JP4483876B2 - 二重化システムにおける記憶装置の制御方法 - Google Patents
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Description
このBMCは、システム監視や遠隔制御のために必要な設定情報を格納する不揮発性メモリ(例えばNVRAM(Nonvolatile Random Access Memory)等)を持つが、二重化システムにおいては単一点故障(1つのハードウェアの故障によりシステム全体が機能しなくなること)を防ぐために、NVRAMの二重化も必要となる。
特許文献1記載の発明では、サービスプロセッサ(BMCに対応する)に内蔵ディスク(NVRAMに対応する)を内蔵して二重化する方法が示されている。この発明では、サービスプロセッサおよび内蔵ディスクをそれぞれ二重化し、サービスプロセッサのいずれかが故障したときや、内蔵ディスクのいずれかが故障したときでも、単一点故障を防ぐことができる。
第1の問題点は、片方のシステムやBMCの交換を行う際に、事前に保存しておいたBMCのNVRAMの情報を書き戻す手順が必要となることである。その理由は、NVRAMそのものが交換対象の中に含まれているためである。
第2の問題点は、二重化したNVRAMの情報に不一致が発生した場合に、BMCがどちらのNVRAMの情報を採用すべきか判断できない場合があることである。その理由は、BMCのNVRAMには容量や書き換え回数の制限が厳しいものが多く、NVRAMの書き換え時にタイムスタンプを同時に書き込み、このタイムスタンプを二重化したNVRAMのどちらの情報が新しいものなのかを判断するための条件とすることができないことがあるためである。これは、例えば、二重化したNVRAMの情報に不一致が発生した状態でBMCの初期化が行われるような場合に問題となる。これらのことは、特許文献1に記載の発明においても同様である。
本発明の目的は、二重化システムにおいて、システムやBMCが交換された場合でも、そのままNVRAMを使用できるNVRAMの制御方法を提供することにある。また、本発明の他の目的は、二重化したNVRAMの情報に不一致が発生した場合でも、正しい方のNVRAMの情報を使用できるNVRAMの制御方法を提供することにある。
請求項2に記載の二重化システムにおける制御方法は、第1の記憶装置を有し所定の制御処理を実行する第1の制御装置と、第2の記憶装置を有し所定の制御処理を実行する第2の制御装置と、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置とは独立して設けられ、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置によってデータの書き換えが可能な第3の記憶装置および第4の記憶装置とを備える二重化システムにおける制御方法であって、前記第1の制御装置は、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうちの少なくともいずれかにデータを書き込む第1の書き込みステップと、前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記第1の記憶装置に書き込む第2の書き込みステップと、起動時に、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データと、前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データとを比較し、両者が一致するか否かを判定する第1の判定ステップと、前記第1の判定ステップにおいて、両者が一致しないと判定されたとき、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値とを比較する第1の比較ステップと、前記第1の比較ステップにおける比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第2の判定ステップとを備え、前記第2の制御装置は、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうちの少なくともいずれかにデータを書き込む第3の書き込みステップと、前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記第2の記憶装置に書き込む第4の書き込みステップと、起動時に、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データと、前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データとを比較し、両者が一致するか否かを判定する第3の判定ステップと、前記第3の判定ステップにおいて、両者が一致しないと判定されたとき、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値とを比較する第2の比較ステップと、前記第2の比較ステップにおける比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第4の判定ステップとを実行し、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置は、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置とは独立した交換単位であり、前記第1の制御装置または前記第2の制御装置が交換される際は、交換前に使用していた前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置をそのまま使用することを特徴とする。
また、前記算出値は、前記データに基づいて算出された前記データのサイズよりも小さいサイズのハッシュ値とすることができる。
また、前記算出値は、前記データに基づいて算出された前記データのサイズよりも小さいサイズのチェックサムとすることができる。
また、前記第1の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のいずれか一方と、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値とが一致した場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうち、一致した方に記憶されている前記データによって、一致しなかった方に記憶されている前記データが更新されるようにすることができる。
また、前記第2の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のいずれか一方と、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値とが一致した場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうち、一致した方に記憶されている前記データによって、一致しなかった方に記憶されている前記データが更新されるようにすることができる。
また、前記第1の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値の双方とも、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値と一致した場合、および双方とも一致しなかった場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置に対して所定の初期値が書き込まれるようにすることができる。
また、前記第2の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値の双方とも、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値と一致した場合、および双方とも一致しなかった場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置に対して所定の初期値が書き込まれるようにすることができる。
