JPH01127552A - 巻取機の巻戻しロール駆動制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は巻取機の巻戻しロール駆動制御装置に関する。

（従来の技術） 従来、シートの継ぎ替えは新巻戻しロールの周速Ｖｌを
操作員が速度設定器を調整することによって、旧巻戻し
ロール周速Ｖ２と等しくなる様に調整し、Ｖ１＝Ｖ２と
なったことを目視確認の後、プレッシャーロール加圧指
令を操作員が手動で発行される。これにより、プレッシ
ャーロール加圧装置が作動し、プレッシャーロールが旧
巻戻しロールとガイドロールの間のシートを新巻戻しロ
ールに押付け、新巻戻しロールのシート端を新巻戻しロ
ールの周上に貼付けている両面テープが。

押付は部を通過する時に旧巻戻しロールとガイドロール
の間のシートに１両面テープが接着し、旧巻戻しロール
のシートと新巻戻しロールのシートが継がる。この後、
操作員がナイフ駆動指令を手動で発行し、これによりナ
イフ駆動装置が作動し。

ナイフが旧巻戻しロールとガイドロールの間のシートを
切断することによってシートの継ぎ替えが完了する。

（発明が解決しようとする問題点） 前記の様に、旧巻戻しロールから新巻戻しロールへのシ
ートの継ぎ替えは、操作員の目視確認。

手動操作といった操作が介在しており、操作員の技術的
練度、経験によりシート継ぎ替え作業の品質および効率
が左右されるという憾みがある。

本発明は、上記の様な点に鑑みてなされたもので、操作
員の介在が不要で自動的にかつ一定品質、一定効率でシ
ート継ぎ替えが可能な巻取機の巻戻しロール駆動制御装
置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明においては。

中心軸駆動される巻取ロールとガイドロールと新旧ロー
ルの継ぎ替えを行なうプレッシャーロールと、旧ロール
のシートを切断するナイフとから構成される巻取機の巻
戻しロール駆動制御装置において、新巻戻しロール上の
既知の幅を有するシート継ぎ替え用のテープと、このテ
ープが通過することを検出する第１のセンサと、第１の
センサをテープが通過する時間を検出する通過時間検出
器と０通過時間とテープ幅から新巻戻しロール周速を演
算する新巻戻しロール周速演算器と、ガイドロールの回
転速度からガイドロール周速、即ち旧巻戻しロール周速
を演算する旧巻戻しロール周速演算器と、新巻戻しロー
ル周速がガイドロール周速、即ち旧巻戻しロール周速と
同期したことを判定する同期判定器と、同期が成立した
後、プレッシャーロール加圧のタイミングを演算する加
圧タイミング演算器と、プレッシャーロール加圧後。

旧巻戻しロールのシートを切断するナイフを駆動させる
タイミングを与えるナイフタイマーと、第１のセンサか
ら既知の距離に設けられた第２のセンサと、第１のセン
サから第２のセンサまでテープが移動する時間を検出す
る移動時間検出器と。

第１のセンサから第２のセンサまでテープが移動する長
さを演算する移動長演算器と、新巻戻しロール半径を演
算する半径演算器と、新巻戻しロール周速がガイドロー
ル周速、即ち旧巻戻しロール周速と等しくなる速度基準
を演算する速度基準演算器を具備することを特徴とする
巻取機の巻戻しロール朧動制御装置を提供するつ （作用） この様に構成された装置においては、旧巻戻しロールと
新巻戻しロールの周速の同期調整、プレッシャーロール
の圧加指令、ナイフ駆動指令の発行が自動的に行なわれ
るため、操作の介在が不要であり、自動的にかつ一定品
質、一定効率でシート継ぎ替えが可能であり、省力化効
化も大である。

（実施例） 以下に本発明の一実施例を図面によって説明する。

１はナイフ駆動装置、２はプレッシャーロール加圧装置
、３はナイフ、４はプレッシャーロール、５は旧巻戻し
ロール、６はガイドロール、７ハ新巻戻しロール、８は
ガイドロールモータ、９ハ巻戻しロールモータ、１０は
両面テープ、１１はガイドロール速度検出器、１２は巻
戻しロール速度検出器、１３は巻戻しロールモータ制御
装置。

１４は速度設定器である。

旧巻戻しロール５はガイドロール速度検出器１１および
図示しないガイドロールモータ制御装置によって制御さ
れたガイドロールモータ８によって駆動されるガイドロ
ール６を経て１図示しないアンワインダによって周速ｖ
２で巻戻されている。旧巻戻しロール５が巻戻し完了に
近づくと。

巻戻しロール速度検出器１２および巻戻しロールモータ
制御装置１３によって制御される巻戻しロールモータ９
によって周速Ｖｌで駆動される新巻戻しロール７とのシ
ート継ぎ替えが行なわれる。

１５．１６はセンサ２，１７は移動時間検出器。

１８は移動長演算機、１９は半径演算器、２０は速度基
準演算器、２１は通過時間検出器、２２は新巻戻しロー
ル周速演算器、２３は同期判定器。

２４は加圧タイミング演算器、２５はナイフタイマー、
２６は旧巻戻しロール周速演算器である。

新巻戻しロール７の周上の長さｔｌのテープ１０が、セ
ンサ１５を通過すると、テープ１０が通過している間、
声ンサ１５は出力Ｐ１を出力する。Ｐｌは通過時間検出
器２１に入力され、長さｔｌのテープ１０の追加時間ｔ
１が検出される。

