JPH05296883A - 安全弁作動テスト装置 - Google Patents
安全弁作動テスト装置Info
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- JPH05296883A JPH05296883A JP4097843A JP9784392A JPH05296883A JP H05296883 A JPH05296883 A JP H05296883A JP 4097843 A JP4097843 A JP 4097843A JP 9784392 A JP9784392 A JP 9784392A JP H05296883 A JPH05296883 A JP H05296883A
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- Japan
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- pressure
- safety valve
- valve
- fluid
- hydraulic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、小型軽量で安全弁に容易に着脱す
ることができ、主蒸気管の蒸気圧力を自動的に取り入れ
て安全弁吹き出し圧力を自動演算することで、取り扱い
が容易で迅速正確かつ高効率高精度なテスト結果が得ら
れ、しかも、構成の簡易化を図り経済的に有利とするこ
とができる安全弁作動テスト装置を提供することを目的
としている。 【構成】安全弁34のシリンダ41内圧力が設定圧力に
到達するまで、ホース44を介して圧力流体を自動的に
注入する携帯用自動ポンプ装置42と、弁本体36が開
放したときのホース44内の圧力変動を検知し、シリン
ダ41内圧力を測定し記録するとともに、主蒸気管33
の圧力取付座56に着脱自在な圧力トランスミッタ57
で測定された主蒸気管33の圧力とシリンダ41内圧力
とから、弁本体36の吹き出し圧力を算出する携帯用測
定演算装置43とを備えている。
ることができ、主蒸気管の蒸気圧力を自動的に取り入れ
て安全弁吹き出し圧力を自動演算することで、取り扱い
が容易で迅速正確かつ高効率高精度なテスト結果が得ら
れ、しかも、構成の簡易化を図り経済的に有利とするこ
とができる安全弁作動テスト装置を提供することを目的
としている。 【構成】安全弁34のシリンダ41内圧力が設定圧力に
到達するまで、ホース44を介して圧力流体を自動的に
注入する携帯用自動ポンプ装置42と、弁本体36が開
放したときのホース44内の圧力変動を検知し、シリン
ダ41内圧力を測定し記録するとともに、主蒸気管33
の圧力取付座56に着脱自在な圧力トランスミッタ57
で測定された主蒸気管33の圧力とシリンダ41内圧力
とから、弁本体36の吹き出し圧力を算出する携帯用測
定演算装置43とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば火力発電所の
主蒸気管等に代表される圧力流体の蓄圧部に使用された
安全弁の作動テスト装置に係り、特に可搬式で所望の安
全弁に容易に取り付けて正確な作動テストを行なえるよ
うにしたものに関する。
主蒸気管等に代表される圧力流体の蓄圧部に使用された
安全弁の作動テスト装置に係り、特に可搬式で所望の安
全弁に容易に取り付けて正確な作動テストを行なえるよ
うにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば火力発電所の主蒸
気管等のような圧力流体の蓄圧部には、蓄圧部内部の流
体圧力が規定値以上になることを防止するために安全弁
が設置されており、定期的または必要に応じて作動テス
トが行なわれている。このような安全弁の作動テスト手
段としては、蓄圧部内部の流体圧力を実際に規定値以上
にまで高めて弁本体の開放を確認する第1の方式と、弁
本体に蓄圧部内部の流体圧力以外に開放方向の外部圧力
を順次与えてゆき、弁本体の開放時点での外部圧力と蓄
圧部内の流体圧力とに基づいて弁本体の開放圧力を算出
することで、蓄圧部内の流体圧力を規定値以上に高める
ことなく試験する第2の方式とがある。
気管等のような圧力流体の蓄圧部には、蓄圧部内部の流
体圧力が規定値以上になることを防止するために安全弁
が設置されており、定期的または必要に応じて作動テス
トが行なわれている。このような安全弁の作動テスト手
段としては、蓄圧部内部の流体圧力を実際に規定値以上
にまで高めて弁本体の開放を確認する第1の方式と、弁
本体に蓄圧部内部の流体圧力以外に開放方向の外部圧力
を順次与えてゆき、弁本体の開放時点での外部圧力と蓄
圧部内の流体圧力とに基づいて弁本体の開放圧力を算出
することで、蓄圧部内の流体圧力を規定値以上に高める
ことなく試験する第2の方式とがある。
【0003】このうち、第1の方式は、蓄圧部を利用し
た設備の運用を停止する必要があることや安全性に問題
がある等の理由によりあまり使用されておらず、設備を
運用したままつまり蓄圧部内の流体圧力が通常値のまま
で作動テストが可能な第2の方式が現在では多く用いら
れている。まず、図4は、このような第2の方式を用い
た従来の安全弁作動テスト装置を示している。
た設備の運用を停止する必要があることや安全性に問題
がある等の理由によりあまり使用されておらず、設備を
運用したままつまり蓄圧部内の流体圧力が通常値のまま
で作動テストが可能な第2の方式が現在では多く用いら
れている。まず、図4は、このような第2の方式を用い
た従来の安全弁作動テスト装置を示している。
【0004】この従来装置は、加圧水型原子力発電所の
主蒸気管安全弁に適用されているもので、主蒸気管11
には、その一部を開閉するための弁本体12と、この弁
本体12が連結され図中上下方向に移動されることによ
り弁本体12を開閉させる弁棒13と、この弁棒13を
図中上下方向に移動自在に支持するヨーク14と、弁棒
13を図中下方向つまり弁本体12を閉状態とする方向
に付勢するスプリング15と、このスプリング15の付
勢力に抗して弁本体12が開状態になったことを検出す
る検出部16とを有する安全弁17が設置されている。
主蒸気管安全弁に適用されているもので、主蒸気管11