請求項9に記載の二重化システム制御装置は、記憶部を有し所定の制御処理を実行する二重化された制御装置と、前記制御装置とは独立して設けられ、前記制御装置によってデータの書き換えが可能な二重化された記憶装置とを備える二重化システム制御装置であって、前記制御装置は、前記記憶装置の少なくともいずれか一方にデータを書き込む第1の書き込み手段と、前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記記憶部の一方に書き込む第2の書き込み手段と、起動時に、前記記憶装置の双方に書き込まれた前記データ同士を比較し、両者が一致するか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段によって、両者が一致しないと判定されたとき、前記記憶装置の一方に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記記憶装置の他方に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記記憶部の一方に書き込まれた前記算出値とを比較する第1の比較手段と、前記第1の比較手段による比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第2の判定手段とを備え、前記制御装置は、前記二重化された記憶装置とは独立した交換単位であり、前記制御装置が交換される際は、交換前に使用していた前記二重化された記憶装置をそのまま使用することを特徴とする。
請求項10に記載の二重化システム制御装置は、第1の記憶装置を有し所定の制御処理を実行する第1の制御装置と、第2の記憶装置を有し所定の制御処理を実行する第2の制御装置と、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置とは独立して設けられ、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置によってデータの書き換えが可能な第3の記憶装置および第4の記憶装置とを備える二重化システム制御装置であって、前記第1の制御装置は、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうちの少なくともいずれかにデータを書き込む第1の書き込み手段と、前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記第1の記憶装置に書き込む第2の書き込み手段と、起動時に、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データと、前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データとを比較し、両者が一致するか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段によって、両者が一致しないと判定されたとき、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値とを比較する第1の比較手段と、前記第1の比較手段による比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第2の判定手段とを備え、前記第2の制御装置は、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうちの少なくともいずれかにデータを書き込む第3の書き込み手段と、前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記第2の記憶装置に書き込む第4の書き込み手段と、起動時に、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データと、前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データとを比較し、両者が一致するか否かを判定する第3の判定手段と、前記第3の判定手段によって、両者が一致しないと判定されたとき、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値とを比較する第2の比較手段と、前記第2の比較手段による比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第4の判定手段とを備え、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置は、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置とは独立した交換単位であり、前記第1の制御装置または前記第2の制御装置が交換される際は、交換前に使用していた前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置をそのまま使用することを特徴とする。
また、前記算出値は、前記データに基づいて算出された前記データのサイズよりも小さいサイズのハッシュ値とすることができる
また、前記算出値は、前記データに基づいて算出された前記データのサイズよりも小さいサイズのチェックサムとすることができる。
また、前記第1の比較手段による比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のいずれか一方と、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値とが一致した場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうち、一致した方に記憶されている前記データによって、一致しなかった方に記憶されている前記データが更新されるようにすることができる。
また、前記第2の比較手段による比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のいずれか一方と、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値とが一致した場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうち、一致した方に記憶されている前記データによって、一致しなかった方に記憶されている前記データが更新されるようにすることができる。
また、前記第1の比較手段による比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値の双方とも、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値と一致した場合、または双方とも一致しなかった場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置に対して所定の初期値が書き込まれるようにすることができる。
また、前記第2の比較手段による比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値の双方とも、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値と一致した場合、または双方とも一致しなかった場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置に対して所定の初期値が書き込まれるようにすることができる。
請求項17に記載の二重化システムにおける制御プログラムは、記憶部を有し所定の制御処理を実行する二重化された制御装置と、前記制御装置とは独立して設けられ、前記制御装置によってデータの書き換えが可能な二重化された記憶装置とを備える二重化システムにおける制御プログラムであって、前記制御装置に、前記記憶装置の少なくともいずれか一方にデータを書き込む第1の書き込みステップと、前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記記憶部の一方に書き込む第2の書き込みステップと、起動時に、前記記憶装置の双方に書き込まれた前記データ同士を比較し、両者が一致するか否かを判定する第1の判定ステップと、前記第1の判定ステップにおいて、両者が一致しないと判定されたとき、前記記憶装置の一方に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記記憶装置の他方に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記記憶部の一方に書き込まれた前記算出値とを比較する第1の比較ステップと、前記第1の比較ステップにおける比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第2の判定ステップとを実行させ、前記制御装置は、前記二重化された記憶装置とは独立した交換単位であり、前記制御装置が交換される際は、交換前に使用していた前記二重化された記憶装置をそのまま使用させることを特徴とする。
