JPH01125681A - デジタル画像データのフイルタリング処理方法 - Google Patents

デジタル画像データのフイルタリング処理方法

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JPH01125681A
JPH01125681A JP62284677A JP28467787A JPH01125681A JP H01125681 A JPH01125681 A JP H01125681A JP 62284677 A JP62284677 A JP 62284677A JP 28467787 A JP28467787 A JP 28467787A JP H01125681 A JPH01125681 A JP H01125681A
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pixel
data
value
circuit
processing
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JP62284677A
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Daisuke Yamada
大介 山田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技迷3とニー この発明は、デジタル画像データのフィルタリング処理
方法に関する。
従Jut胤 不可視現象をセンサで捕えて画像に合成するCT(コン
ピュータトモグラフィ)、シュミレーションした結果を
画像として表示するCG(コンピュータグラフィック)
、あるいはTVカメラ。
イメージリーダ、超音波診断装置等の出力をハードコピ
ーとして記録する画像形成装置がある。
一般に、これらの画像信号は処理・伝送の過程で、分解
能の劣化やノイズの混入等の障害が避けられない。
さらに、カラー画像を取扱う場合には、加色法による色
分解信号から減色法による色合成信号に変換する処理等
が行われるため、上記の障害が輪郭部の色ニジミや中間
調部の色ムラとなって現れ、白黒画像の場合よりも目立
ち易い。
位相補正回路等により、1次元すなわち時系列的に発生
する障害はある程度回路的に修正可能であるが、画像特
有の2次元的な障害は除去し得ない。
そこで、デジタル画像信号ならそのまま、アナログ画像
信号ならA/Dコンバータによりデジタル画像信号に変
換して、ページメモリに記憶させた後、ノイズ除去のた
めに中間調部を滑らかにする平滑化処理や、分解能を向
上させるために輪郭部を強調するエツジ強調処理等、デ
ジタル画像処理の一種である2次元的なフィルタリング
が行なわれる。
すなわち、平滑化処理を行う平滑化フィルタ。
及びエツジ強調処理を行うエツジ強調フィルタ等の各種
フィルタによるフィルタリング処理が知られている。
しかしながら、一般に、平滑化処理を行えば細線、短線
2点が失われたり、輪郭部がボケたりする。また、エツ
ジ強調処理を行えばノイズが目立つ等それぞれ一長一短
がある。さらに、これらの短所を補うために、処理領域
を広げて高度のフィルタリングを行えば処理時間が長く
なる等の問題点があった。
且−五 この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、デジ
タル画像データに対して短時間でノイズを除去しつつエ
ツジを強調出来るようにすることを目的とする。
豊−虚 この発明は上記の目的を達成するため、デジタル画像デ
ータ処理に対して、被演算画素を中心として一辺が3以
上の奇数画素よりなる正方マトリクスの領、域を設定し
、その領域内に、それぞれ代表となる代表画素を有する
複数の互に画素の重複を許す小領域群を設け、その小領
域群の各小領域毎に求めたメデイアン値をそれぞれ上記
代表画素の値とし、その各代表画素の値を用いてエツジ
強調演算した結果を上記被演算画素の値とすることによ
りフィルタリング処理を行うことを特徴とするデジタル
画像データのフィルタリング処理方法を提供するもので
ある。
以下、この発明の一実施例に基づいて具体的に説明する
第2図はこの発明を実施した画像形成装置であるカラー
プリンタの構成例を示すブロック図である。
ホスト1は、例えばパーソナルコンピュータ。
データプロセッサ、画像編集処理システムあるいはワー
クステーション等のホストマシンであり、作成した画像
のキャラクタコード(ASCII)あるいはビットデー
タ(以下「画像データ」と称する)をカラープリンタ2
に転送する。
なお、カラーTVカメラで撮影したり、VTRで再生し
たり、画像読取り装置によって読取ったりした画像のデ