には、その一部を開閉するための弁本体12と、この弁
本体12が連結され図中上下方向に移動されることによ
り弁本体12を開閉させる弁棒13と、この弁棒13を
図中上下方向に移動自在に支持するヨーク14と、弁棒
13を図中下方向つまり弁本体12を閉状態とする方向
に付勢するスプリング15と、このスプリング15の付
勢力に抗して弁本体12が開状態になったことを検出す
る検出部16とを有する安全弁17が設置されている。
【0005】このうち検出部16は、外部から供給され
る油圧圧力を測定する油圧圧力トランスミッタ18と、
外部から供給される油圧圧力によって駆動され弁棒13
を図中上方向に引き上げるつまり弁本体12に開放方向
の引き上げ荷重を与える油圧ジャッキ19と、この油圧
ジャッキ19によって弁棒13に与えられる引き上げ荷
重を測定する弁棒引上荷重ロードセル20とから構成さ
れている。
る油圧圧力を測定する油圧圧力トランスミッタ18と、
外部から供給される油圧圧力によって駆動され弁棒13
を図中上方向に引き上げるつまり弁本体12に開放方向
の引き上げ荷重を与える油圧ジャッキ19と、この油圧
ジャッキ19によって弁棒13に与えられる引き上げ荷
重を測定する弁棒引上荷重ロードセル20とから構成さ
れている。
【0006】そして、この安全弁17は、油圧圧力トラ
ンスミッタ18を介して油圧ジャッキ19に油圧圧力を
供給する油圧制御装置21と、油圧圧力トランスミッタ
18で測定された油圧圧力,弁棒引上荷重ロードセル2
0で測定された引き上げ荷重及び主蒸気管11内の蒸気
圧力等に基づいて、安全弁17の作動テスト結果をデー
タ処理し記録する制御装置22とにより作動テストが行
なわれる。
ンスミッタ18を介して油圧ジャッキ19に油圧圧力を
供給する油圧制御装置21と、油圧圧力トランスミッタ
18で測定された油圧圧力,弁棒引上荷重ロードセル2
0で測定された引き上げ荷重及び主蒸気管11内の蒸気
圧力等に基づいて、安全弁17の作動テスト結果をデー
タ処理し記録する制御装置22とにより作動テストが行
なわれる。
【0007】この場合、上記油圧制御装置21は、油圧
ポンプ23で発生された油圧圧力をレギュレータ24で
制御しリリーフ弁25及び電磁弁26を介して出力する
油圧装置27と、この油圧装置27から出力される油圧
圧力を検出部16に供給する電磁弁28と、油圧装置2
7及び電磁弁28を操作制御する油圧制御盤29とから
構成されている。
ポンプ23で発生された油圧圧力をレギュレータ24で
制御しリリーフ弁25及び電磁弁26を介して出力する
油圧装置27と、この油圧装置27から出力される油圧
圧力を検出部16に供給する電磁弁28と、油圧装置2
7及び電磁弁28を操作制御する油圧制御盤29とから
構成されている。
【0008】また、上記制御装置22は、検出部16の
油圧圧力トランスミッタ18で測定された油圧圧力,弁
棒引上荷重ロードセル20で測定された引き上げ荷重及
び主蒸気管11に取り付けられた蒸気圧力トランスミッ
タ30で測定された主蒸気管11内の蒸気圧力等が入力
されるデータ集積装置31と、このデータ集積装置31
に集積された各種データに基づいて安全弁17の作動テ
スト結果をデータ処理し記録する機能を有する演算処理
装置32とを有している。
油圧圧力トランスミッタ18で測定された油圧圧力,弁
棒引上荷重ロードセル20で測定された引き上げ荷重及
び主蒸気管11に取り付けられた蒸気圧力トランスミッ
タ30で測定された主蒸気管11内の蒸気圧力等が入力
されるデータ集積装置31と、このデータ集積装置31
に集積された各種データに基づいて安全弁17の作動テ
スト結果をデータ処理し記録する機能を有する演算処理
装置32とを有している。
【0009】上記のような構成の安全弁作動テスト装置
は、主蒸気管11内の蒸気圧力が安全弁17の吹き出し
設定圧力の約80%にあるとき、油圧ジャッキ19によ
り弁棒13に引き上げ荷重を加え、吹き出し時点の主蒸
気管11内の蒸気圧Pbと弁棒13の引き上げ荷重を蒸
気に換算した圧力(k×油圧ジャッキ油圧力Pj)との
和を、安全弁17の吹き出し圧力Psとして測定してい
る。つまり、 Ps=k×Pj+Pb (ただし、kは安全弁の種類により決められる定数)と
なる。具体的には、油圧制御装置21から油圧圧力トラ
ンスミッタ18を介して油圧ジャッキ19に油圧圧力を
供給し、弁棒13に与える引き上げ荷重を順次増加させ
る。
は、主蒸気管11内の蒸気圧力が安全弁17の吹き出し
設定圧力の約80%にあるとき、油圧ジャッキ19によ
り弁棒13に引き上げ荷重を加え、吹き出し時点の主蒸
気管11内の蒸気圧Pbと弁棒13の引き上げ荷重を蒸
気に換算した圧力(k×油圧ジャッキ油圧力Pj)との
和を、安全弁17の吹き出し圧力Psとして測定してい
る。つまり、 Ps=k×Pj+Pb (ただし、kは安全弁の種類により決められる定数)と
なる。具体的には、油圧制御装置21から油圧圧力トラ
ンスミッタ18を介して油圧ジャッキ19に油圧圧力を
供給し、弁棒13に与える引き上げ荷重を順次増加させ
る。
【0010】そして、安全弁17が吹き出し動作に至っ
たことを、油圧圧力トランスミッタ18で測定された油
圧圧力と弁棒引上荷重ロードセル20で測定された引き
上げ荷重とが同時に著しく変動(低下)したことにより
検知し、その時点での主蒸気管11内の蒸気圧力と弁棒
13の引き上げ荷重を蒸気に換算した圧力との和を安全
弁17の吹き出し圧力として算出し、その結果をCRT
(カソード・レィ・チューブ)画面へ表示させたりプリ
ントアウトさせ、ここに、安全弁17の作動テストが行
なわれる。
たことを、油圧圧力トランスミッタ18で測定された油
圧圧力と弁棒引上荷重ロードセル20で測定された引き
上げ荷重とが同時に著しく変動(低下)したことにより
検知し、その時点での主蒸気管11内の蒸気圧力と弁棒
13の引き上げ荷重を蒸気に換算した圧力との和を安全
弁17の吹き出し圧力として算出し、その結果をCRT
(カソード・レィ・チューブ)画面へ表示させたりプリ
ントアウトさせ、ここに、安全弁17の作動テストが行
なわれる。
【0011】しかしながら、上記のような従来の安全弁
作動テスト装置では、安全弁17が吹き出し動作に至っ
たことの検出や安全弁17の吹き出し圧力の算出に、弁
棒13の引き上げ荷重の測定値を用いているため、安全
