JPH01119455A

JPH01119455A - 引張り装置

Info

Publication number: JPH01119455A
Application number: JP63218640A
Authority: JP
Inventors: Karel Danicek; カレル・ダニセク; Franz Hainz; フランツ・ハインツ; Martin Specht; マルテイーン・スペヒト; Rudolf Meyer; ルドルフ・メイアー
Original assignee: BSRD Ltd
Current assignee: BSRD Ltd
Priority date: 1987-09-03
Filing date: 1988-09-02
Publication date: 1989-05-11
Also published as: US4917210A; DE3729505A1; KR890004917A; EP0306299A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、引張り装置に関し、特に、自動車の乗客用
安全ベルトに引張りを加えるための装置に関するが、こ
れに限定されるものではない。

安全ベルト引張り装置は、例えば仏国特許第２４４４４
７３号明細書ですでに提案されている。かかる装置は、
乗り物の速度変化の割合が過大になった場合に、締めら
れているけれども通常は緩く嵌められているシートベル
トを、乗客のからだにしっかりと締付けるように、作動
する。故に、この装置の目的は、事故の場合に起るよう
に、速度の急激な変化によって、シートの乗客がシート
から前方忙投げ出されることを、阻止することにある。

前述した提案は、圧縮空気が感知装置によって解放され
たときに、シリンダの中で変化して、シートベルトを引
締める、ピストンによって作動する。同じ目的を備えた
他の装置は、ドイツ連邦共和国特許公開第２５０５６２
５号および同第２７２６０９６号の明細書忙提案されて
いる。すべてのこれら装置は、製造が成る程度複雑で高
価になる傾向を有する。この発明の目的は、乗客用安全
ベルトと共に使用するに特に適した簡単でしかもかさ高
でない引張り装置を提供することにある。

この発明によれば、引張り装置が、ハウジングと、引張
るべき手段との連結のためハウジングによって可動に支
持される引張り部材とを有し、引張り部材が、流体圧力
応答手段の一部を構成し、前記引張り装置が、ハウジン
グの予め定められた慣性インパルスすなわち速度変化の
予め定められた割合に応答する慣性質量を有して、最初
の位置から遠ざかる方向に引張り部材を動かしてその引
張り運動を生じさせるよ５ＩＣ，圧力気体な貯槽から前
記圧力応答手段に加えるための、速度変化応答手段を包
含し、この引張り装置において、前記貯槽が、慣性質量
の一部を形成する。

かくして、この発明の例によれば、流体圧力の気体を貯
蔵する貯槽は、貯蔵作用を有するばかりでなく、破壊で
経験するよ５な極端な速度変化が生じた場合に、弁を開
き、気体圧力な貯槽から解放し【、これを気体貯槽に設
けられた作動表面に作用させるような、感知手段を提供
する。かくして、気体貯槽は、ベルトの緩みを消去する
ように動く。第３の作用として、貯槽は、作動ピストン
として作用する。解放ののちに気体貯槽が移動する運動
のラインの中に、爪およびラチェットからなる配備が配
置でき、これによれば、気体貯槽は、その正規の位置か
ら動いたときに、戻らないように押えられ、締付けを続
行する。

以下、図面を参照しながら、この発明の実施例について
説明する。

第１図を参照すれば、ハウジングは作動シリンダ５から
なり、これは、その軸線が乗り物の正規の運動方向に沿
って位置するよ５に、延長する。

これの中で密閉式に摺動するように、これと同軸線に、
圧縮空気のための気体貯槽２が配置されもその目的のた
め、気体貯槽２は、一端で、固定の案内リング７によっ
て支持され、他端で、広げられてピストン２８を形成し
、これは周溝な有し、これの中に、ピストン密閉リング
２９および３゜が挿入される。故に、ピストン２８は、
シリンダ５の内壁面に沿って密閉式に摺動する。

ピストン部材２８は、ピストンの外方の前面に開（ラバ
ル管の形の出口オリフィス２４を含有スる。シリンダ５
の対向する内方の前面の表面には、密閉円板１８が配置
され、これに・よって、図示の静止位置において、出口
オリフイス２４従って気体貯槽２の内側は、締切られる
。円板１８は、ハウジング５の右手端における、ねじ付
きで漏出孔を備えた閉鎖キャップ３１の中で支持される
。

