JPH01118921A - 二重化デイスク制御方法 - Google Patents

二重化デイスク制御方法

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JPH01118921A
JPH01118921A JP62275735A JP27573587A JPH01118921A JP H01118921 A JPH01118921 A JP H01118921A JP 62275735 A JP62275735 A JP 62275735A JP 27573587 A JP27573587 A JP 27573587A JP H01118921 A JPH01118921 A JP H01118921A
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民生 飯塚
Hirokazu Kasashima
広和 笠嶋
Keiji Kuwabara
啓二 桑原
Saburo Iijima
飯島 三郎
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Hitachi Information and Control Systems Inc
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Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子計算機システムにおける二重化ディスク
の制御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
電子計算機システムのディスクを二重化して高信頼化を
図る場合、二重のディスクのどちらをマスターとするか
、などの構成制御や、データ書き込みの制御など、二重
化したための制御が必要となる。このための従来の制御
方法としては、特開昭61−249132号に記載のよ
うに、ディスク制御装置に二重書き制御回路を内蔵した
ものや、特開昭61−250720号に記載のように、
ディスク制御装置に状態保持部を設けて停電前の二重化
ディスク状態を復旧するものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の二重化ディスク制御方法では、二重化制御用の特
別な装置を使用することを前提にしているため、異なる
制御装置間で二重化することについて考慮されておらず
、システム構築の柔軟性に欠けるという問題があった。
また、二重化ディスク状態の保持においても、不揮発性
メモリを使用しないと停電などによるシステムダウンで
二重化ディスク状態が消えてしまい、再立上げ時に停電
前の状態に復旧できないという問題があった。
本発明の目的は゛、二重化ディスク制御を行なう上で特
別な装置を使用せずに、二重書き、状態の保持、管理情
報の一教化、二重化ディスク構成制御などの制御を行う
二重化ディスク制御方法を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、二重化されるディスク装置自身に該当ディ
スクの二重化状態を管理するテーブルを配置し、二重化
ディスクの状態が変化した時にこのテーブルを更新する
ことにより、達成される。
〔作用〕 二重化状態を管理するテーブルを二重化されるディスク
装置上に配置し、二重化状態変化時にこのテーブルを更
新しながら制御するので、特別なハードウェアを必要と
しない、また、二重化データアクセス中に停電が起きて
、システムの再立上げ時に各ディスク装置から管理テー
ブルを読み出−し−教化を行なうので、管理テーブルの
不一致を自動的に回避でき、停電前の運転モードを継続
することができる。
〔実施例] 以下1本発明の一実施例を説明する。第1図は、本発明
の方法を用いた電子計算機システムの構成例を示すもの
で、中央処理装置101とシステムバス102に接続さ
れる2台のディスク制御装置103.108 (制御部
)、及びディスク装置104.109 (記憶部)から
構成される。このシステムバス102やディスク制御装
置103゜108は、二重化ディスク用の特別なもので
なく、−船釣なものである。一方、ディスク装置111
04゜109それぞれには、二重化を管理するための管
理情報105と106.110と111が設けられ、同
一ディスク装置内の2つの管理情報は同じ内容のものが
異なるシリンダ、トラックに配置されている。なお、以
後では単にディスク(113゜114)と呼ぶときは、
上記のディスク制御装置及びディスク装置をまとめた装
置を示すものとする。
各ディスクへの二重書きや二重化構成制御は。
上記の管理情報を基に中央処理装置101上のプログラ
ムで行われる。この管理情報の更新は、ディスクに障害
が生じたときか、コマンドによりオペレータから構成変
更を指示されたときに行われる。
第2図は管理情報の内容を示すもので、ディスクステー
タス202、他系ディスク情報203、更新カウンタ2
04から成る。
ディスクステータス202は、二重化ディスクの状態を
表わす。ディスクは、基本的にマスターディスク(リー
ド及びライトを行なうディスクで二重化ディスク主系デ
ィスクである)、スレーブディスク(マスターディスク
のバックアップ用ディスクでディスクのライトのみ行な
われる。マスターディスクに障害が発生するとスレーブ
ディスクがマスターディスクに切り換わる)、切り離し
ディスク(ディスクに障害が発生しシステムから切り電
された状態のディスク)という3つのステータスを有す
る。ディスクステータス202は、自系ディスクのこの
3つのステータスとともに、他系のディスク状態も含ん
でおり、第3図に示すような内容である。
他系ディスク情報203は、自系ディスクと対になるも
う一方のディスク位置(アドレス)を示す情報で、各デ
ィスクが相互に指し合っている。
更新カウンタ204は、ディスク装置内にある管理情報
の更新回数を示すものである。詳しくは後で述べる。
一般に二重化ディスクシステムでは、システム構築時に
片方のディスクをマスターディスクとし。
もう一方のディスクをスレーブディスクと定義する。そ
してシステムを立ち上げた後は、第4図に示すようにデ
イスクリードをマスターディスクより行ない、ディスク
ライトは両方のディスクに行なう両系同期運転に入る。
オンライン動作中の二重化ディスクの構成制御としては
、(1)マスター、スレーブディスクの切り換え、(2
)マスターあるいはスレーブディスクの切り離し、(3
)切り離しディスク交換後の二重化データコピー、(4