弁17に弁棒引上荷重ロードセル20を設置する必要が
あり、構成が複雑化するという問題が生じている。ま
た、安全弁17は、通常、主蒸気管11に多数個設置さ
れるものであるため、全ての安全弁17にそれぞれ弁棒
引上荷重ロードセル20を設置することは、経済的にも
不利になるという不都合がある。
作動テスト装置では、安全弁17が吹き出し動作に至っ
たことの検出や安全弁17の吹き出し圧力の算出に、弁
棒13の引き上げ荷重の測定値を用いているため、安全
弁17に弁棒引上荷重ロードセル20を設置する必要が
あり、構成が複雑化するという問題が生じている。ま
た、安全弁17は、通常、主蒸気管11に多数個設置さ
れるものであるため、全ての安全弁17にそれぞれ弁棒
引上荷重ロードセル20を設置することは、経済的にも
不利になるという不都合がある。
【0012】ここで、特に、上述したような自動化され
た従来の安全弁作動テスト装置は、そもそも、主蒸気管
11に設置された多数の安全弁17の作動テストを、少
ない作業員数で安全かつ合理的に行なうことを目的とし
て開発されたものであって、油圧制御装置21及び制御
装置22は、それぞれ主蒸気管11から離れた場所にま
とめて設置され、配管を介して各安全弁17に油圧圧力
を供給したり、各安全弁17に設置された油圧圧力トラ
ンスミッタ18及び弁棒引上荷重ロードセル20の測定
結果を、配線を介してデータ集積装置31に集めて演算
処理装置32で一括データ処理するというように、例え
ば1つの加圧水型原子力発電所について全体的な規模で
構築されたものしか存在しないのが現状である。
た従来の安全弁作動テスト装置は、そもそも、主蒸気管
11に設置された多数の安全弁17の作動テストを、少
ない作業員数で安全かつ合理的に行なうことを目的とし
て開発されたものであって、油圧制御装置21及び制御
装置22は、それぞれ主蒸気管11から離れた場所にま
とめて設置され、配管を介して各安全弁17に油圧圧力
を供給したり、各安全弁17に設置された油圧圧力トラ
ンスミッタ18及び弁棒引上荷重ロードセル20の測定
結果を、配線を介してデータ集積装置31に集めて演算
処理装置32で一括データ処理するというように、例え
ば1つの加圧水型原子力発電所について全体的な規模で
構築されたものしか存在しないのが現状である。
【0013】これに対し、近時では、1つの安全弁17
に対してその作動テストを自動的に行なえるようにし
た、小規模な持ち運び自在の安全弁作動テスト装置の開
発も要求されてきている。そして、このような携帯用の
安全弁作動テスト装置においては、当然のことながら、
小型軽量で安全弁17に対して容易に着脱することがで
き、取り扱いが容易であるとともに、高精度なテスト結
果を得られるものであることが要求される。また、安全
弁17に弁棒引上荷重ロードセル20を設けることなく
作動テストを行なえる構成として、構成の簡易化を図り
経済的に有利とすることが望まれている。
に対してその作動テストを自動的に行なえるようにし
た、小規模な持ち運び自在の安全弁作動テスト装置の開
発も要求されてきている。そして、このような携帯用の
安全弁作動テスト装置においては、当然のことながら、
小型軽量で安全弁17に対して容易に着脱することがで
き、取り扱いが容易であるとともに、高精度なテスト結
果を得られるものであることが要求される。また、安全
弁17に弁棒引上荷重ロードセル20を設けることなく
作動テストを行なえる構成として、構成の簡易化を図り
経済的に有利とすることが望まれている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
自動化された安全弁作動テスト装置では、例えば1つの
加圧水型原子力発電所に全体的な規模で構築された大規
模なものしか存在せず、一般には熟練者が手動によりテ
ストを行なっているのが現状であって、小規模な携帯用
の安全弁作動テスト装置の開発が強く要求されている。
また、この種の携帯用安全弁作動テスト装置の開発にお
いても、安全弁に弁棒引上荷重ロードセルを設けること
なく作動テストを行なえる構成として、構成の簡易化を
図り経済的に有利とすることが望まれている。
自動化された安全弁作動テスト装置では、例えば1つの
加圧水型原子力発電所に全体的な規模で構築された大規
模なものしか存在せず、一般には熟練者が手動によりテ
ストを行なっているのが現状であって、小規模な携帯用
の安全弁作動テスト装置の開発が強く要求されている。
また、この種の携帯用安全弁作動テスト装置の開発にお
いても、安全弁に弁棒引上荷重ロードセルを設けること
なく作動テストを行なえる構成として、構成の簡易化を
図り経済的に有利とすることが望まれている。
【0015】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、小型軽量で安全弁に容易に着脱すること
ができ、主蒸気管の蒸気圧力を自動的に取り入れて安全
弁吹き出し圧力を自動演算することで、取り扱いが容易
で迅速正確かつ高効率高精度なテスト結果が得られ、し
かも、構成の簡易化を図り経済的に有利とすることがで
きる極めて良好な安全弁作動テスト装置を提供すること
を目的とする。
されたもので、小型軽量で安全弁に容易に着脱すること
ができ、主蒸気管の蒸気圧力を自動的に取り入れて安全
弁吹き出し圧力を自動演算することで、取り扱いが容易
で迅速正確かつ高効率高精度なテスト結果が得られ、し
かも、構成の簡易化を図り経済的に有利とすることがで
きる極めて良好な安全弁作動テスト装置を提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る安全弁作
動テスト装置は、圧力流体の蓄圧部に設置され、該蓄圧
部内の流体圧力が規定値以上になったとき弁本体が蓄圧
部の一部を開放して、該蓄圧部内の流体圧力の増加を阻
止するもので、外部に向けて開口された注入口から圧力
流体を注入することにより、弁本体に開放方向の圧力を
与えるシリンダを有し、弁本体の作動テスト時に、注入
口からシリンダ内に圧力流体が注入されることで、蓄圧
部内の流体圧力が規定値未満でも弁本体が開放されるよ
うに構成された安全弁を対象としている。
動テスト装置は、圧力流体の蓄圧部に設置され、該蓄圧
部内の流体圧力が規定値以上になったとき弁本体が蓄圧
