JPH01124363A - 植物加工食品 - Google Patents

植物加工食品

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Publication number
JPH01124363A
JPH01124363A JP62282308A JP28230887A JPH01124363A JP H01124363 A JPH01124363 A JP H01124363A JP 62282308 A JP62282308 A JP 62282308A JP 28230887 A JP28230887 A JP 28230887A JP H01124363 A JPH01124363 A JP H01124363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leaves
plant
stems
processed
plants
Prior art date
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Pending
Application number
JP62282308A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasufumi Doi
土井 保史
Takashi Yasuda
安田 堯
Soichiro Kishida
岸田 壮一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dynic Corp
Original Assignee
Dynic Corp
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Publication date
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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は植物加工食品、さらに詳しくは、高蛋白質含有
植物体を原料とした佃煮様の風味を有する植物加工食品
に関する。
聚叫べ1最 植物体のなかには蛋白質等の栄養分を多く含有するにも
かかわらず、単に調理して調味料を加えただけでは、肉
質の硬さや独特のくせが残存するなどのために食するに
適さないものが数多く存在する。例えば、従来蚕の餌と
して用いられてきた桑の葉はその一つの例であり、これ
は人が摂取する形態としては、お茶、薬用酒くらいしか
知られていない。
発明者らは、将来の食料難に鑑み、また多様化を好む現
代人の食卓を豊富なものとするため、このような栄養分
を多く含有するにもかかわらず、通常は食用に適さない
とされている植物体の食用化について鋭意研究を重ねた
発明の開示 本発明は前記研究の結果なされたものであり、乾物換算
で5重量%以上の蛋白質を含有する植物の葉および/ま
たは茎の蛋白質成分を酵素的に分解してなることを特徴
とする植物加工食品を搗供するものである。本発明の植
物加工食品においては、植物の葉や茎に含有される蛋白
質が酵素の作用により、各種のアミノ酸等の旨味成分に
分解され、同時に原料中の他の成分も変化を受け、一体
となって独特の、佃煮様風味が醸成され、「バイオ佃煮
」ともいうべき製品が得られる。
本発明の原料として用いる植物の葉、茎は栄養分の利用
という観点からも、また、風味の観点からも蛋白質含有
1の高いことが必要である。ことに、得られる加工食品
の風味が蛋白質含有量に依存することが判明しており、
乾物換算で5重量%以上、好ましくは、10重量%以上
であることが必要である。このような植物の葉、茎とし
ては、野草類、樹葉類、牧草類の葉、茎が用いられ、例
えば、クズ、オオバコ、ハギ、カラスノエンドウ、アザ
ミ、ヨモギ、ツユクサ、ギンネム、ニセアカシア、桑、
アルファルファ、アカクローバ−およびレンゲなどが挙
げられる。本発明においては、葉、茎を、各々、単独で
、あるいは−緒にして用いることができる。ことに蛋白
質含有量の高いこと、生産性の優れていることから桑の
葉が好ましい。
本発明の加工食品は原料の葉および/または茎の蛋白質
を酵素的に分解することにより得られ、保存上、風味上
の観点から総塩分濃度が14〜26重量%となるように
食塩を添加することが望ましい。
蛋白質の酵素的分解は、特に限定するものではなく、例
えば、商業的に人手できる蛋白分解酵素剤を用いて行な
うこともできるが、本発明においては、好ましくは、熟
成中の醤油もしくは味噌情味中に該原料の葉および/ま
たは茎を入れて発酵分解させることが好ましい。
用いる諸株も特に限定するものではなく、常法に従って
、醤油もしくは味噌麹、食塩水、大豆、小麦等より得ら
れるものでよい。一般に、諸株の熟成の後期の段階に原
料の葉や茎を情味中に入れる方が発酵分解に要する時間
が短かく、かつ、風味の良好な製品が得られる。発酵分
解に要する時間は、用いる原料、諸株、諸株の熟成度合
によっても変化するが、醤油諸株を用いて桑の葉の蛋白
を分解する場合、熟成の後期に情味中に入れて1〜2ケ