ｔｌは新巻戻しロール周速演算器２２に入力され。

が演算され、これによって新巻戻しロール７の周速Ｖｌ
が決定される。−万、旧巻戻しロール５の周速ｖ２は、
ガイドロール６を駆動するガイドロールモータ８に結合
されたガイドロール速度検出器１１で検出される回転速
度ｎ２とガイドロール直径りより、旧巻戻しロール周速
演算器２６により Ｖ　雪　＝　π　Ｄｎ２ で決定され１周速ｖ２は周速９１と共に同期判定器２３
に入力されＶ　１　＝　１２−αであるか否かが判定さ
れる。ここにαはｅ　　ｖｌ　＝ｖ！と事実上見なせる
許容値である。

また、センサー５を通過したテープ１０がセンサー５か
ら新巻戻しロール７と同心円周上長さＬだけはなれたセ
ンサー６の通過すると、テープｌＯが通過している間、
センサー６は出力Ｐ２を出力する。出力Ｐ２と出力Ｐ１
は移動時間検出器１７にそれぞれ入力され、テープ１０
がセンサ１５からセンサ１６へ移動した移動時間ｔ！が
検出される。移動時間ｔ２は周速ｖ１と共に移動長演算
器１８に入力され。

ｔ２＝Ｖ１１意 が演算され、テープ１０の移動長さｔ２が決定される。

ｔ２は半径演算器１９に入力され。

が演算され、新巻戻しロールの半径ｒが決定される。こ
こに、Ｒは新巻戻しロール７の中心からセンサ１５およ
びセンサ１６までの距離である。

半径ｒは旧巻戻しロール周速ｖ２と共に速度基準演算器
２０に入力され。

が演算され、旧巻戻しロールの周速ｖ２に等しい。

新巻戻しロール周速を与える速度基準Ｎが決定される。

速度基準Ｎは１巻戻しロール速度検出器１２の出力ｎ１
と共に巻戻しロール制御装置１３に入力されることによ
り１巻戻しロールモータ９はＶ　１　＝Ｖ　２となる様
、自動的に速度制御される。

この結果Ｖｌが事実上Ｖ！と等しいと同期判定器２３で
判断されると、出力ＹＢＳにより加圧タイミング演算器
２４により。

が演算され、タイマー時間Ｔｌ後にプレッシャーロール
加圧指令ＰＲが出されプレッシャーロール加圧装置２が
作動し、プレッシャーロール４が旧巻戻しロール５とガ
イドロール６間のシートを新巻戻しロール７に押しつけ
る。ここにＴ１はテープｌＯがセンサ１５から前記の押
しつけ部まで角度０を周速ｖ１で移動するのに必要な時
間２πｒ０ ６０Ｖ１ からプレッシャーロール４が起動してから新巻戻しロー
ル７に押付られるまでの時間βを減じたものであり、こ
れによりテープ１０が前記押しつけ部に移動したのと同
時にプレッシャーロール４が新巻戻しロール７に押しつ
けられる様、プレッシャーロールが加圧指令出力の最適
タイミングを自動的に与えている。プレッシャーロール
加圧指令ＰＲは新巻戻しロール周速ｖ１と共にナイフタ
イマー２５に入力される。ナイフタイマー２５は１２時
間後、ナイフ駆動指令ＫＮを出力し、ナイフ駆動装置１
が作動し、ナイフ３が旧巻戻しロール５のシートを自動
的に切断することができる。

ここに Ｔｚ＝ｒ（Ｖｔ） であり、新巻戻しロール周速ｖ１の関数ｒ（Ｖｔ）で決
足される値である。

〔発明の効果〕

本発明によれば巻取機の巻戻しロールのシート継ぎ替え
作業を操作員の手動操作の介在なしに自動的に行なうこ
とが可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示す巻取機の巻戻しロール駆
動制御装置の構成図である。 １５．１６・・・センサ １７・・・移動時間検出器 １８・・・移動長演算器 １９・・・半径演算器 ２０・・・速度基準演算器 ２１・・・通過時間検出器 ２２・・・新巻戻しロール周速演算機 ２３・・・同期判定器 ２４・・・加圧タイミング演算器 ２５・・・ナイフタイマー ２６・・・旧巻戻しロール周速演算器 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　　　　　山　　下　　　　　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中心軸駆動される巻取ロール及びガイドロールと、新旧
   ロールの継ぎ替えを行なうプレッシャーロールと、旧ロ
   ールのシートを切断するナイフとからなる巻取機の巻戻
   しロール駆動制御装置において、新巻戻しロールの上の
   既知の幅を有するシート継ぎ替えるテープと、このテー
   プが通過することを検出する第１のセンサと、この第１
   のセンサを前記テープが通過する時間を検出する通過時
   間検出器と、通過時間及びテープ幅から前記新巻戻しロ
   ールの周速を演算する新巻戻しロール周速演算器と、ガ
   イドロールの回転速度から旧巻戻しロールの周速を演算
   する旧巻戻しロール周速演算器と、前記新巻戻しロール
   の周速が前記旧巻戻しロールの周速と同期したことを判
   定する同期判定器と、この同期判定器の出力信号によつ
   て前記プレッシャーロールの加圧のタイミングを演算す
   る加圧タイミング演算器と、前記プレッシャーロールの
   加圧後に前記旧巻戻しロールのシートを切断するナイフ
   を駆動させるタイミングを与えるナイフタイマと、前記
   第１のセンサから既知の距離に設けられた第２のセンサ
   と、前記第１のセンサから前記第２のセンサまでテープ
   が移動する時間を検出する移動時間検出器と、前記第１
   のセンサから前記第２のセンサまでテープが移動する長
   さを演算する移動長演算器と、前記新巻戻しロールの半
   径を演算する半径演算器と、前記新巻戻しロールの周速
   が前記旧巻戻しロールの周速と等しくなる速度基準を演
   算する速度基準演算器とを具備する巻取機の巻戻しロー
   ル駆動制御装置。