JPH01127296A

JPH01127296A - 記録装置

Info

Publication number: JPH01127296A
Application number: JP62286729A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Matsumoto; 博明松本
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1987-11-13
Filing date: 1987-11-13
Publication date: 1989-05-19
Anticipated expiration: 2011-02-07
Also published as: JPH0811391B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、ファクシミリ装置等に使用される長尺記録シ
ートを所定の位置で切断する記録装置に関する。

［従来の技術］長尺のたとえばロール状記録シートを所定の位置で切断
するファクシミリ装置において、印字した記録シートを
カッタの切断位置まで搬送ローラで搬送し、移動刃を駆
動して記録シートを切断し、上記移動刃がホームポジシ
ョンに戻ったことを検出した後に、ロールから伸びてい
る記録シートを引き戻し、　＋ＪＪａｒ後の記録シート
の先端を記録ヘッドの印字位置まで戻すことが従来１行
なわれている。

［発明が解決しようとする問題点］上記従来装置においては、記録シートが切断された後、
移動刃がホームポジションに戻るまでの間に、切断され
た記録シートの先端が切断位置に残り、上記移動刃がホ
ームポジションに戻った後に、切断された記録シートを
引き戻す、したがって、切断が完了してから移動刃がホ
ームポジションに戻るまでの時間がロスタイムになり、
原稿の頁間の手順が長くなるという問題がある。

また、上記移動刃が揺動するタイプである場合、移動刃
が復帰する経路内に、切断された記録シートの先端が入
り、復帰途中の移動刃によって折り曲げられたり傷つけ
られたり等の障害が生じ、引続いて受信動作に入るとき
に折り曲げられた記録シートの先端がカッタ、ガイド板
等に引っかかることによってジャムが発生しやすいとｌ
、Ｘう問題がある。

［問題点を解決するための手段］本発明は、カッタが記録シートの切断を完了した後に、
回転体を所定量だけ逆転させるものである。

ｒ作用］本発明は、カッタが記録シートの切断を完了した後に、
回転体を所定量だけ逆転させるので、原稿の頁間の手順
を短くすることができ、また、移動刃が揺動するタイプ
であっても、ジャムが発生しにくい。

［実施例］第１図は１本発明の一実施例を示すブロック図である。

この実施例において、記録シート搬送用ステッピングモ
ータ１と、カッタ駆動用ステッピングモータ２と、記録
シート搬送用ステッピングモータ１のドライバ３と、カ
ッタ駆動用ステッピングモータ２のドライバ４と、制御
部５と、制御部５からドライバ４に与える駆動パルス数
をカウントするカウンタ６と、所定のパルス数を予めセ
ットする設定器７と、カウンタ６の出力と設定器７に設
定した値とを比較する比較器８とを有する。ここで、制
御部５は、装置全体の制御を行なうもので、たとえばマ
イクロプロセッサ等のＣＰＵ、後述するフローチャート
で示されたＣＰＵの制御プログラムや各種データを格納
しているＲＯＭ、ＣＰＵのワークエリアとして使用され
るとともに、各種データの一時保存等を行なうＲＡＭ等
を備えている。

第２図は、上記実施例を記録装置に適応した場合の実施
例を示す斜視図である。

この実施例において、プラテンローラｌＯは、記録シー
ト９を記録ヘッド１２に押圧するとともに、記録シート
９を搬送するローラであり、記録シート搬送用ステッピ
ングモータｌによって減速器１１を介して駆動されるも
のである。減速器１３は、カッタ駆動用ステッピングモ
ータ２の動力を減速し、クランク歯車１４に伝達するも
のである。連接棒１５は、クランク歯車１４の回転力を
揺動アーム１６の揺動力として伝える棒である。揺動ア
ーム１６は、揺動中心１６ａの回りを揺動しなからカッ
タの移動刃１７の゛揺動ビン１７ａを駆動するものであ
る。移動刃１７は、固定刃１８との協働によって記録シ
ート９を切断するものである。センサ２０は、移動刃１
７がホームポジションにあることを検出するセンサであ
る。

