JPH01122174A - 化合物半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

化合物半導体装置及びその製造方法

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JPH01122174A
JPH01122174A JP62279119A JP27911987A JPH01122174A JP H01122174 A JPH01122174 A JP H01122174A JP 62279119 A JP62279119 A JP 62279119A JP 27911987 A JP27911987 A JP 27911987A JP H01122174 A JPH01122174 A JP H01122174A
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compound semiconductor
layer
gate electrode
substrate
active layer
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JP62279119A
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Toshiyuki Terada
俊幸 寺田
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Toshiba Corp
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 た化合物半導体装置及びその製造方法に関する。
(従来の技術) 一般のSiを用いた集積回路(IC)fこ比べて高速動
作のする必要があるマルチプレクサやシフトレジスタ等
では、基本回路を構成する電界効果トランジスタ(FE
T)に高速動作性の高いものが採用される。これには、
Siと比べ常温での電子移動度が倍から数倍高いGaA
s等の化合物半導体を母材とするFETが用いられ、特
に基板とシ謬ットキー接合をなす電極を持ったシ謬ット
キー接合型電界効果トランジスタ(MESFET)がそ
の主流fこなりつつある。
第5図はこのようなMESFETを用い、論理回路方式
としてDCFL (Direct Coupled F
ET Logic )を採用してインバーター回路を組
んだ際の等価回路図である。(51)及び(52)は夫
々スイッチング用のエンハンスメント形MESFET 
(E・MESFET)及び負荷用のデプレフシ、ン形M
ESFET (D −MESFET )である。この時
、閾値電圧(vth)はE・MESFET (51) 
ヲo、 lV tc、D −MESFET(52) ヲ
−0,6Vに設定している。
このように、−膜内には負荷用FETのV±・tをスイ
ッチング用FBTのそれより小さくして、インバーター
回路を高速に動かすようにしている。続いてこのインバ
ーター回路を詳しく説明する。
負荷用D @MESFET(52)のドレインfこは電
源電圧IVの電源(53)が印加されており、またゲー
トとソースの接続点からインバーター回路の出力(56
)が取り出されている。スイッチング用のF、−MES
FET(51)のソースは接地電位(54) に落とさ
れ1、またゲートはインバーター回路の入力(55)と
して働く。このようにして構成されるインバーターの逆
相の信号が出力(56)より取り出されるようになって
いる。ところがこれらのMESFETは動作層形成時の
イオン注入条件等を変えるだけで動作層の厚みや不純物
濃度を簡単tこ変えて、vthを容易に制御できる反面
、ゲート電圧がシmツ)キー接合のバリヤハイ)(0,
8V程度)を越えると急激に順方向電流が流れる特性を
持っている。そのため、スイッチング用(1) E @
MESF’ET (51) fコ?;t O■〜0.7
v程度の信号しか印加することができず、とができなか
った。論理振幅の大きなものを形成できなけnば、イン
バーター回路の出力(6)に接続された容量性負荷等を
高速で充放電することができず、この回路の高速動作は
望めない。
一方、MESFETとは別に、基板より禁止帯幅の広い
化合物半導体をエピタキシャル成長させ、ゲート絶縁膜
として用いる新たなFETが提案されてS I S F
ET (Sem1 condu c tor−In s
u Ia to r−8emi conduc−tor
 FET)と呼ばれている。コノ・、SLε:H’E、
TはSiのMO8同様にゲート電極fこ1.4V程度の
高い電圧を印加できて論理振幅を稼げるが、vthが動
作層の半導体とゲート電極となる半導体の仕事関数の差
で決まる為にVthの異なるFETで構成される先述し
た様なりCFLの論理回路に適用する際にはさせると、
ゲート絶RMとゲート1を極材料との間の界面準位が制
