JPH0111915Y2 - - Google Patents

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JPH0111915Y2
JPH0111915Y2 JP14345683U JP14345683U JPH0111915Y2 JP H0111915 Y2 JPH0111915 Y2 JP H0111915Y2 JP 14345683 U JP14345683 U JP 14345683U JP 14345683 U JP14345683 U JP 14345683U JP H0111915 Y2 JPH0111915 Y2 JP H0111915Y2
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cut
fin pieces
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JP14345683U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は回転窓の気密装置に関するものであ
る。
〈従来技術〉 従来回転窓等の気密装置としては、実公昭54−
32360号公報、実開昭57−62291号公報に記載され
た考案が一般に知られている。
しかしながら前記従来の考案は、いずれもコー
ナー部における気密材のダレ防止、あるいはコー
ナー部の気密、水密を向上させるために気密材と
は別部材の部材を取付けていた。しかし、この様
に別部材を必要とすることは大量生産上コスト高
になつてしまうと共に、作業手間になりやすいと
の欠点を有していた。
〈考案の目的〉 本考案はこの様な従来の欠点を解消するために
案出されたものであり、回転窓の特にコーナー部
における気密材のダレ等を防止でき、かつ気密、
水密性にすぐれた回転窓の気密装置を提供すると
共にコスト的にも安価にしうる回転窓の気密装置
を提供することを目的とするものである。
〈考案の構成〉 本考案による回転窓の気密装置は、回転窓の框
の外周に設けられた気密材嵌入溝に嵌入する頭部
と、該頭部から延出する複数のヒレ片を有する帯
状の気密材を、方形状に枠組みした回転窓の外周
に装着すると共にコーナー部で連結してなり、 該気密材のコーナー部の連結は、連結すべき
各々の気密材の頭部を45゜切断し、かつ少なくと
も一方の気密材のヒレ片を他方の気密材の延出す
るヒレ片の長さと略同等の長さをもつて切断し、
前記頭部の切断端面同士を添接すると共に前記ヒ
レ片同士を重ねて連結して構成されているもので
ある。
〈実施例〉 以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明す
る。
第1図は回転窓Aを示す正面図であり、第2図
は第1図の−線断面図である。
上枠1、下枠2及び両竪枠3,3によつて方形
状に枠組みされ、この枠体内にガラスBの四方に
上框4、下框5及び両竪枠6,6が装着されたガ
ラス障子Cが回転可能に取付けられている。
ところで第2図に示すように上框4等の框の外
周には室内側及び室外側に2条平行して断面略凹
状の気密材嵌入溝7,7が形成されている。
そしてこの気密材嵌入溝7,7に気密材D,D
が装着されている。
気密材Dは第4図に示すように内部に中空部E
を有し、かつ断面略山状をなして形成された頭部
8と、この頭部8より延出する2条のヒレ片9,
9とより構成されている。
また前記頭部8の幅方向両側には前記気密材嵌
入溝7のリツプ片10,10が係止する係止溝1
1,11が形成されている。
以上において、気密材D,Dは框の外周に形成
された気密材嵌入溝7,7にその頭部8,8を嵌
入して装着されるが、框のコーナー部における気
密材Dの連結は以下の通りとされる。
すなわち、第3図に示すように、連結すべき気
密材D,Dの頭部8,8を45゜切断する。
また各々の気密材D,Dのヒレ片9,9は、
各々他方の気密材D,Dの延出するヒレ片9,9
の長さと略同等の長さに切断する。
しかして、頭部8,8の切断端面に接着剤12
を添着し、前記頭部8,8の切断端面同士を添接
固定する。
この際連結部のヒレ片9,9は第5図に示す様
に2重に重なり合う。
その重なり合い状態は第6図a,bのいずれの
状態でも構わない。
また2重に重なり合うヒレ片9,9同士を接着
剤12で接着しても構わない。
図面第7図に本考案の他の実施例を示す。本実
施例では連結すべき気密材Dの一方をその頭部8
を45゜切断すると共に、そのヒレ片9を他方の気
密材Dのヒレ片9の長さと略同等の長さをもつて
切断し、さらに他方の気密材Dはその頭部8及び
ヒレ片9にわたつて45゜切断したものである。
そして頭部8の切断端面に接着剤12を塗布
し、頭部8,8の切断端面同さを添着し、かつヒ
レ片9,9同士を2重に重ね合わして連結したも
のである。
さらに図面第8図に本考案の他の実施例を示
す。この実施例では、前記第3図を参照して説明
した第1実施例と同様に連結すべき気密材の頭部
8とヒレ片9を切断してある。
しかして、さらに切断端面近傍の頭部8の中空
部E内にヒレ片9側に向つて係止孔13,13を
穿設しておく。そして頭部8,8の切断端面同士
を添着する際に、L字状の連結具14を前記中空
部E,Eに嵌入し、前記係止孔13,13に連結
具14の係止部15,15を係止させておく。こ
の様に構成すればコーナー部における気密材D,
Dの連結がきわめて密着性よく行えるものであ
る。
〈考案の効果〉 かくして本考案は以上の構成より成り、本考案
による回転窓の気密装置であれば、気密材のコー
ナー部に発生するダレ現象を別部材を用いること
なく防止でき、さらにコーナー部において、気密
性、水密性にすぐれた回転窓を得ることができ
る。
また、製造コストを低廉化した回転窓の気密装
置を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転窓の正面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図、第5図は気密材の連結状
態を示す分解概略図、概略図、第4図は第3図の
−線断面図、第6図a,bはヒレ片の重なり
合い状態を示す概略図、第7図、第8図は本考案
の他の実施例を示す概略図である。 A…回転窓、B…ガラス、C…ガラス障子、D
…気密材、E…中空部、1…上枠、2…下枠、3
…竪枠、4…上框、5…下框、6…竪框、7…気
密材嵌入溝、8…頭部、9…ヒレ片、10…リツ
プ片、11…係止溝、12…接着剤、13…係止
孔、14…連結具、15…係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転窓Aの框の外周に設けられた気密材嵌入溝
    7…に嵌入する頭部8と、該頭部8から延出する
    複数のヒレ片9…を有する帯状の気密材Dを、方
    形状に枠組みした回転窓Aの外周に装着すると共
    にコーナー部で連結してなり、 該気密材Dのコーナー部の連結は、連結すべき
    各々の気密材D,Dの頭部8を45゜切断し、かつ
    少なくとも一方の気密材Dのヒレ片9を他方の気
    密材Dの延出するヒレ片9の長さと略同等の長さ
    をもつて切断し、前記頭部8の切断端面同士を添
    接すると共に前記ヒレ片9,9同士を重ねて連結
    してなることを特徴とする回転窓の気密装置。
JP14345683U 1983-09-16 1983-09-16 回転窓の気密装置 Granted JPS6051292U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14345683U JPS6051292U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 回転窓の気密装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14345683U JPS6051292U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 回転窓の気密装置

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Publication Number Publication Date
JPS6051292U JPS6051292U (ja) 1985-04-10
JPH0111915Y2 true JPH0111915Y2 (ja) 1989-04-07

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JP14345683U Granted JPS6051292U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 回転窓の気密装置

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JP7186588B2 (ja) * 2018-11-27 2022-12-09 三和シヤッター工業株式会社 浸水防止構造

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JPS6051292U (ja) 1985-04-10

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