次に、上記実施例の動作について説明する。

第３図は、第１図に示すブロック図における要部の信号
を示すタイムチャートであり、第７図は、上記実施例の
動作を示すフローチャートである。

まず、トレーニング受信しくＳｌ）、次いでＰＩＸ受信
しくＳ２）、記録動作を行なう、この記録動作において
、主走査方向の画像データに基づいて記録シート９に記
録ヘッド１２が印字した後に、記録シート搬送用ステッ
ピングモータ１を所定のステップ数駆動することによっ
て、記録シート９を移動して副走査方向のシート送りを
行ない、上記主走査方向の印字、副走査方向のシート送
りを繰返す、このようにして１頁分の画像記録が終了し
たときに（Ｓ３）、記録シート搬送用ステッピングモー
タｌをＮパルス駆動しくＳ５）、カッタ１９の切断位置
まで記録シート９を搬送する。ここでＥＯＭ（メツセー
ジ終了信号）またはＲＴＣ（制御復帰信号）が無くキャ
リア受信すれば（５４）Ｓ２に戻る。

記録ヘッド１２の記録ラインの位置からカッタ１９の切
断位置までの距離をＬとし、記録シート搬送用ステッピ
ングモータｌを１ステツプ駆動したときに記録シート９
が搬送されるピッチをＰとし、切断するときの余裕代を
Ａとすると、上記Ｎ（自然数）は次の式で表わされる。

Ｎ＝　（Ｌ／Ｐ）＋Ａ次に、カウンタリセット信号ｄによってカウンタ６をリ
セットしくＳＳ）、カッタ駆動用ステッピングモータ２
のドライバ４に制御部５からカッタ駆動パルスＣを供給
しくＳ７）、カッタ１９の移動刃が動き始める。カウン
タ６は駆動パルスＣのパルス数をカウントする。一方、
移動刃１７がホームポジションから上死点近傍まで（つ
まり、記録シート９が切断されるまで）移動するのに必
要なカッタ駆動用ステッピングモータ２のパルス数が設
定器７に設定されている。比較器８は、カウンタ６の出
力ｅと、設定器７からの出力（設定値）とを比較しく３
８）、カウンタ出力ｅが上記設定値以上のときにＨＩＧ
Ｈレベルになる比較器出力ｆを出力する。

ここで、移動刃１７が移動し、記録シート９の切断が完
了すると、カウンタ６の出力ｅと設定器７の値とが一致
し、比較器８の出力ｆがＨＩＧＨに変化し、切断が完了
したことをＣＰＵ５が知る。そして、記録紙巻戻しカウ
ンタの値Ｃに伽Ｍをセットしく５９）、このときに、制
御部５が記録シート搬送用ステッピングモータｌのドラ
イバ３に対して正逆信号すを送り、ステッピングモータ
１を逆方向にＭパルス駆動しくＳ　１０）　、上記値Ｃ
を１デイクリメントする（Ｓ　１１）　。

記録シート９の先端が記録へラド１２の印字ラインから
外れないようにするための余裕代をＢとすると、上記Ｍ
は、次の式で表される。

Ｍ＝　（Ｌ／Ｐ）−Ｂ記録シート９を引き戻している（上流に進めている）間
に、カッタ１９の移動刃１７がホームポジションまで戻
る。

これによって、移動刃１７がホームポジションに戻りつ
つあるときに、記録シート９の先端が印字ラインに向か
って引き戻される（３１２．３１３．５１４．３１５，
５１６）ので、頁間の伝送手順信号の送受に必要な時間
を短縮することができる。なお、記録シート９の先端が
所定長戻ったときにカッタがホームポジションに戻って
いなければ、カッタがホームポジションに戻るのを待ち
１反対に、カッタがホームポジションに戻ったときに記
録シート９の先端が所定長戻っていなければ、記録シー
ト９の先端が所定長戻るのを待つ。