ータをカラープリンタ2に転送することもできる。
このホスト1から転送される画像データにはレッド(R
)、グリーン(G)、ブルー(B)の色属性が付加され
ている。なお、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)に代えてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)の色属性でもよい。
コントローラ3は、ホスト1から送られてきた画像デー
タをインタフェースを介して受信して、キャラクタコー
ドについてはビットマツプデータに展開し、またレッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の色属性データ
は1色補正処理をしてイエロー(Y)、マゼンタ(M)
、シアン(C)の各データに変換し、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)の各データ毎にそのデー
タが位置するページメモリ4に書込む。
ページメモリ4は、第3図に示すように、イエロー(Y
)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、
又はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の
各色について1ペ一ジ分の容量を持つメモリを階調数(
2のn乗階調)に応じてn枚備えている。
演算プロセッサ5は、ページメモリ4に書込まれたデー
タに各種処理を施こして、そのデータを再度ページメモ
リ4に書込む。
その各種処理の内容としては、エツジ強調や平滑化等の
各種フィルタリング処理、拡大、縮小。
回転等の画像操作、UCR(下色除去)、BP(黒塗り
)等の色操作、及び面積階調のための2値化処理(例え
ばデイザ処理)等があるが、必ずしもこれ等すべての処
理を行なう必要性はない。
エンジンコントローラ6は、ページメモリ4からデータ
を読出してプリンタエンジン7に合わせたタイミングで
信号を作成する。
プリンタエンジン7は、例えば電子写真、サーマル、イ
ンクジェット等のプリンタエンジンである。
第4図はコントローラ3及び演算プロセッサ5により行
なわれる処理ならびに色信号の一例を示す機能ブロック
図である。
ここで、色補正とは画像データとしての加色法王原色で
あるレッド(R)、グリーン(G)、ブルーCB)のデ
ータを、使用する色材に合わせて適切な減色法三原色で
あるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の
各データに変換する処理であり、その際シアン(C)、
マゼンタ(M)、イエロー(Y)のそれぞれをレッド(
R)、グリーン(G)、ブルー(B)の関数として次式
のように表現できる。
なお、この式中、C,M、Yはシアン、マゼンタ、イエ
ローの各濃度、C1〜C,、M1〜M 3 gY工〜Y
、は色補正係数、R,G、Bはレッド。
グリーン、ブルーの各光量である。
また、UCR(下色除去)とは、このカラープリンタに
よって印刷された画像の最大濃度を増して画質を向上さ
せるために、上記のシアン(C)。
マゼンタ(M)、イエロー(Y)のデータからブラック
(K)の画像データを作成し、ブラック(K)の濃度に
応じてシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)
の各データをそれぞれ修正する処理である。
次に、これらの3色または4色のデータについて、それ
ぞれ各種のフィルタ処理をした後1画像の濃淡を表現す
るために、各個のデータすなわち画素毎あるいは画素の
ブロック毎に、その値に応じてドツトの分布の疎密ある
いはドツトの面積の大小に変換する2値化処理例えばデ
イザ処理を行なって、前述のページメモリ4に書込まれ
る。
その2値化データは、エンジンインタフェース(I/F
)から各色ごとにエンジンコントローラ6を介してプリ
ンタエンジン7に送出される。
ここで、従来のフィルタ処理(フィルタリング)につい
て、第7図及至第11図により説明する。
第7図は任意の1色のページメモリにおいて、被演算画
素を中心として一辺が3個の奇数画素よりなる3行3列
の3×3正方マトリクスの領域を設定した例を示した図
である。
同図(a)は、領域内の9個の画素(それぞれ記号P□
1〜P1.で示す)の配列を示した図で、被演算画素は
P2.である。同図(b)は、成る領域が設定された時
の各画素データの数値例を示した図で。
P 11. P 、 、 P 13. P 、□I P
 21 # P 23 t P 31 t P 319
 P fflはそれぞれ5,4,9,2,5,10,3
