを選択分離し、該回路
410からの出力パルス(第2図の売)によって上記カ
ウンタ409はリセットされる。以上後者の方法によれ
ば、上記メモリ102を構成するラインメモリの数を任
意に設定することができ、上記一連の書込み及び読取り
の動作をラインの過不足なく確実に行わせることのでき
る効果が得られる。
以」二の本発明の記録方法により得られるテープ1上の
トラックのパターン図を第3図に示す。
第3図において、Tユs、 + T、L2. T、L 
3.・・・は上記ヘッド4aの走査により記録形成され
る1−ラックを示し、T、□、Tb、、 T、、3.・
・・は上記ヘッド4bの走査により記録形成されるトラ
ックを示す。また同図の破線A及びBは上記パルス形成
回路8からの出力されるヘッド切換信号(第2図のd)
の立上り及び立下りの位相がテープ]上で相当する位置
を示す。また、斜線部に示す期間τは上記の冗長期間τ
に相当する。なお、各トラックの添数字(1〜548)
は前記した記録映像信号のライン番号を示す。
ここで、各トラックの先頭2ラインに記録されている■
信号の形態の一例を第6図に示す。第6図において、a
は第2図で示された信号りであり、これに対応する実際
の記録信号の形態が同図すに示されている。上記■信号
生成回路427で生成される■信号は、第7図で後述す
るような再生時の時間軸変換に用いる所定周波数のバー
スト信号を生成する期間(第6図すのに□)と、映像信
号の黒レベルよりも低いレベルの負極性信号の期間(第
6図すのに2)とを有している。第6図に示した信号形
式の一例では、上記V信号が2ライン連続して記録され
ている場合を示している。
なお、ライン番号1から548の入力映像信号中に上記
所定周波数のパース1〜信号が含まれていない場合には
、第6図すに示すように各水平走査期間の所定の期間に
3において上記バースト信号が■信号生成回路427に
より生成される。このバースト信号は端子428を介し
て第1図の信号挿入回路170に送られ、その結果、D
/A変換器103の出力信号として、第6図すに示され
るようなバースト信号の付加された映像信号が得られる
さて、上記のようにして、■信号を設けることにより、
再生時には低域濾波器を用いた積分検出方式によって■
信号を確実に検出することが可能であり、もって各トラ
ックの先頭を高信頼度に検出し、各トラック毎の同期検
出・保護等の信号処理を確実に行なうことができる。ま
た、後に述べる方式によりV信号を検出した時点でのサ
ーボ信号の極性等の判別により、その時のセグメン1へ
が映像の1フレームあるいは1フイールド中で何番目の
セグメントに相当するかを示す「セグメント番号」を識
別することが可能となり、上記セグメント番号に従った
再生信号処理を行うことができる。
また本実施例においては、上記V信号や冗長期間τを挿
入することにより、結果的に上記の時間軸変換装置10
0aから出力されて記録される映像信号のライン数は不
足することになる。具体的にはフィールド当たりライン
番号1から548までの総計548ラインの映像信号が
記録され、1フイールドの総ライン数562.5に対し
て14.5ラインは記録されないこととなる。しかしな
がら、本発明においては上記記録方法により生ずる、上
記記録信号のライン数の不足を原映像信号に含まれる垂
直ブランキングτBの期間内で補なうようにするもので
ある。
上記に関しては特にその記録時において、第1図のディ
スクサーボ回路9によって、上記したライン数の欠落す
る位M(第2図のX□、x2.・・・に示す位置)が原
映像信号(第2図のσ)の垂直ブランキング期間τB内
に位置するようにヘッド4θ、4bの回転位相が制御さ
れる。こうすることによって、上記ライン数の欠落が生
じても、その欠落されるラインは原映像信号の垂直ブラ
