JPH0112305Y2 - - Google Patents

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JPH0112305Y2
JPH0112305Y2 JP15841382U JP15841382U JPH0112305Y2 JP H0112305 Y2 JPH0112305 Y2 JP H0112305Y2 JP 15841382 U JP15841382 U JP 15841382U JP 15841382 U JP15841382 U JP 15841382U JP H0112305 Y2 JPH0112305 Y2 JP H0112305Y2
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JP
Japan
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plate
reversing
shape
shape memory
reversing plate
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JP15841382U
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JPS5963386U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は反転型デイスプレイ装置に関し、よ
り詳しくは少なくともその両面で色彩を異にする
反転板を有し、この反転板の反転動作によつて異
なる2色の表示を行なう表示要素を多数並置し
て、文字、図形等を表示するようにした反転型デ
イスプレイ装置に関する。
背景技術 文字、図形等を表示するデイスプレイ装置には
各種のものがあるが、その両面で色彩を異にする
反転板の反転動作によつて異なる2色の表示を行
なう表示要素を多数並置し、選択された表示要素
の反転板のみを反転させるようにした、機構式か
つ受光型のいわゆる反転型デイスプレイ装置は、
比較的安価であり、特に大型のデイスプレイ装置
に用いられている。
第1図はこの種の反転型デイスプレイ装置1の
正面図を示し、図示例では縦20行、横9列の180
個の表示要素2を有しており、そのうち特定の表
示要素2aの反転板のみ反転させてABCの3文
字を表示している。上記表示要素2としては例え
ば第2図に示す原理構造のものがある。図におい
て、3は反転板で、その両方の面がコントラスト
の強い異なる色彩に彩色されている。例えば一方
の面3aが白または黄色に彩色され、他方の面3
bが黒色に彩色されている。この反転板3の内部
には偏心した位置に永久磁石4が埋め込まれてお
り、中心線を通る回転軸5によつて回転自在に支
持されている。6は反転板3の背後に配置された
電磁石で、コの字形のコア7にコイル8を巻装し
たもので、コイル8の端子9,10に所定極性の
パルス電圧を印加して、前記反転板3を反転動作
させて、白または黄色と黒色とを選択的に表示し
得るようになつている。
すなわち、第2図の状態では、反転板3の白ま
たは黄色の面3aが表側に向いているので、表示
素子2は白または黄色を表示している。この状態
で、コイル8に一端9が正で他端10が負のパル
ス電圧11を印加すると、コア7の一端7aがS
極に、他端7bがN極に励磁され、反転板3内に
埋め込まれた永久磁石4のS極と前記一端7aの
S極とが反発し合つて、反転板3が回転軸5を中
心に回転力を得て、180度回転して永久磁石4の
S極がコア7の他端7bのN極と引き合う位置で
停止する。この状態では反転板3の黒色の面3b
が表側に向いているので、表示要素2は黒色を表
示する。
この状態から第3図に示すように、コイル8に
一端9が負で他端10が正のパルス電圧12を印
加すると、今後はコア7の一端7aがN極に他端
7bがS極に励磁され、前記同様に反転板3内に
埋め込まれた永久磁石4のS極と他端7bのS極
とが反発し合つて、反転板3が180度回転し、表
示要素2が白または黄色を表示する。
しかしながら、反転板3を反転動作させる駆動
源として、電磁石等を用いていたため、薄型化、
軽量化が困難であるばかりでなく、原価高となる
欠点があつた。
考案の開示 そこで、この考案はより薄型化、軽量化および
原価低減が可能な反転型デイスプレイ装置を提供
することを目的とする。
この考案は要約すると、反転板の反転動作のた
めの駆動源として、形状記憶合金を用いたことを
特徴とする。
すなわち、形状記憶合金は、適当に成形した後
にそのまゝ固定し、所定の加熱処理を施して、そ
の形状を記憶せしめることによつて、あとは冷状
態でどのような形状に加工しようとも、加熱する
だけで記憶している元の形状に戻るものであり、
形状記憶合金に電流を流して所定の温度にするこ
とにより記憶している形状に復元させ、この復元
時の力を利用して、反転板を反転動作させるよう
にしたことにより、従来の電磁石を用いるものに
比較して、格段に構造が簡単となり、薄型化、軽
量化および原価低減が可能で、さらに高密度化も
可能で表示の解像度を上げることができる。
考案を実施するための最良の形態 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
第4図はこの考案の第1実施例である表示要素
20の斜視図を示す。図において、21は固定板
で、その上面の下半分21aと上半分21bと
で、コントラストの強い異なる色彩に彩色されて
いる。例えば下半分21aが白または黄色に彩色
され、上半分21bが黒に彩色されている。そし
て固定板21の中央には矩形の開口22を有す
る。23は反転板で、その一方の面23aは白ま
たは黄色に彩色され、他方の面23bは黒に彩色
されている。また下端中央に舌片24を有し、こ
の舌片24が前記固定板21の開口22に嵌め込
んである。そして、第4図の状態では表示要素2
0が白または黄色を表示し、反転板23を約180