,7,1になっている。従って、被演算画素P 22=
 5である。
第8図は平滑化処理のための平滑化フィルタの一例を示
した図であり、第7図に対応する各画素の係数を示して
いる。
平滑化フィルターとは、対象とする領域内の画素の値の
平均値をその被演算画素あるいは代表画素の値とする方
法である。
同図(a)は、被演算画素P2□を中心とした5個の画
素よりなる十字形の小領域を設けた近傍平均化フィルタ
の例を示す図であり、各画素の係数は115になってい
る。すなわち、被演算画素P2□の値を近傍4画素との
平均値とするものであり第7図に示したデータにこの処
理を施すと、P2□=(Pxz+Pz□+P 22 +
 P 23 + P zt ) / s: (4+2+
5+10+7)15 =2815=5.6 →6 となって、被演算画素P2□の値は6になる。
同図(b)は、ft域内のすべての画素(9画素)から
演算する近傍平均化フィルタの例を示す図であり、係数
は1/9になっている。第7図に示したデータにこのフ
ィルタによる処理を施こすと、P2□=(P□□十P 
−2+ P xJ+ P xx + P 2□+p 2
. + p 、□+P、+P3.)/9 = (5+4+9+2+5+10+3+7+1)/9=
46/9=5.11→5 となって、被演算画素P2□は5になる。
第9図は同じく平滑化処理のためのメディアンフィルタ
の一例を示した図であり、演算の対象とする画素を、第
7図に対応する位置に丸印で示している。
メデイアンフィルタとは、対象とする領域内の平均的な
値を求める一方法であり、領域内の画素群の値を大小の
順に配列した時、その中央にある値をその領域のメデイ
アン値として、被演算画素あるいは代表画素の値とする
ものである。
第9図(a)は、第8図(a)と同様に、5個の画素よ
りなる十字形の小領域を設けた例を示す図であり、第7
図のデータにこのフィルタによる処理を施こすと、 P 、 == wed (P xz t P zz +
 P 22 t P 23 t P at )=med
 (4t2,511017) =trred (2,4,5,7,10)=5 となって、被演算画素P2□の値は5になる。
第9図(b)は、第8図(b)と同様に、領域内のすべ
ての画素(9画素)を対象とする例を示す図であり、第
7図のデータにこのフィルタによる処理を施こすと P 、、 := wed (P 11. P 、 、 
P 、 、 P 2□、 P 22. P 2. 、 
P 、□、 P 、、 、 、、 ) ==med(5,4,9,2,5,10,3,7,1,
)==mad(1,2,3,4,5,5,7,9,10
)・ =5 となって、被演算画素P2□の値は5になる。
以上説明した平滑化処理を行うと、ノイズ等の高周波域
の障害が弱められて、中間調部の変化が滑らかになり、
画質が向上する。この効果は対象とする領域を広げるほ
ど大きくなるが、あまり広げると孤立する点や細線ある
いは短い線が失われたり1輪郭部がボケたりして、画像
のシャープさが失われて分解能が低下すると共に、処理
時間が長くなるという問題が生じる。
第10図は画像の輪郭部を見出すためのラプラシアンフ
ィルタの一例を示した図、第11図はこのラブシアン演
算によりエツジ強調処理を行なうためのエツジ強調フィ
ルタの一例を示した図であり、第7図に対応する各画素
の係数を示している。
ラプラシアンフィルタとは、連続する3個以上の画素の
値から数値計算により2次微分係数を求めるラプラシア
ン演算を行って1画像の輪郭部を見出すために使用する
フィルタである。
エツジ強調フィルタとは、被演算画素の値から、被演算
画素を中心とする領域の画素群についてラプラシアン演
算した結果を引いた値を、その被演算画素の値とするた
めのフィルタである。
第10図(a)、第11図(a)は、第8図(a)第9
図(a)と同様に、5個の画素よりなる十字形の小領域
を設けた場合のマトリクスの例を示す図である。また、
第10図(b)、第11図(b)は、第8図(b)、第
9図(b)と同様に、領域内のすべての画素(9画素)
を対象とするマトリクスの例を示す図である。
そこで、第7図に示したデータに対して第11図(a)
のエツジ強調フィルタで処理すると、P2□=5XP2
□−(pt□+P 21 + P 23 + P yz
 )=5X5− (4+2+10+7) =2 となって、被演算画素P22の値は2になる。
また、第11図(b)のエツジ強調フィルタで処理する
と、 P zz =13 X P 2z−2X (P xz 
+ P 21 +P 23 + P az )−(P1
□+p ta + p 、□+P33)=13x5−2
x(4+2+lO+7)−(5+9+3+1) =1 となって、被演算画素P2□の値は1になる。
