JPH0112274Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0112274Y2 JPH0112274Y2 JP1981032718U JP3271881U JPH0112274Y2 JP H0112274 Y2 JPH0112274 Y2 JP H0112274Y2 JP 1981032718 U JP1981032718 U JP 1981032718U JP 3271881 U JP3271881 U JP 3271881U JP H0112274 Y2 JPH0112274 Y2 JP H0112274Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic brush
- recording member
- latent image
- toner
- electrostatic latent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子写真複写機やフアクシミリ等の静
電潜像を顕像化する磁気ブラシ現像装置の改良に
関するものである。
電潜像を顕像化する磁気ブラシ現像装置の改良に
関するものである。
従来、粉体現像剤例えば磁性トナーの一成分系
現像剤を円筒状のマグネツトローラの外周に同心
状に配置された非磁性体のスリーブ上に吸着させ
いわゆる磁気ブラシを形成し、トナーと逆極性の
記録部材の静電潜像面を磁気ブラシで摺擦し、ト
ナーを静電潜像面に移動させるようにした磁気ブ
ラシ現像装置が広く用いられている。
現像剤を円筒状のマグネツトローラの外周に同心
状に配置された非磁性体のスリーブ上に吸着させ
いわゆる磁気ブラシを形成し、トナーと逆極性の
記録部材の静電潜像面を磁気ブラシで摺擦し、ト
ナーを静電潜像面に移動させるようにした磁気ブ
ラシ現像装置が広く用いられている。
以下、第１図で示されるこのような従来の磁気
ブラシ現像装置を詳説する。駆動ローラ１、ピン
チローラ２の回転駆動により記録部材３は案内板
４を介し裏当部材５上を搬送される。この搬送さ
れた記録部材３は、円筒状のマグネツトローラ６
の外周に同心状に配置された非磁性体のスリーブ
７上に吸着し回転移動するトナー層（磁気ブラ
シ）８で摺擦され、トナーを静電潜像面に移動し
現像される。この際、裏当部材５は、磁気ブラシ
８と対向配設され搬送される記録部材３を磁気ブ
ラシ８に当接させるよう支持するものである。
ブラシ現像装置を詳説する。駆動ローラ１、ピン
チローラ２の回転駆動により記録部材３は案内板
４を介し裏当部材５上を搬送される。この搬送さ
れた記録部材３は、円筒状のマグネツトローラ６
の外周に同心状に配置された非磁性体のスリーブ
７上に吸着し回転移動するトナー層（磁気ブラ
シ）８で摺擦され、トナーを静電潜像面に移動し
現像される。この際、裏当部材５は、磁気ブラシ
８と対向配設され搬送される記録部材３を磁気ブ
ラシ８に当接させるよう支持するものである。
この時、第２図で示すように記録部材２１がロ
ーラ等による搬送や案内板と裏当部材の間隔（以
下、ギヤツプという）の不均一によるカール状に
なる場合がある。又、第３図で示すように記録部
材２２が対向するローラ間隔やギヤツプの不均一
によりうねり状になる場合もある。記録部材の先
端がカール状である時、第１図で示した従来の装
置では第４図で示すように記録部材３の先端がカ
ール状のまま搬送され、第５図で示すように記録
部材３のカール状の先端が磁気ブラシ８のトナー
の一部をかき落し、このかき落されたトナー１０
が記録部材３の静電潜像面の裏面に回り込んでし
まう。そのままの状態で定着を行なうと回り込ん
だ潜像に無関係なトナー１０まで定着してしま
い、記録部材３を汚してしまうため、このトナー
１０をかき落す必要がある。又、記録部材がうね
り状でも同様の現象を生ずるので裏面に回り込ん
だ余分なトナーをかき落す必要がある。この現象
を防止するためには、ギヤツプを記録部材の厚さ
程度に均一にすればよいが、このように調整する
のは非常に困難であり、従来は裏面に回り込んだ
トナーを除去するための何らかの手段が必要であ
つた。
ーラ等による搬送や案内板と裏当部材の間隔（以
下、ギヤツプという）の不均一によるカール状に
なる場合がある。又、第３図で示すように記録部
材２２が対向するローラ間隔やギヤツプの不均一