７と２８の間に捕捉されたつる巻ばね１９は、気体貯槽
２をキャップ３１の内側表面に向けて押し、従って、ノ
ズルのオリフィス２４のまわりの環状表面３３は、密閉
円板１８に対して密閉式に押付けられる。

ばね負荷の逆止弁１７は、通路２７の中に設けられ、こ
れもまた、密閉円板１８の中央部分の中を延長する。こ
の弁１７は、気体貯槽２の中の圧力を高めるに使用でき
る。

円筒状の気体貯槽２の左手端は、組合わせ閉鎖引張りブ
ロック３によって密閉され、これは、気体貯槽２の端部
のめねじの中にねじ係合するねじ付き部分３２を有する
。引張りブロック３は、ばね負荷の爪１を支持し、これ
は、気体貯槽２の運動方向に延長するラック４と係合す
る。これは、ハウジング５の左手端の中にねじで締付け
られ、ハウジング５は、キャップ８で都合良く閉じられ
る。

編組された鋼材からなることのできる引張りケーブル１
３の一端は、締付具１４によって、図示されるように本
体５から横向きに延長する引張りブロック３の横向き突
起に取付けられる。引張りケーブル１３は、５の下方で
長手方向に延長し、次いで案内ローラ１０のまわりを導
かれ、保護スリーブ３３およびベロー１６の中で支持さ
れ、シートベルトのバックル２６の枠部材に、リベット
１５によって連結される。ローラ１ｏは、ハウジング５
の右手キャップ６の支持突起６によって、都合よく支持
される。突起６、ピン９およびローラ１０は、図示なし
の適当な被いで都合よ（隠される。

第１図の引張り装置の作動において、気体貯槽２は、通
常０、ばね１９の力によって図示のように右方に押され
る。ばねの力は、環状表面３３によって囲まれる円板１
８に作用する気体圧力によって働く力に容易に打勝つに
充分である。乗り物の極端な減速が生じたとき忙、例え
ば、衝突を含む事故の場合に、気体貯槽２は、速度変化
応答手段の部分を形成し、その慣性質量の結果として、
ばね１９の力に抗しながらハウジング５の中で左に動く
。気体貯槽が約１から２１１１１１の運動を遂行すると
直ちに、貯蔵された圧力媒体が、解放されて、ピストン
部材２８の全作動表面２５に作用する。

ピストンに対する気体圧力の気体の作用は、かくして、
約１０倍だけ増大し、ピストン２８を迅速に左に駆動し
て、これと共に引張りケーｆ１３を動かす。爪１とラッ
ク４によって形成されるラチェット装置の作用は、安全
ベルトをぴんと張った状態に保つという効果を有し、た
ぶん引込み手段と共に、胸部の最初の変位を約１５０ｆ
ｉに確実に限定できる。

第２図に表わされる構成の変形において、環状マグネッ
ト１１が、キャップ３１に付加され、これが、図示のピ
ストン２８の正規の密閉位置において、磁性材料で形成
されたピストン２８と共に１ばね１９に作用する。この
環状マグネット１１は、密閉円板１８のまわりに配置さ
れる。

第３図に示される構成の形において、気体貯槽したとき
にその容積が低減し、かくして、温度が上昇するときに
も、気体貯槽２の中の気体が、大なり小なり一定の気体
圧力を有する。表わされる構成の形において、金属ベロ
ー３４は、出口オリフィス２４に対向する気体貯槽の左
手端の中に位置する。金属ベロー３４の内側は、気体貯
槽２の中の気体に対して気密であり、かくして所望の補
償効果を与える。約５５チのニッケルを含むＴｉ−Ｎｉ
　　合金を有するニチノル（Ｎ１ｔｉｎｏｌ　）は、ベ
ロー３４に適した金属の例である。

理解されるように、ばねおよび（含まれているとすれば
）磁気手段の偶奇力は、弁を閉じた状態に保つようなも
のである。さらに、収束発散する直径を備えたいわゆる
ラパル管を提供するような３３の開孔の形状は、流れ特
性を高める。正規の状態と解放された状態において貯槽
圧力を受ける部材の圧力応答表面の面積比は、典型的に
は１：１０である。これおよびその他の寸法は、生じ始
める乗り物の極端な割合の速度変化の２２から２８ミリ
秒内で、貯槽の１から２■の最初の運動によって、ベル
トの１６０Ｍｍの取上げを開始できるようなものにでき
る。