以上説明したエツジ強調処理を行うと、画像の細かい部
分の分解能が向上するので、輪郭部や細線・点がハツキ
リして画像がシャープになるが、反面ノイズ等の障害が
目立ってきて、カラーの場合特に気になるようになる。
第1A図はこの発明による3X3正方マトリクス領域に
ついてフィルタリング処理を行なう回路の一例を示すブ
ロック図である。
第5図はそのフィルタリングの方法を説明するための図
で、同図(イ)〜(ホ)は入力画像データに対して第7
図に示したような3X3正方マトリクスの領域内での各
小領域(O印の列で示す)の設定例を、同図(へ)はラ
プラシアン演算によるエツジ強調フィルタの一例をそれ
ぞれ示す。
第1A図に示したフィルタリング回路30は、デジタル
画像データを入力して5個のメデイアン値(代表画素値
)■〜■を出力する第1のフィルタ回路10と、その各
データを入力してラプラシアン演算によるエツ′ジ強調
を行なって、その結果を3×3正方マトリクスの中心の
被演算画素の値として出力する第2のフィルタ回路20
とからなる。そして、このフィルタリング回路30が出
力する被演算画素のデータはJ@次ページメモリ4にス
トアされた後、2値化回路41によって画像の濃度を表
現するドツト分布の疎密あるいはドツト面積の大小に変
換されて、コントローラ3の指示によりシリアル・パラ
レル変換回路(S/’P変換)42を経てバイト単位の
パラレルデータとしてプ 、リンクエンジン7に送られ
て印刷される。
第1のフィルタ回路10は、2個のラインバッファ(L
Bf)ilと、6個の遅延素子12と、それぞれ3デー
タの入力端子を有する4個のメデイアン演算手段(’M
ED)15,14,15.16と、5データの入力端子
を有するメデイアン演算手段(MED)17とからなる
第7図(a)に示したー被演算画素P2□を中心とする
3×3正方マトリクスにおいて、上段の第1行をL=1
.中段の第2行をε=2.下段の第3行をL=3とし、
左側の第1列をj;1.中央の第2列をj=2.右側の
3列をj=3とすれば、各画素はPtjで表すことが出
来る。
1枚分の画像データは、それを構成する画素データが左
から右へ(主走査方向)1行分ずつ、上から下(副走査
方向)・・の順に伝送される。
第1のフィルタ回路10へ入力された画像データは、そ
のままのラインAと、データを1行分遅延させるライン
バッファ11を通ったラインBと、さらにもう−度ライ
ンバッファ11を通ったラインCとに分けられる。
従って、ラインBをL=2とすれば、ラインCはL=1
.ラインAはL=3に相当する。
この3本のラインは、それぞれそのままのライン(右側
)と、データを1画素分遅延させる遅延素子12を通っ
たライーン(中央)と、さらにもう−度遅延素子12を
通ったライン(左側)、とに分けられる。そこで、中央
のライン群をj=2とすれば、左側のライン群はj=1
.右側のライン群はj=3に相当する。
したがって、第7図(a)に画素データをP1□〜P、
3で示した画像データがこのフィルタリング回路30に
シリアルに入力すると、第1A図における上記各ライン
には画素データP;j(P工、〜P3.)がパラレルに
現われることになる。
そして、第5図(イ)〜(ホ)に示した各小領域の中央
位置の画素をそれぞれ代表画素とし、その各位とするメ
デイアン値■〜■を演算するメデイアン演算手段(以下
rME、DJという)13〜17には、それぞれの小領
域を構成する画素データPijが入力される。
すなわち、第5図(イ)に示す小領域を処理するMED
13にはP 11. P 、 、 P工、が、同図(ロ
)に示す小領域を処理するMED14にはP1□t P
 !i 1P31が、同図(ハ)に示す小領域を処理す
るMED15にはP工31 P 231 P’ 33が
、同図(ニ)に示す小領域を処理するMEDlBにはP
3□+ P z2r P 3yが、同図(ホ)に示′す
小領域を処理するMED17にはp iz 、 p 、
□、P2□、 P 2. 、 P 3□がそれぞれ入力
される。
3データの入力端子を有するMED13〜16は、ソフ
ト的に各画素データを値の大小順にソートしてその大き
さが2番目(中央)のデータを求めてもよいが、各画素
データの値が例えば4ピツ1〜゛(16階調)等とそれ
ほど大きくない場合には、ROMによるテーブル・ルッ
クアップ方式によれば極めて高速に処理し得る。
5データの入力端子を有するM’ED17は、ソフト的
に最大値と最小値のデータを探し、その2データを取除
いて3デ」りとした後、上記の処理を行えばよい。
第2のフィルタ回路20は、MED13〜16の出力(
メデイアン値)■〜■にそれぞれ定数「−1」を乗算す
