JPH0587269A - 安全弁作動テスト装置 - Google Patents

安全弁作動テスト装置

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JPH0587269A
JPH0587269A JP24741691A JP24741691A JPH0587269A JP H0587269 A JPH0587269 A JP H0587269A JP 24741691 A JP24741691 A JP 24741691A JP 24741691 A JP24741691 A JP 24741691A JP H0587269 A JPH0587269 A JP H0587269A
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金治 星
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、小型軽量で安全弁に容易に着脱す
ることができ取り扱いが容易で高精度なテスト結果を得
られるとともに、構成の簡易化を図り経済的に有利とし
得る安全弁作動テスト装置を提供することを目的として
いる。 【構成】圧力設定操作を行なうことにより、安全弁34
のシリンダ41内の流体圧力が設定された圧力に到達す
るまで、安全弁34の注入口40に着脱自在なホース状
部材44を介して圧力流体を自動的に注入する携帯用自
動ポンプ装置42と、安全弁34の弁本体36が開放さ
れたことによるホース状部材44内の流体圧力の変動を
検知して、弁本体36の開放時点におけるシリンダ41
内の圧力を測定し記録する携帯用測定装置43とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば火力発電所の
主蒸気管等に代表される圧力流体の蓄圧部に使用された
安全弁の作動テスト装置に係り、特に可搬式で所望の安
全弁に容易に取り付けて正確な作動テストを行なえるよ
うにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば火力発電所の主蒸
気管等のような圧力流体の蓄圧部には、蓄圧部内部の流
体圧力が規定値以上になることを防止するために安全弁
が設置されており、定期的または必要に応じて作動テス
トが行なわれている。このような安全弁の作動テスト手
段としては、蓄圧部内部の流体圧力を実際に規定値以上
にまで高めて弁本体の開放を確認する第1の方式と、弁
本体に蓄圧部内部の流体圧力以外に開放方向の外部圧力
を順次与えてゆき、弁本体の開放時点での外部圧力と蓄
圧部内の流体圧力とに基づいて弁本体の開放圧力を算出
することで、蓄圧部内の流体圧力を規定値以上に高める
ことなく試験する第2の方式とがある。
【0003】このうち、第1の方式は、蓄圧部を利用し
た設備の運用を停止する必要があることや安全性に問題
がある等の理由によりあまり使用されておらず、設備を
運用したままつまり蓄圧部内の流体圧力が通常値のまま
で作動テストが可能な第2の方式が現在では多く用いら
れている。まず、図4は、このような第2の方式を用い
た従来の安全弁作動テスト装置を示している。
【0004】この従来装置は、加圧水型原子力発電所の
主蒸気管安全弁に適用されているもので、主蒸気管11
には、その一部を開閉するための弁本体12と、この弁
本体12が連結され図中上下方向に移動されることによ
り弁本体12を開閉させる弁棒13と、この弁棒13を
図中上下方向に移動自在に支持するヨーク14と、弁棒
13を図中下方向つまり弁本体12を閉状態とする方向
に付勢するスプリング15と、このスプリング15の付
勢力に抗して弁本体12が開状態になったことを検出す
る検出部16とを有する安全弁17が設置されている。
【0005】このうち検出部16は、外部から供給され
る油圧圧力を測定する油圧圧力トランスジューサ18
と、外部から供給される油圧圧力によって駆動され弁棒
13を図中上方向に引き上げるつまり弁本体12に開放
方向の引き上げ荷重を与える油圧ジャッキ19と、この
油圧ジャッキ19によって弁棒13に与えられる引き上
げ荷重を測定する弁棒引上荷重ロードセル20とから構
成されている。
【0006】そして、この安全弁17は、油圧圧力トラ
ンスジューサ18を介して油圧ジャッキ19に油圧圧力
を供給する油圧制御装置21と、油圧圧力トランスジュ
ーサ18で測定された油圧圧力,弁棒引上荷重ロードセ
ル20で測定された引き上げ荷重及び主蒸気管11内の