部の一部を開放して、該蓄圧部内の流体圧力の増加を阻
止するもので、外部に向けて開口された注入口から圧力
流体を注入することにより、弁本体に開放方向の圧力を
与えるシリンダを有し、弁本体の作動テスト時に、注入
口からシリンダ内に圧力流体が注入されることで、蓄圧
部内の流体圧力が規定値未満でも弁本体が開放されるよ
うに構成された安全弁を対象としている。
【0017】そして、この安全弁の注入口に着脱自在な
ホース状部材を有し、圧力設定操作を行なうことにより
安全弁のシリンダ内の流体圧力が設定された圧力に到達
するまでホース状部材を介して安全弁の注入口に圧力流
体を自動的に注入する携帯用自動ポンプ装置と、
ホース状部材を有し、圧力設定操作を行なうことにより
安全弁のシリンダ内の流体圧力が設定された圧力に到達
するまでホース状部材を介して安全弁の注入口に圧力流
体を自動的に注入する携帯用自動ポンプ装置と、
【0018】この携帯用自動ポンプ装置のホース状部材
内の流体圧力を記録する記録計と、蓄圧部に設けられた
圧力取付座に着脱自在で該蓄圧部内の流体圧力を測定す
る圧力測定器とを有し、携帯用自動ポンプ装置により安
全弁の注入口に圧力流体が注入されている状態で、安全
弁の弁本体が開放されたことによるホース状部材内の流
体圧力の変動を検知して、弁本体の開放時点におけるシ
リンダ内の圧力を測定して記録し、携帯用自動ポンプ装
置による安全弁の注入口への圧力流体の供給を停止させ
シリンダ内を減圧させるとともに、弁本体の開放時点に
おけるシリンダ内の圧力測定値と圧力測定器による蓄圧
部内の流体圧力とに基づいて、弁本体の吹き出し圧力を
自動的に算出して表示する携帯用測定演算装置とを備え
るようにしたものである。
内の流体圧力を記録する記録計と、蓄圧部に設けられた
圧力取付座に着脱自在で該蓄圧部内の流体圧力を測定す
る圧力測定器とを有し、携帯用自動ポンプ装置により安
全弁の注入口に圧力流体が注入されている状態で、安全
弁の弁本体が開放されたことによるホース状部材内の流
体圧力の変動を検知して、弁本体の開放時点におけるシ
リンダ内の圧力を測定して記録し、携帯用自動ポンプ装
置による安全弁の注入口への圧力流体の供給を停止させ
シリンダ内を減圧させるとともに、弁本体の開放時点に
おけるシリンダ内の圧力測定値と圧力測定器による蓄圧
部内の流体圧力とに基づいて、弁本体の吹き出し圧力を
自動的に算出して表示する携帯用測定演算装置とを備え
るようにしたものである。
【0019】
【作用】上記のような構成によれば、圧力設定操作を行
なうことにより安全弁のシリンダ内の流体圧力が設定さ
れた圧力に到達するまで、安全弁の注入口に着脱自在な
ホース状部材を介して圧力流体を自動的に注入する携帯
用自動ポンプ装置と、安全弁の弁本体が開放されたこと
によるホース状部材内の流体圧力の変動を検知して、弁
本体の開放時点におけるシリンダ内の流体圧力を測定し
記録するとともに、蓄圧部に設けられた圧力取付座に着
脱自在な圧力測定器によって測定された弁本体の開放時
点における蓄圧部内の流体圧力とシリンダ内の流体圧力
とから、弁本体の吹き出し圧力を算出する携帯用測定演
算装置とを備えるようにしたので、小型軽量で安全弁に
容易に着脱することができ取り扱いが容易で高精度なテ
スト結果を得ることができる。また、弁本体の開放時点
の検出は、ホース状部材内の流体圧力の変動を検知する
ことによって行なわれるため、従来のように安全弁に弁
棒引上荷重ロードセルを設ける必要がなく、構成の簡易
化を図り経済的に有利とすることができる。さらに、弁
本体の吹き出し圧力を自動的に演算して表示するので、
迅速正確で効率の良い作業が可能となる。
なうことにより安全弁のシリンダ内の流体圧力が設定さ
れた圧力に到達するまで、安全弁の注入口に着脱自在な
ホース状部材を介して圧力流体を自動的に注入する携帯
用自動ポンプ装置と、安全弁の弁本体が開放されたこと
によるホース状部材内の流体圧力の変動を検知して、弁
本体の開放時点におけるシリンダ内の流体圧力を測定し
記録するとともに、蓄圧部に設けられた圧力取付座に着
脱自在な圧力測定器によって測定された弁本体の開放時
点における蓄圧部内の流体圧力とシリンダ内の流体圧力
とから、弁本体の吹き出し圧力を算出する携帯用測定演
算装置とを備えるようにしたので、小型軽量で安全弁に
容易に着脱することができ取り扱いが容易で高精度なテ
スト結果を得ることができる。また、弁本体の開放時点
の検出は、ホース状部材内の流体圧力の変動を検知する
ことによって行なわれるため、従来のように安全弁に弁
棒引上荷重ロードセルを設ける必要がなく、構成の簡易
化を図り経済的に有利とすることができる。さらに、弁
本体の吹き出し圧力を自動的に演算して表示するので、
迅速正確で効率の良い作業が可能となる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、符号33は主蒸
気管で、その周側には安全弁34を設置するための開口
部35が形成されている。この安全弁34は、主蒸気管
33の開口部35を開閉する弁本体36と、この弁本体
36が連結され図中上下方向に移動されることにより弁
本体36を開閉させる弁棒37と、この弁棒37を図中
上下方向に移動自在に支持するヨーク38と、弁棒37
を図中下方向つまり弁本体36を閉状態とする方向に付
勢するスプリング39と、外部から注入口40を介して
供給される油圧圧力によって弁棒37を図中上方向に引
き上げる、つまり弁本体36に開放方向の引き上げ力を
与える油圧シリンダ41とから構成されている。
照して詳細に説明する。図1において、符号33は主蒸
気管で、その周側には安全弁34を設置するための開口
部35が形成されている。この安全弁34は、主蒸気管
33の開口部35を開閉する弁本体36と、この弁本体
36が連結され図中上下方向に移動されることにより弁
本体36を開閉させる弁棒37と、この弁棒37を図中
上下方向に移動自在に支持するヨーク38と、弁棒37
を図中下方向つまり弁本体36を閉状態とする方向に付
勢するスプリング39と、外部から注入口40を介して
供給される油圧圧力によって弁棒37を図中上方向に引
き上げる、つまり弁本体36に開放方向の引き上げ力を
与える油圧シリンダ41とから構成されている。
【0021】そして、このような安全弁34に対して、
