JPH0493746A - 安全弁の吹出し圧力設定方法 - Google Patents

安全弁の吹出し圧力設定方法

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JPH0493746A
JPH0493746A JP2209300A JP20930090A JPH0493746A JP H0493746 A JPH0493746 A JP H0493746A JP 2209300 A JP2209300 A JP 2209300A JP 20930090 A JP20930090 A JP 20930090A JP H0493746 A JPH0493746 A JP H0493746A
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JP
Japan
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pressure
load
safety valve
valve
blowout
Prior art date
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JP2209300A
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English (en)
Inventor
Eiji Sano
佐野 栄次
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OKASHIYOU SERVICE KK
Original Assignee
OKASHIYOU SERVICE KK
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Publication date
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  • Safety Valves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は安全弁の吹出し圧力設定方法、特にジヤツキ
テスト法による安全弁の吹出し圧力設定方法に関する。
この発明はボイラ、その他の圧力容器に設置される安全
弁の吹出し圧力設定に用いられる。
[従来の技術] 従来、ボイラなどの圧力容器に設置される安全弁の吹出
し圧力設定は、圧力容器に安全弁を取り付け、実際の運
転条件の下で安全弁を作動させる実機試験か行われてい
た。しかし、最近は熱経済および騒音公害の点から、ジ
ヤツキテスト法か実機試験の代わりとして広く採用され
るようになった。
ジヤツキテスト法は、安全弁開方向の補助力を油圧ジヤ
ツキにより弁棒に与え、正規の設定吹出し圧力よりも低
い圧力て安全弁を開作動させる。
そして、安全弁が吹き出したときの油圧ジヤツキの油圧
圧力を圧力計から読み取り、読み取った圧力に基づいて
吹出し圧力を推定する。ジヤツキテスト法では上記のよ
うに低い吹出し圧力で試験するので、圧力上昇のための
エネルギ消費か少なくてすみ、また安全弁が吹き出すと
きの騒音も小さくなる。
[発明が解決しようとする問題点] ジヤツキテスト法に使用する油圧ジヤツキには、シリン
ダとピストンとの間の摩擦力などによる誤差を抑えるた
めに、これら部品の加工に高い精度が要求され、また精
密な検定を要する。したがって、従来の油圧ジヤツキを
用いた作動試験は多大の黄用を要していた。また、安全
弁の弁体あるいは弁棒に加わる荷重が小さ場合(弁口径
か小さいあるいは吹出し圧力か低い場合)、上記油圧ジ
ヤツキが弁棒に付与する荷重も小さくなるため、上記油
圧ジヤツキに起因する誤差が相対的に大きくなり、正確
な吹出し圧力設定を行うことができなかった。
吹出し圧力を測定するために、吹出し時点を検出する必
要がある。しかし、弁口径か小さいあるいは吹出し圧力
が低い場合、吹出し時近傍におい−C油圧ジヤツキの圧
力変化かシャープでなく、また蒸気などの噴出音が小さ
いので、どの時点て吹き出したかを検出することは困難
であった。このことも、吹出し圧力設定の誤差の一因と
なっていた。
そこで、この発明は安全弁の吹出し圧力を正確に設定す
ることかてきる、軒済的な安全弁の吹出し圧力設定方法