ンキング期間内のものであるため、それを再生して得ら
れる再生画面」二で映出されるべき映像情報の欠落とは
ならず何ら問題はない。
次に上記により記録された映像信号を再生して元の映像
信号を復元するための本発明による再生装置の一実施例
を第7図に、その動作説明用の各部波形図を第8図に示
す。
第7図においては、前記第1図の記録装置の一部と共通
にできるので、その共通部分には同一の番号を付した。
また、これら共通部分の動作は前記と同様であるのでそ
の説明は省略する。
ヘッド4a及び4bによりテープ1より交互に再生され
る映像信号は再生映像信号処理回路30bにて適宜再生
処理されたのち、その出力(第8図a)は時間軸変換装
置100bに供給される。同期情報出力回路140′に
て上記回路30bからの再生映像信号より各1−ラック
の先頭2ラインに記録された信号■(第8図のC)と、
上記第6図に示したバースト信号を含む水平同期情報H
8′(第8図のd)が分離出力される。書込みクロック
生成回路110′において、上記回路140′からの水
平同期情報H8′に同期した書込みクロックCP2′が
生成出力される。
この書込みクロックCP2′の生成方法としては、該再
生映像信号に含まれる上記水平同期情報H8−に瞬時瞬
時位相同期して少なくともその一水平走査期間にわたっ
て連続したクロックを得るような方法が用いられる。ま
た、この書込みクロックCP2′は前記第1図の読取り
クロックcP2と同じ周波数(f2)となるように生成
される。
該回路110′からの書込みクロックCP2′により、
上記回路30bからの再生映像信号がA/D変換回路1
01にて逐次ディジタル信号に変換される。
書込みアドレス制御回路111′はカウンタなどで構成
され、上記回路140′からの水平同期情報H8′によ
り計数開始され、上記回路110′からの書込みクロッ
クCP2′を計数し、その計数値に対応するアドレス信
号が出力されてメモリ102の書込みアドレス信号とし
て供給される。このアドレス信号は上記水平同期情報H
8′によって水平走査周期単位で逐次更新され、したが
って、上記回路1.01からの出力は水平走査単位でメ
モリ102に逐次循環的に書込まれてゆく。
ここで上記第1図で述べたように、上記ヘッド4a及び
4bの走査の変わり目に、即ち上記回路8からのヘッド
切換信号(第8図のb)の立上り及び立下りの位相に相
当し、前記第3図の破線A及びBに示す位置に上記冗長
期間τが位置するように記録されているため、上記ヘッ
ド切換信号によって上記冗長期間τの所在位置を検知で
きる。
従って上記回路30bにおいて上記回路8からのヘッド
切換信号によってヘッド4a及び4bより再生される映
像信号を交互に切換えることによって、ヘッド4a、4
bの走査期間Tに含まれる映像信号をラインの過不足な
く、すべて確実に再生させることができる。
また、このとき、各セグメントに対応するセグメント番
号は第7図のセグメント番号検出回路150によって検
出され、再生中のセグメントが映像の1フレーム中で何
番目のセグメントに相当するかによってメモリへの書き
込みアドレスを適宜制御することによって、再生信号の
ライン番号が正しい順序に従って処理される。
すなわち、1フイールド内においては、上記セグメント
番号検出回路150によって、セグメント番号1のセグ
メントが検出され、これを再生するヘッド4Qの1フイ
ールド内の初めの走査期間Tでは、ライン番号1,2,
3.・・・、137の順で再生され、次のヘッド4bの
走査期間Tではライン番号1.38.139.・・・、
274の順で、次のヘッド4aの走査期間Tではライン
番号275.276、・・・、411の順で、更に次の
ヘッド4bの走査期間ではライン番号412.413.
