JPH01128727A - ロックウール育苗ブロック - Google Patents

ロックウール育苗ブロック

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Publication number
JPH01128727A
JPH01128727A JP62288780A JP28878087A JPH01128727A JP H01128727 A JPH01128727 A JP H01128727A JP 62288780 A JP62288780 A JP 62288780A JP 28878087 A JP28878087 A JP 28878087A JP H01128727 A JPH01128727 A JP H01128727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rock wool
soil
seedling
block
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62288780A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Asai
朝井 紀明
Masayuki Nagai
正幸 永井
Chiharu Nakamura
中村 千春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichias Corp
Original Assignee
Nichias Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichias Corp filed Critical Nichias Corp
Priority to JP62288780A priority Critical patent/JPH01128727A/ja
Publication of JPH01128727A publication Critical patent/JPH01128727A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はロックウール育苗ブロックに関する。
(従来の技術) 植物のロックウール栽培において、あらかじめ苗をロッ
クウール上で生育させた後、ロックウールブロックごと
苗を土に移植して生長させる栽培法がある。これは、苗
を生育させる際には、ロックウールを使用して一度に多
くの苗を効率的に育て1本格的に生長させる際に土に移
植して大きく生育させることを目的とするものである。
第2図は従来のロックウールブロックを使用して、苗が
土壌中に移植された状態を示す。図で1はロックウール
ブロック、2は土壌である。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、ロックウールブロックでその内部に保たれる
水分は毛細管によって保たれるので、土壌に比較して保
水力が劣る。そのため、従来ロックウールブロックを土
壌に移植した後は、ロックウールブロックの内部に保持
されていた水分が土壌に吸引されて取られてしまい、苗
の千金な成育が妨げられるという問題点がある。すなわ
ち、第2図に示すようにロックウールブロック1から土
壌2に水分が取られることによって、根が傷−み活着が
妨げられる等の問題が生じる。
したがって、苗を健やかに生育させるためには、移植し
た後、根がロックウールブロックから土壌中にまで根を
張る間、潅水等による水分の補給を行う必要があるが、
広い圃場に十分に潅水を行うことはコスト面から困難で
あり、栽培者側にあっては、苗をロックウールブロック
ごと移植しても、潅水等をせずに苗を良好に生育させる
ことが可能なロックウールブロックが強く要望されてい
る。
そこで、本発明は上記問題点を薄情すべくなされたもの
であり、その目的とするところは、土移植用のロックウ
ールブロックであって、土移植後にロックウールブロッ
クからの水分の散逸が少なく、苗の生育を好適になし得
るとともに、その結果、作業性および生産性を著しく向
上させることのできるロックウール育苗ブロックを提供
するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため次の構成をそなえる。
すなわち、土移植を目的とするロックウールブロックに
おいて、ロックウールブロックを土に移植した際土壌と
接触する外側面および底面に、土壌とロックウール毛細
管との水分の流通を妨げる撥水処理を施したことを特徴
とする。
(作用) ロックウール育苗ブロックの土壌と接触する外側面およ
び底面に撥水処理を施したことにより、ロックウール育
苗ブロックごと苗を土壌に移植した際、ロックウール育
苗ブロック中の水分が土壌中に散逸せず、ロックウール
育苗ブロック内に十分に水分が保有されるので、苗の活
着を良好にすることができる。
(実施例) 以下本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は、本発明に係るロックウール育苗ブロックの一
実施例を示す説明図である。同図で10はロックウール
育苗ブロックであり、10aはロックウール育苗ブロッ
ク10の保水部分である本体部である。この本体部10
aはロックウールを立方体のブロック状に形成したもの
である。11は前記本体部10aの外周面に設けられた
撥水部である。この撥水部11は撥水性を有する合成樹
脂等を塗布することによって設けられるが、本体部10
aと土壌2との間の通気性は遮蔽しないようにされる。
本体部10aは繊維状のロックウールからなっているか
ら、前記撥水性樹脂を薄く塗布することによって、繊維
間の空隙がそのまま残る形態となる。そして、撥水部1
1を設けることによって、土壌とロックウールの毛細管
とが直につながることを妨げる。
なお、前記撥水部11はロックウール育苗ブロック10