月で良好な風味を有する佃煮様の製品が得られる。なお
、諸株の塩分濃度は製品の総塩分濃度が前記のごとくに
なるよう調整する。また、発酵分解の終点は、風味、食
感等により適宜決めることができる。通常、熟成開始6
力月以内の諸株lOO重量部に対し、原料の葉、茎1〜
5重量部の割合で用い、15〜35℃でIO日〜3ケ月
の熟成発酵分解により所望の製品が得られる。
かくして、熟成期間が終了したら、原料の葉および/ま
たは茎を諸株より引き上げ、表面に付着した諸株を除去
した後、火入れ殺菌し、肉質が軟らかくなった本発明の
植物加工食品が得られる。
なお、好みによっては、諸株を少量付着させたまま供す
ることもできる。本発明の植物加工食品はそのままで食
用に供することができるが、さらに調味料を加えである
いは加えないで加熱してから食用に供することができる
褒吸ガ肱教 本発明によれば、栄養分を多く含有するにもかかわらず
、通常、食用には適さないとされろ植物体を食料として
利用でき、食品原料の拡大が図れると共に、従来にない
新たな食品を提供でき、多様化を好む現代人の食卓を豊
富にできる。
K徽鯉 以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 まず、常法により、以下の仕込配合割合の諸味液を調製
した。
諸味液仕込配合割合 大豆               5012小麦  
             50f2醤油種麹    
         607食塩           
    36に9水                
     120Q7月上旬魯桑の新梢中位より摘葉し
た桑の葉l009を、熟成開始3ケ月後の上記諸味液5
Qに均一に混合浸漬し、3日に一度撹拌しながら、30
℃にて1ケ月間放置した。
1ケ月の熟成期間(熟成中の総塩分濃度20重)量%)
の後、桑の葉を諸味液から引き上げ、諸法か少量付着し
たままで2cx巾に細断し、せいろで1分間蒸した。次
いで、中火で30分間加熱し、終期に清酒を添加して佃
煮風に仕上げ、所望の製品を得た。
材料の配合割合は下記のとおりであった。
材料の配合割合 桑の葉    100g(内、水分80g)諸株(葉へ
の付着物)      109清酒         
    10厘g対照品として、同一の桑の葉を生のま
まQcx中に細断し、同様にせいろで蒸し、火入れ醤油
と共に中火で30分間加熱し、終期に清酒を添加して佃
煮風に仕上げた。
材料の配合割合は下記のとおりであった。
材料の配合割合 桑の葉(水分率75%)    100g火入れ醤油 
        10g 清酒            10戚 得られた両製品の特性(歯ごたえ、および風味)を12
名のパネル員により評価した。結果を第1表に示す。
第1表 第1表より明らかな如く、対照品は硬く、くせがあって
食用になり難いが、本発明の製品はこれらの点が改善さ
れて十分食用に供することができた。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乾物換算で5重量%以上の蛋白質を含有する植物
    の葉および/または茎の蛋白質成分を酵素的に分解して
    なることを特徴とする植物加工食品。
  2. (2)総塩分濃度を14〜26重量%とした前記第(1
    )項の植物加工食品。
  3. (3)該植物の葉および/または茎が、クズ、オオバコ
    、ハギ、カラスノエンドウ、アザミ、ヨモギ、ツユクサ
    、ギンネム、ニセアカシア、桑、アルファルファ、アカ
    クローバーおよびレンゲよりなる群から選択される前記
    第(1)項の植物加工食品。
  4. (4)該植物の葉が桑の葉である前記第(3)項の植物
    加工食品。
  5. (5)熟成中の醤油もしくは味噌諸味を用いて該蛋白質
    成分を分解する前記第(1)項の植物加工食品。
JP62282308A 1987-11-09 1987-11-09 植物加工食品 Pending JPH01124363A (ja)

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JP62282308A JPH01124363A (ja) 1987-11-09 1987-11-09 植物加工食品

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55111025A (en) * 1979-02-19 1980-08-27 Tokyo Shibaura Electric Co Method of forming vacuum bulb
JPH04121158A (ja) * 1990-09-11 1992-04-22 Hisako Taguchi 大豆葉の食品加工方法
WO2007148406A1 (ja) * 2006-06-23 2007-12-27 Yukio Ishikawa 海苔の佃煮風加工野菜食品及びその粉末並びにそれらの製造方法
CN103053681A (zh) * 2012-10-29 2013-04-24 林祥 一种酱金桔

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