・・・、548の順で逐次再生され、以上の動作がフィ
ールド周期で繰返し行なわれて一つに連続した映像信号
(第8図の。)が上記回路30bより出力される。
上記の処理を正しく行なうための基準となるセグメント
番号検出回路150の一構成例を第9図に、また、その
動作を説明する各部波形図を第10図にそれぞれ示す。
第9図において、セグメント番号検出回路150は、サ
ーボ基準信号入力端子157゜ヘッド切換信号入力端子
158.及び再生V信号入力端子159の3つの入力端
子から入力される信号から、再生中のセグメント番号を
検出し、その結果を判定出力端子160を介して、書き
込みアドレス生成回路111′へ送出する回路である。
まず、フレーム周期(30Hz)のモータサーボ系基準
信号(第10図のa、以下REF30)に対して、ヘッ
ドドラムの回転位相が同期するように制御される結果、
第10図に示されるように、再生映像信号(第10図の
b)も上記REF30と一定の位相関係となる。本実施
例においては、各I・ラックの先頭2ラインに同一形式
のV信号が記録されており、再生される映像信号そのも
のからは、その時点で再生されているセグメント番号を
判定することは不可能である。そこで上記のセグメント
番号検出回路150では、まずヘラ1く切換信号(第1
0図のC)の立上りエツジを、エツジ検出回路153で
検出しく第10図のd、以下エツジ検出信号)、上記エ
ツジ検出信号をDフリップフロップ(D −F F) 
151.152のクロック信号として用い、一方、RE
F30を上記D−FF151のデータ入力として、ヘッ
ド切換信号に同期化した信号DREF31(第10図の
e)を得る。さらにD−FFL52では、上記信号DR
EF31を入力として、DREF32(第10図のf)
を得る。上記のようにして得られた3つの信号、即ち、
ヘッド切換信号。
DREF31及びDREF32を3ピツ1〜の入力とす
るセグメント判定回路154により、セグメント番号1
〜8が判定される。より具体的には、再生信号中より各
セグメントの先頭を示す■信号(第10図のa)が検出
された時点で、セグメント判定回路154の3ビツトの
入力信号の極性より判定される。
例えば、セグメント番号が1のときには、ヘッド切換信
号はrr H++レベル、DREF31 、 DREF
32はそれぞ汎“H”レベル、rrL”レベルとなって
おり、上貫己3ピッ1〜パターンが得られたときは、セ
グメント番号は1と判定される。
また、第9図の実施例においては、再生信号中より検出
された■信号の誤検出を防止するためにV信号保護用の
グー1〜信号(第10図のL)を、ヘッド切換信号を入
力とする遅延回路155によって生成し、上記ゲート信
号がtt Huレベルにある期間でのみ、ゲート回路1
56を開くことにより、上記期間以外での■信号の誤検
出を防止している。
上記の如く、各トラック先頭位置に記録されている■信
号を、上記保護方式を併用して正確に検出し、またセグ
メント番号の判定も上記方法によって確実に行なうこと
が可能となり、再生時の信号処理における信頼度を著し
く向上させることができる。
一方、上記回路111′において、上記ヘッド4−0 
4bの走査周期Tごとに回路140′からの水平同期情
報H8′(第8図のd)が所定数(この実施例では13
7)計数され、その計数終了後火の水平同期情報H8′
が入力されるまでの期間、即ち上記冗長期間τに相当す
る期間及び■信号が記録されている各トラックの初めの
2ラインの期間では上記書き込みアドレス信号の出力は
一時的に停止される。
このため、上記冗長期間で及び各トラック初めの2ライ
ンの期間で上記メモリ102に信号が書き込まれること
はなく、またその期間(τ+2ライン)でメモリ1.0
2が信号の書き込まれない空白の部分を生ずることもな
く、上記回路101からの出力はラインの過不足なく(
ライン番号1から548までの)すべてが水平走査単位
で循環的に逐次メモリ102に書き込まれる。
なお、上記回路111′における水平同期情報H8′の
計数方法として、第7図の破線の経路で示すように上記
回路8からのヘッド切換信号の供給を受けて、該ヘッド
切換信号の立上り及び立下りごとに上記水平同期情報H
8′の計数を開始してそれ以降に入力される水平同期情
報H8′を所定数計数するようにしても良いが、このヘ
