JPH0112628Y2 - - Google Patents

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JPH0112628Y2
JPH0112628Y2 JP1982159790U JP15979082U JPH0112628Y2 JP H0112628 Y2 JPH0112628 Y2 JP H0112628Y2 JP 1982159790 U JP1982159790 U JP 1982159790U JP 15979082 U JP15979082 U JP 15979082U JP H0112628 Y2 JPH0112628 Y2 JP H0112628Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ソフトクリームやホイツプクリー
ム、或いはチヨコレートなどを盛るフレアー形コ
ーンカツプの製造装置に関するものである。
〔従来の技術〕
カツプ上部に段付き大径開口部を有する円錐筒
状形のフレアー形コーンカツプを製造する場合、
従来は第1図に示すように、左右に二分割された
下型1,2を組合わせて1組の下型Aを構成し、
該下型Aの内部に形成されたフレアー形の円錐状
凹部3にミツクス原料を注入する。そして、上記
フレアー形をなす円錐状凹部3の上端開口部か
ら、上型Bの上部段付き大径部を有する円錐状コ
アー4を嵌入して、フレアー形状のコーンカツプ
を成形するものであつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記の製造装置では、上型Bと下型
Aの嵌合状態において、これをオーブン内へ移送
して製品を焼成した場合、製品の原料には高粘性
を有する多量の砂糖が含有されているので、フレ
アー形コーンカツプ製品の内外周面が、下型Aの
フレアー形円錐状凹部3および上型Bの円錐状コ
アー4に焼付いて容易に離脱せず、この製品を上
型B及び下型Aから無理に剥離しようとすれば、
製品が損壊して不良品になるなどの不都合を頻繁
に招来していた。
特に、フレアー形コーンカツプを製造する場合
には、コーンカツプの内外周面に段付き部が形成
されていて、この段付き部が上型B及び下型Aに
対して著しく強固に焼付きがちになるという傾向
にあるので、フレアー形コーンカツプ製品の型離
れは著しく困難なものであつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るフレアー形コーンカツプの製造装
置は、上記の課題を解決するために、金型の開放
成形面に付着している板状製品を、シエルスピン
ナーのカツターで剥ぎ取つてシエルスピンナー内
部の成型孔に巻込みロール成形するコーンカツプ
製造装置において、上記シエルスピンナーの内周
面に大径型孔部と段付き成形部と逆円錐形型孔部
とが連成されてフレアー形状に形成されている一
方、該シエルスピンナーの内部に嵌入し得る上下
動自在かつ回転自在なコアーの外周面が、上記シ
エルスピンナーの内周面形状と適合した縮小相似
形に形成されていることを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成により、コーンカツプの板状製品
を、金型の成形面から損傷させずに剥ぎ取つてシ
エルスピンナー内で巻込みフレアー形のコーンカ
ツプ形状に成形することが可能となる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第2図ないし第11図に基
づいて説明すれば、以下の通りである。
コーンカツプ製造装置は、第2図に示したよう
に、金型Cの下型5の成形面6上にミツクス原料
を一定量供給した後、上型7を下型5と閉合させ
た状態のまま搬送用チエーン8によつてオーブン
9内へ移送し、オーブン9を出た後、上型7の開
閉用ローラ10と、1対平行に架設されたガイド
レール11,12との相関ガイド機能によつて、
再び上型7が下型5から開放するように構成され
ている。この上型7の開放時において、前記オー
ブン9内で焼成された扇形の板状製品Dは、平滑
な下型5の成形面6から離脱して、格子模様状凹
溝部13を有する上型7の成形面14に付着して
追随している。そこで、上型7の開放移行方向の
側方に配設されているターンテーブルEの周囲下
部に等間隔に吊設されたシエルスピンナー15に
よつて、前記板状製品Dを上型成形面14から剥
ぎ取り、シエルスピンナー15の内部に巻込んで
ロール成形するように構成されている。
上記シエルスピンナー15の構造について詳説
すれば、第3図乃至第7図に示す如く、逆円錐筒
状形をなすシエルスピンナー15の一側部に製品
巻込用開口部16を縦設し、その外側縁の接線方
向の突出部17に形成された内側面切欠段部18
に帯板状のカツター19を取り付けて、カツター
19の刃先部をシエルスピンナー15の側面の傾
斜角と等しい傾斜状に若干突出させてある。また
同シエルスピンナー15の中心上端部には、第3
図の押出筒20を嵌止するための押出筒嵌止用段
付き開口部21を形成し、該開口部21の下方
に、フレヤー形コーンカツプ製品の外周形状を成
形するための大径型孔部22と、該大径型孔部2
2に連成せる逆円錐形型孔部23とを形成し、前
記大径型孔部22と逆円錐形型孔部23との連成
界部に段付き成形部24を設けて、該両型孔部2
