JPH0112509Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0112509Y2 JPH0112509Y2 JP4001183U JP4001183U JPH0112509Y2 JP H0112509 Y2 JPH0112509 Y2 JP H0112509Y2 JP 4001183 U JP4001183 U JP 4001183U JP 4001183 U JP4001183 U JP 4001183U JP H0112509 Y2 JPH0112509 Y2 JP H0112509Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- terminal
- cable
- spring member
- protective layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電力ケーブルの終端部に関し、詳細に
は終端部における端子の防水性を向上させた終端
部の構造に関する。
は終端部における端子の防水性を向上させた終端
部の構造に関する。
屋内および屋外で使用される従来の電力ケーブ
ル終端部の一例は第1図に示されるように段剥ぎ
されたケーブル端部の導体1に端子3を圧着等に
より設け、ケーブルの絶縁体2(外部半導電層お
よび電界緩和層を含む)上の保護層4から端子3
にまたがり防水層5を設けてケーブル導体等への
水の浸入を防止しており、防水層5の内面を粘着
材6を設けて粘着性とすることによりその効果を
向上させている。しかしながら、特に屋外終端部
についてはそれが直接風雨にさらされる関係上、
作業不良による粘着不足あるいは端子表面の汚れ
や外傷等により、所期の防水効果が期待出来ない
場合がある。水のケーブルへの浸入は終端部の性
能低下のみならず長期にわたればケーブル絶縁体
の劣化を生じさせるものであるから極めて重要で
ある。
ル終端部の一例は第1図に示されるように段剥ぎ
されたケーブル端部の導体1に端子3を圧着等に
より設け、ケーブルの絶縁体2(外部半導電層お
よび電界緩和層を含む)上の保護層4から端子3
にまたがり防水層5を設けてケーブル導体等への
水の浸入を防止しており、防水層5の内面を粘着
材6を設けて粘着性とすることによりその効果を
向上させている。しかしながら、特に屋外終端部
についてはそれが直接風雨にさらされる関係上、
作業不良による粘着不足あるいは端子表面の汚れ
や外傷等により、所期の防水効果が期待出来ない
場合がある。水のケーブルへの浸入は終端部の性
能低下のみならず長期にわたればケーブル絶縁体
の劣化を生じさせるものであるから極めて重要で
ある。
本考案の目的はこのような現状において、極め
て簡易な構造により電力ケーブルの終端部におけ
る端子の防水効果を著しく改善することである。
て簡易な構造により電力ケーブルの終端部におけ
る端子の防水効果を著しく改善することである。
本考案においては、電力ケーブルの最も外側に
設けられる保護層に防水機能を持たせることによ
り、その上に設けられる防水層の防水効果を更に
大にする。以下図面に示す一実施例にもとづき本
考案を説明する。
設けられる保護層に防水機能を持たせることによ
り、その上に設けられる防水層の防水効果を更に
大にする。以下図面に示す一実施例にもとづき本
考案を説明する。
第2図は本考案の一実施例の第1図と同様の図
である。第2図において、第1図の従来の構造と
同様に段剥ぎされた電力ケーブル端部の外部半導
電層(図示せず)の端部に例えば高抵抗の加熱収
縮体等からなる電界緩和層(図示せず)を設け、
その上に保護層4が設けてある。
である。第2図において、第1図の従来の構造と
同様に段剥ぎされた電力ケーブル端部の外部半導
電層(図示せず)の端部に例えば高抵抗の加熱収
縮体等からなる電界緩和層(図示せず)を設け、
その上に保護層4が設けてある。
本考案によれば、段剥ぎにより露出される導体
1のまわりでしかも絶縁体2の端面にばね部材7
を配置し、保護層4の端部がばね部材7を覆つて
導体1に接するように配置する。このような状態
にある導体1に対して端子3をその先端が保護層
4を十分に圧着するまで挿入して導体1に接続さ
れる。
1のまわりでしかも絶縁体2の端面にばね部材7
を配置し、保護層4の端部がばね部材7を覆つて
導体1に接するように配置する。このような状態
にある導体1に対して端子3をその先端が保護層
4を十分に圧着するまで挿入して導体1に接続さ
れる。
更にその上に従来のごとくに粘着材6を内面に
有する防水層5を保護層4から端子3にかけて設
けて終端部が形成される。本考案の終端部におい
ては保護層4がばね部材7により常時端子先端に
押しつけられているため、防水層5の粘着層6の
作用と相まつて二重の防水構造を形成し、その防
水効果が著しく向上する。
有する防水層5を保護層4から端子3にかけて設
けて終端部が形成される。本考案の終端部におい
ては保護層4がばね部材7により常時端子先端に
押しつけられているため、防水層5の粘着層6の
作用と相まつて二重の防水構造を形成し、その防
水効果が著しく向上する。
ばね部材7は種々の形状のものが考えられる
が、第2図に示すばね部材7の平面図を第3図に
示す。ばね部材7は中央部に窪みを有する皿形の
板ばねからなり、中央には歯状の縁部12を有す
る穴11が設けてある。穴11の歯部12先端に
おける直径はケーブル導体1の外径よりいく分小