蒸気圧力等に基づいて、安全弁17の作動テスト結果を
データ処理し記録する制御装置22とにより作動テスト
が行なわれる。
【0007】この場合、上記油圧制御装置21は、油圧
ポンプ23で発生された油圧圧力をレギュレータ24で
制御しリリーフ弁25及び電磁弁26を介して出力する
油圧装置27と、この油圧装置27から出力される油圧
圧力を検出部16に供給する電磁弁28と、油圧装置2
7及び電磁弁28を操作制御する油圧制御盤29とから
構成されている。
【0008】また、上記制御装置22は、検出部16の
油圧圧力トランスジューサ18で測定された油圧圧力,
弁棒引上荷重ロードセル20で測定された引き上げ荷重
及び主蒸気管11に取り付けられた蒸気圧力トランスジ
ューサ30で測定された主蒸気管11内の蒸気圧力等が
入力されるデータ集積装置31と、このデータ集積装置
31に集積された各種データに基づいて安全弁17の作
動テスト結果をデータ処理し記録する機能を有する演算
処理装置32とを有している。
【0009】上記のような構成の安全弁作動テスト装置
は、主蒸気管11内の蒸気圧力が安全弁17の吹き出し
設定圧力の約80%にあるとき、油圧ジャッキ19によ
り弁棒13に引き上げ荷重を加え、吹き出し時点の主蒸
気管11内の蒸気圧力と弁棒13の引き上げ荷重を蒸気
に換算した圧力との和を、安全弁17の吹き出し圧力と
して測定している。具体的には、油圧制御装置21から
油圧圧力トランスジューサ18を介して油圧ジャッキ1
9に油圧圧力を供給し、弁棒13に与える引き上げ荷重
を順次増加させる。
【0010】そして、安全弁17が吹き出し動作に至っ
たことを、油圧圧力トランスジューサ18で測定された
油圧圧力と弁棒引上荷重ロードセル20で測定された引
き上げ荷重とが同時に著しく変動(低下)したことによ
り検知し、その時点での主蒸気管11内の蒸気圧力と弁
棒13の引き上げ荷重を蒸気に換算した圧力との和を安
全弁17の吹き出し圧力として算出し、その結果をCR
T(カソード・レィ・チューブ)画面へ表示させたりプ
リントアウトさせ、ここに、安全弁17の作動テストが
行なわれる。
【0011】しかしながら、上記のような従来の安全弁
作動テスト装置では、安全弁17が吹き出し動作に至っ
たことの検出や安全弁17の吹き出し圧力の算出に、弁
棒13の引き上げ荷重の測定値を用いているため、安全
弁17に弁棒引上荷重ロードセル20を設置する必要が
あり、構成が複雑化するという問題が生じている。ま
た、安全弁17は、通常、主蒸気管11に多数個設置さ
れるものであるため、全ての安全弁17にそれぞれ弁棒
引上荷重ロードセル20を設置することは、経済的にも
不利になるという不都合がある。
【0012】ここで、特に、上述したような自動化され
た従来の安全弁作動テスト装置は、そもそも、主蒸気管
11に設置された多数の安全弁17の作動テストを、少
ない作業員数で安全かつ合理的に行なうことを目的とし
て開発されたものであって、油圧制御装置21及び制御
装置22は、それぞれ主蒸気管11から離れた場所にま
とめて設置され、配管を介して各安全弁17に油圧圧力
を供給したり、各安全弁17に設置された油圧圧力トラ
ンスジューサ18及び弁棒引上荷重ロードセル20の測
定結果を、配線を介してデータ集積装置31に集めて演
算処理装置32で一括データ処理するというように、例
えば1つの加圧水型原子力発電所について全体的な規模
で構築されたものしか存在しないのが現状である。
【0013】これに対し、近時では、1つの安全弁17
に対してその作動テストを自動的に行なえるようにし
た、小規模な持ち運び自在の安全弁作動テスト装置の開
発も要求されてきている。そして、このような携帯用の
安全弁作動テスト装置においては、当然のことながら、
小型軽量で安全弁17に対して容易に着脱することがで
き、取り扱いが容易であるとともに、高精度なテスト結
果を得られるものであることが要求される。また、安全
弁17に弁棒引上荷重ロードセル20を設けることなく
作動テストを行なえる構成として、構成の簡易化を図り
経済的に有利とすることが望まれている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
自動化された安全弁作動テスト装置では、例えば1つの
加圧水型原子力発電所に全体的な規模で構築された大規
模なものしか存在せず、小規模な携帯用の安全弁作動テ
スト装置の開発が強く要求されている。また、この種の
携帯用安全弁作動テスト装置の開発においても、安全弁
