JPH0112556Y2 - - Google Patents

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JPH0112556Y2
JPH0112556Y2 JP1983154845U JP15484583U JPH0112556Y2 JP H0112556 Y2 JPH0112556 Y2 JP H0112556Y2 JP 1983154845 U JP1983154845 U JP 1983154845U JP 15484583 U JP15484583 U JP 15484583U JP H0112556 Y2 JPH0112556 Y2 JP H0112556Y2
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JP
Japan
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servo
voltage
circuit
motor
operational amplifier
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JP1983154845U
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JPS6062892U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、サーボ・モータ駆動回路、特にサー
ボ・モータを駆動する際に生ずる逆相電圧を防止
するサーボ・モータ駆動回路に関するものであ
る。
(技術の背景と問題点) サーボ・モータ駆動回路には、駆動モータの回
転数などを検出して指示された位置に移動体を移
動させるように制御するものがある。
該サーボ・モータ駆動回路では、モータを起動
させた場合あるいはモータの速度を変化させた場
合など、モータに印加する電圧が変化し、顕著な
ときには逆相電圧を発生し、逆回転を生ずること
があつた。
このため、ある種のサーボ・モータ駆動回路で
は、前記逆回転を防止するための逆転防止回路を
附加して逆回転を生じさせる電圧を抑圧すること
が行われていた。
しかしながら、逆転防止回路を附加すると起動
時あるいは急激な速度変化時などの過渡的な状態
の下で前記逆転防止回路が非所望に働らき過ぎ、
安定なサーボが得られなくなることが生じた。
(考案の目的と構成) 本考案の目的は、前記問題点を解決することに
あり、サーボ・モータ駆動回路の逆転防止を行う
系路にロー・パス・フイルタをもうけ、起動時な
どの不安定状態であつても安定したサーボ制御を
行うことにある。そのため、本考案のサーボ・モ
ータ駆動回路はモータの回転数を検出する回転検
出器と、該回転検出器からの検出信号にもとづい
て前記モータをサーボ制御するためのサーボ電圧
を出力するサーボ回路と、該サーボ回路からのサ
ーボ電圧に対してバイアス電圧を供給するバイア
ス電圧供給回路とを有し、該バイアス電圧によつ
てバイアスされたサーボ電圧をオペアンプに供給
して該オペアンプの出力を前記モータに供給して
サーボ制御を行うサーボ・モータ駆動回路におい
て、 前記オペアンプの出力中の負電圧成分を抽出す
るロー・パス・フイルタと、 該ロー・パス・フイルタの出力を用いて前記バ
イアス電圧を調整するようにした ことを特徴としている。
(考案の実施例) 以下図面を参照しつつ本考案を詳細に説明す
る。
第1図は従来のサーボ・モータ駆動回路、第2
図は本考案の1実施例、第3図は第2図図示本考
案の1実施例を説明する説明図、第4図は本考案
の他の実施例を示す。
図中、1,1′はサーボ・モータ駆動回路、2
はモータ、3は回転検出器、4はサーボ回路、
5,7はオペ・アンプ、6,6′はバイアス電圧
供給回路、8はスイツチ、8′はトランジスタ、
9,9′はロー・パス・フイルタを表わす。
第1図において、図中1はサーボ・モータ駆動
回路であつて、モータ2に機械的に接続された回
転検出器3からの回転パルス数などの回転信号に
もとづき、図示外の制御部から指示された指示値
に追従するようにモータ2をサーボ制御するもの
である。
該サーボ制御は、回転検出器3からの回転パル
ス数にもとづき、サーボ回路4が指示値に追従す
べき制御信号をオペ・アンプ5の正極性端子に入
力し、増幅した駆動電圧をモータ2に印加するこ
とにより行われている。バイアス電圧供給回路6
は、モータ2のオーバドライブを防止するため
に、オペ・アンプ5にバイアス電圧を与えるもの