そして、記録シート９の先端が所定長戻りしかもカッタ
がホームポジションに戻った場合、ＭＰＳ　（マルチ頁
信号）を受ければ（Ｓ　１７）　。

ＭＣＦ（メツセージ確認信号）で応答して（５１８）Ｓ
ｌに戻る。上記の場合、ＭＰＳを受けずＥＯＭ（メツセ
ージ終了信号）を受ければ（Ｓ　１９）、ＭＣＦで応答
して（Ｓ　２０）リターンする。上記の場合、ＭＰＳも
ＲＯＭも受けなければ、ＥＯＰ　（手順終了信号）を受
けたときに（５２１）回線を切断しく５２２）、ＥＯＰ
を受けないときに６秒待機しく３２３）、回線を切断す
る。

すなわち、第４図に示すように、ＣＣＩＴＴのＴ３０手
順において、送信機側がＦＩＸ（画像信号）、ＲＴＣ（
制御復帰信号）、ＭＰＳ　（マルチ頁信号）を送った後
で、従来は、受信機側で記録シートの引き戻しが完了し
ていないので、受信機側がＭＣＦ（メツセージ確認信号
）を送出できず、受信機側がＭＣＦを送出していない間
に、第４図（１）に示すように送信機がＭＰＳを゛再び
送出し、このときに受信可能状態になるので、受信機が
ＭＣＦを送出し１次頁の画像信号の受信を行なう、しか
し、１回目のＭＰＳと２回目のＭＰＳとの間の時間Ｔｏ
（＝約３秒間）がロスタイムになる。

一方、上記実施例において、移動刃１７がホームポジシ
ョンに戻る動作と記録シート９の先端が印字ラインに向
かって引き戻される動作とが同時に実行されるので、記
録シート切断に関する時間が短縮し、第４図（２）に示
すように、１回目のＭＰＳを受信したときに、ＭＣ３を
直ちに返送することができ、上記時間Ｔｏのロスタイム
が生じない。

第５図（１）、（２）は、第２図に示す記録装置のカッ
タ１９に対応する従来例を横から見た断面図である。

この従来装置は、プラテンローラ１０ｍによって搬送さ
れた記録紙９ａは、移動刃１７ａが揺動することによっ
て切断される。移動刃１７ａは。

その後、上死点（第５図（２）に実線で示す位５りで逆
方向に回動し、ホームポジション（第５図（２）に二点
鎖線で示す位置）に復帰する。ここで第５図（１）に示
すように、記録シー）９ａが移動刃１７ａによって持ち
上げられながら切断されるので、切断された後の記録シ
ー）９ａが重力の作用で下ガイド板２０ａ側に落ちたと
きに、その先端９１ａは移動刃１７ａの復帰経路内に入
ることになる。したがって、そのままの状態で移動刃１
７ａが復帰しようとすると、記録シートの先端９１ａを
折り曲げたり、傷つけることになり、その後の動作時に
ジャムを引き起こす原因になる。

ところで、上記実施例のように、移動刃１７の移動範囲
を監視し、記録シート９の切断が完了したことを検出し
、移動刃１７が復帰する前に、記録シート９を引き戻す
ので、上記記録シート９の先端の折り曲げ、損傷、ジャ
ムが発生しない、この場合、記録シートの先端が移動刃
１７の揺動範囲外に引き戻されれば充分であり、記録シ
ート先端を記録印字ラインまで戻す、必要はない。

第６図は、本発明の他の実施例を示す図である。

この図において、プラテンローラ１０、記録ヘッド１２
．カッタの移動刃１７．固定刃１８、上下のガイド板２
０．２１は、第１図の実施例と同じである。しかし、カ
ッタ１９の下流の排紙ローラ２２と、そのバックアップ
コロ２３と、力、り１９と排紙ローラ２２との間のシー
トセンサ２４とが設けられている点が第１図の実施例と
異なる。