請求項18に記載の二重化システムにおける制御プログラムは、第1の記憶装置を有し所定の制御処理を実行する第1の制御装置と、第2の記憶装置を有し所定の制御処理を実行する第2の制御装置と、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置とは独立して設けられ、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置によってデータの書き換えが可能な第3の記憶装置および第4の記憶装置とを備える二重化システムにおける制御プログラムであって、前記第1の制御装置に、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうちの少なくともいずれかにデータを書き込む第1の書き込みステップと、前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記第1の記憶装置に書き込む第2の書き込みステップと、起動時に、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データと、前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データとを比較し、両者が一致するか否かを判定する第1の判定ステップと、前記第1の判定ステップにおいて、両者が一致しないと判定されたとき、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値とを比較する第1の比較ステップと、前記第1の比較ステップにおける比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第2の判定ステップとを実行させ、前記第2の制御装置に、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうちの少なくともいずれかにデータを書き込む第3の書き込みステップと、前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記第2の記憶装置に書き込む第4の書き込みステップと、起動時に、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データと、前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データとを比較し、両者が一致するか否かを判定する第3の判定ステップと、前記第3の判定ステップにおいて、両者が一致しないと判定されたとき、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値とを比較する第2の比較ステップと、前記第2の比較ステップにおける比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第4の判定ステップとを実行させ、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置は、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置とは独立した交換単位であり、前記第1の制御装置または前記第2の制御装置が交換される際は、交換前に使用していた前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置をそのまま使用させることを特徴とする。
また、前記算出値は、前記データに基づいて算出された前記データのサイズよりも小さいサイズのハッシュ値とすることができる。
また、前記算出値は、前記データに基づいて算出された前記データのサイズよりも小さいサイズのチェックサムとすることができる。
また、前記第1の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のいずれか一方と、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値とが一致した場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうち、一致した方に記憶されている前記データによって、一致しなかった方に記憶されている前記データが更新されるようにすることができる。
また、前記第2の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のいずれか一方と、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値とが一致した場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうち、一致した方に記憶されている前記データによって、一致しなかった方に記憶されている前記データが更新されるようにすることができる。
また、前記第1の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値の双方とも、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値と一致した場合、および双方とも一致しなかった場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置に対して所定の初期値が書き込まれるようにすることができる。
また、前記第2の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値の双方とも、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値と一致した場合、および双方とも一致しなかった場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置に対して所定の初期値が書き込まれるようにすることができる。
また、第1の制御装置または第2の制御装置による第3の記憶装置または第4の記憶装置へのデータの書き込み中にエラーが発生し、第3の記憶装置のデータと第4の記憶装置のデータとが一致しなくなった場合でも、第1の制御装置または第2の制御装置の初期化開始時には第3の記憶装置のデータと第4の記憶装置のデータのうち正しい方のデータを初期値として使用することができる。
また、第1の制御装置または第2の制御装置が交換され、第3の記憶装置のデータと第4の記憶装置のデータとが一致しない状態になっている場合でも、第1の制御装置または第2の制御装置の初期化開始時に、第3の記憶装置および第4の記憶装置とは別の装置で設定されていたデータが第3の記憶装置および第4の記憶装置の初期値として使用されることがないようにすることができる。これにより、誤ったデータが初期値として使用されることを抑制することができる。
図2のフローチャートに示したように、NVRAM11のBMC21が書き込みを行う領域に記憶されているデータと、NVRAM12のBMC21が書き込みを行う領域に記憶されているデータとを比較し(ステップS1)、比較の結果、両者が一致しない場合(ステップS2のNO)には、まず、NVRAM11のBMC21が書き込みを行う領域に記憶されているデータに基づいてハッシュ値またはチェックサムを計算し(捨てプログラムS3)、計算した結果として得られたハッシュ値またはチェックサムと、バックアップNVRAM211に格納されているハッシュ値またはチェックサムとの比較を行う(比較A)(ステップS4)。両者が一致する場合(ステップS2のYES)、そのままデータを使用する(ステップS10)。