であり、サーボ回路4からオペ・アンプ5の正極
性端子に入力される電圧が該バイアス電圧供給回
路6によつて与えられたバイアス電圧よりも高い
場合には、スイツチ8は開状態にあり、サーボ回
路4の出力電圧から該バイアス電圧Vを差し引い
た電圧をモータ2に印加して適当なトルクを発揮
させている。
しかし、サーボ回路4からオペ・アンプ・5の
正極性端子に入力される電圧がバイアス電圧供給
回路6によつてオペ・アンプ5に与えられるバイ
アス電圧よりも低くなる場合がある。この場合に
は、オペ・アンプ5の出力電圧が負となり、該負
電圧をオペ・アンプ7によつて反転して正電圧と
し、スイツチ8が閉状態にされる。即ちスイツチ
8が閉状態となることによりバイアス電圧供給回
路6は短絡され、バイアス電圧がオペ・アンプ5
に印加されなくなる。このため、サーボ回路4か
らの出力電圧は抑圧されることなくモータ2に印
加され適正なトルクを発揮するようにされる。
通常このようにして逆転防止回路が働くが、例
えばモータ2を起動する場合、あるいはモータ2
に急激な速度変化を与える場合には、どうしても
サーボ回路4からオペ・アンプ5に入力する電圧
が直流電圧に交流電圧を重畳させた電圧の形にな
り、オペ・アンプ5の出力電圧の1部が負電圧と
なつてしまう。該負電圧はこのような過渡的な状
態ではいわば許容されるべきものであるが、この
電圧によつて前述した逆回転防止のためにもうけ
たスイツチ8が非所望に継続的に開閉されるた
め、かえつて安定なサーボを行うことができなく
なる。
そこで本考案ではモータ2の始動時あるいは急
激な速度変化時、即ちサーボ系の不安定状態にあ
るときに生ずる高周波成分を除去するロー・パ
ス・フイルタを逆回転防止を行う系路にもうけ
て、高い周波数成分の負電圧によつて非所望に逆
転防止回路が動作しないようにして安定化を図つ
ている。以下説明する。
第2図図中2ないし8は第1図図示のものと同
一あるいは等効のものであるので説明を省略す
る。
図中9はロー・パス・フイルタであつて、本考
案に係るものであり、始動時などの不安定状態に
あるサーボ系を安定化させるものである。該ロ
ー・パス・フイルタ9は抵抗とコンデンサとから
構成されており、モータ2の起動時あるいは急激
な速度変化時にサーボ回路4からオペ・アンプ5
に入力され、出力された高周波成分(第3図B図
示)を含む電圧をいわば平均電圧値の形に平滑
化するもの(第3図A図示)である。該ロー・
パス・フイルタ9により起動時あるいは急激な速
度変化時に生ずる電圧の波高値を低くして当該過
渡的な状態の下で発生した負電圧で前述の逆転防
止回路が非所望に動作しないようにして安定なサ
ーボ制御を行うことができる。
第3図において、図中,,は夫々モータ
2に印加される電圧波形を示す。
図示の波形は正常な正転の安定したサーボ状
態を表わしている。
図示の波形はモータ2の起動時などに現われ
る波形であり、不安定な正転のサーボ状態となる
おそれのある状態を表わしている。該図示の波
形の負電圧の部分ではモータ2は逆回転する方向
にトルクを発生される形となり、逆転防止回路を
働かせるべき状態を表わしている。
第4図は本考案の他の実施例を示し、図中2な
いし5は第2図図示のものと同一あるいは等効で
あるので説明を省略する。
図中9′はロー・パス・フイルタであつて、抵
抗RとコンデンサCから構成されており、オペ・
アンプ5の出力電圧、例えば第3図B図示のよ
うな脈動電圧波形を平滑化するものである。該ロ
ー・パス・フイルタ9′により平滑化された電圧
はトランジスタ8′のベースに印加される。該ト
ランジスタ8′のコレクタは接地され、エミツタ
は、オペ・アンプ5の負極性端子から抵抗を介し
て接続されるとともに、基準電圧Vrefを抵抗分
割することにより構成されるバイアス電圧供給回
路6′に接続されている。
このような構成を採用することにより次のよう
に動作する。即ち、コンデンサCの端子電圧がバ
イアス電圧供給回路6′からオペ・アンプ5に印
加するバイアス電圧Vよりも高い場合には、サー
ボ回路4からオペ・アンプ5に供給される電圧に
対してバイアス電圧Vが作用せしめられ、モータ
2に過電圧を印加することなく適正なトルクを発
生させ、安定なサーボ状態を保持している。
一方前記コンデンサCの端子電圧が前記バイア
ス電圧Vよりも低い場合には、バイアス電圧供給
回路6′からオペ・アンプ5に印加するバイアス
電圧Vがトランジスタ8′によつてほぼ前記端子
電圧に比例して減少することになる。このため、
オペ・アンプ5の出力電圧が低下するに従いサー