る4個の乗算回路21〜24と、MED17の出力(メ
デイアン値)■に定数「5」を乗算する乗算回路25と
、各乗算回路21〜25の5個の出力値を加算する加算
回路26とからなる。
この5個の乗算回路21〜25と加算回路26とによっ
て、第5図(イ)〜(ホ)に示した各小領域の代表画素
である第7図(a)の画素p、、p、□。
p 、、 、 p 、、 、 p工に相当するメデイア
ン値■〜■について、第5図(へ)に示すエツジ強調フ
ィルタの係数による演算が行なわれ、エツジ強調のフィ
ルタリング処理がなされることになる。
以上説明したように、デジタル画像データをフィルタリ
ング回路30によって処理すれば、被演算画素p it
の値は次式のように演算されることになる。
P *z=5  X1led(P zatP zztP
 xitP 、yP J−glad(PxtsPmyP
u)−1ead(PzztPxt*PJ11ed(P 
t3tP xitP 、)−mad(P JltP n
*P 33)=5×■−の一〇−■−■ 第7図(b)に示した数値例についてこのフィルタリン
グ処理を行えば、 P、、=5xa+ed(4,2,5*10,7)−ma
d(5,4,9)−wed(5,2,3)−wed(9
,10sl)−wed(3*7m1)=5X5−5−3
−9−3 =5 となって、被演算画素P23の値は5になる。
すなわち、第1のフィルタ回路によって、被演算画素を
中心とする領域を画素の重複を許す小領域に分割し、そ
れぞれの小領域についてメデイアン値が求められるから
1例えば第9図(b)に示したような領域全体について
メデイアン値を求めるメデイアンフィルタよりも、演算
速度が早く、画像細部の情報を失う恐れが遥かに少ない
、また、例えば同図(a)に示したような十字形の5画
素からメデイアン値を求めるフィルタよりも、広い範皿
の画素データを使用しているから、精度が高く平滑効果
が大きい。
また、第2のフィルタ回路によって、上記小領域群のメ
デイアン値を使ってエツジ強調処理が行なわれるから、
第11図(a)、(b)に示したエツジ強調フィルタよ
り、ノイズが強調される恐れが遥かに少ない。
第1B図は、同じくこの発明による3X3正方マトリク
ス領域についてフィルタリング処理を行なう回路の他の
一例を示すブロック図であり、第1A図と同じ部分には
同じ符号を付して説明を省略する。
第1A図に示した例と異なるところは、第1のフィルタ
回路10からの出力として5個のメデイアン値■〜■の
他に被演算画素値P2□が加わったことと、第2のフィ
ルタ回路20を構成する乗算回路25の定数が「4」に
なったことと、同じく加算回路26の入力に第1のフィ
ルタ回路10から出力される被演算画素値P2.が加わ
って6人力になったことである。
従って、デジタル画像データを第1B図に示したフィル
タリング回路30によって処理すれば。
被演算画素P33の値は次式のように演算されることに
なる。
P n = P zz + 4 Xmed(P xit
P xitP zzeP z3+ P 、)−+med
(P 119 P xz t P xi)  Bled
(P x8. p 、、 、 p 3. )−wed(
p 131p 2!tp 33)  mad(P 31
*P 5zvP 33)=P2.+4X■−■−■−■
−■ 第2.(b)に示した数値例についてこのフィルタリン
グ処理を行えば、 P、=5+4 Xtled(4,2,5olo、7)−
wed(5,4,9)−mad(5,2,3)−sad
(9,10sl)−園ad(3,7,1)=5+4X5
−5−3−9−3 =5 となって、被演算画素P3□の値は5になる。
第7図(b)に示した数値例においては、被演算画素P
28の値5が第5図(ホ)に示す小領域のメデイアン値
■になったために、第1A図に示した第1の例の結果と
第1B図に示した第2の例の結果とが一軟しているが、
被演算画素P2□の値が常にメデイアン値■になるとは
限らない。
もし、被演算画素P2.の値がメデイアン値■にならな
かった場合、第1の例においては、被演算画素P23は
他の小領域に含まれていないので、その情報が失われて
結果に全く影響しない。
被演算画素panがノイズ等による異常データであれば
差支えないが、たまたま、隣接画素P1□。
P !l I P !3 t P uのいづれかが異常
データであったためにメデイアン値■にならなかづたよ
うな場合に、問題になることがある。
第2の例は、小領域群のメデイアン値Φ〜■に第10図
(a)に示したラプラシアンフィルタによる演算を行な
って、その結果を被演算画素P23の値から引くことに
よりエツジを強調するフィルタを使っている。
従って、被演算画素P 21の値がメデイアン値■にな