とされており、導体1に嵌挿することにより歯部
12が導体1の表面に喰い込んで導体に対して緊
上されるようにされている。ばね部材7は非磁性
金属でありリン青銅あるいはSUSで形成すると
良い結果が得られる。このようなばね部材を用い
ると、絶縁体2が収縮した場合にも保護層4と端
子3との密着性を損うことがなくなるという効果
も期待出来る。
が、第2図に示すばね部材7の平面図を第3図に
示す。ばね部材7は中央部に窪みを有する皿形の
板ばねからなり、中央には歯状の縁部12を有す
る穴11が設けてある。穴11の歯部12先端に
おける直径はケーブル導体1の外径よりいく分小
とされており、導体1に嵌挿することにより歯部
12が導体1の表面に喰い込んで導体に対して緊
上されるようにされている。ばね部材7は非磁性
金属でありリン青銅あるいはSUSで形成すると
良い結果が得られる。このようなばね部材を用い
ると、絶縁体2が収縮した場合にも保護層4と端
子3との密着性を損うことがなくなるという効果
も期待出来る。
保護層4としてはその防水機能の点からしてゴ
ム・プラスチツクからなる熱収縮チユーブ等を用
いると良い結果が得られる。
ム・プラスチツクからなる熱収縮チユーブ等を用
いると良い結果が得られる。
ばね部材7としては第4図aおよび第4図bに
夫々示すごとくに構成してもよい。すなわち第4
図aは孔明き平円板13(必ずしも弾性を有しな
くともよい)とコイルばね14を組合せてなるも
のであり、第4図bは一対の同様の平円板15を
用い、その間に環形のばね材16を組合せたもの
である。
夫々示すごとくに構成してもよい。すなわち第4
図aは孔明き平円板13(必ずしも弾性を有しな
くともよい)とコイルばね14を組合せてなるも
のであり、第4図bは一対の同様の平円板15を
用い、その間に環形のばね材16を組合せたもの
である。
以上述べたように本考案によれば防水層と保護
層とにより二重の防水構造を形成することによつ
てその防水効果が著しく向上する。
層とにより二重の防水構造を形成することによつ
てその防水効果が著しく向上する。
第1図は従来の電力ケーブル終端部の部分断面
図、第2図は本考案による終端部の第1図と同様
の図、第3図は第2図におけるばね部材の平面
図、第4図aおよび第4図bはばね部材の他の実
施例を示す図である。 1……導体、2……絶縁体、3……端子、4…
…保護層、5……防水層、6……粘着層、7……
ばね部材。
図、第2図は本考案による終端部の第1図と同様
の図、第3図は第2図におけるばね部材の平面
図、第4図aおよび第4図bはばね部材の他の実
施例を示す図である。 1……導体、2……絶縁体、3……端子、4…
…保護層、5……防水層、6……粘着層、7……
ばね部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 段剥ぎされたケーブルの絶縁体端面に、ケー
ブル導体を囲むばね部材を設け、上記絶縁体端
面上のばね部材を覆い上記導体に接するごとく
にケーブル最外層保護層を連続して設け、上記
導体に挿着される端子の下端により上記ばねを
覆う保護層部分に圧力を加えるようにして端子
を上記導体に接続し、更に上記端子の外周およ
び上記絶縁体上の上記保護層外周を連続して覆
う防水層を設けてなるケーブル終端部。 (2) 前記ばね部材は環形であり、内周に前記導体
に対する緊止部を有することを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載のケーブル終端
部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4001183U JPS59145231U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | ケ−ブル終端部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4001183U JPS59145231U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | ケ−ブル終端部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59145231U JPS59145231U (ja) | 1984-09-28 |
JPH0112509Y2 true JPH0112509Y2 (ja) | 1989-04-12 |
Family
ID=30170644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4001183U Granted JPS59145231U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | ケ−ブル終端部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59145231U (ja) |
-
1983
- 1983-03-18 JP JP4001183U patent/JPS59145231U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59145231U (ja) | 1984-09-28 |
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