ッド切換信号を用いる代わりに、上記回路140′から
の再生■信号(第8図のC)を用いて、この再生■信号
により水平同期情報HS ′の計数を開始して、以降こ
の水平同期情報H8′を所定数(137)ごとに順次繰
返し計数するようにしてもよい。
この後者の計数方法によれば、上記ヘット切換信号を用
いないでも上記冗長期間τの所在位置を上記再生V信号
を基に自己検出することができる。
更に、この計数方法によって上記水平同期情報H8′を
所定数計数して、その計数終了によって得られる計数終
了パルス(第8図のe)を上記回路111′より得、こ
の計数終了パルスを遅延回路141にて所定期間τ′(
=τ/2)遅延しく第8図のf)のラッチ回路142に
て上記回路8からのヘッド切換信号を上記回路14】か
らの出力(第8図のf)の立下りで同期化すれば、該回
路142からは、第8Naに示すように、その立上り及
び立下りの位相が上記冗長期間τ内に含まれる信号が得
られる。
従って、この回路142からの出力を第7図の破線経路
に示すように上記ヘッド切換信号の代わりに上記回路3
0bに供給して、この信号でヘラ1く4a及び4bから
の出力を交互に切換えるようにしてもよく、上記同様に
ラインの過不足なく、そのすべてを連続して再生出力さ
せることができる。
次に、読取りクロック生成回路120′にて前記第1図
の書込みクロックCP□と同じ周波数(fl)の読取り
クロックc p1′が生成出力される。基準信号生成回
路131にて、上記回路120′からのクロックが適宜
分周されて、原映像信号(第2図のa)と同じ形式で同
じ周波数を有するブランキング信号(同期情報も含む)
BLKと、水平同期情報Hと、垂直同期情報v′(第8
図のL)と、更にこの垂直同期情報v′に対し所定時間
τ3だけ時間先行したタイミングの基準信号REF30
(第8図のh)がそれぞれ生成出力される。読取リアド
レス制御回路121′はカウンタなどで構成され、上記
回路131からの水平同期情報Hによって計数開始され
、該回路120′からの読取りクロックCP1′が計数
され、その計数値に対応するアドレス信号が出力されて
、上記メモリ102の読取リアドレス信号として供給さ
れる。このアドレス信号は上記水平同期情報Hによって
水平走査周期毎に逐次更新され、かつ、その水平同期情
報Hを所定数(本実施例では548)計数したら、上記
読取リアドレス信号の出力は一時的に停止される。上記
回路131からの垂直同期情報v′によって上記一連の
計数動作が再開始されて、以下、上記同様の動作が繰返
される。
従って、上記回路121′からの読取リアドレス信号に
よってメモリ102から逐次読取られてD/A変換回路
103にてアナログ信号に変換されて出力される映像信
号は、第8図、jに示すように、ラインの過不足なしに
そのすべて(すなわちフィールド当りライン番号1から
548までの全て)が時間連続した形態で得られる。こ
のD/A変換回路103からの出力(第8図のj)は、
ブランキング信号挿入回路105にて上記回路131か
らのブランキング信号BLKが挿入される。
また、前に述べたように、上記回路131からの基準信
号REF30はディスクサーボ回路9に再生時のサーボ
基準信号として供給され、該回路9により、前記第1図
で述べたとまったく同様のサーボ制御が行われ、上記基
準信号REF30と上記回路8からのヘッド切換信号の
両者が互いに位相同期するように、更に具体的には、第
8図に示すように、基準信号REF30(第8図のh)
とヘッド切換信号(第8図のb)との位相差時間がで□
となるように、ディスクモータ6が回転制御される。
なお、キャプスタンモータ20はキャプスタンサーボ回
路21′により回転制御されるが、このキャプスタンサ
ーボ回路は、テープ1とヘッド4a及び4bの相対的な
位置を制御して信号を正しく再生するためのトラッキン
グ制御系などで構成され、従来より公知のものが用いら
れる。
以上のサーボ制御により、上記メモリ102への書込み
動作が読み取り動作より時間先行するように制御される
。このため、メモリ102に書込まれた映像信号は欠落
なくそのすべてが変動のない安定した時間軸で正しく読
み取られ、また上記したように記録時に削除されたブラ
ンキングと同期情報は上記回路105にて読取りと同じ
安定した時間軸の上記ブランキング信号BLKによって