2,23によつてコーンカツプ製品をフレアー形
状に成形できるように構成されている。
25は前記シエルスピンナー15の内部に同心
状に嵌入される製品巻込み成形用コアーであつ
て、該コアー25は、前記シエルスピンナー15
の内周面形状に適合した縮小相似形の外周面状を
有し、しかも上下動自在かつ回転自在に構成され
ている。即ち、第3図の如く昇降体26が各ガイ
ドシヤフト27,28に沿つて昇降するので、該
昇降体26に連動せるシヤフト29、取付部材3
0、押出筒20、及びコアー25は、前記昇降体
26と同体的に昇降するようになつている。ま
た、プーリ31を回転させると、前記シヤフト2
9の昇降動作に関係なく、スプライン構造によつ
てプーリ31の回転がシヤフト29に伝達され、
該シヤフト29の下端部に突設せるコアー25が
一体的に回転するようになつている。更に、カム
フロワー32を上下動させると、前記コアー25
の基部外周に嵌合せる押出筒20が単独で昇降し
て、コアー25に付着しているフレアー形コーン
カツプ製品を上方から押出し得るように構成され
ている。
そして、シエルスピンナー15の内部にコアー
25を嵌入した状態における両者の嵌め合せ間に
は、円錐筒状形の成型孔33が形成されるように
なつている。34は前記コアー25の逆円錐形外
周面に縦設された製品巻込用係止歯である。
上記の構成において、板状製品Dの剥離時、金
型Cは上型7の開放状態(第8図に示す状態)の
まま搬送用チエーン8によつて第4図の矢符X方
向へ直進走行している。一方、シエルスピンナー
15は、第2図に示したターンテーブルEの回転
によつて上型7の進行方向とは逆方向の矢符Y方
向(第4図)へ旋回している。したがつて、シエ
ルスピンナー15が上型7に最接近すると、カツ
ター19の刃先部が上型7の成形面14に摺接し
て、板状製品Dの前端部を剥ぎ取り、シエルスピ
ンナー15の旋回動作と上型7の直進移動とが相
まつて、板状製品Dの剥離、及びこれに続くシエ
ルスピンナー15内部の成型孔33への製品Dの
巻込み動作が連続的に行われる。そして、シエル
スピンナー15内部への製品Dの巻込みの際に
は、シエルスピンナー15の内部に嵌入している
コアー25はシヤフト29と一体的に時計方向に
回転しているので、該コアー25の外周部の係止
歯34によつて板状製品Dが係止された状態のま
まコアー25の回転に追従して成型孔33の内部
に挿入され、ロール状に巻込み成形される。
この状態のカツプ状製品Fは第11図に示すよ
うな形状をなし、オーブン9を出て間のない高温
焼上げ状態にあるから、成型孔33に巻込まれた
カツプ状製品Fの重ね合せ部35は、シエルスピ
ンナー15の内周面とコアー25の外周面とによ
る挾圧作用によつて一体的に融着して、フレアー
形状のカツプ状製品Fが完成する。
爾後、シヤフト29が上昇すると、カツプ状製
品Fはコアー25に付着した状態のまま上動して
シエルスピンナー15の内部から離脱し、その
後、カムフロワー32の下動によつて押出筒20
が単独で降下するので、この押出筒20によつて
カツプ状製品Fの上端縁周部を押し下げてコアー
25から外し、カツプ状製品Fを落下させること
によつて、第11図に示す形状のカツプ状製品F
が得られる。
上記の如く、上型7の成形面14に付着してい
る板状製品Dをカツター19で剥ぎ取り、これを
シエルスピンナー15内部の成型孔33に巻込み
成形することによつて、フラツト形状の板状製品
Dは、シエルスピンナー15内周面の大径型孔部
22と段付き成形部24と逆円錐形型孔部23、
さらにシエルスピンナー15の内部に嵌入せるコ
アー25の縮小相似形外周面形状によつて型取ら
れてフレアー形状に成形されるものである。
なお、前記シエルスピンナー15の内周面形状
及びコアー25の外周面形状において、逆円錐形
型孔部23の形状に対する大径型孔部22及び段
付き成形部24の形状の変形量が著しく大きい場
合には、板状製品Dの巻込み成形がスムーズに行
われない虞れがある。このような場合、金型の成
形面6,14に予め段付き部を施しておくことに
より容易に上記の不都合を解消することができ
る。
即ち、第8図および第9図に示すように、下型
5の上面に突設せる円弧状突条堰36によつて囲
まれた部位の下型成形面6に、前記円弧状突条堰
36に沿つて形成された円弧状段付き部37を設
ける一方、下型5に対して開閉自在な上型7の成
形面14にも、上型閉合状態において上記円弧状
段付き部37と対向する部位に円弧状段付き部3
8を設ける。そして、上型7と下型5との閉合状
態(第9図に示す状態)に於いて、相対向せる両
成形面6,14の相互間に、所定の間隔が上記の
両円弧状段付き部37,38間にも連続して形成
されるように構成する。
これによつて、両成形面6,14間に挾圧され
た原料は展延して変形された板状製品Dとなり、
上型7を開放すると、この変形板状製品Dは下型
成形面6から離脱して上型成形面14に付着した
まま追随する。
従つて、上型成形面14に付着せる変形板状製
品Dをシエルスピンナー15の内部へ巻込む作業
は、シエルスピンナー15の内周面形状およびコ
アー25の外周面形状と、変形板状製品Dの変形
形状とが形状的に適合することになるので、スム
ーズに行われる。
なお、上型7の成形面14に円弧状段付き部3
8を設けた場合、この成形面14に付着せる板状
製品Dを剥離するためには、前記円弧状段付き部