携帯用自動ポンプ装置42と携帯用測定演算装置43と
が設けられている。このうち、携帯用自動ポンプ装置4
2は、上記安全弁34の注入口40に一端が着脱自在と
なされた高圧用ホース44と、この高圧用ホース44を
介して油圧シリンダ41内に油圧圧力を発生させる電動
油圧ポンプ45と、この電動油圧ポンプ45で発生され
た油圧圧力を測定する油圧圧力トランスミッタ46と、
外部から圧力設定操作を行なうことで電動油圧ポンプ4
5で発生された油圧圧力の上限を設定する油圧調整手動
弁47と、電動油圧ポンプ45で発生された油圧圧力が
油圧調整手動弁47で設定された圧力に到達するまで一
定の増加率で高められるように制御する脈動防止ニード
ル調整弁48と、出力される油圧圧力を微調整するため
の電磁弁49及びアキュムレータ50と、油圧圧力トラ
ンスミッタ46による油圧圧力の測定値を外部に導出す
るための接続端子51と、電動油圧ポンプ45に外部か
ら動作停止信号を与えるための接続端子52とを有して
いる。
携帯用自動ポンプ装置42と携帯用測定演算装置43と
が設けられている。このうち、携帯用自動ポンプ装置4
2は、上記安全弁34の注入口40に一端が着脱自在と
なされた高圧用ホース44と、この高圧用ホース44を
介して油圧シリンダ41内に油圧圧力を発生させる電動
油圧ポンプ45と、この電動油圧ポンプ45で発生され
た油圧圧力を測定する油圧圧力トランスミッタ46と、
外部から圧力設定操作を行なうことで電動油圧ポンプ4
5で発生された油圧圧力の上限を設定する油圧調整手動
弁47と、電動油圧ポンプ45で発生された油圧圧力が
油圧調整手動弁47で設定された圧力に到達するまで一
定の増加率で高められるように制御する脈動防止ニード
ル調整弁48と、出力される油圧圧力を微調整するため
の電磁弁49及びアキュムレータ50と、油圧圧力トラ
ンスミッタ46による油圧圧力の測定値を外部に導出す
るための接続端子51と、電動油圧ポンプ45に外部か
ら動作停止信号を与えるための接続端子52とを有して
いる。
【0022】また、上記携帯用測定演算装置43は、接
続端子51を介して外部に導出された油圧圧力トランス
ミッタ46による油圧圧力の測定値が入力される接続端
子53と、この接続端子53に供給された油圧圧力の測
定値を逐一記録する記録計54とを有するとともに、接
続端子53に供給された油圧圧力の測定値が供給される
演算器55を備えている。この演算器55には、主蒸気
管33に設置された圧力取付座56に着脱自在に設けら
れ、主蒸気管33内の蒸気圧力を測定する圧力トランス
ミッタ57からの蒸気圧力測定値が、ケーブル58及び
接続端子59を介して供給されている。そして、演算器
55は、接続端子53に供給された油圧圧力測定値と接
続端子59に供給された蒸気圧力測定値とに基づいて、
弁本体36の吹き出し圧力を算出し、デジタル表示器6
0に表示させている。また、上記接続端子59に供給さ
れた蒸気圧力測定値は、デジタル表示器61にデジタル
表示される。
続端子51を介して外部に導出された油圧圧力トランス
ミッタ46による油圧圧力の測定値が入力される接続端
子53と、この接続端子53に供給された油圧圧力の測
定値を逐一記録する記録計54とを有するとともに、接
続端子53に供給された油圧圧力の測定値が供給される
演算器55を備えている。この演算器55には、主蒸気
管33に設置された圧力取付座56に着脱自在に設けら
れ、主蒸気管33内の蒸気圧力を測定する圧力トランス
ミッタ57からの蒸気圧力測定値が、ケーブル58及び
接続端子59を介して供給されている。そして、演算器
55は、接続端子53に供給された油圧圧力測定値と接
続端子59に供給された蒸気圧力測定値とに基づいて、
弁本体36の吹き出し圧力を算出し、デジタル表示器6
0に表示させている。また、上記接続端子59に供給さ
れた蒸気圧力測定値は、デジタル表示器61にデジタル
表示される。
【0023】ここで、上記演算器55には、接続端子5
3に供給された油圧圧力測定値の最大値を検出して保持
するピークホールド回路62と、このピークホールド回
路62に保持された油圧圧力測定値の最大値と接続端子
53に供給された油圧圧力測定値との偏差を検知する偏
差アラームセッタ63とが内蔵されており、上記携帯用
測定演算装置43には、ピークホールド回路62に保持
されたホールド値をデジタル表示するデジタル表示器6
4と、偏差アラームセッタ63で検知された偏差に基づ
いて駆動され電動油圧ポンプ45に与える動作停止信号
を生成するリレー65と、このリレー65から出力され
た動作停止信号を外部に導出するための接続端子66と
が設けられている。なお、上記演算器55には、接続端
子67を介して携帯用測定演算装置43の外部から演算
動作に必要なデータが供給されるようになっている。
3に供給された油圧圧力測定値の最大値を検出して保持
するピークホールド回路62と、このピークホールド回
路62に保持された油圧圧力測定値の最大値と接続端子
53に供給された油圧圧力測定値との偏差を検知する偏
差アラームセッタ63とが内蔵されており、上記携帯用
測定演算装置43には、ピークホールド回路62に保持
されたホールド値をデジタル表示するデジタル表示器6
4と、偏差アラームセッタ63で検知された偏差に基づ
いて駆動され電動油圧ポンプ45に与える動作停止信号
を生成するリレー65と、このリレー65から出力され
た動作停止信号を外部に導出するための接続端子66と
が設けられている。なお、上記演算器55には、接続端
子67を介して携帯用測定演算装置43の外部から演算
動作に必要なデータが供給されるようになっている。
【0024】そして、安全弁34の作動テストを行なう
場合には、まず、高圧用ホース44の一端部を安全弁3
4の注入口40に接続するとともに、携帯用自動ポンプ
装置42の接続端子51,52と携帯用測定演算装置4
3の接続端子53,66とをそれぞれケーブル68,6
9で接続する。また、圧力トランスミッタ57を圧力取
付座56に設置して、該圧力トランスミッタ57と接続
端子59とをケーブル58で接続する。その後、油圧調
整手動弁47を操作して、油圧シリンダ41に与える油
圧圧力を設定してから電動油圧ポンプ45を駆動させ
る。
場合には、まず、高圧用ホース44の一端部を安全弁3
4の注入口40に接続するとともに、携帯用自動ポンプ