御できないため、 vthの異なるFETを作るには、
−度基板を掘り込へ、エピタキシャル層を再成長させる
等の複雑なプロセスが必要となる。
従って、単に5I8FETを用いるだけでは、論理回路
の構成に対応させながら、負荷用FETよりもスイッチ
ング用PETのvthを高く設定するというように、異
なるVthを持つ5I8FETを同一基板上に設けて高
速動作に適した論理回路を構成する事は困難であった。
(発明が解決しようとする問題点) 以上述べたように従来の化合物半導体装置は論理振幅が
大きくとれる事と、同一基板上に設けられるFETのv
thを容易に設定できる事とを同時に満たす事はできな
かった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、大きな論理
振幅で動作し、同一基板上に設けられるFETのvth
を容易設定可能な化合物半導体装置を提供することを目
的とする。
ざらIこ、このような化合物半導体装置を簡略化された
工程にて形成することができる化合物半導体装置の製造
方法を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は高比抵抗化合物半導体基板と、この基板の一生
面に設けられゲート絶縁膜、ゲート電極及びこのゲート
電極を挾んで配fされるソース領域、ドレイン領域を備
えるスイッチング用のSISFETと、このSISFE
Tの設けられた同一基板面Iζ形成され少なくとも動作
層及びこの動作層上Iこシ欝ットキーゲート電極を備え
る負荷用のME81Tとを具備することを特徴とする化
合物半導体装置を提供する。
さらCζ、本発明は高比抵抗化合物半導体基板上に基板
より禁止帯幅の広い第1の化合物半導体層及び高濃度の
不純物を含む第2の化合物半導体層を順次積層する工程
と、この第2の化合物半導体をis択的に除去して動作
層及びゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極を
マスクとしてイオン注入を行った後活性化の為の熱処理
を行ってこのゲート電極Eこセルファラインされたソー
ス領域及びドレイン領域を形成すると共に、前記ゲート
電極下に設けられるゲート絶縁膜形成領域に開口された
マスク膜を形成し、エツチング法により第1の化合物半
導体層を除去した後前記マスクMを除去してゲート絶縁
膜及び前記動作層下にポテンシャルバリア層を形成する
工程と、全面に前記基板及び前記動作層とオーミック接
触する金属を蒸着した後、これを選択的tこエツチング
除去して前記ソース・ドレイン領域上に設けられるソー
ス・ドレイン電極を残してSISFETを形成し、前記
動作層上に設けられるソース・ドレイン電極を残すと共
に、前記動作層上に設けられたソース・ドレイン電極の
間憂こ配置され動作層とシー+7トキ一接合するシ1ッ
トキーゲート電極を設けてMESFETを形成する工程
とを具備する化合物半導体装置の製造方法を提供する。
(作用) このような本発明によると、論理回路ではスイッチング
用FETのゲートに入力される信号の振幅う で論理振幅が決定され犯′為(こ、スイッチング用FE
Tにはゲート入力電圧を大きく取れるS I S PE
Tを採用し、才た高速に負荷FETを動かす必要からS
 I S FETのvthより低いvthを独立して容
易に設定可能なMESFETを負荷用FBT tこ採用
している。
さらに、SISFETとMESFETを同一基板上に形
成する際Eこ、夫々の主要部であるSISFETのゲー
計電極とMESFETの動作層とを同一の第2の化合物
半導体層から形成することができるので製造工程も簡略
化でき、しかもこの層の材質及び厚みで5ISF’ET
及びMESF’ETのvthを夫々独立して容易(こ設
定できる。特にMESF’BT cこポテンシャルバリ
ア層を設けた場合は、このポテンシャルバリア層とSI
SFETのゲート絶縁膜を同一材料である第1の化合物
半導体層から形成でき、短チヤネル効果の起こりtこく
い高性能MESFETも5I8FETと合わせて提供で
きる。
(実施例) 本発明の詳細な説明を実施例を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るDCFLを採用したイ
ンバーター回路を示す図である。第1図(a)はその等
価回路図である。先ず、スイッチング用に用意した8 
I 5FET (tlのドレインに負荷用ME8PET
(2)のソース及びゲートを接続してインバーター回路
を構成している。またこのMESFET(2)のドレイ
ンには電源電圧1.5■の電源(3)が印加されており
、SISFET (11のソースは接地(4)に落され
ている@このように電位を印加した状態で入力(5)よ
りハイレベル1.4V、ローレベル0.2Vの信号を入
力した時、出力(6)から夫々0.2V 、 1.4 
Vの逆相の信号が出力されるようになっている。従りて
ハイレベルとローレベルの電位差である論理振幅は1.