図3のフローチャートに示したように、NVRAM11のBMC31が書き込みを行う領域に記憶されているデータとNVRAM12のBMC31が書き込みを行う領域に記憶されているデータとを比較し(ステップS21)、両者が一致しない場合(ステップS22のNO)には、まず、NVRAM11のBMC31が書き込みを行う領域に記憶されているデータに基づいてハッシュ値またはチェックサムを計算し(ステップS23)、計算した結果として得られたハッシュ値またはチェックサムと、バックアップNVRAM311に格納されているハッシュ値またはチェックサムとの比較を行う(比較C)(ステップS24)。
2,3 システム
11,12 NVRAM
21,31 BMC
211,311 バックアップNVRAM
Claims (24)
- 記憶部を有し所定の制御処理を実行する二重化された制御装置と、前記制御装置とは独立して設けられ、前記制御装置によってデータの書き換えが可能な二重化された記憶装置とを備える二重化システムにおける制御方法であって、
前記制御装置は、
前記記憶装置の少なくともいずれか一方にデータを書き込む第1の書き込みステップと、
前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記記憶部の一方に書き込む第2の書き込みステップと、
起動時に、前記記憶装置の双方に書き込まれた前記データ同士を比較し、両者が一致するか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップにおいて、両者が一致しないと判定されたとき、前記記憶装置の一方に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記記憶装置の他方に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記記憶部の一方に書き込まれた前記算出値とを比較する第1の比較ステップと、
前記第1の比較ステップにおける比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第2の判定ステップとを実行し、
前記制御装置は、前記二重化された記憶装置とは独立した交換単位であり、
前記制御装置が交換される際は、交換前に使用していた前記二重化された記憶装置をそのまま使用する
ことを特徴とする二重化システムにおける制御方法。
- 第1の記憶装置を有し所定の制御処理を実行する第1の制御装置と、第2の記憶装置を有し所定の制御処理を実行する第2の制御装置と、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置とは独立して設けられ、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置によってデータの書き換えが可能な第3の記憶装置および第4の記憶装置とを備える二重化システムにおける制御方法であって、
前記第1の制御装置は、
前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうちの少なくともいずれかにデータを書き込む第1の書き込みステップと、
前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記第1の記憶装置に書き込む第2の書き込みステップと、
起動時に、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データと、前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データとを比較し、両者が一致するか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップにおいて、両者が一致しないと判定されたとき、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値とを比較する第1の比較ステップと、
前記第1の比較ステップにおける比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第2の判定ステップとを備え、
前記第2の制御装置は、
前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうちの少なくともいずれかにデータを書き込む第3の書き込みステップと、
前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記第2の記憶装置に書き込む第4の書き込みステップと、
起動時に、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データと、前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データとを比較し、両者が一致するか否かを判定する第3の判定ステップと、
前記第3の判定ステップにおいて、両者が一致しないと判定されたとき、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値とを比較する第2の比較ステップと、
前記第2の比較ステップにおける比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第4の判定ステップとを実行し、
前記第1の制御装置および前記第2の制御装置は、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置とは独立した交換単位であり、
前記第1の制御装置または前記第2の制御装置が交換される際は、交換前に使用していた前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置をそのまま使用する
ことを特徴とする二重化システムにおける制御方法。
- 前記算出値は、前記データに基づいて算出された前記データのサイズよりも小さいサイズのハッシュ値である
ことを特徴とする請求項2に記載の二重化システムにおける制御方法。 - 前記算出値は、前記データに基づいて算出された前記データのサイズよりも小さいサイズのチェックサムである
ことを特徴とする請求項2に記載の二重化システムにおける制御方法。 - 前記第1の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のいずれか一方と、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値とが一致した場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうち、一致した方に記憶されている前記データによって、一致しなかった方に記憶されている前記データが更新される
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の二重化システムにおける制御方法。 - 前記第2の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のいずれか一方と、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値とが一致した場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうち、一致した方に記憶されている前記データによって、一致しなかった方に記憶されている前記データが更新される
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の二重化システムにおける制御方法。 - 前記第1の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値の双方とも、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値と一致した場合、および双方とも一致しなかった場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置に対して所定の初期値が書き込まれる