を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 第1の発明の安全弁の吹出し圧力設定方法は、ジヤツキ
を安全弁の弁棒に連結し、閉状態の安全弁の人口側に圧
力を加えた状態でジヤツキにより弁棒に弁開方向の荷重
を加え、安全弁を開作動させて行う安全弁の吹出し圧力
設定方法において、吹出し開始時の弁棒に加わる荷重を
荷重検出器により検出し、検出した荷重に基づいて吹出
し圧力を推定する。
ジヤツキは油圧、水圧その他流体圧ジヤツキか用いられ
る。操作性や保守の点から油圧ジヤツキか通している。
弁棒に加わる荷重を検出するには、市販のロードセルや
ひずみ計なとか用いられ、これらの検出器からの信号を
指示計に表示して荷重を読み取る。荷重を自動記録する
ようにしてもよい。また、荷重検出器にホールト回路を
介して接続した指示計に、吹出し時の荷重を保持、表示
し、これを読み取るようにしてもよい。荷重検出器の検
出誤差はたとえば荷重] tonにおいて10.05%
であり、安全弁の吹出し圧力設定には十分な精度である
荷重Wか得られれば、次の式(1)により吹出し圧力P
を推定することができる。
ここて、Po :安全弁ペース圧力 (安全弁を取り付
けた圧力容器の圧力) Ao =安全弁弁体の有効受圧面積 k ;補正係数 補正係数には安全弁の構造、寸法、吹出し圧力などに依
存し、実験によって予め決める。一般に、補正係数には
105〜1.20程度の値である。
第2の発明の安全弁の吹出し圧力設定方法は、上記第1
の発明において、安全弁の出口近傍に設けた音響検出器
により吹出し音を検出して、安全弁の吹出しを検出する
音響検出器として、たとえばマイクロホンと信号処理回
路との組合わせか用いられる。音響検出器からの信号を
前記荷重検出器に接続したホールト回路のアナロクスイ
ッチに人力し、吹出し時の荷重信号を指示計などに保持
する。また、試験者かマイクロホンからの吹出し音を直
接感受し、このときの荷重を指示計などから読み取るよ
うにしてもよい。
[作用] この発明ては、弁棒に加わる荷重によって吹出し圧力を
推定する。つまり、前記の圧力算出式(1)から明らか
なように、ジヤツキの油圧圧力などを用いなくて吹出し
圧力を推定する。したかりて、ジヤツキに起因する誤差
はなくなる。
音響検出器により吹出し音か検出されたときか、安全弁
の吹出し時点である。この時の荷重を式(1)に代入す
ることにより吹出し圧力が推定される。
[実施例] 第1図はこの発明を実施する装置の例を安全弁とともに
示す模式図である。第2図は安全弁の頂部にロードセル
および油圧ジヤツキが取り付けられた状態を示すもので
、上記装置の一部縦断面図である。
これら図面に示すように、安全弁1】の弁棒15が吹出
し圧力調整ねじ16を貫通しており、この吹出し圧力調
整ねじ16の上端に中空円筒状のスペーサI9か取り付
けられている。上記スペーサ19内において、弁棒15
の上端部にロードセル21が連結ナツト3Iを介して連
結されている。さらに、ロードセル21の上部には補助
ねし棒33が取り付けら打ており、補助ねし棒33はス
ペーサ19の頂部を貫通して上方に延びている。
中心軸に沿って貫通穴24が設けられた油圧ジヤツキ2
3が、スペーサ】9の頂部に載置されている。
上記補助ねし棒33か油圧ジヤツキ23を貫通し、その
頂部に支持ナツト35がはめ合っている。油圧ジヤツキ
23には配管25を介して手動油圧ポンプ27が接続さ
れている。
また、第1図に示すように、安全弁11の出口側にはマ
イクロホン37が取り付けられている。
ロードセル21からの荷重信号aおよびマイクロホン3
7からの音響信号すはデジタル指示計39に人力される
。デジタル指示計39は増幅器、ホールド回路など (
いずれも図示しない)の信号処理回路を備えている。
ここで、上記のように構成された装置を用い、安全弁の
吹出し圧力設定を行う方法について説明する。
まず、圧力容器に取り付けられた安全弁1jの入口側1
2に、流体圧 (この実施例では空気圧)すなわちベー
ス圧力P。を加える。上記ベース圧力P0は吹出し圧力
P以下の値、たとえば吹出し圧力の80〜85 %であ
り、したかって安全弁11は閉じた状態にある。このと
き、支持ナツト35の下面は油圧ジヤツキ23のピスト
ン上面に軽く接している。ついで、油圧ポンプ27から
油圧ジヤツキ23のシリンダ内に圧油を供給する。圧力
計28を監視しなから、油圧ジヤツキ23の加圧初期は