貯槽の質量は、望ましくは、乗り物の正規な進行方向に
動くように配置される。引張りケーブルに連結されるバ
ックルに対しては、ダートル１６と共に適当な部材の中
を動（ように配置されることが望ましい。これを達成す
るため、案内部材が、安全ベルトの生物工学的な流れの
ために可能な方法で、第４図に図示されるように、乗り
物のシートのレールに幾何学的に配置できる。

（例えば）１５ミリ秒の典形的に最も望ましくない応答
時間でも、安全ベルトのバックルは、８０■後方忙引か
れる。かくして、１６０Ｍより大きくないベルトの緩み
が、最初の胸の変位を約１５０−に限定できるこの発明
の引張り装置と組合わされて、初期（例えば２７ミリ秒
）に充分に打消しできる。

この発明による引張り装置の別の代りの形では、第１図
の比較的長いばね１９は省略できる。かくして、同じく
縮小して示される第５図を参照すれば、ハウジング４１
は、同じく作動シリンダからなり、これの中で、圧縮気
体の貯槽で形成された管状のピストン４２が、密閉式で
摺動できる。図示の位置において、右手端は、環状のシ
ール部材４４と係合するその環状の密閉部分４３を有す
る。

シール部材４４は、シートベルトのバックル４８に連結
された引張りケーブル４７のための案内表面４６と一体
に形成された端部閉鎖部材４５の中に支持される。

円筒状のハウジング４１の中には、他端の閉鎖部材４９
の左方に、止め部材５０がシャーピン５１によって配置
される。ピストン４２は、短い圧縮ばね５３によって、
シール部材４４に係合するよ５に押され、この圧縮ばね
５３は、案内ねじ５４によって、止め部材５０と閉鎖部
材４９のくぼみ５２の間忙配置される。円筒形のハウジ
ングの左手端は、キャップ５５によって閉じられ、第１
図の場合と同様に１閉鎖部材４９の横向き突起は、図示
のよ５にケーブル４７に連結される。ハウジングの中に
は、ばね負荷の爪５７が設けられ、これは、ピストンが
図示の非作動位置から動かされるときに、ピストン４２
の外表面く形成されたラチェツト歯５８に係合する。

され、ばね５８の力は、気体貯槽４２の中の圧縮気体の
圧力に抗して、シール４４に係合するよ５にピストン４
２を保持するようなものである。シリンダの軸線の方向
の速度成分が予め定められた衝撃的な変化をした場合に
は、ピストン４２の慣性質量が、ハウジングの中で、ば
ね５３に抗して移動し、これＫよって、容器の気体圧力
が、ピストン４２の端部の全面積に連通ずる。これによ
れば、ピストンは、ピン５１を剪断する忙充分な力で、
圧力によって止め部材５０に対して駆動され、次いでピ
ストンは、気体圧、力の影響を受けてケーブルを自由に
引張りできる。次いで、爪５４は、ピストンの取る位置
でラチェット５５に係合し、シートの乗客のからだに対
してしっかりとシートベルトを保持するに役立つ。

第１図の引張り装置のまた別の変形は、第６図に図示さ
れ、ここでも、第１図の長いばね１９は用いられない。

案内部材７は、ここでは、ハウジングと可動のピストン
の間の区域６０を大気から締切るよ５なシールを備える
。小さな開孔６１が設けられ、これによって、ピストン
の内部が、区域６０と連結され、６０が、かくして貯蔵
された貯槽圧力と圧力平衡する。かかる手段によって、
貯槽は、環状区域６２に作用する合成圧力忙よって、前
述したようにシール１８に向けて押される。

作動において、ハウジングの軸線の方向の衝撃的な速度
変化忙よって、ピストンの慣性質量が、前述したように
シール１８から離れるように持上げられ、貯蔵された圧
力が、前述したようにピストンの端部の全面積２５に連
通して、シートベルトを引張る方向にピストンを駆動す
る。

