JPH01123275A - クリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、電子写真プロセスを利用する乾式記録装置の
転写後感光体上に残留したトナーのクリーング装置に関
する。

従来技術 電子写真複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等の電
子写真プロセスを利用した記録装置では、転写後窓光体
ドラム上に残留したトナーをクリーニングし次回の作像
に備えるようにされている。

乾式電子写真記録装置のクリーニング装置としては、感
光体ドラムに接して回転可能なファーブラシローラと、
これを包囲し、感光体ドラムとの間に密閉空間を形成す
る部材とを有し、ファーブラシローラの回転により感光
体ドラム上の残留トナーを上記の密閉空間に取入れて回
収するものがよく知られている。この場合、密閉空間を
形成する部材は回転する感光体ドラムとこれに対して摺
接するクリーニングブレード、その両端部のシール部材
、クリーニングブレードより紙粉を除去すルマイラーシ
ート、その保持部材及びケーシングの一部で構成される
が、ファーブラシ自体も感光体ドラムとケーシングとに
接して密閉空間形成部材の一部をなし、これが回転して
感光体上のトナーを取入れる際密閉空間外の空気もとも
に取入れ、その結果、密閉空間内の内圧が大気圧より上
昇し、クリーニングブレードの両端、シール部材のすき
間等から空気が漏洩し、その際空気に伴なわれてトナー
がクリーニングユニット外に出て飛散し、機内を汚染す
る。

又、クリーニング装置で回収したトナーを現像装置にリ
サイクルして再利用する装置を有するものでは、現像ユ
ニットからの空気の逆流によってもクリーニングユニッ
トの内圧が高くなり、密閉部材間の隙間から空気が漏洩
し、トナーが外部に飛散する。

目　　　的 本発明は、従来の乾式電子写真記録装置のクリーニング
装置の上記の実情にかんがみ、クリーニングユニットか
らの空気の漏洩に伴うトナーの飛散を軽減したクリーニ
ングユニットを提供することを目的とする。

構成 本発明のりＩＪ−ニング装置は、上記の目的を達成させ
るため、クリーニング装置の密閉空間を形成する部材に
この空間と外部とを流通させる開口を設け、この開口に
トナーの通過を阻止する通気性フィルタを取付けたこと
を特徴とする。

以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。

第１図は、本発明の実施例を示す図である。

この実施例のクリーニング装置は、感光体ドラム１の転
写後の位置に接するファーブラシローラ５、クリーニン
グブレード２及びこれに付着した紙粉を除去する紙粉取
りマイラー４ａがクリーニングユニットケーシング５内
に収容されて構成されている。紙粉取りマイラー４ａは
ホルダー４０を介してケーシング５の内面に取付けられ
ている。

ファーブラシローラ３は図中に矢印で示す方向に回転し
感光体ドラム周面に接した後ケーシング５の一部に設け
られた突起５ａに接し、その結果、感光体ドラム１、ク
リーニングブレ２ド２、紙粉取りマイラー４ａ、ホルダ
ー４ｃ、ケーシング５、入口シール部材８及び図示せぬ
クリーニングブレード前後のシール部材により密閉空間
が形成される。紙粉取りマイラーホルダー４０には第２
図に示す如く、開口４ｄが設けられ、これを塞いで空気
は通すがトナーは阻止するフィルタ４ｂが取付けられて
いる。

なお、図中、符号６はクリーニング前チャージャ、７は
分離爪、９は帯電チャージャである。

さて、ファーブラシローラ３が矢印の方向に回転すると
、矢印１８の方向に回転する感光体ドラム１上に残留し
たトナーはファーブラシの毛の間に入って空気と共に搬
送され、ケーシング５の突起５ａによってはじき落され
ケーシングの底部に溜り、スクリューコンベア１０によ
りクリーニングユニット外のトナータンクに搬送され、
現像装置に補給され循環使用される。

以上の如く、トナーと共にファーブラシローラにより密
閉空間内には外部から空気が取入れられまた、現像装置
のトナー補給タンクとトナーを循環させる管を介して連
通していることにより、現像器が運転され現像器内の気
圧が上昇した場合、現像器から空気がクリーニングユニ
ットの密閉空間に逆流する結果、クリーニングユニット
の密閉空間内の圧力が大気圧より上昇するが、本実施例
の装置では、密閉空間を形成する紙粉取りマイラーのホ
ルダー４０には開口４ｄが設けられ空気を通すフィルタ
ー４ｂが取付けられているので、密閉空間内の空気はこ
の開口４ｄからフィルター４ｂを通してトナーが除去さ
れて密閉空間外に漏洩し密閉空間内の圧力は減少するの
で、従来の装置の如くクリーニングブレードとその前後
のシール部材の間等から空気が漏洩しこれに伴なわれて
トナーが機内に飛散することは少なく押えられる。

効　　果 以上の知＜、本発明によれば、クリーニングユニットの
内圧が上昇した場合にもユニット内の空気は通気性フィ
ルターを備えた開口よりトナーは除去されて逃げるため
、内圧が過大に上昇せず、クリーニングユニットのシー
ル部分等からの空気の漏洩とそれに伴なうトナーの飛散
を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す断面図、第２図はその開
口部の分解斜視図である。 １・・・感光体ドラム　　２・・・クリーニングブレー
ド３・・・ファーブラシローラ ４ａ・・・紙粉取りマイラー ４ｂ・・・フィルター　　４０・・・ホルダー４ｄ・・
・開口　　　　　５・・・ケーシング第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 回転する感光体に接するクリーニング部材により、該感
   光体上の残留トナーを、上記感光体とクリーニング装置
   の構成部材とにより形成された密閉空間内に回収する電
   子写真記録装置のクリーニング装置において、 上記の密閉空間を形成する部材に該密閉空間と外部とを
   流通させる開口を設け、該開口にトナーの通過を阻止す
   る通気性フィルタを取付けたことを特徴とするクリーニ
   ング装置。