第６図（１）は、記録が終了し記録シート９が切断位置
まで搬送された状態を示す図である。移動刃１７が図示
しないカッタ駆動モータによって揺動し、記録シート９
が切断される。この場合、カッタ駆動モータとしてステ
ッピングモータ以外のものを使用してもよい、排紙ロー
ラ２２は、小さいトルクで滑る滑りクラッチを介したり
、小トルクのＤＯモータで駆動したり、または、ローラ
表面と記録シート９とが滑りやすい低摩擦係数の材料で
作られている等、記録シート９を常に排出する方向に駆
動されているものである。

このようにして移動刃１７の移動によって記録シート９
が完全に切断されると、排紙ローラ２２の負荷がなくな
り、高速で記録シート９２を排出する。そして、切断さ
れた記録シート９２の後端がシートセンサ２４を通過す
ると、記録シニトが切断されたことをシートセンサ２４
が検出し、第６図（２）に示すように、プラテンローラ
ｌＯが逆回転し、記録シート９を引き戻し、その先端９
１を移動刃１７の復帰経路外に移動する。

なお、上記記録シートとしては、記録紙の他に、たとえ
ばプラスチックシート、普通紙が含まれる。また、本発
明で示した感熱記録方式に限られず、たとえばインクシ
ートを使用するいわゆる熱転写記録方式を使用する記録
装置にも適用できる。

本発明は、記録シートを搬送する回転体と上記記録シー
トを所定位置で切断するカッタとを有する記録装置に関
するものであるが、上記回転体としては、実施例で示し
た回転ローラあるいはプーリに懸架されたエンドレスベ
ルト等を含むものである。

［発明の効果］本発明によれば、原稿の頁間の手順を短くすることがで
き、また、移動刃が揺動するタイプであっても、ジャム
が発生しにくいという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。第２図は、上記実施例を記録装置に適応した場合の斜視
図である。第３図は、第１図に示すブロック図の要部の信号を示す
タイミングチャートである。・　　第４図（１）は従来例における電送手順を示す図
であり、第４図（２）は、上記実施例における電送手順
を示す図である。第５図（１）、（２）は、従来装置の説明図である。第６図（１）、（２）は、本発明の他の実施例！・・・
記録シート搬送用ステッピングモータ。２・・・カッタ駆動用ステッピングモータ、５・−ＣＰ
　Ｕ、６・・・カウンタ。７・・・設定器、８・・・比較器。ｌＯ・・・プラテンローラ、１７・・・移動刃、２２・・・排紙ローラ。特許出願人　　キャノン株式会社同代理人　　　用久保　　新　− 第２図第３図ポジション七／す第４図第６図第７図（２）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）記録シートを搬送する回転体と、前記記録シート
を所定位置で切断するカッタとを有する記録装置におい
て、前記カッタが前記記録シートを切断したことを検出する
切断検出手段と；前記カッタが前記記録シートの切断を完了した後に、前
記回転体を所定量だけ逆転させる搬送ローラ制御手段と
；を有することを特徴とする記録装置。
（２）特許請求の範囲第１項において、前記カッタを駆動するステッピングモータと、このステ
ッピングモータに供給する駆動パルスをカウントするカ
ウンタとが設けられ、前記切断検出手段は、前記カッタ
の移動刃が切断を完了した位置に対応するパルス数と前
記カウンタの出力値とを比較する比較器で構成されるこ
とを特徴とする記録装置。
（３）特許請求の範囲第１項において、前記カッタの下流に排出ローラを設け、前記切断検出手
段は、前記カッタと前記排紙ローラとの間に設けたシー
ト検出センサであることを特徴とする記録装置。
（４）特許請求の範囲第１項において、前記所定量は、前記カッタの切断位置から印字位置まで
の距離であることを特徴とする記録装置。