この最後の配備において、ピストンが図示のピストンか
ら予め定められた距離（例えば５ｍ）動いたのちく、案
内部材７における前述したシール６２．６３は、有効で
なくならなければならない。

開孔６１が充分に小さく選ばれると、効果は、圧縮気体
によって与えられる偏倚力を迅速に除去し、これによっ
て、ピストン２８の全面積２５に渉って作用する圧縮気
体によって加えられる引張力を高めるようなものＫなる
。

図面に示されないけれども、閉鎖部材３１または４６に
較正弁を包含することが望ましく、これによれば、乗り
物の保守業務の際に、貯蔵された圧力が、予め定められ
た圧力を越えないまで回復できる。かかる較正弁は、簡
単な圧力逃し弁でよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、一実施例による乗り物のシートベルトの引張
り装置を図示する。第２図および第６図は、必要に応じ
設げられる付加的な特色を、拡大して図示する。第４図
は、ベルト引張り装置を取付けたレールを備える乗客の
シートを図示する。第５図および第６図は、この発明の別の実施例を図示す
る。図面にお（・て、２は貯槽、　２．３．２８．４２．４
９は慣性質量（手段）、　３．２８．４２．４９は流体
圧力応答手段、　　３．４９は引張手段、　４．４ａ、
５７．４８は爪とラチェット、　　５．１４はハウジン
グ、　　１８．３３．４３．４４は環状表面、　　１９
．５３はコイルばね、　２４．４３は環状密閉表面、　
２６．４８は連結される手段、　　２７は通路、　　５
０は止め、６２は応答区域を示す。１２Ｉ百の、？・口Ｃ内容（二変更なし）／−ｔｃｙ５

Claims

【特許請求の範囲】１、引張り装置が、固定のハウジング（５、１４）と、
引張るべき手段（２６、４８）との連結のためハウジン
グによつて可動に支持される引張り部材（３、２９）と
を有し、引張り部材（３、２９）が、流体圧力応答手段
（３、２８、４２、４９）の一部を構成し、前記引張り
装置が、ハウジングの速度変化の予め定められた割合に
応答して、最初の位置から遠ざかる方向に引張り部材を
動かしてその引張り運動を生じさせるように、圧力気体
を貯槽から前記圧力応答手段に加えるための、速度変化
応答手段を包含するものにおいて、前記貯槽（２）が、
慣性質量（２、３、２８、４２、４９）の一部を形成す
ること、を特徴とする引張り装置。２、前記の最初の位置において、前記手段（２、３、２
８、４２、４９）が、これに対する流体圧力の付与を阻
止する弁（３３、１８、４３、４４）を閉位態に保持す
る、請求項１に記載の引張り装置。３、前記弁が、ハウジングの環状表面（１８、４４）と
密閉的に係合できる前記手段の環状密閉表面（２４、３
３）を備える、請求項２に記載の引張り装置。４、前記ハウジングが、前記貯槽に流体圧力を再充填す
るための前記弁手段を通る通路（２７）を有する、請求
項３に記載の引張り装置。５、前記の最初の位置に向けて前記手段（２、３、２９
、３０）を弾性的に偏倚させる偏倚手段を備えた、請求
項１から４のいずれか１項に記載の引張り装置。６、前記偏倚手段がコイルばね（１９、５３）からなる
、請求項５に記載の引張り装置。７、前記偏倚手段が、前記圧力応答手段（２８）の流体
圧力応答区域（６２）からなる、請求項５に記載の引張
り装置。８、前記コイルばね（５３）が、前記圧力応答手段（４
２、４９）とハウジングの中に位置する止め（５０）と
間で圧縮されるように配置され、前記止めが、圧力応答
手段の衝突によつて前記止めを解放できる手段によつて
配置される、請求項６に記載の引張り装置。９、前記偏倚手段が磁性手段（１１）からなる、請求項
５に記載の引張り装置。１０、反対の運動を阻止するように作動できる爪および
ラチエツト（４、４ａ、５７、５８）が設けられる、請
求項１から９のいずれか１項に記載の引張り装置。１１、前記貯槽が、収容される流体圧力に対する温度変
化の影響を低減させるための補償手段を包含する、請求
項１から１０のいずれか１項に記載の引張り装置。１２、補償手段がベローからなる、請求項１１に記載の
引張り装置。