装置42の接続端子51,52と携帯用測定演算装置4
3の接続端子53,66とをそれぞれケーブル68,6
9で接続する。また、圧力トランスミッタ57を圧力取
付座56に設置して、該圧力トランスミッタ57と接続
端子59とをケーブル58で接続する。その後、油圧調
整手動弁47を操作して、油圧シリンダ41に与える油
圧圧力を設定してから電動油圧ポンプ45を駆動させ
る。
【0025】すると、油圧シリンダ41内の油圧圧力
は、一定の増加率で順次高められ、このときの油圧圧力
が油圧圧力トランスミッタ46で逐一測定され、その測
定値が接続端子51,53を介して記録計54に記録さ
れる。そして、安全弁40の弁本体36が開放状態にな
ると、油圧シリンダ41内の油圧圧力が僅かに低下する
ので、このことから安全弁34の作動が検知され、油圧
シリンダ41内の油圧圧力が低下する直前の油圧圧力測
定値が、安全弁34作動時の油圧シリンダ41内の油圧
圧力としてピークホールド回路62に保持されるととも
に、デジタル表示器64にデジタル表示される。
は、一定の増加率で順次高められ、このときの油圧圧力
が油圧圧力トランスミッタ46で逐一測定され、その測
定値が接続端子51,53を介して記録計54に記録さ
れる。そして、安全弁40の弁本体36が開放状態にな
ると、油圧シリンダ41内の油圧圧力が僅かに低下する
ので、このことから安全弁34の作動が検知され、油圧
シリンダ41内の油圧圧力が低下する直前の油圧圧力測
定値が、安全弁34作動時の油圧シリンダ41内の油圧
圧力としてピークホールド回路62に保持されるととも
に、デジタル表示器64にデジタル表示される。
【0026】また、安全弁34作動時には、ピークホー
ルド回路62に保持された油圧圧力の最大値と、低下し
た油圧圧力測定値との偏差を偏差アラームセッタ63が
検知することにより、リレー65が駆動されて動作停止
信号が接続端子66,ケーブル69及び接続端子52を
介して電動油圧ポンプ45に供給されるので、電動油圧
ポンプ45が動作停止状態となり、安全弁34の注入口
40への油圧圧力の供給が停止されて油圧シリンダ41
内が減圧され、ここに安全弁34の作動テストが行なわ
れる。
ルド回路62に保持された油圧圧力の最大値と、低下し
た油圧圧力測定値との偏差を偏差アラームセッタ63が
検知することにより、リレー65が駆動されて動作停止
信号が接続端子66,ケーブル69及び接続端子52を
介して電動油圧ポンプ45に供給されるので、電動油圧
ポンプ45が動作停止状態となり、安全弁34の注入口
40への油圧圧力の供給が停止されて油圧シリンダ41
内が減圧され、ここに安全弁34の作動テストが行なわ
れる。
【0027】なお、もし、安全弁34の弁本体36が開
放状態にならず油圧圧力が上昇し続けた場合には、油圧
圧力が予めデジタル表示器64に設定された上限値に達
したとき電動油圧ポンプ45が動作停止状態となり、油
圧圧力の供給が停止されるように安全対策が施されてい
る。
放状態にならず油圧圧力が上昇し続けた場合には、油圧
圧力が予めデジタル表示器64に設定された上限値に達
したとき電動油圧ポンプ45が動作停止状態となり、油
圧圧力の供給が停止されるように安全対策が施されてい
る。
【0028】また、圧力トランスミッタ57で測定され
た主蒸気管33の蒸気圧力は、ケーブル58及び接続端
子59を介してデジタル表示器61に供給され、安全弁
34の弁本体36が開放した瞬間の蒸気圧力が表示され
るとともに、この開放瞬間時点の蒸気圧力測定値と同時
点におけるデジタル表示器64に表示された油圧圧力測
定値とに基づいて、演算器55で弁本体36の吹き出し
圧力を演算し、その演算結果がデジタル表示器60に表
示される。
た主蒸気管33の蒸気圧力は、ケーブル58及び接続端
子59を介してデジタル表示器61に供給され、安全弁
34の弁本体36が開放した瞬間の蒸気圧力が表示され
るとともに、この開放瞬間時点の蒸気圧力測定値と同時
点におけるデジタル表示器64に表示された油圧圧力測
定値とに基づいて、演算器55で弁本体36の吹き出し
圧力を演算し、その演算結果がデジタル表示器60に表
示される。
【0029】ここで、上記携帯用自動ポンプ装置42
は、図2に示すように略箱状に構成され、その前面パネ
ル70に、動作開始及び停止用のスイッチ71,72
と、油圧圧力の設定操作を行なうための回転操作子73
と、油圧圧力トランスミッタ46の測定値を指示する精
密圧力指示計74と、電源スイッチ75とが配置され、
側面パネル76に、上記接続端子51,52を含むコネ
クタ部77が配置され、背面から高圧用ホース44が延
出されている。そして、この携帯用自動ポンプ装置42
は、その前面パネル70からみて、高さ450mm,幅
300mm,奥行き400mm程度の小型に設計されて
いる。
は、図2に示すように略箱状に構成され、その前面パネ
ル70に、動作開始及び停止用のスイッチ71,72
と、油圧圧力の設定操作を行なうための回転操作子73
と、油圧圧力トランスミッタ46の測定値を指示する精
密圧力指示計74と、電源スイッチ75とが配置され、
側面パネル76に、上記接続端子51,52を含むコネ
クタ部77が配置され、背面から高圧用ホース44が延
出されている。そして、この携帯用自動ポンプ装置42
は、その前面パネル70からみて、高さ450mm,幅
300mm,奥行き400mm程度の小型に設計されて
いる。
【0030】また、上記携帯用測定演算装置43は、図
3に示すように略箱状に構成され、その前面パネル78
に、デジタル表示器64,61の表示面79と、デジタ
ル表示器60の表示面80と、記録計54の表示面81
と、表示内容のリセットスイッチ82と、電源スイッチ
83とが配置され、側面パネル84に、上記接続端子5
3,59,66を含むコネクタ部85が配置されてい
る。そして、この携帯用測定演算装置43は、その前面
パネル78からみて、高さ410mm,幅200mm,
奥行き300mm程度の小型に設計されている。
3に示すように略箱状に構成され、その前面パネル78
に、デジタル表示器64,61の表示面79と、デジタ
ル表示器60の表示面80と、記録計54の表示面81
と、表示内容のリセットスイッチ82と、電源スイッチ
83とが配置され、側面パネル84に、上記接続端子5
