JPS6272293A - 電子交換機のプログラム検証方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は電子交換機のプログラムの検証（デパック）を
、実際に使用される通話路系制御装置類を設備しないで
制御系および入出力装置類のみで構成し実施する方式に
関する。

（従来の技術） 電子交換機のプログラム検証が実施されている。

これは実際の交換機を設備した商用されるべき電話局あ
るいはプログラムの検証を専門的に実施するための設備
をもったソフトウェアセンタで第４図で示すような実機
を用いて行なわれるのが主流となっている。また、一部
ではプログラムの部分的な試験を実機でない汎用コンピ
ュータを使用してモジュール単体試験等を行なう場合も
ある。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した従来のプログラム検証方法において、実機を使
用する方法はシステムの現実の運転形態と同様の条件で
の確認が取れるため確実性に優れている。

しかし、試験用の設備に対する投資が大きく、また、実
際の電話機等を使用するため試験のための人手を多く要
するという欠点がある。一方、汎用コンピュータを用い
たモジュール単体試験では試験のための入力情報とプロ
グラム動作結果としての出力情報の正解値を人手で準備
する必要があるため、実施のために多くの工数を要し、
また、思い込みによる誤υが存在するという欠点がある
。

本発明の目的は、上述の欠点を解決するためになされた
もので、電子交換機のプログラム検証を現実の通話路系
装置は使用しないでより簡単に、よシ確実に行なうこと
７Ｊ・できる検証方式を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 前記目的を達成するために本発明による電子交換機のプ
ログラム検証方式は、電子交換機のプログラムを格納す
る主記憶装置と、前記プログラムを実行するための中央
制御装置とからなる制御系へ、汎用コンピュータを接続
し、前記中央制御装置から通話路系装置類へ送出する制
御情報を前記汎用コンピュータに受信させ、汎用コンピ
ュータでは受信した制御情報に基づき通話路の接続状態
を示す図を当該汎用コンピュータのディスプレイに表示
するとともに、通話路の現在状態に関する情報を前記中
央制御装置に返送するように構成しである。

前記構成によれば、通話路制御情報の正常性を図形表現
で確認でき、本発明の目的は完全に達成できる。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。

第１図は本発明による電子交換機のプログラム検証方式
の実施例を示すブロック図である。中央制御装置ＣＣと
主記憶装置ＭＭとからなる制御系に１汎用コンピユ一タ
ＣＭＰが接続され、さらにディスプレイＤＳＰが接続さ
れている。

第４図は一般的な電子交換機システムを示すブロック図
である。図において、通話路系装置は通話路系装置制御
装置ｓｐｃ、通話路ＮＷ、電話機ＳＵＢおよびトランク
装置ＴＲＫが含まれる。

第１図の汎用コンピュータＣＭＰとディスプレイＤＳＰ
はこの通話路系装置を置き換えたものであり、交換プロ
グラムに特別の変更を加えることなく検証が可能である
。

通常の交換接続においては、中央制御装置ＣＣが通話路
系装置制御装置ＳＰＣを介して電話機５ＵＢ６るいはト
ランク装置ＴＲＫからの起呼もしくは各種信号（切断・
応答など）を検出して交換サービスを提供するに適当な
、電話機ＳＵＢとトランク装置を通話路ＮＷ上のパスを
設定することによって接続する。そしてトランク装置に
対して制御情報を送出して加入者に対しての必要なサー
ビスを提供している。

このような交換接続動作を各種接続の安定状態に着目し
て図示表現したものが第３図である。

第２図は加入者が発信して同一交換機に収容されている
加入者に電話をかけた場合の相手加入者呼出に入るまで
を表現したものである。これは電子交換プログラムの設
計仕様を規定するドキュメントとして一般的に用いられ
るものである。

第２図で示した加入考究から数字受信までの動作を第１
図を用いて示すと、以下の通りとなる。

まず、汎用コンピュータＣＭＰは操作者またはあらかし
め用意された手順書に従って加入者オフフックの信号を
中央制御装置ＣＣへ返送する。中央制御装置ＣＣでは加
入者オフフックの信号を受信したことによシ発信しジス
メトランクＯＲＴを捕捉し、該当発信レジスタトランク
ＯＲＴに対する回路設定オーダと、該当加入者と該当発
信レジスタトランクＯＲＴを接続するための通話路ＮＷ
接続オーダヲ汎用コンピュータＣＭＰに送出する。

汎用コンピュータ（、’ＭＰではこの回路設定オーダと
パス接続オーダを解析してディスプレイＤＳＰ上に加入
者の・状態、トランクの状態、バスの状態を示す第２図
に近似した図形を表示する。

第８図はこのときの図形の一例を示すものである。もし
、交換プログラムにミスがあれば加入者と指定発信レジ
スタトランクＯＲＴを接続する線がうまく接続しないこ
とになシ、ミスの有無が容易に識別可能である。

（発明の効果） 以上、詳しく説明したように本発明は交換プログラムの
検証を現実の電子交換機を用いずに汎用コンピュータを
用いて図形表示によシ効率的に実現できるものである。

したがって、従来の検証方式の欠点であったプログラム
検証のための設備投資および作業工数を大幅に低減でき
るという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による交換プログラム検証方式の実施例
を示すブロック図、第２図は呼の接続状態を示す交換プ
ログラム設計ドキュメントの一例を示す図、第８図は第
１図のディスプレイに表示される図形の一例を示す図、
第４図は一般的な電子交換機システムを示すブロック図
である。 ＣＣ・・・中央制御装置 ＭＭ・・・主記憶装置 ＣＭＰ−ψ・汎用コンピュータ ＤＳＰ拳ｅ・ディスプレイ ＳＵＢ・・・加入者（電話機） ＮＷ・・・通話路 ＴＲＫ−−・トランク

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電子交換機のプログラムを格納する主記憶装置と、前記
   プログラムを実行するための中央制御装置とからなる制
   御系へ汎用コンピュータを接続し、前記中央制御装置か
   ら通話路系装置類へ送出する制御情報を前記汎用コンピ
   ュータに受信させ、汎用コンピュータでは受信した制御
   情報に基づき通話路の接続状態を示す図を当該汎用コン
   ピュータのディスプレイに表示するとともに通話路の現
   在状態に関する情報を前記中央制御装置に返送すること
   により通話路制御情報の正常性を図形表現で確認するこ
   とを特徴とする電子交換機のプログラム検証方式。