の上面10bを除いた5面金部に設けられるものであり
、上面10bには種を蒔くための凹穴が設けられる。
上述したロックウール育苗ブロックを使用する際は、ま
ず上記ロックウール育苗ブロックにおいて苗を生育させ
、移植が可能な大きさに生育したところで土壌に移植す
る。第1図は移植後の状態を示すが、前記ロックウール
育苗ブロック10の土壌2と接する外側面および底面に
は前記撥水部11が設けられているから、ロックウール
の毛細管が直に土壌2につながらず、これによって、ロ
ックウール育苗ブロック10にあらかじめ保有されてい
た水分が、土壌2のほうに吸引されず、ロックウール育
苗ブロック10の保水性を高めることができる。
こうして、ロックウール育苗ブロック10には移植後に
も十分に水分が保たれるので、外部からあらためて潅水
等の水分補給を行わないでも、植物の根の活着が良好に
なる。そして、根が大きくなると、撥水部11を通過し
て根が土壌中に張るようになる。上述したように前記撥
水部11は撥水性樹脂を薄く塗布しであるだけであるの
で、ロックウール育苗ブロック10の側面および底面に
は繊維間の隙間が多数あり、土壌中に根が伸長すること
を妨げることがない。
ロックウールブロックで育てられた苗は通常−週間程度
で土壌中にまで根を張るようになるーから、上述したよ
うに、移植後ロックウール育苗ブロック10内に水分が
十分に保たれることによって、苗は良好に土壌中にまで
根を張ることができ、土壌中に根を張った後は土壌から
栄養分をとって大きく生育することができる。
なお、前記撥水部11は撥水性を有する素材であればよ
く、とくに限定されるものではない。また、この撥水部
11は従来のロックウールブロックにたいして、塗布等
の簡単な操作によって設けることができるから、安価に
形成することができる。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて種々説明し
たが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、
発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得る
のはもちろんのことである。
(発明の効果) 本発明によれば、上述したように、ロックウールブロッ
クの土壌に接する外側面および底面に撥水性処理を施し
たから、苗を生育させたロックウール育苗ブロックを土
壌に移植した後、ロックウール育苗ブロックから土壌に
水分が散逸することが防止でき、ロックウール育苗ブロ
ック中に水分が十分保たれるから移植後に苗が傷んだす
せずに良好に活着させることができる。また、このロッ
クウール育苗ブロックは撥水処理を施すだけで良いので
、fA造が容易である。そして、このロックウール育苗
ブロックを使用すれば、移植後に潅水等の水分の補給を
する必要がまったくないから、栽培土の作業性、生産性
をきわめて向上させることができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るロックウール育苗ブロックの一実
施例を土壌に移植した例を示す説明図、第2図は従来例
を示す説明図である。 1・・・ロックウールブロック、 2・・・土壌、  
10・・・ロックウール育苗ブロック、10a・・・本
体部、  11・・・撥水部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、土移植を目的とするロックウールブロックにおいて
    、ロックウールブロックを土に移植した際土壌と接触す
    る外側面および底面に、土壌とロックウール毛細管との
    水分の流通を妨げる撥水処理を施したことを特徴とする
    ロックウール育苗ブロック。
JP62288780A 1987-11-16 1987-11-16 ロックウール育苗ブロック Pending JPH01128727A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62288780A JPH01128727A (ja) 1987-11-16 1987-11-16 ロックウール育苗ブロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62288780A JPH01128727A (ja) 1987-11-16 1987-11-16 ロックウール育苗ブロック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01128727A true JPH01128727A (ja) 1989-05-22

Family

ID=17734620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62288780A Pending JPH01128727A (ja) 1987-11-16 1987-11-16 ロックウール育苗ブロック

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JP (1) JPH01128727A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013529923A (ja) * 2010-06-30 2013-07-25 ロックウール・インターナショナル・アクティーゼルスカブ 育苗培地製品、植物の成長方法、育苗培地製品を製造するプロセス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013529923A (ja) * 2010-06-30 2013-07-25 ロックウール・インターナショナル・アクティーゼルスカブ 育苗培地製品、植物の成長方法、育苗培地製品を製造するプロセス

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