に弁棒引上荷重ロードセルを設けることなく作動テスト
を行なえる構成として、構成の簡易化を図り経済的に有
利とすることが望まれている。
【0015】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、小型軽量で安全弁に容易に着脱すること
ができ取り扱いが容易で高精度なテスト結果を得られる
とともに、構成の簡易化を図り経済的に有利とすること
ができる極めて良好な安全弁作動テスト装置を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る安全弁作
動テスト装置は、圧力流体の蓄圧部に設置され、該蓄圧
部内の流体圧力が規定値以上になったとき弁本体が蓄圧
部の一部を開放して、該蓄圧部内の流体圧力の増加を阻
止するもので、外部に向けて開口された注入口から圧力
流体を注入することにより、弁本体に開放方向の圧力を
与えるシリンダを有し、弁本体の作動テスト時に、注入
口からシリンダ内に圧力流体が注入されることで、蓄圧
部内の流体圧力が規定値未満でも弁本体が開放されるよ
うに構成された安全弁を対象としている。
【0017】そして、この安全弁の注入口に着脱自在な
ホース状部材を有し、圧力設定操作を行なうことにより
安全弁のシリンダ内の流体圧力が設定された圧力に到達
するまでホース状部材を介して安全弁の注入口に圧力流
体を自動的に注入する携帯用自動ポンプ装置と、
【0018】この携帯用自動ポンプ装置のホース状部材
内の流体圧力を記録する記録計を有し、携帯用自動ポン
プ装置により安全弁の注入口に圧力流体が注入されてい
る状態で、安全弁の弁本体が開放されたことによるホー
ス状部材内の流体圧力の変動を検知して、弁本体の開放
時点におけるシリンダ内の圧力を測定し記録するととも
に、携帯用自動ポンプ装置による安全弁の注入口への圧
力流体の供給を停止させ、シリンダ内を減圧させる携帯
用測定装置とを備えたものである。
【0019】
【作用】上記のような構成によれば、圧力設定操作を行
なうことにより安全弁のシリンダ内の流体圧力が設定さ
れた圧力に到達するまで、安全弁の注入口に着脱自在な
ホース状部材を介して圧力流体を自動的に注入する携帯
用自動ポンプ装置と、安全弁の弁本体が開放されたこと
によるホース状部材内の流体圧力の変動を検知して、弁
本体の開放時点におけるシリンダ内の圧力を測定し記録
する携帯用測定装置とを備えるようにしたので、小型軽
量で安全弁に容易に着脱することができ取り扱いが容易
で高精度なテスト結果を得ることができる。また、弁本
体の開放時点の検出は、ホース状部材内の流体圧力の変
動を検知することによって行なわれるため、従来のよう
に安全弁に弁棒引上荷重ロードセルを設ける必要がな
く、構成の簡易化を図り経済的に有利とすることができ
る。
【0020】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、符号33は主蒸
気管で、その周側には安全弁34を設置するための開口
部35が形成されている。この安全弁34は、主蒸気管
33の開口部35を開閉する弁本体36と、この弁本体
36が連結され図中上下方向に移動されることにより弁
本体36を開閉させる弁棒37と、この弁棒37を図中
上下方向に移動自在に支持するヨーク38と、弁棒37
を図中下方向つまり弁本体36を閉状態とする方向に付
勢するスプリング39と、外部から注入口40を介して
供給される油圧圧力によって弁棒37を図中上方向に引
き上げる、つまり弁本体36に開放方向の引き上げ力を
与える油圧シリンダ41とから構成されている。
【0021】そして、このような安全弁34に対して、
携帯用自動ポンプ装置42と携帯用測定装置43とが設
けられている。このうち、携帯用自動ポンプ装置42
は、上記安全弁34の注入口40に一端が着脱自在とな
された高圧用ホース44と、この高圧用ホース44を介
して油圧シリンダ41内に油圧圧力を発生させる電動油
圧ポンプ45と、この電動油圧ポンプ45で発生された
油圧圧力を測定する油圧圧力トランスジューサ46と、
外部から圧力設定操作を行なうことで電動油圧ポンプ4
5で発生された油圧圧力の上限を設定する油圧調整手動
弁47と、電動油圧ポンプ45で発生された油圧圧力が
油圧調整手動弁47で設定された圧力に到達するまで一
定の増加率で高められるように制御する脈動防止ニード
ル調整弁48と、出力される油圧圧力を微調整するため
の電磁弁49及びアキュムレータ50と、油圧圧力トラ