3,59,66を含むコネクタ部85が配置されてい
る。そして、この携帯用測定演算装置43は、その前面
パネル78からみて、高さ410mm,幅200mm,
奥行き300mm程度の小型に設計されている。
【0031】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、圧力設定操作を行なうことにより安全弁34の油
圧シリンダ41内の油圧圧力が設定された圧力に到達す
るまで、安全弁34の注入口40に着脱自在な高圧用ホ
ース44を介して油圧圧力を自動的に注入する携帯用自
動ポンプ装置42と、安全弁34の弁本体36が開放さ
れたことによる高圧用ホース44内の油圧圧力の変動を
検知して、弁本体36の開放時点における油圧シリンダ
41内の油圧圧力を測定し記録するとともに、主蒸気管
33に設けられた圧力取付座56に着脱自在な圧力トラ
ンスミッタ57によって測定された弁本体36の開放時
点における主蒸気管33の蒸気圧力と油圧シリンダ41
内の油圧圧力とから、弁本体36の吹き出し圧力を算出
する携帯用測定演算装置43とを備えるようにしたの
で、小型軽量で安全弁34に容易に着脱することができ
取り扱いが容易で高精度なテスト結果を得ることができ
る。また、弁本体36の開放時点の検出は、高圧用ホー
ス44内の油圧圧力の変動を検知することによって行な
われるため、従来のように安全弁に弁棒引上荷重ロード
セルを設ける必要がなく、構成の簡易化を図り経済的に
有利とすることができる。さらに、弁本体36の吹き出
し圧力を自動的に演算して表示するので、迅速正確で効
率の良い作業が可能となる。
れば、圧力設定操作を行なうことにより安全弁34の油
圧シリンダ41内の油圧圧力が設定された圧力に到達す
るまで、安全弁34の注入口40に着脱自在な高圧用ホ
ース44を介して油圧圧力を自動的に注入する携帯用自
動ポンプ装置42と、安全弁34の弁本体36が開放さ
れたことによる高圧用ホース44内の油圧圧力の変動を
検知して、弁本体36の開放時点における油圧シリンダ
41内の油圧圧力を測定し記録するとともに、主蒸気管
33に設けられた圧力取付座56に着脱自在な圧力トラ
ンスミッタ57によって測定された弁本体36の開放時
点における主蒸気管33の蒸気圧力と油圧シリンダ41
内の油圧圧力とから、弁本体36の吹き出し圧力を算出
する携帯用測定演算装置43とを備えるようにしたの
で、小型軽量で安全弁34に容易に着脱することができ
取り扱いが容易で高精度なテスト結果を得ることができ
る。また、弁本体36の開放時点の検出は、高圧用ホー
ス44内の油圧圧力の変動を検知することによって行な
われるため、従来のように安全弁に弁棒引上荷重ロード
セルを設ける必要がなく、構成の簡易化を図り経済的に
有利とすることができる。さらに、弁本体36の吹き出
し圧力を自動的に演算して表示するので、迅速正確で効
率の良い作業が可能となる。
【0032】ここで、上記実施例では、弁本体36の開
放時点における主蒸気管33の蒸気圧力と油圧シリンダ
41内の油圧圧力とから、弁本体36の吹き出し圧力値
を算出して表示するまでにとどまったが、例えば算出さ
れた弁本体36の吹き出し圧力値を安全弁吹き出し圧力
設定値の許容範囲内に収めるために、安全弁34の図示
しないばね調整ボルトの回転方向及び回転角等まで、演
算して指示させるようにすることも可能である。なお、
この発明は上記実施例に限定されるものではなく、この
外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施するこ
とができる。
放時点における主蒸気管33の蒸気圧力と油圧シリンダ
41内の油圧圧力とから、弁本体36の吹き出し圧力値
を算出して表示するまでにとどまったが、例えば算出さ
れた弁本体36の吹き出し圧力値を安全弁吹き出し圧力
設定値の許容範囲内に収めるために、安全弁34の図示
しないばね調整ボルトの回転方向及び回転角等まで、演
算して指示させるようにすることも可能である。なお、
この発明は上記実施例に限定されるものではなく、この
外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施するこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
小型軽量で安全弁に容易に着脱することができ、主蒸気
管の蒸気圧力を自動的に取り入れて安全弁吹き出し圧力
を自動演算することで、取り扱いが容易で迅速正確かつ
高効率高精度なテスト結果が得られ、しかも、構成の簡
易化を図り経済的に有利とすることができる極めて良好
な安全弁作動テスト装置を提供することができる。
小型軽量で安全弁に容易に着脱することができ、主蒸気
管の蒸気圧力を自動的に取り入れて安全弁吹き出し圧力
を自動演算することで、取り扱いが容易で迅速正確かつ
高効率高精度なテスト結果が得られ、しかも、構成の簡
易化を図り経済的に有利とすることができる極めて良好
な安全弁作動テスト装置を提供することができる。
【図1】この発明に係る安全弁作動テスト装置の一実施
例を示すブロック構成図。
例を示すブロック構成図。
【図2】同実施例の携帯用自動ポンプ装置を示す外観
図。
図。
【図3】同実施例の携帯用測定演算装置を示す外観図。
【図4】従来の安全弁作動テスト装置を示すブロック構
成図。
成図。
11…主蒸気管、12…弁本体、13…弁棒、14…ヨ
ーク、15…スプリング、16…検出部、17…安全
弁、18…油圧圧力トランスミッタ、19…油圧ジャッ
キ、20…弁棒引上荷重ロードセル、21…油圧制御装
置、22…制御装置、23…油圧ポンプ、24…レギュ
レータ、25…リリーフ弁、26…電磁弁、27…油圧
装置、28…電磁弁、29…油圧制御盤、30…蒸気圧
力トランスミッタ、31…データ集積装置、32…演算
処理装置、33…主蒸気管、34…安全弁、35…開口
部、36…弁本体、37…弁棒、38…ヨーク、39…
スプリング、40…注入口、41…油圧シリンダ、42
…携帯用自動ポンプ装置、43…携帯用測定演算装置、
44…高圧用ホース、45…電動油圧ポンプ、46…油
圧圧力トランスミッタ、47…油圧調整手動弁、48…
脈動防止ニードル調整弁、49…電磁弁、50…アキュ
ムレータ、51〜53…接続端子、54…記録計、55
