JPH01122249A - 中継回線擬似装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、中継回線擬似装置に関し、特にノ１−ド的に
は１台の中継回線擬似装置であっても、様々の電話交換
機の試験ができるようにした中継回線擬似装置に関する
。

〔従来の技術〕

電話交換機には様々なタイプのものがあり、相手局電話
交換機に接続する際の中継回線の信号方式にも様々なタ
イプのものがある。そのため、擬似的に相手局電話交換
機として動作する中継回線擬似装置を用いて電話交換機
をテストするには、様々な中継回線のインターフェイス
回路および動作制御の確認をしなければならない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上述した従来の中継回線擬似装置は、様々の
中継回線の信号方式に対応した専用のタイプであるため
、信号方式ごとに異なったタイプの多数の中継回線擬似
装置が必要であり、設備投資を少しでも減らすという面
からみると、好ましいものではなかった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の中継回線擬似装置は、出接続、入接続時等にお
ける中継回線の制御手順を格納する格納手段と、この格
納手段に各種の中継回線制御手順プログラムを入力する
入力部と、操作部からの指示により各種の中継回線制御
手順に応じて中継回線を制御する主制御回路部とを有し
ている。

〔実施例〕

以下実施例につき本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の中継回線擬似装置の一実施例を示すブ
ロック図であり、第２図は上記実施例の入出力装置から
の中継回線制御手順の出接続制御手順の入力例を示す図
である。

第１図において、中継回線擬似装置１０は中継回線１を
介して被試験用電話交換機２０と接続される構成となっ
ている。被試験用電話交換機２０は、中継回線インター
フェイス回路２１と、これによって中継回線１に接続さ
れる電話交換機２２とによって構成されている。

また本実施例の中継回線擬似装置１０は、中継回線１に
接続された中継回線インターフェイス回路２と、この他
端に接続された中継回線制御回路４を備えている。中継
回線制御回路４はバスを介して主制御回路５と入出力装
置インターフェイス回路６に接続されている。入出力イ
ンターフェイス回路６は入出力装置７を接続している。

さて、主制御回路５には、電池でバックアップされたＲ
ＡＭ領域が用意されていて、入力部を兼ねている入出力
装置７から様々の電話交換機の信号方式に対応したプロ
グラムを入力・格納することができる。そして、操作部
を兼ねる入出力装置７からの人力指示によって、予めソ
フトウェアプログラムとして格納されている中継回線制
御手順に従って、中継回線制御回路４と中継回線インタ
ーフェイス回路２とを制御し、中継回線１を介して被試
験用の電話交換機２２と制御信号の送受を行う。

次に、第２図を用いて「出接続」の場合の中継回線の制
御例を説明する。なあ、この例においてはミ信号方式は
ＭＦＣであり、出接続（ＯＣＴ）である。数字送出速度
はｌ０ＰＰＳであり、ＲＡＴＩＯは３３％であり、Ａ　
　Ｌａｗの中継回線である。中継回線制御手順を入力・
指示する前にこれらのデータを予め本中継回線擬似装置
１０の主制御回路５に人力しておく。

５ＩＧ−Ｏ５ＴＡＲＴは中継回線制御回路の初期設定で
あり、５ＩＧ−Ｉ　　５ＥＩＺＵＥｌｔ、中継回線の起
動指示で中継回線起動信号を１５０ｍ５の間、送出する
。

５ＩＧ−２５ＣＡＮ　　ＷＡＩＴは、上記起動信号に対
する応答信号受信待ちで、５０００ｍＳ間待ち合わせ、
５０００ｍＳ待っても応答が返ってこないときは、起動
不良となる。

５ＩＧ−３ＤＩＧＩＴは、着信電話番号送出指示であっ
て、応答信号受信後に着信電話番号として例えば（“１
２３４５”）を送出する。

５ＩＧ−４５ＣＡＮ　　ＷＡＩＴは、着信電話の応答待
ちであって、３００００ｍＳ間、待ち合わせる。

５ＩＧ−５７ＯＮＥ　　ＴＭＲは、着信応答後の確認音
送出であって、２００００ｍ３間、確認音を送出する。

５ＩＧ−６ＣＬＦは、通話切断であって、中継回線復旧
信号を６００ｍＳの間、送出する。

５ＩＧ−７ＲＥＳＥＴは、中継回線制御回路の復旧指示
である。

主制御回路５は、上記５ＩＧ−０からＳ　ＩＧ−７の中
継回線制御手順（プログラムとして格納されている）に
従って中継回線制御回路４と中継回線インターフェイス
回路２を制御する。

上記中継回線の信号方式および５ＩＧ−０から５ＩＧ−
７の制御手順とタイミングは、様々の形式の中継回線１
の信号方式に対応して任意に設定することが可能であり
、種々の中継回線信号方式に対応することが可能である
。

例えば、プログラムを変更するだけで「大接続」にも対
応できるし、またクロスバ交換機のようなアナログ系電
話交換機のみならず、ｌ５ＤＮ電子交換機のようなデジ
タル系電話交換機にも適用できるのはもちろんである。

また、最近の電話機は多機能を有していて、種々の信号
を発生するが、本発明の中継回線擬似装置に多機能電話
機が発する信号をプログラムしておけば、「局間中継用
交換機」の場合だけではな（、「加入者線交換機」の試
験装置としても使用することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、電話交換機の中継回線に
接続して、擬似的に相手局電話交換機として動作する中
継回線擬似装置において、出接続。

入接続時等における中継回線の制御手順を格納する格納
手段と、この格納手段に各種の中継回線制御手順プログ
ラムを入力する入力装置と、操作部からの指示により各
種の中継回線制御手順に応じて中継回線を制御する主制
御回路部とを具備し、入力装置から種々の制御手順プロ
グラムを入力し、操作部から操作指示を出して上記制御
手順指示に従って中継回線を制御することにより、１台
の本中継回線擬似装置で種々の中継回線信号方式に対応
可能であり、信号方式毎に多数の中継回線擬似装置を用
意する必要がなくなり、設備投資の面で経済的効果をあ
げることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の中継回線擬似装置の一実施例を示すブ
ロック図、第２図は本発明の中継回線擬似装置に用いる
中継回線制御手順の入力例を示す説明図である。 １・・・・・・中継回線、 ２．２１・・・・・・中継回線インターフェイス回路、
４・・・・・・中継回線制御回路、 ５・・・・・・主制御回路、 ６・・・・・・入出力装置インターフェイス回路、７・
・・・・・入出力装置、 １０・・・・・・中継回線擬似装置、 ２２・・・・・・電話交換機。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電話交換機の中継回線に接続して、擬似的に相手局電話
   交換機として動作する中継回線擬似システムにおいて、 出接続、入接続時等における中継回線の制御手順を格納
   する格納手段と、 この格納手段に各種の中継回線制御手順プログラムを入
   力する入力部と、 操作部からの指示により各種の中継回線制御手順に応じ
   て中継回線を制御する主制御回路部とを具備したことを
   特徴とする中継回線擬似装置。