ンスジューサ46による油圧圧力の測定値を外部に導出
するための接続端子51と、電動油圧ポンプ45に動作
停止信号を与えるための接続端子52とを有している。
【0022】また、上記携帯用測定装置43は、接続端
子51を介して外部に導出された油圧圧力トランスジュ
ーサ46による油圧圧力の測定値が入力される接続端子
53と、この接続端子53に供給された油圧圧力の測定
値を逐一記録する記録計54と、接続端子53に供給さ
れた油圧圧力測定値の最大値を検出して保持するピーク
ホールド回路55と、このピークホールド回路55に保
持されたホールド値をデジタル表示するデジタル表示器
56と、ピークホールド回路55に保持された油圧圧力
測定値の最大値と接続端子53に供給された油圧圧力測
定値との偏差を検知する偏差アラームセッタ57と、こ
の偏差アラームセッタ57で検知された偏差に基づいて
駆動され電動油圧ポンプ45に与える動作停止信号を生
成するリレー58と、このリレー58から出力された動
作停止信号を外部に導出するための接続端子59とを有
している。
【0023】そして、安全弁34の作動テストを行なう
場合には、まず、高圧用ホース44の一端部を安全弁3
4の注入口40に接続するとともに、携帯用自動ポンプ
装置42の接続端子51,52と携帯用測定装置43の
接続端子53,59とをそれぞれケーブル60,61で
接続する。その後、油圧調整手動弁47を操作して、油
圧シリンダ41に与える油圧圧力を設定してから電動油
圧ポンプ45を駆動させる。
【0024】すると、油圧シリンダ41内の油圧圧力
は、一定の増加率で順次高められ、このときの油圧圧力
が油圧圧力トランスジューサ46で逐一測定され、その
測定値が接続端子51,53を介して記録計54に記録
される。そして、安全弁40の弁本体36が開放状態に
なると、油圧シリンダ41内の油圧圧力が僅かに低下す
るので、このことから安全弁34の作動が検知され、油
圧シリンダ41内の油圧圧力が低下する直前の油圧圧力
測定値が、安全弁34作動時の油圧シリンダ41内の油
圧圧力としてピークホールド回路55に保持されるとと
もに、デジタル表示器56にデジタル表示される。
【0025】また、安全弁34作動時には、ピークホー
ルド回路55に保持された油圧圧力の最大値と、低下し
た油圧圧力測定値との偏差を偏差アラームセッタ57が
検知することにより、リレー58が駆動されて動作停止
信号が接続端子59,ケーブル61及び接続端子52を
介して電動油圧ポンプ45に供給されるので、電動油圧
ポンプ45が動作停止状態となり、安全弁34の注入口
40への油圧圧力の供給が停止されて油圧シリンダ41
内が減圧され、ここに安全弁34の作動テストが行なわ
れる。
【0026】ここで、上記携帯用自動ポンプ装置42
は、図2に示すように略箱状に構成され、その前面パネ
ル62に、動作開始及び停止用のスイッチ63,64
と、油圧圧力の設定操作を行なうための回転操作子65
と、油圧圧力トランスジューサ46の測定値を支持する
精密圧力指示計66と、電源スイッチ67とが配置さ
れ、側面パネル68に、上記接続端子51,52を含む
コネクタ部69が配置され、背面から高圧用ホース44
が延出されている。そして、この携帯用自動ポンプ装置
42は、その前面パネル62からみて、高さ450m
m,幅300mm,奥行き400mm程度の小型に設計
されている。
【0027】また、上記携帯用測定装置43は、図3に
示すように略箱状に構成され、その前面パネル70に、
デジタル表示器56の表示面71と、記録計54の表示
面72と、表示内容のリセットスイッチ73と、電源ス
イッチ74とが配置され、側面パネル75に、上記接続
端子53,59を含むコネクタ部76が配置されてい
る。そして、この携帯用測定装置43は、その前面パネ
ル70からみて、高さ410mm,幅200mm,奥行
き300mm程度の小型に設計されている。
【0028】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、圧力設定操作を行なうことにより安全弁34の油
圧シリンダ41内の油圧圧力が設定された圧力に到達す
るまで、安全弁34の注入口40に着脱自在な高圧用ホ
ース44を介して油圧圧力を自動的に注入する携帯用自
動ポンプ装置42と、安全弁34の弁本体36が開放さ
れたことによる高圧用ホース44内の油圧圧力の変動を
検知して、弁本体36の開放時点における油圧シリンダ
41内の油圧圧力を測定し記録する携帯用測定装置43
