JPH01124741A

JPH01124741A - 安全弁作動圧力試験装置

Info

Publication number: JPH01124741A
Application number: JP62282126A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Nomura; 剛野村; Michio Tokura; 戸倉　道男; Hiroshi Teratani; 寺谷　弘
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd; Toa Valve Co Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd; Toa Valve Co Ltd
Priority date: 1987-11-10
Filing date: 1987-11-10
Publication date: 1989-05-17
Also published as: JPH0543984B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、安全弁たとえば火力発電所、原子ノ〕発電所
等に用いられろ主蒸気安全弁の作り３圧力（吹き出し圧
力）を試験する装置に関する。

（従来の技術〕安全弁は、配管ラインの最高使用圧力時に作動する（吹
き出す）よう設計されており、通常運転時には、安全弁
は、吹き出さない。一方、安全弁が最高使用圧力時に正
常に吹き出すという機能を確認するため、配管ライン内
圧力が最高使用圧力の約７０％程度（通常運転圧力をや
や下回った程度）の状態で弁棒を油圧ジヤツキにより引
き上げ、強制的に吹き出させる。そして、この弁棒の引
き上げ荷重と、配管ラインの圧力との関係から、所定の
範囲内に引き上げ荷重が入れば、当該弁は、配管ライン
の最高使用圧力時に吹き出すものと推定する。

上記のような従来の安全弁作動圧力試験の具体的手順を
第３図により説明する。（２）は配管（１）に取付けら
れた安全弁である。配管（１）内の圧力が一定になった
状態で、手動式ポンプ（４）、油圧ジヤツキ（５）を用
いて弁棒（３）を引上げてゆく。そして安全弁（２）が
吹き出した時の音を人間が感知し、その時の油圧ジヤツ
キ（５）の油圧計（６）の目盛を読んで油圧ジヤツキの
荷重を求めるのである。この油圧ジヤツキ（５）は、弁
棒（３）の先端にターンバックル（７）を介して取付け
られていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記従来の方式では、弁作動を人間の聴力により検知し
、油圧目盛を人間の視力により読み取るので、検知精度
が悪く、また作業員の熟練を要するという問題点があっ
た。さらに、圧油を手動ポンプにより供給するため、手
動ポンプを作動させる作業員及び上記検知のための作業
貴信、多くの作業員を要していた。また、人手作業のた
め多くの時間を要していた。

そこで本発明の目的は、人手による上記作業の省力化及
び検知精度の向上を図ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は前記問題点を解決するために、配管に取付けら
れた安全弁の弁棒を引上げる油圧ジヤツキ；上記油圧ジ
ヤツキに圧油を供給する流路に設けられた電磁弁；上記
弁棒の荷重を検出するロードセル；上記配管の内部の圧
力を検出する圧カドランスシュ、−サ；上記流路の内部
の圧力を検出する油圧トランスジューサ；および上記安
全弁の作動に伴う油圧の変動を上記油圧トランスジュー
サが検知したときに、上記電磁弁を閉じるとともに上記
ロードセルと上記圧力トランスジューサの検出値を記録
しそれら検出値から上記安全弁の作動圧力を演算する手
段を具備したことを特徴とする安全弁作動圧力試験装置
を提案するものである。

〔作　用〕

前記のような装置において、油圧ジヤツキで油圧を上げ
ると安全弁の作動（吹き出し）時微少な油圧変動が生じ
る。これを油圧トランスジューサで検知し、油圧ジヤツ
キへの油供給を電磁弁によって遮断するとともに、その
時の配管ラインの圧力信号およびロードセルの荷斡重信
号に基づいて、安全弁の作動圧力を演算する。

〔実施例〕

本発明の一実施例の概要を第１図に、また第１図中鎖線
■で囲まれた部分（試験装置）の詳細構造を第２図に示
す。

第１図において、配管（１）に安全弁（２）が設置され
、同安全弁（２）の弁棒（３）に、試験装置■が設置さ
れる。試験装置■は、受台（１１）、　　ヨーク（１２
）、油圧ジヤツキ受台（１３）で、外側の反力受は台を
構成し、弁棒（３）の上部に接続されたターンバックル
（１４）、　　ロードセル（１５）、　　さらに、ロー
ドセル（１５）に接続する油圧ジヤツキ（１６）を具備
する。油圧ジヤツキ受台（１３）は、油圧ジヤツキ（１
６）の反力を受ける。又、油圧ジヤツキ（１６）の油圧
管（２０）には油圧トランスジューサ（１７）および電
磁弁（１８）が設けられており、油の供給がその電磁弁
（１８）で制御される。センサアンプリレー（２１）は
、配管（１）の圧力が圧力トランスジューサー（１９）
で検出され変換された電気信号、油圧トランスジューサ
（１７）の電気信号。