…演算器、56…圧力取付座、57…圧力トランスミッ
タ、58…ケーブル、59…接続端子、60,61…デ
ジタル表示器、62…ピークホールド回路、63…偏差
アラームセッタ、64…デジタル表示器、65…リレ
ー、66,67…接続端子、68,69…ケーブル、7
0…前面パネル、71,72…スイッチ、73…回転操
作子、74…精密圧力指示計、75…電源スイッチ、7
6…側面パネル、77…コネクタ部、78…前面パネ
ル、79〜81…表示面、82…リセットスイッチ、8
3…電源スイッチ、84…側面パネル、85…コネクタ
部。
ーク、15…スプリング、16…検出部、17…安全
弁、18…油圧圧力トランスミッタ、19…油圧ジャッ
キ、20…弁棒引上荷重ロードセル、21…油圧制御装
置、22…制御装置、23…油圧ポンプ、24…レギュ
レータ、25…リリーフ弁、26…電磁弁、27…油圧
装置、28…電磁弁、29…油圧制御盤、30…蒸気圧
力トランスミッタ、31…データ集積装置、32…演算
処理装置、33…主蒸気管、34…安全弁、35…開口
部、36…弁本体、37…弁棒、38…ヨーク、39…
スプリング、40…注入口、41…油圧シリンダ、42
…携帯用自動ポンプ装置、43…携帯用測定演算装置、
44…高圧用ホース、45…電動油圧ポンプ、46…油
圧圧力トランスミッタ、47…油圧調整手動弁、48…
脈動防止ニードル調整弁、49…電磁弁、50…アキュ
ムレータ、51〜53…接続端子、54…記録計、55
…演算器、56…圧力取付座、57…圧力トランスミッ
タ、58…ケーブル、59…接続端子、60,61…デ
ジタル表示器、62…ピークホールド回路、63…偏差
アラームセッタ、64…デジタル表示器、65…リレ
ー、66,67…接続端子、68,69…ケーブル、7
0…前面パネル、71,72…スイッチ、73…回転操
作子、74…精密圧力指示計、75…電源スイッチ、7
6…側面パネル、77…コネクタ部、78…前面パネ
ル、79〜81…表示面、82…リセットスイッチ、8
3…電源スイッチ、84…側面パネル、85…コネクタ
部。
Claims (2)
- 【請求項1】 圧力流体の蓄圧部に設置され、該蓄圧部
内の流体圧力が規定値以上になったとき弁本体が前記蓄
圧部の一部を開放して、該蓄圧部内の流体圧力の増加を
阻止するもので、外部に向けて開口された注入口から圧
力流体を注入することにより、前記弁本体に開放方向の
圧力を与えるシリンダを有し、前記弁本体の作動テスト
時に、前記注入口から前記シリンダ内に圧力流体が注入
されることで、前記蓄圧部内の流体圧力が規定値未満で
も前記弁本体が開放されるように構成された安全弁の作
動テスト装置において、 前記安全弁の注入口に着脱自在なホース状部材を有し、
圧力設定操作を行なうことにより前記安全弁のシリンダ
内の流体圧力が設定された圧力に到達するまで前記ホー
ス状部材を介して前記安全弁の注入口に圧力流体を自動
的に注入する携帯用自動ポンプ装置と、 この携帯用自動ポンプ装置のホース状部材内の流体圧力
を記録する記録計と、前記蓄圧部に設けられた圧力取付
座に着脱自在で該蓄圧部内の流体圧力を測定する圧力測
定器とを有し、前記携帯用自動ポンプ装置により前記安
全弁の注入口に圧力流体が注入されている状態で、前記
安全弁の弁本体が開放されたことによる前記ホース状部
材内の流体圧力の変動を検知して、前記弁本体の開放時
点における前記シリンダ内の圧力を測定して記録し、前
記携帯用自動ポンプ装置による前記安全弁の注入口への
圧力流体の供給を停止させ前記シリンダ内を減圧させる
とともに、前記弁本体の開放時点における前記シリンダ
内の圧力測定値と前記圧力測定器による前記蓄圧部内の
流体圧力とに基づいて、前記弁本体の吹き出し圧力を自
動的に算出して表示する携帯用測定演算装置とを具備し
てなることを特徴とする安全弁作動テスト装置。 - 【請求項2】 前記携帯用測定演算装置は、算出した前
記弁本体の吹き出し圧力値を安全弁吹き出し圧力設定値
の許容範囲内に収めるために、前記安全弁に設けられる
ばね調整ボルトの調整指示を行なうことを特徴とする請
求項1記載の安全弁作動テスト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4097843A JPH05296883A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 安全弁作動テスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4097843A JPH05296883A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 安全弁作動テスト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05296883A true JPH05296883A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14203005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4097843A Pending JPH05296883A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 安全弁作動テスト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05296883A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200322498Y1 (ko) * | 2003-05-07 | 2003-08-09 | 남해화학주식회사 | 안전밸브 작동검사 시스템 |
CN102539137A (zh) * | 2012-01-13 | 2012-07-04 | 上海新孚美变速箱技术服务有限公司 | 汽车自动变速器电磁阀检测器及其检测方法 |
JP2014500423A (ja) * | 2010-10-20 | 2014-01-09 | ユン、ケ・チョン | タービン蒸気弁の油圧作動機サーボシステム用移動式試験機 |
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