度回転させると、表示要素20が黒色を表示す
る。
前記固定板21の裏側には二つの形状記憶合金
25,26が取り付けられている。すなわち、こ
れらの形状記憶合金25,26は、それぞれの一
端が固定板21の下面A,Bに固定され、それぞ
れ他端が反転板23の舌片24の一点Cに固定さ
れている。そして、上記A,C間またはB,C
間、換言すれば形状記憶合金25,26に選択的
に電流を流すことによつて、電流が流れた形状記
憶合金25,26を高温状態にして変形せしめ
る。例えば、各形状記憶合金25,26をコイル
状に成形し、この形状を記憶せしめておき、冷状
態でこれを引き伸した状態に加工しておく。
この状態で、端子AC間に通電すると、形状記
憶合金25の温度が上昇して、元のコイル状に戻
る。このため、第5図に示すように、反転板23
の舌片24が端子A側に引き寄せられて、反転板
23の白(または黄)色の面23aが上方に向
き、固定板21の白(または黄)色の面21aと
相まつて、表示要素20が白(または黄)色を表
示する。また、端子AC間の通電を止め、端子BC
間に通電すると、形状記憶合金26の温度が上昇
して、元のコイル状に戻る。このため、第6図に
示すように、反転板23の舌片24が端子B側に
引き寄せられて、反転板23の黒色の面23bが
上方に向き、固定板21の黒色の面21bと相ま
つて、表示要素20が黒色を表示する。
この実施例は、第2図に示すような一枚の反転
板3を反転させるものに比較して、固定板21の
背後の空間が格段に狭くてもよく、著しく薄型化
できる。
第7図はこの考案の他の実施例の表示要素30
の斜視図を示す。図において、31は反転板で、
その一方の面31aは白(または黄)色に彩色さ
れ、他方の面31bは黒色に彩色されている。こ
の反転板31の中心線に沿つて軸32が設けられ
ており、反転板31が回動自在になつている。こ
の軸32には2個の形状記憶合金33,34が取
り付けられており、各形状記憶合金33,34
は、それぞれ線材を一回ずつ巻回したループ形状
を記憶している。図示例では、一方の形状記憶合
金33は、冷状態で約90度折り曲げた形状に変形
されており、その一端aが反転板31の側面に固
定されており、他端bが図示しない固定部材に固
定されている。他方の形状記憶合金34は、形状
記憶しているループ状をしており、そのループ部
分に軸32が貫挿され、一端Cが反転板31の側
面に固定され、他端dは前記同様に図示しない固
定部材に固定されている。
今、第7図の状態で、形状記憶合金33に通電
すると、この形状記憶合金33が記憶している形
状、すなわちループ状に復元する。この形状復元
動作に伴つて、反転板31の図示左端が下方に向
つて180度回転して、第8図の状態になり、反転
板31の黒色の面31bが表になつて、表示要素
30が黒色を表示する。
なお、形状記憶合金の記憶形状ならびに冷状態
での加工形状は任意に設定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は反転型デイスプレイ装置の正面図、第
2図および第3図は従来の表示要素の異なる状態
の原理図、第4図はこの考案の反転型デイスプレ
イ装置表示要素の一実施例の斜視図、第5図およ
び第6図はその動作を説明するための側断面図、
第7図および第8図は表示要素の他の実施例の異
なる状態の斜視図である。 1……反転型デイスプレイ装置、20,30…
…表示要素、21……固定板、23,31……反
転板、25,26,33,34……形状記憶合
金。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくともその両面で色彩を異にする反転板を
    有し、この反転板の反転動作によつて異なる2色
    の表示を行なう表示要素を多数並置して、文字、
    図形等を表示するようにした反転型デイスプレイ
    装置において、 前記反転板の反転動作を行なう駆動源として、
    少なくとも2個の形状記憶合金を用い、それぞれ
    の一端を反転板の一部に固定し、選択された形状
    記憶合金に電流を流して記憶している形状に復元
    させて、反転板を反転させるようにしたことを特
    徴とする反転型デイスプレイ装置。
JP15841382U 1982-10-20 1982-10-20 反転型デイスプレイ装置 Granted JPS5963386U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15841382U JPS5963386U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 反転型デイスプレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15841382U JPS5963386U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 反転型デイスプレイ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5963386U JPS5963386U (ja) 1984-04-26
JPH0112305Y2 true JPH0112305Y2 (ja) 1989-04-11

Family

ID=30348985

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JP15841382U Granted JPS5963386U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 反転型デイスプレイ装置

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JPS5963386U (ja) 1984-04-26

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