2Vと高く保つことができる。第1図Φ)は等価回路図
で示されたインバーター回路の実際に化合物半導体を用
いて形成した素子断面を示す。半絶縁性のGaAsウェ
ーハ(10,)上にアンドープのGaAsQ)バッファ
層(10,)を積層して基板を構成し、′この基板面に
アンドープAJGaAsのポテンシャルバリア層(I 
Is )、計型G a A sの動作層(123)、窒
化タングステンのシ瑠フトキーゲート電極(19)を順
次積層しておき、動作層(12g )上にAnGeのソ
ース拳ドレイン電極(1’it ) 、 < 1 ’y
t )を設けて部5FET(2)を形成している。ざら
に、そのすぐ近傍の同一基板面にアンドープAI G 
a A sのゲート絶縁膜(11h)及び計型G a 
A sのゲート電極(12x)を順次形成し、このゲー
ト電極(12z)fこ対してセルファライン的+ tこ設けられたn型GaAsのソース・ドレイン領域(
141)、(14−及び夫々の領域上に設けられたソー
ス・ドレイン電極(181)、(182)等から成るS
ISFET +11を形成している。このS I 5F
ET (11のドレイン電極(1st)とMESFET
 (2)のシ曹フトキーゲート電極(19)及びソース
電極(17t)は5iO7膜(至)上(こ設けられたA
J合金clυによって接続され、インバーター回路を構
成しており、M、源(3)、接地(4)等を印加されて
先述した様fこ動作する。ここで示したMESFBT 
+2)は計型G a A sの動作層(12s)fこは
ソースφドレイン領域なるものが存在しないが、ソース
・ドレイン電極(17s)、(17z)近傍の動作層(
12s )がその代わりとして働くよう(こなっている
。このような構成にしてもシ跨ットキーゲい。
次に第1図1こ示したインバーター回路の製造工程順の
断面図を第2図に示して製造手順を説明する。
先ず、半絶縁性のGaAsウェーハ(10,)上に、ア
ンドープのGaAsバッファ層(lO鵞)、アンドープ
のAlGaAs層(I It )及び高濃度の不純物を
含む♂型GaAs層(12))を夫々1.0μm 、 
500^。
1000^の膜厚で順次格子整合するよう(こ積層する
。この時、♂型GaAs層(12))は例えばSiを5
X10  tx3の濃度でドープする(第2図(a))
ここでは先述した様に、実質的fこ不純物を含まない高
比抵抗の半導体の基板として例えば、GaAsウェーハ
(10I)上にGaAs ハ、フ7層(tot)を積層
して成る基板を採用している。GaAsバッファ層(1
0! )は必ずしも必要でないがこのようシこすれば、
基板表面のバッファ層(102)を種として欠陥の少な
いエビ層を生やすことが可能である。
また、ここでは基板tこ対して禁止帯幅の広い第1の化
合物半導体をAlGaAs 、不純物を多く含む第2の
化合物半導体fこ8iドープのn”JjGaAs等を採
用している。このようIこ格子整合が良好(ことれる化
合物半導体を選ぶようにする。バッファ層はエピタキシ
ャル層であるが、イオン注入層であっても良い。
次fコ、n+J!G a A s層(12))の全面を
SiO,pIX(図示せず)で覆い、バターニングを施
してマスクを形成し、このマスク上からC(JtF及び
H1混合ガスを用いてA7GaAs層< 111 )ま
でRIE fこよる異方性エツチングを行う。この時、
AlGaAs層(IIs)はエツチングストッパーとし
て働く。これfζより、5ISI;”ETのゲート電極
< 12) )及びMESFETの動作層(12s)が
夫々同時に形成される(第2図中))。
この後、全面に一旦フォトレジストを塗布し、これIこ
窓開けを行ってイオン注入の為のマスク(13+)を形
成する。そしてこのマスク(13+)及びゲート電極(
12g )上から8iイオン注入した後マスク(131
)を除去して活性化の為のアニールをフラッジ−eアニ
−ル等を用いて例えば900℃2秒間の条件で行い、S
ISFETのソース及びドレイン領域(14,) −(
14)を形成する(第2図(C))。
このようfこすれば、ソース・ドレイン領域(14s 
)=(14y)はゲート電極(1zt )にセルファラ
インして形成できる。
ついで、再び全面にマスク膜形成の為、レジストを塗布
した後パターニングを行ってマスク膜(13*)f設け
る。(第2 (d) )  このマスク膜上からエツチ
ングを行って不要な部分を除去し、SISFETのゲー
ト絶縁膜(112) 、MESFETのポテンシャルバ
リア層(11m )を夫々同時に形成する(第2図(e
))。
以上までの工程で、ゲート電極(12! )を形成した
後、ソース・ドレイン領域(141) 、 (14□)
→ゲート絶縁膜(1h )を順次形成したが、この手順
にかぎらずゲート電極(12り形成後、ゲート絶縁膜(