補われる。
従って、端子400からは再生映像信号(第8図のa)
のスキューと時間軸変動が除去され、かつ原映像信号を
忠実に復元した安定な映像信号が出力される。
上記の実施例は、式(1)〜(4)に従って、高品位T
V信号を4つのセグメントに分割して記録する場合につ
き示したものであるが、本発明はもちろん上記実施例に
とどまることなく適用することができる。
第11図は、高品位TV信号の1フイ一ルド期間の信号
を3つのセグメントに分割し、さらに各セグメントの信
号を2つのチャンネルに分割し、各チャンネル毎に独立
したヘッドで記録する2チャンネル分割・3セグメント
記録方式において本発明を適用した場合のトラックパタ
ーンを示す図である。第11図において、T、□l T
b5− r Ta、、tT、、2.  ・・は各トラッ
クを示しており、σの添字の付されたトラックはチャン
ネルAの、bの添字の付されたトラックはチャンネルB
の各信号が記録されているトラックである。
本実施例においては、上記のように、1フイールドは3
セグメントに分割され、さらに各セグメントの信号が2
チヤンネルに分割されて記録されることから、1フイー
ルドの映像信号は6本のトラックにわたって記録されて
おり、さらに1フレームの映像信号は合計12本のトラ
ックにわたって記録される。
第11図のトラックパターンにおいて、上記第1図と同
様の構成の映像信号記録装置によって形成される図中の
斜線部は冗長期間を示す。また、第3図に示したトラッ
クパターンと同様に各トラックの先頭2ラインには■信
号が記録されており、■信号にひきつづき映像信号が図
の数字で示されるライン番号の順序に従って記録される
。各トラックに記録されるライン数は、89乃至90ラ
インであって、トラックT、L3.TI、3においては
V信号にひきつづき、チャネル間の伝送特性のバラつき
を補正するための基準として用いるランプ信号(Ram
p)が各1ラインだけ記録されている。この結果、トラ
ックTえ、からTν3の6本のトラックには1フイール
ド、562.5ラインのうち518ラインが記録され、
トラックTよ、からT、6の6本のトラックには次の1
フイールド、562.5ラインのうち、同じ<518ラ
インが記録される。
第12図は、上記第11図のトラックパターンで示され
る信号を再生した場合のセグメント番号の検出方法を示
す波形図であり、セグメント番号検出回路は第9図に示
した回路に準する。第12図において、テープ走行を制
御する為のコントロール信号CTL30、及び再生時の
ヘッド切換タイミングを与えるヘッド切換信号は、各々
サーボ基準信号REF30と位相同期するように制御さ
れ、それぞれ第12図に示すタイミングの如く生成され
る。次に、サーボ基準信号REF30は、ヘッド切換信
号5W90のエツジ部を検出した信号(エツジ検出信号
E −5W90)により同期化されて。
D−REF31が得られる。D−+11EF31はさら
に上記E −5W90によって遅延されてD−REF3
2が得られる。一方、再生V信号は、第12図に示され
たように各トラックの先頭部分で得られるので、上記■
信号が得られた時点で上記した3つの信号、即ちSW9
0 、 D−REF31 、 D−REF32から3ビ
ツトの信号を得、その時点でのセグメント番号を識別す
ることが可能となる。第12図の場合、例えばセグメン
ト番号1では、5W90は“H”レベル、DREF31
は“H”レベル、DREF32LL L 11レベルと
なっており、上記の3ビツトパターンからセグメント番
号を1と判定することが可能である。
上記の如く、各トラックの先頭には全く同一形式のV信
号が記録されている場合でも、本発明によればセグメン
ト番号を判定することが可能であり、また従来の如く、
1フイールドに1回だけ記録されている垂直同期信号と
異なり、セグメント記録においても各トラックに再生時
の信号処理の基準となるV信号が記録されているので、
セグメント毎に独立した信号処理も可能となり、再生信
号処理の信頼性を大巾に向上させることが可能となる。
また、以」二述べた実施例においては、記録する映像信
号として1フレームの水平走査線数が、1125本の高
品位TV信号の場合を示したが1本発明はこれに限るも
のでなく、現行の他のテレビ方式、即ちNTSC,PA
