JPH01125807A - 磁場形成装置 - Google Patents

磁場形成装置

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Publication number
JPH01125807A
JPH01125807A JP62283537A JP28353787A JPH01125807A JP H01125807 A JPH01125807 A JP H01125807A JP 62283537 A JP62283537 A JP 62283537A JP 28353787 A JP28353787 A JP 28353787A JP H01125807 A JPH01125807 A JP H01125807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
superconductor
ring
magnetic field
magnetic flux
shaped core
Prior art date
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Pending
Application number
JP62283537A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kaneko
彰 金子
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気ヘッドなどに用いられ、微小領域で高磁
場が得られる磁場形成装置に関するものである。
従来の技術 従来、磁場を形成する方法としては、永久磁石、若しく
は電磁コイルを用いる方法が一般的によく知られている
。そして微小磁場形成装置の1つとして、磁気ヘッドが
良く知られており、特に特開昭57−120221号公
報に示されているものは非常に小さな領域で磁場形成が
可能である。以下、この従来例について第3図を参照し
ながら説明する。
第3図において、31はリング状コア、31はリング状
コア31に巻かれたコイル、33はリング状コア31の
ギャップ部に設けられた超電導体、34は磁束、35は
磁気テープであり、ベース36、水平磁化膜37および
垂直磁化膜38から構成されている。
次に上記従来例の動作について説明する。
上記従来例は超電導体33の持つマイスナー効果を利用
するもので、このマイスナー効果を簡単に説明すると、
外部磁場が存在すると、超電導体のごく表面層にループ
電流が生じ、このループ電流が外部磁場を打ち消すよう
な磁場を生じさせ、ロンドン長程度の表層以外には超電
導体内部に磁束が入らないようにする現象である。
そこで、コイル32に電流を流すとリング状コア31に
は磁束34が発生するが、超電導体33がリング状コア
31 のギャップに設けられているため、ここの部分で
の磁束は超電導体33のマイスナー効果によって超電導
体33の内部には侵入することができず、超電導体33
のギャップ部の前方に押し出されて集中するので、垂直
磁界成分が大きくなる。したがって、例えば第3図に示
すような磁気テープ35をその磁場形成領域に走行させ
ることにより、記録密度の高い磁化記録が可能となり、
また、逆の再生も可能となる。
発明が解決しようとする問題点 しかし、上記従来例の構成では、超電導体33をリング
状コア31のギャップ部に設けたに止まるため、超電導
体33を設けない場合と比べ、垂直方向への磁場がかな
り形成されるようにはなったものの、超電導体33を挾
んだ水平方向での磁場の広がりが制限されていないため
、水平方向での磁場の広がりが残り、微小領域で高密度
磁場を得るにはまだ十分ではないという問題があった。
本発明は、従来技術の以上のような問題点を解決するも
ので、微小領域で高密度磁場を得ることができるように
した磁場形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、リング状のコアと
、このリング状コアに巻かれたコイルと、上記リング状
コアの少なくともギャップ部および前面側に設けられた
超電導体とを備え、上記ギャップ部の超電導体はリング
状コアの内部に発生した磁束を前方へ押し出すように配
置し、上記前面側の超電導体は上記ギャップ部の超電導
体の前側周囲を囲むように微小開口部を形成したもので
ある。
作    用 本発明は上記構成により次のような作用を有する。
すなわち、ギャップ部に設けられた超電導体のマイスナ
ー効果によりリング状コアに発生した磁束をギャップ部
の前方へ押し出すようにすると共(二、前面側に設けた
超電導体のマイスナー効果により水平方向での磁場の広
がりを制限し、微小開口部より集中させて押し出すこと
ができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
まず、本発明の第1の実施例について説明する。
第1図は本発明の第1の実施例;二おける磁場形成装置
を示す一部破断概略図である。
第1図において、11はリング状のコア、12はリング
状コア11に巻かれたコイル、13はリング状コア11
 のギャップ部に設けられた第1の超電導体で、ギャッ
プ面より大きな面積となるように形成され、四周がギャ
ップ面の外方へ突出されている。前方の突出長さは短く
てよく、リング状コア11  の前面と同一面であって
もよい。 14はリング状コア11の前面側に設けられ
た第2の超電導体で、第1の超電導体13の前側周囲を
囲むように微小開口部15 が形成されている。 16
は磁束である。
上記第1と第2の超電導体13.14として、例えば9
0 Kの臨界温度の材料を用いた場合、超電導体状態を
得るには、常温より冷却する必要があり、この冷却には
、図示していないが、電子冷凍素子を用いればよい。ま
た、第1と第2の超電導体13.14として、化学式M
Baz07−δ(0<δ<1)で示され、MがY、 L
a、 Md%Pm、 Sm、、Eu、Gd、 Dy、 
Ho、 Er、 Tm、Yb、 Lu、 Sc、 Sr
のうち少なくとも一種類、特にYであり、臨界温度が常
温、若しくは常温付近である材料を用いれば、上記冷却
手段を必要としない。そして、第2の超電導体14はホ
トリソグラフィ技術を用い、スパッタリングにより設け
ることができる。
次に上記第1の実施例の動作について説明する。
コイル12にNRを流すと、リング状コア11には電流
の大きさに応じた磁束16が発生する。
ここで、リング状コア11 のギャップ部に設けられた