1b )→ソース・ドレイン領域(14s ) 、 (
14t)というように順序を逆fこして形成しても良い
トを塗布してバターニングを行い、レジストのマスク(
161)を設ける(第2図(f))。
さらにその後、このマスク(16+)上からエツチング
を行ってAuGe合金(15s )を選択的に除去して
、818FMTO)ソース−1’レインvt、極(z 
sI) 、Czh)及びMESFETのソース・ドレイ
ン電極(171)。
(17,)を夫々形成する。S I 8 FF1iTは
ここまでの工程で完成される(第2図(E))。
その後、全面fこ再び8i0.j[(図示せず)をCV
D法で形成し、動作層< 12S )上のゲート電極0
日が将来形成される部分を開口した状態で全面IこTi
/Pt/Auを順次蒸着する(図示せず)。その後、こ
の5int膜を除去することによ5す、開口部の金属の
みを残すいわゆるソフトオフ法によってT r /P 
t/A uの三層構造のゲート電極翰を形成する。この
T i /P t/A uのゲート電極alはG a 
A sとシ翳ットキー接合をなす。これによりMESF
ETは完成される(第2図中))。ここではソースOド
レイン電極(17+)、(17t)、(18+)、(1
8g)形成後にシ曹ットキーゲート電極(19を形成し
たが、この工程は逆にしても良い。
最後に5102膜を再び全面Iこ設け、MESFET 
(2)のソース電極(171)、シ謬フトキーゲート電
極0及びSISFET (tlのドレイン電極(1st
)上にコンタクトホール(図示せず)を夫々設ける。こ
のコンタクトホールを通してアルミ合金の配線Qυによ
りソース電極(171)、シーットキーゲート電極α9
及びドレイン電極(18z)間を夫々接続してインバー
ター回路を完成する(第2図(り)。
この後には、各回路間を接続する配線や表面を保護する
絶縁膜等が設けられ、半導体装置は完成する。
以上説明した製造プロセスに困れば、5ISF’ETの
vthがアンドープG a A sのバッファ層(10
2)とn型GaAsのゲート電極(12a)との仕事関
数差で決まるのに対し、MESFETのvthはn型G
aAsの動作層(12s)の濃度と厚さで決定される。
このため製造段階で各FETのvthを全く独立(こ設
定・制御することができ、従来のS I S FETの
みを用いた集積回路で問題であった、異なるvthをも
っFETを作成する場合の動作層のドーピングあるいは
ゲート電極材料を変えるといった煩雑なプロセスを必要
させず、製造工程が大幅に簡略化されると共に、制御性
・再現性か著しく向上する。この結果回路設計における
自由度が大きくなり、設計が容易fこなると伴に、集積
回路の歩留りが向上する。
一方、動作層(12s)から基板側に電流が漏れて生じ
るいわゆる短チヤネル効果が起きやすいMESFBTに
おいては、動作層(1為)を高良度で薄くできるため、
動作層(12s)内篭界の2次元効果が大幅に抑制され
るとともに、動作層下部に禁制帯幅の広いA Ij G
 a A sのポテンシャルバリア層(113)が形成
され、動作層(12g)内電子に対するポテンシャルバ
リアとして働くため、基板への電子の注入が防止される
。このため従来用いられていた基板内あるいはバッファ
層内にイオン注入で動作層を形成した形状のFETに比
較して大幅に短チヤネル効果が抑制され、短ゲート化が
可能となり、高性能なPETを実現することができる。
このよう「こ形成したインバーター回路のSISFET
(1)及びMESFET f2+の特性を、第5図に示
した従来型のインバーターに用いられたスイッチング用
MESFET (51)及び負荷用ME8F’ET(5
2)を夫々比較したものを第3図1こ示す。第3図(a
)には、スイッチング用S I 8FET+1)及びス
イッチング用MESFET(51)のソース拳ドレイン
間電圧(VDS)に対する夫々のドレイン電流(ID)
を実線(31) 、破線(32)で示し、また第3図(
b)には、負荷用部5FET(2)及び負荷用MESF
ET(52)の夫々のドレイン電流を同様fこ実線(3
3) 、破線(34)で示す。これによれば、スイッチ
ング用MESFET (51)のゲート電圧は0.7V
程度にしか上げられないのに比べ、スイッチング用SI
SFET(11には1.4V程度まで印加できる。従っ
て、第3図(a)のようにS I 5FET(11のド
レイン電流(31)はMESFET (st)のドレイ
ン電流(32) 0) 2倍以上にできる。これに伴っ
て、負荷用MFiSFFiT(2+のドレイン電流(3
3)も負荷用部8FET(52)のドレイン電流(34
)に比べて大きくできる。
さらに、第4図fこはこのような特性を持つFET f
こよって構成される本実施例のインバーター回路の入出