らない場合でも、その情報が全く失われることがない、
また、被演算画素P。が異常データであった場合でも、
その影響が大きく結果に現れることはない。
その他の効果については、第1の例と同様である。
以上説明した処理は1画素分の処理であり、画像を構成
する各画素について繰返し処理されることにより、°1
枚分の画像データが処理される。
カラー画像は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)の3色、またはそれにブラック(K)が加わっ
た4色の画像データから合成されるから、1枚分の画像
データの処理が、さらに2回または3回繰返されること
になる。従って、演算処理時間を短縮する効果は大きい
第6図は、この発明を、画像データに被演算画素を中心
とする5×5正方マトリクスを指定して実施した一例を
示す図である。
同図(イ)は、領域内の25個の画素それぞれの記号P
 11〜P6.の配列を示した図で、第7図(a)に相
当する。
第6図(ロ)〜(力)は、領域内に13個の小領域(O
印の列で示す)を設けた例を示す図であり、第5図(イ
)〜(ホ)に相当する。
第6図(ヨ)は、各小領域に対するエツジ強調フィルタ
の係数の一例を示す図であり、第5図(へ)に相当する
第6図に示した5×5正方マトリクスに対するブロック
回路は、第1図に示したブロック回路と同じ考え方が適
用出来る。
以上カラープリンタにこの発明を実施した例について説
明したが、この発明を単色例えば黒白画像のプリンタの
場合にも適用出来ることはいうまでもない。
また、プリンタに限らず、ドツトの分布や大小で階調を
表わすもの、例えば黒白やカラー印刷の版をおこすカラ
ースキャナ装置や、ドツトの濃淡で階調を表わすもの1
例えばカラーデイスプレィ装置、インスタント感光材料
を用いたハードコピー装置にも適用出来る。
免−果 以上説明したように、この発明によれば、デジタル画像
データに対して短時間でノイズを除去しつつエツジを強
調する処理を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図はそれぞれこの発明を実施したデ
ジタル画像処理回路の異なる例を示すブロック回路図、 第2図は同じくこの発明の一実施例であるカラープリン
タの構成例を示すブロック図。 第3図は同じくそのページメモリの構成を示す説明図、 第4図は岡じく画像処理の流れの説明に供する機能ブロ
ック図。 第5図及び第6図はそれぞれこの発明の異なる実施例の
演算方法の説明に供するマトリクス図、 第7図は3×3マトリクスの画素の記号および数値例を
示すマトリクス図。 弓 第8図画工第11図は画像データのフィルタ処理に使用
する従来のフィルタの例を示すマトリクス図である。 1・・・ホスト       2・・・カラープリンタ
3・・・コントローラ    4・・・ページメモリ5
・・・演算プロセッサ 6・・・エンジンコントローラ 7・・・プリンタエ、ンジン 10・・・第1のフィルタ回路(平滑化)11・・・ラ
インバッファ(LBf) 12・・・遅延素子 13〜16・・・3人カメデイアン演算手段(MED)
17・・・5人カメデイアン演算手段(MED)20・
・・第2のフィルタ回路(エツジ強調)21〜25・・
・乗算回路  2日・・・加算回路41・・・2値化回
路 42・・・シリアル・パラレル変換回路第2図 第3図 第5図 (イ)               (0)(ハ) 
            (ニ)(ホ)       
        (へ)第7図 (Q)       (b) 、。) 118図 (b) 第9図 ○  ○○○ ○   ○○○ (Q)  第゛ 10図 (b) 11図  (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 デジタル画像データに対して、被演算画素を中心と
    して一辺が3以上の奇数画素よりなる正方マトリクスの
    領域を設定し、該領域内に、それぞれ代表となる代表画
    素を有する複数の互に画素の重複を許す小領域群を設け
    、該小領域群の各小領域毎に求めたメデイアン値をそれ
    ぞれ前記代表画素の値とし、この各代表画素の値を用い
    てエッジ強調演算した結果を前記被演算画素の値とする
    ことによりフィルタリング処理を行うことを特徴とする
    デジタル画像データのフィルタリング処理方法。
JP62284677A 1987-11-11 1987-11-11 デジタル画像データのフイルタリング処理方法 Pending JPH01125681A (ja)

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