第1の超電導体13のマイスナー効果によって第1の超
電導体13の内部に侵入できず、第1の超電導体13 
の外方へ押し出される。この外方へ押し出される磁束1
6は第2の超電導体14 のマイスナー効果によって水
平方向への拡がりが規制され、微小開口部15より微小
領域で高密度に集中する。
上記第2の超電導体14の微小開口部15の幅は、0.
05〜0.3μmに形成するのが望ましい。例えば、微
小開口部15の幅を0.1μm とした場合、従来、磁
気テープに対する線記録密度が100Kbpiであった
ものが、1soKbpi  と飛躍的に向上させること
ができた。また、これとは逆に記録した磁気テープを上
記警手領域に走行させた結果、磁化記録の再生も可能で
あった。
次に本発明の第2の実施例について説明する。
第2図は本発明の第2の実施例における磁場形成装置を
示す一部破断概略図である。
第2図に示すように本実施例においては、コイル12を
含むリング状コア11の内側と外側の全体が超電導体1
7により覆われ、この超電導体17におけるギャップ部
の前側周囲が超電導体17における前面側の微小開口部
15により囲まれ、コイル12のリード部12aが超電
導体17の外方へ導かれたものであり、その他の構成は
上記第1の実施例と同様である。
次に上記第2の実施例の動作について説明する。
本実施例の動作は基本的に上記第1の実施例の場合と同
様であり、コイル12に電流を流すと、リング状コア1
1には電流の大きさに応じた磁束16が発生し、超電導
体17のマイスナー効果により、微小開口部15で高密
度の磁束が漏れるようにすることができ、微小領域に急
峻で高磁場を形成することができる。このとき、コイル
12のリード部12aを除いてコイル12を含めたリン
グ状コア11 の全体を超電導体17で覆っているので
、外部からの電磁誘導を受け(二くくすることができた
上記微小開口部15の幅を0.1μm とした場合、上
記第1の実施例の場合と同様に線記録密度を15QKb
p、i  とすることができた。
なお、本発明の磁場形成装置は微小領域での磁場変化の
検知に用いることができる。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、コイルを巻いたリン
グ状のコアの少なくともギャップ部および前面側に超電
導体を設け、ギャップ部の超電導体はリング状コア内部
に発生した磁束を前方へ押し出すように配置し、前面側
の超電導体にはギャップ部の超電導体の前側周囲を囲む
微小開口部を形成しているので、リング状コアに発生し
た磁束を超電導体のマイスナー効果により微小開口部で
非常に微小に集中させて押し出すことができ、非常に急
峻な高密度磁場を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における磁場形成装置を
示す一部破断概略図、第2図は本発明の第2の実施例に
おける磁場形成装置を示す一部破断概略図、第3図は従
来の磁場形成装置を示す側面図である。 11・・・リング状コア、12・・・コイル、13・・
・第1の超電導体、14・・・第2の超電導体、15・
・・微小開口部、16・・・磁束、17・・・超電導体
。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はか1名第 
1 図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リング状のコアと、このリング状コアに巻かれた
    コイルと、上記リング状コアの少なくともギャップ部お
    よび前面側に設けられた超電導体とを備え、上記ギャッ
    プ部の超電導体はリング状コア内部に発生した磁束を前
    方へ押し出すように配置され、上記前面側の超電導体は
    上記ギャップ部の超電導体の前側周囲を囲むように微小
    開口部が形成されたことを特徴とする磁場形成装置。
  2. (2)超電導体がコイルのリード部を除いてコイルを含
    むリング状コアの全体を覆っていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の磁場形成装置。
JP62283537A 1987-11-10 1987-11-10 磁場形成装置 Pending JPH01125807A (ja)

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JP62283537A JPH01125807A (ja) 1987-11-10 1987-11-10 磁場形成装置

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JP62283537A JPH01125807A (ja) 1987-11-10 1987-11-10 磁場形成装置

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JPH01125807A true JPH01125807A (ja) 1989-05-18

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ID=17666817

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JP62283537A Pending JPH01125807A (ja) 1987-11-10 1987-11-10 磁場形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017511600A (ja) * 2014-03-13 2017-04-20 フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 超電導磁場安定化装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017511600A (ja) * 2014-03-13 2017-04-20 フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 超電導磁場安定化装置
US10497503B2 (en) 2014-03-13 2019-12-03 Forschungszentrum Juelich Gmbh Superconducting magnetic field stabilizer

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