力特性(41)を実線で、また第5図に示した従来型の
入出力特性(42)を破線で夫々示すものである。これ
によれば、従来型ではハイレベルがg8FETのシ曹、
トキー接合の順方向立上り電圧である0、 7 Vとな
り、論理振幅は0.5〜0.6V程度しか稼げない。
これは、電源電圧を上げても大きくは変化しない。この
ためvthのバラツキ等に対するマージンが小さく製造
歩留りが向上できない。これに対し本実施例のインバー
ター回路はスイッチング用FET1こSISFETを用
いており、そのゲートが絶縁性であるため順方向立上り
電圧が高く、論理ノ1イレベルが1,4vと高く稼げる
。この結果論理振幅が1.2V程度に大きくと右、ノイ
ズマージンが向上し製造歩留り等を大幅番こ向上できる
。ここでは、DCFLに従って形成したインバーター回
路について説明したが、本発明はその他5LCF (5
chot tkyDiode 、[、evel 5hi
fter Capacitor Coupled Fb
TLogic )等(こも適用できる。この場合、スイ
ッチング用FET ウ曜笥正及び負の電源fこ直接撃か
ったFETを負荷用FETとして適用すれば良い。
また、論理回路としてはインバーター回路にかぎること
な(、NAND回路やNOR回路回路等へ用いることが
できる。
次Eこ本発明の他の実施例として、第1図(b)に示し
たGaAsのバッファ層(10t)をアンドープGaA
sの代わりに5×1015〜1×10程度に薄くドープ
されたp型のG a A s層とし、その他を全て同じ
構成にしたインバーター回路を提供する。この回路では
、SISFETのソース・ドレイン電極(141)、(
14)間のバンチスルー耐圧が向上し、短チャネル効果
がより一層抑制される。
一方でバッファ層(1ot)のドーピングは、MESF
ETの特性には何ら影響も与えず、独立したパラメータ
として取り扱うことが可能である。
本実施例では、基板iこ単結晶から切り出した半絶縁性
のG a A sウェーハ(101)上にアンドープG
aAsのバッファ層(10*)を積層させたものを用い
たがこれにかぎるものではな(、InP、GaP等の化
合物半導体でも良く第1の化合物半導体と格子整合でき
るものなら良い。
また、第1の化合物半導体層はアンドープのAAGaA
s jこかぎらず、基板と良好に格子整合してこれより
禁制帯の幅が広くゲート絶縁膜として働く半導体であれ
ば良い。さらfこ、第2の化合物半導体層はMBSFE
T (2)の動作層(12s)となるに十分なキャリア
濃度を持つ計型GaAs以外の別の化合物+ 半導体にしても良い。そして、n型GaAsの代りにp
+型G a A sを用いることもできる。MESFE
Tのシ、、トキーゲート電極は珪化タングステン、窒化
タングステン等でも構わない。
尚、本発明はその主旨を逸脱しない範囲内で、あらゆる
半導体装置及びその製造方法に適用できることは言うま
でもない。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、上記構成により論理
振幅が大きくかつFETのVthを容易−こ設定可能な
化合物半導体装置を提供することができる。
さらIこ、論理振幅の大きな化合物半導体を簡略化され
た工程を経て形成することのできる化合物半導体装置の
製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図はその製造
工程を示す図、第3図は本発明の一実施例に用いたFB
T特性を示す図、第4図は本発明の一実施例に係るイン
バーター回路の特性を示す図、第5図は従来例を示す等
価回路図である。 101・・・半絶縁性のG a A sウェー/’%%
 102・・・アンドープのG a A sバッファ層
、11s・・・アンドープGaAsのMBSFETのポ
テンシャルバリア層、11.・・・アンドープAlGa
Asの8 I 5FETのゲート絶縁膜、12n−rl
型GaAs v) MESFETの動作層、12! ・
11型GaAsのS I S FETのゲート電極、1
4.−= n型GaAs cl) SISFET O)
 V −ス領域、14.・n型GaAsの5I8FET
 O) トレイン領域、19 =−Ti/Pt/Auの
シ1ットキーゲート電極。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高比抵抗化合物半導体基板と、該基板の一主面に
    ゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極及び該ゲー
    ト電極を挾んで形成されたソース領域、ドレイン領域を
    備えてなるスイッチング用のSISFETと、該SIS