)切り離しディスクのシステム再組込みがある。この構
成制御を行なう際には、各ディスク装置内の管理情報A
、Bを更新する必要がある。この管理情報の更新処理フ
ローを第5図に示す。
まず各ディスク装置内管理情報A、Bの照合501.5
02,505を行なう。この各照合処理の詳細は第6図
に示されている。即ち、処理601.602,603で
ディスク装置から管理情報AあるいはBをリードしてサ
ムチエツクを行ない、各情報が正常か異常かをチエツク
する。A。
B両方が正常の場合、処理604で各管理情報内の更新
カウンタを比較し、不一致か一致かチエツクする。一致
していれば管理情報Aを優位情報とする。不一致の場合
は、処理605,606で更新カウンタの大きい方の管
理情報をもう一方の管理情報にコピーし一致化を行なう
。この場合の優位情報は、更新カウンタの大きい方とな
る。また、処理602,603で片方の管理情報に異常
があった場合は、正常な方の情報を優位情報とし、処理
605,606でこの優位側管理情報を異常側管理情報
はヘコピーする。しかし、処理607のように両方の管
理情報で異常を検出した場合は、このディスク装置に優
位管理情報なしとみなす。
以上の第6図の手順で一つのディスク装置内の管理情報
を照合し、各ディスクの優位管理情報が決定される。こ
れは第5図の処理501,502゜505のそれぞれで
実行され、その結果、両方のディスクで優位管理情報な
しく優位なし)となった場合は、マスター、スレーブ両
ディスクのダウンとみなして、エラー処理503を行う
片方のディスクで優位無しとなった場合は、優位管理情
報のある側のディスク内管理情報のみを処理504,5
06にて更新する。この更新では、ディスクステータス
の変更と更新カウンタの1加算を行う。
両方のディスクで優位管理情報があった場合は、処理5
07でどのような構成制御をするかを判定する。この結
果、スレーブの切り離しであれば、マスターディスク側
の管理情報を先に更新しく処理510)、スレーブディ
スク側を更新する(処理511)、この他のマスターデ
ィスクの切り離しやマスターディスクとスレーブディス
クの切り換えなどはスレーブディスクの管理情報を先に
更新しく処理508)、マスターディスクを更新する(
509)。つまり、構成制御後にマスターディスクにな
る方を先に更新する規則である。
更新には、通常合計4回のディスクアクセスが必要で、
この更新中に停電が発生すると各管理情報に布一致が生
じてしまう、この不一致を検出するため、ひとつの管理
情報を更新する度に管理情報内の更新カウンタを1加算
する。再立ち上げ時にこのカウンタを相互に比較しあう
ことにより、管理情報を一致化し自動的に更新中であっ
た構成に復旧する。
次に第7図を用いてこの立ち上げ処理での管理情報一致
化を説明する。まず、更新処理と同じように各ディスク
装置内の照合を行ない、管理情報A、Bを一致化し優位
管理情報を決定する。もしこの照合処理701,702
によりどちらかのディスクで優位なしとなった場合は、
一致化を行なわず、処理70・3で2つのディスクを二
重化ディスクとして以後の処理をする。両方のディスク
において優位ありどなった場合は、処理704で対とな
る2つのディスクの他系ディスク情報がお互いに指し合
っているかチエツクする。お互いを指し合っていない場
合は、処理708で二重化ディスク構築異常としてエラ
ー処理後システムを停止する。お互いを指し合っている
場合は、それぞれのディスクの更新カウンタが一致して
いるかどうかを処理705でチエツクする。もし不一致
ならば、処理709において更新ディスクの大きい方の
管理情報内ディスクステータス、更新カウンタを小さい
方の管理情報に書き込みし、処理707のオンライン制
御に移る。更新カウンタが一致していた場合は、次に処
理706でディスクテータスが一致しているかをチエツ
クする。一致していたら処理707のオンライン制御処
理を行ない、不一致の場合は処理708のエラー処理後
システムを停止する。
本実施例によれば特別なハードウェアを使用しなくても
、従来の二重化方式と同等の二重化ディスク制御を実現
できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、二重化ディスク用の特別なハードウェ
アが不必要であるため、どの様なディスク制御装置に接
続されるディスク装置でも二重化制御の対象とすること
ができるので、二重化ディスクのシステム構築の制限が
なくなり柔軟性、拡張性にとむシステム構成が可能にな
るという効果があり、また、二重化用の特別なハードウ
ェアを使用しないので低価格なシステム構成が可能にな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すシステムの構成図、
第2図は二重化管理情報の構成図、第3図はディスクス
テータスの内容の一覧表、第4図は二重化ディスクの運
転説明図、第5図は管理情報の更新手順を示すフロー図
、第6図は管理情報の照合チエツク手順を示すフロー図
、第7図は立ち上げによる管理情報−敗北処理のフロー
図である。 103.108・・・ディスク制御装置、105゜10
6.110,111・・・二重化管理情報、104゜1
09・・・ディスク装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二重化されたディスクの各々がマスター状態、スレ
    ーブ状態、あるいは切り離し状態のいずれの状態にある
    かを示す状態情報、及びこれらの情報の更新回数を含む
    ところの管理情報を格納したテーブルを各ディスク内の
    記憶部に設けるとともに、各ディスクの状態が変化した
    ときあるいはオペレータよりの変更指示があつたときに
    は、各デイスクの状態を上記テーブル上で変化後の状態
    に更新し、該更新したテーブルの管理情報を用いて各々
    のディスク動作を制御することを特徴とする二重化ディ
    スク制御方法。 2、二重化されたディスクの立ち上げ時には、各ディス
    クの前記テーブル内の管理情報を読出して比較し、もし
    不一致があれば前記更新回数がより大きい方の管理情報
    に双方のテーブル内容を一致化させる処理を行うことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の二重化ディスク
    制御方法。
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