JPH01124208A - 径方向2極磁石の製造方法 - Google Patents

径方向2極磁石の製造方法

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JPH01124208A
JPH01124208A JP28238587A JP28238587A JPH01124208A JP H01124208 A JPH01124208 A JP H01124208A JP 28238587 A JP28238587 A JP 28238587A JP 28238587 A JP28238587 A JP 28238587A JP H01124208 A JPH01124208 A JP H01124208A
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JP
Japan
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die
magnetic
magnetic powder
powder
magnet
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JP28238587A
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Tsutomu Nakamura
勉 中村
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Proterial Ltd
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Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、径方向に磁極を持つ、いわゆる径方向2極リ
ング状磁石の製造方法の改善に関し、特に磁化分布の対
称性を改善する製造方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、径方向に磁極を持つリング状磁石は、第1図に
示す様な製造装置により作られる。そして従来この種の
装置は、非磁性体による円筒状あるいは箱型のダイス1
、上パンチ3、下パンチ4、非磁性体の給粉口5及び非
磁性体あるいは磁性体の内径コア6と電磁石7からなる
。以下に製造方法を示すダイス1が下降し、ダイスl上
面と下パンチ4上面が合った状態で、給粉口5より磁粉
2は充填される。しかるのち給粉口5内の磁粉2に電磁
石7がダイス1.の軸と直角方向に磁場が加えられる。
その後ダイス1を上昇し、磁粉2がダイス1内に引き込
まれた状態で振動、かきまぜ等のかく乱を行ないプレス
成形される。この様にして径方向に磁化されたプレス成
形体は、焼成、熱処理の過程をへて第2図8に示す様な
径方向に磁極を持つリング状径方向2極磁石が得られる
従来は、内径コアの材質の飽和磁化を適当に選ぶことに
よって制御された磁化分布を有する径方向2極磁石の製
造方法が知られていた(特開昭62−84898号公報
)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の様にして得られた磁石は、磁化方向が平行であり
、例えば図1における内径コア1に非磁性体を用いた場
合、外周面の表面磁束密度分布は第3図に示すがごとく
正弦波状となる。しかし磁粉充填時の均一性が悪いと第
3図に示すN極とS極のピーク間の角度が180deg
とならず、実用上問題となる。
したがって本発明は第3図に示すN極とS極のピーク間
の角度が180degにより近い径方向2極磁石を製造
する方法を見出すことを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上下する金型ダイス、金型ダイス上面に固定
された給粉口、ダイス内面を摺動する上パンチと下パン
チ、及びダイス内部中央に位置する内径コアとを用い、
前記ダイス内部に充填された磁性粉末に対して前記ダイ
スの軸に垂直に磁場を与えプレスして磁石を製造する方
法において、磁性粉末が給粉口あるいは金型ダイス内に
ありなおかつ、磁性粉末に対して金型ダイスと垂直方向
に磁場を与える前にかく乱し、磁化分布の対称性の改善
された磁石を得ることを特徴とする径方向2極磁石の製
造方法である。
本発明によれば、磁場を与えた後に何らかの方法で均一
化しプレス成形した磁石に比べて、より金型ダイス、内
径コア、電磁石によって形成される金型磁気回路に近い
、すなわちNS極間角度の180degに近いリング状
径2極磁石が得られる。
〔実施例〕
実施例により本発明の詳細な説明する。
(実施例1) 第1図を参照して製造方法を説明する。ダイス1が下降
し、ダイス1上面と下パンチ4上面が合った状態で、給
粉口5よりR−Fe−B系(R:希土類)磁粉2は充填