ロードセル（↓５）の電気信号、電磁弁　（１８）への
電気信号を、計算機（２２）に、インプット又はアウト
プットするために変換（電流又は電圧）する。そして、
ＣＲＴ付キーボード（２３）を作動させることにより、
本システムは作動し、結果をＣＲＴ又はプリンター（２
４）に出力する。

第２図は、試験装置■の詳細図である。弁棒（３）の上
部に調整ナソ）　（３１）をねじ込み、同調整ナツト（
３１）の外側に、ターンバックル（１４）をねじ込む。

ターンバックル（１４）の内側に逆Ｔ字形の調整ボルト
（３２）を挿入する。調整ボルト（３２）はロードセル
（１５）に差し込まれ、調整ボルト（３２）の逆Ｔ字部
を引き上げると、ターンバックル（１４）に接触し、タ
ーンバックル（１４）を引き一ヒげる。ロードセル（１
５）の他端は、油圧ジャンキ（１６）に接続される。又
、油圧ジヤツキ（１６）の油圧管（２０）に油圧トラン
スジューサ（１７）を取り付け、油圧ジヤツキで油圧を
上げるとき安全弁吹出し時の油圧の微少な変動をこのト
ランスジューサ（１７）が検出する。

このような装置において、電磁弁（１８）を開いて油圧
ジヤツキ（１６）に油を供給すると、油圧ジヤツキが作
動し、弁棒（３）を引き上げる。安全弁（２）が作動す
るとく吹き出すと）、油圧トランスジューサ（１７）が
その作動を検知する。そうすると、計算機（２２）は、
電磁弁（１８）を閉じる信号を出すとともに、その時の
ロードセル（１５）の荷重の信号及び配管（１）の圧力
トランスジューサ（１９）からの信号をセンサアンプリ
レー（２１）で変換して記録する。計算機（２２）はま
た、あらかじめ組込まれたデータベースにより、上記ロ
ードセル　（１５）の荷重と配管（１）の圧力とから、
配管（１）の最高使用圧力時の安全弁作動圧力（吹出圧
力）を求めて、ＣＲＴおよびプリンタ（２４）に出力す
る。

上記実施例では、弁頭部に取り付ける油圧ジヤツキ受台
（１３）、受台（１１）、　ヨーク（１２）を剛性の高
い大きな形状のものとする必要がなく、軽量化すること
が可能である。すなわち、尖頭部以外の位置に油圧トラ
ンスジューサを付けておけば良く、油圧ジヤツキ受台（
１３）、　　ヨーク（１２）。

受台（１１）は軽量化できる。

〔発明の効果〕

本発明では、安全弁の作動を油圧トランスジューサで検
知確認し、弁棒の荷重をロードセルで検出するので、検
知精度が良く、また熟練を要しない。また油圧ジヤツキ
への油の供給および遮断を電磁弁への電気信号により行
なうので、人手を必要とせず、また確実に行なうことが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の概要を示す図、第２図は
、第１図中の試験装置Ｈの詳細図、第３図は、従来の安
全弁作動圧力試験の状況を示す図である。（１）・・・配管；（２）・・・安全弁；（３）・・・
弁ｍ　；　（４）・・・手動式ポンプ；（５）・・・油
圧ジヤツキ；（６）；油圧計；　　（７）・・・ターン
バックルｉ　（１５）・・・ロードセルｉ　（１６）・
・・油圧ジヤツキ；　（１７）・・・油圧トランスジュ
ーサ、　（１８）・・・電磁弁；　（１９）・・・圧力
トランスジューサ；　（２１）・・・センサアンプリレ
ー；　（２２）・・・計算機；　（２４）・・・プリン
タ。代理人　弁理士　　坂　間　　　暁（外２名）県Ｉ鳳Ａ２菌

Claims

【特許請求の範囲】

配管に取付けられた安全弁の弁棒を引上げる油圧ジャッ
キ；上記油圧ジャッキに圧油を供給する流路に設けられ
た電磁弁；上記弁棒の荷重を検出するロードセル；上記
配管の内部の圧力を検出する圧力トランスジューサ；上
記流路の内部の圧力を検出する油圧トランスジューサ；
および上記安全弁の作動に伴う油圧の変動を上記油圧ト
ランスジューサが検知したときに、上記電磁弁を閉じる
とともに上記ロードセルと上記圧力トランスジューサの
検出値を記録しそれら検出値から上記安全弁の作動圧力
を演算する手段を具備したことを特徴とする安全弁作動
圧力試験装置。