L、 SECAMの各方式についても適用できることは
自明であり、同様の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以」二述べたように、本発明によれば、再生時には各セ
グメントの先頭で、再生信号処理の基準となる信号(V
信号)が確実に再生されるようになり、各セグメントの
信号処理をほぼ独立して行なうことができるので、再生
信号中のドロップアラ1−やドロップインなどの外乱に
対しても強い高信頼度の映像信号記録および再生装置を
提供することができる。また、各セグメントの先頭に記
録されている同一形式の■信号によっても、再生時に付
随的に生成される信号の極性を判別することによって、
再生中のトラックに対応するセグメントを識別すること
が可能となり、適確な再生信号処理を実行することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる映像信号の記録装置の一実施例
を示すブロック図、第2図はその各部波形図、第3図は
そのテープパターン図、第4図は本発明に係わる読取り
クロック生成回路の一実施例を示すブロック図、第5図
は本発明に係わる読取リアドレス制御回路の一実施例を
示すブロック図、第6図は記録映像信号の具体的波形図
、第7図は本発明に係わる映像信号の再生装置の一実施
例を示すブロック図、第8図はその各部波形図、第9図
はセグメント番号検出回路の一構成図、第10図はその
各部波形図、第11図は他の実施例におけるテープパタ
ーン図、第12図は、他の実施例における動作を説明す
る波形図。 100σ、100b・・・時間軸変換装置、101・・
・A/D変換回路、102・・・メモリ、103・・・
D/A変換回路。 104、105・・・ブランキング信号挿入回路、 1
10゜110′・・・書込みクロック生成回路、 11
1.111′・・・書込みアドレス制御回路、 120
.120′・・・読取りクロツク生成回路、121・・
・121′・・・読取リアドレス制御回路、150・・
・セグメント番号検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、N個の水平走査線より成る一垂直走査期間の映像信
    号をn(nは2以上の整数)個のセグメントに分割する
    手段、上記各セグメントに分割された信号をさらにm(
    mは1以上の整数)個のチャンネルに分割する手段、上
    記各チャンネル毎に少なくとも2個のヘッドが対応し、
    合計して少なくとも2m個のヘッドとを具備し、磁気テ
    ープ上に1回のヘッド走査でm本のトラックを記録し、
    もって上記一垂直走査期間の映像信号をn回のヘッド走
    査により、合計m・n本のトラックに分割記録するよう
    になしたヘリカルスキャン方式回転ヘッド型の映像信号
    記録再生装置において、上記の各チャンネルに対応した
    少なくとも2個のヘッドが、上記磁気テープに同時に対
    接するオーバーラップ領域を有し、上記の一垂直走査期
    間内の映像信号を1ブロック当たり〔N/m・n〕(但
    し、〔N/m・n〕はN/m・nを越えない最大の整数
    )個以内の水平走査線数に相当する映像信号を含むよう
    にm・n個のブロックに分割する手段と、上記m・n個
    のブロックを上記m・n本のトラックに順次記録するに
    際して、上記m・n個のブロック内の映像信号を、その
    水平走査期間の映像信号を単位として逐次時間軸変換し
    、もって各ブロック間に所定長の冗長期間を生成するた
    めの時間軸変換手段と、上記時間軸変換手段により生成
    された冗長期間の後半の期間において、各トラック毎に
    同一の信号形式を有する負極性の同期信号を1乃至複数
    の水平走査期間にわたって生成して記録する手段と、上
    記時間軸変換手段より出力される映像信号を各ブロック
    毎に上記負極性同期信号に継続して記録する手段とを有
    し、上記冗長期間のうち、上記負極性同期信号の記録さ
    れる期間を除く、少なくとも前半の期間を、上記オーバ
    ーラップ領域内に記録するようにしたことを特徴とする
    映像信号記録再生装置。 2、上記負極性同期信号の生成手段は、水平走査期間の