によりうねり状になる場合もある。記録部材の先
端がカール状である時、第１図で示した従来の装
置では第４図で示すように記録部材３の先端がカ
ール状のまま搬送され、第５図で示すように記録
部材３のカール状の先端が磁気ブラシ８のトナー
の一部をかき落し、このかき落されたトナー１０
が記録部材３の静電潜像面の裏面に回り込んでし
まう。そのままの状態で定着を行なうと回り込ん
だ潜像に無関係なトナー１０まで定着してしま
い、記録部材３を汚してしまうため、このトナー
１０をかき落す必要がある。又、記録部材がうね
り状でも同様の現象を生ずるので裏面に回り込ん
だ余分なトナーをかき落す必要がある。この現象
を防止するためには、ギヤツプを記録部材の厚さ
程度に均一にすればよいが、このように調整する
のは非常に困難であり、従来は裏面に回り込んだ
トナーを除去するための何らかの手段が必要であ
つた。
本考案は、上記欠点を除去することを目的と
し、記録部材の静電潜像面の裏面側にトナーが回
り込むのを防止する磁気ブラシ現像装置を提供す
る。
し、記録部材の静電潜像面の裏面側にトナーが回
り込むのを防止する磁気ブラシ現像装置を提供す
る。
本考案は、記録部材と磁気ブラシとの当接部の
近傍にこの記録部材の静電潜像面の裏面を裏当部
材に圧接させる押圧部材を設けることで上記目的
を達成する。
近傍にこの記録部材の静電潜像面の裏面を裏当部
材に圧接させる押圧部材を設けることで上記目的
を達成する。
以下、本考案の一実施例を示す第６図を詳説す
る。尚、第１図と同一符号の部分は同一機能を有
しているのでその部分の詳説は省略する。押圧部
材９は、記録部材３と磁気ブラシ８とが当接する
場所、即ち、記録部材３が可視像化される場所に
対し、記録部材３の挿入側、即ち、駆動ローラ
１、ピンチローラ２の位置する側に設けられ、
又、一端がこの当接する場所の近傍に位置するよ
うに、他端が支持体１１で固定されるように設け
られている。記録部材３は、この押圧部材９によ
り静電潜像面を弾圧され、静電潜像面の裏面が裏
当部材５に圧接しながら搬送される。このように
搬送された記録部材３は、磁気ブラシ８で摺擦さ
れトナーを静電潜像面に吸着移動し現像される。
したがつて、記録部材３が第２図、第３図で示し
たようにカール状、うねり状であつても、常にこ
の記録部材３が押圧部材９により裏当部材５に圧
接され、カール状、うねり状が除去された状態で
磁気ブラシ８の極く近傍まで案内されるので、ト
ナーが静電潜像面の裏面に回り込むのを防止でき
る。
る。尚、第１図と同一符号の部分は同一機能を有
しているのでその部分の詳説は省略する。押圧部
材９は、記録部材３と磁気ブラシ８とが当接する
場所、即ち、記録部材３が可視像化される場所に
対し、記録部材３の挿入側、即ち、駆動ローラ
１、ピンチローラ２の位置する側に設けられ、
又、一端がこの当接する場所の近傍に位置するよ
うに、他端が支持体１１で固定されるように設け
られている。記録部材３は、この押圧部材９によ
り静電潜像面を弾圧され、静電潜像面の裏面が裏
当部材５に圧接しながら搬送される。このように
搬送された記録部材３は、磁気ブラシ８で摺擦さ
れトナーを静電潜像面に吸着移動し現像される。
したがつて、記録部材３が第２図、第３図で示し
たようにカール状、うねり状であつても、常にこ
の記録部材３が押圧部材９により裏当部材５に圧
接され、カール状、うねり状が除去された状態で
磁気ブラシ８の極く近傍まで案内されるので、ト
ナーが静電潜像面の裏面に回り込むのを防止でき
る。
以上のように本考案によれば簡単な構造で現像
後、現像面の裏面にトナーが回り込まなくなるの
で、従来の如くトナーをかき落す必要もなく、ま
た、精度を要求されるギヤツプ調整も不要とな
る。
後、現像面の裏面にトナーが回り込まなくなるの
で、従来の如くトナーをかき落す必要もなく、ま
た、精度を要求されるギヤツプ調整も不要とな
る。
尚、押圧部材は板ばねやゴム板等のように弾力
を持ち記録部材の搬送を防げることなく、カール
状、うねり状を除去する程度に弾圧するものであ
れば良い。例えば第７図で示される押圧部材の一
例のように、夫々の保持板５２の間に板ばね５３
をねじ５１で留めても良いし、第８図で示される
他の例のように、プラスチツク等の押え板６３を
回転できるように軸６４で支持し、押え板６３の
一端と保持板６１をバネ６２で結び他端で記録部