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の二重化システムにおける制御方法。 - 前記第2の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値の双方とも、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値と一致した場合、および双方とも一致しなかった場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置に対して所定の初期値が書き込まれる
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の二重化システムにおける制御方法。 - 記憶部を有し所定の制御処理を実行する二重化された制御装置と、前記制御装置とは独立して設けられ、前記制御装置によってデータの書き換えが可能な二重化された記憶装置とを備える二重化システム制御装置であって、
前記制御装置は、
前記記憶装置の少なくともいずれか一方にデータを書き込む第1の書き込み手段と、
前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記記憶部の一方に書き込む第2の書き込み手段と、
起動時に、前記記憶装置の双方に書き込まれた前記データ同士を比較し、両者が一致するか否かを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段によって、両者が一致しないと判定されたとき、前記記憶装置の一方に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記記憶装置の他方に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記記憶部の一方に書き込まれた前記算出値とを比較する第1の比較手段と、
前記第1の比較手段による比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第2の判定手段とを備え、
前記制御装置は、前記二重化された記憶装置とは独立した交換単位であり、
前記制御装置が交換される際は、交換前に使用していた前記二重化された記憶装置をそのまま使用する
ことを特徴とする二重化システム制御装置。
- 第1の記憶装置を有し所定の制御処理を実行する第1の制御装置と、第2の記憶装置を有し所定の制御処理を実行する第2の制御装置と、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置とは独立して設けられ、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置によってデータの書き換えが可能な第3の記憶装置および第4の記憶装置とを備える二重化システム制御装置であって、
前記第1の制御装置は、
前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうちの少なくともいずれかにデータを書き込む第1の書き込み手段と、
前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記第1の記憶装置に書き込む第2の書き込み手段と、
起動時に、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データと、前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データとを比較し、両者が一致するか否かを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段によって、両者が一致しないと判定されたとき、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値とを比較する第1の比較手段と、
前記第1の比較手段による比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第2の判定手段とを備え、
前記第2の制御装置は、
前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうちの少なくともいずれかにデータを書き込む第3の書き込み手段と、
前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記第2の記憶装置に書き込む第4の書き込み手段と、
起動時に、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データと、前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データとを比較し、両者が一致するか否かを判定する第3の判定手段と、
前記第3の判定手段によって、両者が一致しないと判定されたとき、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値とを比較する第2の比較手段と、
前記第2の比較手段による比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第4の判定手段とを備え、
前記第1の制御装置および前記第2の制御装置は、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置とは独立した交換単位であり、
前記第1の制御装置または前記第2の制御装置が交換される際は、交換前に使用していた前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置をそのまま使用する
ことを特徴とする二重化システムにおける制御装置。
- 前記算出値は、前記データに基づいて算出された前記データのサイズよりも小さいサイズのハッシュ値である
ことを特徴とする請求項10に記載の二重化システムにおける制御装置。 - 前記算出値は、前記データに基づいて算出された前記データのサイズよりも小さいサイズのチェックサムである
ことを特徴とする請求項10に記載の二重化システムにおける制御装置。 - 前記第1の比較手段による比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のいずれか一方と、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値とが一致した場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうち、一致した方に記憶されている前記データによって、一致しなかった方に記憶されている前記データが更新される
ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の二重化システムにおける制御装置。 - 前記第2の比較手段による比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のいずれか一方と、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値とが一致した場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうち、一致した方に記憶されている前記データによって、一致しなかった方に記憶されている前記データが更新される
ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の二重化システムにおける制御装置。 - 前記第1の比較手段による比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値の双方とも、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値と一致した場合、または双方とも一致しなかった場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置に対して所定の初期値が書き込まれる
ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の二重化システムにおける制御装置。 - 前記第2の比較手段による比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値の双方とも、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値と一致した場合、または双方とも一致しなかった場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置に対して所定の初期値が書き込まれる
ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の二重化システムにおける制御装置。 - 記憶部を有し所定の制御処理を実行する二重化された制御装置と、前記制御装置とは独立して設けられ、前記制御装置によってデータの書き換えが可能な二重化された記憶装置とを備える二重化システムにおける制御プログラムであって、
前記制御装置に、
前記記憶装置の少なくともいずれか一方にデータを書き込む第1の書き込みステップと、
前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記記憶部の一方に書き込む第2の書き込みステップと、
起動時に、前記記憶装置の双方に書き込まれた前記データ同士を比較し、両者が一致するか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップにおいて、両者が一致しないと判定されたとき、前記記憶装置の一方に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記記憶装置の他方に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記記憶部の一方に書き込まれた前記算出値とを比較する第1の比較ステップと、
前記第1の比較ステップにおける比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第2の判定ステップとを実行させ、
前記制御装置は、前記二重化された記憶装置とは独立した交換単位であり、
前記制御装置が交換される際は、交換前に使用していた前記二重化された記憶装置をそのまま使用させる
ことを特徴とする二重化システムにおける制御プログラム。
- 第1の記憶装置を有し所定の制御処理を実行する第1の制御装置と、第2の記憶装置を有し所定の制御処理を実行する第2の制御装置と、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置とは独立して設けられ、前記第1の制御装置および前記第2の制御装置によってデータの書き換えが可能な第3の記憶装置および第4の記憶装置とを備える二重化システムにおける制御プログラムであって、
前記第1の制御装置に、
前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうちの少なくともいずれかにデータを書き込む第1の書き込みステップと、
前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記第1の記憶装置に書き込む第2の書き込みステップと、
起動時に、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データと、前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データとを比較し、両者が一致するか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップにおいて、両者が一致しないと判定されたとき、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値とを比較する第1の比較ステップと、
前記第1の比較ステップにおける比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第2の判定ステップとを実行させ、
前記第2の制御装置に、
前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうちの少なくともいずれかにデータを書き込む第3の書き込みステップと、
前記データに対して所定の演算を行うことによって算出された算出値を前記第2の記憶装置に書き込む第4の書き込みステップと、
起動時に、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データと、前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データとを比較し、両者が一致するか否かを判定する第3の判定ステップと、
前記第3の判定ステップにおいて、両者が一致しないと判定されたとき、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のそれぞれと、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値とを比較する第2の比較ステップと、
前記第2の比較ステップにおける比較結果に応じて、前記データの正否を判定する第4の判定ステップとを実行させ、
前記第1の制御装置および前記第2の制御装置は、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置とは独立した交換単位であり、
前記第1の制御装置または前記第2の制御装置が交換される際は、交換前に使用していた前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置をそのまま使用させる
ことを特徴とする二重化システムにおける制御プログラム。
- 前記算出値は、前記データに基づいて算出された前記データのサイズよりも小さいサイズのハッシュ値である
ことを特徴とする請求項18に記載の二重化システムにおける制御プログラム。 - 前記算出値は、前記データに基づいて算出された前記データのサイズよりも小さいサイズのチェックサムである
ことを特徴とする請求項18に記載の二重化システムにおける制御プログラム。 - 前記第1の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のいずれか一方と、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値とが一致した場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうち、一致した方に記憶されている前記データによって、一致しなかった方に記憶されている前記データが更新される
ことを特徴とする請求項18乃至20のいずれかに記載の二重化システムにおける制御プログラム。 - 前記第2の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値のいずれか一方と、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値とが一致した場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置のうち、一致した方に記憶されている前記データによって、一致しなかった方に記憶されている前記データが更新される
ことを特徴とする請求項18乃至20のいずれかに記載の二重化システムにおける制御プログラム。 - 前記第1の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値の双方とも、前記第1の記憶装置に書き込まれた前記算出値と一致した場合、および双方とも一致しなかった場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置に対して所定の初期値が書き込まれる
ことを特徴とする請求項18乃至20のいずれかに記載の二重化システムにおける制御プログラム。 - 前記第2の比較ステップにおける比較の結果、前記第3の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値、および前記第4の記憶装置に書き込まれた前記データから算出された算出値の双方とも、前記第2の記憶装置に書き込まれた前記算出値と一致した場合、および双方とも一致しなかった場合、前記第3の記憶装置および前記第4の記憶装置に対して所定の初期値が書き込まれる
ことを特徴とする請求項18乃至20のいずれかに記載の二重化システムにおける制御プログラム。
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