    所定位置に所定周波数のバースト信号を多重する手段を
    含み、そのバースト信号の期間を除く残りの水平走査期
    間で映像信号の黒レベルよりも低レベルの負極性信号を
    生成するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の映像信号記録再生装置。 3、N個の水平走査線より成る一垂直走査期間の映像信
    号をn(nは2以上の整数)個のセグメントに分割する
    手段、上記各セグメントに分割された信号をさらにm(
    mは1以上の整数)個のチャンネルに分割する手段、上
    記各チャンネル毎に少なくとも2個のヘッドが対応し、
    合計して少なくとも2m個のヘッドとを具備し、磁気テ
    ープ上に1回のヘッド走査でm本のトラックを記録し、
    もって上記一垂直走査期間の映像信号をn回のヘッド走
    査により、合計m・n本のトラックに分割記録するよう
    になしたヘリカルスキャン方式回転ヘッド型の映像信号
    記録再生装置において、上記の各チャンネルに対応した
    少なくとも2個のヘッドが上記磁気テープに同時に対接
    するオーバーラップ領域を有し、上記の一垂直走査期間
    の映像信号を1ブロック当たり〔N/m・n〕(但し、
    〔N/m・n〕はN/m・nを越えない最大の整数)個
    以内の水平走査線数に相当する映像信号を含むようにm
    ・n個のブロックに分割する手段と、上記m・n個のブ
    ロックを上記m・n本のトラックに順次記録するに際し
    て、上記m・n個のブロック内の映像信号を、その水平
    走査期間の映像信号を単位として逐次時間軸変換し、も
    って各ブロック間に所定長の冗長期間を生成するための
    時間軸変換手段と、上記時間軸変換手段により生成され
    た冗長期間の後半の期間において、各トラック毎に負極
    性の同期信号を伴なう信号を1乃至複数の水平走査期間
    にわたって生成して記録する手段と、上記時間軸変換手
    段より出力される映像信号を各ブロック毎に上記の負極
    性同期信号を伴なう信号に継続して記録する手段とを有
    し、上記冗長期間の前半を上記オーバーラップ領域内に
    記録するようになし、再生時には、再生信号中より上記
    の負極性同期信号を検出する手段、ヘッド回転位相の基
    準を与えるフレーム周期の位相基準信号を生成する手段
    、ヘッド回転位相に応じて生成されるヘッド切換信号生
    成手段、上記検出手段により検出された負極性同期信号
    と、上記位相基準信号と、上記ヘッド切換信号の3つの
    信号を入力として、1垂直走査期間内又は1フレーム期
    間内のセグメントの順序を識別する手段とを具備して成
    ることを特徴とする映像信号記録再生装置。 4、上記のセグメントの順序を識別する手段が、ヘッド
    切換信号を入力として、そのエッジ位置を検出するエッ
    ジ検出手段、上記エッジ検出手段より出力される信号を
    用いて、上記位相基準信号を遅延する手段とを備え、上
    記ヘッド切換信号と、上記遅延手段より出力される信号
    の極性から、上記セグメントの順序を識別するようにな
    したことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の映像
    信号記録再生装置。
JP62287310A 1987-11-16 1987-11-16 映像信号記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0757024B2 (ja)

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Citations (4)

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JPS6129283A (ja) * 1984-07-20 1986-02-10 Hitachi Ltd 映像信号の記録方法、映像信号の記録装置および記録再生装置
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