とを備えるようにしたので、小型軽量で安全弁34に容
易に着脱することができ取り扱いが容易で高精度なテス
ト結果を得ることができる。また、弁本体36の開放時
点の検出は、高圧用ホース44内の油圧圧力の変動を検
知することによって行なわれるため、従来のように安全
弁に弁棒引上荷重ロードセルを設ける必要がなく、構成
の簡易化を図り経済的に有利とすることができる。な
お、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施す
ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
小型軽量で安全弁に容易に着脱することができ取り扱い
が容易で高精度なテスト結果を得られるとともに、構成
の簡易化を図り経済的に有利とすることができる極めて
良好な安全弁作動テスト装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る安全弁作動テスト装置の一実施
例を示すブロック構成図。
【図2】同実施例の携帯用自動ポンプ装置を示す外観
図。
【図3】同実施例の携帯用測定装置を示す外観図。
【図4】従来の安全弁作動テスト装置を示すブロック構
成図。
【符号の説明】
11…主蒸気管、12…弁本体、13…弁棒、14…ヨ
ーク、15…スプリング、16…検出部、17…安全
弁、18…油圧圧力トランスジューサ、19…油圧ジャ
ッキ、20…弁棒引上荷重ロードセル、21…油圧制御
装置、22…制御装置、23…油圧ポンプ、24…レギ
ュレータ、25…リリーフ弁、26…電磁弁、27…油
圧装置、28…電磁弁、29…油圧制御盤、30…蒸気
圧力トランスジューサ、31…データ集積装置、32…
演算処理装置、33…主蒸気管、34…安全弁、35…
開口部、36…弁本体、37…弁棒、38…ヨーク、3
9…スプリング、40…注入口、41…油圧シリンダ、
42…携帯用自動ポンプ装置、43…携帯用測定装置、
44…高圧用ホース、45…電動油圧ポンプ、46…油
圧圧力トランスジューサ、47…油圧調整手動弁、48
…脈動防止ニードル手動弁、49…電磁弁、50…アキ
ュムレータ、51〜53…接続端子、54…記録計、5
5…ピークホールド回路、56…デジタル表示器、57
…偏差アラームセッタ、58…リレー、59…接続端
子、60,61…ケーブル、62…前面パネル、63,
64…スイッチ、65…回転操作子、66…精密圧力指
示計、67…電源スイッチ、68…側面パネル、69…
コネクタ部、70…前面パネル、71,72…表示面、
73…リセットスイッチ、74…電源スイッチ、75…
側面パネル、76…コネクタ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力流体の蓄圧部に設置され、該蓄圧部
    内の流体圧力が規定値以上になったとき弁本体が前記蓄
    圧部の一部を開放して、該蓄圧部内の流体圧力の増加を
    阻止するもので、外部に向けて開口された注入口から圧
    力流体を注入することにより、前記弁本体に開放方向の
    圧力を与えるシリンダを有し、前記弁本体の作動テスト
    時に前記注入口から前記シリンダ内に圧力流体が注入さ
    れることで、前記蓄圧部内の流体圧力が規定値未満でも
    前記弁本体が開放されるように構成された安全弁の作動
    テスト装置において、 前記安全弁の注入口に着脱自在なホース状部材を有し、
    圧力設定操作を行なうことにより前記安全弁のシリンダ
    内の流体圧力が設定された圧力に到達するまで前記ホー
    ス状部材を介して前記安全弁の注入口に圧力流体を自動
    的に注入する携帯用自動ポンプ装置と、 この携帯用自動ポンプ装置のホース状部材内の流体圧力
    を記録する記録計を有し、前記携帯用自動ポンプ装置に
    より前記安全弁の注入口に圧力流体が注入されている状
    態で、前記安全弁の弁本体が開放されたことによる前記
    ホース状部材内の流体圧力の変動を検知して、前記弁本
    体の開放時点における前記シリンダ内の圧力を測定し記
    録するとともに、前記携帯用自動ポンプ装置による前記
    安全弁の注入口への圧力流体の供給を停止させ、前記シ
    リンダ内を減圧させる携帯用測定装置とを具備してなる
    ことを特徴とする安全弁作動テスト装置。
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