38に適合した第5図等に示すような形状をなす
段付き刃部19′を前記カツター19に形成して
おくことが望ましい。
また、第8図及び第9図に示した実施例は、上
型成形面14の扇形円弧先部側を段落した構造で
あるが、これに代えて、例えば第10図の如く、
上型成形面14の扇形円弧先部側を隆起させた構
造であつても良い。但し、この場合、コアー25
の回転方向を反時計方向に回転させて、変形板状
製品Dにおけるシエルスピンナー15への巻込み
方向を変える必要がある。
〔考案の効果〕
本考案に係るフレアー形コーンカツプの製造装
置は、以上のように、金型の開放成形面に付着し
ている板状製品を、シエルスピンナーのカツター
で剥ぎ取つてシエルスピンナー内部の成型孔に巻
込みロール成形するコーンカツプ製造装置におい
て、上記シエルスピンナーの内周面に大径型孔部
と段付き成形部と逆円錐形型孔部とが連成されて
フレアー形状に形成されている一方、該シエルス
ピンナーの内部に嵌入し得る上下動自在かつ回転
自在なコアーの外周面が、上記シエルスピンナー
の内周面形状と適合した縮小相似形に形成されて
いる構成である。
これにより、フレアー形をなすコーンカツプ製
品を、傷付けることなく一定の品質を保持したま
ま容易に製造することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフレアー形コーンカツプ製造装
置を示す要部縦断面図である。第2図ないし第1
1図は本考案に係るフレアー形コーンカツプ製造
装置の実施例を示すものであつて、第2図は概略
全体正面図、第3図はコアーの取付け状態を示す
拡大正面図、第4図はシエルスピンナーの内部に
製品を剥離巻込む状態を示す拡大要部横断面説明
図、第5図はシエルスピンナーの斜視図、第6図
は同平面図、第7図は第6図のZ−Z′矢視縦断面
図、第8図は金型の上型開放状態を示す斜視図、
第9図は同金型の上型閉合状態を示す縦断面図、
第10図は第9図の変形例を示す縦断面図、第1
1図はフレアー形コーンカツプ製品のロール成形
状態を示す斜視図である。 5は下型、6は下型の成形面、7は上型、14
は上型の成形面、15はシエルスピンナー、19
はカツター、22は大径型孔部、23は逆円錐形
型孔部、24は段付き成形部、25はコアー、3
3は成型孔、37,38は円弧状段付き部、Cは
金型、Dは板状製品、Eはターンテーブルであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 金型の開放成形面に付着している板状製品を、
    シエルスピンナーのカツターで剥ぎ取つてシエル
    スピンナー内部の成型孔に巻込みロール成形する
    コーンカツプ製造装置において、 上記シエルスピンナーの内周面に大径型孔部と
    段付き成形部と逆円錐形型孔部とが連成されてフ
    レアー形状に形成されている一方、該シエルスピ
    ンナーの内部に嵌入し得る上下動自在かつ回転自
    在なコアーの外周面が、上記シエルスピンナーの
    内周面形状と適合した縮小相似形に形成されてい
    ることを特徴とするフレアー形コーンカツプの製
    造装置。
JP15979082U 1982-10-21 1982-10-21 フレア−形コ−ンカツプの製造装置 Granted JPS5964683U (ja)

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JP15979082U JPS5964683U (ja) 1982-10-21 1982-10-21 フレア−形コ−ンカツプの製造装置

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JP15979082U JPS5964683U (ja) 1982-10-21 1982-10-21 フレア−形コ−ンカツプの製造装置

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JPS5964683U JPS5964683U (ja) 1984-04-28
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JP15979082U Granted JPS5964683U (ja) 1982-10-21 1982-10-21 フレア−形コ−ンカツプの製造装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513789A (en) * 1974-06-28 1976-01-13 Tokyo Shibaura Electric Co X sensatsueisochi
JPS515065A (ja) * 1974-11-09 1976-01-16 Sankurutsukusu Kenkyusho Kk
JPS515062A (ja) * 1974-07-01 1976-01-16 Seiko Instr & Electronics

Patent Citations (3)

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JPS5964683U (ja) 1984-04-28

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