される。しかるのち非磁性の棒により給粉口内で磁粉2
を均一になるまでかきまぜる。ここで、混合機(ミキサ
ー)により自動攪拌することもできる。この攪拌により
磁粉同志が何らかの原因で凝集して粗大化したものの破
砕、及び均一混合が可能となる。
その後給粉口5内の磁粉2に電磁石7でダイス1の軸と
直角方向に磁場が加えられる。ダイス1を上昇し、磁粉
2がダイス1内に引き込まれた状態でプレス成形される
。この方法により磁場プレス成形後成形体を焼成、熱処
理して得られるリング状径方向2極磁石の磁束分布を第
4図に示す方法で測定する。
第5図、第6図は従来法、及び上記方法で示した方法で
作製した磁石の磁束分布の一例である。
従来法の場合、波形の対称性に欠ける事がわかる。
第1表はφ24×φ15X11の寸法を持つリング状希
土類径方向2極磁石を従来法及び上記方法で作製した場
合のN極とS極の極間の角度のばらつきである。ここで
Yは平均値、σ、、−1は標準偏差、nはサンプル数を
表わす。
表1 改良法によりNとSの極間の角度の平均値が180de
gに近づいており、バラツキも少ない事がわかる。
(実施例2) 第7図を参照して製造方法を説明する。これは第1図で
示す製造装置給粉口5側面に空気圧により振動する振動
子を設けたものである。この振動子1】は第1図で示す
製造装置と連動し、製造される。第1図により、ダイス
1が下降し、ダイス1上面と下パンチ4上面が合った状
態で、給粉口5より1−5系SmCo磁粉2は充填され
る。しかるのち第7図に示す、給粉口5側面に設けられ
た振動子11を振動させ、磁粉2は均一化される。その
後給粉口5内の磁粉2に電磁石7でダイス1の軸と直角
方向に磁場が加えられる。ダイス1を上昇し磁粉2がダ
イス1内に引き込まれた状態でプレス成形される。表2
はこの方法により寸法φ24×ψ15X11のリング状
希土類径方向2極磁石を作製し、NとSの極間の角度を
測定したものである。
表2 改良法によりNとSの極間の角度の平均値が表1に示さ
れた従来法に比べて180degに近づいている事がわ
かる。
(実施例3) 第1図において交流磁場を印加した。磁場は電磁石(図
に示さず)により周波数50〜60Hzの交流磁場で強
度5〜10kOeを5秒間、内径コアの軸線と直角方向
に印加した。磁粉は2−17系SmCo磁石粉である。
得られた径方向2極磁石のNとSの極間角度を第3表に
示す。対称性が著しく改善されていることがわかる。
表3 なお、本発明による製造方法は磁粉の種類に何ら制限さ
れず、以上の様な方法で製造される径方向2極磁石は以
下に示す材料によっても製造できる。
a)RFeBFe上類磁石(R=Nd、 Pr)b)1
−5系SmCo希土類磁石 c)2−17系SmCo希土類磁石 d)BaあるいはSr系フェライト磁石〔発明の効果〕 以上説明した様に17本発明によれば、径方向2極磁石
を製造する際、ダイス、内径コア及び電磁石により形成
される磁気回路に最も近い配向を持つ磁石を製造する事
が出来るため、NとSの極間角度を180degに近づ
ける事が出来る。
本発明により磁石を製造する事により、径方向2極磁石
の品質を向上する事が出来、産業上寄与する効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法にも又従来の製造方法にも用
いる事もできる磁石製造装置の縦断面図、第2図は径方
向2極磁石の磁化方向を示すための図、第3図は本発明
による磁石の外周面表面磁束密度分布、第4図は外周面
表面磁束密度の測定方法、第5図は従来の製造方法、第
6図は本発明による製造方法で作製した磁石の表面磁束
密度測定結果の1例、第7図は実施例2)に示す方法で
磁石を製造する場合に使用する、給粉口の断面図及び上
面図である。 第1図 第2図 8 リング状径方向2桓磁石   ・ 第3図 第4図 第5図    第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)上下する金型ダイス、金型ダイス上面に固定された
    給粉口、ダイス内面を摺動する上パンチと下パンチ、及
    びダイス内部中央に位置する内径コアとを用い、前記ダ
    イス内部に充填された磁性粉末に対して、前記ダイスの
    軸に垂直に磁場を与えプレスして磁石を製造する方法に
    おいて、磁場を与える前に磁粉を振動、かきまぜ、ある
    いは交流磁場を加える事によりかく乱し、磁化分布の対
    称性の改善された磁石を得ることを特徴とする径方向2
    極磁石の製造方法。
JP28238587A 1987-11-09 1987-11-09 径方向2極磁石の製造方法 Pending JPH01124208A (ja)

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