急速に、また吹出し圧力近くなると徐々に加圧する。
圧油の供給により、油圧ジヤツキ23のシリンダ内の圧
力は上昇する。油圧ジヤツキ23の荷重は連結ナツト3
1、ロードセル21および補助ねし棒33を介して弁棒
15に伝達される。油圧ジヤツキ23のシリンダ内の圧
力上昇により、弁棒I5に加わる弁ばね (図示しない
)の力に抗して弁棒15は引き上げられる。また、油圧
ジヤツキ23に加わる荷重は、ロードセル21によって
引張荷重として検出される。油圧ジヤツキ23のシリン
ダ内の圧力か更に上昇すると、ついには弁ばねの力に打
ち勝って弁棒15か押し上げられて安全弁11か開く。
安全弁11か吹出すと同時に油圧ポンプ27の油圧を落
して吹出しを止める。このとき、マイクロホン37は弁
座から噴出する空気の音を検出する。この検出信号すが
ホールト回路のアナログスイッチ閉信号となって、ロー
ドセル21からの荷重信号aを保持する。
ベース圧力P。および荷重Wから前記式(1)により、
吹出し圧力Pを算出する。
所定の吹出し圧力が得られない場合、前記安全弁11の
吹比し圧力調整ねし16を締め込みあるいは緩めて吹出
し圧力を調整する。
第3図はこの発明を実施する装置の他の例を示している
。なお、第2図に示す部品と同様の部品には同一の参照
符号を付け、その説明は省略する。
第3図に示すように、安全弁11の吹出し圧力調整ねし
16の上端にスペーサ19を介してロードセル21か載
置されている。さらに、ロードセル21の上面に油圧ジ
ヤツキ23か載置されている。油圧ジヤツキ23には配
管25を介して手動油圧ポンプ27が接続されている。
安全弁11の弁棒15が上記吹出し圧力調整ねし16を
貫通しており、その上端部に補助ねし棒33が連結ナツ
ト31により連結されている。
上記補助ねし棒33はロードセル21および油圧ジヤツ
キ23を貫通し、その頂部に支持ナツト35かはめ合っ
ている。
第1の実施例ではロードセル21には引張荷重が作用す
るか、この実施例では圧縮荷重が作用する。この実施例
は上記のように検出する荷重が弓張であるか、あるいは
圧縮であるかの点について異なるのみで、試験方法は第
1の実施例と実質的に同じである。
[発明の効果コ この発明の方法によれば、ジヤツキの油圧力などを用い
なくて吹出し圧力を推定するので、ジヤツキに起因する
誤差はなくなる。したがって、吹出し圧力設定を正確に
行うことかできる。また、高価な安全弁試験用油圧ジヤ
ツキを必要としないのて、1済的に吹出し圧力の設定を
行うことができる。
音響検出器により吹出し音を検出するようにした場合、
安全弁の吹出し時点を正確に検出することができる。こ
れにより、吹出し圧力を一層正確に設定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施する装置の例を安全弁とともに
示す模式図、第2図は安全弁の頂部にロードセル、油圧
ジヤツキが取り付けられた状態を示すもので、上記装置
の一部縦断面図、および第3図はこの発明を実施する装
置の他の例であって、装置の一部縦断面図である。 11・−安全弁、15−弁棒、16−・吹出し圧力調整
ねし、19・・・スペーサ、21・・・ロードセル、2
3・・・油圧ジヤツキ、27・・・油圧ポンプ、31・
・・連結ナツト、33・・・補助ねし棒、35−・・支
持ナツト、37・・・マイクロホン、39−・・デジタ
ル指示計、a・・・荷重信号、b・・・音響信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ジャッキを安全弁の弁棒に連結し、閉状態の安全弁
    の入口側に圧力を加えた状態でジャッキにより弁棒に弁
    開方向の荷重を加え、安全弁を開作動させて行う安全弁
    の吹出し圧力設定方法において、吹出し開始時の弁棒に
    加わる荷重を荷重検出器により検出し、検出した荷重に
    基づいて吹出し圧力を推定することを特徴とする安全弁
    の吹出し圧力設定方法。 2、安全弁の出口近傍に設けた音響検出器により吹出し
    音を検出して、安全弁の吹出しを検出する請求項1記載
    の安全弁吹出し圧力設定方法。
JP2209300A 1990-08-09 1990-08-09 安全弁の吹出し圧力設定方法 Pending JPH0493746A (ja)

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