材を押圧するようにしても良い。又、押圧部材
は、記録部材を横切る一線を全て押圧するのでな
く、数個所を押圧するようにしても良い。
を持ち記録部材の搬送を防げることなく、カール
状、うねり状を除去する程度に弾圧するものであ
れば良い。例えば第７図で示される押圧部材の一
例のように、夫々の保持板５２の間に板ばね５３
をねじ５１で留めても良いし、第８図で示される
他の例のように、プラスチツク等の押え板６３を
回転できるように軸６４で支持し、押え板６３の
一端と保持板６１をバネ６２で結び他端で記録部
材を押圧するようにしても良い。又、押圧部材
は、記録部材を横切る一線を全て押圧するのでな
く、数個所を押圧するようにしても良い。
第１図は従来の磁気ブラシ現像装置の断面図、
第２図及び第３図は搬送される記録部材の斜視
図、第４図及び第５図は第１図で示した従来装置
で第２図に示す記録部材が搬送される状態を示す
図、第６図は本考案の一実施例を示す磁気ブラシ
現像装置の断面図、第７図及び第８図は本考案に
係る押圧部材の断面図である。 ３……記録部材、５……裏当部材、６……マグ
ネツトローラ、７……スリーブ、８……トナー層
（磁気ブラシ）、９……押圧部材。
第２図及び第３図は搬送される記録部材の斜視
図、第４図及び第５図は第１図で示した従来装置
で第２図に示す記録部材が搬送される状態を示す
図、第６図は本考案の一実施例を示す磁気ブラシ
現像装置の断面図、第７図及び第８図は本考案に
係る押圧部材の断面図である。 ３……記録部材、５……裏当部材、６……マグ
ネツトローラ、７……スリーブ、８……トナー層
（磁気ブラシ）、９……押圧部材。
Claims (1)
- 粉体現像剤より成る磁気ブラシと、前記磁気ブ
ラシに対向配置され搬送される記録部材を同磁気
ブラシに当接させるよう支持する裏当部材とを有
し、前記記録部材の静電潜像面を可視像化する磁
気ブラシ現像装置に於いて、前記記録部材と前記
磁気ブラシとの当接部に対して同記録部材挿入側
に配置され、少なくとも一端が前記当接部の近傍
に位置し、同記録部材の静電潜像面の裏面を前記
裏当部材に圧接させる押圧部材を設けることを特
徴とする磁気ブラシ現像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981032718U JPH0112274Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981032718U JPH0112274Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57148157U JPS57148157U (ja) | 1982-09-17 |
| JPH0112274Y2 true JPH0112274Y2 (ja) | 1989-04-11 |
Family
ID=29830104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981032718U Expired JPH0112274Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0112274Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5345245A (en) * | 1976-10-06 | 1978-04-22 | Olympus Optical Co Ltd | Electrostatic latent image developing apparatus |
-
1981
- 1981-03-11 JP JP1981032718U patent/JPH0112274Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5345245A (en) * | 1976-10-06 | 1978-04-22 | Olympus Optical Co Ltd | Electrostatic latent image developing apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57148157U (ja) | 1982-09-17 |
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