    FETの設けられた同一基板面に少なくとも動作層及び
    該動作層上にショットキーゲート電極を備えてなる負荷
    用のMESFETとを具備することを特徴とする化合物
    半導体装置。
  2. (2)前記MESFETの動作層は、該動作層とは異な
    る導電型半導体のポテンシャルバリア層を介在して前記
    基板面に設けられることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の化合物半導体装置。
  3. (3)前記SISFETのゲート絶縁膜及び前記MES
    FETのポテンシャルバリア層は、共に前記基板より禁
    止帯幅の広い第1の化合物半導体からなることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の化合物半導体装置。
  4. (4)前記SISFETのゲート電極及び前記MESF
    ETの動作層は、共に高濃度の不純物を含む第2の化合
    物半導体からなることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項乃至第3項記載の化合物半導体装置。
  5. (5)前記基板はアンドープのGaAs、前記第1の化
    合物半導体はAlGaAs及び前記第2の化合物半導体
    はn^+型GaAsであることを特徴とする特許請求範
    囲第1項記載の化合物半導体装置。
  6. (6)前記化合物半導体基板は、表面に5×10^1^
    5〜1×10^1^7cm^−^3程度ドープされたp
    型GaAs層を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載の化合物半導体装置。 (6)高比抵抗化合物半導体基板上に該基板よりも禁止
    帯幅の広い第1の化合物半導体層及び高濃度に不純物ド
    ープされた第2の化合物半導体層を順次積層する工程と
    、該第2の化合物半導体層を選択的に除去して動作層及
    びゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極をマス
    クとしてイオン注入を行った後活性化の為の熱処理を行
    って該ゲート電極にセルファラインしたソース領域及び
    ドレイン領域を形成すると共に、前記ゲート電極下に設
    けられるゲート絶縁膜形成領域に開口されたマスク膜を
    形成しエッチング法により第1の化合物半導体層を除去
    した後前記マスク膜を除去してゲート絶縁膜及び前記動
    作層下にポテンシャルバリア層を形成する工程と、全面
    に前記基板及び前記動作層とオーミック接触する金属を
    被着した後、これを選択的にエッチング除去して前記ソ
    ース・ドレイン領域上に設けられるソース・ドレイン電
    極を残してSISFETを形成し、前記動作層上に設け
    られるソース・ドレイン電極を残すと共に、前記動作層
    上に設けられたソース・ドレイン電極の間に配置され、
    動作層とシヨツトキー接合するシヨツトキーゲート電極
    を設けてMESFETを形成する工程とを具備する化合
    物半導体装置の製造方法。
  7. (7)前記化合物半導体基板はアンドープのGaAs、
    前記第1の化合物半導体はアンドープのAlGaAs及
    び前記第2の化合物半導体はn^+型GaAsであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の化合物半導
    体装置の製造方法。
  8. (8)前記化合物半導体基板は、表面に5×10^1^
    5〜1×10^1^7cm^−^3程度ドープされたp
    型GaAs層を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第7項記載の化合物半導体装置の製造方法。
  9. (9)前記p型GaAs層はエピタキシャル層であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の化合物半導
    体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003010822A1 (fr) * 2001-07-19 2003-02-06 Advantest Corporation Element semi-conducteur et procede permettant de produire un element semi-conducteur

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