ボ回路4からの電圧に対するバイアス電圧処理が
抑制されることとなり、適正なトルクを発生さ
せ、安定なサーボ状態を保持している。
従つて第4図図示実施例によれば、サーボ回路
4からオペ・アンプ5に入力する電圧を零から
徐々に上昇させた場合、オペ・アンプ5によつて
増幅された電圧は零電圧から徐々に上昇する。そ
して、それに伴つてバイアス電圧が連続的に増大
するため極めて安定なサーボ状態を保持し、かつ
モータ2の逆回転の防止を図つている。また、サ
ーボ回路4からオペ・アンプ5に入力される電圧
に比較的高い周波数の交流分が重畳されても、オ
ペ・アンプ5の出力電圧がロー・パス・フイルタ
9′によつて平滑化されてトランジスタ8′に印加
されるため、バイアス電圧供給回路6′からオ
ペ・アンプ5に供給されるバイアス電圧Vが大巾
に変動することがなく、当該交流分が重畳された
ことによつて影響を受けることがない。
(考案の効果) 以上説明した如く、本考案によれば、サーボ・
モータ駆動回路の逆回転防止を行う系路に、ロ
ー・パス・フイルタをもうけているため、通常時
に逆転防止回路を正常に動作させるとともにモー
タの始動時あるいは急激な速度変化時などにおい
ても安定したサーボ制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサーボ・モータ駆動回路、第2
図は本考案の1実施例、第3図は第2図図示本考
案の1実施例を説明する説明図、第4図は本考案
の他の実施例を示す。 図中、1,1′はサーボ・モータ駆動回路、2
はモータ、3は回転検出器、4はサーボ回路、
5,7はオペ・アンプ、6,6′はバイアス電圧
供給回路、8はスイツチ、8′はトランジスタ、
9,9′はロー・パス・フイルタを表わす。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モータの回転数を検出する回転検出器と、該回
    転検出器からの検出信号にもとづいて前記モータ
    をサーボ制御するためのサーボ電圧を出力するサ
    ーボ回路と、該サーボ回路からのサーボ電圧に対
    してバイアス電圧を供給するバイアス電圧供給回
    路とを有し、該バイアス電圧によつてバイアスさ
    れたサーボ電圧をオペアンプに供給して該オペア
    ンプの出力を前記モータに供給してサーボ制御を
    行うサーボ・モータ駆動回路において、 前記オペアンプの出力中の負電圧成分を抽出す
    るロー・パス・フイルタと、 該ロー・パス・フイルタの出力を用いて前記バ
    イアス電圧を調整するようにした ことを特徴とするサーボ・モータ駆動回路。
JP1983154845U 1983-10-05 1983-10-05 サ−ボ・モ−タ駆動回路 Granted JPS6062892U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983154845U JPS6062892U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 サ−ボ・モ−タ駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983154845U JPS6062892U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 サ−ボ・モ−タ駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6062892U JPS6062892U (ja) 1985-05-02
JPH0112556Y2 true JPH0112556Y2 (ja) 1989-04-12

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ID=30342160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983154845U Granted JPS6062892U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 サ−ボ・モ−タ駆動回路

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JPS6062892U (ja) 1985-05-02

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